2018年6月23日 (土曜日)

最近テレビで観た番組など

ウチのケーブルテレビに勝手に契約になっている(試用期間半年過ぎて断ればいいのだがめんどくさくてそのままとなってる)「時代劇専門チャンネル」。平日は「大岡越前」を見て、休日は「鬼平犯科帳」を観ている。つか、このチャンネルを地上波より見ている。
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それが。
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あの!林遣都君主演の寒天時代劇「銀二貫」を放送するというではないですか(まあ、前にも書きましたけど)。しかも平日毎日。ああ、入ってて良かった。いや時代劇そもそも好きなので本放送でも見てたんだけど、第1話と第2話は見のがしてしまってたんで。
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しかし。毎日8時には家に帰ってこなければならない。ケーブルテレビに録画機能を契約してないから。リアタイしなければならないのでどんなに忙しくても7時前には仕事を終えなければならず、毎日必死である。仕事捗るわあ。
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それにしてもまあ(前見た時も思ったけど)ハリウッド女優芦田プロの演技のうまさよ。林遣都君ももちろん演技派なのだが、芦田プロのほうがなんだか・・・おねえさんぽく感じる。そしてまた・・・遣都君はここでも突然ぶっ倒れて未来の結婚相手のこさえた美味しくないお粥を食べさせられている。そういう運命なのだろうか。また、第一回の冒頭に柴犬(設定上は狛犬のテンちゃん)に「凛々しい・・・無駄に」と言われたりなどしている。
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(次回は真面目に音楽ネタを書く予定ですので少々我慢下さい。あ、別に我慢しなくてもいいです。すっとばしてもらって結構です。)
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わたくしに空前の春田ブームが来ており(田中圭さんではなく)、当然のように本日発売のテレビブロス(田中圭特集)を買ってしまった。ついでにドラマで使用した「ネコメモ」も見つけて買ってしまった・・・色違いだけど。
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Tvbros_2
しかし、私の「おっさんずラブ」沼はそんなに深くない。せいぜい2~3メートルくらいである。会社の同じ部署の女の子はほぼ深海魚と化している。当然のようにDVDを予約し、公式本を予約し、LINEスタンプを買い、圭モバイルも課金し、写真集も全部買い、WOWOWも加入。私が先日「週刊文春」を買って、たった3ページほど出ているK田中のグラビアを残業中に机の下でこっそり見せてあげたところ、「んあああ、死にます。ああ、ヨダレが」とか言ってばたばたともがき苦しんでいたので相当である。
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私は多分田中圭さんが好きなのではなくて、春田役の彼が好きなんだとおもう。ほとんど課金してないし。だいたい、深い深いクラヲタの沼にずっとハマっているので、兼業したら破産するであろう。そこそこが宜しい。そしてハマった人はみんな幸せである。田中圭さんは一生のうちで一番のモテ期なのかな、春田みたいに。
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先日、父の日に実家に帰ったら姉が来ていた。姉に「こないだ新宿に行ったらドラマのロケやってたの。誰が撮影してたと思う??」とドヤ顔で聞かれたので、おそるおそる「え・・・もしかして・・・田中圭??」と言ってみたら「ブブー。アヤノゴーでしたー。凄いでしょ?」と。私はちょっとホッとした(←何故)。でも謎の若干かすった感。

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2018年6月 9日 (土曜日)

