2019年5月18日 (土曜日)

映画「クイーンヒストリー」「クイーンヒストリー2」

D069166f27ff4bc3a17c7406588e5044Eeaaee7ba3d64947a6e777bc8412e4c2  

クイーンのドキュメンタリーというか、本当にクイーンの歴史を追う映画。内容は評論家などによる考察と、ライブ映像やミュージックヴィデオが半々(話の方が多いかも)。デビューから1980年までを追った「クイーンヒストリー」(便宜上以下「1」と記述)は先月、1980年からフレディの死まで描いたクイーンヒストリー2は昨日最終日だったので残業後慌てて映画館へ駆け込んだ。夜9時からの上演にも関わらず、まあまあ人は入っていた。

先月見た1の方は、まだメンバーが若い頃の映像だったのでさすがにみんな可愛い。私の大好きな曲「懐かしのラヴァーボーイ」の映像が見られて嬉しかった。まあ、この曲YouTubeでも見られるとけど、映画のは別バージョンなのかなあ、ロジャーが帽子かぶってたような記憶が。あの曲可愛くって好き。

まあ、1はあるギタリストさん?のインタビュー映像というか、ブライアンのギターの音の秘密を俺が明かすぜ!みたいな内容が多かったんで、ギターを弾かれるミュージシャンさんには「なるほど」と思えるような内容だったかもしれないけど、私は「あ、そう・・・」という感じだった。まあ、クイーンの音楽の何割かの特徴を示すのはブライアンの演奏するレッドスペシャルだもんね。

映画としては、2の方が見応えがあった。映画「ボラプ」とは重なるシーンもあったが、やはりミニシアターとは言えスクリーンで見られるのはYouTubeで見るのと違い嬉しいし迫力もあった。映像は少しではあったものの、ライブエイドのシーンも「やっぱり本物フレディはかっこいいなあ」と思った。普通に映画館でライブエイドを上映したらどうかな。ホンモノの。

問題となった、ブレイク・フリーの本物もスクリーンで見ると迫力でジワジワくる。フレディの女装は強烈だし、大きな画面で見るロジャーはやっぱりすごく綺麗。あと、私が持っているアルバムの「フラッシュ・ゴードン」の映画もちょっと見られた。なんかあの主人公、カズレーザーみたいね。結局アルバム買ったのに映画は見なかったんだ。

映画「ボラプ」では描かれなかったクイーンが一番ふれたくない件、南アフリカのアパルトヘイトで問題になっていたサンシティで公演をしたことも触れている。当時やや人気が下火になっていたが、その公演によって国際的に問題になり、ロックミュージシャンとしては危機的状況におちいった。ライブエイドへの参加も、周囲の目は冷ややかだったようだ。が、いざコンサートがはじまってみると、他のミュージシャンを圧倒する素晴らしいパフォーマンスで、その後たちまち人気が再燃したという。フレディのエイズの感染はそれよりあとだったから、あの映画は色々順番が違う。あくまで映画なのでいいんだけどね。

フレディのエイズ感染からあとのヒストリーを見るのはとても辛いものだ。ただ、フレディが早くに亡くなったのはとても残念ではあるものの、そのことによって生まれた楽曲がどれも感銘深いものとなったのではないだろうか。映画「ボラプ」のエンディング で流れる「ショーマストゴーオン」はまるでフレディの遺書のようであるし。

なお、この映画(映像)はamazonでも買えるんだけど、おうちの小さいテレビでなくスクリーンで見られる機会があってよかった。なお、クラヲタ的には、評論家の一人が オペラのCDのずらっと並んだ部屋でインタビューを受けており、何の曲のCDが並んでいるのか気になって話が頭に入って来なかった事をお伝えする。

 

| | コメント (0)

2019年4月30日 (火曜日)

映画「ボヘミアン・ラプソディ」7回目(おうちウェンブリー)

Bohenian

いよいよ平成も終わりの日である。私はauユーザーでビデオパスに入っているが今月末でビデオコインが半分消えてしまうので、それを「ボヘミアン・ラプソディ」に充てた。

もうすでに映画館で6回観たので、感想はまあ・・・ないな。もうセリフもほぼ全部覚えているくらい。ウチはいかんせんテレビが小さいので、視覚的には映画館のような迫力はない。

