2023年2月19日 (日曜日)

第31回Kissポート・クラシックコンサート/大友直人・横山幸雄・他

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モーツァルト:オペラ『魔笛』より 序曲
ブルッフ:スコットランド幻想曲 Op.46
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 Op.30
指揮:大友直人
ヴァイオリン:福田麻子
ピアノ:横山幸雄
管弦楽:東京交響楽団(2月13日 サントリーホール)

チケットがあまりに安かったので、主催者の長い挨拶があるのでは、とか帰りに何かの寄付を募られるのか、とか某アイドル夫婦の娘さんの飛び入りフルート演奏があるのか、とか色々妄想していたが、全然そんなことはなく。普通のコンサートであった。当日券は席を選べなかったので、ビビって最安席(1400円)にしてしまったが、もっといい席にすればよかった。でも、1階席の後ろから2番目だった。

福田さん独奏のブルッフはヴァイオリン協奏曲と違ってそんなによく聞いた事はなかったんだけど、さすがは大友さんの指揮とあって、ドイツ人の曲というよりヴォーン・ウィリアムズみたいに聞こえた。そう言えば、大友さんのコンサートってイギリス物しか行った事なかったわ。(まあ、スコットランドって付いてるから若干イギリス物かな?) 福田さんのヴァイオリンの音は澄み渡ってて後ろの方までちゃんと響いてて美しかった。

横山さんのピアノは初めて生で聴くのかな。さすがはヴィルトゥオーソ!って感じで凄かった。いや、この曲大好きなんですよ。ピアノ・アンコールはグノーのアヴェマリアの横山さんによる編曲のもの。最初「リスト編曲のパラフレーズ?」と思ったくらい超絶技巧。

とはいうものの。

こんなこと言いたくないが、(後ろのほうの席だったからあんまり聴こえなかったのかもしれないけど)オケどうしたの?というくらいソリストとオケがあってなくて。いやこないだ新国立でタンホイザー演奏してた同じオケだよね、もしかしてぶっつけ本番?ワーグナー演奏でお疲れ?などと思った。私の聞き違いだといいなあと思った。ソリスト2人が良かっただけに残念。

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そういえば、先日N響で演奏されたシマノフスキの4番にはどうしても行けなくて(給与計算中だったので)、好きな曲なので本当に悲しい思い。普通の日にやらないでほしいわシマノフスキ。今度やるスタバトは行くけどさあ。

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2022年12月25日 (日曜日)

花房英里子(メゾソプラノ)コンサート / 東京文化会館小ホール

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上野deクラシック
レスピーギ:最後の陶酔 P8
4つの歌 P125より 第4曲「昔の歌に寄せて」
ベルク:『7つの初期の歌』より
第2曲「葦の歌」
第3曲「夜鳴きウグイス」
第5曲「室内にて」
第7曲「夏の日」
トマ:オペラ『ミニョン』より 「君よ知るや南の国」
モーツァルト:オペラ『皇帝ティートの慈悲』より 「行こう、だが愛しい人よ」
チャイコフスキー:6つの歌 Op.6より 第6曲「ただ憧れを知る者だけが」
オペラ『オルレアンの少女(ジャンヌ・ダルク)』より 「さあ、時は来た」
ヴェルディ:オペラ『ドン・カルロ』より 「むごい運命よ」
〈アンコール〉
R.シュトラウス:オペラ『ナクソス島のアリアドネ』より 「さあ、仲直りしましょう」
花房英里子 (MS) 木下志寿子(ピアノ)
(12月21日 東京文化会館小ホール)

毒展のついでに何かリサイタルやってないかと探したらたまたまあったので。
1100円なんて安い~と喜んでいたら、どうも「イベント割」対象公演だったらしく、もちろん4回目の接種済であったが証明書も何も持ってなくて(もってたらもっと安かった)、しかたなく定価で入場。かなしす。

お値段のせいか、それと平日午前中だったせいかお年寄りが多め。まあこういう公演は上野とはいえ民度は若干低めなわけでで、隣の老夫婦の奥さんは鈴のついたカバンを始終いじっていたし、なんとびっくりなのは反対隣のお兄さんがベルク演奏中に携帯の着信音を盛大に鳴らしていたことで・・・怒りそうになったが我慢。

1時間ほどのコンサートだったが、イタリア語、ドイツ語、フランス語、ロシア語ともりだくさんな、ご本人の思いの丈を詰め込んだ、贅沢なラインナップ。

花房さんは前回の東京音楽コンクール声楽部門第2位及び聴衆賞とのこと。ポスター写真やアーティスト写真は明るいお嬢さんと言った感じだった(私の勝手な印象)が、今日拝見したところショートの髪形でしっとりとした大人の雰囲気。お声は底光りするような美声で、どのジャンルの曲も歌いこなされていてとてもよかった。 

