2008年7月14日 (月曜日)

ウェーバー/グランド・デュオ・コンチェルタンテ

P1110061_2 ウェーバー:グランド・デュオ・コンチェルタンテ、歌劇「シルヴァーナ」の主題による6つの変奏曲

エドュアルド・ブルンナー(クラリネット)、ゲルハルト・オピッツ(ピアノ)

三重奏曲ト短調

アンドラーシュ・アドリアン(フルート)、ボリス・ベルガメンシコフ(チェロ)、パヴェル・ギリロフ(ピアノ)






Music ウェーバー:グランド・ドゥオ・コンチェルタンテ [Import] (Weber, Carl Maria v.: Grand Duo Concertant, Variationen, Trio)

販売元:ORFEO
Amazon.co.jpで詳細を確認する

どうも。

今日も暑いですね。なんというか。こんなに早くから暑かったでしょうか?毎年。

昨年の殺人的な暑さを表現した記事→ 上野へシュラシュシュシュ

まあ昨年は。8月には体温より暑かったのね。大丈夫かしら私。
今の所、南極のシロクマさんに気を遣って部屋ではクーラーは使わないようにしていますけど(扇風機大活躍)、いったいいつまでこの生活は続くのでしょう。

さて。

昨日、CD新品未開封100円セール(というか、あの店はもしかして潰れるのでは?という不安がよぎる)にてゲットしたCDのうちの一枚。唯一ワゴンの中にあったクラシック。つか、ワゴンじゃんなくてただのダンボールだったかもしれん。

正直、100円じゃないと買わない。なんたって輸入オルフェオ・レーベルの価格の高さといったら。ふざけるなという感じだ。うちにはオペラ以外オルフェオは殆どない。

まあ、輸入盤とはいうものの、ちゃんと国内仕様の解説書がついているからあんまり文句は言えないんだけど。

ウェーバーとも室内楽ともほとんど縁のない人生(オペラと「ぶとーへのかんゆー」だけだよね)を送ってきたので、これについて何か書こうとしてもとても難しい。ただ、これらの曲はとても癒される。ヘッドフォンで集中して聴く(ワーグナーのオペラみたいにさ~)というよりは、夕方のご飯を作るときのBGMにとてもぴったり。

とくに最初の二曲はクラリネット、ということもあって、クラシックにありがちの高級感というよりは・・・聴いているとなんとなくお豆腐とか食べたくなる。「♪トーフーーーーーー」

夏はやっぱり冷奴だわねぇ。


後半、フルートとチェロとピアノの三重奏曲はなんとなく珍しい編成かなとも思うけれど、聞く分には別に普通。ナチュラルな感じである。最後のほう、ちょっぴり「狩人の合唱」っぽいメロディがあるのでウェーバーっぽいかな。

演奏者については、木管楽器の奏者に疎いので(日本の方は知ってる・・・・ブログで)有名な人なんだかはさっぱり知らない・・・有名なの?。でもいくら私でもゲルハルト・オピッツとベリス・ベルガメンシコフくらいは知ってるけどさー。ベルガメンシコフ・・・メシマコブみたい・・・なんとなくクドイ名前だなあと思ったので覚えてる。

(こんなレビュー・・・この曲聴いてみたいって気持ちを激しく萎えさせるなあ・・・すいません。)

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2008年4月17日 (木曜日)

オルフ「賢い女」

P1070027 カール・オルフ:歌劇「賢い女」
トーマス・スチュアート(王)、ゴットロープ・フリック(農夫)、ルチア・ポップ(農夫の娘)、リヒャルト・コーゲル(牢番)、マンフレート・シュミット(驢馬の男)、クラウディオ・ニコライ(騾馬の男)、フェーリー・フルーバー、ハインツ・フリードリヒ、クルト・ベーメ(浮浪人たち)
クルト・アイヒホルン指揮/バイエルン放送管弦楽団

(演出・監修/カール・オルフ)1970年録音

今日は、チャーミングなオルフの童話オペラ。オルフは何と言っても「カルミナ・ブラーナ」でお馴染みな作曲家だが、このオペラもあんな感じの作風なのであの曲が好きな人なら楽しめる。中世ドイツの土着っぽい音楽?というか、悪く言えば同じメロディの繰り返しで退屈なとこもある。・・・全然ドラマティックじゃないので、正直途中わりと退屈で眠いかも。ふゎ~。