しかし、まあ。

前から書いているけど、うちはスピーカーは「坊主」なのである。うちの「坊主」はMINIでちっちゃいやつなんだけど、なかなか頑張ってくれる。重低音がかなり効いているいるので(それがまあクラシックでは過剰な時はあるんだけど)、なんとマイアミの声のかっこいいことよ。イケボだもんねマイアミ。

そんで、最後のライブのシーンでは、スピーカーの上に直接顎をのっけて、まあまあのボリュームで聴くと、ほんとに「おうちウェンブリー」が楽しめる。ちっちゃいスピーカーなので、ベルギーから苦情が来たりとかはないんで安心。

ブルーレイを買う予定は全くないのだけど、2日間は観られるのであと2回くらいは観ようかなあ。単純な内容なのに何回観てもどうして飽きないのだろう。不思議な映画である。

----

平成最後の日の今日、仲良しの飲み友達と3人で有楽町イトシアにて平成最後の女子会ランチをして(中華コース3時間飲み放題)、帰りに皇居に行ってきた。二重橋で写真撮ったりした(なんで?)。外国人観光客ばっかりだった。おかげでリアタイで天皇陛下の最後のご挨拶が見れなかった(残念)。ちなみに平成最後の夕飯はしろくまラーメンに自作のチャーシューと煮卵をのっけて。美味しかったなあ。

皆様それではよいお年を。令和も宜しく!

| | コメント (0)

2019年4月27日 (土曜日)

映画「ダンボ」

93a2fcc030784ed096ed208fb9404a8b
月曜日に鑑賞。ダンボはアニメの方を遠い昔にテレビかビデオで見たと思う。まあ、耳のでかい子象が空を飛ぶ、というコンセプトはアニメも実写も同じだけど、今回の実写化はよりスケールアップしている。

ティム・バートン監督ということなので若干の毒気を期待したが、そこはディズニー映画。さほど毒はない。ただ、昔のアメリカの古びたサーカステントの不気味さとかはとてもよく表現されていて、前に見た「グレーテスト・ショーマン」よりも好きである。どこまでCGなのか知らないけど、セットにすっごく金かかっている感。(唯一ティム・バートンらしいなあと思ったのはあまり笑わない、愛想のない娘の表情。でも、可愛いんだけど)

ただもう、ダンボがすごくリアル象なので、ちょっと最初は引いたのだけど、見慣れると本当に可愛い。ちょっとした表情とかがアニメ版ダンボの可愛さ。なので映画の中の話なのに、ついつい「頑張れ、頑張れ」と心の中で祈ってしまう。で、やっとみんなの前で飛んだ時の音楽が、まるで「シザーハンズ」の時の音楽みたいで、なんかもう泣けてきた。あのダニー・エルフマンの音楽に「アーアー」と入る女声合唱に私は弱くてですねえ。(私は「シザーハンズ」が未だにもう一度みることが出来ない。結末があまりにかわいそうで、ねむれなくなってしまうのだ)

とにかくまあ、視覚的にも設定も良く出来ている映画である。最終的にはダンボも幸せになりあの子供たちも成長して悪者はやっつけられていい結末なので良かった。シザーハンズみたいなしんどいのはイヤなんで。でもシザーハンズは好きな映画ではあるけどね。ダンボが飛ぶシーンが良いのでぜひ映画館で観るべき映画。

ーーーー

会社が千葉に移転して以来久しぶりに日本橋のTohoで観たのだが、いつも行ってた「小諸そば」のカツ丼が食べられて嬉しかった。たったの510円なのにすぐできて出来立てでカツも柔らかく卵もふわふわ半熟で、こんなにコストパフォーマンスのよい食べ物はないと思う。でも富士そばのほうが安いんだけどねカツ丼。

 

 

| | コメント (0)

上野の森バレエホリディ「バレエ・フォー・ライフ」

 6e3c27c18cfa4ea0866604e1055f43c3 金曜日のクリムト展のあと、国立博物館の野外でクィーンの曲でバレエをする公演の映画を上映するとのことで(ぶっちゃけそれくらいの知識)、馳せ参じたところ、場所が変更になり文化会館の小ホールになったとのアナウンス。

