2016年9月27日 (火曜日)

オーケストラ・ナデージダ ルビンシテイン、グラズノフ他 ロシア音楽

ルビンシテイン / ピアノ協奏曲 第4番 ニ短調
ラフマニノフ / ヴォカリーズ
スヴェトラーノフ / 3つのロシアの歌
アリャービエフ / ナイチンゲール 
グラズノフ / 交響曲 第4番 変ホ長調
ピアノ:ナターリヤ・コーリチェヴァ
ソプラノ:中村初惠
指揮:渡辺 新  オーケストラ・ナデージダ

(2016年 9月25日 タワーホール船堀 大ホール)
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前日に続き連チャンでアマオケ三昧。初めて聞くオケだが、こちらはロシアものと北欧ものを専門にされるオケだそうである。考えてみると、ロシアや北欧もの専門のアマオケはたくさんあるのだが、他の国(イタリア専門とか)はあんまりないな。やはり日本人は北の国の音楽を愛する傾向にあるのかもしれない。
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イギリス音楽専門オケだってあってもいいのにな。
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船堀というところに行ったのも初めてである。語感や字面から言って釣り掘とかありそうな感じ。ボートレース場とかはあるみたいだが(駅に降りたとたんにギャンブルおっさん臭がすごくしたのはそのせいか)。ホールは駅のすぐ前にあり、ポケモンジムになっているし、のっけからポケモンが大漁であった。ついでにいうと、ホール内は携帯も遮断してないのでポケモンができる(嬉)。そもそもコンサートホールでもないのだろう。ピアノの音はやや硬い印象。
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ロシアのピアニストが出演するとあって(全く知らないけど)、珍しく前方左側をゲット。ルビンシテインは聴いたことあったかな。こういう「あんまり有名じゃないけど聴いてみると結構いい曲だな」的なピアノ協奏曲が好きだ。ナマで聴けてありがたいし、おそらく一生もうナマで聴くことはないだろう。ピアニストは終始楽しそうで、最後に「ニッポンダイスキ~」と叫んで帰った。かたことの日本語覚えて可愛いな、とか思ったら終演後ロビーで普通に関係者と日本語しゃべってたので、しょっちゅう日本に来ているか日本に滞在したことあるのかも。
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ピアノ協奏曲の次はロシア歌曲集。大好きなピアノも歌ものも聴けるなんて、なんて贅沢なコンサートなんだろう(券タダで貰ったのに)。しかし、出演の歌手の方は三日前に?喘息を患ったという話で、そういえばあの名曲「ヴォカリーズ」であんなに硬い発声なのも不思議に思ったし残念だなあと思った。普段はもっと清澄なコロラチュラなのだろう(と、思いたい)。しかし、調子悪いながらも高い声はちゃんと出してたので、根性だなあと思った。珍しい曲が多いから代役いなそうだし。
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意外な名曲というか、掘り出し物だったのはあのエフゲニ・スヴェトラーノフの若かりし頃に作った歌曲である。オーケストレーションもとてもきれいで琴線に触れる感じで、今日のようなお嬢さんが歌うのにお似合いの、とても可愛らしいいい曲だった。どっから探してくるの。
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最後は交響曲。盛りだくさんである。全く予習しなかったので初耳なのだが、この曲はホントにいい曲で、私のツボをつんつんついてくるので、なんかちょっと泣きそうになってしまった。第1楽章の静かに始まるところから、弦楽器の哀愁のあるメロディ、それから木管楽器が明るいメロディを吹き始めるところなんてとても素敵できゅんきゅんする(←死語)。まあ、派手ではないけど美しいメロディにあふれていて、ヨーロッパの普通の家庭に掛けてある風景画のような風情。
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アマオケだからまあ・・・とか思うことが普段はたまーにあったりするけど、この日はすごく感動したしいいコンサートだった。まあ、今回はたまたま私の好きそうな音楽が並んでいたからかもだけど。ありがとうございました。
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2016年9月25日 (日曜日)

