2021年9月25日 (土曜日)

九月大歌舞伎 第三部「東海道四谷怪談」

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東海道四谷怪談
 四谷町伊右衛門浪宅の場
 伊藤喜兵衛内の場
 元の浪宅の場
 本所砂村隠亡堀の場

玉三郎:お岩/お花
松緑:直助権兵衛
橋之助:小仏小平/佐藤与茂七
千之助:お梅
松之助:按摩宅悦
歌女之丞:乳母おまき
片岡亀蔵:伊藤喜兵衛
萬次郎:後家お弓
仁左衛門:民谷伊右衛門
(9月23日 歌舞伎座)

久しぶりの歌舞伎。歌舞伎座は建て直してからは初めての利用。仁左衛門・玉三郎共演による38年ぶりの四谷怪談ということで、発売早々この演目のみ売り切れだったというが、私は時がたってから(東京から遠い)仁左衛門ファンの友人にこの演目の事を聞き、たまたまE+を覗いてみたら23日の二等席が一席だけ戻ってた。これ幸いと購入。フットワーク軽い東京都民の特権、すまんのう。

この二人の初演の映像がYouTubeに上がっており、予習のため鑑賞。さすがに若く美しい。今やお二人とも70歳超。仁左衛門さんに至っては孫がもう歌舞伎役者として活躍している。今回も仁左衛門さん演じる伊右衛門に横恋慕するお梅を演じる。なんか凄いな歌舞伎界。

しかしまあ、歌舞伎役者とてオペラ歌手と一緒で年取れば芸の円熟味は増すけれど体は衰えるはずだし、容色も衰える・・・はず。だが、玉三郎さんも仁左衛門さんも相変わらず美しい。仁左衛門さんなんて相変わらずのかっこよさだし。玉三郎さんは大女優の風格(男なんだけど)。

四谷怪談自体は遠い昔に勘三郎さんのお岩さんで見た。同じ演目でも演じる役者さんの違いでこんなにも違うのか~とびっくり。勘三郎さんの出た四谷怪談はもう、なんというかエンターテイメント。観客を驚かせよう、楽しませよう、怖がらせようという演出が満載で、特に恐ろしかったのが、お岩さんが化けて出てくるような怖いシーンで、客席の後方から役者さんが沢山「うわ~」と叫びながら出てきた事。ちょっとチビりそうになるほどびっくりした。

ニザタマの四谷怪談は全くそういうのはない。「怪談」ということをすっかり忘れて見ていたくらい。どっちかっつーと「椿姫」の死ぬシーンとか「ランメルムーアのルチア」の狂乱の場を思わせるような気品と芸術性を備えたお岩さん。だからといって全然怖くないわけではなく、だんだんと薬が効いて顔が変わっていき、最後には身づくろいをしてお歯黒で髪の毛をとかすと髪の毛がごっそり抜けたりするお岩さんの表現は流石に恐ろしかった。

孫娘の恋を成就させるため、産後の肥立ちの悪いお岩さんに「血の道の薬」と騙して毒薬を届けたりする近所の伊藤さんちも相当悪いなとは思うけど、とにかく伊右衛門の悪さは相当。お岩さんを裏切り人も殺しまくる(そもそもお岩さんの父の仇を取ってくれる約束で結婚したのに、殺したのダンナなの)。あまりの酷さに私なんか筋書知ってるのに「ええええ」って言ってしまいそうなほど。お岩さんも相当気の毒だけど、お世話係の宅悦さんも相当気の毒だし(浪人で傘貼りなんかしてるくらい貧乏なのになんで雇えるのか謎)、なんか知らんけど冒頭で押し入れに閉じ込められてしまいにゃ殺される小平さんも本当に可哀相。

でもまあ、伊藤家にお礼に行った伊右衛門に恋焦がれる孫娘に会わせるシーンで、「いやオレには奥さんも子供もいるし」と一応躊躇する気持ちは残ってたんだなあとは思った。でもあんな可愛いあでやかなお嬢さんが相手じゃ、そっちになびくのも仕方ないかなあ(でもダメだけど)。

いろいろとまとまらない感想だけど、なんか複雑な感情が入り混じった。久しぶりの歌舞伎は楽しかったけど、なんか「うーん」とか思った。お腹空いてたってのもあるけど。

コロナ禍なので、オペラでのブラヴォーと同じように「大和屋!」などの掛け声がないのがなんかさみしい。あと、私にとって歌舞伎の楽しみの半分は幕の内弁当だもんで。座席でもロビーでも飲食禁止だった。売ってないの、弁当。地下では売ってたのかな。終演後にはもうほぼお店閉まってたけど。

