2008年7月23日 (水曜日)

あらかわバイロイト

昨日、どっかでガメてきた「ぶらあぼ」を眺めていたら。

こんな広告が目に入った。

P1110066_2

見辛くて申し訳ないが、「あらかわバイロイト」だってえ。ばってん荒川じゃないぜ。

荒川・・・・といえば日暮里。私がたまに布地を買いに行く日暮里(繊維街)。
日暮里は私が勝手に「布地のバイロイト」と名づけて親しんでいたが(ホントに安いの。都心で買うのばかばかしいよ)、来年はホントにあのへんはバイロイトになるらしい。

すごいわ荒川。あなどれないわ。


で、全キャストをオーディション選出で、「パルシファル」やるという。おお!

「合唱募集」とも書いてあり(ほんとですかあ?)、オーディションも別にないようだが、私はここ何年か楽譜というものを見ていないので(ヘ音記号ってナニ?の世界。。)参加の予定は今の所ナイ。

しかし、あの壮大なパルシファルの世界を舞台から感じることができる、滅多にない機会だと思うが・・・・どうでしょう?当然券のノルマとか・・・あると思うけど(「千人」で経験済み)。ワグネリアンでない友人に券を買わせたら、あまりの長さに頓死してしまいそうです。


ということで、私は観客として参加しようかな?と思います。公演は来年の5月!楽しみにしていますよ!

詳しくは、ココへ↓

東京国際芸術協会

-----

Banner2_3 にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年7月12日 (土曜日)

自衛隊カレー

最近、Youtubeでお気に入りなのはこの映像。(空腹時は見ないほうがよいです)


http://jp.youtube.com/watch?v=zfndvnXPdjk

自衛隊が作るカレーライス。
こんなにたくさん自衛隊員が複数人でカレーを作るってのもダイナミックだし、カレールーだけでなくて途中で入れるコーヒー牛乳も理にかなってる。ガラムマサラやチャツネなんかも入ってるからちゃんとした味がしそうだ。いや~とってもおいしそう。

しかし、一番素晴らしいのは音楽がタンホイザー行進曲とワルキューレの騎行なとこである。かつてこんなに勇壮な音楽でカレーライスが作られたことがあっただろうか。

-----

Banner2_3 にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年6月 7日 (土曜日)

ケンペ/神々の黄昏



ワーグナー:楽劇「神々の黄昏」
マリア・フォン・イロスヴァイ(第1のノルン)、コンスタンチェ・シャックロック(第2のノルン)
エイミー・シュアルド(第3のノルン)、ビルギット・ニルソン(ブリュンヒルデ)
ヴォルフガング・ウィントガッセン(ジークフリート)、ヘルマン・ウーデ(グンター)
クルト・ベーメ(ハーゲン)、エリザベート・リンダーマイアー(グートルーネ)
マリア・フォン・イロスヴァイ(ヴァルトラウテ)、オタカール・クラウス(アルベリヒ)
ジョーン・サザーランド(ヴォークリンデ)、ウネ・ハーレ(ヴェルグンデ)、マルジョリー・トーマス(フロースヒルデ)
ルドルフ・ケンペ指揮/ロイヤル・コヴェントガーデン管弦楽団&合唱団

(1957年10月4日ライブ)

過去記事:ケンペ/ラインの黄金

ケンペ/ワルキューレ

ケンペ/ジークフリート

ついに「神々の黄昏」まできたぞ。ダレも頼んでないけど感想垂れ流し。(実はもう3回くらい全部聴いた。ワタシどんだけ休日ヒマなんだsweat02

プロローグ。3人のノルンの場面。イロシュファイ(が、正しい?)の深い声が素晴らしい。第2ノルンはバルビのゲロ夢ライブですばらしい天使を歌ってたシャックロック。シャックリみたいな名前だ。

で、夜明けでブリュンヒルデとジークフリートがいつものように出て来るんだが、ここでのニルソンが本当に素晴らしい。後年もこんな歌唱をしてたんだか(ベーム盤未聴。早よ聴け?)。まだ若くて張りのある声が大変晴れやかで、例えはヘンだがまるで一週間の便秘が治ったかのような爽やかさである。そんなにニルソンて好きじゃなかったんだけど、うれしくてつい何回も聴いてしまう・・・ここだけ。ウィントガッセンももちろん絶好調。

続く「ラインの旅」もかなり早いテンポで力強い。オケをガンガン引っ張っている。すごいぞケンペ。

毎度お馴染みギービヒ家。このオペラの影の主役、ハーゲンはクルト・ベーメ。邪悪な感じがよい。

ハーゲンというと(また脱線)、私がファンである長谷川顯さんを思い出すが、たまたまネット検索してたら長谷川さんのインタビューが載ってた。

http://interview.mde.co.jp/blog/b/10000097.html

フンディングやファーフナー、ハーゲンなど、ヒーローの命を狙うような邪悪な役が多いのに、ご本人はなんて気の優しい、恥ずかしがり屋さんでいい人なんだろう。うーん、ますますファンになってしまう。

話戻って。グンターとジークフリートの血兄弟の誓い(ほとんどヤクザだ)もとってもテンポがよくてぐんぐん引き込まれる。

ブリュンヒルデとヴァルトラウテのシーンまでの間奏の間から暫く針の低い音のじりじり・・・が気になる。途中で消えるけど。なんとかならなかったのかしらん。オケが綺麗な部分(ロイヤル・オペラのオケが聴かせるのはこういうトコだぜ)なのに残念。

(で、まー。
またこんな話になるけど、ジークフリートとブリュンヒルデは結婚生活ってどのくらい続いてたんでしょうね? 時間的な問題。えーと、ブリュンヒルデはおバカキャラなジークフリートに神々から教えられた古代文字のいろいろな知識を与えた。彼はとりあえず字は読めるようになった。常識も教えた。この期間は何ヶ月?何年?)

