2019年5月11日 (土曜日)

LFJ2019 ペルト/スターバト・マーテル 他

ペルト:何年も前のことだった

ペルト:7つのマニフィカト・アンティフォナ

ペルト:スターバト・マーテル

ヴォックス・クラマンティス(声楽アンサンブル)  ダニエル・キリカル(C-T) ヴォックス・トリオ(弦楽三重奏) ヤーン=エイク・トゥルヴェ(指揮)

ペルトの声楽曲も生で聴くのは初めてかな。これも・・・すごく聴きたかったわけでもなかったけど、ライヒ以外に特に行きたいものがなかったので、「まあ、一つコンサートに行って帰るのもなんか勿体無いし」と思って選んだコンサート。ペルトはまだ生きているようで現代音楽の範疇なのだけど、イージーリスニング的に聴くことも可能だし、静謐な曲調が万人に受け入れられる(ライヒもある意味万人向けなのに何故席残る)数少ない人気作曲家である。

演奏は素晴らしかった。観客もお行儀がよく静かに聴いていた。が、全く自分のことで他の人には関係のないことなのだが、私の隣の席の男性がつけているバンだかエイトフォーだかの匂いがすごくて、ハンカチで鼻と口を押さえながらの鑑賞で若干集中出来なかったのが悔やまれる。隣にいる奥さん、気づかないのかな。あまりない経験。

あと、まあLFJでは仕方ないのだけど、ホールがやはりコンサート向けではなく、ペルト演奏では不可欠の残響があまりなかったのは残念。もしかしてペルトに関していえば悪名高きAホールのほうが残響が凄いので向いていたかもしれん。しかし客が入らないか。

それと、出演者の皆様西洋人で背も高くとてもスタイリッシュな方々で「ああ、やっぱり日本人とは違うな」と若干凹んだりしたのですけど、何故かメガネをかけずに鑑賞しててふと気がついたら合唱の方々がiPadで楽譜を見て歌ってらしたので、ちょっとビックリ。いや、今時珍しくないでしょ、と思うかもだけど、なんか何世紀も前のイコン絵から出てきたような人々がiPad使ってるのってなんか新鮮でかっこいいなと思ったわけで。で、ふと見ると指揮者もなんだかスティーブ・ジョブズみたいな風貌だったので、演奏が終わったら今にも「はい、新しいiPhoneは・・・」とかプレゼンしそうな感じだった・・・なんて思ったのはきっと私だけですごめんなさい。

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2019年5月 6日 (月曜日)

LFJ2019 丸の内無料コンサート(芸大生 声楽科) 5月5日

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(写真は1日目のもの)

岸野裕貴(テノール)

松平幸、荒木里佳子、今状華乃子、出水巳子(ソプラノ)

朝11時半にぎりぎり間に合い、立ち見。藝大の大学院声楽科の方々による、アリアや歌曲など。まあ、こうもりだのボエームだの普通のポピュラー名曲ばかりだったが、最後の歌手さんがブリテンとウォルトンを歌い、珍しいなと思った。貰ったパンフレットによるとブリテンは「カリプソ」との記述だったが、ウォルトンは曲の発表なくいまだに謎。警笛を吹いたりやけに急いでいるような歌詞の内容だったが、英国歌曲はあまりに情報がすくないのでもやもやする。

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国際フォーラム外での屋台の食事が毎回楽しみだが、今月に会社の健康診断が控えているので、一人の時はサブウェイのサンドイッチ(野菜いっぱい、ドレッシングなし等)を食べていた。GWのため人でいっぱいの丸ビルだが、サブウェイはなぜかガラガラ。ゆっくりできて大変ありがたかったが、あまりに暇そうで店員のバイトのおにゃのこがチャラい男の人たちにナンパされていて気の毒に思った。

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LFJ2019 5月4日無料コンサート (覚え書き)

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東京ユヴェントス・フィルハーモニー管弦楽団

坂入健司郎 指揮 

石上真由子 (ヴァイオリン)

ラヴェル:ツィガーヌ

レスピーギ:「ローマの松」よりアッピア街道の松

(キオスクステージ)

ひょうひょうとした指揮者と、まだ若いチャーミングな女性によるツィガーヌ。まえに小林美樹ちゃんの演奏を聴いたことあるが、難しい曲だよねこれ。演奏は見事。

アッピアは学生時代に演奏したことがあるので、懐かしく聴いた。ダイナミックレンジの大きい曲なので、私の前で立ち見をしていた小学生のおにゃのこたちがびっくりして耳を塞いでたのが面白かった。