ハチャトゥリアン「ガイーヌ」他 オーケストラ・ディマンシュ

ボロディン/交響曲第2番 ロ短調
ハチャトゥリアン/バレエ音楽《ガイーヌ》(ガヤネ)より
指揮/金山隆夫 オーケストラ・ディマンシュ

(2016年9月24日 すみだトリフォニーホール)
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昨日行かせて頂いたアマオケさん。初めてである。
短い印象を。
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・よほど子供観客&連れてくる親御さんに恨みがあるらしい。それに関するものすごく丁寧なアナウンス(おしゃべりしたり、走り回ったりしないでね、等)があり、渡されたプログラムにもわざわざ子供向けの大きな字でふりがな付きの解説が載っていた。まあ、私のような大人(バカクラヲタ)でもこれは大変ありがたく、いいなとは思った。(最近アマオケさんの小難しい解説書に辟易していたもので。あたしみたいに学力ない人もいるんだから、あまり演奏されない曲はこんなふうに優しい解説書にしてほしいです。)
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・「ガイーヌ」のバレエ曲抜粋という大変珍しい(しかも長い。70分)プロだったので、指揮者のお気遣いで、学校にあるOHP用スクリーンに「今、この曲ですよ」的な表示がずっと出ており。親御さんがきっと「今、ここだよ」的なことをずっと説明するのを避けるためか。
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・ハチャトゥリアンの「剣の舞」以外の曲を演奏するのが日本ではよほど珍しいのか、アルメニア駐日大使のコメントがプログラムにあり。まあ、ショパンとシマノフスキ以外のポーランドものを演奏されるのも相当珍しいので同じようなものか。
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・しかしやっぱり「剣の舞」が待ち遠しい。最後から2番目だった。
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・最初2階席にいたんだけど、後ろにずらりと並ぶ小学生女子が不安だったので(演奏中ガチャガチャする)、休み時間に3階席(一人席)に移動。
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・終演後、友人が演奏会のハシゴに行ってしまったため、早々に帰路へ。いつもの近所の薬局でトマトジュースをまとめ買い(一個54円)。ここは何か買うとオマケにいつも絆創膏を1枚くれるんだけど、いつも買うので顔を覚えられているのか、この日はなんかヘンな携帯マスコットをくれた。実は仕事中コピー紙で手を切ることが多く絆創膏をもらえるのがうれしく思っていたので、「え、これいらない(絆創膏ください)」って言えなくて「ありがとうございます」ともらってきて、携帯につけてみたけどなんか微妙で。ふきふきするとスマホ画面がきれいになるのでまあいいか。

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2016年9月 4日 (日曜日)

オーケストラ・ダヴァーイ 第10回演奏会

スヴィリードフ:時よ、前進!
ポポフ:交響曲第1番作品7(アマオケ日本初演)
ショスタコーヴィチ:交響曲第10番
オーケストラ・ダヴァーイ
(8月28日 すみだトリフォニー大ホール)

もう一週間経ってしまった。忘れないうちに覚書。

初めて行かせて頂くアマオケさんである。ロシアもん専門アマオケとして君臨している(?)。開演前の場内放送も日本語→ロシア語という徹底ぶり。見渡したところ、ロシア人観客は見当たらなかったが誰得。最後の「スパシーバ」しかわからず。

解説のパンフレットを事前に見ようと思ったら、全部ツィッター形式だった。ポポフやらスターリンとかが色々呟いている(という設定)。こないだのショスタコーヴィチのラヨークの時の解説書も会話形式?の甚だ凝った物だったので、ロシア好きクラヲタは全般的に頭良すぎてよくわからんなあ、という印象。

「時よ、前進!」はソチ五輪の開会式で使われていた音楽である。映画音楽なので、曲的には結構新しいかと。(因みに、リオ五輪の新体操団体で、ロシア代表がこの曲使用していた・・ような。しかもそん時の出し物の前半はハルサイだった。さすがだロシア。日本代表も伊福部とかで踊ったらいいのに。)

スヴィリードフ、かっこいい、いかにもロシア!って感じの曲。コルホーズ!ソフホーズ!スパシーバ!(なにそれ)。ロシア国営ニュース。

ポポフ。プロオケでも最近演奏したらしい。勿論聴きにいってない。ポポフ一枚だけCD持ってる(別の曲)。しかしそれはとても聴きやすい曲だったもんで、全然違うかんじ。

交響曲第1番はもう、ただうるさいうるさいうるさい、って印象。なんかさー、絵で言ったらジャクソン・ポロックの絵を、「筆でタラタラなんてめんどくさい、バケツごとぶっかけちゃえ!」みたいな感じ。メロディなんかどこにあるの。3階席なのに、歯を食いしばって耐えた。苦しいよう。まあ、あとの方はだんだん慣れてきてちょっと快感になってきたけど。ドSか。

まあ、お陰でメインのタコ10が古典音楽のように聞こえた。始まったとたん、ベートーヴェンかと(いやマジで)。あれだけ「よくわからん」と苦しんでたタコ10が、こんなに親しみやすくわかりやすかったなんて。という訳で、ポポフは素晴らしい音楽である。


