2019年8月18日 (日曜日)

ネットで聴くヘルシンキ・フィルの「グレの歌」

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Arnold Schönbergin Gurrelieder
Solistit: Torsten Kerl (tenori/Waldemar), Emily Magee (sopraano/Tove), Katarina Karnéus (mezzosopraano/Waldtaube), Wolfgang Ablinger-Sperrhacke (tenori/Klaus Narr), Gidon Saks (bassobaritoni/Peasant), Salome Kammer (Kertoja).
Helsingin kaupunginorkesteri ja Sinfonia Lahti
Musiikkitalon kuoro, Polyteknikkojen kuoro, Spira Ensemble
Susanna Mälkki, kapellimestari
Suoran lähetyksen Helsingin musiikkitalosta toimittaa Riikka Holopainen.

先日、ヘルシンキ・フィル他にて演奏されたという「グレの歌」がネットでも聴けるようなので聴いてみた。女性指揮者は今時別に珍しくはないが(世界一美味しくないキャンディみてぇな名前)、早めのテンポで(大変そうなところもあったが)ダイナミックで良い演奏。北欧のオケによるグレの歌はフィレンチク盤を聴いたけどなかなかいいんだよね、原作がデンマークだからかな。

独唱者はエミリー・マギーたんとトルステン・ケールだけ知っているがあとは知らないな。ケールは最初は調子よさそうだったがあとのほうは高音がひっくり返ったりする通常運転。

山鳩さんのメゾの人もなかなか頑張ってたし、他の歌手もまあまあな感じだったが、特筆すべきなのは語りの女性。アバド盤のあの人みたいにキ〇ガイじみてなく、ちょっとムーミンに出てくるミィみたいなイメージ。ザロメ・カンマーというドイツの女優さんらしいんだけど。

ただ、日本のうまい合唱団に慣れてしまっているせいか、合唱団はイマイチな感じ。うちのちっちゃい坊主で聴いてるんでナマで聴くと違うのかもしれないけど。

 

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2019年8月 3日 (土曜日)

フェスタサマーミューザ ブルックナー/交響曲第8番 井上道義/読響

B1cd05cd1c73400b80ec07b8dabe4223 ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調 WAB.108(ノヴァーク版)
井上道義指揮/読売日本交響楽団
コンサートミストレス:日下紗矢子
(2019年7月31日 ミューザ川崎コンサートホール)

急に思い立って会社を早退(ちょっと理不尽なことで怒られて頭にきてた)、水曜日だったので映画でも観ようと思ったんだけど今一つ乗り気ではなかったので、急遽川崎へ。ブルックナーあまり得意じゃないし「あのミッチーもブルックナーやんのか」(失礼)くらいのスタンスだったのだけど、読響だしいい演奏に違いない。

前に聴いた「ゲロ夢」の時に4階席横っちょから見下ろす席がよかったので同じような席で。しかし4階席なのに階数は3階から入るという困惑(迷ってうろうろ)。

ミューザでは前に食べたおろし唐揚げ定食?が美味しかったのでまた食べて(とろろご飯が美味しいのねえ)、ミッチーの前口上があるので急いでホールへ向かうと待ちあいで友人とばったり。くっちゃべってたのでミッチーのお話しはほとんど聞いてないんだけど(ごめんなさい)、どうも「この曲は下の方より上の方で聴いた方がいい。値段の高い1階席のお客さんは安い3~4階席に移った方がええで」的なことを仰ってたので、「わーいラッキー!!貧乏席最高!!」って喜んだ。

何でもミッチー氏は50年も前にG・ヴァント指揮読響のリハーサルに潜り込んで聴いたのがこの曲との出会いだったらしい。そんで今回サマーミューザのオファーがきたので断られるの前提で?読響とならブル8がいいな、と希望したらOKになってしまったという。まあ、夏祭り気分のサマーミューザでブルックナーの大曲1曲だけっていうのは(私にとっての生ブルデビューの)飯守さんの7番であったことはあったのでそんなに珍しくもないのかも。あれもいい演奏で忘れられない。

で、まあ私自身あんまりブルックナー聴かない人だし、ブルックナーは女子トイレが空いてて楽だとか(ワーグナーやマーラーもだが)、ティンパニー1人が大忙しなのに打楽器奏者の残りの2人は出番のある第3楽章までずっと座っているので、「ヒマなんだからティンパニーのマレットを渡してあげたり手伝ってあげればいいのに」とか思ってしまったり(同一労働同一賃金に反しているのでは)、「お茶でも入れてあげたいな」とか思ったりしながら聴いてる。

まあ、演奏についての細かいところはもっと詳しいブルヲタさんたちに任せて(色々な演奏を聴いてるわけではないので。ちなみに私が初めて買ったCDはジュリーニのこの曲だった)、ブル素人なりの感想を述べよう。まず、第1楽章は「遅いなあ」という印象であった。これを「堂々たる」と感じるか「ぬるい演奏」と感じるかは人によって違うのかな。ただ、指揮者が言ってた「4階席のほうがいい」というのは合っているような気がした。まるでヨーロッパの大聖堂を思わせる構築された響きに魅了された。家に帰ってからYouTubeでインバルと都響の演奏を聴いたら、もっと色々テンポ動かしたりやってたんで、どうもミッチー先生はこの曲のありのままというか曲そのものを聴かせたかったのかな、とか思った(よくわかんないけど)。第3楽章はやっと出番のシンバルさんとトライアングルが曲を盛り上げていたけど、出番はここだけなのね。