「おっさんずラブ」クラヲタ的考察

先週、深夜にやってたドラマ「おっさんずラブ」が終わってしまい一週間経つ。自他とも認める?「春牧民」なので、仕事してようが料理してようが一日中「おっさん」のことばかり考えているし、暇さえあればTwitterで民の方々の語り合いを読みまくっている。
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何故こんなにはまってしまったのだろう。そもそも私は腐女子(BL”ボーイズラブ”を喜ぶ女性)ではないのでそういう趣味もない。2016年に「おっさんずラブ」は単発ドラマでやってて、主人公の田中圭さんと吉田鋼太郎さんは一緒だが、他のキャストは違うし、舞台になる会社も違う。私はたまたまこの単発のほうも観ていて、めちゃくちゃ面白かったので今回の連続ドラマ版も首を長くして待っていた。
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で、まあドラマ自体面白かったし脚本もよくできていたのだけど、何しろ一番はまってしまったのが林遣都君演じるところの牧凌太である。彼は外見は普通の(イケメンの)20代のエリート会社員なのだが・・・生まれつき男しか愛せない・・・ゲイである。しかもいかにもオネエって感じでもなく話ぶりは普通の男の子である。
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牧は「ノンケ」(ゲイじゃない人の隠語)の春田(母子家庭の実家暮らしだがあまりのだらしなさに母親が家を出て行ってしまった)にルームシェアを申し込まれる。牧は牧で一日引き継ぎのために行動を共にした春田に恋心を抱いてしまう。それがある日(上司である部長から春田が言い寄られたために)恋心が抑えきれなくなり、シャワー中の春田に強引にキスをしてしまう。まあ・・・受け入れられるわけないよな、普通。
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ひと悶着あって出て行こうとした牧を夜の公園に探し出し、春田は「前のように友だちとして一緒に暮らせないかな」と切り出すが「もう元に戻れません」と言う牧。
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ここまで見て、私は「いや、男同士はねえわ。気持ちを切り替えてまた普通に暮らせばいいんじゃねえの」とか思ってしまった。BLを観て喜ぶような趣味はないもんで。しかし私は・・・この牧君を見ているうちに「なんかこれ・・・見たことある。」とか思った。
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外見は可愛い男の子だけど・・・なんかの事情で男のかっこしてるだけで中身は恋する乙女!! 
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こりゃモーツァルトやRシュトラウスとかのオペラに出てくるHosenrolle(ズボン役)だわ。とくに「アラベラ」のズデンカね。家庭の事情で男として育てられた女の子が、親友の男の人に恋をしてしまうけど、自分は男と思われてるし・・・みたいな設定のアレね。
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とくに、春田と幼馴染のちずがいい感じになっているのを見て、「ちずさんと幸せになって下さい」と言って自分は身を引こうとする・・・というところも、自分が恋するマッテオが彼が恋するお姉さんと幸せになってほしいと、相手の幸せだけを願うとことすごく似ている。
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それと。このドラマもドタバタ喜劇だけど、性の取り違えみたいな(ダンナに離婚を切り出され、きっと女ができたのだと思い探ってみると、ダンナの恋する相手は男だった、みたいな)シチュエーションもあるし、そういうところがR・シュトラウスのオペラのカオスを想起させるので強く惹かれるのかなあと思う。たぶん・・・そんな風にはまった人は日本で私だけ?かもしれないけど。みんな男同士のイチャイチャに喜んでいるんだろうなあ・・・(まあそれでもいいんだけど)。
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このドラマは、すべての登場人物が魅力的ではあるもの・・・林遣都君演じる牧が(私にとってはダントツに)本当に魅力的で、ゲイとかではなくホントに女の子入ってるんじゃないかと思うくらい可愛く、いじらしい。牧が春田に「男らしく」交際を申し込んで春田から「え?うん、いいよ」という意外な返事が返ってきたときに「やったー!!」と喜ぶのではなくあまりのうれしさで言葉が出ず・・・(え・・・ホントに、いいの?私で)みたいな口の形から醸し出されるほんのちょっとした表情が・・・ほんとにうまいのである。林遣都君はほんとに、いい俳優さんになられた(今更すいません)。
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・・・・という風に(こんなとこで)熱く語っても、クラヲタの人々には「ちょっと何言ってるか意味わかんない」と思われるだろうし、また何かの検索で見に来てしまった春牧または牧春の民の皆さんもさっぱり意味がわからないと思うので・・・この記事のことは、忘れて下さい(←ええええ)。ただ・・・なんか苦しい。胸が苦しいのは一般の牧春の皆さんと一緒です。何だろうこれ、しんど。いやただの一時的な心の病気なので気にしないで下さい。
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昨日、「聖地巡礼」的なことを生まれて初めてしてみた。
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天空不動産の本社ビル(の設定のビル)
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牧家に挨拶に行った帰りの道。
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2018年6月 3日 (日曜日)