「しゃべるな」とか「マスクしろ」などのプラカードを掲げた係員のおねいさんが休み時間じゅう歩き回っていたため、場内は非常に静か。お話し好きの女性が8割なのにみんなこそこそ話している(まあ、いいことだが)。席は(今やクラシック界では幻となった)1人おきになっていて、隣と前の席は紐みたいなので縛ってあって座れないようになっている。入場時の手の消毒と検温は今やどこへ行っても尾当たり前になった。

お腹すいてたまま帰り、家の近所の持ち帰り寿司屋で半額セールの寿司を買って家で食べた。でも・・・幕の内弁当食べたかったなあ。歌舞伎座は会社の近くなので別に普通に買いに行ってもいいんだけど(残業続きで無理かな)。


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仁左衛門さんのお孫さんの千之助さん。筋書の写真見て「ち、千葉雄大君?」と思ったのは私だけではないはず。
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全くの別件だが、「ヴァイオレット・エヴァー・ガーデン」外伝が金曜ロードショーで放映されるということでとても楽しみにしている。外伝は映画館で2回観たけど。(TVシリーズ特別編集版が10月29日、外伝が11月5日)

「ヴァイオレット・・・」はここで何回も書いたくらい大好きなアニメで誰にでも薦めたいけど、仲良しの友人にある日伝説の第10話(お母さんの死後も毎年お誕生日に娘に手紙が届くやつ)をDVDにコピーして見せたんだけど「あざといし、最初から結末がわかっちゃうし全然面白くない」って却下されたので(一瞬「お前には人の心がないのか」と思ったが)、全くハマらない人も存在することを一応書いておく。

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2015年2月22日 (日曜日)

三津五郎さん死去

また歌舞伎界の重鎮が・・・。三津五郎さんの踊りが大好きだったのに。三津五郎さんの舞台は本当に何回見させて頂いたかわからないくらい。このところ私の好きだった歌舞伎役者さんばかり亡くなるのでさみしい。歌舞伎界、どうなってるんだろう。

三津五郎さんはこの間「ルーズヴェルト・ゲーム」で拝見したばっかりだったのに。(悲)

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2013年5月18日 (土曜日)

明治座五月花形歌舞伎 夜の部

Program_visual 一、将軍江戸を去る(しょうぐんえどをさる)
徳川慶喜 市川染五郎
山岡鉄太郎 中村勘九郎
間宮金八郎 中村亀 鶴
土肥庄次郎 大谷廣太郎
吉崎角之助 坂東薪 車
天野八郎 市川男女蔵
高橋伊勢守 片岡愛之助

二、藤娘(ふじむすめ)
藤の精 中村七之助

湧昇水鯉滝
三、鯉つかみ(こいつかみ)
片岡愛之助宙乗りならびに本水にて立廻り相勤め申し候

片岡愛之助
滝窓志賀之助実は鯉の精
滝窓志賀之助実は清若丸
釣家息女小桜姫 中村壱太郎
家老篠村次郎公光 坂東薪 車
篠村妻呉竹 上村吉 弥

過去記事:勧進帳&浮かれ心中

歌舞伎座が新装オープンしたというのにまだ一回も行ってない。これはまた明治座。東京者は実はこうしたもの。スカイツリーも完成してから一度も行ってないしね。

「花形歌舞伎」と名がついていても、実際は「ホントに?」みたいなのが結構あるけど、今回はホントに花形若手人気役者4人が勢ぞろい。染五郎、中村ブラザーズ、らぶりんと役者はそろった。旬ないい男を沢山見られて感激。

が。

4人の魅力をくまなく鑑賞するには、昼も夜も見なきゃならない。私が観た夜の部は七之助さんと愛之助さんがメインでだもんで。ソメちゃんも勘九郎さんも好きなあたしはどうしたらいいのだ。

でも、なかなか楽しく鑑賞した。今回夜の部にだけ特別に付いていた明治座弁当もいつもながら美味しかったし(だから夜にしたのだが)。

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ただ、また苦手な「将軍江戸を去る」を見てしまった。過去記事にあるようにこの演目は歌も踊りもギャグもなく、つまんない。ソメちゃんの良さも(私が思うだけかもしれんが)ここではそんなに・・・。ソメちゃんは徳川慶喜なんてエライ人よりも世話物や人情物でいいな、と思う役者さんなんでな。

勘九郎さんはやっぱりお父さんに声がそっくりだなあ、と思いまた懐かしく。

藤娘の七之助さんは、幕があいて観客みんなが「わーきれい!」とか「かわいいい!!」とか思わず口に出してしまうほどのあでやかさ。歌舞伎ってこうじゃないとね。七之助さんはホントに女性のきゅんきゅんな表情がうまいなあ。きっと素敵なガールフレンドがたくさんいて(←いい意味で)、そこから表情を盗んでいるんだろうと想像。そこがまた素敵。奥様一筋のお兄ちゃんも好きだが、七さんの次男らしい自由さもまた魅力。