リングでは初めて出てくる合唱団は、(私がナマで聴いたときと同じように)やはりイギリスの合唱団だけあって・・・バイロイトのような轟くようなドスの効いた感じではない。

ブリュンヒルデとオケの怒りは相変わらず(というかいつにも増して)すさまじいが、困ったことにブリュンヒルデとハーゲンとグンターのシーンのあたりで音質が急に悪くなる。急に雲がかかったような。あんなにでっかかったブリュンヒルデの声が聴こえ辛い。2幕の最後までこんな調子。重要なシーンだけにこれは残念。

んぎゃ~(←嘆きの声)。

(中略)

第3幕も、ジークフリートは最後まで輝かしい声。この長大な楽劇4本の最後を閉める・・・締める?〆る(←どれだ?)ブリュンヒルデのこの長大なアリアというか「何かものすごく壮大なもの」を、ニルソンは輝ける声で見事に歌っている。まるでこの場面のために今までがあったのか?っつーぐらいに。ケンペ指揮するオケの壮大さも素晴らしい。神がかりな、歴史に残る公演であったのは間違いない。

しかし。

このあとすぐにカイルベルト・ステレオ盤を聴いてみたが(いや、最初っから全部じゃないぜ)、音質の違いはあまりにすごく。・・・いや、アレと比べちゃだめだってば。


------

Banner2_3 にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2008年5月31日 (土曜日)

ケンペ/ジークフリート




ワーグナ-:楽劇「ジークフリート」 
ペーター・クライン(ミーメ)、ヴォルフガング・ウィントガッセン(ジークフリート)、ハンス・ホッター(さすらい人)、オタカール・クラウス(アルベリヒ)、
フレデリック・ダルベルク(ファーフナー)、ジャンネッテ・ジンクレール(森の小鳥)、ビルギット・ニルソン(ブリュンヒルデ)


(1957年10月1日ライブ)



過去記事:ケンペ/ラインの黄金

ケンペ/ワルキューレ

こんな雨の日はワーグナーを聴くんだ。出かけても風邪を引くだけだしね。

で、今日はジークフリート。タワレコでもとくに「素晴らしい公演」とかで当時の批評が載ってたヤツだ。確かに演奏は素晴らしい。ジークフリート役のウィントガッセンが若くて元気いっぱい。ヴォータンのホッターもふかぶかといい声を聴かせている。

はてしかし。やっぱり想像通りだけどこの演奏の中心はケンペ指揮のオーケストラだと思う。なんでこんなにオケうまいの?と思う。

注目の「森のささやき」の弦の音のみずみずしいこと(そもそもここの部分はどんな演奏でも美しいのだが)。木管も小鳥さんみたいできれい。モノラルで音があんまりよくないけど、それでもわかる。このオペラではここの場面がいちばん好きなんだけど、ずっとここにいたいな的な感じ。

小鳥さん役のジャンネッテ・シンクレア(って読むんじゃないかと思う)が2度目に「ハーイ」と声を出すときに途方もない外れた高い声だもんで笑える。なかなか綺麗な声でいいのにな。ところでアルト歌手のモニカ・シンクレアとは関係あんのか?(グイ指揮のグラインドボーンのフィガロで両方出てる、勿論未聴)

小鳥さんで思い出したが。(どっかで書いたかもしんない)
ま、小鳥さん役ってのは本物の姿は普通出てこないわけですが、私が観たので唯一出てきたのはご存知「トーキョー・リング」のときですね。菊池美奈さんという歌手です。最初頭は全身鳥の着ぐるみで登場(中の人は別?)。ジークフリートがファフナーの血をなめたあと、鳥が言葉で歌うようになってからは頭の被り物をぬぐんですけど・・・その彼女がほんとにかわいくってね。私、女なのに結構萌えまして(←え)。そのあと菊池さんは着ぐるみをきて宙乗りしてたわけですが、ぴょーんと飛んだり、空中を一回転したり。いや、勘三郎さんも真青ですわ。この日、一番チョイ役のはずの小鳥さんが一番の主役だと思いました、私。第3幕では火を避けるために消防士の服きて出てきたのが可愛かった。よっぽど評判がよかったのか、「神々の黄昏」でも小鳥さんでてきた、菊池さんじゃなかったみたいだけど。

(何故か2幕の最後で体の着ぐるみも脱いで肉じゅばんになるんですけど、これはナンデ?)