このCDではルチア・ポップが"賢い女"を歌っているのが特徴である。ポップってほんとに「カルミナ・ブラーナ」の独唱が一番似合っている歌手だと思うんで。(まあ・・・子供の時から大好きな歌手なので何を歌っても最高に思ってしまうのだが。)またこの時代のポップの声はまだ若くてカワイイ。

カルミナ・ブラーナの映像
http://jp.youtube.com/watch?v=6UVNYXOBWJA

他の歌手も、ワーグナー上演には欠かせない(欠かせなかった)歌手の名が見える。トーマス・スチュアートの王様はカッコイイ。

あらすじはこんな感じ。(新国立劇場HPより引用すいません)

純金の臼を見つけた農夫は王様に献上しようと思い立つが、娘に「杵も要求されるからやめなさい」と忠告される。 案の定、褒美どころか杵がないため投獄されてしまう。娘の話を耳にした王様は連れてくるように命じ、3つの謎かけをする。 当意即妙な答えに感心した王様は娘を后に迎える。しかし、后のあまりの賢さをもてあました王様は、長持ちに一番大切なものを入れて出ていけ、と宣告する。 后との最後の食事中に眠りに落ちた王様は自分が長持ちの中にいるのに気付き、なぜ自分はこんなところにいるのかと問う。 賢い女は微笑みながら「一番大切なものを入れて持っていけとおっしゃったのは王様ではありませんか」と答える。

このオペラのオチはチャーミングである(そう思いませんか?)。

この曲の好きなところは、まあポップの歌っているとこもいいんだけども、実は特にいいのは浮浪人たちがアカペラで楽しく歌うとこなんである。第5場で歌われる。(これは「カルミナ・ブラーナ」の男性合唱のある部分にすごく似ている)
ここらへんは無伴奏でハモりつつ繰り広げられるのでかなり芸達者の人じゃないとこの3人の役はムリと思われ。

で、ポップは声も大好きだけど勿論あのお顔も大好き。彼女をナマで見たときはかなり太ってたしお年も取ってたが・・・昔の写真を見ると若い頃のポップって何てかわいいんだろうと思う(今更ながらすいません)。ふわふわしてなんてチャーミング。女の私から見てもこんなにカワイイと思うのだから、男性はたまんねーだろうと思う。生前、さぞ彼女はモテただろう(何かのレコーディングの時にオケの楽員が「オイ、そこに立ってると美しいミス・ポップが見えないぞ」と怒ったというのをどこかで読んだ)。



1回あんな顔になってみたい。


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2008年4月10日 (木曜日)

バルビローリ/ベートーヴェン「皇帝」

P1060022ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
ミンドル・カッツ(ピアノ)
サー・ジョン・バルビローリ指揮/ハレ管弦楽団

(バルビローリ/ベートーヴェン集より)





私が一年のうち、ベートーヴェンを聴くのはそう何回もない。
そーいえばシューベルトも然りで、当然ウチにはクライバー指揮の交響曲のCDが一枚だかあるくらい。

なので、今年のGWのあの恒例行事ラ・フォリ?フォル?ジュルネ?とかいうのにも全く行く予定がない。というか行かないで済むので有難い。毎年もしかしたらnaoping様の興味のないプログラムをわざと組んでいるのでは?と思うほど。悲しいかな今まで1回も行こうと思ったことがない。(関係者の方すいません。こーゆーヒネクレ者の愛好家も居るんです。)

来年あたり「マーラーと同時代ウィーンの作曲家」とか「ワーグナーとリスト」とか「R・シュトラウスと愉快な仲間たち」とか「チャイコフスキーとプーランクとブリテン etc」(ゲストにイッコーさんやカリ屋崎さんなどのオネェを呼ぶ。米良さんと美輪さんのジョイントコンサートもやってほしい)とか、あたしの大ストライクゾーンをやってくれたら、大喜びで通うんだが。 (まあ、そもそもの企画は日本じゃないのでこんなとこに書いても仕方ないが)

で、今日は何か珍しい?バルビローリのパイ盤をダットンが復刻したベートーヴェン。2枚組で1枚分の値段と書いてあるが、幾らだったんだろう。アマゾンでは中古で2組出品されてて片や1470円、もう片方は13893円。この差はなんだ。

収録曲目は以下の通り。
・レオノーレ序曲第3番
・交響曲第1番
・交響曲第8番
・エグモント序曲
・ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
・交響曲第5番

全部聴くのはちょっと根性がいるので、子供の頃一番よく聴いた「皇帝」で。子供の時もってたのは確か、クラウディオ・アラウのセラフィム盤だったのですよ。
ところでカッツってピアニスト知らないんですが、これって私、モグリでしょうか?

