コクーン歌舞伎/夏祭浪花鑑
コクーン歌舞伎「夏祭浪花鑑」
中村勘三郎、中村橋之助、中村勘太郎、中村七之助、笹野高史、片岡亀蔵、坂東彌十郎、中村扇雀、その他
(6月26日・シアターコクーン)
まず、最初に。
長いことどこかあさってのほうにぶっ飛んでたこのブログ、やっと再開できることになりました。日曜日にPC買いに行って今日届きました。パソコンのことは詳しくないのですが、詳しい者に相談したり自分で見たりして「安くて音がよくてSDつっこむ穴があってブログが更新できれば」ということで(最終的には「よくわかんねー」)、今の機種(HP pavilion dv6000)になりました。
おかげさまで音は前より格段によくなり、BBCラジオなどはかなりいい音で聴くことができます。ミョーに横に長い画面は何の意味があんのやろーとか思いつつ。
しかしびっくりするほど早くセットアップでき、届いて40分でネットにも接続できたので(これは私の進歩なのか科学の進歩なのか。たぶん後者だ)今日から更新できます。
まだまだ使い辛いので、慣れるのに時間がかかる(正直、これを打ちながらもイライラしている)のですが、また前のようにゆっくり更新できたらと思います。
・・・ということですが、申し訳ない今日はクラシックの記事じゃなく歌舞伎です。ごめんね我慢してくれ。
コクーン歌舞伎はもう何回目だか忘れたが、夏祭浪花鑑(なつまつりなにわのかがみ)という演目を見るのは二度目である。だいぶ前に見た時の印象は、「とにかく笹野さんが泥水に浸かり、泥水がはねるので観客はそれを避けるためにビニールをかぶったりしている。最後にパトカーがくる。」という感じ。
ま、そんなふうな私なのですが、一応テキトーなあらすじ。
魚売りの団七黒兵衛は、傷害事件を起こして拘留され、数ヵ月後に釈放された。団七には妻のお梶と一人息子がいる。団七は心を入れ替えて家族と生活するつもりだったが、金に汚いお梶の父親と衝突し、仲たがいの上義理の父を殺してしまう。父殺しの罪は重い。団七と義兄弟の契りを交わした仲である徳兵衛の計らいで、警察に追われるも玉島へ脱出する。
本当はもっといろいろ人が出てくるしめちゃくちゃ入り組んだ話なのだが、まあこんな感じでいいでしょう(ここでは)。
さて、このコクーン歌舞伎は毎年芸能人や有名人が観客に多く見受けられるのが恒例なのですが、今回は女優の木野花さんしか見かけなかった(地味)。あと、篠山紀信さんがいらしてたけど、見に来たというより撮影に来たのかもしれないのでこれは違うなあ。
まあ、最初から観客席を役者さんが縦横無尽に走りまわったりしているのはいつもながらのことで、本当にこれは楽しい。すぐそこで歌舞伎の人が見られるのはいつもとてもうれしい。なんだか彌十郎さんに話しかけられたりしてね。
見せ場である、父殺しの場面は、正直言ってこないだの秋葉原殺傷事件を思い出して(私だけ?)あまりいい気分ではなかったけれども。笹野さんが泥のお池に入って沈んでいき、その後どうやって這い上がったのかは見えない(いや、そのまま沈んでたら死んじゃうし)。笹野さんは(外見は年を召して見えるが)若い奥さんと小さい息子さんがいらっしゃるナリ。何人かいて、いつだか見に来てたお子さんが「お父さん、泥まみれでかわいそう」と言ってたらしい。
その鬼気迫る熱演はすばらしい。ビニールの合羽を着せられる観客はとてもうらやましい。一回そういういい席に座ってみたい。
最後は、追っ手に追われまくる勘三郎さんのものすごい運動量を見せ付けられて「ほほー、これを毎日二回やってるのか」と感心。いやほんとにすごいわ。殺陣もめちゃくちゃかっこいい。で、最後にはいつものように舞台の後ろが開き、シアターコクーンの裏の搬入口(というか駐車場)が見えて、パトカーがびゅーとやってくる。以前は日本のパトカーが来たが、今回はヨーロッパ公演の帰り?ということで「ポリツァイ」の文字が。あ、ドイツのパトカーだった。
しかし、以前見た時は夜の部だったので、暗闇から見えるパトカーの光がものすごく印象的で、衝撃的だった。今回、昼の部だったのでなんだか妙に明るくて、しかも駐車場で待ち構えてた一般市民が手を振っているのとかみえて(そこだけは)やや興ざめだった。なんだかなー。
終演後、友人が「あの最後の駐車場がどこにあるのか見たい」とのたまうので、文化村の裏を一周。すると、目的の駐車場の前に出演者の一人の彌十郎さんが出待ちの観客にサインをしてらっしゃるのに出っくわした。彼はちょっとこわもての(←失礼)役者さんなのですが、普段着はとってもラフで(パーカーとか着てた)とても気さくなでいい人そうでした。
開演前のお食事は。文化村近くの「プロローグ」にて。
千円でランチ食べ放題。おいしいしバリエーションが豊富ナリ。いろんなドリンク(酒はナイ)が楽しめて、デザートもあり。
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