あ、この話は関係ないね。スマン。

第3幕で、管弦楽が激しくなり一番かっこよくなる部分でのホッターはやっぱり見事だし、神がかってる感じ。3幕になってもまだまだ元気なジークフリート。やっぱりすごいよウィントガッセン。(つか、このオペラ変じゃね?前から思ってたけど。ジークフリート出すぎ。)

ウィントガッセンといえば。
前に読んだ本(メトの支配人?が書いたかなんか)に書いてあったんですが、ウィントガッセンが第1幕でノートゥングを鍛え始めてすこしして、ふと「・・・アレ?完成形のノートゥングが手元にナイ!」と気が付いたのだそうです。これじゃいつまでたってもノートゥングが完成しないじゃないか。歌いながらウィントガッセンは試行錯誤の末、ちょっとづつ舞台袖に移動して、やっと袖までたどりついた。で、めでたく完成したノートゥングを受け取り、事なきを得たそうです。

さてさて、最後だけ登場のブリュンヒルデ。「男ぢゃない!!」
このシーンでのブリュンヒルデ役のニルソンの話は有名。これもメトでの話かもしれない・・・。舞台上でジークフリートに起こしてもらうのを待って横たわるブリュンヒルデ。ニルソンのご主人は確かホテルの支配人かなんかで、多分ホテルから持ってきたんだろう、ドアノブにつける「邪魔しないでください」って札を持って寝てたらしい。←これっていろんなとこで何回も読んだけど、都市伝説?

(そういえば「トーキョー・リング」でのベッドサイドの目覚まし時計もなかなかいいなと思ったけど・・・勿論演出。)

もちろん、ずっと寝てたブリュンヒルデは元気いっぱいである。「あ、私を起こしたのはジークフリートなのね!!」と大地も裂けんばかりに大喜びだが、あたしだったらガッカリだな~。だってぶっちゃけ、血の繋がった甥だもん。「・・・あの、念のため聞くけど、もしかして別のジークフリートさんじゃないですか?(涙)」って言うと思う。甥はムリだあ。しかし、そこはワーグナーのオペラなのでどーでもいい。スルー。

ベームのリングでは「ジークフリート」の最後では力尽きてたが(まだCDでは聴いてない。何故かレコードでハイライトを持ってたので知ってる。)、さすがまだ若いぞヴォルフガング。最後までほとんど疲れてない。えらい。最後ぼ拍手&ブラヴォーもキモチイイ。そんで、こんな恐ろしい曲を書くワーグナーはキ○ガイイ。

・・・で、「神々の黄昏」に続く。

-----

Banner2_3 にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2008年5月22日 (木曜日)

お誕生日おめでとうリヒャルト!

今日は、どうもリヒャルト・ワーグナーのお誕生日らしいですね。(1813年5月22日生まれ)

まー、別に何の関係もなく年がら年中ワーグナーを聴いているわけですけどね、あたしは。別に、何の関係もないしね、ワーグナー自身とは。ワーグナーって人間は嫌いだし。でも、今これを書きながら「ジークフリート」聴いているんですけどね。ケンペ盤ですよ。ヴィントガッセンが元気いっぱいですね。やっぱいいですねワーグナーは。


はっぴーばーすでい、ディア・リヒャルト~♪


ところで。(突然すいません)

ここの読者の男性の皆さん(30代または40代)、ちょっと質問です。ぶっちゃけて、お誕生日のプレゼントに女性から何を貰ったら嬉しいですか?あ、ワーグナーのCDとか飯守さんのトリスタンの券とか現金とかはナシですよ。ごくごく、ごく一般的に。嬉しく思うものって・・・?

(つーか、ここでこんな質問に答えてくれる人がいるんかいな・・・。)

-----

Banner2_3 にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ

| | コメント (12) | トラックバック (0)

2008年5月20日 (火曜日)

デル・モナコのジークムント

これや、これを見てたら、出てきた。



意外とかっこいい、意外と違和感ないぞ、ジークムント。身振りは何だかパリアッチだがな。ジークリンデ役はマリア・カラスがいいかもね(←ないない)。

Banner2_3 にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ

| | コメント (4) | トラックバック (1)

2008年5月18日 (日曜日)

ケンペ/ワルキューレ


ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」
ラモン・ヴィナイ(ジークムント)、シルヴィア・フィッシャー(ジークリンデ)
フレデリック・ダルベルク(フンディング)、ハンス・ホッター(ヴォータン)
ビルギット・ニルソン(ブリュンヒルデ)、ゲオルギーネ・フォン・ミリンコヴィチ(フリッカ)、その他
ルドルフ・ケンペ指揮/ロイヤル・コヴェントガーデン管弦楽団

(1957年9月27日)

このところ買った合計46枚ものワーグナーのCDに舞い上がっていて(今世紀最多購入)混乱してた頭をやっと元に戻し、今日は集中して大好きな「ワルキューレ」を。

録音は、前に書いたとおりあまり芳しくはない(特に第1幕)。カイルベルト・ステレオ盤と比べるとキツイ(←比べるな)。でも、とても私ガマンできないわ~というほどでもなく、おそらくワーグナー上演史でも最高と思われる1950年代の(もっと昔になると知らんがの)、名歌手の歌を堪能するには不足はない。

というか、世間はどのくらいの音質をもって「ヨシ」とするのかわからない。私1930年代のフラグスタートの録音だって結構平気で聴いているくらいだし。

で。
このケンペの「ワルキューレ」を聴いていて、やっぱりハイティンクの演奏を思い出した。やっぱり通じるものはあるんじゃないかなと。激しいところは更に激しく(速い)、オケが歌うトコは思いっきり歌う(遅い)。そんな感じの指揮。こんな古い録音なのに、年代的な古臭い野暮ったい表現が比較的少ないのでは。