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パソナグループ夢オーケストラ

曽我大介 指揮

外村理紗 (ヴァイオリン)

チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲

チャイコフスキー:交響曲第4番 第4楽章

立ち見で途中から聴いたが、大変堂々とした演奏。よく見えなかったが、演奏後の指揮者の話によるとまだ18歳だという。演奏中に観客の男の人がそこら辺の係員の女の子に「あの人は何歳なのですか?え?」と恐ろしく詰め寄っていてただ観客整理をしてるだけの子なのに大変気の毒になった。

おそらく近いうちに(有料の)演奏会とかで見かけるようになるのかな。

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外で食べた美味しかったピザ。

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2019年5月 4日 (土曜日)

LFJ2019 幻想の旅〜チュニジアの砂漠とスコットランドの風景

フロレンツ:交響詩「クザル・ギザール」(赤照の砂漠)

ブルッフ :スコットランド幻想曲

ヤン・ミサ(ヴァイオリン)

リオ・クォクマン指揮/ウラル・フィルハーモニー・ユース管弦楽団(5月3日)

私にとって今回最初の有料演奏会。指揮者がエンヘという人から毎度おなじみクォクマンに変わった。エンへは何でも急病とのこと。アナウンスで「楽しみにしてた方すいません」的なことを申していたけれど、全然知らない指揮者だったし、クォクマンの方が知ってたのでよかったかもしんね。

珍曲マニアのためこのプログラムを選んだのだけど、まあガラガラとまではいかないけど若干空席はあり。しかも、私の前の列は「最もクラヲタが恐れる」コンサート初めてらしい幼児とその親たち4人であった。2才か3才くらいの男児と女児と若いお父さんお母さんであり。「我々でも初めて聞くような音楽を何故選んだ」と思った。案の定、曲が始まる前から女児は謎の言葉を発しながら叫び始めた。お母さんに取り押さえられてもがいていた。

一曲目はなんとか持ちこたえ(ギャアギャア泣くとかがなかったという程度)、一曲目が終わると早々4人は出て行った。まあ、それが賢明だよね。小さい子はこんな暗闇で不協和音ばかりの音楽は不安になるだけだ。別に「この音楽祭はこうしたもの」と思っているので幼児の鑑賞については怒ったりはしないけど、子供がかわいそうだな、とは思う。

フロレンツという作曲家は初めて聞いた(名前も)。事前にYouTubeで聞いておいたのでどういう曲かはわかっていた。凄く・・・眠気を誘うような曲である。日本初演というのがよくわかった。私は睡眠が足りていたせいか全然眠くはなかったが、隣にいた見知らぬおっさんは早々に寝ていた。砂漠って行ったことないけど、こんな感じなのかな。まあ、基本的に砂漠は砂しかないし、ただただ暑いだけだと思われるのでそれはよく出ていたかなと。

それにしても、どの段階で指揮者はかわったのだろう。この謎曲(カップヌードルにおける謎肉的な意味で)を急に振ることになってビックリしたんじゃないかな。まあ、名演とかそういうのはよくわからんけど。そもそもの指揮者エンヘも気になるところではあった。

2曲目。こっちは有名な曲なので、ほっとする感じ・・・とはいえじつはこの曲聴くの初めて。ブルッフはヴァイオリン協奏曲は結構好きでCDも実演もよく聞くけど、このスコットランドなんちゃらも同じようにいい曲であった。なかなかおわんない感じがちょっとベートーヴェンみたいだなと思った。ちゃんとした演奏でいい席で生で聴けて良かった。

今回のオケはユースオケとのことなので「どんなかな」と思ったけど、若々しいとてもよい演奏であったと思った。若い女性が多く(とくに弦楽器)、私は女だからアレだけど殿方であれば「若いロシア系の金髪ねーちゃんがたくさん見られて嬉しい」とか思うのではないか(ないか)。知らないオケはどうもこの音楽祭では当たり外れが多いので心配だったけどこのレベルならどの演奏会でもきっといい演奏をするのでは、と想像。例えばマーラーの巨人とか合ってそうとおもったけど、残念ながらタタルスタン。

ヤン・ミサさんも初めて聴くヴァイオリニストかと思うけど(この音楽祭ではお馴染み)、とても伸びやかでよい演奏。楽器もよく鳴っていたしきっといい楽器なのだろう。もっと他の演奏も聴きたかったなと思った。今回あんまり行きたい演奏会が少なくて3つしかとってないんだけど。

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2018年9月22日 (土曜日)

