2019年11月 2日 (土曜日)

マスネー/「ウェルテル」ウィーン国立歌劇場ライブストリーミング

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Jules Massenet Werther

Dirigent Frédéric Chaslin
Regie Andrei Serban
Ausstattung Peter Pabst
Kostümmitarbeit Petra Reinhardt
 
Werther Vittorio Grigolo
Albert Adrian Eröd
Charlotte Elena Maximova
Sophie Ileana Tonca
Le Bailli Hans Peter Kammerer
Schmidt Benedikt Kobel
Johann Ayk Martirossian

ウィーン国立歌劇場ライブストリーミングに課金してしまったため、さほど興味もないオペラも全部観ているが(そろそろ脱退しようとは思っている)、さすがにこの前の「シモン・ボッカネグラ」は私に合わなかったようで半分くらい聴いて諦めてしまった。

今回のマスネーもあんまり興味がなかったし、実は「ウェルテル」もまるで初めて聴くオペラだったのだが、聴いてみてあまりに素晴らしかったので今まで聴かなかったことを若干後悔した。新国立の藤村さんのシャルロットも迷った挙句行かなかったし。

曲も演奏も素晴らしいとは思ったけど何と言ってもタイトルロールのグリゴーロが素晴らしい。ほれぼれとしてしまう美声である。ここらへんの「クラ女子が目をハートにしてしまう系」の歌手にどうも疎いのであまり知らない歌手だが、来日もしているらしいしYouTubeに上がっているアレーナ・ディ・ヴェローナのコンサートでクィーンのブライアン・メイと共演もしている。

マスネーの曲などほぼ興味なかったのにお蔭で3回も聴いてしまった。まあ、ドイツものと比べて短いっつーのもあるけど、美しいメロディに溢れてとても親しみやすく、なるほど、だからマスネーって昔から人気あんのかなとは思った。ギョエテの原作を咀嚼してあるような台本もわかりやすい。おかげでなんか昼メロみたいになってるけど。演出の設定が現代に近いのもなんか珍しくて(シャルロットが部屋でテレビみてたりする)面白かった。まあもうちょっと原作に近い時代設定のほうがカッコイイ衣装のウェルテルを拝めるかなあとも思うけど。

指揮者のシャスランは新国立にも「ホフマン物語」を振りに来日しているようだが、HPの写真がなんかすごく違うので別人かと思った。そんなに昔の話でもないのに。

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日本国民としてごく普通にラグビーW杯を見たりしているが、決勝でイングランドが負けて南アフリカが勝ったというのに表彰式の音楽がホルストの「惑星」の「木星」だったのがなんかよくわかんないな。イングランドの人々もはるばるやってきたヘンリー王子も「なんで?なんで?」と思ったんじゃなかろうか。アレ、イギリスの国民的音楽だぜ、皇室行事にも使われるし。個人的にはデクラークのプリっとしたお尻が好きです。

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2018年10月 8日 (月曜日)

メシアン「アッシジの聖フランチェスコ」カンブルラン/読響(CD)

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昨年聴きに行ったメシアンの「アッシジ」のCDが発売されたというのでぽちった。すでに実演の感想で述べた通り、行ける予定はなかったのに、当日券30枚に並んでいた私の前に天使が舞い降りてきてS席(多分関係者席)の券をタダで下さりお金を払ってないので、迷いもなく購入。今日届いたので聴いている。
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実演の時はとくに思わなかったのだが、改めてCDで聴くとはじめの方はやはり日本のオケの音がする。小澤さんの初演盤(おふらんすのオケである)を聴きなれていたせいなのだろうか。ちっとも悪い意味ではなく、お米、お醤油、お味噌汁、なんか聴いていて落ち着く感。キリスト教関係の音楽なのに何かお経とかお能に近いものも感じる。