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2016年7月 9日 (土曜日)

ショスタコーヴィチ/反形式主義的ラヨーク 他

1468027358767 カレン・ハチャトリアン作曲
ヴァイオリンソナタト短調Op.1より2楽章
ヴァイオリン:小野唯
ピアノ:早川枝里子
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ドミトリー・ショスタコービッチ作曲
ピアノコンチェルト第2番Op.102
ピアノ:早川枝里子
指揮:右近大次郎
オーケストラ:アンサンブル大地
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セルゲイ・ラフマニノフ作曲
晩祷より第1曲”来たれわれらの王、神に”、他
合唱:東京トリニティコール
指揮:渡部智也
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ドミトリー・ショスタコーヴィチ作曲
反形式主義的ラヨーク
(オーケストラ編曲日本初演)
バス:渡部智也
指揮:右近大次郎
オーケストラ:アンサンブル大地
ピアノ:早川枝里子
合唱:東京トリニティコール
(7月3日 いずみホール)
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演奏会前日に、友人より誘われて参戦。未知な曲目だらけの、「ロシア珍味の福袋」的な風情。まあ、知人が出演するし面白そうだったので行ってみた。
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いずみホールって初めて行く。写真のような赤レンガの素敵なホール。ホール内も三角屋根ぽくておされな形状。ただ、音響はやや堅い印象で、せっかくのスタインウェイが安いピアノみたいに聞こえて惜しい。
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曲は異常にマニアックな印象を(字面から)はじめは覚えたが、いざ聴いてみるとそんなこと全くなくてとてもフレンドリーな曲ばかりだった(クラヲタのあたしが言うのもなんだが)。だいたい、ハチャトリアンだって「剣の舞」のあのハチャトリアンじゃない。カレンって何かの誤植かと思ったら・・・アラムの甥だった。ヴァイオリン・ソナタは第2楽章だけだったけど、とても素敵な聴きやすいいい曲だった。他の楽章はどんなんだろう。
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ショスタコのピアノ協奏曲2はどうもディズニーのファンタジアに使用されたらしい(何で知らないのだろう)。第1番はあのトランペットの掛け合いで有名だけど、2番もとてもフレンドリーな曲で(タコ苦手なわたしでも)なかなか楽しめた。
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唯一曲を知ってる(そしてCDを持っている)「晩祷」は4年だか前にラフォルジュルネで抜粋だったけどばりばりの本場もんを聴いてしまったので・・・ほう、という感じ。ロシア語難しそうだし自分がもし歌うとしたら・・・想像もつかない。
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で。
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メイン・イベントのラヨーク。オケ伴奏版は日本初演らしい。バス歌手4役あって、ロシアの官僚とか偉い人が次々と登場・・・今回は一人の歌手の方が扮装を変えたりして演じ分けた。合唱団は観客席の一列目と二列目に鎮座し、一般聴衆という設定。拍手喝さいをしたりしていたが、目立った行動をした人は捕まってしまい、次に出てきたときは洗脳されてロシアの民族衣装を着せられて踊らされていた。あの時代に迫害された「鉄工場」のモソロフを思い出す。
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題名はムソルグスキーの諷刺音楽『ラヨーク』にちなんでいる。ソ連の芸術界に吹き荒れた1948年の「ジダーノフ批判」を愚弄するもので、ジダーノフの演説や、スターリンの愛したグルジア民謡「スリコ」が引用され、自国の歴史的な作曲家の氏名さえ正しく発音できない官僚などが短二度音程で「HA!HA!HA!HA!HA!HA!」と槍玉に挙げられている。(Wikipediaより)