第1幕冒頭はテンポが早い。嵐の予感である。

期待のシルヴィア・フィッシャー。いや一般的にはあんまり期待してない人が多いのでは?と思う(ダレこれ?的な)が。前に書いたとおりジークリンデにぴったりの、はかなげで女性らしいお声で(でも力強いところはちゃんと力強い)、きめこまやかな折り目正しい歌唱である。ややビブラートが多いかなとも思うけれども。例えばレジーナ・レズニックみたいにアクの強い歌唱よりはよっぽど好きだ。カイルベルト盤でのジークリンデ、ブロウウェンスティンと比べても遜色ないと私は思うんだけど。どーだ。

ジークムントのヴィナイもとっても調子がいい感じで、カイルベルト盤よりも声の伸びがよいと思う。なんだかオテロとか歌ってるかの如く絶好調。とっても強そうだ。この双子はとってもバランスがとれていていいカッポーのような気がする。ナマで聴いたら相当感動しそう。

例の「冬の嵐は過ぎ去り」からの二人の愛のシーンのところは叙情的にオケもゆったりと歌っているが、ジークムントが剣を引き抜くとこからはオケは激しくなり、1幕最後の所ではオケが思いっきり早くなって(「フルトヴェングラーか?」くらい。弦の人タイヘンそう)終わる。拍手は熱狂的。

第2、3幕は第1幕よりも音質は若干いいような?
ブリュンヒルデの登場の「ホーヨートーホー」がニルソンの後年よりもあまり強烈でないのが面白い(やる気ねーの?くらい)。まだ表現とか声がまだ若い感じで新鮮・・・だけどこの時もう39歳。これより2年前にミュンヘンでブリュンヒルデを初めて歌ったのだそうで、意外と遅かったんですね・・・ヴァルナイは20代で歌ってたし(ヴァルナイが早すぎるのか)。

ジークムントに死を宣告する場面も(「ジークムント、私を見なさい」)、ニルソンは出だし元気がない。だんだんと良くなるんだけど。2幕でのヴィナイとフィッシャーも絶唱を聴かせている。いいぞ、おい。

3幕になるとずいぶんニルソンは元気になる、良かった。 ヴォータンの別れと魔の炎の音楽は何故かテンポがちと速いがホッターはやっぱり立派。

ま、細かい歌唱のミスとかたまーに見受けられるが、全体にはたいしたキズでもない。ライブらしくていいのではないか。

-----

Banner2_3 にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年5月17日 (土曜日)

ケンペ/ラインの黄金


ワーグナー:楽劇「ラインの黄金」
ジョーン・サザーランド(ヴォークリンデ)
ウネ・ハーレ(ヴェルグンデ)
マルジョリー・トーマス(フロースヒルデ)
オタカール・クラウス(アルベリヒ)
ゲオルギーネ・フォン・ミリンコヴィチ(フリッカ)
ハンス・ホッター(ヴォータン)
エリザベート・リンダーマイアー(フライア)
クルト・ベーメ(ファーゾルト)
フレデリック・ダルベルク(ファーフナー)
エドガー・エヴァンス(フロー)
ローベルト・アルマン(ドンナー)、ローゲ(エーリッヒ・ヴィッテ)
ペーター・クライン(ミーメ)、エルダ(マリア・フォン・イロスヴァイ)
ルドルフ・ケンペ指揮/ロイヤル・コヴェントガーデン管弦楽団

(1957年9月25日)

ということで、今日からケンペのリングを最初から聴くことに。今日はラインの黄金。

しかし。
この「ラインの黄金」は耳で聴いていても物語的にさほど感動する要素はないし、これだけでケンペの指揮について述べるのもどうかと思うんで(←逃)、まずロイヤル・オペラのリングについて私が思うことを。

このblogをやろうと思ったきっかけが、10年前に渡英のときにたまたま見る(聴く)ことが出来たロイヤル・オペラ・ハウスのリング(-ラインの黄金)の感想を、世間の皆さんに発表したいなあと思ったからなんだけど。

録音ではおとなしい印象のハイティンクの指揮が熱っぽく素晴らしかったのも意外で(←失礼)、オケもさすがロイヤルだわぁみたいな実力で・・・とくに弦の美しさは今もすごく印象に残っていて。とくに、あんな美しい「ジークフリート」の「森のささやき」は今も他に聴いたことはないんだ。

しかし。

もっと印象に残ったのが、(たまたまコヴェントガーデンのオペラハウスが工事中で、ロイヤル・アルバート・ホールで上演したってのもあったのかもしれないが)イギリスの人ってなんとなくワーグナーのオペラを「演劇として」捉えているのではないか?という鑑賞のしかただった。

シェイクスピアの国だからねー。

ま、そのときは字幕とかなかったので、ロビーで「ドイツ語→英語」の対訳を発売していて、結構みんなこれを買って一生懸命見ながら聴いていた。あたしはわりとオペラって音楽中心だと思ってるから対訳なんてなくていいし。だからすごく不思議に思った(そのときは)。

それと、今は東京でもごく普通になったけれど、コンサート・ホールでオケが舞台に乗りながらも、照明や衣装など多少の演出をして歌手も演技をしながら歌う「コンサート・オペラ」というものを見たのはこのときが初めてで、「あー、やっぱりイギリス人にとってオペラは演劇なんだなー」といたく感心したのであった。

今回、ケンペのリングを聴きながら、私がロンドンで観たそのときの上演を思い出すほど、そんなに録音が鮮明なわけでもないし指揮者も年代も違うけど、そんなようなことを考えていた。