演奏(というより曲)についての感想は過去記事にもあまり書いてない(もう、現場に居られただけで有難い感があったもんで)んだけど、CDでの感想はとにかく長い長い。はじめのほうはまだしもCD3枚目くらいからは、「終わるよ~終わるよ~」と思わせておいて、「やっぱり終わらないよ~」と続く。いや、退屈というのではないのだけどね。なんだろう、お寺で延々とお経を聞かされても、「なんかずっと同じ繰り返しだけど、なんか落ち着くな」と思うのに似ている。
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しかしまあ、さすがにフランチェスコの死にさしかかり合唱が「フランソワ~」と歌うあたりから実演の感銘を思い出しグッとくる。合唱がほんとうにうまい。ところでこのCDは外国でも発売されるのかしら。ようろっぱの人にも是非聴かせたい。日本の合唱団とオケはこんなにすごいんだぞって。
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CD化されたのは素晴らしいし有難いとは思うものの、映像でも見たいなあというのも正直なところ(夜中の読響のテレビ番組で一部は見聞きしたが)。美しい天使役の人も観たいし、ワーグナーのオペラに出てくる性格テノールっぽい皮膚病の人もまた観たいし、何より最後のほうの打楽器の人々の熱演とか(ほんっとに凄かった)、オンドマルトノの演奏とかも(1階席からはよく見えなかったので)見たいなあと思った。
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(HMVで買う人はこちら)

『アッシジの聖フランチェスコ』全曲 シルヴァン・カンブルラン&読売日本交響楽団、ヴァンサン・ル・テクシエ、他(2017 ステレオ)(4CD) icon

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余談だが、ノットのゲロンティアスもCD化してほしいね。東響だけど。

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2018年1月27日 (土曜日)

今更アッシジ

会社の用事で必要になった卒業証書を実家に取りに行ったついでに、今更メシアンの「アッシジの聖フランチェスコ」の初演CDを持ってきた。日本語対訳付き。
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小澤さんが若くてびっくりした(そんなに前だったっけ・・・だよなあ)。  なんかまあ・・・つい2か月か前にサントリーで聴いたのに、早くも懐かしいなあという。合唱は(録音が古いせい?気のせいかもしれないけんども)新国のほうがうまく感じる。いやこんなのよく日本でやったよね。
 

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2017年12月 9日 (土曜日)

エマール

先日行かせて頂いた(ホントに行かせて頂いた感が強い)アッシジの演奏から暫くメシアン以外受け付けなくなってたので(今はそんなでもない)、当然ピエール=ロラン・エマールの「幼子イエスなんちゃら」のコンサートも行こうかなと思ったのだけど、時節柄残業で行けず。
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仕方ないので、薬局でおしゃれ着洗いのエマールを買って着古したセーターを洗ったりなどしました。いい匂いです。
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エマールさんがエマールを手にしてる写真や動画を見るたび、どうして無理してでも行かなかったのか・・・と後悔の念。メシアン中毒性がある。
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2017年11月26日 (日曜日)

メシアン「アッシジの聖フランチェスコ」カンブルラン/読響

Assiji3posterメシアン:歌劇「アッシジの聖フランチェスコ」 (演奏会形式/全曲日本初演)

天使=エメーケ・バラート(ソプラノ)
聖フランチェスコ=ヴァンサン・ル・テクシエ(バリトン)
重い皮膚病を患う人=ペーター・ブロンダー(テノール)
兄弟レオーネ=フィリップ・アディス(バリトン)
兄弟マッセオ=エド・ライオン(テノール)
兄弟エリア=ジャン=ノエル・ブリアン(テノール)
兄弟ベルナルド=妻屋秀和(バス)
兄弟シルヴェストロ=ジョン・ハオ(バス)
兄弟ルフィーノ=畠山茂(バス)
合唱=新国立劇場合唱団
びわ湖ホール声楽アンサンブル
(合唱指揮=冨平恭平)
指揮=シルヴァン・カンブルラン
読売日本交響楽団