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絵文字まで加わる渾身の字幕付きだったので、とてもよくわかりとても面白かった。演じている方も演奏する方もとても楽しんでいる感じだった。かなり刺激的な内容のため、もし当時のロシアのお偉いさんが見聴きしたらみんな捕まっちゃうんじゃないかなあと。ホントしろうと感想で申し訳ないけど、面白かったです。頂いたこれまた渾身の解説書は半ページ読んだだけで目が拒否するくらい難解で、今も放ってあるんですけど読んだ方がいいでしょうか。
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それにしても、この曲の冒頭は聴いたことあるんだけど、テレビでやったのを観たのかしらんわたし。
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いずみホールがあるのは西国分寺。西国分寺ってなんだっけ・・・と道々考えて「あ、にしこくんだ!!」と狂喜。駅を出ると、駅前デパートはにしこくんの壁画でいっぱい。
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グッズを売っているという書店に行って、マスコットとかシールとかハンカチとか買った。気持ち悪さと可愛さが同居していて、ゆるキャラの中では大好きなもののひとつ。本人には会えなかったけど、とても嬉しかった。ついでに言うと駅前のスーパーで朝市?だかやってて新鮮な野菜を都心では考えられない安価で販売していた。コンサートがなければたくさん買って帰ってしまうところだった。
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全く関係のない話。
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・うちの会社の本社では毎週決まった曜日の朝に会社周辺のゴミ拾いをするんだけど、いつもようにゴミを拾っていたら突然知らない関西芸人風の黄色いサスペンダーした通りすがりのメガネのおっちゃんに親指を立てながら「ナイスやでえ~」とにこやかに言われたので、こんなクソつまらない事でもやっててよかったなと思った。
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・最近会社の社長が交代になったのだが、何かコーヒーに関しては人一倍こだわりのある人らしく。「朝、お茶じゃなくてコーヒーいれてくれ」って秘書さんが社長に言われたので、私が「好きな銘柄とか聞いておいて。注文するから」と言ったら、社長は「これ」って自分で持ってきた。何か見たこともないベトナムのコーヒー。これが終わったら次からはどこで買えと。アマゾンでも楽天でも売ってない。ネットをよくよく探したら英語の通販のサイトしかなかった(ドルで買う)。これは・・・密輸するしかないのかと。前の社長は安売りのお茶入れても全く気にせず感謝して飲んで頂いてたので、何かめんどくさい人きたなあと(秘書さんとともに)悩んでる今日この頃。
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・会社内で全般的に残業が多すぎて時短が叫ばれている。「リフレッシュ休暇とか進んで取るように全社で推奨しましょう」とかプロジェクト会議で言ってたもんで、『も、もしかしてあたしも、一週間くらい休んでベルリンやメトロポリタンに行けるかも!!シャーガーさんが観れるかも!!』とか一瞬目を輝かしてたんだけど・・・最近相次ぐテロ事件に、「このご時世になぜ好き好んで飛んで火にいる夏の虫みたいな事を・・・」とか思い、結局夢はしぼんでしまった。
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・毎年大手町駅の七夕飾りに短冊を書いているのだが、最近多発するテロ事件とか例のバレエ教室の事件とかあったので、今年はついつい「生きてるだけで十分です」とか書いてしまって、今ちょっと後悔している。
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・最近凝っている携帯のアプリは「いびきラボ」。枕元に置いて、寝ている間の音が録音でき、グラフにしてくれるもの。最初は「へええ、私いびきかくんだなあ、全然言われたことなかったけど」とか思って面白くて一日おきくらいに仕掛けて楽しんでたんだけど、ここ何日がちっともいびきをかかなくなったので、面白くない。いびきかいてた時は、風邪気味でたまたま鼻が詰まってただけだったみたい。(まあ・・・ちょっとほっとしたけど)

