2008年2月15日 (金曜日)

ベルティーニ/マーラー「悲劇的」

P1000897マーラー:交響曲第6番「悲劇的」
ガリー・ベルティーニ指揮/ケルン交響楽団








こんにちは。

昨日は、会社でチョコ&キャラメルを進駐軍ばり(もしくは名古屋の婚礼)に大量に配りまくっていました。まあ、近所の輸入酒屋さんで買ったもので(560g、1050円)曲がりなりにもベルギー製。本社は女性は私と上司の二人、チョコ持ってったの私だけだったので皆さん大喜びし、一躍時代の寵児となったわけですが。(正直言うと、全部配ったのではなく、自分で3分の1ほど食べたあとあまりの量の多さに持っていった)

Trefin_05
私の上司は昨日がお誕生日だったので、お誕生プレゼントとともにそれらのチョコ&キャラメルをあげました。

ところが。
「ありがとおおお~」と大喜びでキャラメルを食べた、上司の奥歯の詰め物が取れた(←あっ)。いったい私、いいことしたのか悪いことしたのかわからないでした(泣)。

さて。そんな悲劇に因んで今日は「悲劇的」。

本日、サントリーにてダニエル・ハーディングが東京フィルでこの曲を振ってたはずなんだが、残念どうも当日券はナイらしかったので(さすがハーディングというか、人気曲というか、両方か?)、お家でこの曲を聴こうと思うの。

私がこの曲を初めて聴いたのはレコードで、カラヤンの例の虹ジャケ・シリーズだった。

↑このジャケットは5番だけどな。(アダージョ・カラヤンとか懐かしいね~。)

私はカラヤンの6番のレコードをとても気に入っていて、休みの日など畳に寝転がりながらいつも聴いていた。今見ると没個性的なこの虹のジャケットも当時はファンシーで結構気に入っていたので、グラモフォンのカラー広告を切り抜いて筆箱に貼ってたり、消しゴムカバーにしたりして楽しんでいた。(今考えると、小中学生の頃の私にとってマーラーはアイドル的な存在だったんだ。カワユス。)

それからずっとあと、NHKホールでベルティーニの3番をN響で聴いた。それで大感動して3番のCDを買ったあと、この6番のCDも買ったのだ。

カラヤン指揮の演奏をけなすつもりは全くないけれど、ベルティーニ盤は全然違っていた。第一楽章の「アルマのテーマ」も、ベルティーニの演奏ではカラヤンよりもずっと早いテンポで演奏されておりまさに空を飛ぶような爽やかさである。ちょっとしたテンポの動かし方が「おお、わかってるなこの人」的な感じがする。朝の高原の草の匂いのような。

「悲劇的」と題されたこの曲は、マーラーの手による初演当時、聴衆は「?(@_@;)?」という反応だったらしい。でも、マーラーの交響曲の中では4楽章形式ということもあり私にとっては(7番とかよりは)わかりやすい。そして幸福から不幸という、「逆」第九交響曲(ベートーヴェンの)のような図式もわかりやすい。

幸福の絶頂から一転して不幸の連続、それを具体的に言えば、「長女の死」「宮廷歌劇場のポストを追われる」「マーラーの心臓疾患」である。それはまるで、座布団9枚から突然「山田くーん、全部持っていって~」という歌丸さんの恐怖の宣告のようにマーラーを不幸のズンドコに陥れる。

それらは有名な3回の(初稿では)ハンマーの音で表現される。しかも、この曲はマーラーにこれらの不幸が訪れる前に書かれたというのである。

ベルティーニはそんな不幸の連続の第4楽章をやはり速いテンポで演奏している。まるで不幸の坂をコロコロと転がるようである。それは誰にも止められない。

ああ、人間は幸福なときには不幸なことは考えてはいけない。ネガティヴ・シンキングはイケナイ、本当に不幸になっちゃうよ、ということをこの曲は伝えているのである(・・・ないない!)。

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2008年1月26日 (土曜日)

ベルティーニ/マーラー:交響曲第3番

P1000892 マーラー:交響曲第3番
グウェンドリン・キルレブルー(コントラルト)
ボン・コレギウム・ヨゼフィーヌム児童合唱団・西部ドイツ放送及びバイエルン放送女声合唱団
ガリー・ベルティーニ指揮/ケルン放送交響楽団





ビム!バム!
ベム!ベラ!ベロ!
・・・妖怪人間。

こんにちは。
今日はマーラーだよ。

昨日は、正月休みに(ウィーン好きの私の口車にまんまとのせられて)ウィーンへ行ってきた友人(クラヲタじゃないのに、有難くもこのブログの読者でもある)と会いまして、お土産を頂きました。モーツァルト・クーゲルや絵葉書など。ありがとうございます。

過去記事:ウィーンの思い出<J・シュトラウス編>

コルンゴルト・ポリュクラテスの指輪

でも、一番嬉しかったのはこれ。

P1000891 月刊ウィーン。ウィーン旅行マニアのヤパーナー(ヤパーネリン)だったら知らぬ者はないと思う。日本人観光客にとっての大のお役立ち雑誌なのである。(Free)

ウィーンの地下鉄路線図&地図はもちろん、ウィーンで開かれるオペラやコンサートの情報が日本語で載っているからなんともありがたい。・・・とはいうものの、私はウィーンでは国立歌劇場しか行ったことないので、他のコンサート情報は今までの旅では無用だったんだけど。(ウィーンではオペラ以外はシュテファン大聖堂のオンチな司祭の歌しか聴いたことナイ。ウィーンなのになんでオンチなんだよ~)