(11月26日 サントリーホール)
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アッシジは発売早々券が売り切れてしまい、まったく行ける予定がなかったので前勉強もせず。小澤盤(初発売盤で日本語対訳付き)も実家に置きっぱなし。とにかく見れないのが悔しいのでなるべくアッシジとは無縁の生活を続けてきた。
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それが。
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当日券30枚出るということなので、イチかバチか発売1時間前にサントリーへ。すでに並んでいたものの、数えてみたら前から15番目くらい。まあ、一人2枚づつ買われちゃったらアウトだけど、もしかしてぎりぎりに入手できるかも。そんな感じで(わくわく半分不安半分で)並んでたら。
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見知らぬ女性に声をかけられた。何でも、招待券2枚貰ったものの、1枚余ってて困ってるそうで貰ってくれますか?とのこと。
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えー。1階席1*番目。どう考えてもS席。
もう、めちゃくちゃお礼を言った。もおお「ミラ~クル♪ミラ~クル♪」などと歌いながら踊りたくなってしまうほどの歓喜。
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そんなこんなで。入場できることができました。ホントに最近(こーゆー芸術関係では)ついてる。「怖い絵展」も「運慶展」もそんなに並ばずに入れたしね。
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しかし。私あんまりこの曲慣れ親しんでない。第1幕はなんとか歌える部分もあるくらいたくさん聴いてたけど、第2幕からはほとんど頭にない。なので、第2幕のはじめの方はちょっとうとうと。でもそのあとは意外とちゃんと起きてた。いやー6時間なんて、ワーグナーだったら絶対寝ないんだけどなあ。
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メシアンの曲はトゥランガリラがギリギリな感じ。結構何回かトゥランガリラは実演で聴いてるし、もちろんカンブルランの指揮でだって聴いてる(11年も前だが)。
あとはよくわかんねー。世の終わりのなんちゃらくらいか。
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しかしまあよくこんな曲を演奏したなあと。指揮者もすごいなと思ったけど、オケも合唱団もなんかもう超人的な感じだった。ひれ伏す。いやもちろんこんな曲こさえちゃうメシアンもすげえなと思ったけど。たとえはヘンだけど、突然目の前に巨大なUFOがぐわんぐわん言いながら光を放って現れて、中から宇宙人がわらわら降りてくるくらいの衝撃だった。(未知との遭遇?)
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今までバッハとかワーグナーとか今まで音楽関係で「神様」が出てくる音楽はたくさん見聞きしてきた。でも、本当の意味で人間を超えた「神様」を音(だけ)で表現したのはこの曲が初めてだと思った(私が聴いた限り)。まあ、オンドマルトノなんて電気楽器を使っているから、それは反則かもしれないけど、合唱団の声とかオケの使い方とかなんかもう・・・語彙がない。
この場に居られてよかった。
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歌手の方もみんな素晴らしかった。天使の人きれいだったし声も天使っぽかった。タイトルロールの人も暖かな声が(ホセ・ヴァンダムよりも)とても役にあっていたと思う。皮膚病の人の役の人もよかった(「肌のシミが消えた!」って訳を見て、ちょっとテレビショッピングみたいだなって思った。私の肌のシミも消してもらいたい。)。グッドルッキングガイたち(誰とは言わんが)もよかった。
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あと合唱団の方々、すげえと。世界に誇れる。読響さんもすごかった。なんかもう、とにかくありがとうございました。ごめんなさいタダで聴いて。
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こないだ、モンテヴェルディのポッペア見聞きして、今日はアッシジ聴いて。オペラ史の「はじめと終わり(まあ終わってはないけど)」を東京に居ながらにして(個人的には4連休中に)体験できたのはホントにミラクルで、どちらも世界に誇れるくらいの名演だった。
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ついでに書くと、お昼ご飯に食べたカラヤン広場の骨董市?で出てたフィッシュアンドチップス屋さんのフィッシュバーガーがすごく美味しかった。 身がぷりぷりで。また食べたいよう。でも、こーゆーのは一期一会なんだよねえ。
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(追記)
アッシジからもう一週間たちますが、メシアンとモンテヴェルディしか受け付けない特異体質になってしまいました(何それ)。
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まあ、モンテヴェルディはFMで放送されるのでまだ気が済むのですが、アッシジのほうは・・・。読売(テレビ局)の楽団だから、テレビで放送しないのかな、とかDVDになったりしないのかなとか思うのですが、結構死んだばっかの作曲家なので著作権の関係もあるしどうも難しそうな気がします。
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というわけで、唯一持ってる小澤盤が相変わらず実家なので、YouTubeで聴くわけですが、カンブルラン指揮の(2004年パリ)がUPされていたので聴いています。音だけだしライブなのであまり録音よくない感じですが「あ、同じ音がする!同じ演奏だ!」と思って感激。消されるとさみしいので自分で探して。 メガネの~♪
 