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2016年5月25日 (水曜日)

アウローラ管弦楽団第15回演奏会 プロコフィエフ

歌劇「戦争と平和」序曲(S.S.プロコフィエフ)
交響的物語「ピーターと狼」(S.S.プロコフィエフ)
交響曲第5番変ロ長調(S.S.プロコフィエフ)

米津俊広指揮/アウローラ管弦楽団
武藤祐子(ナレーター)
5月22日 すみだトリフォニーホール)
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パソコンが末期症状のため、備忘録的に。(画面がしましまなんてもんじゃない。完全にぶっ壊れてくれれば買いに行くのに中途半端に使えるのが困る)
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プロコフィエフ、交響曲は1番か2番くらいしか聴いたことないのだけど、ご招待頂いたので。たまにはいいかなと。プロオケではあんまりオール・プロコはなさそうな気もするので(そんなでもないのかな)、アマオケさすがである。気合いの入った解説書素晴らしい。30分前に会場入ったけど読み切れなかった。
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「戦争と平和」序曲。オペラ本体が成功しなかったので、あんまりやらない曲らしい。もちろん初めて聴く曲だ。ざっくりとした印象として、わくわくするとてもいい曲だと思った。
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ーターと狼」。ナマで聴いたの初めて。ちゃんと全部聴くの久しぶり。実は筋書きもあんまり知らんかった。音楽の授業で聴いたなあ。しかし。思うのは「子供向けだからといって、音楽の授業でこれを聴いてクラシック音楽にハマった人を見たことはない」ということだ。今回の演奏会だって観客にお子様はあんまりいなかった印象。アマオケでも観客のオッサン率が非常に高いと思った。なぜかしら。
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5番交響曲は前日にYouTubeで予習したのみ。1番よりは革新的で2番よりはわかりやすい。プロコは実は2番が大好きでヤルヴィ盤を昔よく聴いていたので、2番をどっかでやってくんないかなと思った。5番が一番有名なんだろうかプロコ。とりとめのない感じがいいなって思った。
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プロコフィエフは「ロメジュリ」のバレエの舞台を(もちろんナマオケで)観るのを夢見ているが、なかなか機会に恵まれない。高いお金を支払えばすぐ叶うのであろうが・・・(結構ケチである)。アンコールはロメジュリで嬉しかった。
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終演後、観にいらしてたアマオケの方々と飲んでいたのだけど、女性の団員さんは話題が「楽譜のうまい製本の仕方」とか非常に実用的な話題となるんだなあと。わたしはどっちかっつーとクラヲタのオッサン脳なもんで(作曲家とか演奏の話しかしないもんで)、ちょっと不思議に思った。ポポフを練習中とのことだが、とくに作曲家ポポフの話題にはならない。「ポポフって名前は可愛いのに、曲はぜんぜんポポフっぽくないの。どっちかっつーとトゥランガリラの方がポポフっぽい」という感じ。よくわからない。
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ボーナス出たらパソコン買おうか、それともティーレマンのラインゴールトの券買うか迷うなあ。ウィーン国立もあるしなあ。まあ・・・ケチなので結局どれも買わないかも。

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2015年4月13日 (月曜日)

リスト/ピアノ・ソナタ ラフマニノフ/ピアノ・ソナタ第2番 ホロヴィッツ

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リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調(録音:1977年)
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.36(録音:1968年12月、カーネギー・ホール ライヴ)

ヴラディミール・ホロヴィッツ(ピアノ)

何年か前に入手したBOX「ホロヴィッツ・プレイズ・グレート・ソナタ」より。実はこの中のショパンやベートーヴェンをたまーに聴く程度だったのだが、この10枚組の1枚目にあたるこの2曲をちょっと前に聴いて、何か口から出そうなくらい衝撃を受けた。普通に家でCDを聴いただけなのに、ラフ2終わったとたんにカーネギーの客と一緒にブラヴォー言ってしまったくらい。

まるで、悪魔に魂を売ってしまった、みたいな音楽。

小学校の時から大好きで聴いてたリストのピアノ・ソナタは勿論素晴らしい(ちなみに、小学生の時愛聴していたのはホロヴィッツではなく、確かアンドレ・ワッツだった気がする。)。

しかし、ホロヴィッツで初めて聴いたこのラフマニノフの2番は、コンチェルトなんかで普段慣れ親しんでいる優美なラフマニノフとは違い、何か別の次元にいるような音楽。ちょっと私のような凡人には理解しがたい。わけわからない(無調ではないんだけど)、とにかく凄い曲だと思う。

ウィキペディアによると、この曲はラフマニノフの生前はあまり評価されなくて、その後改訂版を出版したそうである。しかしホロヴィッツはそれに異議を唱えて独自に初版と改訂版の折衷版を作り(ホロヴィッツ版)、それを好んで演奏していたそうである。

だもんで、私の聴いているのはホロヴィッツ版ということなんだろう。他の人の演奏を聴いたことがないので、初版も改訂版もよくわからんのだが、とにかくこれは凄い。

で。この曲、もうホロヴィッツでは生で聴けないので・・・トリフォノフで聴いてみたいな。しかし今年の来日公演では1番を弾くみたいで、惜しい。2番弾かないかな。

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先日行ったサントリーホールのオープンハウスにて、ロビーで作曲家の人気投票みたいなことをやってたので、さあ投票しよう!と思ったら、モーツァルトとかベートーヴェンなんかの超メジャーリーグ級作曲家しか候補になく、私の好きなワーグナーもR・シュトラウスもマーラーもなかったので、ポーランド音楽探究家としてはショパンに投票。

そしたら係のおねいさんに「あ、女性はショパン好きですからね」と流された。まあそんな程度かな、私のショパン好きは。ちなみにクラシック初心者の友人はラヴェルに投票したが(たぶんボレロしか知らん)、そっちのほうがなんか通っぽかった。

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2014年12月21日 (日曜日)

Kバレエカンパニー/くるみ割り人形



チャイコフスキー:バレエ「くるみ割り人形」
(赤坂Sacasバージョン)

