2020年8月30日 (日曜日)

東京音楽コンクール本選 ピアノ部門

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1.西本裕矢 東京藝大付属高3年(17歳)
L.v.ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調「皇帝」 Op.73
2.大崎由貴 ザルツブルグ・モーツァルテウム(27歳)
L.v.ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 Op.37
3.横山瑠佳 ミュンヘン音楽演劇大(24歳)
L.v.ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op.58
4.谷昂登  桐朋高2年(16歳)
S.ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 Op.30
梅田俊明指揮/東京フィルハーモニー交響楽団
(2020年8月29日東京文化会館)

過去記事:ピティナ・ピアノコンペティション特級ファイナル

ピティナの特級が面白かったので、ついでに東京音楽コンにも行く事に。コロナのせいで1階席と2階席と4階席だけ(見た感じそんな感じだった)で、1席づつ空けて座る式。値段はどこでもいっしょ(2,200円)。私が購入した時点で、4階席しか残ってなかった。舞台を横から見下ろす感じの、前に二期会のサロメ観た時と同じ席で「ただいま~」感。

意外と音はよく、コンテスタントが弾いている表情もよく見えたので、今後ピアノ協奏曲のコンサートはここを取ろうかな。行かれるかどうかわからないけど。

こないだのピティナファイナルの時に3位だった谷さんが出場。どういうスケジュール。別にファイナルだけ出てるわけではないし、キビシイ予選があるわけだから平行参加は大変なんじゃないかな、というピアノ素人なので考える。

ピティナの時よりファイナリストの平均年齢は若干高め。しかも2人はヨーロッパに留学中。まあ、私の印象からするとお2人とも「ああ、外人の先生に習ってるんだなあ」という感じの演奏。先入観かもしれんけど。

曲目は今回は全部違う。ベートーヴェンが3曲と、ラフ3。

<演奏の印象>
・西本さん「皇帝」
高校生らしいまっすぐな、笑顔の眩しいアー写の印象そのままの「陽キャ」な演奏。心に1点の曇りもなく。まあ、そういう曲だしな。

・大崎さんのベト3
私がザルツブルグ行った時にモーツァルテウムの入口で写真撮った記憶があり、「ああ、あすこに毎日出入りしているのか」などと想像を膨らます。年の功&留学はやっぱり大事、と思った演奏。音の粒立ち?が大変美しい。モーツァルトのようなベートーヴェン。優勝する感。

・横山さんのベト4
大崎さんと同様に年の功&留学は大事感。ベートーベンのコンチェルトをいっぺんに3曲聴ける(しかもみんなフレッシュないい演奏)のはなんか贅沢。有名な皇帝より4番のほうが抒情的でいいな。(なんか皇帝って曲自体仰々しくて・・・)こっちが優勝か?

・谷さんのラフ3
一回ピティナで弾いたので若干慣れた感。ピティナの時はトップバッターだったけど今回はトリ。全然印象が良かったし、オケの(梅ちゃんの)温かいサポートがよかった。ピティナでは森本くんの演奏が衝撃的にすごかったけど、今回の谷さんのビルトゥオーゾ感、黒光りするような落ち着いた音、素敵だった。

「聴衆賞」は今回は紙をそれぞれの演奏者のハコに入れる式。どうしても投票場は密になるし、誰に入れてるかバレてしまうので、こればっかりはピティナのように携帯で投票できるやつのほうがいいかなと。

私の勝手な予想(悩みに悩んでの)
1.大崎さん
2.横山さん
3.谷さん
4.西本さん
聴衆賞:谷さん
自分は谷さんに投票。(どの演奏が一番感動したかっていう観点で選んでくれってことだったんで、迷わず)

30分ほどの休憩のあと、結果発表。

<結果>
第1位
該当者なし
第2位
大崎 由貴 OSAKI Yuki
谷 昂登 TANI Akito
第3位
該当者なし
入選
西本 裕矢 NISHIMOTO Yuya
横山 瑠佳 YOKOYAMA Ruka
聴衆賞
谷 昂登 TANI Akito
※同位に複数名いる場合は演奏順です。