フィルハーモニア・エテルナ 第24回定期演奏会

十束尚宏作曲 ギルガメシュ叙事詩より
M.ロージャ作曲 ヴァイオリン協奏曲 作品24【日本初演】
D.ショスタコーヴィチ作曲 交響曲第8番ハ短調 作品65

指揮:十束 尚宏   フィルハーモニア・エテルナ
ヴァイオリン独奏:ヴィルフリート・和樹・ヘーデンボルク
.(9月17日 すみだトリドフォニーホール)
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知り合いより券をまわしてもらって行ってきたコンサート。気にはなってたのだが、なんだかスルーしていた。連絡もらえてよかった。
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「ベン・ハー」などの映画音楽の作曲家であるミクロス・ロージャの作曲したヴァイオリン協奏曲は日本初演だそうである。以前、知り合いのアマオケさんがヴィオラ協奏曲の初演をしたのを聴きにいったことがあったが、その時の感想は「オシャレな感じの日本むかしばなしみたい・・・というふんわりとした印象」という非常にわかりにくい感想だった。(今聴いてみると・・・なるほど的な。)
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作風的にはヴィオラ協奏曲もヴァイオリン協奏曲も変わらない感じなのだけど、ヴァイオリンが華やかな楽器であるために、「日本むかしばなし」というよりはハンガリー映画音楽みたいな感じである(そのまんまやろ)。
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ところで、このアマオケさんの過去の共演ソリストは異様に豪華である。何かコネでもあんのかな。なんとウィーン・フィルの団員さんである。私がこのブログを始めたころ、このソリストの方もブログを(合唱団員の奥様とともに)されており、楽しみに読んでいた。ニューイヤーコンサートで演奏姿を見かけて「ああ、やっぱりホントなんだ~(←失礼)」と思ったりした。そのうち、ブログはお止めになってしまったので、とても残念に思った。
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ソロの演奏を聴くのは今回初めてである。さすがはウィーン・フィルの人だ!とは思ったが、演奏がというよりは曲のポイントになるところが結構私わからなくて、「どうしよう」とか思った。やはりお国の作曲家のバルトークの影響は強いのかな。カデンツァとかすごく難しそうなパッセージをバリバリと弾いていてかっこいいなと思った。
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盛大なる拍手に応えて、アンコールは2曲。パガニーニの難しそうな曲と(曲名を見て帰るのをすっかり忘れた)、タレガのアルハンブラの思い出。曲についてちょっとお話しするのを聞いたが、まったくの日本語ネイティブなのね。
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曲が前後してしまったが、一曲目は指揮者の作曲した「ギルガメッシュ叙事詩」とやらの曲である。無論、まったく初めて聴く曲である。まったくの歴史音痴なので、ギルガメッシュさんがいったい何者なのかよくわからず、作曲者によるギルガメッシュについての熱い解説を読んでもさっぱりわからなかったので、「まあいいや、なんか壮大な感じなんだろうな」と思い、前日に(AUビデオパスで)観たインド映画「バーフバリ」みたいな感じなのかなあとか勝手に思った。(バーフバリは映画館で観ないとダメだ、ということはわかった)
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与えられた席が前から5番目というかなり接近した席だったので、恐ろしく圧迫感を感じた。とにかく音がでっかかった。まあ全体的に壮大な感じはしたので間違ってはなかったかなあと(てきとー)。
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全体的になかなか演奏の水準も高く、とてもありがたいコンサートであった。またご縁があったら聴きに行きたい。

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2018年7月30日 (月曜日)

戦没学生のメッセージⅡ トークイン・コンサート

Photo藝大21 戦没学生のメッセージⅡ
トークイン・コンサート
「戦時下の音楽~教師と生徒」

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▮トーク
片山 杜秀  (慶應義塾大学法学部教授)
▮プログラム
葛原 守/歌曲《かなしひものよ》※
鬼頭 恭一/歌曲《雨》(清水史子詩)※
村野 弘二/歌曲《小兎のうた》(島崎藤村詩)
信時 潔/歌曲《春秋競憐判歌》(額田王詞)
下總 皖一/《箏独奏のためのソナタ》
鬼頭 恭一/《無題(アレグレット イ短調)》※
葛原 守《自由作曲(オーボエ独奏曲)》※
村野 弘二/オペラ《白狐》(岡倉天心台本)より第二幕〈こるはの独唱〉

橋本 國彦/歌曲《をみなら起ちぬ》(深尾須磨子詩)
細川 碧/東京音楽学校謹撰《明治天皇御製》(明治天皇作歌)
草川 宏/交声曲《昭南島入城祝歌》(佐藤惣之助詩/髙橋宏治補作・編曲)
(※は昨年も演奏された曲)