ベルク目当てで行ったんだけど、後半のチャイコフスキーや有名なエボリ公女のアリアも素晴らしかった。思いがけずアンコールで大大大好きなナクソス島の作曲家のアリアを歌ってくださって本当に行って良かったなあ。っていうかもしかして実穂子さんを意識されてるのかもって思ったり。いつかシュトラウスのズボン役で新国の舞台に立たれますように、応援しております(1月の新国の「タンホイザー」で小姓役でご出演予定。髪型はそのせいかな?)。

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2019年8月14日 (水曜日)

オーケストラ・ダヴァーイ 「アレクサンドル・ネフスキー」

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プロコフィエフ:交響曲第5番
プロコフィエフ:カンタータ『アレクサンドル・ネフスキー』
指揮:森口真司
メゾソプラノ:山下裕賀
合唱:東京トリニティコール
オーケストラと歌うロシア合唱団
オーケストラ・ダヴァーイ
(8月12日 池袋 東京芸術劇場)

(大した感想は書けませんので、ちゃんとした感想を読みたい方は他の方のブログをご覧ください)

ロシア音楽を専門にするアマオケさんのコンサート。なかなか演奏されない(らしい)カンタータ「アレクサンドル・ネフスキー」と、プロコフィエフの交響曲の中では傑作として知られる(らしい)5番というなかなかヘビーなプログラム。

私はあんまりプロコフィエフ聴かないので、前もって一回ずつ聴いたくらいかな。前勉強ほぼなし。プロコフィエフ、難しいなあと思うし「おそらくプロコを熱狂的に好きな人はこういうところが好きなんだろうな」というのは聴くとわかるんだけど、自発的に聴きにいったりしたことはほぼない・・・タダだったり、よっぽど好きなピアニストが出るコンサートだったら行くかな。

だもんで、もちろん両曲ともナマは初である。交響曲、なんかすげえなと。とにかくまあ、第1楽章からなんかウンジャラウンジャラやかましい。ロシア三社祭かと。舞台上に(マーラー並みに)打楽器がたくさん。最初の楽章からドラが登場。しかしまあ、最近行ったコンサートってブルックナーとかドヴォルザークとかだったんで、こんなに打楽器いっぱいなの久しぶり。

マニアックな観客がほとんどかと思うが、びっくり、第1楽章終わった時点で拍手が起こったりした。

まあ、この曲を語れるほど詳しくないので「まあ圧倒された。良かった」とかは思ったものの、楽員さんたち的にはいろいろヒヤリとしたシーンもあったらしい(ぜんぜんわからん)。「打楽器がうるさすぎて自分の楽器の音が聞こえない!」という楽員さんもいた。客席でさえかなり大音量だったもんね。

さてメインのアレクサンドルなんちゃら。まあ筋書くらいは知っておこうと、出かけの山手線の中でこの曲のウィキペディアを見ようと思ったら、「映画はロシアの英雄で聖人ともされるアレクサンドル・ネフスキーとドイツ騎士団との戦いを描いている。」くらいの記述しかなく、ねふすきーさんのウィキペディアを読もうとするとロシア史から始めなければならんので「まあいいや、きっと詳しい解説書が貰えるでしょうからそれを読もう」と思ったら、なんかバーコード?があってそれをスマホで読み取る式の「続きはWEBで!」状態だったので結局何の情報もなく曲に臨んだのであった。ぶっちゃけ「昔の偉い人」以上の知識がない。

もちろん合唱はロシア語だし、字幕があるわけでもなく歌詞カードもないので、とにかく内容はさっぱりわからない。まあ、英語だってドイツ語だってわかんねえけどさあ。しかしロシア語読めるなんてすごいねえ。私はロシア文字(キリル文字っていうのか?)はかっこいいとは思うものの、眺めると頭の中が真っ白になる(韓国語も同様で、最近韓国料理に凝っていて色々と食材を買いこんだりしてるけど、ハングル文字を見ると何故か不安になる。)。合唱団の方々は、練習の時にでもフリガナをふったりするのかな。それともぜんぜんあの鏡文字?を読めちゃうのだろうか。尊敬。私なんかポーランド語読めないもんね。

第6曲だけメゾソプラノの独唱が入るが、とても深い美しい声で曲と合ってるなと思った。合唱も素晴らしかったです。

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2019年5月 6日 (月曜日)

LFJ2019 ボリス・ベレゾフスキーのカルト・ブランシュ

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オール・スクリャービン・プログラム

ボリス・ベレゾフスキー(ピアノ)

曲目が発表されていなかったのと、ウラがマーラーの巨人だったので、最後の最後まで迷って券を取っていなかったのだが、友人がこっちに行くとのことだったのでこちらに参戦。行ってみたらオール・スクリャービン・プログラムだったので嬉しく思ったが、実のところあまりスクリャービンのピアノ曲を知らないので、聴いている途中に一曲だけ知ってるなあと思ったけどあとは知らず。