はて。
いやー、よく指の回る人だな、カッツって人は(←なんか素人っぽい感想)。バルビローリの指揮で聴くと、「いかにも皇帝~!」みたいな勇壮な第1楽章よりも静かな第2楽章のほうがしっくりくると思う。この楽章はいかにもバルビローリらしいしっとりとした演奏である。

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2008年1月17日 (木曜日)

マックス・トラップ/ピアノ協奏曲:メンゲルベルク&ギーゼキング

P1000882マックス・トラップ:ピアノ協奏曲
ワルター・ギーゼキング(ピアノ)
ウィレム・メンゲルベルク指揮/アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団

(1935年・ライブ録音)






えーとね。今日も寒いね。
昨日は、近所の商店街でついに、「ゆたんぽ」を購入。 ↓これと同じもの。

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販売元:爽快ドラッグ
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ゆたんぽ、遠い昔に実家で使用していた・・・ような。毎晩やかんのお湯をごぼごぼ入れて、布団に入れていたような記憶が。

ゆたんぽ、久しぶりに使って驚いた。グッジョブ!ゆたんぽ。さすがこのところ流行しているだけあって、素晴らしい。朝までもう、虜である。まるでお風呂に入って寝ているような気分を味わえる。ああ、極楽極楽。

しかし、エコロジーという点ではどうかな。

私の買ったのは小型なのに2.2リットルもお湯がいる・・・これってけっこうな量である。それをわかすのにガスを使う。全然エコじゃないと思う。もしかして電気あんかのほうがエコロジーじゃないか?と思うんだけど。・・・まあいいや、深く考えないようにしよう。快適ならばいいんじゃ。



・・・。

で・・・。今日は一時期、塔でたくさん(すげー安く)売っていたコンセルトヘボウ・シリーズの一枚。

本日鑑賞いたしたのはナゾの作曲家、マックス・トラップ(1887~1971)。ネットで調べようと思ったのだけど、ほとんどお手上げ(「サウンド・オブ・ミュージック」のトラップ大佐ばっかり出てくる)。ウィキペディアにも詳しいことはなんも載ってない。ウィキの中では関係ありそうなのがソフィー=カルメン・エックハルト=グラマッテって女性作曲家で、「マックス・トラップに作曲を師事」とある。あと、諸井三郎氏の作曲の先生でもあったらしい。というようにどこの記述でもあくまで作曲の先生であったらしいが・・・こんなではどんどん核心から遠のいていくようである。

誰か、教えてください。助けてくださ~い!! (って書くと、ここの読者さんたちは突拍子もないほど知識が豊富だからすぐ教えてくれるよ、きっと。)

えーと。肝心のこのピアノ協奏曲。意外と素晴らしい。名前から言ってドイツの作曲家なのだろうか。

このCD、実は同じ顔ぶれのラフマニノフP協2番が最初に収録されていて(いや、本来はこっちがメインだろー)、もちろんあまりにもゆーめいな曲だしこの演奏も早めなテンポで素晴らしいのだが、その次のトラップの協奏曲もなかなかいい曲なのである。だれか共感してくれ。

ピアニスティックな魅力もありいの。印象派っぽい魅力もありいの。しかし現代音楽っぽい不協和音もたまに聞こえるし、われわれヲタにはたまらないマニアックな魅力が満載だ。まあ、弾いている人が世界的大ピアニストってのもちょっと得をしているのかもしれない。

第1楽章 モデラート-アレグロ 
ラヴェルとかそんな感じの魅惑的な響きで始まる。ドイツものというよりはややおフランス寄りな響きがする。第1楽章終わって何故か拍手が。
第2楽章 アダージョ・マ・ノン・トロッポ
とらえどころのない、不安な感じなのがよい。
第3楽章 ヴィヴァーチェ
激しいピアノ独奏で始まる。うまいなあギーゼキングは。ピアノの不協和音がストラヴィンスキーっぽくもあり、なんかかっこいい。ジャガジャン!とかっこよく終わる。

一応、今もアマゾンで入手できます(・・・と思う)。882円だと。非常に録音が古いので、命知らずの方は買って聴いてみてください(←いやそんなでもないです。ノイズは多いが)。埋もれさせるのはもったいない。