読響は今や黄金時代なのか(やはりカンブルランとの演奏会で腕を磨いたのかな)、管楽器も素晴らしかったし(私、フルートからクラリネットに旋律が渡されるところが好きなんだよね、何楽章か忘れたけど)、日下さん率いる弦楽器軍団も無敵の美しさだった。コントラバス軍団の楽譜めくるときに燕尾服のしっぽをひらっとさせるのがかっこよかった(演奏関係ないけど)。

まあ、ブルックナーよくわからんなりに私もかなり感銘を受けて聴いていたし「これは希代の名演になるのでは」という雰囲気が聴衆の皆さんたちの中にもふつふつと感じられた。第3楽章の終わりでも拍手?があったり、最後もいい具合な感じのタイミングで大拍手が起こった。拍手はなかなか鳴りやまず、オケが帰ったあとも鳴りやまないので日下さんとともに指揮者再登場。一般参賀?あり。「やっぱりいい演奏会だったんだ。私の耳に間違いなかった」と嬉しかった。終演後、ブルヲタさんたち何人か話しているのを聞いたけど、みんな大感激してた様子だった。

あとでミッチー本人のブログを読むとわかるが指揮者自身も相当会心の出来だったらしく、「カラヤンやチェリビダッケよりいい演奏」と楽屋に飛び込んできた批評家に言われたのを相当喜んでらしたようだ。私もそういう演奏にたまたま当たって嬉しかった。こないだのインバルの巨人とともに忘れられない演奏の一つになりそう。

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2019年6月21日 (金曜日)

東京アカデミッシェカペレ第57回演奏会 ツェムリンスキー「春の埋葬」他

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A. ツェムリンスキー / 「春の埋葬」
G. マーラー / 交響曲第9番

東京アカデミッシェカペレ

指揮:海老原 光
独唱:坂井田 真実子(Sop.) 与那城 敬(Bar.)

後援:オーストリア大使館/オーストリア文化フォーラム

(6月16日 すみだトリフォニーホール)

家庭の事情で感想を書くのがすっかり遅くなってしまった。いつもお世話になっているアカデミッシェカペレさんの演奏会。今回は珍しいツェムリンスキーの合唱曲と、この季節にはちょっと重いかな〜(いやいつ聴いても重いわ)マーラー9番。まあ、このところ東京美術界ではウィーン関係の美術展が多く、ちょっとしたウィーンブームかなあと思っているくらい。ウィーン気分満喫の演奏会である(私だけ?)。

(他にも演奏会やオペラと美術展が偶然被った?と思われるものも。二期会の先日のサロメと、新橋のPanasonic美術館でのギュスターヴ・モローのサロメ展が被ったかな、と。しかしモロー展は大盛況で1時間待ちとかなのに、二期会のサロメのガラガラ加減は何と申したら。絵でサロメを見たら、音楽も聴いてみたいとか思わないのかな。なんかコラボ的に宣伝すればよかったのに。)

さてまずはツェムリンスキー。この曲はこの演奏会のご招待がなければ全然知らんかった。どこから見つけて来たのだろう。まあ、予習と称していつものようにYouTubeで探したりしてたんだけど、学生オケ?でのライブがあり、他にCDにツェムリンスキーではおなじみのコンロン先生のものがあるくらいか。学生オケの演奏を半分だけ聴いて、正直あまり面白くなくてギブアップしてしまった。おかしいなあ、大好きなツェムリンスキーなのに。

正直、曲については解説書を頼るしかないんで(山田先生すいません)、かいつまんで書きますと、この曲はツェムリンスキーにしてはかなり初期の作品で、アマチュア合唱団のために作られた曲だということである。しかしまあ、19世紀末ウィーンのアマチュアと現代の東京のアマチュアとの実力の差は歴然で(いや、その時代に生きてないので知らんがな)、この日は大変素晴らしい演奏でした。「埋葬って何それ怖い」などと思っていたのだけれど、解説によると「春」を擬人化しておりまして春の終わりから夏の訪れを迎え、亡くなった春を悼んで妖精やら森の動物やら集まってお葬式をする的な感じなのでおどろおどろしいものは何もない。ウィーンらしい美しさに溢れた曲である。

なんとなーく、であるけれど若干エルガーの「ゲロンティアス」を思わせるような部分もあるが、悲しい感じではない。だって春はまた来年も来るもんねえ。歌詞にも「新たに、そしていつまでも、春は蘇るのだ」という歌詞はマーラーの復活や「大地の歌」を思わせる。