毎年?だか上野ではバレエホリディと称してお祭りを開催しているようである。クラシック音楽で言うところのラフォルジュルネのバレエ版と言う感じか。私はバレエにはとんと疎いので知らんかった。今回はその前夜祭的なものなのかな。無料とのことでたいへんありがたかったし、正直言って外は寒かったので屋外だったらしんどくて最後まで見られなかったかも。

オペラの引越し公演では昔はお世話になってたNBSさんの主催のようだ。今回のこのバレエ・フォー・ライフという演目は、モーリス・ベジャールの振り付けのモーリス・ベジャール・バレエ団のものである。何でも2020年に来日してこの演目を上演するという。まあ、その宣伝というわけだが、初演は1997年。日本でも翌年には上演をされているようだ。正直言って全然知らんかった。

上演の前に音楽ライターの小田島久恵さんの解説(というか、熱狂的な心の叫び)があり。彼女の文章は何度も(しょっちゅう)読んでいるが、本人を見るのは初めて。性格の良さがよく表れている文章をいつも読まさせていただいているが(彼女が演奏をけなしているのをあまり見たことがない)、本物もとてもチャーミングな女性である。本当にバレエがお好きなんだなあと。

この演目はベジャールがフレディ・マーキュリーの死後に発売したクィーンの「メイド・イン・ヘブン」のジャケット写真を見て、「あれ、この写真オレの地元じゃね?」(大意)と思ったことで、彼らの音楽に興味を持ちクィーンの曲を聞くようになって作られたという。17曲ほどクィーンの曲が使われているが、ボヘミアンラプソディやRADIO GAGAのような大ヒット曲もあるけどアルバムの中の一曲とか地味目の曲も多い。曲の合間にはモーツァルトの曲が挟まれている。

バレエは詳しくないので何ともいえないのだが、前衛的で、とても芸術的だと思った(ヴェルサーチのデザインの衣装もすてきで、靴とか可愛くて欲しくなった)。ベジャールじゃないとこうはできないんじゃないか。そして生前オペラやバレエを愛し、ロイヤル・バレエ団に出演までしたフレディのいるクィーンの曲だからこそ、こんなに芸術的な舞台が生まれたのかなあと。途中で突然ジョルジュ・ドンの映像が挟まれおりちょっとあれって思ったけど、フレディとジョルジュ・ドンって存在自体が似てるなあと思った。どちらも超個性的で、ほかに比べるものがない、という意味で。二人とも同じくらいにエイズで亡くなったし。

ついさっきクリムト展を見てきた目で見たので、どちらも耽美で何故か似ていてとても美しいと感じた。こんな東洋の小さな島国で海外など行かなくても芸術に触れられる上野はいいところだなあと思った(今更)。本物も見られたらいいなあとは思ったものの、来年もクィーンが好きかどうか自信がない。私のブームはクリムトみたいに一生続くものもあるけど、短いものが多いのだ。

571f30f52b474ef5a0d0904225036f04

いつも見慣れている文化会館が随分と様子が違っててびっくりした。ゴールデンウィークはバレエやってるお嬢さんたちとそのおかあさんでごったがえすのかな。

 

| | コメント (0)

2019年4月13日 (土曜日)

映画「アーティスト」

Artist1

レディースデイに鑑賞。会社の帰り道にある「キネマ旬報シアター」にて。ここのことは会社が移転してから知ったのだが、とてもレトロな映画館である(ぼろくはない)。普段はtohoシネマなど近代的な映画館に慣れてしまったいるので、「○○何枚」みたいに受付に言って券を買うのが非常に新鮮。私の昔から行ってる目黒シネマも相当レトロだと思ってたけど、一応券売機あるもんな。

しかも。

創刊からの?なのだろうか。キネマ旬報が置いてあり自由に読めるようになっている。昭和30年代のからあるのかな。試しに昭和40年代をちらっと読んでみたけれど、マイフェアレディがロードショー中だったり、タリアヴィーニがイタリア歌劇団を率いて来日するなどの情報もあったり。石原裕次郎さんのインタヴュー記事もあり結婚式挙げたばっかりだったり。なんかもうタイムスリップしたわ。

しかも。

いつもそうなんだけど、上映前のご注意がスクリーンでのよくあるアレではなく場内放送などでもなく係員が客席の前に立ち口頭で読み上げるシステムなのである。なんとまあ・・・。場内でホームランバーとか売ってたらホントに昭和な感じである(ないけど)。