Music Rachmaninov: Concerto for piano in Cm; Beethoven: Egmont Op84

販売元:Audiophile
発売日:2001/05/29
Amazon.co.jpで詳細を確認する

それと、アマゾンで見たらクナの指揮で「管弦楽のための協奏曲 (世界初演)」ってのもある。在庫あと一点!クナ・ファンは聴くべし(よく知らんが)

伝統的なドイツの指揮者たち 1 ハンス・クナッパーツブッシュ

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2007年11月27日 (火曜日)

ちょっと早いけどフリッチャイの第九

P1000851ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付き」
イルムガルト・ゼーフリート(sop)、モーリーン・フォレスター(A)、エルンスト・ヘフリガー(T)、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
フェレンツ・フリッチャイ指揮/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団・聖ヘドウィッヒ大聖堂合唱団
(1957、58年 ベルリン・イエス・キリスト教会 録音)




ああ、あらやだ。もうすぐ一年終わっちゃうじゃないの。
いやいや、まだ11月・・・でも。

12月って月はもー、私にとってはワーグナー漬けの月。とくに今年の12月は(なんと!)飯守先生のありがたい生ワーグナー大特集を聴くことができるし、そして例によって年も押し迫ってからはバイロイト音楽祭の放送を毎晩聴きつつ一年を終える予定(あくまで予定)。だから第九聴いてるヒマはないはずだから、今から第九聴いちゃう。

そういえば、毎年東京で何十回も行われるはずの第九演奏も、私は12月に生で聴いたことはほとんどない。つーか、普通の月だってあんまり聴いたことない(一度だけ、会社の女の子が合唱団に入ってて、しぶしぶ聴きに行ったことはあったけれど。)。

みんな、今年はいいことあったかぁ~い??

私は・・・私は(泣)。

ヨソウガイに・・・うーん。そろそろもっと何か(人生が変るくらいいいこと)あるんじゃないかなあくらいに思ってた(毎年思ってる)。しかし、別の面から見ると、何も(わるいことは)起こらなかったので、まーまー良かったのかもしれない(と、やっぱり毎年思ってる)。

特に大病もしなかったし、会社も潰れなかったし、上司とも仲良くやってるし、おかげさまで両親も元気だし、姪も甥も賢くすくすく育ってるようだし、ああ何と言っても世にも素晴らしい「トリスタン」を2回も見れたじゃないか。

これで、「悪い年」だなんて言ったらそれこそバチが当たるよ。(まだあと今年一ヶ月あるから、インフルエンザワクチンが効かなくて感染、ぶっ倒れたりするかもしれないけど・・・)

で、第九。
ウチにある唯一のCDの第九である(ベーム=ベルリン・ドイツ・オペラ盤を売っちまったので・・・泣)。え、何でフリッチャイなの?フルトヴェングラーとヘアスタイルが似てるから間違っちゃったの?と思われるかもしれんが。

そんなことはない。

ベルリン・フィルに加え、この歌手の凄さを見よ。ことに、F=Dは唯一の第九独唱の録音だそうである(タワーHPによると)。

色々第九を聴いているわけではないし、それこそベートーヴェンはあまり聴かないので演奏評とかは他のもっとお詳しい方に訊いて、吉田さんとか(←?)。

でも。

全体的に熱っぽい、熱い演奏。ベルリン・フィルのソロの人もいちいちうまい。
道半ばにして白血病に倒れた指揮者・フリッチャイ・・・などという感慨に浸らなくとも、オーソドックスないい演奏であると思う。(ま、フルトヴェングラーみたいに歴史を感じるすげえ演奏ではないけれども。)
音も時代ほどぜんぜん悪くない。

(聴いていると、ウィーンの分離派館のクリムトの絵を思い出す・・・ああ、マーラーがあそこで第九を演奏したんだねえ。)

以前、どの歌唱も説教臭くてキライだったF=Dのソロも、彼のR・シュトラウスやブリテンを聴くようになってから、全く違和感なく受け入れられるようになった。ブログを始めて、色々自分が持っているCDをちゃんと聴くようになって、彼を好きになれてよかった・・・今頃遅いかもしれないけども。ヘフリガーの美声も懐かしい。女声2人もいかにも古きよき時代のいい歌唱。