最終回&千秋楽を迎えて

私はTwitterはやってないのだけど、演奏会とかオペラとか観に行くと必ずTwitter検索してしまう。テレビとか観てもそうで、お気に入りの番組とか観てるときは検索してみたりする。
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で、今のところ二つの検索トレンドワードが「フィデリオ」と「おっさんずラブ」である(私の中では)。・・・そんなクラヲタいんのかな私の他に。
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昨日たまたま新国立の「フィデリオ」が終わり、「おっさん」は最終回を迎えた。残念ながら「フィデリオ」のZ席はまたしても玉砕してしまったが(私がどんくさいのだろうか)、「おっさん」は当然リアルタイム正座スタンバイで観た。(翌朝もう一回観た)
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「フィデリオ」の評判は回を追うごとにだんだんよくなっているように思えたが、特徴的なのはだいたい男性の感想は「ちょっとこれ受け付けない」「最悪」「ベートーヴェンを冒涜」「カタリーナは安倍政権とつながってるだろう氏ね」とかかなりさんざんなものが多いのに比べ、私を含めて概ね女性は好意的な人が多いのは意外であった。男性でも(おそらく)現代の演劇に精通している方だったら、普通に演劇として受け入れられたのかなという印象もある。
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初回の評判があまりに悪くて(私のように)逆に観に行きたいという人もたくさんいたように思う。ある種炎上商法なのかも。
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「おっさん」のほうは前回(と、最終回の予告)で嵐を起こして視聴者をドンゾコの不安にさせておいて、最終回では(部長は振られたが)みんなを幸せにして文字通りハッピーエンドに終わった。これもある意味炎上商法なのかもしれない。Twitterでは最終回にして初見の人も多く見受けられたから。
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本来なら大ハッピーエンドのはずの「フィデリオ」のびっくりバッドエンドと、いや普通の日本の会社で男の上司と部下の社内結婚を部署で祝うなんて絶対ないでしょ、と思わせておいて最終的にはみんなの希望通りの若い男同士のゴールインというハッピーエンドが妙に中和して非常にヘンな気分。どちらも爽快ではあったけど。
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そういえば、ちょっと前にマイブームだった映画「シェイプ・オブ・ウォーター」も(3回も映画館で観た)、かなり本気になって観て「え、イライザは本当のところは最後はどうなったの?死んじゃったの?」とリアルに考えてしまったが、「ちょっと待て。そもそも半魚人いねーし」という結論でいつも終わる。
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自分の最近のトレンドの作品(とか表現物)が、少しづつ現実と(基本と)ずれている設定であるということに不安を感じている(自分に)。全部の登場人物の頭のバネが一本飛んでるような(いや、製作者も)印象を受ける。ちっともディスっているわけではなく私はむしろ称賛の嵐なのだけど、みんな頭を冷やしてもう一回作品に向かい合ってみて。違う視点で観られるかも。
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金曜日に部署の飲み会があり、私はおっさん(もしくは青年)たちに囲まれて楽しく飲んでたんだけど、女子のかたまりのほうで飲んでた後輩の女子(前は「ユーリ‼」沼にハマってた)が「ああ、田中圭がしんどい!」とか「田中圭の腕時計になりたい!」などと連呼していたので、席は遠かったにもかかわらず私は「わかりみがすごすぎる!」「私も春田家の天井になりたい!」とかいちいち反応して同じ沼の人になってたのが非常に(あとで考えて)うるさくて店の人ごめんなさい個室でよかった。

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2018年4月 7日 (土曜日)

フェアウェル ”シェイプ・オブ・ウォーター”