驚きの1位なし。どよめいたわ。
私は今までコンクールの「1位なし」って「1位にするほどの技量の人がいないから2位で」って意味かと思ってたが、今回はそうでなく。実力が拮抗しすぎてて1位が決められなくて2位が二人、3位がなしという結果だそう。「いやベートーヴェンとラフマニノフで優劣決めるなんて、あたいらにはできないわ」との審査員の意見。そりゃそうなんだけど、ベト3曲聴いたあとのラフマニノフはそりゃまあ、「すげえ」って思うわな。4人とも採点にほとんど差はないとのことだが、私もそう思った。

表彰のあと、ピアノ部門審査員長の野平先生の講評と総合審査委員長コバケンの長い有難いお話しのあと(コバケンの話は含蓄があったが3割くらいよくわからんかった)、解散。東京独自のコロナ見守りサービスを携帯に入れて、帰宅。大幅に遅くなったお蔭でスーパーのお刺身が半額になっておりアマビエならぬアマエビを購入。美味しかった。

 

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2020年8月22日 (土曜日)

ピティナ・ピアノコンペティション特級ファイナル

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1.ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番ニ短調
 谷昂登(ピアノ) 高校2年
2.ショパン:ピアノ協奏曲第2番ヘ短調
 山縣美季(ピアノ) 大学1年
3.ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番ニ短調
 尾城杏奈(ピアノ) 大学院1年
4.ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番ニ短調
 森本隼太(ピアノ) 高校1年
岩村力指揮/東京交響楽団
(2020年8月21日 サントリーホール)

昨日、給与計算も終わり、午後半休を取った。そもそもピティナの特級ファイナルのYouTube実況を見たいために半休したんだけど、「サントリーでやるんならいっそ聴きに行ったほうがよくね?ナマで聴いたほうが感動もひとしおでは」という考えがふつふつと湧いてきたので、ピティナのサイトより予約。

しかし。何故かクレカの入力がものすごくめんどくさく(一個数字を入れると4つくらい勝手に数字が入る。しかも×で消すのが難しい)て途中でやめようかと思ったけど、なんとか購入。券はメールでバーコードが送られてくる。B席で3500円。コンクールにしては高いなあと思ったけど(だって前に日本音楽コンクールのファイナル行ったけど一等席で3500円だったとの記述)まあ、このご時世だからしょうがないかな。しらんけど。

このコロナ禍の中、まあまあの人の入り。もちろん、座れる席は千鳥格子だけど。観客はマスク必須、マスクをちょっとでも顔からずらしたりすると、すかさず係員から教育的指導。1人演奏が終わるたびに「鍵盤ふきふき隊」が登場し、鍵盤のすみからすみまで拭きまくる。コロナ対策は万全。

観客のほとんどの人はピアノ習ってる人か、その親か、出場者のご家族ご友人か、ピアノ教育関係の人かなあと。私みたいに「ピアノほぼ弾けないのにタダの物好きコンクール・ウォッチャー」の人はいるのかな。

それにしても。

コンクールどうこうより、生オケ聴くの久しぶり。しかも東響っつー。なんと有難いことだろう。今までコンサートなんてホントに日常茶飯事みたいな感じだったけど、オーケストラの人々を久しぶりに見てなんか泣きそうに嬉しかった。オケは別に遠く離れて座っているというほどではなく、弦楽器と打楽器の人はマスクしてた(指揮者も透明なやつしてた)。管楽器はどうしようもないのでマスクなし。管楽器命がけだ。

さて、演奏だが。私は特級セミファイナル(よく知らなかったのだがこのピアノコンペは特級、Pre特級、G級とあり、特級は年齢制限なしの最上級らしい)はネット配信で見たものの、実はあとのほうしか観てないので、森本さんと山縣さんしか観てないのである。どちらも素晴らしかったから観に行ったんだけどね。とくに森本さんはものすごい巨匠感を醸し出す演奏で、たいへんあどけない外見がまたギャップがある。

手短な感想
・谷さん トップバッターで若干硬さが見られた(と思った)が、スケール大きくこの難曲をよくまとめてた感じ。「男子」って感じ。

・山縣さん 今回唯一のショパン。「ラフ3だらけの水泳大会」の中、一服の清涼剤のよう。ピアノのタッチがきれいに揃っており、まるでコロラトゥーラソプラノのアリアを聴いているよう。本家のショパンコンクールでもあまりなさそうな美しさ、好きな演奏。セミファイナルの「アンスピ」もよかったなあ。