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2017年5月 7日 (日曜日)

LFJ2017 オネゲル「ダヴィデ王」

オネゲル:オラトリオ「ダヴィデ王」
クリストフ・バリサ (語り)
ロランス・アミー (巫女)
リュシー・シャルタン (ソプラノ)
マリアンヌ・ベアーテ・キーランド (メゾ・ソプラノ)
エンドリク・ウクスヴァラフ (テノール)
ローザンヌ声楽アンサンブル
シンフォニア・ヴァルソヴィアのメンバー
ダニエル・ロイス (指揮)
5月6日(土) 13:30 ~ 14:45
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今回のイチオシだということだし、そもそもオネゲルの声楽曲が好きなので真っ先に購入。しかし、私、この曲知ってるしCD持ってるはずだったのに、このダヴィデ王さんが歴史上どういう人だったのか不勉強でイマイチわかんなくて、物語の何に感動していいのかわからないまま終わってしまった。演奏は素晴らしかった。いつもながらローザンヌの合唱は美しい。♪ハ~~~レルヤ~~の美しさでは感動した。ソプラノ歌手の人も可愛かった。バッハでもモーツァルトでも毎年泣くほど感動するプロダクション?なのでこんな感想で許して。
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終演後、友人としゃべってたんだが(友人の知りあいという)初対面の女性とちょっとお話しした。私はすなおな性格なので何を言われても「そうですねえ(あはは)」とかしか答えないのだけど、別れたあとでよく考えてみたらその方、物事すべて否定形から入る人だったので、明るくて面白そうな人だったのに人生つまんなくないのかなって思った。
ま、いろんな人に出会えて楽しいLFJだった。
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その他、無料コンサート
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東邦音楽大学ブラスクワイア
金管楽器のアンサンブルが好きなのでとても上手でよかった。スパークが聴けて嬉しかった。
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ノルカルTOKYO with ウルフ=アルネ・ヨハネッセン(ノルウェーの民族音楽と踊り)
フィドル弾いてる日本人のおねいちゃん可愛かったし、二人のノルウェー人の男性も素敵だったし、さわやかな北欧の空気が感じられる楽しいコンサートだった。しかしどの曲が「山羊さんはご機嫌ななめ」なのか「おじいさん節」なのかわからなかった、CD買えってことなの。
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テリー・ライリーin C
個人的には結構面白かったし、疲れてなければ一緒に踊ってもいいくらいな感じだったのだけど、前記同席の初対面の女性が「ばかじゃないのこれ、なんなの?宗教?」とずっと文句言ってたので「そうなのかな」と思ってしまった。ごめんなさい。

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2016年6月15日 (水曜日)