Photoもう3回目を映画館で観ることはないだろうと思ってたが、もうすぐ上映が終わってしまう(終わってしまった?)ので、水曜日に観てきた。何でこんなにはまってしまったのかわからない。
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嫌いなシーンも正直あるし、オスカー賞獲得するほどかなあとも思う。でも、やはり好きなシーンがたくさんあり。思い出すかぎり好きなシーンを並べてみよう。順番はバラバラ。
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・イライザが廊下でタップダンスを踊るシーン。
・ジャイルズがイライザとパイ屋に行くときに「カツラはフランス語でツーペだ」と言うところ。
・イライザがパイを食べたあと緑になった舌をべろーんと見せるところ。
・「彼」が一人で卵のカラに向かって「エッグ」の手話をするところ。
・イライザがレコードをかけてモップとダンスを踊るところ(水槽の中で「彼」もくるっと回って踊っている?)
・ストリックランドがキャデラックのショールームに行って店員に「見てるだけだ」と言うと、店員が「私は話すだけ~」と言うところ。
・「彼」と結ばれたあと、職場でニヤニヤがとまらないイライザにゼルダが「あ(察し)」となり「どうやって?」と聞くときの顔が何度見ても笑える。
・ホフステトラー博士がワイシャツにパンツ姿でズボンにアイロンかけるシーン。
・イライザとジャイルズが「彼」を助ける作戦を練るシーンで、ジャイルズが偽身分証明書に「51歳」と書いているのを見てイライザが異論を唱えるところ。
ホフステトラー博士が「彼」を連れて逃げようとするイライザに鍵を渡すシーン。
・「彼」が子猫を可愛がるシーン。
・イライザが突然歌いだし唐突に「彼」とダンスをするシーン。
・「彼」とのお別れをする時にジャイルズが「彼」の手を取って自分の頭に載せるシーン。
・「彼」が川に帰り、あんなに体調わるかったのにすい~すい~と自由に泳ぎ回るシーン。
・イライザの首の傷が実は・・・・のシーン。
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この映画が嫌いな人はたくさんいると思うし、そういう気持ちもわからんでもないのだが・・・そういう人は気の毒だと思う。「こんな警備のゆるい政府の機関はありえない」とか「タイムカードの順番を守れない主人公が大嫌い」とかつまらぬ感想を持つより、ちょっとお金のかかったウルトラQやウルトラセブンを観るような気持ちで、大人のファンタジーとしてどうして観れないのだろう。この映画を楽しめず嫌悪する人は、他のことでも人生を損していないだろうか・・・などと思う。楽しい、美しい映画である。

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2018年3月31日 (土曜日)

映画 グレーテスト・ショーマン

Greatest友人が観て、「泣いちゃった、本当に良かった。おすすめ」ということだったんので、レディース・デイの日に鑑賞。
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ヒュー・ジャックマン演ずる主人公「バーナム」の名は何故か、子供の頃から知っていた。小学生の時にマーラーの伝記を愛読していたというヘンな子供だったので、「交響曲第8番」の項で興行主が「これを千人の交響曲と名付けて大々的に宣伝しよう!」と言ったら、作曲者マーラーが「オレの交響曲をバーナム・アンド・ベイリー・ショーにするつもりか」と怒ったっつーエピソード(なにぶんにも小学生の時の記憶なので違っているかもすいません)で覚えていた。