合唱団やオーケストラは演奏に定評のある方々だが、今回ことさら素晴らしいと思ったのは二人の独唱の方である。この曲では「長老」の歌詞を主に歌う、二期会ではお馴染みの与那城さんの素晴らしさは当然だし、私は恐らく初めてお声をお聴きした坂井田さんというソプラノ歌手さんは本当に素晴らしい美声で、もっともっと聴いていたいと思わせるほど。舞台姿も大変美しいので、さぞオペラでは舞台映えしそうだなあと思ったのだけど、解説書のプロフィールではどうも難病を患ってらっしゃるらしい。またいつか声を聴きたいな、お元気で天性の美声をたくさん聴かせてほしいな、と思った。

さて、今回の本当のメインのマーラー。今やアマチュアオケがマーラーの9番を演奏するのなんて全く珍しくないのだが、私はこの曲があんまり得意ではないので(もちろん好きな曲ではあるのだけど、マーラー死んでワルターが初演したんだとか悲しいウィーンを思い出し気分が重くなるので聴くときは家で人に会わない日とかである)あんまりのめり込まないようにしていた。見ていると指揮者の方のオーバーアクションが面白く、まるでマーラーのカリカチュアみたいだな、なんて思った。ずいぶんテンポは速いなあと(少なくとも第1楽章は)思った。あんまり生でこの曲聴いたことないんで、あまり深い感想が書けなくてごめんなさい。演奏は、素晴らしかったです。

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演奏会前に行った、店内をレトロに作ってあるラーメン屋さん。ボンカレーの広告がいい。

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味は普通のトンコツラーメン。

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2019年6月 1日 (土曜日)

フォン・アイネム/ダントンの死 ウィーン国立歌劇場ライヴストリーミング

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ゴッドフリート・フォン・アイネム:歌劇「ダントンの死」

DIRIGENT Michael Boder
REGIE UND LICHT Josef Ernst Köpplinger
BÜHNENBILD Rainer Sinell
KOSTÜME Alfred Mayerhofer
CHOREOGRAPHISCHE MITARBEIT Ricarda Regina Ludigkeit

George Danton Tomasz Konieczny
Camille Desmoulins Benjamin Bruns
Hérault de Séchelles Michael Laurenz
Robespierre Thomas Ebenstein
Lucile Olga Bezsmertna
Saint Just Peter Kellner
Herman Clemens Unterreiner
Simon Wolfgang Bankl
ein junger Mensch Wolfram Igor Derntl
1. Henker Wolfram Igor Derntl
2. Henker Marcus Pelz
Julie Szilvia Vörös
eine Dame Ildikó Raimondi
ein Weib Lydia Rathkolb

(2019年5月29日 ウィーン国立歌劇場)

先日入ったウィーン国立歌劇場のライブストリーミングにて鑑賞。生中継は見なかったが72時間は何回か観られる。

ベルクの「ヴォツェック」(正確にはヴォイツェック)と同じゲオルグ・ビュヒナー作の戯曲によるオペラである。まあ、雰囲気的にはヴォツェックと似た感じながら、音楽はヴォツェックよりは聴きやすい。作曲年はヴォツェックより新しいながらバリバリの無調ではなく、場面場面間の音楽はジャズっぽくもありなかなか親しみやすい。とはいうものの・・・ヨーロッパ旅行でたまたまスケジュールが合ってこのオペラしか観られないよ、という事情がない限り、金払ってまで観ないよなあという印象。今回はちゃんと日本語字幕つきということで貴重なので鑑賞。まだ無料期間なのでありがたい。

話としては(歴史が苦手なのでざっくりした印象しか書けないけど)、フランス革命で活躍した政治家ジョルジュ・ダントンが、ロベスピエールによって仲間とともに捕らえられ、ギロチンで処刑される、という内容である。1幕もので休憩なし。100分くらい?でそんなに長くはない。

ワーグナーの諸役で日本にもよく来てくれる、今や世界中で大活躍のコニエチュニーが主役のダントンを歌っている。彼は10月に上演される「パワーアップ“影のない女”」でバラクを歌うようでそれも楽しみだが、今回はバスバリトン歌手には珍しいタイトルロールなので張り切ってる感じ。肖像画の本物ダントンとなんとなく外見も似ている。あと、お友達のカミーユ役(だと思う)のテノールの人もとっても美声でよいなと思った。あとは、イルディコ・ライモンディが知ってるかなあというくらいであんまりよく知らない歌手。私が最近の歌手を知らないだけなのでゴメンして。

最後はブラヴォーが飛んだものの、観客の「なんだかなあ」感はテレビからも伝わってくる。次はの配信はマスネのマノンでフローレス出るらしい。多分見るかな、あんまり知らないけど。

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健康診断がやっと終わったので、昨日の残業後に一ヶ月ぶりにラーメンを食べた。三代目てらっちょという前から気になっていたお店だが、トンコツラーメンとは言えサッパリとしてクリーミーであまり塩っぱくなくて美味しかった。味玉も美味しかったし。でもコッテリ好きの人にはさっぱりしすぎかも。引き続き塩分控えめ生活をするつもりなのでスープ半分残してしまったが、お店の人怒ってなかったかな。美味しかったので1ヶ月後くらいにまた行きたい。