メシアン/トゥーランガリーラ交響曲 ル・スコアール管弦楽団

メシアン/トゥーランガリーラ交響曲
独奏: オンド・マルトノ 原田 節
ピアノ 安田 正昭
指揮:田部井 剛
ル・スコアール管弦楽団
(2016年6月12日すみだトリフォニーホール)
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アマオケさんがトゥランガリラを演奏。素人目に見てもこれは凄いことだと思う。券を頂いたので有難く行かせて頂いた。「この曲が日本で演奏されるのはとても珍しい事です」と、演奏会のたんびに言われるのだが、なんと(群響に続き)今年2回目である。人生において4回目?5回目かな?しかも「演奏されれば絶対行くぜ!!」ってほどこの曲LOVEってほどでもない。
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というわけで、そんなに熱く語れるほどメシアンに精通しているわけでないので(ええっと、メシアンでこの曲の他に持ってるCDはもしかしてオペラ「アッシジの聖フランシスコ」の全曲だけかも?日本でやらないかな)普通に鑑賞。演奏前にこの曲の演奏では(日本では)だいたい登場する原田節さんと、メシアンの奥さんの弟子っつーピアノの安田さんと指揮者のお話があった。安田さんは「メシアンに別荘に呼ばれてメシを食った仲」と言っていた。無論、原田さんもメシアンとは非常に関係が深い。オンド・マルトノの説明は(今さらながら)なるほど的で。あのスピーカーみたいな丸いやつってドラが入っているのね、打楽器の。ふうん。
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この曲は(素人なのでよくわからんが)かなりいろんな拍子が入り組んでいて、合わせるのが大変なんじゃないかなあと。自分がオケに入ってるわけでもないのに何故か拍子を勘定したりしながら聴いてしまう始末。しかし、オケが迷子になってしまったりとか、そんなことは(私が思う限り)なかったし、何と言っても曲のテーマが愛だったり、性愛だった(うはっ)するわけなんだがそれは演奏から何故かすごく感じた。なんだろう。演奏者さんたちの演奏することに対する愛なのかもしれない。すみトリの3階席の横からオケを見下ろす席で鑑賞。打楽器奏者が沢山いるなあ。マラカス4本持ちしてる奏者もいて、アレあたしできないわ、手が小さいから。
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まあホントにすごい迫力。練習大変だったろうな。お疲れ様でした。ありがとうございました。ごめんなさい大したこと書けなくていつも。
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先日、テレビでやってた「ファミリーツリー」(N響)を前の方だけ観た。この曲ではいつも思うんだけど、タケミツさんは年若い可愛い(13~4の)女の子に公衆の面前で「う○ち」とか「お○○○ん」とか言わせるためにこの曲作ったんじゃないかなあと。聴けば感動する、とてもいい曲だけど。(ごめんなさい、言ってみたかっただけです)
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仕事上、給与計算をしているのでよけい考えるんだけど、自分の毎月払ってる高い住民税が都知事のチャイナ服とかホテル三日月代になってたのかと思うと、もう頭に来るしいやんなっちゃう。こないだ行ったばっかりなのにまた選挙に行かなきゃならんのか~とも思うし。でももし、次の都知事が元柔道金メダリストになったら、私は真面目に東京都民を辞めるか、ふるさと納税に切り替えることを考えるわ。ふるさと東京だけどさ。東京大好きだから、できれば離れたくないんだけどね。
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こないだ、アンドレアス・シャーガーさんの写真を見て「かっこいい~」と言ってた友人は、フロリアン=フォークトさんの写真を見せても「かっこいい~」って言ってたので何でもいいんだなって思った。(ちなみに彼女はフィギュアスケートのジュベールの大ファン)

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2016年3月21日 (月曜日)