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映画は本当のバーナムとは違い、若干(というかかなり)脚色しているようで、まず「バーナム・アンド・ベイリー」の「ベイリー」は出てこない。代わりに相棒としてフィリップという人が出てくる。
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(以下、ネタバレあり)
映画の感想としては、まずほんとに申し訳ないが前にamazonプライムで観たアニメ映画「SING」と筋書が似ている・・・というかほぼ一緒である。どん底の夢見がちな興行主→出演者大募集→いろんな個性の出演者(「SING」では大小いろいろな種族の動物、「グレーテスト・・・」ではいろんな障がいや人種の人々)→舞台は大成功→妨害者による放火(「SING」では水害?)→劇場は崩壊、興行主は差し押さえにあう→ どん底まで落ち込む興行主→出演者が集まって興行主を励ます「また一からやり直そうよ!」「私たちはもう家族よ!」→劇場は建て直され(「グレーテスト・・・」ではテントになった)めでたしめでたし
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おまけに、どちらも歌の上手な巨漢の女(ひげ女と象)が出てくるのもとてもよく似ている。彼女らの歌の内容もまあ、ほぼ同じだ。「外見なんか気にしないで、自信をもって人生を切り開こう」的な。力強い。(「SING」日本版はMISIAが象をやっており、これはもうものすごく歌うまい。象見るだけでもツタヤで借りてもいい。他は普通)
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映画を観ている間に、そのことに気が付いてしまった私はちっとも泣けなかった。泣きどころはどこかな。やっぱりひげ女の歌う「This is Me」なのかな。この歌はキアラ・セトルさんの彼女の人生そのものなのかな。
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まあ、映画は本当にお金をかけてよく作られている。古き佳き(悪しき?)アメリカの風景がよい。根本のテーマは「シェイプ・オブ・ウォーター」と同じだし、大変見やすく退屈しないし音楽もよい。ただ、なにぶんにも私はクラヲタなので、画面はクラシカルなのに音楽はポップミュージックというのが若干違和感。
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昔のオペラ歌手ジェニー・リンドが出てきてコンサートで歌を歌うけど、やっぱりオペラアリアではなく、新しく作られたポップミュージック。やっぱり悲しき。ミュージカルだからしょうがないのかな。
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ここ一か月でロード・ショー3本「シェイプ・オブ・ウォーター」と「リメンバー・ミー」と「グレーテスト・ショーマン」)観た。あまり映画館行かない私がこんなに映画観るのってすごく珍しい。観たかったものが全部観られて満足。どれもよかったけど「シェイプ・オブ・ウォーター」が一番やっぱり私にあっている気がした。っていうかまだひきずってる(元ネタの「ウルトラQ」の「海底原人ラゴン」まで観てしまった。音楽好きの半魚人はここからきている)。
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2018年3月21日 (水曜日)