めん吉ってトンコツラーメンのお店も美味しい。安いし中盛りや大盛りにしても同じ値段なのもいい。餃子もあるので夜のみしたい。サッパリクリーミー系てらっちょと比べてこってり背脂系。

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2019年4月15日 (月曜日)

東京春祭/グレの歌

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シェーンベルク:「グレの歌」
指揮:大野和士
ヴァルデマール王(テノール):クリスティアン・フォイクト
トーヴェ(ソプラノ):エレーナ・パンクラトヴァ
農夫(バリトン):甲斐栄次郎
山鳩(メゾ・ソプラノ):藤村実穂子
道化師クラウス(テノール):アレクサンドル・クラヴェッツ
語り手(バス・バリトン):フランツ・グルントヘーバー
管弦楽:東京都交響楽団
合唱:東京オペラシンガーズ
合唱指揮:マティアス・ブラウアー
合唱指揮:宮松重紀


今年2グレ目である。3グレ・4グレ行けるかどうかわからん。しかし、いやはや素晴らしかった。途中色々と「アレ?」「ドヤ?」と思うところはあったけれど。

人生5グレ目。それでもなお、初グレの若杉/N響を超える事はできない。YouTubeに残る演奏を折に触れて見聞きするけれど、アレをいまだに超えられない。トゥ—ランガリラがいまだに初めて聴いたサロネン/N響を超える演奏がないように。

それにしても思うのが、日本人は(というか東京のクラヲタは)なんとグレの歌を聴ける機会の多いことか。演奏会やオペラに行くと必ずTwitterで感想を検索して読んでいるけれど、異常なほどみんなの耳が肥えているのがわかる。世界的な歌手・指揮者や合唱団を集めての演奏でも「イマイチ」「行かなかった人正解かも」みたいな感想が並ぶ。

どうして。

先月、カンブルランのグレも聴いた。ホールのせいもあったのかもしれないけど、1階席の前の方だったにも関わらずけっこう混沌としていた。しかも、テンポが遅くて私は付いていけないところもあった。しかし、全体的にはよくまとまっていたし(破綻をきたしていなかった)。

今回の大野さんの指揮は、わたし的には好きな感じだった。緩急がはっきりしていてとても心揺さぶられた。正直カンブルランは・・・若干全体にノロい感じがしたので。ただ、大野さんの指揮は時々びっくりするくらい早くなったりするので歌手や語り手がついていけなくなったりする場面もあり、スリリングではあった。

カンブルランから一か月しか経ってないのでどうして比べてしまうけど、平均的に言ったらどうなんだろう・・・同じくらいなのかな。カンブルランは平均的にすべてよかった。歌手も酷い人はいなかったし(とび抜けてうまい人がいるわけでなく、みなうまかった)。

大野さんの今回のは、歌手のデコボコが激しかった。ネットでもかなりぶっ叩かれてたけどワルデマール王のテノールはほとんど・・・聴こえない。私は2階席の結構舞台に近い席だったのだけど、それでもなお。他の歌手は全員ちゃんと聴こえてたし。オケの音がでっかかったところではなく普通の演奏なときでさえテノールはよく聴こえなかった。なにかの罰ゲームでテノールだけプラスチックの密閉容器に閉じ込められているのでは・・・と思ったほど。テノールの歌うところはオケは抑えめに演奏してたのにも関わらず、それでもあんまり聴こえない。カンブルランの時のロバート・ディーン・スミスがなんと有難かったことか。

トーヴェ役のソプラノはみんなが言ってるほどひどくはないと思う。ただ「少女」ではないなあ。私の好みからいうと立派過ぎる。こればっかりは私のひいきのレイチェル・ニコルズさんの方に軍配を挙げちゃう。

名歌手しかキャスティングされない山鳩は、今や世界最高の山鳩歌手として君臨している藤村さんなので、もう文句はない。はは~~~とひれ伏してしまう。ブランゲーネとヴァルトラウテ(黄昏の)に関しては彼女の右に出る歌手はいないだろう(他の役もだけど)。日本にもイギリスみたいに「サー」とか「デイム」とかの称号があったら藤村さんはデイムにふさわしいと私は思う。

道化師クラウスの人は、ひどく酔っぱらっている体で登場してびっくりしたが、歌唱としては普通かなと思った。

農夫の甲斐さんはとっても素晴らしかった。藤村さんには負けじと・・・頑張ってた感があった。そうよ、海外で活躍されてる日本人歌手は皆さん素晴らしい。

往年のヴォツェックとして名高いグルントヘーバーのキャスティングには驚いたが、80歳超えとのことで杖をついての登場。しかし私は前日たまたまYouTubeで老ハンス・ホッターの見事な語りの映像を見てしまったのでいかんちょっと比べてしまった。大野さんももうちょっとテンポを遅くしてあげればいいのになって思った。

最後の合唱はさすがに東京オペラシンガース。盛り上げるだけ盛り上げて、終わりよければ・・・という感じか。全体的に言うとホールのせいか分離がよかったので細かいところまでよく聴こえてよかった。都響の演奏も美しかった。最初のヴァイオリンソロは「アレレ?」って思ったけどあとのほうはとても奇麗だったし、トランペットの難しいソロも立派に吹けていてよかった(読響のときはおっかなびっくりだったので)。