トゥーランガリラ交響曲 群馬交響楽団

ドビュッシー/牧神の午後への前奏曲
メシアン/トゥーランガリラ交響曲*
原田節(オンド・マルトノ)*
児玉桃(ピアノ)*
大友直人 指揮/群馬交響楽団
(3月20日 すみだトリフォニーホール)
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楽しみにしていた演奏会。群響さんは以前「戦争レクイエム」を聴きに行って以来だ。
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トゥーランガリラじゃ大編成だしイレギュラーな楽器が必要なため、日本ではそうそうしょっちゅうやる曲ではない。だもんで私が生で聴くのはたったの3回目である。しかし、昨年は鈴木王子が指揮したし(行かなかったけど)、今年の何月かには某アマオケさんがこの曲を演奏するという(予習でいらした楽団員さんが何人も)。既に「現代音楽」じゃなくて「古典音楽」になりつつある。
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いつもながら、オンド・マルトノは原田さんである。この曲か「火刑台上のジャンヌダルク」の時はいつも原田さんがオンド・マルトノである(他の奏者をナマで見たことがない)。初めて見てから何十年も経ってるはずだ。だのに・・・原田さんはずっと容姿に変化がない(前も書いたけど)。若さを保つ秘訣はなんだのだろう。教えてほしいわ。そしてオンド・マルトノって今も製造してるのかしら。
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この曲がなければ、多分この楽器は他の電子楽器の先祖とともに絶滅してたのかもなあと思う。この楽器の演奏法とかあんまんりよくわかんないのだが、普通の鍵盤楽器的な部分と、変なヒモに指サックみたいなのがついている部分があって、それをスライドするように演奏すると、「びよおおおおおおおん」という音がして、それがなんかウルトラマンの変身みたいでかっこいい。この楽器の音は独特なため、特殊な効果を狙って映画音楽とかドラマの音楽にたまーに使われたりする。
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外見的にも(木造のオシャレなデザイン家具みたいで)物珍しいので、お休み時間に群衆が集まって不思議そうに眺めているのは、いつもの光景。原田さんがチューニングとかするのかな、と思ったので私も席から眺めていたのだけど、出てこなかった。チューニングがあってなくて本番で弾いてみてビックリ!ってことはないのだろうか・・・と心配になる。
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さて演奏。最初のドビュッシーは非常にアンニュイな演奏で、まあそもそもアンニュイな曲なので「そんなもんかな」と思っていた程度。フルートの外国の方と思われる奏者はなんかやっぱり上手だった。メインの曲がアレなので、相性を考えて(官能的で静かな)この曲にしたのかな。突然「威風堂々」とか「ウィリアムテル序曲」とか騒々しい曲はカップリングはしない。
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お休み時間の後、メインのメシアン。大友さんのメシアンというのが全然想像がつかなかった(ええ、イギリス音楽の時に行くことが多いからね)んだけど、蓋を開けてみるとなかなか凄い演奏であった。もっとゆるい演奏を勝手に想像してたので(すいません)。そんで前から15番目の席だったのだけど、あまりのド迫力に圧倒された。緩急の差が激しくて、第5楽章が物凄くテンポが早かった。ただでさえ恐ろしい演奏技術を必要とするピアノがホントに大変そうで、素敵なドレスに身を包んだおしとやかな感じの児玉さんが、演奏では人が変わったみたいに北斗の拳みたいな、「あたたたたた」とか言いそうなくらいの早い打鍵で、圧倒された。私はあんぐりと口を開けて見ていた。手先を写真に撮ろうとしてもきっと写らないんじゃないか。オケの皆さんも頑張ってついて来てて凄かった。
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ああ、行って良かった。
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終楽章も大迫力で、「こんなでっかい音、なかなか他の曲では聴けないなあ」とか思ったんだけど、私の隣のおじさんはほぼずっとお眠りになられていて。いや、さすがに眠い楽章の時はわかるんだけど、あの大音響の中でよく眠れるなあと。まあ寝てるだけなら別にどうでもいいんだけど、イビキがねえ・・・。隣にいた奥さんがたまに起こしたりしてたけど、そんな退屈だったら聴きに来なきゃいいのに。ねー。
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ヲタ知人2人と会場で会ったので、帰りに飲んで帰った。初めて入る店だったが美味しかった。唐揚げと生グレハイがとくに。彼らによると演奏はメシアンのみ大好評。
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すみとりに向う前に、アルカキットのダイソーであみぐるみセットを購入。(多くの初心者を絶望と挫折に追い込んだ)ミニーちゃんを作ったので、もう立体的なものも悩むことなく製図を見て編めるようになった。マフラー以外編めなかったのに凄い進歩である。しかも半日で完成。来年は手袋でも編んでみようかなあとか思う。
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ただ、異常にヘタクソであるが。
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(何の生物か今一つわからないが、ネコである。)
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2015年11月15日 (日曜日)

小林美樹 ヴァイオリンリサイタル(紀尾井ホール)