で、メインは「鯉つかみ」という演目。初めて見聴きするのだが東京ではかなり珍しい演目だそうな。上方歌舞伎の今や一番人気の愛之助さんが主役。愛之助さんがこんなに大活躍する演目を初めてみたので、ファンとしては嬉しい。

ところで、今回は我が母が取り給いし券だったのだが、奇跡的に前から3番目だった(ちょっと右端寄りだけど)。大入り満員だったはずだがどうしたのだ。で、休み時間にトイレに行って席に戻って来ると、我が母や周辺の人が謎のヴィニール風呂敷を被っていた。「どしたの?寒いの?」と聞くと「ここらへん、水被るんだって。このへんの人みんな配られた」とのこと。おお、憧れの水被り席か。ずっと夢だったんだぜ。愛之助さんの水しぶきだったら喜んで受けるぜ。

しかし、舞台上のプールの上で巨大鯉と格闘する愛之助さんは結構一生懸命水を観客席に撒き散らしていたものの、残念ながら私の周辺には水は来ず。ヴィニール風呂敷は別に役に立たず。

愛之助さんは鯉の着ぐるみを着ながら宙乗りしたり、かなり今回はダイナミックな役だった。演じているご本人も楽しそう。それにしてもイイ男である。小桜姫が恋煩いするのも無理はない。ああああたしだってあんな人がもし海外旅行の添乗員だったら惚れるわな(例えて言えば、だけど)。小桜姫を演じた中村壱太郎さんもとーーーっても素敵な役者さんで、女形ながら惚れてしまった。すごくカワイイっ。

ヴィニール風呂敷は毎日使うので返して下さい、とのことでした。まあ、いらないけど。

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2012年12月 6日 (木曜日)

勘三郎さんのこと

何か書かなくちゃ書かなくちゃと思いつつ、時節柄仕事が忙しくて悲しみに浸ることもできず。

自分はずっとオペラ・ファンで、舞台といえばオペラばっかり観てたし、たまに親の付き合いで歌舞伎座には行ってたけれど、お弁当が美味しいという以外は心の底から楽しいとは思ってなかった。で、猿之助さん(現・猿翁さん)がバイエルン国立歌劇場の「影のない女」を演出した頃から歌舞伎に興味を持ちだして、そのあと知り合った友人がたまたま勘三郎さんのファンだったということで、付き合いで行くうちにどんどんのめり込むようになった。そのうちオペラを観に行くのと同じ感覚で一人でも歌舞伎座に行くようになった。なので、歌舞伎に興味を持つきっかけをつくってくれたのが猿之助さんで、歌舞伎の本当の面白さを教えてくれたのが勘三郎さんだと思っている。

勘三郎さんの今回の死に接して、何かこの感覚は前にもあったなあと思った。それは若杉弘さんが亡くなった時だった。若杉さんは日本で聴くワーグナーやマーラーやベルクがどんなに素晴らしいかを教えてくれた人で、私にとってクラシックを聴く上での道を作って下さった人だった。私にとっては歌舞伎における同じ存在だったのが勘三郎さんだった気がする。まだ、たくさんのことを教えて欲しいし、伝えて欲しかったなあという名残惜しい気持ちが、若杉さんと勘三郎さんは同じ感じ。

勘三郎さんがこの世からいなくなったなんてどうしても考えられないし、実は生きていてひょっこり現れるのではないか?とか友人と話したりしている。私は「大ファンです」って言えるほど沢山の舞台を観たわけではないけれど、勘三郎さんに感謝する気持ちはファンの方々と同じくらいある(つもり)。

勘三郎さん、歌舞伎の楽しさを教えてくれて本当にありがとうございました。私は勘三郎さんの舞台を観て、沢山のパワーを貰いました。私は勘三郎さんと同じ時代に生きていてよかったです。

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2012年12月 5日 (水曜日)

中村勘三郎さん死去

書く言葉が浮かばない。

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2012年11月10日 (土曜日)

カエル好きのためのカエル歌舞伎 天竺徳兵衛新噺~明治座11月花形歌舞伎~

Kc460075_2 通し狂言 天竺徳兵衛新噺 市川猿之助宙乗り相勤め申し候

出演・猿之助/右近/笑也/猿弥/米吉/寿猿/亀鶴/男女蔵/門之助/萬次郎/段四郎

(明治座・夜の部)

母親に誘われて観劇。まあ、わが母にとっては歌舞伎を娘と観に行くというシチュエーションが大事なのであって、演目が何であろうが昼の部であろうが夜の部であろうがなんでもいいのだ(たぶん)。