あとで外に出てアナウンスがあったのだけど、入り口で配られた紙っぺらの曲目ともかなり違ってたらしく、上の写真のような曲目になっていた。アンコールは3曲だかやってくれたものの、出口になにも書いてなかったので不明のままその場をあとにした。曲目が決まってないという理由でこんな人気ピアニストの券が当日まで残っているってのもどうかと。全部スクリャービンなんて滅多にないコンサートで有り難かったけど。主催者側としてどうだろう。

ビールを引っ掛けてからの鑑賞で、若干眠く。隣の隣に座ってた知らない男の人が周りに聞こえるくらいの寝息をたてていたので、数多くいたマダムたちが振り返って睨んだりしていた。演奏は流石に素敵で、トリフォノフの演奏で聴いていたソナタが生で聴けて嬉しかった。

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クラヲタの間で話題沸騰(?)、ホールEの新星堂で山積みになっていたゲルギエフのプロコフィエフ集DVD(激安)を友人がゲット。よく見たらトリフォノフが弾く協奏曲があったので、その組だけ貸していただいた。ゲルギー、トリ君いずれも狂気の名演だったので買えばよかったかな。でも他の交響曲とかはそんなに興味ないしなあ。

翌日はみごとに売り切れていた。

 

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2018年6月12日 (火曜日)