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iconチャイコフスキー:懐かしい土地の思い出
フランク:ヴァイオリン・ソナタ
サン=サーンス:ヴァイオリン・ソナタ第1番
ラヴェル:ツィガーヌ
小林美樹(ヴァイオリン)田村響(ピアノ)
(11月13日 紀尾井ホール)
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2011年ヴィエニャフスキ国際コンクールをネット中継で見ていて、タコ1弾いた美樹ちゃんに惚れたので、彼女の演奏を機会があったらナマで聴いてみたかった。いやあ、タコは比較的苦手なんですけど(タコ焼は大好きよ)、これはすごくよかった。何かねえ、コンクールってのを忘れて聴いていたわ。第3楽章なんかレーニン像がなぎ倒されるのが見えたよ(←よくわからんけど)。
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残念ながらタコ1を聴く機会に恵まれないので(こないだMIDORIさんが演奏したらしいが券が取れるわけもなく・・・)、今回は新しいCDのプロモーション関係のリサイタルに出かけてみました。
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2011年のコンクールから、久しぶりに目の前に現れた小林さんは(ナマで見るのはじめてだが)、ぷよぷよしてたのにずいぶん痩せられて別人のようだった。ダイエットしたのだろうか。ケーキの美味しい留学先ウィーンではかなりダイエットは辛そうだなあと思った(よけいなお世話)。新しいジャケット写真から清楚なおじょうさんな感じかと勝手に想像していたが、レコード会社の方針なのかせくしいな赤と黒のドレスに身を包んでいてロングヘアも後ろに束ねていて、ずいぶんおねえさんぽくなっていた。
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まあ、外見はどうでもいいんだけど(綺麗なほうが殿方は嬉しいのだろうけど)演奏は相変わらずすごい。豊かで深い音色、切れば血がでそうな表現。今も十分素敵だけど、まだ若々しくてボジョレーヌーヴォーのよう。これからどんどん磨きがかかるんだろうな、と思う。フランクのソナタよりも、すこし激しい表現と技巧が求められるサン=サーンスやラヴェルのほうが合ってる気もするし(私見ですけど)素晴らしかった。田村さんのピアノも美しくて、ピアノ好き歓喜。アンコールは夢のあとにとタイスの瞑想曲。
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演奏後はお決まりのサイン会であったが、CD買うお金を持ってなくて(どんだけ貧乏なんだあたし)とっとと帰ってしまった。コンクール見るようになってから若手演奏家をよく聴きに行くけど、サインとか貰ったことないなあ。
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会場でもらったチラシでは2月にブルッフの協奏曲を弾くそうな。聴ければ聴きたいけど時期的に難しそう。

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毎日見るスカイツリーもパリに向けてトリコロール。ただ、写真だとわからないけどいつもより薄暗い感じのライトアップ。悲しみに暮れているようで、華やかさはない。パリ在住の皆さんに言うべき言葉が見つからないけれど、亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、さらなる被害がないよう願っております。パリにいらっしゃる日本人の皆さんも本当にお気をつけて。
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テロの標的となったコンサートホール、サッカースタジアム、レストラン・・・自分が大好きで行きそうなところばっかりだ。もし東京でパリと同じ事が起こったら・・・と思うとぞっとする。どうやって身を守ろう。

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2014年10月13日 (月曜日)

カルメン(バレエ) Kバレエカンパニー

ビゼー:カルメン (バレエ版)

浅川紫織:カルメン
遅沢佑介:ドン・ホセ
浅野真由香:ミカエラ
杉野慧:エスカミーリオ
その他

Kバレエカンパニー
福田一雄指揮 シアターオーケストラトーキョー

(10月12日 オーチャードホール)

前日のパルシファルの感動(と疲れ)冷めやらぬ中、友人の誘いでバレエへ。前日6時間もオペラを見ていたので、二連ちゃんはキツイと思ったのだが、誘ってくれた友人も前日が歌舞伎で5時間の長丁場を耐えていたのだという。「まわりじーちゃんばーちゃんばっかりであとの方は『腰痛い腰痛い』とかみんな言ってた(笑)」と話していたが、昨日のパルシファルでも私の周りはご高齢のおじさまも少なからずいらっしゃった気がする。でも腰痛いとかお尻痛いとか誰も言わず微動だにせず鑑賞されてたので、ワグネリアンはやはり忍耐強いのかもしれない。