そんな「月刊ウィーン」で見た1月中のオペラのスケジュールっつーと。気になったのは国立歌劇場でのティーレマン指揮のマイスタージンガーくらいであとは普通ナリ。アタシ的にはどっちかっつーとアンデアウィーン劇場でのプーランクの「カルメル派修道女の対話」が大いに興味をそそる。ギロチン処刑シーンがちとコワイけど。



さて、ウィーンといえばマーラー(←強引)。私にとって二番目くらいに好きな交響曲である。一番は8番。カステラ一番電話は二番。

で、3番で一番思い出の深いCDはこのベルティーニ。何を隠そう遠い昔にベルティーニの指揮・NHK交響楽団の定期でこの曲を聴きに行きまして、あまりの感動にすぐにこのCDを買いに行ったのです。

過去記事:バルビローリ・マーラー3番

おそらく、世の中のマーラー・ファンの好きな交響曲はやはり9番がトップ、2番目は6番とか5番で、ちょっとマニアックに7番とかが最近は人気かな、とも思うのですが、誰にでも受け入れやすく聴いていて幸せな気分になり最後は感動的そして演奏時間も長い3番は私は大好きです。そしてこのベルティーニ盤は最高だと思う(まあ、そんなに色々聴いてるわけではないが)。

ところで話は変るけど、ふとこのCDのうらっかわの楽章説明を見て、なんだか自分が悲しくなった。

第4楽章 きわめてゆるやかに
(神秘的に 一貫してppp)

このPPPが一瞬なんだっけか?と思うくらい、私はここ何年も楽譜を使ってないということに気が付いた。

一貫してppp ・・・ピーピーピーって下痢?
とか
それじゃあ楽章が終わったらトイレに555
とか
あんまり退屈な演奏だから一貫してzzz
とか
下らないことを考えてしまい、いかんなあこんなblogやってるのに、スコアでも買ってお勉強したほうがいいかなあとか思いました。

・・・ホントくだらねぇや。





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2008年1月 7日 (月曜日)

歌え!千人の交響曲

P1000877 マーラー:交響曲第8番「千人の交響曲」
エリザベス・コネル、イーディス・ウィーンズ、フェリシティ・ロット(ソプラノ)、トゥルゼリーゼ・シュミット、ナディーヌ・ドニーズ(アルト)、リチャード・ヴァーサル(テノール)、ヨルマ・ヒュンニネン(バリトン)、ハンス・ゾーティン(バス)
クラウス・テンシュテット指揮/ロンドン交響楽団、ロンドン・フィルハーモニー合唱団、ティフィン少年合唱団


また!千人の交響曲登場。なんたって好きなのだからしょうがない。

今日は定評のあるテンシュテット盤。

第1部よりも第2部の感銘深さが素晴らしい。イギリスの合唱団のため、ドイツ語圏の合唱団に比べてどうもコクとかが足りなくてサラサラ流れていってしまうのが(まー、これは仕方ない。ロンドンでハイティンクのリング聴いたときも思った)気になるときもあるが、どうもお祭り騒ぎとなりがちになるこの曲がもっと深い音楽に聴こえる。ことに「神秘の合唱」は泣ける。テンシュテット、惜しい人を亡くした。

・・・と、普通に演奏についてはこれくらいにして(←短)。

どっかで書いたのかもしれないけど(書いたぞ)、私は一回だけ合唱団に入ってたんだ。もうそれでやめちゃったんだけどね。

レパートリーは一曲。千人の交響曲。ふふ、「復活」しか振らないギルバート・キャプランみてえだぜ。

それはまだ私が学生の頃。女友達とコンサートに行って・・・確か曲は友人の知り合いの出る「マタイ受難曲」全曲だったと思うのだけど、「合唱団員募集」のチラシが入っていたのね。オケは東京都交響楽団。

その場で友人とわーわー盛り上がって、参加することに決めた。練習期間は半年だったかなあ一年だったかなあ。週一回どっかの文化センターの一室とか、リハーサル室とかでやってた。本番は東京文化会館でした。

ソリストは今考えるとそーそーたるものだったと思う・・・伊原直子さんとか、木村俊光さんとか。あんまり前の話なので忘れたがそんな感じ。

(文化会館! 本番前にソリストの使う楽屋とかトイレとか見て大興奮。トイレ、でっかいドレスで入っていいように広いんだな。楽屋で頭をくるくるカールしてた独唱者の一人がちらっと見えたりして。舞台わきの来日演奏家のサインとかも見たよ。)

指揮者は・・・今考えると貴重ナリ。ズデニェク・コシュラーさん。(意外と早くにお亡くなりになり、びっくり。残念でありました)

ズデニェク・コシュラー (Zdeněk Košler, 1928-1995)は、チェコの指揮者。カリスマ的なスター指揮者ではないものの堅実でバランスの良い演奏に定評があった。東京都交響楽団の客演指揮者としてたびたび来日しており、日本でも親しまれた指揮者である。

まあ、オーディションなんかぜんぜんなくて参加費さえ払えば誰でも参加できた。関東地方のマーラーヲタロウニャクナンニョ大集合。今考えるとなんて無謀な。合唱指揮者の郡司先生も随分ご苦労なさったことだろう。