チャイコフスキー/イオランタ  プレトニョフ

Inf_det_image_630チャイコフスキー:セレナーデ・メランコリック
木嶋真優(ヴァイオリン)
歌劇「イオランタ」 [演奏会形式/日本語字幕付]
イオランタ(ルネ王の盲目の娘):アナスタシア・モスクヴィナ(ソプラノ)
ヴォテモン伯爵(ブルゴーニュの伯爵・イオランタに恋する騎士):イリヤ・セリヴァノフ(テノール)
ルネ王(プロヴァンスの王):平野和(バス・バリトン)
ロベルト公爵(ブルゴーニュの公爵・イオランタの許婚):大西宇宙(バリトン)
エブン=ハキア(ムーア人の大医師):ヴィタリ・ユシュマノフ(バリトン)
アルメリック:高橋淳(テノール)
ブリギッタ:鷲尾麻衣(ソプラノ)
ラウラ:田村由貴絵(メゾ・ソプラノ)
ベルトラン:ジョン・ハオ(バス)
マルタ:山下牧子(メゾ・ソプラノ)
新国立劇場合唱団
ミハイル・プレトニョフ 指揮
ロシア・ナショナル管弦楽団
(サントリーホール)
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最近あまりにも「おっさんずラブ」にハマってしまい、もうとっくに最終回も終わってしまったのにいまだ抜け切れてないので、「もとの(精神的に)おっさんクラヲタの私に戻りたい」と熱望し、突然半休取ってサントリーへ。コンサートまでヒマなのでカラヤンプラッツで法律のお勉強などしていた。非常に捗った。
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しかしまあ、ラーメン屋に通りかかって、スキマスイッチの歌うドラマのテーマソングが流れてしまい、あまりにも胸が苦しくて逃げたりなどしました(重症)。
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で、当日券をゲット。そういや外来オケなので値段は決して安くないのだけれどボーナス出たばっかりだしいいよねとか自分に言い聞かせた。(心の)治療のためならしかたない。
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しかし。
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サントリーに入って席に着いてふと思った。仮性「腐女子」から抜けたいと思っているのに・・・作曲家はチャイコフスキーだし・・・指揮者はプレトニョフだし(ウワサですけど)・・・なんじゃそりゃ。
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演奏が始まるまえに、「ロシア年&ロシア文化フェスティバル」のオープニングコンサートということで(そんなもんあるのも知らなかったけど)、演奏前に日露両国代表の人のスピーチ。プーチン大統領のお言葉を代読したりした。そういえば舞台上にはお花の縁取りがたくさんでいつものサントリーより華やかな雰囲気だ。
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それとお客さんもロシア人多くて。開演前にトイレに行ったらファッション雑誌から抜け出てきたみたいな絶世のロシア美女を見かけて、私 女なのにすごい眼福だったのですけど、「なんかすいません、同じ人間なのに私生きてて」感があった。
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まあ、スピーチは通訳はさんだので若干長々として終わり(早く演奏を始めろ~~~という音楽評論家が出てくるのではないかとヒヤヒヤしたが、それこそ外交問題になるもんね)、謎のロシア系タレント二人の花束贈呈と舞台上の記念写真撮影が無事終わり、やっと演奏へ。
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まず、全然初めて聴く「セレナーデ・メランコリック」の感想はとくにない。曲が面白くない。そもそも私、あんまりチャイコフスキーさほど好きじゃなかった(←えええええ~?)。演奏は良かったです。楽器がいいのもとてもわかった。
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で、イオランタ。初めて聴く曲である。・・・・と思ったら、一か所だけよく知っていた。「ルネ王のアリオーソ」の部分は結構何度も聴いた・・・いや待てよ何で?と思ったら、チャイコフスキーコンクールではよく歌われるからじゃねえの?と思った。
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で、あらすじは・・・。「目の見えない王女様の『目が見えない』という不幸を本人に知らせないためにみんなで黙ってて山奥に幽閉してたんたけど、王女が成長していいなづけの人に会う前に目を治さないとヤバイみたいな感じになって、ある日たまたまそのいいなづけの男とそのお友達が山奥に迷い込んできて、いいなづけのお友達のほうのひとが王女様と恋に落ちちゃったんだけど(めんどうくさいので中略)、目が治ってめでたしめでたし」みたいな話だ。ま、目の見えない版「アナ雪」みたいな感じかな(←違)。
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前半は子守歌みたいな感じでメルヘンチックでよろしい。あの伝説の東京フィルの「不死身のカッシェイ」(観てない)で歌ってた歌手、モスクヴィナさんがイオランタ役である。はあ、なるほど声の伸びがよく大変な美声である。美人ということであったがよくわからなかった(遠くて)。目が見えなくても幸せなのよ・・・とか切々と歌うのは心に響いた。
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イオランタ歌うところの、このバラが赤いのってどういう意味?の下りはちょっと前に「水曜日のダウンタウン」でやった(盲目の漫談の)濵田祐太郎さんの「箱の中身はなんでしょう?」ゲームを思い出した(触ったことがあるものは誰よりもよくわかるけど、触ったことのないものはさっぱりわからない、的な)。
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今回はロシア人と日本人が舞台上で半々で並ぶという(オケはロシア人、合唱団は日本人、独唱者は半々)珍しいものだったため、若干演奏が一発勝負感があった気もした(私だけかな?)のだけど、まあなんか何しろ曲が素晴らしいですね。またプレトニョフの盛り上げ方もうまいね。めちゃくちゃよかった。泣いた。
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でもまあ・・・何よりもちょっと(わたくし的に)良かったのはですね。イオランタ姫と恋に落ちるヴォテモン伯爵の役ですね。はじめ来るはずの歌手がなんか都合が悪くて交代したのです。そもそも来るはずの人、コンサートチラシ見たら「山田孝之をすっごくすっごく濃くした感じ」のロシア人だったのですよ。で、まあ声楽的にはどっちがよかったんだか私知りませんけどね。
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代役のその役がちょっと王子様系の若い男の子になってまして・・・いや決してイケメンではないのですけど。で、そのお友達の役の日本人歌手の大西宇宙さんがまあ・・・(略)。いやなんだか黒スーツ姿で(演奏会なんだから当たり前じゃ)二人ともスタイルが良くて、なんか嬉しそうに出てきて仲良さそうにいちゃいちゃしながら(←してない)大変すばらしい声で歌うので、結構萌えまして。アレ。全然抜けてないじゃん腐女子。大丈夫か私。
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大西宇宙さんはなんかファンになってしまった(うまいので)。リサイタル行きたいけど(コルンゴルトの「死の都」の「ピエロの唄」歌うのか・・・)、日にち的に無理そう。あと、ルネ王歌った平野和さんもすっごくすごーくよかったです。ウィーンでご活躍とのこと。日本の歌劇団に所属してなくて、海外でご活躍の歌手は結構いるんだなあという、感慨にふける。


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2018年5月18日 (金曜日)

ストラヴィンスキー/ペルセフォーヌ(日本初演) 日本フィル

Ddsrni_u8aekw1pjpegプロコフィエフ:交響的協奏曲
ストラヴィンスキー:ペルセフォーヌ
(日本初演)
チェロ:辻本 玲[日本フィル・ソロ・チェロ]
ペルセフォーヌ(ナレーション):ドルニオク綾乃
ユーモルプ(テノール):ポール・グローヴス
合唱:晋友会合唱団
児童合唱:東京少年少女合唱隊
指揮:アレクサンドル・ラザレフ
日本フィルハーモニー交響楽団