そんなレトロな映画館で観る「アーティスト」はこれまたレトロな映画なのである。2011年の映画なのに白黒でサイレントである。アメリカ・アカデミー賞の作品賞、監督賞、主演男優賞、作曲賞、衣装デザイン賞を獲得した。何でかしらんが私はロードショーを見損ねた(その頃はあまり映画館に行かなかったのかもしれん)。で、フィギュアスケートでデニス・テンがショートとフリー両方でこの曲を使用し、このプログラムは本当に素晴らしかったので、映画も観たかったのだ。

サイレント映画に比較的慣れているほう(チャップリンとか観に行ったりしたもんで)なので(ネットでの感想でよく見かけたが)退屈で寝ちゃったとかそういうのは全然なかった。ただ、逆に昔の映画を見慣れているのでこの映画はやっぱり現代の俳優さんが演じているんだな、という感じはした。サイレント映画っぽくどんなにオーバーな表情を作ったりしても。

とは言え、とてもいい映画だった。チャップリンの「モダン・タイムズ」を観たあとみたいなホッコリ感があった。設定的には「スター誕生」とかそういうのと同じかなあってくらい普遍的なものだけど、本当に観て良かったって思える映画だった。観た映画館がこんななので本気でタイムスリップしたかと思った。昔の映画のパロディ?みたいなのもふんだんで、最初は「メトロポリス」そのものだし、途中にコルンゴルトが曲を付けた冒険映画みたいなシーンもあった(あ、エロール・フリンだ!って心の中で思った)。

あと、主演男優賞だけでなく、ほとんど出ずっぱりのワンちゃんにも主演犬優賞でもあげたい。犬好きは悶絶するかと。

Artist2

家に帰ってYouTubeで探してデニス・テンがこの映画の曲で滑っている映像を観た。好きなスケーターだったので若くして殺されたのが残念。オリンピックで滑ってたショスタコの「お嬢さんとならず者」「馬あぶ」もよかったなあ。ローリー・ニコルの振付もよかったし、選曲のセンスが最高だよね。本当に・・・(日本で言えば羽生君並みの)国民の英雄が殺されちゃったのが辛い。

| | コメント (0)

2019年4月 9日 (火曜日)

映画「翔んで埼玉」

Tondesaitama

昨日、労基署行って直帰になったので鑑賞。普通に東京(錦糸町)で観た。私は東京生まれで今もずっとに住んでいるけれど、実は姉夫婦は埼玉在住であり、よく遊びに行く。そして愛するコンサートホール・ミューズは所沢にある。そしてこの映画では埼玉の強力なライバルである千葉に・・・会社があり・・・実は常磐線に毎朝乗っているのである(この映画にも出てくる)。そして東京在住と言いながら、距離的には横浜や川崎が近い。おまけに母親は福島生まれだ。

私はいったいどこの人に属すのだろう・・・。まるでボヘミアに生まれたのにチェコ人でもなくオーストリア人でもなく、ユダヤ人のマーラーみたいだ(そんなことはない)。

さて、非常に評判がよく大ヒット中のこの映画だが、正直まあ・・・そんなにゲラゲラ笑うほどではなかった。おそらく近いうちにテレビでやるだろうから、それを待っててもいいかもな、と思う。埼玉をdisっている映画と思いきや、恐ろしく埼玉愛に溢れた映画である。一番かわいそうなのは群馬県民だろう(ほとんど未開の地扱いであり、群馬サファリパークどころではなく恐竜がいたりする)。私は群馬も大好きだから(親友がいてよく遊ぶ)何だか気の毒になってしまう。

東京都民だから余裕を持って見られるのかもしれないけど、一番この映画を楽しめるのは埼玉県民かと思う。関東地方以外の人は見てもよくわかんないいかもしれない。そして年代的に・・・魔夜峰央先生のマンガに慣れ親しんでいる人は魔夜峰央ワールドの再現度の高さに感心するに違いない。私は原作は読んでないけど、友人ちに「パタリロ」全巻あったもんでよく読んでた。BL要素もふんだんなのでそれもまた魔夜先生っぽい。そして最後のはなわの歌で結構笑わされた(はなわは佐賀県ではなく埼玉生まれとのこと)。あまり多大な期待をしないで暇つぶしに観るのにはよい映画かと。

| | コメント (0)

2019年3月 4日 (月曜日)