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出演
金持 亜実(ソプラノ) 
永井 和子 山下 裕賀(メゾソプラノ) 
大平 倍大(テノール)
今尾 滋(テノール/バリトン) 
田中 奈央人(箏) 
河村 玲於(オーボエ)
田中 翔平 森 裕子 松岡 あさひ(ピアノ) 
千葉 芳裕(合唱指揮)
小鍛冶 邦隆(指揮) 
東京藝大学生・卒業生有志オーケストラ&コーラス

(7月29日 奏楽堂)

昨年に続いて鑑賞。まあ、戦争によって命を失い活動を絶たれた東京音楽学校生の作品を復活演奏する、という趣旨は同じなのだけど、まあ個人的には私の大好きな村野弘二の「こるはの独唱」をまた聴きたかったので、台風一過の暑い中出かけた。ただ、今回はプログラム的に前回よりかなりパワーアップしているようで、前回はピアノ伴奏のものがほとんどだったが今回はフルオーケストラに合唱の曲が演奏された。
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それと今回素晴らしかったのは、この分野ではスペシャリストと思われる片山杜秀先生が解説者として登場したことか。勝手な想像として最初のほうでちょろっとお話しされるくらいなのかなあと思ってたけど、結構メインにずっと解説をしてくださったので、もうなんか有難くて「イヨッ!モリヒデ!」とか声をかけたくなった(失礼なのでしませんけど)。
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まあ、曲目的には昨年とかぶっているものが多かった。戦没学生さんの作品はそんなに残ってないので仕方ないのかな。その分を埋めるべく、彼らのお師匠の作品が演奏された。

前に交響曲の演奏を聴きに行った橋本國彦のオケ伴奏つきの歌曲は結構びっくりであった。橋本國彦は(私の勝手な印象では)メロディックで夢見がちな、どっちかっつーとフランス音楽に近い、近代的だがわかりやすい作風・・・と思っていたが、なんかベートーヴェンみたいな勇ましい感じだった。まあ、歌詞の内容が・・・男子だけでなく、おなごもみんな頑張れ!的な・・・「いさぎよく、いさぎよく、たもとをたちて(略)ははもたちぬ、つまもたちぬ、をとめもたちぬ」みたいな感じなもんでね。

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こんな感じかな。片山先生の解説によると「この時代の音楽、ベートーヴェンになりがち」だと。

しかし、今回の演奏会の白眉は戦没学生・草川宏作曲によるカンタータ「昭南島入場祝歌」である。だが・・・いかんせんオーケストレーションが完成しているわけではないので、高橋宏二さんによる補筆によって完成された版による演奏となっている。どの程度オリジナルなのか、どのくらい手を加えられたものなのか、あたしにゃよくわからないけれど(おそらく随分加筆されているように思う、解説を読む限り)、とても興味深く聴いた。これを聴くだけで行った甲斐はあったように思う。

まあ、題名からするとそこらへんの右翼?がスピーカーで爆音で流しそう・・・みたいな曲を想像しちまいがちなのだが、そんなことは全然ない。全くの芸術作品である(と思う)。昔昔の東洋の島国なのに、当時の最先端の西洋クラシック音楽の影響を受けまくっている。最初はR・シュトラウスの「日本建国2600年祝典曲」を思わせるし、中間部はなんと・・・ほとんどマーラーである。解説よると1930年代には指揮者プリングスハイムが来日しており、東京音楽学校にてマーラーの交響曲を何曲も初演したりしてたから、もしや学生さんもそれを耳にして影響を受けたのかなあ・・・と思う。また最後のほうではなんと、シェーンベルクばりの不協和音の音楽が聴かれたりする。そこらへんは師匠の橋本國彦の影響かと(と、解説にある)。

以上、色々とまあバラエティに富んだ演奏会だったので(長くなるので)全部を解説するのはやめとくが、なかなかお勉強になったので行ってよかったと思う。昨年の演奏会の模様はCD化されているのでご興味のある方は購入されたらいかがだろう(会場では売ってたけど、一般には売っているのかな)。ただ、気になったのは今回の演奏会ももしかしてCD化されるのかもしれないけど、観客にはお年寄りが多くて補聴器の音がひっきりなしだったため、どうなるのかなという心配はあった(今の技術でなんとかできるのかな)。
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戦没学生のメッセージ~戦争に散った若き音楽学徒たち (CD)