でも。意外と合唱のない楽章のほうもすごく良かったりする。第1楽章は物々しい緊張感で始まるし、第2楽章はノリノリだし第3楽章なんてすごく綺麗だ。管楽器が、これぞベートーヴェン!的な音を出していて、しみじみうまい。第4楽章だけ聴くのはモッタイナイ(そんな人はいないと思うが)。

←現在手に入れるならばこちら。

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2007年5月31日 (木曜日)

クライバー・ブラームス交響曲第4番


ブラームス:交響曲第4番ホ短調
カルロス・クライバー指揮/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団


今日は、超珍しくブラームス。しかも、交響曲中でも地味じゃ地味じゃといわれているらしい4番。ウチにはブラームスの交響曲はこのCD一枚しかない。地味といわれても他に比べようがないのだが。1番はベートーヴェンと似ててあんまり好きじゃないし。

このCDはとっても好き。第1楽章のメロディなんかいかにも悲しげで胸がキュンとし。ウィーンの楽友協会の前のブラームス像の前を(クソ寒い中)ふらふらお散歩したことを思い出す。第3楽章も調子よい。これが地味なんて。

ロケーション的に全くぴったりなクライバーの演奏はモチロン素晴らしい。文句つけようなし。

ブラームスは相当お部屋をキタナクしていたらしい。お部屋に通されても座る椅子は全部楽譜と本でふさがっており。一つだけあいていた椅子に、ブラームスは初めて尋ねてきた客にうまいこと言ってなんとか座らせようとした。その椅子は掛けた瞬間足が天井のほうを向くという仕掛けになっていた。ブラームスはそれを見ては大喜びだったという。茶目っ気・・・というよりは趣味悪いぜブラームス。(三浦先生のご本をまたしても参考にさせていただきました)




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2007年5月22日 (火曜日)

シュレーカー・「メムノン」序曲


シュレーカー:大オペラのための序曲「メムノン」
(ロマンティック組曲)
ウーヴェ・ムント指揮/ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団

うああ、もうすぐ。
このblogをはじめて、もうすぐ一年じゃないかああああ。
(第一回は2006年5月28日であるから)

すげーわ、実に。この私がこんなに続くとは。
しかも、書いたわ書いた約300記事。アホ雑談もあるけど、ほとんどCDレビュー&コンサート感想文。いかにヒマな一年だった・・・じゃなくてこの根気強さよ。素晴らしいではないですか(大自画自賛)、内容は支離滅裂でも、これだけ続いたってのは。っつーか、こんなにCD持ってるのか私。実はこの一年あんまりCD買ってないのですよ(←え)。

とはいうものの、別に一周年記念とかいって、読者の方々に大プレゼントとか、何か大きな企画とか、何も考えておりませぬ。それよりも、去年と何も境遇が変ってない自分が悲しく、恨めしい(泣)。いや、病気も怪我もせず健康で働いているのが一番幸せということなのか。なんだかわからない。

(最近は、金運UPを狙い、自分の部屋のと会社の3つのトイレを朝、ピッカピカに磨くことを日課としています。でも。でもー、何故なの? 最近金運が逆に低下。みんな、どうせ買うならここからCDを買っておくんなまし。 ←押し売り?

いや、そんなことはどうでも。今日はシュレーカー。エキセントリックな作曲家である。容貌はなんとなく背の高いマーラーという感じ。

過去記事:シュレーカー・烙印を押された人々

シュレーカーはかなりたくさん(10曲くらい?)オペラを書いておりますが、有名になったのはどれなんだろう、やっぱり「はるかなる響き」なんだろうか。(ウチにCDはすでに書いた「烙印・・・」と「はるかなる響き」と「狂える炎」のCDがあります。「宝探し」も実家にあると思ったんだけど、それこそ宝探ししないと。とはいうものの、ちっともblogに書かないのは、筋書きがなんだかよくわからなくてまとまらないってのが一因。)

その中で、歌劇「メムノン」ってのは未完の作品だという。序曲だけがこんなに「でっかくなっちゃった」わけで単独に演奏されている・・・のかどうかわからないが。
序曲で22分はさすがに長いから。オペラが始まる前に客が帰ってしまうかもしれない?