映画 リメンバー・ミー

Coco「シェイプ・オブ・ウォーター」を見てから、頭の中が「映画ってホントにいいものですね」という水野晴郎状態になったので、昨日仕事がそこそこ早く終わったので(定時ではない)行けそうな映画館を探して「リメンバー・ミー」を鑑賞。レイト・ショーだったので思いがけず1300円だった。まあ、会社の福利厚生で券買えばもっと安いのだけれど、コンビニのコンピュータ画面を操作して買わなければならず、そんな時間もなく。
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大ヒット中ということだったが(良く知らんが)、レイトショーということもあってガラガラ。数えてないけど観客は20人くらいかな。とても快適であった。
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ただ、自分の4~5席あけて座っていた女性が、映画が半分くらいの頃ぐしゅぐしゅ泣きだしたので、「どんだけ涙腺ゆるいんだよ」と思って若干醒めたがそれでもおもしろかった。(もしかして花粉症のお薬が切れただけかも。)
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ところで。私が見たのは「字幕版」。アナ雪の続編?と二本立てだったので、始まってすぐ「あ~失敗した」と思った。やっぱり松さん沙也加ちゃんピエールさんでないとだめだこれは。アナ雪だけでも吹き替えで観たいな。歌自体はよかった。内容はたいしたことないけど。本国版の雪だるまさんの声のヴィブラートが苦手だ。
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まあ、「シェイプ・オブ・ウォーター」と違い、子供から大人まで安心して楽しめる内容だったのでテレビでも放送されるであろう。・・・とはいえ、この映画は映画館で観た方がいい。まず、音がよい。メキシコが舞台なので全編ラテン・ミュージックでギターが多用されるので、思いっきり音のいい映画館だとまるでギターの生演奏を聴いているようである。ラテン音楽好き(まあ、私はクラシック音楽なのだが)でギターの音好きにはたまらない。ディズニー映画オープニングで流れる「星に願いを」でさえラテン風編曲でよい。
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あと、映画で出てくる「死者の国」の全景が本当に素晴らしい。ピクサーの映画は結構好きでテレビとかアマゾンプライムとかではいろいろ見ているが、これだけ凝った造りの背景はなかったかも(そんなにアニメに詳しいわけではないのでよく知らんが)。死者の国が映ると「うわああああ・・・(すごい)」ってなる。手がこんでいる。アニメじゃないと再現されない世界。まあ、今はCGでなんとかなるのかもだが。是非映画館で観て。
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ところで、この映画の原題は「COCO」であるという。なんかなあ・・・日本の題名の方がぴったりくると思うんだけど。ココは主人公の曾祖母である。映画のキーポイントとなるので、題名がネタバレになるのでよくないと思う。
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まあ、家族愛がテーマだが私自身わりと親戚関係は好きではなく(子供のころ、親戚が集まる正月が大嫌いであった)、高齢で亡くなった祖母にママ・ココが似ていたのもあり(世界中どこの国の人でも100歳近くなるとあんな感じなのかな)、泣くほどではなかった。.
でも映画にはとても満足。1300円でずっと座ったままディズニーランドに行ってきた感。何しろ音楽が最高。
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その他、ネタバレにならない程度で気づいたこと。
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・イメルダのホネ状態の時がデビ夫人にそっくり。っていうかデビ夫人以外に何に見えるの。声も似てたし。
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・ヘクター(生前)がなたぎ武さんに似てるなあと思いつつ、最後まで私の中ではなたぎさんだった。しかし世間ではナオトインティライミだという。そっちも似ている。
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・フリーダ・カーロが出てきてなんか嬉しい(別にファンじゃないけど、女流画家として昔から興味はあるので)。吹き替え版は渡辺直美ちゃんが当ててるらしいが、ホネ状態は平野ノラさんに似ている。
・エルネスト・デラクルスのホネ状態が太ったフレディ・マーキュリーみたいだなと思った。
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・私の観た字幕版はもちろん英語なのだが、映画を観終わってからYouTubeでいろいろとUPされているラテン・スペイン語吹き替え版(もちろんハイライトだが)を観たが違和感が全くなく、こっちの版で全部観たいくらい。
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この映画見た後だと、トリオ・ロスパンチョスとか聴きたくなる。
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レディスデーであった21日、お台場で2回目の「シェイプ・オブ・ウォーター」をキメてきた。友人が行きたいというので、一緒に観てきた。グロ・エロの点で「見たあと怒っちゃうかも」などと心配していたが、「こんなの大したことない。もっとすごいのかと思った」と。私も2度目だったので、「こんなにゆるいものだったっけ?」と思うくらい。
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友人の感想は最初は「不思議な映画~。何に分類されるの?この映画」ということだった。そうさなあ、SF、ラブストーリー、ホラー、ファンタジー、何でもありなのかな。友人も終わってすぐは「なにこれなにこれ」と言っていたが、だんだんとじわじわこの映画の良さがわかってきたようで、分厚い原作本まで読んでしまった私にはじめはドン引きしていたものの、「その本貸して」とかいうまでになってしまった。
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2回目観て私が気づいたのは、1回目に六本木で観たときに「彼」の体があんまり光って見えてなかったんだなあということ。2回目はお台場だったんだけど、「彼」の体が輝くのがよく見えて美しかった。というかあの輝きが見えないと人の傷を治したり、頭の毛をはやさせたりするという特殊効果がよくわからない。何だったんだろう六本木ヒルズ。後ろの方でもなく結構ベストポジションだったんだけどな。
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そういえば、以前音楽が素晴らしいので見てみた日本未公開のアニメーション映画「ガーディアンズ伝説の勇者たち」だが、よく考えてみたら音楽が「フェイス・オブ・ウォーター」と同じ、アカデミー賞取ったデスプラだった。それどころか製作総指揮がデル・トロだったので、「へえええ」と思った。ちなみにこちらもエンディングテーマをルネ・フレミングが歌っていたりする(歌唱はオペラティック)。
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2018年3月 9日 (金曜日)