映画「グリーンブック」

Green_book_poster昨日休日出勤して倉庫作業(ダンボール箱をえんえんと組み立てていた)したので、本日は代休のはずが午前中に急な打合せが入り半休になってしまった。そのまま帰るのもなんなので映画を観て帰ることに。月曜日はauマンデイなのでauビデオパスユーザーの人は(tohoシネマだけだけど)1100円で映画が見られるのよ。
.
てっきり「翔んで埼玉」を観る気満々だったのだけど、私のテリトリーの日比谷tohoでも日本橋tohoでも「埼玉」はやってない模様。なにい?日比谷だの日本橋だの東京のお上品タウンでは埼玉の映画を上演しちゃいけないってわけ?
.

しょうがないので、こないだアカデミー賞作品賞と助演男優賞と脚本賞を受賞した「グリーンブック」を観ることに。平日月曜日の昼間・しかもあいにくの大雨なのに、さすがにアカデミー賞効果。前のほうは空いてたけど、意外と他は埋まっていた。地味な映画なのにね~。
.

まあ、まだロードショーになってそんなに経ってないんでネタバレはしないけれど、観終わっての正直な感想は「ああ、いい映画だった。でもそれ以上のものはない。」という感じ。おそらく誰が観ても「よかった」と思うだろうし、皆さんにお勧めする。けれど、私はちょっと一ひねりした映画を好む傾向にあるので、この映画はそんなに刺さらなかった。アカデミー賞作品賞とったのにあんまり評判よくなかった「シェイプ・オブ・ウォーター」のほうが私は好きだ。
.

最後の最後にハッピーエンドなのがまあ・・・良かったんだと思うけど、私は「ニガー!ニガー!お前なんかこの部屋から出ていけ!」みたいな終わり方を一瞬想像してしまったので、普通にみんなで和気あいあいとして終わったのが・・・まあ、ホッとはしたものの、やはり予定調和的やなあと思ってしまったのだ。どうしたいのだ、私。
.

最後は場内からパラパラと拍手が起こり、まあみんな良かったなあみたいな感じで帰ったみたい。私はやっぱり「翔んで埼玉」が観たかったなあと思った。それと無性にフライドチキンが食べたくなり、買って帰った。ケンタッキーのじゃなくてスーパーのだけど。
.

なお、この黒人ピアニストさんはジャズを弾いてはいるものの、そもそもはクラシックのピアニストであり(黒人なのでジャズ弾けみたいな事務所の意向)、ジャズだけでなくクラシカルな曲も作っており、映画でも彼の作品「地獄のオルフェウス」の録音のジャケット写真の紹介が最後のほうにある(ストラヴィンスキーが評価?とかなんとか。忘れちゃったけど)。有難いことに音源はYouTubeにUPされているのでご興味がある方はお聴き下さい。最初の曲しか貼らないけど。印象派風のなかなかいい曲よ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2019年2月 9日 (土曜日)

映画「私は、マリア・カラス」

Mariacallasとくにすごく感動したというわけではないのだが、会社が移転してたまたま近所の映画館でやってたので(映画館に入ってみたくて)2回目を観た。例の映画「ボヘミアン・ラプソディ」にもカラスが歌った「カルメン」のハバネラが使われていたけれど、あの映画のフレディとは違いこの映画はちゃんと本人の映像が使われており、すべて彼女の言葉で綴られている。彼女の書いた手紙を読む声は、以前映画で彼女の役を演じた女優さんが担当している。
.
ドキュメンタリーなので、「ボ・ラプ」みたいな圧倒的な感動とか盛り上がりとかそういうのはないのだけど、彼女の人生自体はドラマティックだし、プリマドンナとしての苦悩とか恋に生きる1人の女としての苦しみとかが描かれていて興味深い。未公開映像がかなり含まれているようで、この映画で初めて観る映像がかなりある(ていうかそもそもそんなにカラスの映像を見てたわけではないのでわからないのだが)と思う。
.

のっけからの蝶々さんの登場シーンで圧倒される。カラスの蝶々さんの映像があったのか!とびっくりする。まあ、舞台自体は(後ろの合唱の人とか)なんちゃってニッポン満載なのだが、当のカラス本人はなかなかの着物の着こなしであり、本当に奇麗である(可愛い)。歌ももちろん凄い。アレ、ナマで観たら号泣しそうだな。出てきただけで号泣する自信あるわ。
.