で、曲は・・・というと。そもそもオペラのほうはどんな筋書きかどうかわからないから、勝手に想像するしかない。

<あらすじ>(←勝手な想像なので、参考にせぬよう、いつもながら。)
むかしむかし、ある東洋の国。
ある独裁者によってこの国は支配されていて、人民は苦しめられている。独裁者は魔法の力を持っているために、皆は言うことを聞かざるを得ない。

そこへ、美しく立派な若者が現れる。このメムノンという金髪の背の高い青い目の若者は、どこか遠い西洋の国からはるばるこの国の人民を救うために右から左へやってきた。「欧米か!」と叫ぶ独裁者。気の弱い人民たちはそれをただやりすごすだけである。

「これではいけない!」
人民を集め、平和の素晴らしさを説く若者メムノン。しかし、力で独裁者をねじ伏せることは良くない、と考えたメムノンは人民の中から美しい婦女子だけを集め、芸術で独裁者を魅了し、平和を訴えようとする。そこへ彼の協力者でドラマーのファンキー末吉が登場。「オレがロックの素晴らしさを教えてやる」とドラムを叩くと、今まで無表情だった美少女たちはたちまち魅了されるのである。・・・

う~ん。なんだかわからなくなってきた。もういいや、やめた。

ということで(何が?)、オペラの序曲というより、R・シュトラウスの交響詩ばりの大管弦楽曲である。ただ、シュトラウスの亜流というわけでもなく、ちょいと怪しげな東洋のリズムや打楽器が登場し、そこが彼のテイストとなっていると思う。そこはかとない死の匂い。世紀末の怪しい香り。

作曲者原作(最初のオペラだけは違うらしい)の自己満足な判りにくい筋書きのために、全体的にあまり上演されない彼のオペラだが、管弦楽の素晴らしさでは天才だと思うがなあ。

R・シュトラウスにホフマンシュタールがいたように(またはベルクがよい原作を選ぶ才能があったように)、彼にもよい脚本家がいたらどんなによかったか。自分で作った筋書きというのが現在あまり上演されない一因ではないだろうか・・・と思う。
やっぱり大衆は基本的にはわかりやすいものを好むのである。惜しいなあ。

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今日、なんでこんなにアクセス数多いんだろう・・・?
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2006年10月27日 (金曜日)

室内楽版カルミナ・ブラーナ

Carmina_brana オルフ:カルミナ・ブラーナ(室内楽編曲版)
Lena Nordin (Sop),Hans Dornbusch(Tenor),Peter Mattei(Baritone),
Roland Pontien,Love Derwinger(Pianos)
Kroumata Percussion Ensemble,Allmanna Sangen, Uppsala Choir School,
Conducted by Cecilia Rydinger Alin



最近、知りたいこと。

私もしかり、クラシック・オタクの方はときには会社等で飲みにいったりすると思うんですけど。そういう流れでカラオケ行ったりしますよね。いったい皆さんは何を歌っているの?

最近のカラオケは、クラシックの曲が少ない。

まあ、カラオケまで行ってわざわざクラシック歌う人はほとんどいないと思うけれども。前は、プッチーニやヴェルディのオペラ・アリアもあり、「乾杯の歌」だの「ある晴れた日に」だの歌おうと思えば歌えたものである。(たいていの人はヒクけど)

何年か前に、一回だけ「ベートーヴェンの第九」ってのがカラオケにあった。友人と二人でカラオケに行ったときに、友人がトイレに行っている間に一人で挑戦してたことがある。第4楽章のバリトン「オーフロ~~~インデ・・・」より最後まで入っていた。(長いぜ・・・)

当然ドイツ語で色々なパート一人で歌いきった。(友人ヒキっぱなし)

今はそういうのが見当たらないし、あまり友人らにヒかれるのも困るので、最近は新しい歌を練習したりしている(わざわざ)。aikoとか、夏川りみとか一青窈とか。(新しいといっても結構2~3年前の歌だったりするが)

・・・というわけで、クラオタの方コメントください。
「私はこんな歌を歌って切り抜けています!」

ちなみに、私はカラオケ大好きですよ。すぐにレパートリーが切れてしまいますけど。



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さて、本日のお題は有名なカルミナ・ブラーナ。
この曲を知らない人はいないんじゃないかな。クラシック知らない人でもテレビで耳にしていると思うし。人気あるから数多くのCDが発売されている。

が。

このblogでは普通なのはつまんないので、本日はBISから出ている(出ていた)室内楽編曲版?カルミナ・ブラーナを。
室内・・・といっても合唱団とソロ歌手は普通。オケがピアノ2台と打楽器奏者が5~6人といったところ。

バブルの頃は、合唱・ソロ歌手・大オーケストラだけではあきたらず。舞台上にバレエダンサーがたくさんいたりして。相当肥大化していたようだが。

バブル弾けて。

会社は人員削減の一方。人事部と総務部が合体して。あたしなんかは給与計算もしながら、客の応対や電話の応対、お茶出しや掃除までしているわよ。(愚痴?)