私(と友人)は声が低いので、第2アルトにした。

私はブラスバンド部とかだったので楽譜は一応読めたけど、合唱用のスコア(全パート&ピアノ伴奏)にはかなり苦労。っつーか、合唱団だってかなりのパートに分かれていたから楽譜の細かいこと細かいこと。音もなんだか中途半端だしとりにくい。あっというまに楽譜がエンピツの印だらけに。

まあ、大好きな曲であるから練習の楽しいこと、楽しいこと。合唱とはいえ、憧れのマーラーの演奏に参加できるなんて、本当に信じられなかった。ヘッタクソだったけど、本当に一生懸命練習しました。まだ歌えるよ、きっと。

・・・中略・・・。

で、やっと練習期間が終わり本番が近づいたので、舞台に乗ってリハーサルをした。まあ、ご存知の通り文化会館の舞台に千人乗るのは大変な騒ぎ。本当に千人もいたのか、記憶がないけれども。出演する合唱団がひな壇のキャパシティを越えていたのは確かで。

ひな壇のウラには転げ落ちてもいいように、布団とかマットレスが敷いてあった。演奏中に「うわあ!」なんて落ちるのもありか?トスカか?

そんなこんなで。当時まだ若く冷静だった私はそんなでもなかったのだが、合唱団のオバちゃんたちの不満は頂点に達し、

こんなんじゃうたえませーーーん!!!

と、シュプレヒコール。でももう仕方ない。後へは引けないのだ。歌え!歌うんだ!!ジョー!!

コシュラー先生は、最後のオケ・リハーサルのときにやっと現れた。著名な外人の指揮者の指揮でこのド素人が歌うなんて、今考えると随分贅沢な。

リハのとき覚えているのは、都響の打楽器奏者の人が怒ってた(なんだか忘れたけど)のと、第1部の一番盛り上がるとこ「アッツェンデー」を「アクツェンデー」と歌い、普通の演奏だと「アッ」で一回とめる所をとめずに続けて歌ったことで・・・「へえ、そういう解釈もあるんだな」と思ったくらい。

本番で覚えているのはわれわれド素人合唱団の中の一人(男)が第2部最初の「聖なる隠者」の部分で間違えて「ズぅぅぅ~~~」という声を出してしまったこと、別の部分で少年合唱団の子が一人何を思ったか一箇所フライングしてでっかい声で歌ってしまったこと。

(本番後、暫くして全員にダビングして配られた本番のカセットでは、2回公演のいいところを使って収録されてあった・・・あとで聞いたら本当にヘタクソでいやになる。ごめんねコシュラーさん。)

まあ・・・本番の公演2回とも超満員で、曲が終わってブラボーの嵐。かなり盛り上がったコンサートでした。なんかすごく嬉しかったです。ちょっと涙出ました。


それと、今考えると。
・・・貧乏学生なのに(しかもマーラーなんか全然知らないのに)券買ってくれて見に来てくれたクラスの友人4人に(今更ながら)感謝したい。

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2007年12月 4日 (火曜日)

バルビローリ/マーラー9番

P1000859マーラー:交響曲第9番ニ長調
サー・ジョン・バルビローリ指揮/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団









みなさん、こんにちは。
紅白の出場者が決まったようですね。(←時候のあいさつ)

毎年、私の知らない歌手が何人か出る紅白。その年に活躍した?歌手を、年の最後に知るという不条理。

今年初出場の知らない歌手。

・中村中(なかむらあたる)
・すぎもとまさと

中村中さんは「性同一性障害」の方だというが、一応赤組みたいだ。名前はどっかで見たことあるが、歌は全く聴いたことない。
すぎもとさんは全然知らない。誰。

それでも、比較的今年は知ってる歌手が多いほうで、ほっとした。いくら私でもリア・ディゾンぐらいは知ってる。ところで秋川雅史さんはいったい何を歌うのだろう。他にあるのか持ち歌。こないだ「衣装を着けろ」を「誰でもピカソ」で歌ってたが、ド演歌かと思った。

まあ、大晦日は多分裏番組を見るのだろう、私は。今年はテレビ朝日(よゐこ)か、テレビ東京(ハッスル祭り)かなあ。



・・・・。

さてえ。この年末の浮き足立った雰囲気にぴったりなのは何と言ってもマーラー9番。もー、この曲聴いていて気が付くと、マンションの屋上に上がって靴をそろえて脱いでませんか? いつのまにか部屋のガスの栓ひねってませんか? 

私はこの曲を今やナマで聴く勇気はナイ。そーいえばナマで聴いた覚えがない。CDでも通して聴くと一瞬頭がボーッとなり、立ち直れないくらいの絶望感を味わえる。子供の頃からこの曲は第10番とともに怯え震える内容であったが(それにしちゃあよく聴いてたな)、大人になっても、何故これほどまでにマーラーは絶望に満ちた音楽を書いたのか、理解できないでいる。

(そうそう。私が一番マーラーを聴いていた小学生のとき「女の子なんだから、マーラーはちゃんと伸ばして言いなさい」という、父の強い強い教えがあったので、ここでは絶対に略さない。マ○9とか言わない。コメントに書かれる場合も絶対に略さぬよう。)

ま。

もう何百回も何千回もいろんな人に語りつくされたこの録音。数多いマーラーの9番の録音でも名盤と呼ばれるもので、今更繰り返すまでもないが(耳に・・・じゃなくて目にタコでしょ)、録音のいきさつを一応書くと。