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2018年5月 6日 (日曜日)

lfj2018 貴志康一/交響曲「仏陀」

貴志康一:交響曲「仏陀」
(楽譜提供 学校法人甲南学園 貴志康一記念室)
本名徹次 指揮
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

(5月5日 国際フォーラム ホールC)
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ゲイゲキのグレチャニノフとともに、前もって買っておいたものの一つ。「貴志康一がLFJで聴けるなんて!凄い!」とは思って取ったのだけど、そもそも貴志康一って有名なの? 私はリアル中二病の頃フルトヴェングラーのファンだったからそういう日本人がいたのは知ってたけど。
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まあ、日本人のようろっぱ音楽留学が珍しい時代に、留学したものの20代で死んだ大金持ちの息子で、ベルリン・フィル指揮したりヴァイオリン弾いたりした人、などというざっくりふんわりした知識。
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会場に入ってみたら、案の定ガラガラなんだけど・・・なんか・・・おっさんばっかり。私の行くコンサートはまあ、いつもおっさんばっかりなのだけれど、違う種類のおっさん。なんというか、「タモリ倶楽部」に出てくるマニアックな何かの専門家のおっさん、みたいな感じ。
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それと、おされとは無縁の大学生のおとこにょこたち(←ごめんなさい)。いつも私が見るワグネリアン、マーラリアンの男性たちとはちょっと違う。
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この感じ、なんだろう・・・と思ったら、前にヲタ友たちに連れてってもらった「ニッポニカ」のコンサートの観客とおんなじ種類の人々だった。というかおそらく同じ人たちが集結したのだろう。
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で、まあ。くれぐれも言っておくけどこれはLFJ。対象年齢は3歳以上。こんなコンサートに何故幼児連れ?というのはしょうがない。もう最終日で、取れるコンサートがこれしかなかったのだろう。だから、文句は言うまい。みんな、文句言っちゃだめだ。演奏してくれたことに感謝。しかもシティ・フィルで。
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ということを踏まえて。
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曲の印象。日本人がR・シュトラウス全盛の時代のドイツに留学して見よう見真似で交響曲作ってみましたというかんじ。西洋音楽の手法で奏でられるド演歌。意外とびっくりの大編成(こんなに必要なの?)。打楽器が色々(時代じゃのう)。マーラーでお馴染みのムチやら弦をぱしぱし弓でたたく奏法。なのになぜか第3楽章はほぼ「魔法使いの弟子」。
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まあ、なにぶんにも若者の書いた交響曲だもんで、未完成な感じは否めないものの時代を感じさせてよかった。面白かったなり。もっとこういうのやってほしい。客入らないけど。

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2018年3月30日 (金曜日)

東京・春・音楽祭 プラド美術館記念コンサート

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「プラド美術館展」記念コンサートvol.1
西山まりえ(バロック・ハープ)&阿部早希子(ソプラノ)
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伝L.R.デ・リバヤス(1626- after 77):エスパニョレタスとタランテラ[ハープ・ソロ]
A.M.イ・コル(c.1680- c.1734):ラス・フォリアス[ハープ・ソロ] [試聴]
J.マリン(c.1619-99):
 瞳よ、私を蔑むのなら
 そんな風に思わないで、メンギーリャ
G.フレスコバルディ(1583-1643):第三旋法のトッカータ[ハープ・ソロ] [試聴]
C.モンテヴェルディ(1567-1643):苦しみはかくも甘く [試聴]
A.ファルコニエーリ(1585/86-1656):
 甘美なる旋律[ハープ・ソロ] [試聴]
 ああ、限りなく美しい髪よ [試聴]
J.イダルゴ(1614-85):愛が彼女たちをまごつかせる [試聴]
[アンコール]
イダルゴ:ああそうだ いやちがう
(上野 国立西洋美術館 3月26日)
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有給休暇の日。上野動物園の赤ちゃんパンダを見ることができたのは12:40~13:00で、時間もちょうどよかったので国立西洋美術館でバロックコンサートを鑑賞。
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実は西洋美術館では「プラド美術館展」を開催中で、コンサートの中に美術館の料金も入っていて見られるようになっていた。しかし私はすでにこの展覧会を観てしまっていたので、ちょっと損した感。まあ、上野動物園はあんなにいろいろな動物が楽しめたのに入場料はたったの600円だったので(あまりに申し訳なくて、会社のお土産とか友人のお土産とか自分のお土産とか色々購入)、よしとしよう。
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演奏の前に「プラド美術館展」の企画者の方?のこの展覧会と音楽とのかかわり的なお話があり。まあ、美術に興味があり美大通ってた者なのでなんか学校の講義を思い出して懐かしかった。今はクソつまんない仕事をしているけれど、貧乏なのに大好きな美術の学校に通わせてくれてありがとうママン&パパン。長生きしてね。
 