・尾城さん スキがなくまとまっており、最年長のためかさすがの安定感。コンクール向きか。(関係ないけど紹介文に「トルン交響楽団と共演」とあり、「あの、トルンと??」とちょっと嬉しくなった。)

・森本さん 最年少だがほんとにすごいスケール感。(私、すでに巨匠と呼んでる) ただ、ちょっとオケをドライブしすぎだし、私でもわかるくらいのミスタッチも多い。でもこの年で自分の世界を持っているのは凄いし、あまりない才能かと。何年後かにはメジャーな海外コンテストに挑戦してるのかなあ・・・と心が躍る。チャイコンなんてどうですかね。誰よりも礼儀正しくお辞儀が深いのもよい。

なお、女性軍は二人ともチャーミング(←いらない情報)。

私の予想では(というか、単なる演奏の好み)。
1位 森本さん
2位 山縣さん
3位 尾城さん
4位 谷さん

だと思ったけど、実際には
1位 尾城さん
2位 森本さん
3位 谷さん
4位 山縣さん
であった。

まあ、自分が初めて(配信で)見たコンクールがショパコンだったんだけど、その時に自分が好んでいた演奏をした人でなく「なんかあんまりすきじゃない演奏」だったアヴデーエワが優勝。ポーランドでも大きな話題になったけど、演奏のポピュラーさよりもコンクールでは「正確な演奏」が第一に求められるのだ、という事を知った。だから今回の審査は妥当だと思う。


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(表彰式の写真は司会者によると撮っていいとのことなので載せるけど問題あれば消します)

優勝者には「スタインウェイ賞」として1年間楽器貸与。(2018年の優勝者、人気YouTuberのかてぃんさんは借りたスタインウェイがなじみすぎてそのまま買い取ったとな。YouTubeで弾いてるスタインウェイはそれなのね、と確認。)

会場の人と、配信で観てた人の投票で「聴衆賞」が与えられるのだが、こちらは私の予想通りの順位。ぶっちぎりなの最高。

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東響なので伴奏は本当に素晴らしく。あの長大でエネルギーのいりそうなラフ3を3回も演奏して大変だなとは思ったけど、こんな中、演奏会が開けて(いい演奏を聴けて)よかった。この日一番うれしそうだったのは指揮者だった。


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2018年11月23日 (金曜日)

カワイイ・リゲティ

6歳にしてリゲティ。親の顔が見てみたい(いい意味で)。
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2016年10月23日 (日曜日)

ヴィエニアフスキ・コンクール2016 結果

1st Prize: Veriko Tchumburidze
2nd Prize: Bomsori Kim & seiji Okamoto
4th Prize: Luke Hsu
5th Prize: Richard Lin
6th Prize: Maria Włoszczowska
7th Prize: Ryosuke Suho
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今回あまり聞けてなかったので、よくわからないのだけれど、まあおおよそ予想通りな感じ。岡本さん2位おめでとうございます。Bomsoriさん日本今度来たら聴きに行こうかな。まだタコ1聴いてないんだけど。(タコ1は今回の優勝者より前回2位の小林美樹ちゃんのほうが深い悲しみを感じさせて全然よかったなあ。Verikoさんはあまり感動しなかった。ヴィエニアフスキのコンチェルトのほうが良かったのかもね。)

あと、関係ないけど昨日渋谷で聴いた秋元さんてピアニストもまた聴きたい。本日丸ビル?でラフマニノフ弾かれるらしかったんだけど、どうもワタシ元気がなくて行けなかったす。できればちゃんとしたホールで!

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2016年10月21日 (金曜日)

ヴィエニアフスキ・コンクール2016 第4ステージ

給与計算がきつかったので、まったくコンクールどころではない。いつのまにか第4ステージ。日本人は二人残っている模様。ボムソリちゃんとポーランド美人は残っている。残業続きで体がしんどいので実況で鑑賞する予定なし。(YouTubeで観れるしねえ)
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Schedule – Stage 4 (20-22.10.2016)
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06:00 PM
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Thursday, 20.10.2016
Richard Lin (USA)
Ryosuke Suho (Japan)
Veriko Tchumburidze (Georgia, Turkey)
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Friday, 21.10.2016
Luke Hsu (USA)
Bomsori Kim (Korea)
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Saturday, 22.10.2016
Maria Włoszczowska (Poland)
Seiji Okamoto (Japan)
 