私にすれば、昼の部の「傾城反魂香」が好きな演目でこっちも捨てがたかったのだけれど、今まで2度は観ており、演目的には地味なので、夜の部にした。夜の部のほうが猿之助さんらしい演目だし、宙乗りや早変わりがたくさんで、面白そう。

それと、カエルが好きなあたしには(本物のカエルはあんまり好きじゃないんだけど。)カエルが出てくる演目は見なくちゃ。ぜひ。

<あらすじ>
船頭の徳兵衛(猿之助)は、先頃、嵐で異国の天竺へ流されて日本に戻ってきたことから天竺徳兵衛と呼ばれている。博多沖の船の中で、徳兵衛は朝鮮国王の臣下で、日本転覆を謀った木曽官の霊(猿弥)に会い、自らが木曽官の子息であることを知る。出自を知った徳兵衛は、父から蝦蟇(がま)の妖術を授かり、父の大望を継承して日本転覆を志す。その後、筑前国今川館に忍び入った徳兵衛は、日本の名刀・浪切丸を盗むが、浪頭の名鏡は、今川の奥方葛城(萬次郎)が所持し、枝折姫(笑也)と共に落ち延びていく。その後を追う徳兵衛は・・・

Sorumack 最初の登場は舟の上。この演目の常として、船頭の徳兵衛は時事ネタをやらなきゃならないそうなので、オバマ大統領再選の話とか石原都知事の話とかしてた。先代猿之助さん(現・猿翁)はこの演目で「ベルリンの壁崩壊」の話してたらしい・・・ずいぶん前の話である。猿之助さんは、自らCMの出演をしている「ソルマック」の瓶を取り出して商品名を連呼していた。

父の亡霊?より蝦蟇の妖術を授かるときに、カワイイ置物みたいなカエルちゃんが出て来てなんか書物みたいなのを徳兵衛にわたす。(以下、舞台写真は明治座のサイトより引用)

Tenjikutokube_01 妖術を使えるようになり、巨大なカエルちゃんに乗って出てきたり(いやあ、想像よりずっとでっかくてびっくり)、カエルちゃんの着ぐるみで登場したり(途中、口が大きくあいて「デヘヘヘ」みたいな顔になり、とっても可愛い)、カエル好きにはたまらない。

あと、印象に残ったのは、猿之助さんが盲目の芸人みたいな役でお姫様のご機嫌を取るために歌を歌うんだけど、その時に歌舞伎では珍しい木琴を自分で叩きながらなのである。これ、結構難しそうだった。それにしても、木琴のキョロロロロンキョロロロロンってヘンテコな伴奏が結構私のツボにはまってしまい(だってそんな伴奏で歌舞伎の歌歌うんだよ)ずっと思い出して笑ってしまってた、ヘンな客。

それから・・・猿之助さんはいろんな役で出るので全幕ともほぼ出ずっぱりである。妻とその愛人に殺される旦那さんの役もやるんだけど、愛人に殺されてるところところでいつのまにか別の役者さんに入れ替わっていて、花道からまた猿之助さんが妻役で出てきたり。なんかそういうすり替わりがたくさんあって、大変そう。文字通り舞台裏みたいなのが観たいな。

Tenjikutokube_02 殺された旦那さんは幽霊となって現れるんだけど、結構お茶目で仏壇とかからまるで貞子みたいに出てきたり。宙乗りで高く飛んだり、屋根の上から入ったりとか色々忙しいオバケ。

しかし、ヘビの年月日?に生まれた女の血を浴びるとこの妖術は消えてしまうそうで、徳兵衛さんは普通の人になってしまう。カエルはヘビに弱いもんね。ちょっとリングを思い出し。

猿之助さんのほかは・・・久しぶりに観た笑也さんは相変わらず美しく(ずっと前、結構ファンだった)、あと「おまき」役の米吉さんという俳優さんがとても可愛かった。初めて見たんだが、いつのまにかデビューしてたのやら。

猿之助さんの宙乗りは、最初つづら?が高くつりさげられて、そのつづらが真ん中からパカッと開いて猿之助さんが登場するという仕組み。どんどん高くなって3階席の上のほうまで行って消えていった。

Kc460074_2 お楽しみのお弁当。明治座?周年記念幕の内弁当?だったかな。1500円だった。とても目にもきれいな作りだったが、紙の弁当箱の質が良すぎて捨てるのがもったいなかった。持って帰っても使わないしねえ・・・。おせち料理とか詰めてもいいくらいよ。

いつもいつも思う、歌舞伎は昼の部も夜の部もあり、一か月ほぼ毎日やってるのであり。ホントに大変だし体力いるよなあと思った。相変わらず歌舞伎は人気があるようで、今回は土曜日とあって満員であるけれど、やっぱり今は工事中の歌舞伎座が懐かしいな。