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2019年3月16日 (土曜日)

グレの歌 カンブルラン

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シェーンベルク:「グレの歌」
ソプラノ=レイチェル・ニコルズ
メゾ・ソプラノ=クラウディア・マーンケ
テノール=ロバート・ディーン・スミス、ユルゲン・ザッヒャー
バリトン・語り=ディートリヒ・ヘンシェル
指揮=シルヴァン・カンブルラン
読売日本交響楽団
合唱=新国立劇場合唱団(合唱指揮=三澤 洋史)

(3月14日 サントリーホール)
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給与計算真っただ中の中、むりやり業務を終わらせてフレックスで都心から遠く離れた会社から1時間以上かけてサントリーへ。なんと遠くなったのだろう。地方から都心に駆けつけるクラヲタの気持ちが少しわかる。帰りは20分くらいなんだけどね。
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券は早々に完売、しかし当日になって当日券は若干出ますとのことだったが、行ってみると(アッシジのときみたいに)当日券のところに人が並んでいるわけでもなく、結構普通に買えてるのを見て、「意外と当日券20枚に萎えて諦めちゃった人も多かったのかも」などと思ったりもした。
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生グレは4回目。ずいぶん昔になるけど、私にとっていまだにベスト生グレは若杉さんとN響の演奏である。YouTubeに上がっているのでご興味のある方はご覧になるとよい。さすがに日本人の主役二人の方はひと昔前感はあるものの素晴らしい(テノール独唱がオケに埋もれずちゃんと聞こえる)し、それをはるかに飛び越えた高いレベルのルンケルの山鳩の名唱は歴史に残るものだと思う。何より若杉さんのメリハリの効いた指揮と完璧なテンポ感は、録画でもよく伝わってくる。
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ところで今年はグレの歌当たり年。大規模なオケと合唱・名歌手を必要とするためにそう滅多にやらないこの曲を、3つの日本のオケが取り上げる。もしかして「日本グレの歌選手権」でもあんのかな?と思うくらい歌手が凄いゴーカである。ほぼみな外人で、主役級はバイロイト他世界の歌劇場で歌う名歌手を揃えてきている(藤村さんは言うまでもなく「外国人級」枠である)。とくにノットが語り手に名歌手トーマス・アレンをぶっこんできたのはイギリス人の本気を感じる。
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さてカンブルラン。何年か前の読響「トリスタンとイゾルデ」の時のイゾルデとブランゲーネの役の歌手をキャスティング。テノールにはヘルデン・テナーで有名なロバート・ディーン・スミスと万全である。
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とくに清楚にして声量もあるレイチェル・ニコルズのトーヴェを、私は一番楽しみにしてきた。相変わらずのキュートなショートヘア、ワンショルダーのシックでセクシーなドレスがお似合いですわレイチェル。紹介文を見ると近年はシュトラウスのエレクトラを歌ったらしい。えー、バッハの宗教曲のソリストもする人がエレクトラ・・・汚れ役もやるんだねえ。YouTubeを探すと予告編的なのが上がってたけど。
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肝心の演奏だが。カンブルランの演奏は全く意外なことにやや遅いテンポでゆったりと聴かせていた。前の「トリスタン」みたいな快速演奏を想像していたので全く驚いた。しかし、テンポが遅いからと言って全くだれることはない。
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ヴァルデマル王のDスミスは(私は一階席の左端に近い席だったので見えにくかったのだがどうも暗譜だったようだ)とにかく「王様感」が凄い。外見から言ってもう王様そのものである。そこに相手役の清楚な「少女トーヴェ」にニコルズはぴったり。そのままオペラの舞台でもよさそう。二人の歌唱はまったく重なることなく、紅白歌合戦のように世にも美しいメロディーを惜しげもなく交互に歌う。一個一個のメロディをオペラアリアにしてもいいくらいなのに、美メロの無駄遣い。
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さすがにオケの大音量でテノールは埋もれてしまったところもあったけど、後半は力いっぱいの美声で高音を響かせていた。凄い凄い。ニコルズもまるで周りは星空のように輝かしく、不思議な少女トーヴェを歌う。トーヴェはずっとこのまま、舞台に残って歌って欲しいと思ったけど前半しか出ないんだよね。
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さて、もう一人の主役山鳩。前のブランゲーネは主役を食う勢いの素晴らしいマンーケだったが今回の山鳩も素晴らしく。人間じゃなく鳩に何故こんなドラマティックな歌を?といつも思うが、深い表現を求められるので名歌手しか歌わない。(メゾソプラノの目標と思われる役だが、Twitterを漁ってたら清水カスミさんも聴きにいらしてたらしく「いつか歌ってみたい役」とのこと。彼女の山鳩聴きたいな。)
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第1・2部が終わり休憩。ワーグナーのオペラにも増しておっさん率高く、男性トイレの行列が見られた。
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第3部。いつものようにオケの後ろの座席に合唱団が現れたが、意外なくらい人数が少ない。「こんなもんだっけ?」と若干当惑。少数精鋭なのかしら。
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第3部は第1,2部とはちがい、後期ロマン派のねっとりと爛熟の世界から、のちのシェーンベルクの作品に近い無調なエキセントリックな感じになっていく。最初に大部分作曲したあと10年くらいしてあとのほうをオーケストレーションしたもんで(すでに無調の人になってた)、前半と後半の雰囲気が違う。それでふと思い出したが、ずいぶん昔にストラヴィンスキーの「夜鳴きうぐいす」というオペラを聴きに行ったときも同様な事情があり、もう前半と後半がまるで違う作曲家が作ったみたいになっててそれはもう凄い違和感だったのを覚えている。
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私の頭の中では、前半は昨年観たエドアルド・ムンク展の数々の絵画で、後半はこないだネットで観た映画「ティム・バートンのコープスブライド」のストップモーションアニメの白黒の世界が広がっていた。骸骨の家来とともに毎晩荒々しい狩りを続ける王様、怯えて大声を上げる農夫たち、わけのわからない歌詞の滑稽な歌を歌う道化師(中学生のころから「パレ・グローブとエーリク・パーって誰だろう。今は子供だからわかんないけど、大人になったらわかるんだろう」と思って人生を送ってきたけどいまだにわからん)、そして最後はシェーンベルクお得意のシュプレッヒシュティンメの感動的な語り・・・ああ、なんという素敵な世界。シェーンベルクは絵がヘタクソだったから奴に映像化はムリだけど、ティム・バートンに映像化して欲しいな。
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さすがに最後の合唱は新国立だけあって素晴らしかったが、もうちょっと人がいても良かったかな感。フライング・ブラボーもなく、よいお客さんに恵まれた。TVカメラが入り録音もしてたのでもしかしてアッシジみたいにCD化されるのかな。されたら欲しいな、レイチェルさんの歌をまた聴きたい。もうすぐ読響を離れるカンブルランへの感謝の拍手はなかなか終わらず、私も合唱団がはける最後まで拍手をした。まあ、曲に慣れているせいか初アッシジの時みたいな衝撃はなかったけれど、素晴らしい音楽を体いっぱいに浴びてとてもいい気分だった。
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読響シンフォニックライブで放送されるらしい。
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2019年2月10日 (日曜日)