ネットで読んだらVeriko Tchumburidze さんて人が良いようだったので観てみたら、ドラマののだめちゃんがジョージアトルコ人になったような容姿だった(んなあほな)。モーツァルトはとてもきれいないい音で弾いていた(ガダニーニ)。女性に優勝して欲しい。
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https://youtu.be/GjcFXmaBgEQ

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2016年10月16日 (日曜日)

ヴィエニアフスキ・コンクール2016 第3ステージスケジュール

ろくに第2ステージを聴いてないのに、もう第3ステージ。
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SUNDAY, 16.10.2016
18:00         Hanna Asieieva
18:35          Amelia Maszońska
19:10          Richard Lin
20:15         Arsenis Selalmazidis
20:50        Celina Kotz
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MONDAY, 17. 10.2016
18:00         Ryosuke Suho
18:35         Veriko Tchumberidze
19:40         Luke Hsu
20:15         Robert Łaguniak
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TUESDAY, 18.10.2016
18:00         Amalia Hall
18:35         Bomsori Kim
19:40         Maria Włoszczowska
20:15         Seiji Okamoto
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日本人は周防さんと岡本さんが通過。服部さんはドレスが可愛かったなあと(なにそれ)。
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個人的に素晴らしいと思った韓国のおにゃの子(キムさん)は通過。あたしのこのコンクールのぼんやりとした印象だと、審査員はなんとなくジネット・ヌヴーの影を求めている感じ。暗に熱い演奏の女流ヴァイオリニストを求めているのかなあと(←憶測)。キムさんは最終でタコ1弾くらしいので、残ってほしいわ(何故か応援)。

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2016年10月15日 (土曜日)

ヴィエニアフスキ・コンクール2016 第2ステージ 3日目

いつのまにか、ヴィエニアフスキ・コンクールが始まっていた。もう第2ステージ。日本の子たちも何人か残っており。服部百音さん、寺内詩織さん、周防亮介さん、土岐祐奈さん、中村友希乃さん、岡本誠司さん。おや、服部百音さん出てるのか。みんな頑張ってほしいな。
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(公式サイト)
http://www.wieniawski-competition.com/konkurs-skrzypcowy/en/aktualnosci/acoustic-rehearsals-stage-2/
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わたくしごとだが、パソコンとスピーカーを新調したので、まるで美しいコンサーホールで聴いているかのごとくいい音である。実況はYouTubeで観られて、まったく動作に異常なし、快適である。さすがはインテルcore-i5である(よくわからないけど)。休日の昼間に観られてうれしい。しかし、第3次くらいから夜中になっちゃうんだろうなあ。前回の経験から言うと。
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10:00 Hall Amalia, Michał Francuz, catalogue no. 10
.F. Kreisler: La Gitana
J. Joachim – Romance in B-flat major, Op. 2
M. Ravel: Sonata No. 2 for violin and piano in G major
ラヴェルの途中から鑑賞。パソコンあちこちいじっている間に演奏終了(すいません)
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10:30 Kouznetsova Maria, Hanna Holeksa, catalogue no. 17
.F. Kreisler: La Gitana
P. Tchaikovsky: Meditation
E. Grieg: Sonata No. 3 for violin and piano in C minor, Op. 45
フランス・ロシア人のおねいちゃん。うちのスピーカーのせいなのか、音がふくよか。使用楽器は1830 Raffaele and Antonio Gagliano violin。
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11:40 Kim Bomsori, Hanna Holeksa, catalogue no. 14
.F. Kreisler: Schön Rosmarin
P. Tchaikovsky: Meditation
G. Fauré: Sonata No. 1 for violin and piano in A major
日本の昔のキネマ女優さんみたいに可愛らしい韓国のおにゃの子。
楽器は Joannes Baptista Guadagnini instrument (Turin, 1774)貸与。ガダニーニ芯の強いいい音。チャイコフスキー哀愁があっていいな。フォーレもいいなあ、ド演歌みたいでなんか泣けるわ。ピアノも素敵。ロスマリンもこぶしが効いててよい。前回優勝のソヨンちゃんを思い出す。
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12:20 Lopatina Vera, Olga Kirpichev, catalogue no. 24
F. Kreisler: Caprice viennois, Op. 2
J. Massenet: Meditation from the opera Thaïs
M. Ravel: Sonata No. 2 for violin and piano in G major
ロシアのおねいちゃん。胸の谷間を強調した黒ドレス。
使用楽器はBernardel violin (Paris, 1886).軽い感じの音。日本にも来たことあるみたい。心揺さぶられるものはない。曲のせいかな。ラヴェルこの人に合ってない気が。
..
(休憩)
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16:00 Włoszczowska Maria, Sophia Rahman, catalogue no. 47
F. Kreisler: Romance, Op. 4
G. Fauré: Apres un reve
M. Ravel: Sonata No. 2 for violin and piano in G major