ドロッセルマイヤー:杉野慧
マリー姫:浅野真由香
クララ;河合有里子
くるみ割り人形/王子:伊坂文月
人形王国の王様:ブレンデン・ブラートリック
人形王国の王妃:酒井麻子
ねずみの王様:栗山廉
フリッツ:酒匂麗
雪の女王:中村春奈
雪の王:佐々部佳代・湊まり恵
粉雪:新蒔礼子・井平麻美

他 Kバレエカンパニーの人々

(12月20日 赤坂ACTシアター)

過去記事:カルメン(バレエ) Kバレエカンパニー

<あらすじ>
世界一堅いくるみを割る怪力少女クララが人形王国を救う。

友人の誘いで、クソ寒い中突如出陣。日本では12月は「くるみ」か「第九」ばっかりなんだけど、「くるみ」を見るのは生まれて初めて。人生4回目の生バレエ鑑賞である(小学生の時の近所のバレエ教室の発表会含む)。

とは言うものの。今回ナマオケじゃなかったのだ(涙)。このバレエ団は座付オケがあり(新国でさえ、座付オケないのに)、前回カルメンでとても素晴らしい演奏を聴かせて頂いたのでガッカリ。会場にオケピがないからかもしれん。まあ、バレエを楽しみたい方はどっちでもいいのかもしれんが。

録音は、クマテツさんの監修のもとで録音されたもの。CDもロビーで売ってたようだ。このホールの音響はなかなかいいようで、録音だということはすぐに気にならなくなった。でも、せっかくのチャイコフスキー、クラヲタ的には是非生で聴きたかったとこだ。

しかし、公演はとても楽しかったし、舞台装置は美しかった。残業続きでかなり心が病んでいたのだけど、癒される気がした。バレエ・ダンサーの方々はホントに素敵で、ドロッセルマイヤー役(じいさんではないような)とか王子役のダンサーさんはスタイル抜群で(舞台では普段太ったオペラ歌手を見ることが多いため)目の保養になった。力強いジャンプや回転も「やっぱりすげえなあ」といたく感心。クララ役の人はふんわりと風のように踊り、可愛らしかった。

ただ、そもそもチャイコフスキーのせいなんだけど、とっても短くてすぐ終わってしまった。子供向けだからか。あと、中国人形の踊りのときにかかってた覆いがなかなか脱げなくて一回引っ込んだりしたアクシデントがあったんだけど、何事もなかったように上手に踊っていたのでブロだなあと思った。

ねずみさんたちは可愛かった・・・けどねずみ嫌いな人にはちょっとダメかも。

公演は12月26日まで。

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残業続きとダイエット(健康診断があった)のため、ここ一週間キャベツとおにぎりと豆腐しか食べてなく、夜は久しぶりにごちそう。ショウロンボウとペキンダックのセットを食べた。美味しかったわ。

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2014年5月 5日 (月曜日)

LFJ2014 レミ・ジュニエ ラフマニノフ協奏曲第3番

475ラフマニノフ:交響詩「死の島」 op.29
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 op.30

レミ・ジュニエ (ピアノ)
ウラル・フィルハーモニー管弦楽団
ドミトリー・リス (指揮)

何日か前に、券を取ったEプラスから連絡があり「ピアノのヨーゼフ・モーグは急病のため、レミ・ジュニエに変更になります」ということだった。払い戻しには応じるとのことだったけど実はどっちも知らないピアニストだし、大好きなラフ3が聴ければなんでもよかったんでそのまま観賞。

ピンチヒッターとはいえ、前日この曲を他のプログラムで弾いてたはずなので、別に「急にこの難曲を弾けなんてそんな鬼畜な」ってなことはない。弾きこなせているはずである。ので心配なし。

ということで。

最初は「死の島」。ラフマニノフがベックリンの絵画にインスパイアされて(実際はマックス・クリンガーが銅版画に起こしたものを見ただけで作曲時は原画は見てないらしいが)作曲されたもののようである。もちろんナマで聴くのは初めてだしCD持ってない。一回くらいは何かで聴いたことあったかな。

これがまあ、ウラル・フィルってやっぱりロシアの楽団なんだなあって思うようなすごい演奏で。はるばる遠くからありがとうって感じだった。あんなおっきなコンサート・ホールを爆音でいっぱいにさせる演奏だった。圧倒された。そもそもこういう曲なのかは不明。

で、メインのコンチェルト。

レミ君は、(舞台横の大画面スクリーンに映し出されたのを見ると)結構な美少年だった。なんか・・・少年時代のキーシンをちょっとだけ思い出した。全体的に華奢な感じで「こんな少年がラフマニノフなんか演奏するの?」とかちょっと心配になるくらいに。(ホントは21歳?らしいんだが)