バロック音楽系統はあまり詳しくないのだが、わからんながらかなりの憧れはある。「アントネッロ」という集団がいるのはちょっと覚えていたが、そのメンバーの一人という西山まりえさんのバロック・ハープ。この楽器についてのお話があり、現代のオケのハープとの違いを説明。ペダルがないとか、弦の張り方の構造が違うとか色々。
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ハープの独奏の曲とソプラノの独唱とハープの伴奏の曲の構成。どの曲もチャーミングでうっとり。やはりモンテヴェルディは大御所の作曲家であるなあと思った。あと、J・イタルゴという作曲家の曲は素敵で、アンコールの曲もカワイイな、と思った。
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アンコール曲。
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2018年1月 7日 (日曜日)

NHKニューイヤーオペラコンサート2018 幻想と現実の間

2018opera出演(登場順)
黒田博 砂川涼子 林美智子 櫻田亮 嘉目真木子 盛田麻央 守谷由香 小泉詠子 市原愛 小林沙羅 幸田浩子 村上敏明 藤木大地 藤田卓也 中村恵理 清水香澄 笛田博昭 上江隼人 大村博美 福井敬 妻屋秀和
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山田武彦(ピアノ)
新国立歌劇場合唱団 二期会合唱団 藤原歌劇団合唱部 びわ湖ホール声楽アンサンブル
冨田恭平(合唱指揮)
沼尻竜典指揮 東京フィルハーモニー交響楽団
井上芳雄、髙橋美鈴アナウンサー(司会)
(1月3日 NHKホール)
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本年初ライブ。年末に気が付いたらもう3階席しか残ってなく。前から2番目だったので音はまあ聴こえたけど双眼鏡(オペラグラスではない)で見てもやはり遠いなという印象。例えば、髪の毛にメッシュ入れてたとかは家に帰ってテレビ見て気が付いた。
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ナマはやっぱりいいなあと思った歌手も、いや、テレビのほうがよく聞こえるなあという歌手もおり。大体の歌手は前者だが、お目当てだった櫻田さんはテレビのほうがよく聞こえた。まあ、櫻田さんは3月にエヴァンゲリストでたっぷり美声を堪能する予定なのでまあ、ここは我慢。ここはNHKホール。早く券を手に入れないのが悪いのだ。
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後半は比較的お目当ての曲目が並んでいたので券取ったのだが、第一部は全部モーツァルトだったので、正直悲しいものがあった。好きな歌手がたくさん出てきたので我慢してはいたものの、いろんなモツのオペラを組み合わせて物語にしており、あまり楽しめなかった。そもそもモツ苦手な私が盛り下がるのは仕方ないと思うが、場内も盛り上がってるとも思えない。櫻田さん、砂川さん、黒田さん、林さんとひいきにしている歌手さんがモーツァルトを歌うのも・・・・どうかなと。砂川さんはやっぱりイタオペ(いや、フランスものだっていい)歌ってほしいし、櫻田さんはバロックやってほしい。今回はBCJの参加がないので、バロックないのは仕方ないか・・・。
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というわけで、第一部はあんまり楽しめないながらも、ミュージカルのプリンス?の井上さんをナマで観られたのはたいへん有難い。私、何か勘違いしてて「この人はなっちのダンナだ」と思い込んでたら違ってた。知念里奈さんのダンナさんの模様(どうでもいいのだけど)。あと、ちょっとびっくりだったのはカウンターテナーの藤木さんと藝大の同級生で、レッスンも一緒の先生で、入学も一緒で、アパート探しも一緒にして、入学後のクラスも一緒だった・・・とのこと。二人ともテノールの勉強してたのに結局テノール歌手でなく、日本を代表するミュージカルスターとカウンターテナーになったところがすごい。
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それとまあ関心したのは井上さんの司会のそつのなさ。自分のアドリブなのか若干のギャグを織り交ぜながら、とても好感が持てる司会ぶり。残念ながらお歌は一曲も聴けず(石丸乾二さんのときもそうだったが)だったが、司会業でもやっていけそう。紅白の司会とかすればいいのに。俳優さんもしているようだし(TBSの「私を離さないで」に出てたなあ)
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歌手の中で印象に残ったのは、やはり猫の二重唱を歌った小林沙羅さんと市原愛さんの可愛さ。ただ、この曲は(元)猫飼いのクセで猫の鳴き声にいちいち反応してしまうので、ニャーオと言われるといちいち「うん」とか返事をしてしまいそうで苦しかった。
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カウンターテナーの藤木さんのロッシーニはやっぱり素晴らしかった。彼は歌もさることながらこないだのポッペアといいTwitterといい、なかなか面白い人のような気がするので(なんとなくムロツヨシみがある)、お友達の井上芳雄さんと舞台でお話とかすればよかったのになと思った。
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初めて聴いて印象に残ったのは、マンリーコ歌ったテノールの笛田さん。家帰ってテレビで聴いたけど(それも素晴らしかったが)ナマで聴く彼の声は格別。ハイトーンの声もしびれるわあ。藤原の「道化師」どうしようかなあ・・・
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他は通常運転でどの歌手さんも素晴らしく。お目当てのマイスタージンガーも。いややっぱりワーグナーはいいな。沼尻さん得意のワーグナー。途中カットが多くてちょっとアレだったけど。
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まあいろいろと細かいところは(第一部とか、第一部とか第一部とか)文句はあるものの、後半はとても楽しめたし新年早々観に行ってよかったと思う。
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2017年12月26日 (火曜日)