過去記事:カエル好きのためのカエル・オペラ

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2011年12月26日 (月曜日)

平成中村座12月大歌舞伎夜の部・25日(千秋楽イブ)

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平成中村座12月大歌舞伎・夜の部

・芦屋道満大内鑑(あしやどうまんおおうちかがみ)「葛の葉」
・積恋雪関扉(つもるこいゆきのせきのと)
・松浦の太鼓

出演
勘三郎・菊之助・勘太郎・七之助・松也・新悟・虎之介・亀蔵・彌十郎・扇雀・他


隅田公園の中に芝居小屋が建ててある。駅から結構あるのでちょっと迷ってしまった。そしてご覧のような曇天。スカイツリーをバックに撮ってはみたものの、何だか絵になる感じではない。雨に備えて、芝居小屋の前にビニールの屋根が貼ってあったので建物自体は写真に撮れなかった。

寒い。ホントにさぶい。クリスマス寒波直撃である。

芝居小屋の中は、靴を脱いで入る(各自ビニールに入れて持つ)式なので、足がとても寒い。暖房はないし、ほぼ吹きっさらしに近い。「コートを預けるところは?」とか思ってたけど・・・コートを脱ぐと寒いのでクロークなんか必要なし。

友人に券を取ってもらったんだが、すごくいい席。花道かぶりつきである。

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席からはこんな感じ。お弁当とか水筒とか花道においてしまいそうである。自分のすぐ横を有名な役者さんがどたどたと通り過ぎるのを堪能。

演目ごとの感想っつーか。

芦屋道満大内鑑「葛の葉」
阿倍保名(あべのやすな)が結婚した妻、「葛の葉」は実は保名の恋人にそっくりに化けたキツネだった。ある日本当の葛の葉が訪ねて来て、ついに本当のことを明かさなければならなくなった。夫に別れを告げるために障子に一筆認めるが、幼いわが子が駆け寄ってきて色々邪魔をするので、右手で抱きかかえながら字を左手で書いたり(左右逆さの文字になったりする)、しまいには両手がふさがってしまうので筆を口にくわえて字を書いたりする・・・というのがこの出し物の見せ場。歯が丈夫じゃないとできない役だなこりゃ。キツネ役の扇雀さんがいかにもキツネっぽいしぐさ。ホントの葛の葉とキツネの2役なので忙しそう。花道の奈落?のところで枯れ葉とともに現れるのがかっこいい。

積恋雪関扉
逢坂山の関所には小町桜と呼ばれる古木の桜があり(冬なのに満開)、関所の近くには関守関兵衛と宗貞がともに住んでいる。そこへ小野小町姫が現れる。小野小町姫は宗貞の恋人だけど、何やらいわくありげだ(そこらへん、あまりに入り組んでいてあたしにはよくわからない)。夜になると何故か「今日桜の木を切って護摩木にすれば大願成就」という相が出たので関兵衛が木を切ろうとすると、傾城のいでたちの木の精が木の中から現れる。墨染と名乗る。そこから先は・・・何だかよくわからない。お互いに正体を現しあったり、闘ったり踊ったり。いかにも歌舞伎っぽく、なんだかよくわからない演目。

木の精役の菊之助さんは、女形のかっこはきれいだけど、お声がずいぶんドスが利いていて違和感が(次の演目で男役でかなり大声でせりふを叫んだりする役だったので、かな?)

いつも思うが、勘太郎さんはお父さんにそっくりだなあ。(七之助さんはお母さんにそっくりだが)

お弁当。休み時間が25分くらいと少ないので忙しいな。

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浅草周辺の料亭の特製弁当が何種類もあってとっても迷った。さんざ迷ったあげく「草津亭」って高級料亭のお弁当にした(1500円)。草津亭って、ぐるなびで見たら(お店で食べると)とっても高いのね。政治家がナイショの会合をしたり、一般人でも和風ウェディングをしたりするクラスの料亭なのね。とっても美味しかったのでぺろっと食べてしまった。おうちだったらもっとウマウマと味わって食べたのになあ。

内容(マツタケご飯、鶏カレー揚げ、里芋煮、がんも煮、赤魚味噌煮、卵焼、海老アーモンド揚、鶏つくね煮、蒟蒻煮、シメジ煮、燕マリネ、秋刀魚土佐煮、大根醤油漬、人参煮、付合せ)