映画「シェイプ・オブ・ウォーター」

51cxy4tl9jl_sx348_bo1204203200_暇がなくてあまり最近映画館にはいかないのだが、これは観たくて、(レディスデーではなく)普通にお金を払って観てきた。アカデミー賞4つも取ったし。(たまたま有給とったし)
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まあ、R15才指定だとか、猫好きにはキツイ内容とかいろいろ躊躇することはあったのだけれど、まあそこらへんは心の準備をしていれば大丈夫な範囲だった。まあ、それ以外にも自分で心配だったのは、私は映画「アバター」がダメだったってこと。異生物間の恋愛映画はダメな感じだ。アバターの相手役の緑の女の人、どうしてもダメだった。感情移入できなかった。
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しかし。この映画はなかなかおもしろかったし、最後は結構涙ボロボロであった。音楽も映像も美しかったし、何よりよかったのは時代が「冷戦時代のアメリカ」ということで、全体的にレトロな造りであったこと。主人公の親友の男性、会社をリストラされて絵を描いているという設定だったんだけど、描いている絵が古きよきアメリカで、大好きなノーマン・ロックウェルみたいだった。たまに出てくるテレビ番組も白黒でとってもレトロで好き。
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あと、主人公の勤務先である政府の研究施設ってのも、微妙に古くて、微妙にキタナくて、とてもいい感じだった。もし、もっと新しい設定だったら受け入れられないかもなあ。微妙に古い時代なのが、アメリカ版「ALWAYS三丁目の夕日」っぽいというか。全然違うか。
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前記のようにR15指定だったり(エッチなシーンがまあまああるし、ぼかしが一か所あるし・・・でもあのシーンはいらないような気がするが)、結構残虐なシーンがあったり(わりと血みどろなの)、半魚人が主人公の親友の飼い猫を誤って食べちゃったりとか、いろいろと人を選ぶ映画なところもあるのだけど、大人向けのファンタジー、なのかな。私はまかり間違っても半魚人に恋はしないとは思うけど、最後のほう「半魚人結構かっこいいかも」とか思ったりもした。ヒロインの女性も若くも美しくもないけど、だんだんと愛おしく見えるのが不思議。のっけっからヌードになったりするが、美しいというよりは陸上選手のように鍛えていて筋肉質なのが意外。
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わりと公開したばっかりの映画なのでネタばれは避けるけれど、私は面白かったし、もう一回観てもいいかなって思った。なお、エンディングの歌をルネ・フレミングが歌ってたりする。

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2017年10月28日 (土曜日)

読書嫌いが読むカズオ・イシグロ「わたしを離さないで」

最近。
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夜中に毎日(再)放送しているTBSドラマ「わたしを離さないで」にめっちゃはまっている。何回もこのブログに書いているがウチは全録画テレビなので、放送に気が付いた時はもう何話も過ぎていたにも関わらず、さかのぼって一話から視聴することができた。そんで・・・この文章を書いている時点ではまだ最終回まで観てないんだけど。
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原作読んでみようかなあ・・・というゆるい欲求が湧いてきたので大手町のくま書で買ってみた。さすがノーベル賞取ったばかりの作家の作品で、普段音楽雑誌と付録付き女性誌しか用がない私でも探し回ることなくすぐ手に取ることができた。
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びっくりするかもしれないが、私が文庫本を手に取るのは本当に久しぶりである。音楽関係(と、漫画)以外の本を読むのは久しぶりである。「文庫本ってこんな大きさだったっけ」とかわけのわからんことを考えながら(値段、結構高いんだなとも思った)、購入。基本的にアホなので、さほど厚い本ではないが読破できるか心配だった。
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ところでテレビのドラマのほうであるが。大変暗い、重い内容である。しかしよく考えてみるとこういった傾向のドラマが私は前から好きなんだなと気が付いた。「永遠の仔」とか「白夜行」とか「明日ママがいない」とか。どれも明るく笑って見られるような内容ではない。共通点として大体子役が出てくるし、過酷な運命を背負った子供の成長の話が多い気がする。