でも。それは杞憂であった。なんというか、かなりテクを持っている人だなあと。で、名前からしてフランス系だと思われるが、ロシア系のオケがばりばりとロシアンな演奏をする前で、彼はやや繊細なフランス系の音楽を繰り広げた。色で言ったら漆黒のってな感じ。その双方のギャップがなんか新鮮。レミ君はきっと夜のギャスパールとか演奏したら似合いそう。とにかく引き込まれる魅力的な演奏であった。ロシアンなピアニストとはまた違う、いいピアニストをまた知ることができてよかった。覚えておいてね、レミ・ジュニエ。

(ナントでのジュニエのラフ3映像を見ると、第3楽章で赤ちゃんがギャン泣きしてて「ああ、こんな感じなんだなあ」って思うよ)

今回、ピアノ部門では、ゲニューシャスとともにいい演奏会だった。(そんなにたくさん行ったわけではないけど)

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地震があったというのになんのその。本日はお天気もイマイチな中、LFJの混みっぷりは例年になく。やっぱりあんまりお金をかけなくても楽しめるっていうのは、増税後のレジャーの重要ポイント。この音楽祭、人民が求めるニーズにうまく合致したようだ。大成功?なのかな。(関係者でないのでよくわからんけど)

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しかし、(もしかしてだけど)基本的にクラヲタってLFJって行かないものなの・・・??

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LFJ2014 ベレゾフスキー チャイコフスキー協奏曲1番

バーバー:弦楽のためのアダージョ op.11
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 op.23

ボリス・ベレゾフスキー (ピアノ)
シンフォニア・ヴァルソヴィア
ジャン=ジャック・カントロフ (指揮)

(ホールA)

今日は。
関東地方に結構な大きさの地震があり。あたしも早朝に起こされた。せっかく熟睡してたのにい。

でも。23区内でもウチの区は震度3だったの。そうたいした地震じゃなかったの。

なのに。ラ・フォルなんとかを開催してる国際フォーラムのある区は、震度5弱だったの。そんなとこに(券を買ってしまったばっかりに)わざわざ向わなきゃならないって。なんというか。演奏中にまた地震があったら、どうしよう。

あの迷路のように脱出しにくいホールAで。(何回行っても構造がわからない)

しかも、遠くようろっぱからはるばる日本においで下さった演奏家の方々の恐怖はいかばかりか。怖くて来年からこなくなっちゃったらどうしよう。コルボ先生とかご高齢だし。

演奏が始まる前のアナウンス、あの長々とした「地震が起こった時のご注意」が現実的になっちまっているんだけど。

・・・と色々な不安要素があったのですが、何事もなかったように演奏会は行われたわけです。普通に。わたしも(朝、NHKに映っちゃったあの女の子みたいに)「地震なんてナイヨ!」m9(^Д^)って言いながら電車乗ったわ。

本日はピアノ協奏曲特集(ワタシ的に)。
まずはベレゾフスキー先生のチャイコン。

とその前に。ヴァルソヴィアの演奏によるバーバー。
バーバーは「弦楽のためのアダージョ」だけの一発屋だと一般的には言われているものの、ホントはそんなでもない。それってかなりエルガー的な。バーバーにはあのヴァイオリン協奏曲もあるし(ナントではやったみたいね。とってもいい曲なの)、あのノスタルジックな「ノックスヴィル、1915年夏」もある。うーん、他に何かあるかってイマイチよく知らないんだけど、オペラも何曲かある。

とはいえ「弦楽のためのアダージョ」はお葬式音楽の定番であるし、映画音楽やテレビドラマの「悲しいシーン」「人が死んじゃうシーン」ではよく使われる。一番有名なのは「プラトーン」かな。

私はこの曲ナマで聴いたの初めてだと思う(たぶん)。でもなんか、本日はポーランドを代表するオケのひとつ、ヴァルソヴィアが演奏したってことでアメリカ音楽というよりも「悲歌シン」でお馴染みのグレツキとか、「オラヴァ」でお馴染みの(いえ、日本では全然お馴染みではないです)ヴォイチェフ・キラールとか、そんな感じに思えた。絶対にあのオケはそれを意識してるって感じた。

というわけでいい演奏でした。胸イタ系楽曲の傑作だ。

みんな、もっとポーランド近代・現代音楽聴こうぜえ。(関係ないけど)

さて、チャイコン。実は(このブログでは何回か書いているが)この曲はコンサートに行くほど大好きではない。では何でこのコンサートの券を買ったんでしょう。それは、ベレゾフスキー先生の演奏が(なんとしてでも)聴きたかったからであり。

そして、ラフ2が(浅田マオちゃんの影響で)早々に売り切れてしまったから!!!