前回、「ヴェンゲーロフ先生特訓回数券」?を貰った涼しい目をしたポーランド美人。少し肥えたか。前回コンクールはややおとなしい印象の演奏だったんだけど、ちっとは指導が効いてよくなったのかしら。ラヴェルのちょっとブルースっぽいところはうまく弾けてたと思った。使用楽器は1715 violin by Pietro Guarneri da Mantua。
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16:30 Nakamura Yukino, Michał Francuz, catalogue no. 31
F. Kreisler: Chinese Tambourine
J. Massenet: Meditation from the opera Thaïs

J. Brahms: Sonata No. 2 for violin and piano in D major, Op. 100
お人形みたいな白いドレスが可愛らしい。舞台に上がる前ににカメラに手を振ったりしている。ブラームスのこの曲はとてもいい曲だと思うけど、私はもう少し重い、熱っぽい演奏が好みだ。クライスラーやマスネはよかった気が。この方ドイツもの選曲多し。

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2015年10月28日 (水曜日)

日本音楽コンクール本選(ヴァイオリンの部)に行ってみた。

チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
上野明子(ヴァイオリン)
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
小林壱成(ヴァイオリン)
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
吉江美桜(ヴァイオリン)
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
小川恭子(ヴァイオリン)
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高関健指揮/東京交響楽団
(オペラシティコンサートホール)
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コンクールをネットで見るのが(何年か前まで)大好きでよく夜更かししていたが、「そう言えば生でコンクールって見たことないな」と思ったので、こないだ初めて行ってみたのだ。日本音楽コンクール、NHKのドキュメンタリーで見たことある。その時「りぼんちゃん」という女の子がヴァイオリン部門で優勝したのを覚えている。たまに「りぼんちゃん」がコンサートに出てるのを本とかネットとかで見かけると嬉しくなる。一回も聴きに行ったことはないがの。
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本当は土曜のピアノ部門が観たかった。でも早々に売り切れていたんだ。みんな考えることは一緒。
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ピアノ部門、曲目がどうもかなりストライクゾーンだったらしく(あたしの)。ラフマニノフの2番と3番、そしてプロコ。いいなあ。聴けたらよかったのに。
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で、翌日のヴァイオリン部門へ。当日券もかなり並んでいたのでずいぶん買うのに時間がかかった。意外と人気あるのね。一等席を張込んだ。でも3500円でコンサート、安くない?
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曲目は当日まで知らず。でも、ブラームスはやるよっていう情報は得ていたので(素敵だ)、あとは大好きなシベリウスでもやってくれたらオンの字だ!って思ったんだけど・・・あんまり得意じゃないチャイとメン。しかもチャイは二回。うう。
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なんでやねん。
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入り口で聴衆賞を決める投票用紙を貰う。やったー!!なんかそれっぽくなってきた。
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しかし。
演奏は・・・まああんまりよくわかんないというか。ヴィエニコンを必死に聴いていたのと比べては・・・いけないんだ。世界を相手にする血のにじむような闘いを見てしまったので・・・それとはまた違うんだなと思った。ええ、もちろんみなさん大変お上手でしたが。
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上野さん。キンキラキンのドレス。初々しい表情がかわいらしい。高関さんのサポートが素晴らしい。第一楽章の最後のほう、猛烈に盛り上げる。とてもいい演奏。ヴァイオリン明るい音色が綺麗。
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小林さん。芯の通った太い音。演奏の途中で地震が起こって舞台の壁がかたかたと音を立てた。でもヴァイオリニストは全く動じず全曲弾き切った。さすがは日本男子。
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吉江さん。きれいな色の青いドレス。シックでとても素敵。少し線の細い音。大きな曲なので最後まで大丈夫かしら、と心配になった(んなこたあない)。ちゃんと弾き切った。やっぱりブラームスはいい。
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小川さん。赤に金色のラインが入ったドレス。上野さんのキンキラキンを凌駕する派手さ。しっかりとした明るいよく響く音。メンデルスゾーンは前日「ららら」で予習済みでよかった。
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さて、聴衆賞はどうしよう。「最も強い印象を受け、感動した演奏は」と聞かれても・・・。オケの演奏は一曲目がよかったし、地震に動じなかった根性にも感動したし、青いドレスはセンスがいいわと思ったり、こんなキンキラキンのドレス演奏会で初めて見たわ、これって普通なの?などと思ったり。色々考えて一番ブラヴォーが多かった小川さんに投票。演奏も一番まとまってた気がしたし、楽器の音もよく響いていたし。
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楽器の紹介はなかったので(パンフレット高くて買わなかったから書いてあったのかは知らない)、みんなどんな楽器なのだろう。あたしはガルネリが好きなんだけど(ごめんよく知らない)。
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結果はおうちに帰ってネットで見た。別に知り合いが出てるわけではないから待ってられなかったんだけど。でも結構すぐに結果出るもんだねえ。あんなに待たせるショパコンとは違うね。
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結果は以下の通り。
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1位  小川恭子
3位  小林壱成
3位  吉江美桜
入選  上野明子                  
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岩谷賞(聴衆賞) 小川恭子
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皆さま、いい演奏をありがとうございました。今後のご活躍をお祈りしております。
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ああ、一度はピアノの国際コンクールを見てみたいよ。浜松行きたいけど、年末調整真っ最中だし・・・。うううう。
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別件だが、会社の話。
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例の美人派遣社長秘書に、「●●さん(←私の苗字)って不思議ちゃんですよね」と言われた。ずっとショックであんまり仕事が手に着かない。あの霊長類最強の不思議ちゃんに不思議ちゃんと言われたってことは私って「ドレッドノート級不思議ちゃん」ってことなんだろうか。それとも「不思議ちゃん」の意味を本人わかってないのかもしれん。
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気になったので、一緒に働いてる男性社員に聞いてみたけど「えー●●さんは不思議ちゃんじゃないじゃん」と言われたのでちょっとほっとした。

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2015年10月21日 (水曜日)