(サントリーホール)
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今週は絶賛給与計算週間だったため、行く予定もなかったのだが、今日は意外とヒマだったので急に決行したコンサート。2曲とも全然聴いたことなく、曲の存在すら知らない謎の曲。当日券が出るということで、フレックスで上がってカラヤン広場に上陸。
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2等席なのに前から3番目の席をゲット。前すぎるかなあとは思ったけど、ハーフの美しい女優さんを近くで観たくて(ワイ女だけど)。
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私の三大苦手ロシア作曲家、プロコフィエフ、ショスタコーヴィチ、ストラヴィンスキーのうち二人の曲の演奏会。でも大人になってからちょっとずつ大丈夫な曲が増えてきた。ほら、子供の頃食べられなかった野菜も、大人になったら好物になることってあるじゃない。私は小さいころはトマトは大っ嫌いだったけど今は一番好きで、冷蔵庫にトマトがない日はない。トマトジュースは毎日飲む。
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それはさておき。
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一曲目は苦手なプロコ。まあ、こないだトリフォノフのピアノでピアノ協奏曲第2番を克服したんで、好きな演奏家で聴けばその曲も好きになるのかな。本日聴いた交響的協奏曲は、解説書によるとなんでもチェロ協奏曲第1番を(当時の天才若手チェリスト・ロストロポーヴィチのために)改作したものらしい。元の曲の第1番も相当な難曲だったようで、あんまり演奏されなかったようだが本作も(あたしの素人耳で聴いても)相当な難曲である。
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日フィルのソロ・チェリストという辻本さんは、なんというかソフトモヒカンみたいな髪型でクラシックの音楽家というよりはニューウェイヴ落語家みたいな風情(あら失礼?)だったのだけど、演奏は素晴らしく。なんか初めて聴く曲だったので正直よくわからないのだけど、プロコフィエフのすっごく好きな人(クラヲタに多い)がたぶん「そうそう、ここが好きなんだよねえええ」と言うようなところが所々感じられた。うーんなんというか、心がきゅい~んとする感じ。
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危うくプロコフィエフが好きになってしまいそうだった。
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で、メイン・プロのストラヴィンスキー。管弦楽と合唱、少年合唱とソリスト、そしてヒロインはフランス語の語りということで、大好きなオネゲルの「火刑台上のジャンヌダルク」に似た作風を想像。
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しかし、聴いてみると相当違っていた。あんなドス黒い感じではなくどっちかっつーとブリテンに近いかと。そうそう、「春の交響曲」に似てると思った。
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曲の感じもなんだけど、最後のほうあまり曲が盛り上がらなくて自然に消えていく感じとか、なんだか日本の能を思わせたし、能を元にしたブリテンのカーリューリヴァーを思わせるようなところも。主人公が黄泉の国の王様?に魅入られて黄泉の国に行くけれど、地上の生の世界に心に残しつつも、黄泉の国で苦しんでいる人々の事も捨てられない、みたいなどっちつかずのところがまた、日本の死生感?に似てるかもねえ。
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こんないい曲が日本初演?と思うくらい私の心には刺さったのだけれど、まあ、あまり演奏されないのもわかるなあと。演奏はかなり難しいし、あんなに舞台に演奏者が載っていたのにかかわらず、結構音楽は地味であり。テノールの責任が重い(歌唱が難しそう・突然の高音など)、そして何よりセリフを音楽に乗せて語るという主役(声楽もバレエもして・・いや踊らないけど・・なおかつ女優さんという、これを演じるために生まれてきたようなドルニオク綾乃さん、美しい)の役の重さは計り知れない。
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それにしても。ストラヴィンスキーの作風の変化というのは凄いと思う。こないだ、たまたまハルサイをLFJで聴いたのだけど、ピアノ連弾版だったのも相まって、なんか頭の中はピカソのモノトーンなシュールレアリズムな絵の感じだったんだ。そうそう、昨年徳島で見た(複製だけど)「ゲルニカ」とかね。
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で、今日の「ペルセフォーヌ」は、聴いていてやっぱりピカソの絵が思い浮かんだ。それはキュビズムでもシュールレアリズムでもなく、とてもわかりやすい「バラ色の時代」だった。この曲はとても絵画的で、様々な絵画が色々と思い浮かんだけど、最終的に思い浮かんだのは「海辺を駆ける二人の女」だった。なんでだかわからんけど。
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もうなんか、ストラヴィンスキーは音楽界のピカソだわ。長い一生の間で作風が色々変わりすぎ。
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明日もう一回演奏されるので、行かれる方は楽しまれるよう。今日は全くの日本初演だったので(それはそれで貴重だが)若干最初のほうはおっかなびっくり感があった。2回目はもっとよくなると思う。
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家に帰って、高畑監督の「かぐや姫の物語」を録画で鑑賞。なんか、今日聴いた曲とリンクしてて、とても切ない感。今日の曲は意外と日本人に受け入れられやすい主題かもね。
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シアトルではこんな夢みたいな演出なのか。シアトル行きたい。
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開演前に軽食として、サントリーホールの前のサンドイッチ屋さんでサンドイッチを食べた。何ともインスタ映えのする流行りのサンドイッチである。しかし、メニューによってはパクチーが入っているので嫌いな人はあらかじめ抜いてもらうが宜し。ちなみに普通は注文時に「パクチー、大丈夫ですか?」と店員さんが聞いてくれる(私は聞かれなかったが)。
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感想を正直に書くと、「Subway、come back!!!!」
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ところで、今日会社の同じ部署の女の子が「昨日、初めてテレビで西城秀樹って人を見て、『あ、この人か』って思いました。」と私に謎の報告。で、私が「え、だってちびまる子ちゃんの歌を歌ってたから知ってるでしょ?」と言うと、「いえ、それも私生まれてないし・・・」と。ああ、ヒデキは遠くなりにけり。
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twitterやってないけど、流行っているようなので参戦。
 