松浦の太鼓
忠臣蔵アナザーストーリー。
雪景色の両国橋にて、俳人の宝井其角は元赤穂浪士の大高源吾と出あう。源吾は武士を捨てて笹売りをしている・・・というのは仮の姿で、実は敵の目をくらますための策略であった・・・そんな感じの話。とにかく最後の討ち入りの太鼓と、花道を駆けてくる菊之助さんがカッコイイ。っていうか日本人ってほんとうに忠臣蔵大好きだねえ。日本人の血が騒ぐっての?ヨーロッパでいうとマタイ受難曲みたいな?・・・違うかあ。

最後は舞台の後ろがぱあっと開いて、向こうの景色(マンションが立ち並ぶ)が見える。どうでもいいけどリアルに寒いんだけど。

それと、すっかり江戸時代の町人の気分になってたのに、ひっきりなしに飛行機だかヘリコプターだかが頭上を飛んでいる音がする。車も通るし。やはり平成じゃのう。

勘三郎さんが元気になってほんっとによかったああ。

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帰りに、クリスマスライトアップされたスカイツリーを見ようと思ったら、もうやってなかった。クリスマス当日なのに、なんでなの。

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2009年12月24日 (木曜日)

十二月大歌舞伎

歌舞伎座さよなら公演/十二月大歌舞伎・昼の部
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(演目)操り三番叟/野崎村/身代り座禅/大江戸りびんぐでっど
(出演)勘三郎/福助/橋之助/孝太郎/染五郎/獅童/勘太郎/七之助 その他

Pa0_0449 正直、今日は行けるとは思ってなかったので(仕事で)本当に嬉しい(嬉しかったはずだった)。実は自分で取った券ではなくて、某金融機関の貸し切りの席である。母が取ってくれたんです。こんなプラチナ・チケットあたしの力じゃ取れないよ、愛してるよママン。それとこんなヘンテコな日に休ませてくれてありがとう、課長。みんないい人だ。

・・・と、途中まで大感激、豪華メンバーによる演目も楽しく、出された歌舞伎座弁当も美味しくて超ノリノリ、最高のクリスマスプレゼントになるはずだった。

・・・三演目めまでは。

1、操り三番叟
マリオネットのような動きを要求される、踊りの演目である。お人形さんは勘太郎君が演じている。糸で釣りあげたり(本当は釣ってないけど)しているようにちゃんと見える。それにしても、歌舞伎役者としては大きいはずの勘太郎君をひょいと持ち上げたりする人形遣いの役の人がずいぶん力もちだなあと思った。

2、野崎村
世話物というか、ほろりとさせる人情ものである。農家の息子がその家の養女と晴れて夫婦になれるというそのときに、息子が以前に奉公してて恋仲だった油屋の娘が実家まで追っかけてくる。・・・で、農家のほうの養女は身を引いて・・・というストーリーである。で、正直言うと私は農家の養女役である福助さんが大好きで、油屋の娘役の(美しいとされる役である)孝太郎さんが実はあんまり・・・なのでどうしてもこの決着に釈然としない。(福助さんは女形の役者さんとしては一番好きな人である。外見的に美しいのは勿論だけど、しゃきしゃきとして女っぷりのいい感じが素敵で大好きである。) 可愛そうだが仕方ないなあ、この物語は。彌十郎さんのお父さん役も素敵。

3、身代り座禅
以前に勘太郎君の主演で観た好きな演目だが(過去記事)、本日は同じ役をお父さんで。勘太郎君&獅童さんとくらべ、勘三郎さん&三津五郎さんはやはり貫禄が違う・・・といっても結構私はひょうひょうとした勘太郎君と獅童さんの不気味な怪演もよかったけどな。太郎冠者役の染五郎さんがやっぱりキュートで魅力的。本当にいい俳優さんだなといつも思う。勘三郎さんの笑い方の「うふふふふ」っていうのが大山のぶ代さんのドラえもんみたいだなと思った。

4、大江戸りびんぐでっど
宮藤官九郎さん(クドカン)の演出による新作歌舞伎。正直言ってこれを目当てに行ったようなもんだ。最高に人気のある演目だし、行きたくても行けない人だってたくさんいたに違いない。

が。

なんかもう・・・正直言ってこないだの新国立劇場の「ヴォツェック」と同じような・・・とても居たたまれない気分になって帰ってきた。(理由はヴォツェックのときと一緒)

クドカンの演出のものは、今までは映画「舞妓Haaaan!!!」しか観てない。アレは・・・「なんだか突拍子もない展開だな」とか思いつつ結構楽しく観た。そんな私が語るのも申し訳ないんだけれど、貸し切りの席のじーちゃんばーちゃん達と混じってなんとかこの演目を懸命に楽しもうと心がけていたものの(母は横で爆睡してました)・・・