バルビローリとベルリン・フィルは、最初に競演したときから「相思相愛の初恋」といわれるほど相性が良かった。楽員もサー・ジョンにベタ惚れで、ベルリン・フィルの支配人のシュトレーゼマン氏に楽員たちは「できるだけこの人(サー・ジョン)と契約してください」と言ったという。

このコンビのコンサートはいつも成功を収めていたが、最も大きな成功は1963年のマーラーの交響曲第9番のコンサートであった。当時ベルリンではあまりマーラーは演奏されず、楽員たちも特にマーラーが好きというわけでもなかったが、コンサートは圧倒的な名演で聴衆にも楽員にも感銘を与えた。そのあとベルリン・フィルの楽員全員が是非この曲をサー・ジョンの指揮で録音したいと強く希望したため、この録音は実現した。

・・・ということで、この録音は本当に素晴らしい。まー、正直なところベルリン・フィルって本当にウマイんだなあという感想。ライブなんかだと結構ヘタなオケと組むことが多いバルビローリだもんで(失礼!)。

第4楽章の途中のホルンのソロなんて泣けてくるし、本当に楽員が心の底から共感を持って演奏しているのが伝わってくる・・・なんてありきたりの感想でゴメン。相変わらずの唸り声もスゴイ。

ところで。じつのところ、私がこの曲を最初に聴いたのは、バルビローリの録音ではない。実はカルロ・マリア・ジュリーニだったす。あ、あのスタイリッシュだったジュリーニが、お帽子をかむってマフラーして白い壁によっかかってるジャケットのね。

←これ。

持ってたのはレコードだったのでずっと聴いてないんだけど。なので当時の印象で覚えている印象は、このバルビローリの演奏より遅く、もっともっと絶望的な音がした、多分・・・子供の時の印象だから、何ともいえないんだけど。しかし、演奏時間だけ見ればずいぶんジュリーニの方が長いし、CDでも2枚組になっているくらいだから「遅い」という印象は正しいのだろう。

ジュリーニの演奏に慣れてしまったので、バルビローリはほんの少し希望を持って聴ける(ような気がする)。

ふと、久しぶりにジュリーニで聴きたいなあと思った(←え)。


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↓現在のバルビローリの盤はこれ。

41kwjcj8dnl ←このジャケットは萌え~。















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2007年11月16日 (金曜日)

飯守さんのマーラー7番

S1116 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団第213回定期演奏会
マーラー:交響曲第7番「夜の歌」
飯守泰次郎指揮/東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

(東京オペラシティ・コンサートホール)












オシムさんが心配だ。

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今日は急に思い立って、コンサートへ。最初サントリーでのマーラー6番に行こう、そうしましょうということだったが、色々探してたら、今日 飯守さんが7番を振るというのを知り、少し迷って7番に。

私は7番がいまだによくわからない。マーラーの交響曲の中で一番ニガテかも。CDもインバルのとかしか熱心に聴いた覚えがない。

しかし、今一番私にとって旬な指揮者、飯守先生の演奏だったら、もしかして納得する演奏が聴かれるのではないかと。

で、今日はオペラシティホールでは初めて、2階席を取ってみた。サントリーではいつも取る、オケを横から眺める席。マーラーやシュトラウスなどの大オーケストラの上がる時にはとてつもなく楽しい、指揮者もよく見える席だ。

しかし。

オペラシティのホールは全体に真四角で、建築的見せ場の多いサントリーに比べ殺風景、しかもウィークデイのせいか客の入りは6割ちょいくいらい、オケの人の多さに対し、なんだかさみしい客の入り。

しかも。

上からオケを見下げるため、あらー・・・。
「嗚呼、何故殿方の髪と云ふものはなくなつていつてしまふのだらう。」と、感慨にふける。

そんななんとなく悲しい雰囲気(←気のせい)の中、大先生登場。あいかわらずお元気だ。実は演奏の前のプレ・トークのときに先生はピアノを弾き、一緒にうんうん歌いながら熱っぽく曲の解説をされていた。私やその周辺の男性たちは、それを体を揺り動かしながら一緒になってふんふん歌いながら?聴いていたのでした。

かっこいい。巨匠ってのはこうゆう人のことだわ。

で、まー。演奏は想像通り熱っぽい、情熱に満ちたものであったのだが。

演奏がどーの、というよりも。

この曲っていったいなんだね。

音楽って楽しむためにあると思うの、「音楽」だからね。

でも、この曲って・・・楽しいのかしら。わざわざ苦しみを味わうために聴きに行ったのかしら、とも思う。「音が苦」っつーか。そして、飯守先生の大変に情熱的な演奏ともあいまって。

普段、どんなに大好きな曲の演奏中でも「明日の朝食は玉子かけご飯にしようっと」とかアホなことを考えてる私なのに、この嵐のようにハゲしい第1楽章中は何も考えることができなかった。

ただただ、(全然面識ないのに)マーラー大先生の人生の悲しみや苦しみの吐露を、体中にガンガン浴びているような気がした。

まあ、マーラーはオーストリー人だから、もっと身近なイメージでいくと。

(たとえば。)

「花の金曜日に若手平社員が会社の帰りの駅で酒癖の悪い上司に捕まって飲みに誘われてイヤイヤながら行ってしまって会社のグチや説教を思いっきりクラってすごくイヤになってるの図」

<登場人物>
鈴木健一(25歳)、斉藤部長(55歳)