ショパコンはあんまり見なかったけど。

今年のショパコンが終った。仕事が忙しすぎて(疲れちゃって)リアルタイムでは全く聴けなかった。しかし、私が参戦しなかったおかげか(?)、日本人のおにゃのこがファイナリストになった。ショパコンでファイナリストに残るってすごいことなの。日本のマスコミは「入賞しなくて残念!」とか平気で書くけど、ファイナリストになることがどんなに大変なことか、前回のショパコンを(ネットでだけど)見聴きした私はとてもよくわかっている。
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実はファイナルのコンチェルトの、優勝者のチョソンジン君と小林愛実さんしか聴いてない。チョソンジン君のピアノは相変わらず・・・あまり面白くない、モーツァルトみたいな(←モーツァルトdisってるんじゃないの。ごめんなさい)演奏。ショパンの憂愁、ポーランドへの郷愁はどこへ行ったの。
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それに比べ、小林愛実ちゃんのコンチェルトは・・・とてもよかった。ハタチそこらの若い女性の情熱や思い入れがひしひしと伝わって、ぐっときた。フライングブラヴォーもおこった。
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もしかして、彼女はまだおこちゃまの頃から日本のコンサートでショパンの協奏曲を弾いていたのかな。何年か前まで、コンサート会場などでまだ子供だった彼女の写真の入ったチラシを貰って、まじまじと眺めていた。うーん・・・。おそらく一生彼女のコンサートは聴きに行かないし、彼女はきっと大人になったら演奏などやめてしまうだろう・・・と思った。
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でも、もう彼女はお酒も飲めるような年齢になり、ショパコンに出場して初出場にしてファイナリストにまでなったのだ。なんと素晴らしいことだ。この経験を生かしてまた次につなげればいい。
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で、優勝は韓国のチョソンジン君。今回はあんまり聴いてないのに何とも言えないんだけど、まずは順当だったのかなと(ショパコン、まずはテクニックが大事。そして予選からのトータルで決めるので。前回のアブちゃんでとてもよくわかった。)。彼は2011年のチャイコフスキーコンクールの3位だったわけだが、その時の彼とはずいぶん大人になった印象(当たり前だけど)。前はただ太ってただけな印象だったもんね。
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それでは、そのチャイコフスキー・コンクールの時のあたしの彼についての感想を。全くのピアノ素人なのにホントにごめんなさい。そしておめでとうございます。
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2011年チャイコフスキー国際コンクールの過去記事より。
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(第一次?審査)
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Seong Jin Cho (South Korea)
Beethoven Piano Sonata No. 31 in A-flat major, Op. 110
Tchaikovsky Dumka, Op. 59
Tchaikovsky The Seasons, Op. 37: December: Christmas Week