ハンス・ロット/交響曲第1番 ヤルヴィ/N響

1549796754314_3R.シュトラウス/ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品8
ハンス・ロット/交響曲 第1番 ホ長調

指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
ヴァイオリン:アリョーナ・バーエワ
NHK交響楽団

(2月10日 NHKホール)

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みんな大好きハンス・ロット。「ヤマザキ春のパン祭り」ならぬ、「ハンス・ロット祭り」にやっと参加。何でも昨日の土曜日には昼間に神奈川フィルがみなとみらいでロットの1番を演奏、同じ日の夜にはヤルヴィ指揮のN響がロットの1番を演奏し、翌日の日曜(本日)の昼間にもヤルヴィ/N響でロットの1番を演奏。2日間に日本の首都圏で3回もこのレアな交響曲が演奏されたのである。3ロットともコンプリートされた方ももしかしていたかもしれない(Twitterでちらっと見たが何でもN響のトロンボーン奏者がインフルにかかり神奈川フィルの奏者が急遽カヴァーしたなんて話も)。
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私は言うまでもなく土曜日はタンホイザーに出かけてたため、神奈川もNHKも行けなかった。神奈フィル行きたかったなあ、行けば実穂子さんのリュッケルトも聴けたんだよね。まあ、新国タンホイザーもよかったのでこれは我慢我慢。
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日曜日のNHKで当日券を求めに参戦。結構残ってたのでよかった。知らなかったんだけどN響は自由席ってあるのね。まあ後ろの方なんだろうけど。係のおねいさんに一瞬自由席も勧められたけど今回はレアなコンサートなので奮発してA席で。
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NHKはバーエワちゃんの弾くシュトラウスのヴァイオリン協奏曲とのカップリング。大変申し訳ないが2月に会社が移転し通勤時間が大幅に伸び残業続きのため、あと昨日のワーグナー鑑賞もあり、疲れてシュトラウスは爆睡。ほとんど覚えていないので感想はなし。大枚はたいたのに勿体ない。許して。大好きなシュトラウスでこんなの初めて。
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さてロット。以前アマオケさんによる「田園前奏曲」の日本初演には出かけたことはあるが、交響曲はナマでは初めてである。日本のトップオケ、しかも名指揮者ヤルヴィの指揮ときたら、凄い演奏になるに違いない。
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音楽が始まって最初の方はさすがにあの「エデンの東」みたいなメロディが流れてきて謎の気恥ずかしさに襲われてなんかモジモジしてしまったんだけど(わ、わたしだけ?)、だんだんと・・・アレを思い出したわ、貴志康一の交響曲「仏陀」を。なんか若者が凄く頑張って交響曲を作っているけど、色々な作曲家の既存の曲に似てしまっている・・・ような。でも、この曲の「聴いたことある」感の大半はマーラーの交響曲だ。それはまあマーラーがあとで彼の曲を引用した(パクった・・・というよりも不幸な人生の彼を悼み彼の曲を後世に伝えるために、かと)ことに起因するのだけど。
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本当ならば忘れ去られるところであったロットの曲を、世界的に有名な指揮者が指揮し、腕のよいプロの楽団が演奏する。聴いていてなんだか私は「これでいいんだよ、拙いところもたくさんあるけれど、みんな君の音楽を愛しているんだよ。」とヤルヴィが語り掛けているような気がした。色々音が多すぎるとかうるさいとか、若書きの音楽にありがちの曲だけど、これはこれで良き。
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大好きな第3楽章のスケルツォ、私は周囲に観客がいない(しかも後ろは壁)ことをいいことに、心おきなくヘッドバンキング。1階の前のほうにいた観客も首を振ってノリノリだったのでいいんじゃないかな。
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第4楽章はなんか終わりそうで終わらなかったり、最後は意外にも静かな終結。聴衆の拍手は素晴らしく。いやはや約1時間の大曲が短く感じた。「えーこれ3回も行く人いるの?」とか聴く前は思ったけど・・・行く人の気持ちわかるわ~。私も3回はないけど、タンホイザーがなければ神奈川とNHK、両方行ってたと思う。
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珍曲マニアの知り合いに会うかと思ったけど、意外と誰にも会わず。昨日行ってしまったのかな。帰りに渋谷塔に寄り、バルビローリのトリスタン第2幕完全全曲盤(カットなしアメリカ初演)を発見?したので購入。フラグスタートはもとより、謎のトリスタンとブランゲーネ、マルケ王もみんな意外と良い歌唱。1290円はお買い得。1939年(!)録音。・・・実は昨日のワーグナーからまだ抜け切れてないの。