会社の帰りの田町駅にて。
斉藤部長「おや、鈴木君じゃないか。ちょっと一杯やっていかないかね?」

鈴木君「(あ、やっべー、こんなとこで会っちゃったよ。今日は待ちに待ったスッチーとの合コンなのに・・・でも今断ったら年末賞与の査定に響きそうだし)・・・あ、いいですねー。そうしましょう。」

斉藤部長、普段はそんなでもないのだが酒が入るととたんに性格が変り、会社のグチやら説教やらガンガン言いまくる。
「オレなんか、どうせドイナカの出身だし、三流大学だしみんなオレのことバカにしてるんだろ~~~!」

鈴木君はなんとか話題を変えようと、家庭の話題に。

鈴木君「ああ、そういえば、部長の奥さんすっごい美人なんですって? 聞きましたよ~なんでも20歳も年下なんですよね。部長もうまいことやりましたね~コノコノ。娘さんたちもとってもカワイイんでしょう?」

斉藤部長「・・・そんなの、オレの子かどうかわからんし。女房だってオレのいない間に絵画教室だなんて言って、そこの若い絵描きと浮気してるに決まってるんだ~~~!!ちきしょ~~~!!!」

などと、ついつい墓穴を掘ってしまい、おんおん泣き始める部長。
『若い綺麗な奥さん貰うのも大変なんだなあ』と思う鈴木君。

だのに。

ひとしきり店で騒いで泣いて、すっかり周りに迷惑をかけまくったのに、帰りには「いったいどうしたの?」というくらい明るくなり、「また、月曜日会おうぜ!鈴木君!!」と肩を叩かれ、駅で別れた。

釈然としない鈴木君。あの終わり方はなんだったのか・・・。

いや。(またもや脱線)

本当に、今までの展開からいうと、この曲の第5楽章は全く釈然としない。急にぱあああっと曲調が明るくなり輝かしいファンファーレ、やたらと打楽器が大活躍しやかましい。まるで「笑いながら怒る竹中直人」みたい。こんな分裂症気味のマーラー、さぞやアルマも「ああ、こんな人と結婚して本当に良かったのかしら」と考えたに違いない・・・できちゃった結婚だったからしょうがないが。

で。

今夜の演奏はすばらしかった・・・と思う。ただ、こんなに騒々しい曲だったのか、という不思議発見。すいません、演奏の感想じゃなくて。




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2007年9月24日 (月曜日)

ヨッシャ!ホーレンシュタインの千人の交響曲

311er0z4ewlマーラー:交響曲第8番
ジョイス・ベーカー、ベリル・ハット、アグネス・ギーベル、カースティン・マイヤー、ヘレン・ワッツ、 BBC合唱協会、 ゴールドスミス合唱連盟 、エマニュエル校少年合唱団、その他
ヤッシャ・ホーレンシュタイン指揮/ロンドン交響楽団




3連休。涼しくなったことだし、行楽地にお出かけになった方も多いと思いますが、私は韓国料理とカラオケに行った以外はとくにこれといった行事もなく(いや充分でしょ)、うち一日は飲みすぎによる頭痛で寝てた以外は普通の休日。

いやーなるべくお金は使いたくないもんでね。来月はオペラと歌舞伎とサッカー観戦が控えていて。
大枚はたいたオペラ(バレちゃん)は入金済みだけど、他は金払ってないし。

今日はじみーに。ごくごくじみーに近所の商店街の美容院へ行き、ごくごくじみーにショッピング。

あ。



と、思ったら。遠くから熱帯の巨大蝶々のような一団。浅草サンバカーニバル来日。

踊り子さんたちに手を触れないでくださ~~~い!

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南米か!
あああ、もう。殆ど体感したこともないくらいの大音量。昨日の頭痛がぶり返してしまうわよ、まったく。


てことで。

浅草サンバカーニバルに対抗する騒々しいクラシック音楽といえば、マーラーの8番。(←すげー適当なチョイス)

とはいえ、本日の8番の演奏はド派手ではない。いかにもマーラーの世界をよくわかっている指揮者が振っているという印象の演奏。

私は、(常々blogに書いているが)8番はショルティのCDが一番好きだが、録音がよいのと、独唱者が見事に好きな歌手を揃えているので(それと初めて買ったマーラーなので)そーゆーことになっている。

しかし、純粋に演奏だけだったらやっぱりミトロプーロスのザルツブルグのライブと、このホーレンシュタインのライブが素晴らしいのではないかな、と思う。古い録音だけど。

ホーレンシュタインのこの演奏は、1959年のロイヤル・アルバート・ホールでのライブ録音。ロイヤル・アルバートは私が外国で行ったことのある数少ないホールである。

このホールは、コンサート・ホールというよりは日本の武道館に近い感じ。お値段の高い席で聴いたときは普通に良かったのだが、2階席のかなり後ろのほうになると、歌手の歌はほとんど聴こえなくなる。おそらくこの演奏会も安い席だとかなり混沌としちまってキツかったかもしれんな(と勝手に想像)。

しかし、この録音はステレオ録音である。私がこのホールで聴きに行ったのはワーグナーだったけれど、この録音を聴くとなんとなくこのホールの響きの感じをちゃんと伝えている、と思う(思い出す)。たっぷりと残響もあるが合唱の沢山分かれているかなり細部まで聴こえる。ミトロプーロスの録音とあまり年代が違わないのにこれは不思議不思議。さすがBBC。マンドリンの音もちゃんと綺麗に入っている。

ま、ライブなので演奏上のキズはたくさんある。ミトロプーロス盤もなぜかそうだったがテノール歌手がここでもやらかしている。入りを間違えたりしている。ちゃんと練習したのだろうか。