いやー、そもそも人事と総務は別の仕事なのよ。ついでにいうと経理はできないわよ。ダメよ混同しちゃ。

(もーすぐ年末調整なのです。毎年大変よ~。)

そんな感じで。
普通何十人もいるはずのオーケストラが、こんなに人員削減。なんてグローバル。なんて地球に優しいの?さすが北欧のレーベル。

んなわけない。

合唱は普通にいるので合唱の部分はなかなか聴ける。問題はオケ部分だけの曲。ここはピアノだけになるのでいっこうにつまらない。

打楽器は当然クローズアップ。BISなので録音がよい。ヘッドフォンで聴くと耳が痛い。くれぐれもヴォリュームに気をつけて。

最後に指揮者の写真を載せてみよう。



Carmina_brana2








こんな女性の指揮者だったら歌うの楽しいだろうな~。

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というわけで、本日も一票いただけると嬉しい。

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2006年10月19日 (木曜日)

ドイツ・オペラ・アリア集/ルアナ・デヴォル

Devol ルアナ・デヴォル・ロマンティック・オペラ・アリア集
ベートーヴェン「フィデリオ」より/ウェーバー「オイリアンテ」「オベロン」より/マルシュナー「騎士団員とユダヤ女」「吸血鬼」より/ワーグナー「妖精」「さまよえるオランダ人」「タンホイザー」より

ルアナ・デヴォル(Sop) ラルフ・ヴァイゲルト指揮/ミュンヘン放送管弦楽団

ルアナ・デヴォル、という名前を聞いて「ああ!あのデヴォルね!」とすぐ反応されるかたは、相当足しげくドイツのオペラハウスの来日公演に通われた方だと思う。デヴォルはあのバイエルン国立歌劇場引越し公演、猿之助さん演出のR・シュトラウスの「影のない女」の皇后役を演じた人でえす。

ほとんどCD録音は見かけない人だったので、来日してはじめて声を聴いたくらいである。正直いって知らない歌手が主役を演じる演目の券を入手するのは、勇気がいるもの。私はR・シュトラウスのこのオペラが当時大好きだったから、迷わず券は(二回分)買ったけれど。

幸運にも彼女の皇后は素晴らしかった(と、思う)。どこまでも響き渡る高音、その声は高ければ高いほどどんどん美しくなって響く。吸い込まれそうな感じ。ドラマティックソプラノでありながら野太い声ではなくやや線が細く、可憐ささえ感じる。

ま。声だけなら。

猿之助さんの演出では、皇后は完全白塗りだったため、彼女の素顔はさっぱり見えなかった。プロフィール写真は2~3種類しか見たことはない。まあ・・・美人ではないな、はっきりいって。

彼女のCDはこのCD(多分個人輸入したんだと思う)以外にシュレーカーの"Irrelohe"ってオペラの全曲録音しか知らない。(なかなか手ごわいオペラなので、ちょっと紹介し辛いけれど、ぜひこのblogで取り上げたい、と思っています。ツェドニクが出演。)

このCDはカンテリーノってレーベルなんですが、解説書のおしりにカタログがちょっとついています。でも、知ってる歌手はクルト・モルのアリア集があったくらいで、他は「?」な歌手ばっかり。

CDの曲目で、まず目をひくのはマルシュナーって作曲家。このマルシュナーが結構やってくれるのですぅ。とくに「騎士団員とユダヤ女」ってナゾのオペラのアリアはステキ。「アイヴァンホー」によるオペラらしいが。この歌劇の中の合唱はシューマンの交響練習曲のフィナーレに用いられているそうな。こんな素敵なアリアなら、なんか全曲聴いてみたい気もするナリ(ここだけがヨイのかもしんね)。「吸血鬼」はこのオペラよりはちいっと有名なんじゃないかな?

他の有名どころのオペラアリアも、申し分ない素晴らしさ。
録音も透明でとっても綺麗。

もしも、ドイツやアメリカ(彼女はアメリカ人)の旅行で偶然ワーグナーやシュトラウスのオペラを幸運にも見に行けるようなスケジュールで、もしデヴォルが主役であったならそれは超ラッキー!もちろん予定はなし!

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