結局は大量のゾンビを観ただけだったような気がした。

筋書きは、まあかなり要約すると「江戸にはびこるゾンビを集めて派遣会社を作り、かなりピンハネして働かせるものの、結局普通に働いている人の領域を脅かすことになり・・・」という感じなんだか結局最後はどうなんだかよくわかんなかった。派遣切りに遭ったってことなんだろうか。

もうね。

こないだのヴォツェックに続いてなんだけど、「就職難」とか「派遣切り」とか「不景気」とか、この華やかな舞台に乗せてほしくない。超個人的な意見だけども。あたしは2時間~3時間の夢の時間を買いに来てるの、歌舞伎やオペラで(今回は自分タダだったけど)。ゾンビや巨大な魚のヒラキをみるのは全然いいので、とにかく・・・できれば歌舞伎やオペラなんかの古典芸能に不景気な世相を反映して欲しくない。

それと・・・ゆうれい貸屋で死人派遣の話は歌舞伎でやってるし。

しかも(出演してるだけで楽しいはずの)、大好きな染五郎さんや福助さん、勘三郎ファミリーが演じてて楽しめないっていうのは・・・なんかものすごく悲しい気分だ。勿論、新作歌舞伎というものがイヤってわけじゃない。過去、渡辺えり子さんの「舌切雀」も観たし、こないだ映画でだけど野田さんの「鼠小僧」だって観た。どっちもおなか抱えて笑ったしすごく楽しめた。なのに・・今回は初めのほうはかなり笑えたものの、あとのほうは「なんかよくわかんない、どうしよう」みたいな感じだった。

しかし、今日のお客さんがもしかしたら高齢だったためにノリが悪かったのかもしれない。比較的若い観客の日だったら結構大ウケだったのかも?とか思った。こんなこと書いて、この演目楽しんだ人ごめんなさい。それとお母さん、帰り道ちょっぴり不機嫌でごめん。

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2009年10月24日 (土曜日)

女殺薬地獄(おんなごろしくすりのじごく)

近松門左衛門/贋作

押尾屋学兵衛(おしおやまなべえ)は江戸でも評判の色男で、芝居と歌舞音曲に長けていた(たぶん)。だが美しい恋女房のお亜希とは子までなしたというのに、今や女郎のお香に入れあげており、放蕩の限りをつくしている。

<一幕目 六本木町長屋の場>
六本木の長屋。ここは表向きにはただの長屋だが実は腰巻問屋「桃屋」の女番頭お美佳が所有している売春宿である。自らの商売の陰でこの宿を使って、下働きの若い美女を将軍や大名などに斡旋したりして自分の問屋を切り盛りしていた。学兵衛はお美佳に気に入られており(キメ台詞 / 「学兵衛の顔は本当によくできてるねえ~)、この長屋を好きに使っていいとまで言われていたので、愛人との逢瀬にいつも使っていた。

学兵衛はいつものように六本木の長屋でお香と逢瀬の約束をしていた。長屋での合図は「来たらすぐいる?」である。学兵衛は南蛮渡来の不思議な薬を二人で使いつつ愛を交わしていた。南蛮渡来の不思議な薬はたった一つでもかなり効くのに、お香は二つも三つも飲んでしまうので、急に苦しみだす。学兵衛は取り乱し体のあちこちをもんだり触ったりしてみるがどんどん容体は悪くなっていくので、友人を呼びに行く。友人がやってくる。だが、学兵衛は世間では有名な役者(たぶん)なのでこの件が世間に知れ渡ってはまずい。ということで、友人は学兵衛を逃がす。友人が医者を呼ぶまでには一刻半ばかり過ぎており、お香は息を引き取っていた。

<二幕目 蕎麦屋の場>
学兵衛は仕事仲間と落ち合い馴染みの蕎麦屋に行き、何食わぬ顔で蕎麦を食べている。が、悪事が露見し学兵衛は召し取られる。
学兵衛の女房のお亜希は事の次第を知り、三行半を突き付ける。

(つづく?)

<出演>

押尾屋学兵衛

押尾屋女房 お亜希

押尾屋息子 りあむ

女郎 お香

桃屋番頭 お美佳

若い者 与助

若い者 万吉

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この演目のイヤホンガイド解説は高木秀木です。

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2008年7月 3日 (木曜日)

コクーン歌舞伎/夏祭浪花鑑

Pa0_0272_2 コクーン歌舞伎「夏祭浪花鑑」
中村勘三郎、中村橋之助、中村勘太郎、中村七之助、笹野高史、片岡亀蔵、坂東彌十郎、中村扇雀、その他

(6月26日・シアターコクーン)








まず、最初に。

長いことどこかあさってのほうにぶっ飛んでたこのブログ、やっと再開できることになりました。日曜日にPC買いに行って今日届きました。パソコンのことは詳しくないのですが、詳しい者に相談したり自分で見たりして「安くて音がよくてSDつっこむ穴があってブログが更新できれば」ということで(最終的には「よくわかんねー」)、今の機種(HP pavilion dv6000)になりました。