バイロイト黄金期のベストメンバーがブーレーズとともに来日し、大阪公演をする。
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2018年5月 6日 (日曜日)

lfj2018  春の祭典(2台ピアノ版)

ドヴォルザーク:スラヴ舞曲 第1、3、8番
ストラヴィンスキー: 春の祭典(2台ピアノ版)

児玉桃 (ピアノ)
広瀬悦子 (ピアノ)
(東京国際フォーラム ホールB7)
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ホールAのファイナルコンサートを買いに行ったらこっちのコンサートもまだ残ってたので、購入。
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ところで。自分は(クラヲタなのに)ハルサイに向き合ってこなかった人生なので、実はハルサイの管弦楽版、ナマで聴いたことないの。レコード、CDも持ってない。ラジオやテレビでしか聴いたことない。
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何故かこの曲ナマで聴いたの、ピアノソロ版しかない。
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だもんで、演奏どうのっつーよりも。
入口でもらった解説書見て驚いた。「えー、この曲ストラヴィンスキーが書いたの1913年なのおお??そんなに昔??うそでしょ??」という、お前大正生まれかよ、みたいな感想。
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いやあの、管弦楽じゃなくてね、ピアノ版だとそう感じるわけですよ。もうなんか普通にこれってジャズでしょ。ジャズの新作って言ってもいいくらい。こんなの100年以上前に書いたストラヴィンスキーって何者よ(・・・有名な作曲家です)。新しいわあ。
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ボルドー色のドレスの二人のおねいさん達が繰り広げる演奏はスリリング。まあもちろん会場はがらっがらではあったものの。最終コンサートということで結構盛り上がった。アンコールはチャイコフスキー。エレガント。
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201605046.
これで私のLFJは終わった。結局6つもコンサートに行けた(有料なものは)。最終的な感想としては、
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・結局、音響的には本来のコンサートホールであるゲイゲキを中心に券を取ったほうが正解。
・でも、ゲイゲキの野外コンサート場は昼間はまだしも夜は「不良のたまり場」臭がして、どうも無理。
・国際フォーラムの地下の無料コンサートには行きたいから、結局有楽町には行かなければならない。
・国際フォーラムの屋台村の魅力には代えがたいのでやっぱり飲むのは有楽町のほうが好き。
・せっかく日本に来てくれたのに申し訳ないが、次回は○○○シルバニアのコンサートは避ける。
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来年はどうなるのだろう池袋。そして歌もの好きはびわ湖行った方が良かったかな(江川しょうこさんのように)。
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Twitterやってないので参加できないのだが。
単なる飲み会
美術館通いと飲み会
ラ・フォル・ジュルネで飲み会
 

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2018年5月 5日 (土曜日)

lfj2018 グレチャニノフ/ミサ・エキュメニカ

201605042 グレチャニノフ:ミサ・エキュメニカ op.142
アリョーナ・カルペシュ(ソプラノ)
マリーヤ・シュクリナ(メゾ・ソプラノ)
エゴール・セメンコフ(テノール)
デェーニエフ・シャンニコフ(バス)
ドミトリー・リス 指揮
エカテリンブルク・フィルハーモニー合唱団
ウラル・フィルハーモニー管弦楽団
(5月4日 池袋芸術劇場)
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朝11時より池袋。そうそう今年からラ・フォル・ジュルネは池袋と丸の内方面でやるようになったのである。ということで、今までは私は会社の定期券でLFJに通えたのに、今年より出し物によっては電車賃がかかるようになってしまった。
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まあ、移動がめんどくさかったりお金がかかるのがイヤならば、池袋に行かなければいいのである。いいのであるが・・・。
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どうしても、このプログラムははずせなかった。
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グレチャニノフという作曲家は初耳だし、クラヲタ界でもご存じな方はかなりコアな方であろう。この曲についても知識は皆無。
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アレクサンドル・ティホノヴィチ・グレチャニノフ (1864年10月25日カルーガ~1956年1月3日 ニューヨーク)はロシア人作曲家。
商人の父親の意に逆らって1881年にモスクワ音楽院に入学し、ピアノを学ぶかたわら、セルゲイ・タネーエフとアントン・アレンスキーに対位法、和声法、フーガ、楽式論を師事。1890年にペテルブルク音楽院に編入して、作曲をリムスキー=コルサコフに師事した。1896年に作曲家として成功を収めてモスクワに帰郷。さしあたって典礼音楽や舞台音楽の作曲で活躍し、童謡や合唱曲などで名声を得る。創作活動のかたわら、グネーシン音楽大学などで教鞭を執っていたが、1917年のロシア革命に国を追われてプラハやパリ、ロンドンを転々とした。1939年に戦火を逃れてアメリカ合衆国に向かい、1940年よりニューヨークに定住。1940年代後半にアメリカ市民権を得た。(Wikipediaより)