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2018年7月10日 (火曜日)

ザ・シンフォニカ第64回定期演奏会

Sym64_omote1ヨハン・シュトラウスⅡ:喜歌劇「こうもり」序曲
ヨハン・シュトラウスⅡ:ポルカ「クラプフェンの森で」作品336
ヨーゼフ・シュトラウス:「鍛冶屋のポルカ」作品269
ヨハン・シュトラウスⅡ:「トリッチ・トラッチ・ポルカ」作品214
Jヨハン・シュトラウスⅡ&ヨーゼフ・シュトラウス
ヨハン・シュトラウスⅡ   ワルツ「芸術家の生活」作品316
シューベルト(ウェーベルン編曲)  6つのドイツ舞曲 D.820
ヨハン・シュトラウスⅡ   ポルカ「雷鳴と稲妻」作品324
ヨーゼフ・シュトラウス   ワルツ「天体の音楽」作品235
リヒャルト・シュトラウス  歌劇「ばらの騎士」より
(オリジナル抜粋版)

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阪 哲朗指揮/ザ・シンフォニカ
(7月8日 オペラシティコンサートホール)
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相変わらず病気なので(おっさんずラブの)、林遣都君の出る「ストロベリーナイト」をケーブルテレビで観るのを楽しみにしていたが、前日急なコンサートのお誘い。まあ、ぎりぎりまでは観られるかなあと快諾したものの、結局最後の10分くらい観られず。まあ、どっかで観れるでしょう。なんか遣都君怖かったなあ。
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実はあまり・・・ウィンナワルツが得意ではないのでこのコンサートは行くつもりはなかったんだけど、演奏は素晴らしく、正月のウィーン気分を味わった。誘ってくれた友人に幕間で「あけましておめでとう」とか言いそうになった。真夏のクソ暑い初台。二曲目の「パホ♪」で一気に正月気分に。
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赤の他人シュトラウスの「薔薇の騎士」は組曲ではなく、オリジナルの抜粋版とのことだがこの曲も・・・私の中では真冬の曲なので(初めてウィーンに行った時にこの曲を国立歌劇場で観た。2月だった。)なんかいい感じに涼しい・・・いや外に出たら暑いけどな。
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というわけで、今回の本当の目的はこれだ。(ごめんなさあああい)
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ウチの近所のぴあがなくなってしまったので、ステージぴあを置いてあるところが近隣になかった。新国立にはあるということだったので、終演後すぐにゲットしに。田中圭沼に深くハマっている友人の妹さんと会社の女の子の分の合計3冊を頂いた。まだたくさんまだ残ってた。つか、こんなマニアックなところに取りに来る沼の人はおらんと思う。あ、田中さんのインタビューが載っているんだね。
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普段、私は音楽雑誌でさえも買わない人だったのだが、このところとにかくおっさんずラブの記事や田中さんの記事さえあれば何でも雑誌を買ってしまうという病気にかかっている。おっさんずラブは確実に経済を回している。普段演劇なんか見ない会社の女の子も、めでたく田中さんの舞台の券をゲットして、楽しみにしている(いいなあ)。
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アニメージュなんて久しぶりにみた(まだあんのか)。いや、学生時代、容貌からアニメオタクに間違われることが多かったので(怒)、この雑誌あまり手に取ったことはないんだけど。初めて買ったわあ。みんな、おっさんずラブに乗っかろうぜ。そして経済を回そう。田中さんと林さんをドラマに出演させよう。とりあえず私は何でも観ます。推しのいる生活は素晴らしい。あ、田中圭さんは星座と血液型一緒なのでちょっと親近感。