おかげさまで音は前より格段によくなり、BBCラジオなどはかなりいい音で聴くことができます。ミョーに横に長い画面は何の意味があんのやろーとか思いつつ。

しかしびっくりするほど早くセットアップでき、届いて40分でネットにも接続できたので(これは私の進歩なのか科学の進歩なのか。たぶん後者だ)今日から更新できます。

まだまだ使い辛いので、慣れるのに時間がかかる(正直、これを打ちながらもイライラしている)のですが、また前のようにゆっくり更新できたらと思います。

・・・ということですが、申し訳ない今日はクラシックの記事じゃなく歌舞伎です。ごめんね我慢してくれ。

Pa0_0271 コクーン歌舞伎はもう何回目だか忘れたが、夏祭浪花鑑(なつまつりなにわのかがみ)という演目を見るのは二度目である。だいぶ前に見た時の印象は、「とにかく笹野さんが泥水に浸かり、泥水がはねるので観客はそれを避けるためにビニールをかぶったりしている。最後にパトカーがくる。」という感じ。

ま、そんなふうな私なのですが、一応テキトーなあらすじ。

魚売りの団七黒兵衛は、傷害事件を起こして拘留され、数ヵ月後に釈放された。団七には妻のお梶と一人息子がいる。団七は心を入れ替えて家族と生活するつもりだったが、金に汚いお梶の父親と衝突し、仲たがいの上義理の父を殺してしまう。父殺しの罪は重い。団七と義兄弟の契りを交わした仲である徳兵衛の計らいで、警察に追われるも玉島へ脱出する。

本当はもっといろいろ人が出てくるしめちゃくちゃ入り組んだ話なのだが、まあこんな感じでいいでしょう(ここでは)。

さて、このコクーン歌舞伎は毎年芸能人や有名人が観客に多く見受けられるのが恒例なのですが、今回は女優の木野花さんしか見かけなかった(地味)。あと、篠山紀信さんがいらしてたけど、見に来たというより撮影に来たのかもしれないのでこれは違うなあ。

まあ、最初から観客席を役者さんが縦横無尽に走りまわったりしているのはいつもながらのことで、本当にこれは楽しい。すぐそこで歌舞伎の人が見られるのはいつもとてもうれしい。なんだか彌十郎さんに話しかけられたりしてね。

見せ場である、父殺しの場面は、正直言ってこないだの秋葉原殺傷事件を思い出して(私だけ?)あまりいい気分ではなかったけれども。笹野さんが泥のお池に入って沈んでいき、その後どうやって這い上がったのかは見えない(いや、そのまま沈んでたら死んじゃうし)。笹野さんは(外見は年を召して見えるが)若い奥さんと小さい息子さんがいらっしゃるナリ。何人かいて、いつだか見に来てたお子さんが「お父さん、泥まみれでかわいそう」と言ってたらしい。

その鬼気迫る熱演はすばらしい。ビニールの合羽を着せられる観客はとてもうらやましい。一回そういういい席に座ってみたい。

最後は、追っ手に追われまくる勘三郎さんのものすごい運動量を見せ付けられて「ほほー、これを毎日二回やってるのか」と感心。いやほんとにすごいわ。殺陣もめちゃくちゃかっこいい。で、最後にはいつものように舞台の後ろが開き、シアターコクーンの裏の搬入口(というか駐車場)が見えて、パトカーがびゅーとやってくる。以前は日本のパトカーが来たが、今回はヨーロッパ公演の帰り?ということで「ポリツァイ」の文字が。あ、ドイツのパトカーだった。

しかし、以前見た時は夜の部だったので、暗闇から見えるパトカーの光がものすごく印象的で、衝撃的だった。今回、昼の部だったのでなんだか妙に明るくて、しかも駐車場で待ち構えてた一般市民が手を振っているのとかみえて(そこだけは)やや興ざめだった。なんだかなー。

終演後、友人が「あの最後の駐車場がどこにあるのか見たい」とのたまうので、文化村の裏を一周。すると、目的の駐車場の前に出演者の一人の彌十郎さんが出待ちの観客にサインをしてらっしゃるのに出っくわした。彼はちょっとこわもての(←失礼)役者さんなのですが、普段着はとってもラフで(パーカーとか着てた)とても気さくなでいい人そうでした。

開演前のお食事は。文化村近くの「プロローグ」にて。

Pa0_0273 千円でランチ食べ放題。おいしいしバリエーションが豊富ナリ。いろんなドリンク(酒はナイ)が楽しめて、デザートもあり。




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