他にも珍しい舞台(ヴェスタの巫女だっけかドラを鳴らすの)がたくさん見られるし、結構晩年にあたる東京での来日公演の模様もちゃんと出てくる。っていうか、ロックコンサートばりに舞台に観客が押し寄せて握手を求めたり花束を投げたりするの、最近はクラシック・コンサートやオペラでは観たことないな。あまり大スターのコンサートに行かないせいかな。昔はあんなだったんだよなー。
.

カラスは、大歌手としての名声は得たものの、(大スターにはありがちだが)私生活面では幸せは得られなかった。結婚相手のメネギーニはほとんどマネージャーみたいな感じだったし(仕事面のサポートはしてたが、彼女を母親にはしなかった)、世紀の大恋愛?と思われる大富豪オナシスとは悲恋に終わった。まあ、ウィキペディアなんかで見ると元ケネディ夫人のジャクリーヌが、ケネディの死後自分の子供の命を狙われるのを危惧して、家族の命を守るために強引にオナシスを奪ったみたいな感じだったので、カラス本当にかわいそーにと思った。オナシスとジャクリーヌの結婚を知ってカラスは相当ショックだったようで、その時のことは友人への手紙に切々と綴られている。それにしてもオナシスってアリストテレス・ソクラテス・オナシスって名前なんだって初めて知った。偉い人すぎるわ。日本で言うと「鈴木聖徳諭吉」みたいな感じか(違う)。
.

この映画は(まだ映画館で上映しているうちに)カラスのファンはもちろん、おおよそのオペラ好きな方は観た方がいいと思う。わたくし的にはメトでの舞台を見るために徹夜で並んでる昔のペラキチの若者たちにインタビューするシーンで、壁に貼ってあるシュトラウスのサロメのポスターに目が釘付けだった。「あ、ニルソンが!アイリーン・ダリスも!」などと。あと、まだ若いジョルジュ・プレートルがアリアの伴奏の指揮してるのがほほーと思った(そもそもEMIでかなりオペラの録音を残してるので、そんなに珍しくはないのかな)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2019年2月 2日 (土曜日)

映画「ファンタスティック Mr.FOX」

Fantasticfox


ウェス・アンダーソン監督の映画が面白いということがわかったので、珍しく199円をアマゾンに課金して鑑賞。「犬ケ島」より前に作られたストップモーションアニメーションである。
.

童話が原作(チャリチョコの作者の作品という)だが、この映画はおそらく子供向けではない。主人公キツネ夫婦の声がジョージ・クルーニーとメリル・ストリープ、敵役のネズミがウィレム・デフォーという豪華版。妻帯者のキツネの男が、子供ができたので泥棒の仕事から足を洗って三流新聞のコラムを担当し地道に暮らしていたが、洞穴暮らしから木の上暮らしとなり、昔のスリリングな生活を思い出し、ついつい近隣の人間の農場にチキンやリンゴ酒を盗みに入り・・・という感じの話。
.

出てくる動物たちはちゃんとスーツなり洋服を着ているので、わざわざ作るの大変な人形アニメにしなくても、人間が演じてもよくね?ぐらいな感じである。動物らしくなるのは食事のシーンだけであり、他は普通の人間と何ら変わらない。主人公の息子と、親の入院のために居候することになった従弟の不仲とか「ああ、こういうの普通にあるなあ」というくらい人間らしい。
.

ウェス・アンダーソンの作り出す絶妙な間が心地よいし、相変わらずアレクサンドル・デスプラの音楽は素敵だ(シェイプ・オブ・ウォーターの音楽にちょっと近い)。それにしてもデスプラという作曲家は生きてるうちに何回アカデミー賞取るんだろう。
.

家庭を持ち子育て中の男の人だったら、かなり共感できる映画かなと思う。いや全然違う私も大好きだけど。ジャケット写真とかで「どうせ子供向けだし・・・」と思って敬遠するのは惜しい映画だ。2日間しか見られないのが悲しいのでブルーレイ購入を検討中。ああ、でもこの監督の他の作品も見たいな。
.

-----
.