他に気づいた点では、瞑想の教父をバイロイトの実況録音でよく名前を見るアルノルト・ファン・ミルが歌っている。(ま、録音のマイクが遠かったのかさほど威力は感じないが)

全体的に独唱者は地味目かと。合唱団は少年合唱団が(ウィーン少年などと比べて)子供らしいややしろうとっぽい感じが私は好きだ。

ホーレンシュタイン(1998~1973)については、他に一枚も持ってないので何とも言えないけれど、キエフ生まれとはいえ子供のときに(まだマーラーの匂いの残る)ウィーンに引っ越したそうだしおかあさんはオーストリア人てことでほとんどウィーンの人な感じがする(後年、ナチスに追われてアメリカに帰化)。そんな演奏。

(実際、色々この曲のCDは聴いてきたが、中には恐ろしくツマンナイのもあったのよ。売ってしまったので誰の指揮か忘れたけど。しかし、この曲のツマンナイ演奏というのは今考えると逆に貴重だったかもな。)

終わったときの熱狂的なブラヴォーが間髪いれずのタイミングで非常に心地よい。聴衆も指揮者も満足の、きっといい演奏会であったに違いない。

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2007年8月 1日 (水曜日)

ノイマン・マーラー3番

789368922925マーラー:交響曲第3番
クリスタ・ルードヴィヒ(コントラルト)
ヴァーツラフ・ノイマン指揮/チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
キューン児童合唱団、プラハ放送合唱団

Mahler: Sym 3, 8/ Neumann, Czech PO ←購入はこちら




最近、「クイズ・ヘキサゴン」に出てる上地雄輔さんて俳優さんが非常に気になる。先日27時間テレビにおけるこの番組で、「海にいる気持悪い生物を挙げよ」という質問に大真面目に「ふなよい」と答えていた。スザンヌさんて人もいい味出してる。「くらげ」と書こうとして「なめこ」と書いてた。

・・・。

さて唐突ですが、読者の皆様の一番最初に自分の小遣いで買ったオーケストラのCD(もしくはレコード)はなんでしょうね?(←問いかけ)

私はね、ベートーヴェンの第9です。小学生の時ね。

しかも、カラヤンのでもベームでもない。ましてフルトヴェングラーでもない。

なんと、ヴァーツラフ・ノイマン。しかも、チェコ・フィルとの日本来日公演のライブ。歌手も合唱団ももちろん全員チェコの人であった。いやあシブイなあ・・・と思う。今じゃデジタル録音は珍しくないけど、当時は日本コロンビアの特許?で(あくまで)PCM録音って言ってた。いやあ、ほんと当時は衝撃的に生々しい録音だったわけよ。

もちろんレコード。まだそれは実家にあるけれど、このところ全然聴いてない。でもライブだったから、すごく熱っぽい迫力のある演奏だったのを覚えている。

全員外人が演奏して歌う第9なんて、小学生の私には夢のまた夢だったろう・・・今でも滅多にナマで聴けることは少ないが。
それにしても。何で買ったんだろう・・・たまたま発売されててレコード屋にあったからかもしれない。(←テキトー)

当時はノイマンはチェコの人だってことくらいしか知らなかった。だからドヴォルザークやスメタナの演奏をよくするけれど、マーラーも得意にしていることなんて知らなかった。

や、マーラーって作曲家自体、知ってたかどうか。多分知らなかったなあ、このレコード買ったころは。

マーラーの3番は、一番最初に買ったのは小学6年生のときでクーベリック指揮バイエルン放送交響楽団のであった。クリムトの「接吻」の絵の一部をトリミングしたものであったが、今発売されているCDもジャケットは全く同じようである。クリムトの名を知って興味を持ったのも当時からである。

さて、ノイマンの3番。これはスプラフォンから出ている3枚組で、3番と8番が収録されている。私がマーラーの中でも最も好きなこの2曲が聴ける。

しかし。

いや申し訳ない。この3番の演奏は。バルビローリやベルティーニの指揮によるそれのような、魂をつかみ取られるような演奏ではない。非常にまっとうな、さらさらと流れる静かな演奏である。
一般に3番に求める「泣き」のようなものはない。ヴァイオリンのソロは全然普通だし。ルードヴィヒのソロはやっぱり見事だが。

しかし、最後は心温まる、希望の光のようなものが見える。非常に爽やかな気持ちで終わる。化粧っけもなく。本来この曲はこういうものなのかも。

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2007年5月 7日 (月曜日)

バルビ&ベルリン・フィル「復活」


マーラー:交響曲第2番ハ短調 「復活」
マリア・シュターダー(ソプラノ)、ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ)、サー・ジョン・バルビローリ指揮/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、Chor der St.Hedwigs-Kathedrale,berlin
(1965年、ライヴ)(モノラル)

GWが終わってしまった。

出社してみたら。結構休み中暑かったせいか、手入れをしていたポインセチアの二鉢のうち一鉢のポインの青い葉っぱが枯れてしまっていた。半泣き。でも、枯れたのは葉っぱだけで、赤い葉っぱと中心の茎の部分は青かったのでなんとか持ち直しそう。がんばれ。
ごめんね、ポイン&セチア。(←漫才師みたいな名前だ。ポインでぇ~す、セチアでぇ~す))

4日ぶりに会った直属上司はタヒチにでも行ったのかと思うほど、真っ黒に日焼けしていた。単に中学生の娘のテニスの応援に行っただけだったのだが、女性でそれはどうかと思うが。タヒチ・ノアノア・ゴーギャンって感じだった。