1957年というのは時代的にカイルベルトやクナやクラウスなんかのバイロイトのライブ録音と歌手等が重なるのだが、バイロイトの実況録音では出演者・オケ・指揮者(聴衆も)が「ワーグナーの毒」に思いっきり浸っているというか「ワーグナー虎の穴」みたいな感じがあるんだけど(何と言っていいのやら)。「毒を食らわば皿まで」というか。

(例えば、バイロイト祝祭劇場のイスは座りにくいっていうじゃない・・・行ったことはないのでウワサでね。「お座布団持参で来なさい」って言うじゃない。ま、言えば貸してくれるみたいですけどね。ま、普通「そんなのクッションのついたいいイスに変えればいいじゃないの」って考えると思うけども、ワーグナーが最初にそうしたからってずっと変えないでいる。そんなとこが「虎の穴」だな~と思う。)

ロイヤル・オペラはもっと整然とした印象がある、いい意味で。やっぱり演劇の国。まあ、全く個人的な印象なのかもしれないけれど。

ぐ~んとドラマティックになる「ワルキューレ」ではもっと違う印象になるのかも。


さて。

この録音の「ラインの黄金」の歌手について。

ラインの乙女でジョーン・サザーランドが出ている(まだ30歳らしい)。あまり彼女には興味がない(森の小鳥くらいしか聴いた事がない)ので何とも言えないが、いい声だと思った。ホッターはいつもどおり素晴らしい。やっぱりホッターだなあ、ヴォータンは。アルベリヒのクラウスはうまいんだけどホッターと声が似ていてたまにかぶる。

ではまた、次のワルキューレで。


-----

Banner2_3 にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ



↓※コメント欄の「ハイティンクのマイスタージンガー」はここから。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年5月16日 (金曜日)

ケンペのリングも来た

P1080038

い~んだも~ん。い~んだも~ん。
独身で一人ぼっちだから何してもかまわないんだも~ん。

33枚組を買ったばっかりだって、全部聴かないうちに13枚組買っても誰にも怒られないんだも~ん。あたしが働いたお金だからいいんだも~ん。好きなように生きていくのさ。

で、今日はケンペのリングを入手した。そんなこんなで聴きはじめた。

で、音。

「ラインの黄金」冒頭はなかなかいい音だな(もちろんモノラルだが)と思った。バイロイトの深い洞窟のような音とはまた違う音だが。

で(すぐやめて)、今回購入の目当てのワルキューレを聴く。いや、打って変わって・・・あまりよくねー音。気のせい? とくに第1幕はしーしー言ったりするし、レコード盤を聴いているときにたまに起こる、隣のミゾの音をひらってしまってかすかに聴こえるような現象が起こっている・・・気のせい? まあ、私のようなヒストリカル好きには特に問題ないと思う程度のクォリティだが・・・いや、これ買うならベーム盤買ったほうがいいよ、普通ならば。

しかし、そんなことをほっぽり投げても。実はこのワルキューレは聴くべきところはあると思う。まだ全部聴いてないが。

まず、この年代のリングではお馴染みのジークムント、ヴィナイの調子がすごくいい。かなりよいと思うクレメンス・クラウス盤より調子いいかも。これ、オテロかなと思うくらい(←どーゆーこと?)。筋骨隆々で輝かしい声。

それと、私にとってはお目当てのシルヴィア・フィッシャー(前に書いたが、バルビローリのディーリアスの曲の独唱の人だ)のジークリンデ。予想通りにピッタリの声である。女らしくてはかなげでかわいそうな風情をかもし出していて、それでいて声には力があり。ドイツ語の発音がやや不思議な感じもたまにするけれど(気のせい?)、私のイメージするジークリンデの声にはとても近い。

P1080039 第2幕から登場のニルソンは後年の「あたしが、ワグネリアン・ソプラノでは一番有名なニルソンよ~~~!!」といった(?)押しの強さがあまりない。意外なほどまだ強烈さが少なくて最初の「ホーヨートーホー」はちょっと気が抜ける感じがする。ここでは、歌舞伎の花道からかっこよく登場する感じが必要だと思うが。10年後のベーム盤での堂々たるニルソンと聞き比べると面白い。舞台写真はまだ若くて綺麗だ。

・・・と、長いので今日はこのへんで(すいません)。ケンペについてもまた。

←購入はこちら。


-----

Banner2_3 にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2008年5月15日 (木曜日)

飯守さんのトリスタンに・・・。

もうすぐ(5月17日)発売の、飯守さん&東京シティ・フィルの「トリスタンとイゾルデ」 (ただの演奏会形式だと思ってたが、結構演出とかされるみたいね)。
飯守さん指揮ってだけで行くことは決めているのだけれど、ちょっと嬉しいキャスティングが。

こないだ新国で見た、関西二期会の「ナクソス島のアリアドネ」で作曲家を歌ってすっごくキュートで非常に好感度の高かった福原寿美枝さんが(あ、あたしだけ?)、大役ブランゲーネを歌われるということで。

いや、これはホントに楽しみだわ。是非行かなくてはね。関西の人ってことでもう彼女の舞台は見られないと思ってたので嬉しい。実力ある方なので、頑張ってほしいです。 ←何故上から目線?すいません。



舵手の須藤慎吾くんも勿論、楽しみよ。

-----

Banner2_3 にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2008年5月14日 (水曜日)