ドッグス・レスキュー・プレゼンツ・チャリティコンサート

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(主な出演者)
仲道郁代(ピアノ)
長谷川陽子(チェロ)
川井郁子(ヴァイオリン)
山下一史(指揮)
<NHK交響楽団メンバー>
白井篤(ヴァイオリン)
田中晶子(ヴァイオリン)
高井敏弘(ヴァイオリン)
佐々木亮(ヴィオラ)
(その他、桐朋学園関係の生徒さんたちと弦楽器を弾く子供たち)
司会:山本モナ
(2017年12月25日 ティアラこうとう大ホール)
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12月給与が出て年末調整も終わり、ちょっと仕事に余裕が出てきたので会社を早く上がってコンサートへ。この日は第九とクリスマスコンサートがほとんどだったのだけど、まあどうせなら変わったものに行ってみようとこのコンサート。
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素敵なメンバーである。仲道さん・長谷川さん・川井さんと超ゴーカ。これで3000円なんてお得じゃない?
しかも。これってチャリティ。券は3000円と安価ながら、この券を買うことによって、殺処分を免れたワンちゃん一匹分の予防接種のワクチン代となるという。コンサートとしては安いけど、あら、犬のワクチンて高いのね。私、猫しか飼ったことないからわからんのだわ。
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と、年末にちょっとはいいことをしようと思いつつホールに向かったが、ホールに入ったとたん、私はとんでもない場違いなところに来てしまった事を察した。場違いオブザイヤー。客席は見渡す限り晴れ着のドレスのおこちゃまと保護者の皆さんである。
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非常に後悔した。赤の他人の子供の発表会に間違って来てしまった感。でもまあ・・・この3000円でワンちゃんが一匹救えるんだ、と思ったら別に悲しくない。まあ、いいじゃないか。
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司会者にもびっくり。「最近山本モナって見ないなあ。何してるんだろう」とたまたま考えてたところだったので。イヌと子供たちと生活されてるらしくお幸せそうだったし相変わらずスタイル抜群だった。まあ・・・私はこのホールの音響を考えて前から13番目くらいの席を取ったので(自由席)、実のところ舞台上の美人さんたちはあまりよく見えなかったのだけど。
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曲目順に、感想メモ。
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ショパン:ワルツ第6番作品64-1「子犬のワルツ」
仲道郁代(ピアノ)
客席は本日のコンサートに出演するおこちゃまたちと付き添いのお母さまたちで騒然としており、自分の子供の舞台が大事なので、かの仲道郁代様がピアノを弾こうとどうでもいいのであった。もったいない。素晴らしい演奏。なのに場内は席を決める親御さんや子供達で騒がしく、仲道さんでさえ前座状態。
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クリスマス・キャロル・メドレー
ちっちゃい子供たちの弦楽オケの演奏。まあ・・・子供なんでこんなかな。ただ、チェロって子供の成長に合わせていろんな大きさのものがあるのね、という発見。とにかく楽器のおけいこはお金がかかる、という想像。
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モーツァルト:フルート四重奏曲 第一番より第一楽章
木村心美(フルート) 五月女恵(ヴァイオリン) 小津達哉(ヴィオラ)山本栞路(チェロ)
大変お上手な(桐朋などの)高校生の音楽家による演奏。普通に楽しめた。これから音楽家として活躍されるのかな。この日ほとんど弦楽器の人ばっかりのなか、唯一の管楽器奏者はいうまでもなくかの有名アイドル夫婦の娘さんである。事前に知ってたらもっと前の方に席取ったのに、残念。まあ遠目に見ても可愛らしかったが。お母様が見に来てた模様(Twitterによると)。
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ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲「アメリカ」
白井篤(ヴァイオリン)田中晶子(ヴァイオリン)佐々木亮(ヴィオラ)水野優也(チェロ)
N響奏者(とチェロは優秀な音大生)による名曲の演奏はさすがに素晴らしい。なんか儲かった気分。でもなんでこの曲?
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サン=サーンス:「白鳥」
長谷川陽子(チェロ) 石岡久乃(ピアノ)
チェロといえばこれ。長谷川さんはいつのまにかお母さんになっており。たくさんの犬と猫と、息子さんにエサをやりながら毎日忙しい日々を過ごされているという話をしていた。(まあ、コンサートの趣旨が趣旨だけに、主要メンバーは指揮者以外は愛犬家で、みんな犬飼ってるらしい)
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ショパン:ピアノ協奏曲第一番 ホ短調 作品11