しかし、昨日のブログにも書いたけど、ベレゾフスキーさんは太ったねえ。どうして。昔は美青年だった気がするし、こないだEテレでデーモン閣下と共演なさったときも結構素敵だったんだけどなあ。

まあ、肝心なのは演奏なのでどうでもいいが。

演奏は・・・なんであんなに早いのかと。チャイコン(コンクール的な意味で)で優勝したのだから、この協奏曲は目をつぶったって弾けるんだろう。でもそれにしても・・・・ぶっとばしてないか。地震があったから早く切り上げたいのかと思った。オケ・指揮者ともども。

もうね、おそらく写真で撮ったら指先が写らないと思う。

途中、もう北斗の拳ばりに「あたたたたたたたたたたた!!」って言いながら弾いてた感じだった。爆走してた。あれはあれでよかった。

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次の公演までに、時間があったのでお外のキオスクのコンサートを見学。早朝の〇歳児コンサートの時に出てたっていう、ムジカーシュってハンガリーの民族音楽を演奏するおっちゃんたちが出てきた。カッコイイわ。ジプシーって感じ。こういうの大好き。なんか聴いててグラーシュとか食べたくなった。そんでもって踊りたい。

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2013年8月 4日 (日曜日)

ラフマニノフ/交響曲第2番 ハンドリー指揮

130804_174601 ラフマニノフ:交響曲第2番
ヴァーノン・ハンドリー指揮 ロイヤル・フィルハーモニー

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来週、小旅行に出かけるため、エネルギーを蓄えたくて、この土日はあまり出かけることなくゴロゴロしてテレビを見たりしている。まあ、このところ少し気分が落ち込んでいるというのもあるんだけど。何もしねえのも何だなと思い、久々に音楽ネタで更新。

昨日からやっている27時間テレビなどをずっと見ているが(女お笑い芸人好きなので。でも大好きなニッチェが見当たらない)、この番組でもいう女子力とは何だろう。そして・・・女子力を上げる音楽とは。

というので行きついたのはラフ2。いやあ、昔日本のドラマで使われていた・・・ということだけのチョイスであるのだが(見てないけど)。有名な第3楽章はとてもロマンティックで、何だか女子力あがりそうである(勝手に思ってるだけだが)。こないだの冨田さんの「イーハトーヴ交響曲」にも使われていたな。

それにしても、なんという(過度に)ロマンティックな楽章であろう。クラシック音楽の中でも屈指の美メロであると言っていい。

(たまーに「音楽の中で一番美しいメロディってなんじゃろうか?」とか考えたりするけど、それって人それぞれなんじゃね?とか思って考えるのをやめてしまう。私自身も日によって違うし。コルンゴルトって思う時もあるし、バッハの時もあるしな~)

この曲のCDは他にビシュコフ盤を持っていたような気がする。ある日ラジオでこの曲の第3楽章だけ聴いて「何と美しい、素晴らしい音楽だろう!」と思って一番近い駅のCD屋で購入したんだけど、たまたまビシュコフ盤しかなかったのかな、多分。

演奏は普通に気にいってたんだけど、指揮者の写真のジャケットがどうも苦手で。ジャケットを裏返してケースに入れてた記憶がある。(あたしは昔から濃い顔の男がどうも苦手で。うすい顔の男が好きなもんで。最近のお気に入りはスノーデン氏。ニュースで出てくると歓喜。)

さて今回のCDだが、ロイヤル・フィルハーモニック・コレクションの一枚である。駅で500円だかで買ったハンドリー指揮の「惑星」があまりに素晴らしくて、翌日他のハンドリー指揮のを探して買ったものである。他にワーグナー管弦楽曲集も買ったんだ。

「惑星」もぶっとび名演奏であるけど、ラフマニノフも意外と?かなりいい演奏。実はワーグナーの演奏がちょっとすっきりしすぎてて(まあ、好きな人もいるかもしれんが)ちょっとアレだったんだけど、ラフマニノフはかなり熱い演奏で大変素敵である。録音もよいし。おすすめ。私は反則かもしれないけど、第3楽章だけ聴くことが多い。

ロイヤルなんちゃらのばら売りは最近めっきり見かけなくなったが(1~2年前に埼玉のホームセンターで見かけたきりである)、普通のCD屋では廉価盤で普通に売っているんじゃないかなあ(最近CD屋に行ってないのでわかんないけど)。

iconiconビシュコフの濃い顔。

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