ジークムント萌え。

←コレ買って。
やっぱり順番どおりに聴くのが筋かなとは思ったものの。

サヴァリッシュの「オランダ人」聴いたのだけど(そのうち感想書きます)。それも物凄く良かったんだけども。
やっぱり一番聴きたかったのをつい聴いてしまい・・・。

やっぱり禁断の?ジェームズ・キング様のジークムントを聴いてしまっています。いや~、もうオランダ人、タンホイザー、ローエングリン、マイスタージンガー、ラインの黄金のあとなんて。アタシ我慢できません!!(トリスタンは持ってるので聴かないでもいい。まあ・・・買ったのは自分なので好きなように聴けばいいんですがね)

ソフィエンザールとは違う。バイロイトでのキングのジークムントは違うぅぅぅ。こんなカッコイイ人はこの世にはいません。姿は見えずとも、そのカッコイイ姿は目に浮かぶわ(←現実には・・・果たしてカッコイイのか?)。ジェームズ・キング様が歌うジークムントはアタシの理想の男性なの。もー、耳で聴くだけで頭の中では少女マンガの世界なわけ。最初に出てきたときに、バックにお花が咲き乱れているのよ。目の中には星が光ってるし。目をつぶって聴いてごらんなさい!

ジークリンデも、フンディングもこの中では全くどーでもイイ。ジークムント様がいてくれればいいのだ。

そーいえば。

昔(そんなに昔でもないか)、「未来の芸術 バイロイト祝祭劇100年」のビデオを買って見てたら(現在DVDしか見れない環境にあるので見ることができない)、確かワルキューレ第1幕の稽古をしてた普段着姿のジェームズ・キングとレオニー・リザネクの映像があったはずである(記憶では)。そのときはボンヤリと見ていたんだけども。今考えるとアレは随分貴重な映像のオンパレードだったな。

ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」第1幕
ジェームズ・キング(ジークムント)、レオニー・リザネク(ジークリンデ)、ゲルト・ニーンシュテット(フンディング)
カール・ベーム指揮/バイロイト祝祭管弦楽団

もー、次の幕で登場するニルソンのブリュンヒルデなど、テオ・アダムのヴォータンなど、どうでもいいのである。ましてや、フリッカやイクサオトメ達など論外である。

一日中ジークムントのことを考えてもいいくらいである。寝る前に聴くと眠れなくなってしまうわ、ドキドキして。ううぅぅ。ヘンかしらワタシ・・・。

まだ1幕しか聴いてない。大事に聴かないともったいない。しかし2幕では、またジークムントはフンディングに殺されてしまうんだわ。たまには勝ってほしい・・・。全敗、今のところ勝ちなし。

-----

Banner2_3 にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2008年5月12日 (月曜日)

ついにウチにも来た!

やー、うちにもやっと届いたわ。
いや、届いたのではなく、私が渋谷に行って自ら持って帰ってきたんだけどね。


もーーーーーー、待ちくたびれたわ。どんなにあなたを待ったっていうの?
いうなれば、これってあたしのここしばらくの「絶対彼氏」ってとこかしら。

・・・・。



彼氏、ちっちゃいわ~。
せめて、あたしより身長は高くあってほしいわ。
13センチしかねーでやんの。しかもやけにカクカクしちゃってるし。

P1080035














まあいいわ。人間外見じゃないってことよ。人間じゃねーって。


横顔も素敵よ。


P1080036わりとスリムだわ、33枚にしては。












ぐふふっ。ついでにジャケットなんか脱いじゃってみるぅ??

P1080037 中身はこんな感じ。

いいね~いいね~。










ああ、これから毎日楽しみよ~~。

みんなも、この絶対彼氏(彼女でもいいけどさ~)を家に迎え入れてみない~~?

 ←バイロイト名演集の購入はこちらナリ


-------

Banner2_3 にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2008年5月11日 (日曜日)

フルトヴェングラー/トリスタンとイゾルデ・断片(1947年)

P1080034ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」第2,3幕(断片)
ルートヴィヒ・ズートハウス(トリスタン)
エルナ・シュルター(イゾルデ)
ゴットロープ・フリック(マルケ王)
ヤーロ・プロハスカ(クルヴェナル)
マルガレーテ・クローゼ(ブランゲーネ)、他
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮/シュターツカペレ・ベルリン

 (1947年10月3日、ベルリン、アドミラルパラスト・ライヴ)

今日は母の日。実家に母親のプレゼントを届けつつ、このレコードセットを持って帰ってきた。

Furtwangler Dirigiert Wagner

このジャケットを見て「ああああ~~~懐かしい!」と思った方は、ある年齢以上の人である。アカンタから発売された、フルトヴェングラーの昔のライブ録音の断片を集めた5枚組である。銀座山野楽器の輸入盤バーゲンで購入。私はまだ当時は学生だったから、宝物のように聴いていた(と思う)。

(そんな女学生を、みんな・・・どう思う? 私はスゴクキモチワルイと思う)

この中には1936年のバイロイトにおける「ローエングリン」(ヒトラーが聴いていたという)の断片、1937年のコヴェントガーデンにおける「ワルキューレ」の第3幕(フラグスタートのブリュンヒルデ)とか、1938年のウィーンにおける「マイスタージンガー」の断片、1936年、コヴェントガーデンにおける「神々の黄昏」の断片(ビーチャム指揮かも?、との説がありだが、ド迫力の演奏)・・・まあ色々貴重そーなものが含まれている。録音状態は色々である。
まあ・・・今ではCDとなってあちこちで発売されていると思うんで、そんなに貴重な盤ではないと思うけれど、久しぶりに聴いてみるととっても懐かしい。