それに比べて私は相変わらずウーパールーパーのように真っ白なままだ。


さあて。
このところ、オペラ&コルンゴルト関係が続いたので、たまには交響曲を。マーラーはこのblogを始めたころ記事をよく書いてたんだけど、あんまり反応がなかったなー。今より全然アクセス数少なかったせいか。

ところで。
昔、一頃、マーラーとブルックナーは同じ交響曲作曲家ってことで分野的に一緒くたにされてた記憶がある。これがまあ、私には間違いのもと。マーラーとブルックナーはまるで違うと思う。マーラーは声楽入れたり、編成がでっかかったりバラエティに富んでいて私には面白い。それに対し真面目なブルックナーが(モーツァルトとともに)いまだに鬼門なのである。現在住んでいる部屋にはブルックナーのCDはなんと一つもないのである。ダメなの私。

まあ、最近は開き直って「ま、なんでもかんでも聴くのは節操がないかも」と、ニガテなものはムリして聴かないことにしています。シベリウスの交響曲も何故かほとんど聴きません。ベルグルンドやバルビローリのCD買って挑戦したことはあるんだけどな。

さあて、バルビローリの「復活」。モノラルだけれど、テスタメントの復刻がうまいんだか、そんなに違和感なく聴ける。
それにしても。今更ながらベルリン・フィルは本当にうまいもんだ。やっぱり相性がいいのか。バルビローリのCDを聴いていると、結構ヘタなオケを振ってるときがあって「こ、これってどうなの?わざとはずした?聞き違い?」とか不安になることがあり。

ウチにはシュトゥットガルトのもあるんだけれど・・・時間がないので聴き返さないが(EMI盤。テスタメント盤が2枚組で「復活」一曲しか入ってないのに対し、EMI盤は2枚組に復活のほか、マイスタージンガー前奏曲、エニグマ変奏曲、マ・メール・ロア、蝶々さんの第一幕の最後の部分が入っていて、まるで節操がない。ドイツ・イギリス・フランス・オーストリア・イタリアとまるで国連。)。

ベルリン・フィル盤はジャネット・ベイカーのソロが聴けるのも大変ありがたい。クレンペラー盤のフェリアーの独唱を思い出す。こーごーしい。

それにしても、終楽章のバルビ名物「唸り声」がいつにも増してコ、コワイ。それだけ力を込めてやっているのだ、と思うが。力いっぱいな演奏は素晴らしい。でも、ちょっぴりコワイ。
トントン、おとうさん大丈夫ですか?お粥ができたわよ。いつもすまないね~ウウウウウ~

全曲聴いて、オペラなんかと比べたらそんなに長いもんでもないのだが、ちょっと疲れてしまった。肩こり。「復活」はいつも本当に全力投球な曲だ。

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2007年1月23日 (火曜日)

ワルター「大地の歌」を聴きながらボヤキ漫談

P10007082 マーラー:交響曲「大地の歌」
キルステン・トルボルイ(S)、チャールス・クルマン(T)、ブルーノ・ワルター指揮 ウィーン・フィル
(1936年5月 楽友協会ライブ)








♪あーあーあ、やんなっちゃった。
あ~ん~あ~あ、驚かない。 

だって、慣れてるもん。

私がプロバイダー基本料金のみで使わしてもらっている「ココログ」の調子が最近(前からだけど、輪をかけて)すこぶる悪い。なので、早朝更新。
もう、ランキングになんか参加しちゃってるから、気が気でないわ、まったく。全然アクセスできね~の、書き込む所に。

も~、引っ越そうかなあ、blog。

一応、他のblogのアドレスもあるんだ、わたし。
アメブロにね。一応契約しといたんだよね、何ヶ月か前に。

そのときは、別にこの音楽(お笑い?)blogを引っ越そうと思ったわけではなくて、全く別のことをしようと思ったわけで。

全く別人になりすまして、blogランキングの「恋愛カテゴリー」に殴りこみをかけようとクワバタオハラ、じゃなくてクワダテてたのでえす。上位狙ってた。私の文才をかけて、なんとか頑張って、書籍化されてついでにドラマ化なんかされて。主演はだれかなあとか。やっぱり仲間ユキエちゃんか・・・とか。(相手役はもちろん片岡愛之助さんでオネガイ→そして原作者の私と対談→そして・・・ウフフ?)

そこまで妄想してただ。

が。

書き始めて一週間でネタ切れた。自分、キャラ違ってた。
ほとんどSFの世界だった、私には。地球外生物だった。

で、破棄の上、放置。放置プレイ。

だもんで。
こんな不具合ばっかりあると、考えちゃうな。

ってなわけで。アメブロに引っ越すことはやぶさかでない。つまびらか。つまみ枝豆。そのまんま東・・・。なんだかわからん。朝、眠いし。

なんとかしてnifty。 (←脅し)

さて。
ボヤキ漫談はこのへんでオシマイにして。

ブルーノ・ワルター指揮の「大地の歌」の録音は、タワレコのHPを見たら4種類くらいあるみたいだった(CDの数でいうともっとある)。てっきり3種類かと思っていたらマーラー聴かないでいるうちにいつのまにか増えていた(ただ気がつかなかっただけだ)。ありゃりゃ。

その録音のデータ:
ブルーノ・ワルター(指揮)、ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団
リチャード・ルイス(T)、モーリン・フォレスター(A)
(1960年4月16日、カーネギーホールでのライブ)

最後のスタジオ録音のほんの少し前の録音なのに、歌手のメンバーが違う。
未聴なんだけど、この演奏はどうなんでしょ?

