エルガー:「威風堂々」第6番(日本初演)
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
エルガー:交響曲第2番
大友直人指揮/東京交響楽団
ネマニャ・ラドロヴィッチ(ヴァイオリン)
<2007年7月8日東京芸術劇場>
いやー。疲れた。土曜日は自分の誕生日パーティを自分ちでして、次の日はコンサート。自分で自分の首を絞めているみたいな感じ。ヘロヘロでした。逆にハイになってたというか。
コンサート前後に、音楽愛好家さんたちの会合に参加。滅多にオフ会には参加しない(人見知りではないんだけど非常に場もちの悪い性格のため)が、まあ、前からの知り合いの方が何人かいたので大丈夫かな・・・という感じ。
コンサートはなんと「ソールド・アウト」らしく。なんでかな?と思ったら「ヴァイオリニストがイケメンだからであろう」という意見アリ。
チラシ見してもらったけど、・・・え。すっきりおしょうゆ顔ファンクラブ会長(んなもんナイ)のあたしとしたら、「ああ、こういう全く違う星の人を好きな方もいらっしゃるのね」と強引に納得・・・するしかなかった。
事前会合では、私はワグネリアン堂々宣言(っつーか、そういわれて「いやーそんなことありませんよ」とか否定するのもどうかと。)。しかし「ワグネリアンってコワイってイメージありますよね。上演中に物音を立てたら「キッ」と睨まれるとか。」などと言われ、しかし「私はそんなことナイですよ」とか、返せなかったです。
何故かっつーと。
このところ、行くコンサート行くコンサート、財布やケイタイに鈴をつけている人が多い!昨日のコンサートだって、よっぽどエルガーの曲がヒマだったのか、カバンや財布の口をあけるバリバリとマジックテープの音とか鈴の音がチリンチリン鳴ってたりとか、あたしは終始気になってしょうがなかった。そのたびにその方向をキッと睨んでしまうのさ。
(こないだの「戦争レクイエム」でもそうだった。)
でも、そんなこと話題にする人、ダレもいなかった。あたしだけ、ワグネリアンの血が脈々と流れているのであった。ごめんなさい。
さて演奏会。
威風堂々6番。威風堂々という日本名はよくつけたもんだが、これっていったいだれがつけたんでしょう?
6番は未完のものをアンソニー・ペインが大英博物館等で発見された自筆譜をもとに補完したもの。
補筆とか、補完とか。いったいどの程度なのか、そしてそれが音楽史上どのくらいの価値があるのか、私にはわからない。このエルガー自身が遺した自筆譜も、どの程度まで作曲されていたのか開示されていない、らしい(っつーことである)。
ということで、これがたとえば「トゥーランドット」のアルファーノ補筆くらいの悲惨なものなのか、それともベルクの「ルル」くらい音楽的価値のあるものなのか、私はわからない。少なくとも響きや雰囲気は「エルガーっぽい」という感じはした。いい曲でした。
一般的観客においては「メインディッシュ」のチャイコン。どんな人かなーと思ったらなんだか手足のすごーく長い、細身で黒い服を着た、髪型はもうなんだかもじゃもじゃとした・・・申し訳ない(←何が?)。
演奏は・・・申し訳ない。判らない。アタシのレパートリーにこの曲はナイ。無論、小さいころからよくラジオで聴いているから知ってはいるよ。
第一楽章終わってすごーい拍手が。あれ。
「うおう、もしかして今日の聴衆は楽章ごとに拍手をする人たちなの??もしやエルガーでも?」
と思ったけど、そんなことはなく。よかったー。
さて、肝心の2番。
実は私はエルガーの交響曲は1番止まり。1番は大好き。2番はどうも自分にとって唯一無二の存在かっていうと、そんなでもない。
1番が良すぎるので、評価が厳しくなってしまうのである。
(しかも3番なんて存在すら忘れてた・・・)
事前、お勉強しようと思ってたった一枚持っているバルビローリ盤を聴いていたが。こともあろうにこれが(CDなのに)飛ぶ、飛ぶ。最後まで行き着かない。
ということでまともに聴けてない。
なので、このblogでも大友さんの演奏について細かく言える立場の者ではない(yokochanさんの感想をお読みください)。ただ、典雅なエルガーらしい響きは堪能しました。けっして寝てたわけではないですよ!(逃)
終演後、まぎれて楽屋に連れて行って頂き(すいません)、大友さんのサインを頂きました。いや本当に素敵ですね大友さん。最高のネクストバースディ・プレゼント(いや、その場にいた方は誰も私の誕生日のことなんて知りませんがね)でした。奥様もビューチフルな方でした。
(いや~、大友さんのオッカケ?の方々・・・濃かったナァ。こんなこと書いたら怒られる?)
ヴァイオリニストの方のサイン会ももちろん盛況でしたよ!!女性ファンの肩に手を回して写真を撮ったり、大サービスでした。(もらわなかったけど)
最後に、昨日お会いした方々(このblog読んでらっしゃる方は非常に少ないと思いますが)ありがとうございました。音楽の濃いお話ができて楽しかったです。
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