で。本日ご紹介いたしますのが。

昨年、CDでも発売された(←もってないの・・・)のが、この中の1947年のベルリンにおける上演の記録である。そもそも第1幕は記録にないらしく。私の持っているレコードには第2幕は冒頭(トリスタンが出てくる直前まで)とマルケ王が出てきてからしかないので、あまりよくわからない。肝心要の「愛の二重唱」が全く入ってない。第3幕も、30分くらいしか(Dunkt dich das?からイゾルデが到着するまで )入ってない。・・・何か本当はもっとたくさん入ってたような気がしてたんだけど、私のカンチガイだった。こんなだったらCDのほうを聴かないと感想なんか書けないじゃないの、すいません。・・・でも一応書く。

歌手については、イゾルデ以外の人は素晴らしい。特に、第3幕のトリスタン役のズートハウスは「いったいどうしたの?」という熱演ですごいぜ。スタジオ録音での重ーい歌唱を聴きなれていたので「おお、舞台ではこんなに熱いヤツだったのか!」と感動。フリックのマルケ王、プロハスカのクルヴェナル、クローゼのブランゲーネも素晴らしい。フルトヴェングラーの指揮も、オケのうねりが物凄い。ティンパニーの音がドロドロ入っていて気分がよい(とくにイゾルデの到着したとこが・・・絶望的に素晴らしい。こんなオケの音は他で聴いたことない)。

ただ、イゾルデの歌手のシュルターって人は・・・ナンなんでしょ?発声も基本的になってないし、「おいおい、ギャグかよ」と思うくらい鈍ーい歌唱を聴かせる。おいおい、そんなレベルだったのかよ昔のドイツは、と思ったほど。

ということで。やっぱりこのCDは買うべきだと感じました。ただ、この「絶望的な音」がCDではどのくらい再現されるのかは不明。CD化されるよりレコードのほうがいい場合も多いもんね。それにレコードで聴くと本当に「これは骨董品だぜ」みたいな気分でとってもヨイのである。

-----

Banner2_3 にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2008年4月26日 (土曜日)

クラウス・ワルキューレ


ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」
ラモン・ヴィナイ(ジークムント)、レジーナ・レズニック(ジークリンデ)、ヨゼフ・グラインドル(フンディング)、ハンス・ホッター(ヴォータン)、アストリッド・ヴァルナイ(ブリュンヒルデ)、イーラ・マラニウク(フリッカ)、その他ワルキューレたち
クレメンス・クラウス指揮/バイロイト祝祭管弦楽団(1953年)

聖火リレーの宴たけなわだった今日。

こんなに危険ならやめればいいのに。欽ちゃんや愛ちゃんに何かあったらどうするんだ。中国とチベットのデモ隊の中を有名人や国の宝であるスポーツ選手たちを走らせて何が楽しいんだろう。



このごろ考えること。

ワーグナー・ヲタである私は(ヲタじゃなくて「好き」くらいにしておこうか)、「もし、ぜんぜんクラシック音楽に興味ないが素敵な男性が現れて、双方気に入り結婚までトントン拍子に進んだとして、この私のワグネリアンという不治の病をいつカミングアウトしたらいいのだろう。そして相手は受け入れてくれるだろうか。」とか考えるようになった。

↑そんなことまだないのに考えるな。

ここにいらっさる常連の殿方は、ほとんどが(とっくに)ご結婚されていると思いますが、奥様も同じ病の方って少ないと思うんです。たいてい普通の趣味の女性だと思うし。そういった方は結婚に至るまでどんなふーな感じ(?)なのですかね?部屋にある大量のCDを見て、ヒキませんでしたかね?

私はっていうと、相手にもよりますが相手の趣味に合わせるほうが気が楽です。色々と新しい世界が広がるし、教えてもらえるし。
しかし、相手が気を使って「たまにはnaopingさんの好きなコンサートに付き合うよ」とか言われたらどうしましょう。まあ、オペラだったらまず価格にヒクと思うんでダメとして。

クラシックのコンサートに付き合ってもらったとして、相手がすごく退屈しているんじゃないかと思って、気になって演奏に集中できないのが目に見えている。実際そういうカッポー(女性が退屈していて、男性が申し訳なさそうにしている)を何回か見ているし。

皆様、どうでしょう?
(などと書くと、オノロケたっぷりのコメントが大量に書き込まれそうでコワイなあ、当方独身女性ですのでお手柔らかにね)

さて、今日は久しぶりにクレメンス・クラウスのリングの続き。一年も間が空いてしまったが。

過去記事:クラウス・ラインの黄金

あんまりこのクラウス盤リングは地味なのかあまり話題にならない気がする。カイルベルト(ステレオ録音)や、クナッパーツブッシュの人気に押されて、いまひとつ人気がないようだ。今もなのか?

しかし。ウィーン生まれということでなんとなく地味な印象の指揮者(ウィーンの指揮者はワルツでも振ってろっつー私の間違った印象?)クラウスの演奏は冒頭から熱っぽい。(なんとなくこないだの飯守先生を思い出し。)
クラウスといえば、どちらかといえばR・シュトラウス指揮者という印象だが、ワーグナーも素晴らしい。・・・それにしても第2幕冒頭のトランペットの音が落ちてしまっているのが気になる。ナンデ?