仲道郁代(ピアノ)白井篤(ヴァイオリン)高井敏弘(ヴァイオリン)佐々木亮(ヴィオラ)水野優也(チェロ)
珍しいショパン編曲の室内楽版の演奏である(これを聴きに行ったようなものだ・・・まあ室内楽版だなんて行くまで知らなかったんだけど)。仲道さんと(ほぼ)N響団員による演奏は大変すばらしかった。こんな場所でなく・・・ちゃんとした演奏環境で聴きたかった。仲道さんの詩的でなおかつダイナミックなピアノ、伴奏というにはもったいないくらいの弦の素晴らしさ・・・。しかし、この演奏会の企画者は(というかプログラム冊子の作成者は)一つ間違いを犯していた。「楽章がある」ということの説明がなかったのである。そして、この曲が終わって休憩15分後には客席のおこちゃまたちのハレの舞台が待っている。このショパンの演奏が終わったらすぐ、客席から飛び出してチューニングなり身支度なりしなければならないのである。
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というわけで。
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ショパンのこの曲が3楽章あるなんて、会場のおこちゃまとお母さまたちが知るわけもなく。いや、ヴァイオリン習わせている家庭は(コンクールに出すレベルのピアノ教育を受けさせている家庭とかじゃなければ)ショパンのピアノ協奏曲なんて知らんのだろう。あの物悲しい第一楽章が終わったとたん大拍手が起こり、次の出番を待っている子供たちが何人も・・・付き添いのお母さまも含む・・・バタバタと客席を飛び出して行ったのである。まあ、全員じゃなかったのが幸いではあった。その間、舞台上のN響奏者は目がテンになっていた。ああ、この名演奏がこんな無知な人々のお蔭で台無しである。まあ、第2楽章と第3楽章は続けて演奏されるので、再びこの悲劇に見舞われることはなかったが。
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モーツァルト:ディヴェルティメント ヘ長調
山下一史(指揮) 弦楽器習ってる裕福なおうちのおこちゃまたち。
山下一史さんは犬でなくロシアンブルー(猫)を飼ってらっしゃるとのこと。私は圧倒的に猫派なので、山下さんのお話は「ああそうだよね、わかるわかる」と思った。演奏はよかった。何より子供たちは舞台に乗っており親御さんも真剣に見入っているので客席が静かでありがたい。ずっと客席に戻ってこなきゃいいのに。
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パガニーニ:モーゼ幻想曲
長谷川陽子(チェロ)弦楽オケの皆さん
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モンティ:チャルダッシュ
アメイジング・グレイス
川井郁子(ヴァイオリン) 弦楽オケの皆さん
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川井郁子さんは初めて見た。堂々たる演奏である。楽器の音がいいので、きっといい楽器をつこうてはるに違いない。そしてエロイ。熟女の魅力たっぷり(なにそれ)。
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チャイコフスキー:弦楽セレナーデ ハ長調 第2、4楽章
山下一史(指揮) おそらく桐朋学園の弦楽器奏者の皆さん
こんなにたくさんの弦楽器奏者が(老若男女)出演するコンサートはなかなかない。演奏は上手だし、音も綺麗。
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・・・とまあ、突っ込みどころ満載のコンサートは結構長かった。出演者・ご家族の皆様お疲れ様でした。
 
 
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