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どうしてもこのプログラムが気になったので、どんな曲か調べてみた。そしたらYouTubeにあったのである。で、聴いてみたらすっごく私の好みのタイプだったんである。なので電車賃かかってもしょうがない、1演目だけ池袋になった(あとで都合がついてもう1つ買い足したけど)。
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内容は・・・「いろんな宗派のキリスト教を全部一緒にしようぜえええ」という感じかと(ざっくり)。ゲイゲキご自慢の?パイプオルガンが壮大に響き渡り、曲想も明るいので意外と初心者でも親しめそうな曲であった。
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たまたま、二週間前くらいに窓口に券を買いに行き、好きなバルコニー席が空いてたのでラッキー。お蔭で右側からオルガンの重低音が来るので大迫力だった。まあ、独唱者の斜め後ろから見る席だったのであまりお顔は見えなかったけど声はとてもよく聴こえた。私の取ったバルコニー席は2等席になるため(場所によるかもだが)安価で見晴らしもよくお得であった。音響も(国際フォーラムよりは遥かに)よく、有難い。今回当たりの演目の一つ。
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オケはLFJではおなじみのウラル・フィル。ロシアのオケなのでロシア音楽の演奏では重厚な演奏を聴かせる。合唱も素晴らしいしなんかみんな出演がうれしくてにこにこしている感じでよかった。
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独唱者は誰も知らない人だが皆さんいい声であった。とくにメゾの深い声がいかにもロシアっぽくてよかった。ソプラノとテノールも美声でよかった。バスの人は最後のほうでやっと出てくるので歌うとこ少なくてちょっと気の毒。
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まあLFJにしたら大曲の部類に入るのだけど、45分くらいなのでとんでもなく長くはないし、ロシアの曲とは言えロシア語でなくラテン語なので、日本でも上演しやすいかと。日本の団体の方、どなたかやってください(懇願)。楽譜が手に入るのか・・・という不安はあるが。

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2017年9月18日 (月曜日)

「ロシア松崎しげる」が来日

NHK音楽祭のワルキューレ行きたいなあ・・・でもダメ。あれもダメこれもダメ。来年のハルサイもたぶんダメ・・・
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とか考えてたら。
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あらびっくり。「チャイコフスキー交響楽団」のするオネーギンにタタリンツェフが出演するじゃないか。チャイコフスキーコンクールに出てたけど何にももらえなかった人だ。でも声はいいぜえ。
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その濃い容貌と美声から「ロシア松崎しげる」と勝手に名前をつけたのだ(私が)。
 
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どうだ。いい声だ。 行かないと思うけど。

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2017年9月17日 (日曜日)

読売日響 プロコフィエフ/ピアノ協奏曲第2番 トリフォノフ&マイスター

1505599753438_2 スッペ:喜歌劇「詩人と農夫」序曲
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲 第2番 ト短調 作品16
ベートーヴェン:交響曲 第6番 ヘ長調 作品68「田園」