Liszt Apres une lecture du Dante: fantasia quasi sonata, S.161, No. 7
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ソンジンチョウって名前にロシア人悪戦苦闘(そんなに難しい?)。外見、前に会社にいた男の子の似てるな。ソナタ、なかなかいい。アジア人だけど目を覆うほどではない(←誰の事を言ってるのかな?)。
チャイコフスキーもいいのだが。やっぱり先ほどのちゃぷりなちゃんとかロシア人とは違うのだな。アクセントとかがなんか違う気がする。どう違うかはわからないけど。ダンテを読んで!って・・・何故命令形。ヘンタイのない蒸留水のようなリスト。激しく眠くなってきた。まだ夜中の部があるってば。
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(モーツァルトのコンチェルトを弾くという審査)
Seng Jin Cho (Korea)    No. 20 in D minor, K.466
韓国の男の子。映像が裏ビデオ並みに荒れてるんだがネット視聴率高いのかしら。さすがはチャイコン。オケが馴染んでるな、昨日より。この子お腹がたぷんたぷんしてそう。以前の会社にいた毎日アイスクリーム食べてた子に似てるんだわ、とっても。きっとこの子もアイスが大好きなんだろう(想像)。
演奏はいいんじゃね?あたしはもーちっとガラスのような透明感が欲しいが。もったり体型が演奏を表してる?
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(最終審査で第3位に入り、入賞者ガラコンサート)
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Seong Jin Cho  Tchaikovsky. 'Dumka'
韓流ぽっちゃり王子 チャイコフスキー ドゥムカ
こないだうとうとしながら地下鉄乗ってたら、車内釣り広告に非常に見覚えのある顔が。ぽっちゃり王子のコンサート広告だった。日本に来るんだねえ。会期中に太った気が。ピロシキがお口に合ったのか。

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2013年9月 1日 (日曜日)

いつの間にか来日してたのバービー。

過去記事:チャイコフスキー国際コンクール(声楽)第3次

本日、半沢の裏番組でやってたN響。6月にやったっつーこのコンサートは全然ノーマークだった。知らんかった。

2011年のチャイコフスキー・コンクールの声楽部門で優勝したバービー(←化粧すると女芸人のバービーに似てるので。しかしすっぴんは全然違う)ことソ・ソニョンさんがN響に出てたとは。ロッシーニなんて普通行かないよ、私。

おまけに、男声部門優勝のパク・ジョンミンさん(その顔と見合わない超低い声で「麒麟です」って言ってほしい)まで出てた。

二人とも、サントリーでやったチャイコンのガラコンサートには来なかったのにぃ。やっぱりチョン・ミョンフンの力は絶大なようね、韓国では。

行きたかったなあ。曲は微妙だけど。このスタバト・マーテルは「♪いーんふらまーとす」の一か所しか知らんし。

バービー、やっぱりうまいわ~。そして昔のマネキン人形みたいなつけまが素敵だわ。いつか彼女の出るブッチーニのオペラを見たい。たとえちっともミミやアンジェリカに見えなくても、その素晴らしい声で「ああ!!」と納得してみたい。

(・・・っつーか韓国人演奏家・歌手のコンテスタントの名前がちっとも覚えられない。困ったなあ。ピアニストもヴァイオリニストも全部ごっちゃだぜ。)

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