デル・モナコ&カラス/アンドレア・シェニエ
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ジョルダーノ:歌劇「アンドレア・シェニエ」
マリア・カラス(マッダレーナ・ディ・コワニー)、マリオ・デル・モナコ(アンドレア・シェニエ)、アルド・プロッティ(カルロ・ジェラール)その他
アントニオ・ヴォットー指揮/ミラノ・スカラ座管弦楽団・合唱団(1955年)
もー、春になったかと思ったら、寒いのですね!こんな日は温かいシチューを。しかし、普通のシチューではなくて、得意のハンガリアン・グラーシュ(グヤーシュ)を。
ハンガリーに行ったことはないので本場のはよく知らないのだが、ウィーンでは何度か食べたものである。ガイドブックに載っている「グラーシュ・ムゼウム」って有名なお店のグラーシュは、今ひとつハマらなかったが、モーツァルトやベートーヴェンも行った老舗「グリーヒェンバイスル」の近くにある「Erdinger」ってレストランのグラーシュはとっても美味しかった。生ビールとともに最高。まだあんのかな、アノ店。
<作り方>
・タマネギ一個はさいの目に切る。ニンニクはみじん切りにする。
・シチュー鍋にバターと油を適当に入れる(本当はラード入れるみたいだ)。タマネギを透き通るまで炒める。
・鍋を火から下ろし、パプリカパウダーを大匙2杯くらい入れて水を少しそそぐ。
・カレー・シチュー用の角切り牛肉(今日は貧しく切り落とし肉で作った)を200グラムぐらい入れる。ニンニク、塩コショー、キャラウェイで風味をつける。赤ワイン半カップ、コンソメスープを一カップ、ブランデーを少々入れる。弱火で40分くらい煮る(切り落とし肉だったらもちろんそんなに煮る必要はない)。トマト缶詰半分を加える。
・ピーマン2個は細切り、ジャガイモは皮をむき2センチ角くらいに切る。鍋に入れてマジョラムを加える。もっと煮る。スープにとろみがつきジャガイモが煮崩れてきたら塩とパプリカと最後にエロスを加えて(←杉本彩風に)出来上がり。
牛肉もいいけど、鶏でも相当美味しい。ピーマンは絶対入れたいし、タマネギはたくさん入れたほうが美味しいでえす。
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さてえ。情熱とエロスのグラーシュのあとは。やっぱり情熱のオペラ、「アンドレア・シェニエ」を。
ま、シェニエっつったらひと昔まえはデル・モナコなんだけれども、何年か前にNHKのテレビでやってたむかーしのイタリア歌劇団日本公演(昔はスカラ座引越し公演とかそーゆーのではなくてイタリアの名歌手が一堂に揃ってやって来てたらしい。デル・モナコは飛行機嫌いで貨物船で来たというのをどこかで読んだ。)のふるーいビデオをハイライトでやってたのを観た。
そのときに、テバルディとデル・モナコが共演した「アンドレア・シェニエ」の最後の、二人で手に手を取って断頭台へと向かう場面を放映したのである。
軽く、気絶した。その日、一晩眠れなかった。こんなのを日本で上演したのか。それを観た日本人がいたのか。なんて幸せな人なんだ。生で見たら多分本当に気絶してたかもしれない。
そんなこんなで、該当のDVDは店頭で見たものの何故か買わずにカラスとデル・モナコの共演したEMI盤を購入。日本国内盤のくせに音は相当貧しい。普通の鑑賞に堪えるとはとても言いがたい。
どうしてもタイトル・ロールが男ということもありカラスは役柄的にちょっと悔しいところであるが、もう相当頑張っており。血管切れそーになって歌っている。それに輪をかけてデル・モナコのがんばりようったら。有名なアリア「ある日青空を眺めて」なんかすげー。鼻血。
最後ももう、トゥーランドットの終幕を越えたド迫力、カラスとデル・モナコによる果し合い。血で血を洗う世紀の大決闘のようである。聴いてスカっとすることうけあい。
録音の貧しさはかなりだが、ヒストリカルに違和感ない方は是非。
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