トゥーランドット in 神奈川県民ホール
プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」
横山恵子(トゥーランドット)、水口聡(カラフ)、志村文彦(ティムール)、木下美穂子(リュー)、近藤政伸(アルトゥム皇帝)、晴雅彦(ピン)、大野光彦(パン)、大槻孝志(ポン)、与那城敬(役人)
びわ湖ホール声楽アンサンブル、二期会合唱団、赤い靴ジュニアコーラス
沼尻竜典指揮/神奈川フィルハーモニー管弦楽団
演出/粟國淳
(2009年3月28日 神奈川県民ホール)
びわ湖ホールと神奈川県民ホールと東京二期会の共同制作の舞台。
もー、帰ってきて今思い出しても鳥肌立つ。膝がガクガクするくらい。もしかして風邪? 今日は寒かったしねえ。今回は舞台の絵を描いて載せるつもりだったんだけど、なんか描けないのでやめた。ごめんね。
待ちに待ったトゥーランドット。ペア券買うとA席が安くなるんで友人を巻き込んで鑑賞。(演出がチト普通と変わってるらしいということはナイショ)。一番好きな2階席の右側のせり出しているところの一番前。舞台も指揮者もよく見える席だ(別にことさら指揮者を見る必要はないが)。
今日は「好々亭」ってところにしてみた。飲茶のコースはとってもウマー。1680円でこれはアタリだ(写真は二人分)。まあ中華街は今や価格破壊が進んでいるようで、2千円も出せば相当美味しいコースが食べられるのである。
で、かんじんのオペラのほうだが。
どうも前情報としてフリッツ・ラングの映画「メトロポリス」をベースにしてるっていうことで、幕があいて最初は例の未来の工場の場面で労働者が働いてたりしてて(オペラやや初心者の友人を誘った手前)「こりゃ大丈夫かなあ・・・マズイなあ」と思ったのだった。が、労働者役の合唱団以外の人は結構普通の中華な衣装だったのでそんなに違和感がなかった。だったら全部中華風にすればよかったのに、とか言わないの。労働者階級の人々が頭の孫悟空がつけるワッカみたいなのは中華風?
旗持ってカックンカックン歩く役人の人の列はメトロポリスの映画と同じだった・・・かな?(映画見たのずいぶん昔だったんで記憶が薄い) 休憩時間にロビーで歩き方のマネしてたのは私だ。
最初に歌う役人の人はなんだかちょっと豪華な高田総統みてえなカッコだなあとか思った。違うか~。
カラフ役は福井敬さんとダブルキャストで水口さんだったのだが、やっぱりテノールというよりはバリトンとテノールの中間といった感じだった(元バリトンのため)。でも力強いし高音も別に逃げてなかったので良かったと思った。実は福井さんが好きなんで少し惜しかったが。うう。
木下美穂子さんは、昨年「戦争レクイエム」なんてマニアックなパートで聴いてはいたがやっぱりすごくお上手である。よく通る声がふくよかで美しい。一幕からアリアはを歌ってブラボー。リュー歌うとこ少ないので少し残念。
←蝶々さんも素晴らしい。
一幕最後のカラフがドラ叩く場面は、舞台にドラがないのでどうすんのかな?と思ったがオケでドラが鳴るだけでカラフは舞台後方に向っていくだけだった。
大盛り上がりであっというまに1幕が終わった。イタオペは本当に短い。
(ところでトイレの件だが、2階のトイレは男子トイレも女子用になっていた。女性客が多いかなという予想は当たった。ワーグナーではそんなことはないが)
第2幕。やはり一番期待の横山恵子さん。ま、普通にトゥーランドットの衣装である。スタイルがよくて遠目に見てエロカッコイイ。
それにしても・・・うー、今日も絶好調。伸びのあるメタリックな声が本当にカッコイイ。今一番うまいって思う日本人ソプラノ。なぞなぞを出す場面は「え、こんな答えなの?」とか思いながらも緊迫の舞台。あ、全然言い忘れてたけど沼尻さんの指揮はいつもながら本当に的確なテンポで間延びすることはない。マゼールとは大違いだ(←比べるな)
。
第3幕。一番注目されるネッスンドルマ。あー、私はそんなにここんとこは重要でもないんだけども。テノール歌手としては今や日本では最も知られているアリアだけにプレッシャーも人一倍だろうが、水口さんは高音もクリアしてた。
木下美穂子さんもちゃんと泣かせどころ(「口をふさいで~私をしばって~」なんてちょっとドMともいえる)をキチンと歌って涙をさそっていた。うー、本当にうまいわ。なんか自殺するとこなのに役人に自らさされに行って死ぬ。そんで複数の男子に担がれて退場するんだが、なんだかおっことしたら大変だなあとかヒヤヒヤする。
プッチーニが書くのをやんなっちゃって筆を止めたところで一度薄い幕が下り、舞台は暗くなってなんか全然違う音楽になってしまったけどアルファーノの補筆パートへ。恵子ちゃんは相変わらずガンガンと美声を響かせていたがやっぱりカラフのキスには降参。うう、いつもの通りだ。
そして朝。暗かった舞台が明るくなり、合唱団が総登場。やっぱり最後は大盛り上がり。大ブラヴォー。ほんまにこのオペラの最後は何回見ても鳥肌たつくらい凄いわ。
カーテンコールはやはりリュー役の木下さんが一番ブラヴォーがすごかった。でも私は同じくらいのブラヴォーを横山恵子さんに贈りたい。あ、結構横山さんには女性のブラヴォーが多かったけどアレ、私じゃないからね。
(追加情報)
・第2幕で謎のデカイ頭の宇宙人?が3人登場。なぞなぞの答えをみせま~す。
・第3幕でオッ○イ丸出しのダンサー3人登場。あ、胸は偽物ですのでねんのため。
今日の自分みやげ。右は「横浜大世界」の点心セット千円。いつも思うけど色々入っててひとり暮らしには嬉しい。こういうセットが他の店にもあればいいのにね。
左はよしもとで買った大好きなモンスターエンジンの「神々の戯れステッカー」。レアで凄く嬉しいけれど、はてどこに貼るかは不明。
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