先日、会社を辞める人の壮行会で、「ボヘミアン・ラプソディ」を観た管理職の女性と意気投合。まあそれはよかったんだけど、わたしの苦手な(というか空気が読めないのでみんなに嫌われている)他の部署のカチョー(ボラプを観てハマった)にそれを話してしまったらしく、「これはやばいなあ。なるべくかかわりたくないのに」と思った。案の定、次の週の事務所全体の飲み会の時に超ロックオンされて、「仲良くしましょう」とか言われてかなり迷惑。
.
しかも別の部署のこれまた苦手なブチョー(悪い人ではないのだが、「自分は人と話すのが大好き、なら相手も自分と話すの楽しいはず」と思っているけどみんな敬遠している)が元クイーンファンということで帰りがけに近寄ってきて、「僕もクイーンのファンなんですよ、武道館のライブにも行きましたよ」と自慢げに言われたので、もうボラプ観るのもクイーン聴くのもやめようと思った。というか、会社では「もう飽きた」体で接しようと思う(別に飽きてないが)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2019年1月27日 (日曜日)

映画「グランド・ブダペスト・ホテル」「犬ヶ島」

映画「グランド・ブダペスト・ホテル」(吹替版)
加入しているauビデオパスのビデオコインの期限が切れるので、テレビで映画を鑑賞。
.
アカデミー賞4部門、他にも数多くの映画賞を獲得している映画。何故か映画館では観なかったのだけど、テレビなんかで観ないで映画館で観るべき映画である。ウェス・アンダーソンってヨーロッパの映画監督なのかと思ったらアメリカ人であった。しかもまだ40代という。
.
「ズブロフスカ」という架空の国の(かつての)高級ホテルの話。最後の最後にシュテファン・ツヴァイクの著作にヒントを得たとのクレジット。どの作品なのだろう。とにかく美術がすばらしいし色彩のセンスを感じる。内容もウィットに富み、間やテンポが小気味よい。アカデミー賞レギュラーメンバーのデスプラの音楽もよいし、ここにいらっさるようなよいこのお友達には誰にでも薦められる名作である(今更だけど)。
.
映画「犬ヶ島」(吹替版)
ブダペストホテルがあまりに良かったので、同じ監督の「犬ヶ島」を鑑賞。同じ監督ながら・・・全然違う。こっちはめったやたらに薦められない感じである。日本人が見てるからかもだけど「突っ込みどころ満載」どころか「突っ込みどころだけで作られたような映画」である。全体に監督の「日本への愛」と「黒澤明への愛」(あと、宮崎駿愛)が溢れまくっている。内容はなんというか・・・犬版「七人の侍」とか、逆「生類憐みの令」みたいな内容である。
.
あまり前情報を入れないで観たので全部CGなのかと思ったら「ストップモーションアニメ」であった。縫ぐるみを何百体も作り、何度も撮影してアニメにするってアレである。正直・・・そんなふうに見えなかった。あんな手のかかる手法と今時やってるのって「ウォレスとグルミット」くらいかなと思ってたので大きな驚きであった。
.
舞台は日本の「メガ崎市」。外人が思う「勘違いニッポン」だらけの映画である。もう・・・ここまでやってくれたら「ここが違う」とか「なんかここがヘン」とか言ってられないくらい凄い(お寿司作るシーンとか)。なんか違う国の話だと思っていい。
.
音楽はまたもやデスプラだが、かなり「七人の侍」の音楽が使われており、これっていいの?(私は日本の映画音楽も好きなのでいいんだけど)とか思った。いやほとんど早坂文雄でしょう。
.
まあ、「グランド・ブダペスト・ホテル」と内容は全然違うけど、カメラワークとか(やたらとまっすぐ横方向、縦方向の撮り方が多い)、ちょっとした間とかは似たところは多い。
.
なお、この作品は第91回アカデミー賞に作曲賞と長編アニメ賞でノミネートされている。なんか取るかな。
.
なんやかんやごたごた言いながら、2日間で3回観てしまった。(なお、犬好きが観るの辛いとか、そういうかわいそうな映画ではないのでご心配なく。)
.
----
.
会社が移転するので(もう泣きたい)、新しい定期券を買いに行き、ついでに東京駅のキャラクターストリートに行ってみたが、欲しかった「チコちゃんに叱られる」グッズが全部売り切れていてがっかり。マグカップとかTシャツとか欲しかったんだけどなあ。カラスのキョエちゃんも好きです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