指揮=コルネリウス・マイスター
ピアノ=ダニール・トリフォノフ
読売日本交響楽団
(2017年9月16日東京芸術劇場)
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久しぶりにトリフォノフを聴きに、池袋。このホール苦手なんだけど日程から言ってしかたない。トリフォノフは今回の来日では東京はコンチェルトのみ。単独リサイタルは名古屋だけだった。ずるーい。いいなあ名古屋の人。
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何だかいろいろ迷ってるうちにはしっこの前の方になってしまった。ピアニストは背中しか見えん。指揮者はよく見えたが。
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演奏会前の舞台にはピアノが後方に出番を控えていたが、ピアノのブランド名が見えん。どんなに目をこらしてもお目当てのファツィオリの名前が見えない。椅子にも書いてない。「えー名古屋ではファツィオリだったけどここじゃ普通にスタインウェイなの?」とか思った。どきどき。
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新しく客演指揮者になったマイスター。若くていかにも好青年っぽい感じ。英会話教室のマンツーマンでこの先生当たったらガッツポーズしてしまいそうなよさそうな外人さん。名前がフォルクスオパーなんかの指揮者っぽい(シュターツオパーじゃなくて)。
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まずは「詩人と農夫」。私がこの曲をナマで聴くのははじめて(おそらく)。録音でも普通に全曲聴いたことがない気がするし、そもそもこの喜歌劇の内容も知らない。で、事前に調べてみたけどなんかもう喜歌劇の本編は失われているか、そもそもないかも・・・みたいな感じだった(飯尾さんの解説もしかり)。
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それってなんか怖い。ミステリー。元ネタさえないのに何故曲書いた。スッペ怖い。名前もなんか変だし。
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演奏はとても快速でプレーンな感じ(よく知らんが)。きびきびとした指揮ぶり。こないだブラームス2番の時に見事なソロを聞かせて下さった遠藤真理さんのソロが美しい。つか、チェロソロがあるからこの曲にしたのかな。ただ残念ながら私の席からはいっさいソロ見えず。スカートはいてたから遠藤さんなんだろうなという程度。
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スッペ演奏終わってピアノのお仕度。おお、FAZIOLIの文字が(歓喜)。椅子もファツィオリ。ファツィオリ社員?みたいな外人のおにいさんがピアノをふきふき。いやトリフォノフと言えばファツィオリでしょ。プロコだったら特に。
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トリフォノフはウワサ通り髭面に。ちょっとだけ山田孝之に似てる。髭なしよりちょっと巨匠っぽくなった感。
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2010年のショパンコンクールで(私が)右も左もわからんのにネットで見始めて、その演奏時の不気味な表情と研ぎ澄まされた美音に魅せられて、そのあとルビンシュタインとチャイコンを制覇するのを目撃し、引き続き注目をしている(ただ、追っかけやファンというほどでもなく、たまーに見てるだけ)。だもんで、実際イケメンとか言われてもなんか違和感。今回は演奏中の顔は残念ながらちっとも見えなかったが、相変わらず猫背でクモ男のような弾きぶりであると思った。いやそもそもクモ男って何。
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プロコフィエフ2番はふだんあんまりよく聴きこんでない曲なので、ごめんよかったのかよくなかったのかわかんないんだけど、私は非常に感動した。なんかピアノの演奏とかそういうのを超えて、巨大な水墨画を描く絵師のような感じがした。髭面の画家が巨大な和紙に向かって、激しい呼吸音とともに大きな絵筆を振るっているような映像が私の前に広がる。悪魔が乗り移っているようでもあり、はたまた天使のようでもあり。
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へーこんなすごい曲なのか。ほんとは「なんで3番じゃないの3番なら知ってるのに」とも思ったけど、2番でよかった。凄い曲だ。「こんな演奏が聴けて、地球に生まれてよかったあああ」とまで思った。家に帰ってYouTubeでユジャちゃんの演奏を聴いてみたけど、もっとテンポ早かった。人によってアプローチはいろいろ。
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難しい曲だ。弾くのも聴くのも。そして恐ろしい。セルゲイ恐ろしい子。
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アンコールはやっぱりプロコフィエフ。
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今回3回もこの体力いりそうなコンチェルトを東京・横浜で弾くので、滞在中は大好きなお寿司をたあああんとおあがりトリフォノフ。一番高い寿司屋で食べさせてやって。銀座九兵衛かなんかで。私食べたことないけど。
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お寿司目当てでもいいから、日本にたくさん来てねトリフォノフ。コンポーザーピアニストだから、自作も聴いてみたい。
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後半。田園かあ(何故)。ナマで聴くのこれも初めてかも。正直、サイコホラー映画を観たあとにほのぼのファンタジー映画見てるようなホッとした気持ち。しかし前曲の影響か、「もしかしてまだどんでん返しがあるのかも・・・」という怖い想像をしてしまう。
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そもそも。何だろうこの選曲。
農夫と田園のイナカを題材にした音楽に挟まれた猟奇的なプロコのコンチェルト。
.演奏が全部終わって次のコンサート会場に向かうみちみち、このコンサートの選曲の意味を考えた。(別に考えなくていいけど)
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「畑ばかりで何にもない平和な田舎の村に、都会から青年が農園の手伝いと称してやってきた。青年は見た目は温厚そうな髭を蓄えた好青年で快く農作業を手伝い皆に好かれていたが、実はサイコパスで夜になると豹変し夜な夜な村の美しい娘を・・・・」
みたいな。アレレこれって想像しすぎ?山田孝之主演で頼むわ。
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余談ですが、私が最初にネットで見た2010年ショパン・コンクール(上のリンク過去記事参照)予選で注目してチラシの裏にメモっておいた3人、クルティシェフとトリフォノフは言うまでもなく今や大活躍のピアニストですが、残りのもう一人Leonard Gilbertさんというカナダのピアニストについて「あの人は今」的に調べてみたら。カナダの税金法律事務所で立派に働かれているようで。人生いろいろですね。二足のわらじなのかな?昔のコンテスタント、今何やってるのか調べると面白いかもね。アンドリュー・タイソンとか。
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https://www.thor.ca/lawyers/leonard-gilbert/

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