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2017年9月 3日 (日曜日)

懐かしい「グレの歌」の映像

子供のころからの重度クラヲタだったので、昔のアイドルとかの映像を見てもちっとも懐かしくない。昔からテレビは大好きなので歌番組とか当たり前に見てたのだけれど。
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懐かしくないなあ。聖子ちゃんとか伊代ちゃんとか。ごく普通。
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で。最近YouTubeで見つけて、強烈な懐かしさを覚えたのがオザワのグレの歌。今でこそいろいろなグレの歌を聴いているけど、私のマイ・ファースト・グレはオザワである。ある日ラジオかなんかで聴いて衝撃を受けて、おこちゃまの限りあるお年玉を使ってレコードを購入したのである。
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で。
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それってライブ録音だったはずだったんだけど、映像があるのは知らんかった。演奏はまあ自分の聴いていた演奏と同じで素晴らしい(いや当時はこれしか知らんかったもんでな)のだけど、映像を見て驚いた。なんというかものすごく時代を感じる映像なんである。カメラワークが昔のバラエティ番組とかそんな感じなんである。しょっぱなの周りがぼやーんとしてるのとか。画面2分割とか4分割とか。今あんまりしないよね、あーゆーの。
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アレだわ、サカナクションの「新宝島」みたい(あれはわざと昔の「ドリフの大爆笑」っぽく作ってあるんだが)。
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最近近所に「業務スーパー」ができたので(隣の駅にはあったのだが)休日は行ったりしているのだけど、いろいろ物色していると「あああああ」と叫んでしまう物件があった(心の中で)。
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ロジンスキ?指揮者と同じ名前なの?レーズン?なんでポーランド語?
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家に帰ってよく見たら「ロジンスキ」じゃなくて「ロジンキ」だった。はるばるポーランドから来たレーズン。しかも78円という価格。
ウチにニンジンが一本余ってたのでサラダを作ることに。
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ニンジンとレーズンのサラダはとっても簡単。レーズン嫌いじゃなければお試しあれ。(姉が重度のレーズン嫌いのため、子供のころから一般的にレーズンって嫌われ者だと思ってた。小学校のころ姉が給食のレーズンパンを残して持って帰ってきてたのでレーズンだけほじくって食べてた記憶がある)
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1.ニンジンを千切りにして、お塩を振って混ぜてしばらく置く。水気が出てくるのでキッチンペーパーで絞る。
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2.お酢、黒コショウ、オリーブオイル、砂糖かハチミツ、レモン汁、粒マスタードなどを混ぜる(適当)。水気を絞ったニンジンを混ぜる。レーズンを好きなだけ入れる。味がなじんだら完成。
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馬肉売ってたので馬刺しもお造りして食べた。家で馬刺しが食べられるとは。業務スーパー最高。
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2017年1月29日 (日曜日)

今頃見るニューイヤーコンサート。

09_johann_strauss_ii 正月にやったニューイヤーコンサートの再放送をしていたので録画で鑑賞。
(ウィーン渡航歴3回なのに苦手なウィンナワルツを克服しようと、毎年チャレンジしてみるのだがいつも最後まで見られないで他の番組を見てしまう)
で、初めの方でスケーターズワルツが始まったので「わあ、スケーターズワルツじゃん!大好きこれ!」と思ってノリノリで聴いていたものの、よく考えてみたらこれウィンナワルツじゃないじゃん(フランス音楽)。
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ちなみに「波濤を超えて」も好きだが、メキシコ音楽である。やんないの。
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昔、シモンボリバルとドゥダメルが来日する前に、ゲイゲキでポスターを眺めて「よくわからんけど楽しそうだし行こうかなあ・・・」と悩んでやめたことを今も後悔してる。悩んだ時は行くべきだと思った。
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先週、営業所の女の子(はたち)が会議に来たので、「成人式の写真を見せて」と言って見せてもらったら、スマホに大量の和服のおにゃのこたちの写真があったものの、写真に写っているすべての人間に動物の耳と鼻・ヒゲなどが書いてあった(流行りのアプリ・SNOWが入ってるらしい)。私はあきれ返って「これじゃまるでタヌキの成人式みたいじゃない!」と言ったら「違いますよ~!ネズミですよ!」と返されたけど、そういう問題じゃない。
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先週、会社で給与計算が佳境に入った遅い時間に、カチョーが役所からきた書類を見ながら「このパタハラというのはあまりなじみがないな。パタリロなら知ってるけど」20代の社員ら「パタリロ・・・?知らない・・・。何ですか?」シュニン「あ、なんか思い出した・・・タマゴかぶってるやつでしょ?」わたし「それはカリメロ・・・」 忙しすぎてみんな頭おかしくなってる。
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昨夜の「らららクラシック」に2011年のヴィエニアフスキコンクールファイナリストの弓新さんが出演されていましたね。ちょびっとだけどブラームス素晴らしかった。コンクール実況で見聞きした人が活躍してるの見るのうれしい。
 

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