なぜワルターはイナイイナイしているの?


で、本日のCD。昨日に続いてダットン・レーベルで、「大地の歌」。ダットンは復刻技術が優秀。英国音楽でもたくさんいいものがあって外せないけれど・・・。これは昔から有名な、初演者ワルター「大地」の一回目の録音。

1936年という年代が信じられないくらい凄い。本当にSP復刻(だよね?)なのかしら~。歌手の声もえらいみずみずしいし。ウィーン・フィルの音も鮮やか。弦の音も、クラリネットの音もぷるんぷるんしているし。ハープやチェレスタの音もチラリラリンと鮮やかに入っている。もちろんモノラルだけれど、適当に音の広がりがあるし。実はレコードは持ってないんで、比べようがないんだけども。

もう、70年前のムジークフェラインに私いるから。

トルボルイとクルマンの歌い方も、全然古びてない。逆にフェリアーとパツァークの歌い方の方が時代を感じるかもしれない。ど、どうよ。

P1000708 時代を感じるのはむしろこの、ジャケットの写真。まるでチャップリンみたいな風貌のワルターが指揮している後ろの観客の、女性の服装。っつーかほとんどの女性がお皿みたいな帽子をかむってる。これじゃ舞台がぜんぜん見えないよー。ねえ。猛烈抗議するよ、こんなコンサート。

それと。余白に収められた、トルボルイの名唱「私はこの世に忘れられ」は絶望的にすばらしいのに、いきなりなんでサージェント指揮?クルマン歌唱の英語版「私はほのかな香りを吸いこんだ」はまるで英国歌曲。マーラーというよりなんかクィルターみたい。クィルターもいいよね、歌曲。

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2006年12月 7日 (木曜日)

私はこの世に忘れられ

P1000678 マーラー:歌曲集「亡き児を偲ぶ歌」、リュッケルトの詩による5つの歌曲、「さすらう若人の歌」
ジャネット・ベイカー(Mezzo-soprano)
サー・ジョン・バルビローリ指揮/ハレ管弦楽団・ニュー・フィルハーモニー管弦楽団



ずいぶんこのところ急激にランクアップしているようで、応援大変ありがたいです。
ですが、もしかして私の自虐ネタが功を奏しているのでは?
(だって、どう考えても人気のない作曲家・フィンジの項ですごく上がり始めたんだもん)

フィンジのクリスマス

だとしたら嬉しい。「クリスマス・シネシネ団・団長」といたしましては(←会社で考えた)。


私のほかにも、クリスマスが嫌いな方がこんなにいたとは!!


それとも、他人(ひと)の不幸は蜜の味!!だから?

というわけで、本日はこの(一般的には)楽しいシーズンにはおおよそ似つかわしくない、マーラーの素晴らしい歌曲集をディム・ジャネットの素晴らしい歌唱とサー・ジョンの伴奏で。

「クリスマス・シネシネ団」のテーマソングは「私はこの世に忘れられ」に決定!

考えてみると、これらはもう救いようのない曲目たちである。

まず「亡き児」だぜえええ。ないでしょ、普通。マーラーは長女を亡くしているが、この曲は子供死ぬ前に書いたんだとさ。ひどいお父さんだねえ。

「さすらう若人」。ま、ぶっちゃけ失恋の歌ですな。愛する彼女が他の男と結婚しちゃうんですな。嗚呼、なんてことでしょう。
さすらえ、さすらえ。存分にさすらえ、そのうちきっといい女が見つかるよ。

や、こいつらはクリスマスとは真逆な歌たちですな。

しかし。歌曲史上、最も暗い、恐怖ソングは「私はこの世に忘れられ」だと思う。

・・忘れられてしまったのである、この世に。こんな恐ろしいことはない。戸籍は生きているのか?
しかも、自分の天国の中で、自分の愛の中で、自分の歌の中で生きてるんだって。もう孤独死まっしぐらですわ。

・・・

久しぶりに聴くマーラー歌曲集。ディム・ジャネットの歌はやはり素晴らしい。すみずみにまで神経が行き届いていて、しかも暖かい歌唱。心が和む。サー・ジョンもあいかわらず唸っているし。しかも、ご丁寧に「私はこの世に忘れられ」がオケを違えて2バージョンで聴けるぞ。(ハレ管とのほうがいい気はする。)

しかし、しかし。

やっぱり、マーラーはカスリーン・フェリアーの歌唱にはかなわない、と思う。遺されている「亡き児」や「リュッケルト歌曲集」は人類の遺産といっていいと思う。フェリアーの場合、歌唱力とかそういうものではなくて、彼女は歌っている歌の世界に本当に生きていて、歌と一緒にこのまま死んでしまいそうな感じさえある。

フェリアーの歌には何か、他と違うものがあると思う。

でも、聴くと本当に落ち込んでしまうので、フェリアーのマーラー歌曲はあまり気分がふさいでいるときには聴きたくないものである。




「クリスマス死ね死ね団」についての説明は こちら

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2006年12月 5日 (火曜日)

バルビローリ:巨人

P1000676 マーラー:交響曲第1番「巨人」
サー・ジョン・バルビローリ指揮/ハレ管弦楽団



(唐突ですが)ここのblogをはじめて半年にも