さて。

Kカンパニーは熊川哲也さん主催のバレエ団である。ウィキペディアによると、熊川さんが以前所属してたイギリスのロイヤル・バレエ団が赤字で、熊川さんの出演回数が減ってしまったために退団し、他の団員たちと立ち上げた・・・といった感じらしい、ざっくり言えば。事情はもっともっと複雑なんだろうけど。ということでロシア人や英国人の団員さんもいて、出演している。

その他特徴として、
・TBSを後ろ盾としているバレエ団である。(入口でTBSのブタちゃんのビニール袋を貰った)

・座付の管弦楽団がいて、全国公演に帯同して演奏させている。(これって凄いよね!)

・ダンサーに対しては欧米並みの待遇をする方針をとっており、団員にチケット販売の義務を課さず、公演に際して出演料とトゥシューズ代を支給している。

・・・というように大変立派なバレエ団である(いえ、私がよく知らないだけです)。ブログに書くにあたって見終わったあとに調べたが、正直観に行く前に調べればよかった。パルジファルで頭が一杯でな。

ところで、バレエは人生二度目である(ちゃんとした公演で)。前に見たのが新国立劇場「バゴダの王子」である。

このときの感想は、「オペラ好きには「全く歌がない」のが苦しい!苦しい! 慣れないわあ。字幕もないし。この物語を全部踊りで表すのか!って当たり前の事に驚愕してしまった。」だったが、今回は有名なオベラだったので(実はそんなに熱心に聴いた事は何度もないんだけど)、そんなに苦しくもなかった。ただ、良く知ってるアリアの所では「やっぱり・・・歌わないんだあ・・・」という悲しみが襲う。とにかくよく踊る踊る踊る。くるくるよく回るのである。あまりによく踊るので、最後のほうなどちょっとツボに入ってしまった。まあ歌の代わりに踊るって感じだね。当たり前か。

熊川さんのバレエ団なのに、今日は残念ながら熊川さんの出演日ではなかった。主役のドン・ホセの人もスターダンサーの人なんだろうが、初心者はやっぱり知らないのでよくわからない。もうちょっと宣伝したらどうか(してるのかもしれないが)。とにかくみなさんスタイルがよく、前日の(あのような)ヒーローを見たばっかりで余計そう思ったのかもしれない。(あ、これ書きながらクナッパーツブッシュ盤聴いてますが、ジェス・トーマスはカッコイイね。)

カルメンの人はわりと大柄の方のようで、私の好きな感じのプリマではなく(すいません、キャラ設定的に妖艶な感じのキャスティングと思われ)。私は風のようにふわりと踊る小柄なバレリーナさんが好きなもんで。吉田都さんとかね。だもんで、ミカエラを演じていた方のほうが可憐で好きだな。ミカエラのアリア好きだし。

今回の公演は、ビゼーのカルメンをバレエにしたものだが(全部の曲はやってない感じだ)、普通にオケの生演奏だったのが凄く嬉しかった(今時当たり前なのかもしれんが)。指揮は福田一雄さんで、テレビ等で昔はよく拝見してた記憶があるが、この楽団の音楽監督をされているようである。調べるとかなりのご高齢のようだが全然お元気そうだった。さすがに音楽は(クラヲタの私が聴いても)とても素晴らしく、一流の演奏で迫力があり聴きごたえがあった。こんな伴奏だったらもっと普通にプロコフィエフのロメジュリとか見てみたいな。

で、たまにはいいよね、バレエも・・・と思い、たまたま貰ったチラシのバレエとオペラのガラコンサートに友人と行こうかなあと思っている。行けたらいいなあ。

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ところで、パルジファル関係でこんなものが。観に行く前に知らなくて良かった。ツボに入ってしまうところであった。でも、踊ってみたい気もする。、

http://www.atre.jp/2011kidsopera/movie/index.html

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