それと、歌唱が素晴らしい。ヴィナイもヴァルナイもなんとなくステレオ・カイルベルト盤より調子がいいような気がする。ヴィナイが筋骨隆々のジークムントを演じている。りりしい。カッコイイ。胸板厚そう。ヴァルナイのブリュンヒルデもこの日かなり調子良さそうで、登場の「ホーヨートーホー」から気持ちよさそーに歌ってる。キョーレツ。録音は勿論カイルベルトより劣るのでアレなんだけど、ヴァルナイの歌唱の凄さなら、こちらの録音のほうが私は勝っていると思うんだけど。どーかな?

しかし、どうも個人的にレジーナ・レズニックのジークリンデだけは受け付けない。声楽的には見事だし、いや、アルトの声域の個性的な役での彼女は好きなんだけど、このねっとりとした魔女っぽい声でジークリンデはちょっとなあ・・・といつも思う。理想の人ジークムントの相手役にはやはり理想の女性であってほしい。ま、一般的には問題ないと思うけれど。あと・・・ジークムントが殺されるときの彼女の悲鳴が大変コワイ。

他の、ホッターやグラインドルなどの歌手は言うまでもなく素晴らしい。

・・・つか、本当にHMVでは30日に発売されるのかなあ・・・ベームのリング。

Banner2_3 にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ

| | コメント (8) | トラックバック (0)

2008年4月 4日 (金曜日)

鼻血出るまで聴け!バイロイト名演集

もータイヘンである。
ケンペのリングに続き、負けじとこんなの出ちゃうぞ。すげえぜユニバーサル。

CD1&2
・歌劇『さまよえるオランダ人』全曲
 オランダ人:フランツ・クラス
 ゼンタ:アニヤ・シリヤ
 ダーラント:ヨーゼフ・グラインドル
 エリック:フリッツ・ウール
 マリー:レス・フィッシャー
 舵取り:ゲオルク・パスクダ
 バイロイト祝祭合唱団
 合唱指揮:ヴィルヘルム・ピッツ
 バイロイト祝祭管弦楽団
 指揮:ヴォルフガング・サヴァリッシュ

 録音:1961年7月、8月(ステレオ)

CD3-5
・歌劇『タンホイザー』全曲
 タンホイザー:ヴォルフガング・ヴントガッセン
 領主ヘルマン:ヨーゼフ・グラインドル
 エリーザベト:アニヤ・シリヤ
 ヴォルフラム:エーベルハルト・ヴェヒター
 ワルター:ゲルハルト・シュトルツェ
 ハインリッヒ:ゲオルク・パスクダ
 ビテロルフ:フランツ・クラス
 ラインマル:ゲルト・ニーンシュテット
 ヴェーヌス:グレース・バンブリー
 牧童:エルゼ・マルグレーテ・ガルデッリ
 バイロイト祝祭合唱団
 合唱指揮:ヴィルヘルム・ピッツ
 バイロイト祝祭管弦楽団
 指揮:ヴォルフガング・サヴァリッシュ

 録音:1962年7月、8月(ステレオ)

CD6-8
・歌劇『ローエングリン』全曲
 ローエングリン:ジェス・トーマス
 エルザ:アニヤ・シリヤ
 オルトルート:アストリッド・ヴァルナイ
 テルラムント:ラモン・ヴィナイ
 国王ハインリヒ:フランツ・クラス
 軍令使:トム・クラウゼ
 貴族:ニールス・メーラー
 貴族:ゲルハルト・シュトルツェ
 貴族:クラウス・キルヒナー
 貴族:ゾルタン・ケレメン
 バイロイト祝祭合唱団
 合唱指揮:ヴィルヘルム・ピッツ
 バイロイト祝祭管弦楽団
 指揮:ヴォルフガング・サヴァリッシュ

 録音:1962年7月、8月(ステレオ)

CD9-11
・楽劇『トリスタンとイゾルデ』全曲
 イゾルデ:ビルギット・ニルソン
 トリスタン:ヴォルフガング・ヴィントガッセン
 クルヴェナール:エーベルハルト・ヴェヒター
 ブランゲーネ:クリスタ・ルートヴィヒ
 マルケ王:マルッティ・タルヴェラ
 メロート:クロード・ヒーター
 牧童:エルヴィン・ヴォールファールト
 舵手:ゲルト・ニーンシュテット
 若い水夫:ペーター・シュライヤー
 バイロイト祝祭合唱団
 合唱指揮:ヴィルヘルム・ピッツ
 バイロイト祝祭管弦楽団
 指揮:カール・ベーム

 録音:1966年7月(ステレオ)

CD12-15
・楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』全曲
 ザックス:カール・リッダーブッシュ
 ヴァルター:ジーン・コックス
 ポーグナー:ハンス・ゾーティン
 フォーゲルゲザング:ヘリベルト・シュタインバッハ
 ナハティガル:ヨゼフ・デネー
 ベックメッサー:クラウス・ヒルテ
 コートナー:ゲルト・ニーンシュテット
 ツォルン:ローベルト・リッヒャ
 アイスリンガー:ヴォルフ・アッペル
 モーザー:ノルベルト・オルト
 オルテル:ハインツ・フェルトホフ
 シュヴァルツ:ハルトムーツ・バウエル
 フォルツ:ニコラウス・ヒルデブラント
 ダーフィト:フリーダ・シュトリッガー
 エーファ:ハンネローレ・ボーデ
 マグダレーネ:アンナ・レイノルズ
 夜警:ベルント・ヴァイクル
 バイロイト祝祭合唱団