(そういえば、先週だかにフジテレビで放送された「北九州監禁殺人事件」の犯人夫婦の息子のインタビューもちゃんと見た。あれはドラマと違って現実の話だけに更に重いものだったけど、今は普通の精神状態を取り戻し、結婚もして幸せになっているようでよかった。)
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というわけだが(←何が)。
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こんなに読書の苦手な私がなんと一日ちょいで読んでしまった。だけど、けっして読みやすかったわけではない。ドラマを見てたので頭の中で補足して読めたからかも。ドラマのほうがわかりやすいし、そもそも・・・ドラマは出演者が綾瀬はるかちゃんと水川あさみちゃんと三浦春馬くんとかなんで、メンバーからして圧倒的にラブストーリー要素が強い。そして・・・イギリスを舞台にした原作に比べて、日本らしく色々とウェットである。
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おまけにドラマには、原作にはない「クローン人間に基本的人権を!!」みたいな運動をする団体みたいなのが出てくるもんで(この運動をしている女の子がなぜかフランス人ハーフの女優さんで、めっちゃ美人。好き)、ドラマを観ることなく原作読んだ場合おそらく湧いてくる「なんでこの子たちはこの運命に抗うことなく静かに受け入れるのだろうか?」という疑問も解決できる。
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というように、非常に分かりやすくテレビドラマはできている。水川あさみちゃんが主人公の親友(原作でルースに当たる)役なのだが本当にムカつく役回りである(女ジャイアン?)。原作とは全然違う。最後の「提供」に向かう場面ではかなり凄い(内臓摘出手術に抗う)演技が見られる。涙なくして見られない。
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そういえば、本日「ふふふふーん」でこれのイギリス映画版を放送したみたいなんだけど、ウチ「ふふふふーん」に入ってないので観れないの。観たかったなあ。すいません、そのふふふふーんって何なの。
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TBSのドラマのほうは、本放送ではかなり視聴率が悪かったそうだが(いや、そりゃそうだわ。週末に観るのはしんどい)、残酷な内容ながら映像は美しく静謐な音楽が素晴らしい。全編に流れる「Never Let Me Go」の歌もいい。子役もうまい。しかし・・・何度も観たいとは思わない。SFとは言え、本当に辛い内容である。実際、わたしはテレビのグルメ番組で「この鶏はストレスのかからない自然に近い環境で育てています」とかいうのを観るのもしんどくなるくらいだった。人間が家畜として育てられる話だもんね。
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(ところで、このドラマの名前を略すと「わた離」となり、ノーベル賞作家から突然橋田寿賀子っぽくなっちゃうのでやめたほうがいい。)
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挿入曲「Never Let Me Go」
https://youtu.be/LUNWm_RyGyA
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今日、久しぶりに隣町の魚屋さんに行ってみたら、なんと・・・更地になっていた。このブログで数々のヘンテコ魚料理記事を書いていた、あの「歩いて行ける築地」と勝手に私が呼んでた大好きな魚屋さんである。本当にショックだった。これから新鮮なお魚(もしくはくじらのお刺身)を手に入れるのはどうしたらいいのだろう。

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2017年7月30日 (日曜日)

もりのおんがくかい 東京フィル

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けものフレンズ×東京フィルハーモニー交響楽団 「もりのおんがくかい」 
指揮:竹本泰蔵
演奏:東京フィルハーモニー交響楽団
三味線:伊藤ケイスケ
(東京オペラシティ コンサートホール   タケミツメモリアル)
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東京フィルの裏稼業に潜入してきた。大人気アニメ「けものフレンズ」のBGMをフルオーケストラ用に編曲してプロのオケが演奏するコンサート。指揮は(こういう劇伴ものではおなじみの)竹本泰蔵さん。その昔彼の指揮したコルンゴルドやショスタコーヴィチの映画音楽のスクリーンコンサートに行って大層感激したものである。あれまたやんないかな。
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・・・実はどこのプロオケでもこういったアニメとかゲームの音楽のオーケストラコンサートはたくさんやっているのである。ただ、オケのHPに掲載されないのだけど。しかしホントにこういったコンサートはまずオタクの皆さんで満員になるし、入れなかった人もネットで(ニコニコ動画やアニテレ等)お金を払って観る(聴く)ことになる。そして会場で必ず「物販」と呼ばれるグッズの販売がある。本当にアニメヲタクの方はお金離れが宜しい。(オペラファン、人の事言えないけど)
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しかしまあ、(普段の定期演奏会等とは違って)莫大な経済効果のあるアニメ或いはゲーム音楽のオケコンサートではあるが、問題点もある。何もこういったコンサートだけではなく、AKBやらジャニーズのコンサートにもありがちなのが券やグッズの転売である。トラブルが起こっているのをよくネットで見る。
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ということでそれらを防ぐために今回は。
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・券に買った人の名前が印刷してあり、免許証や保険証などの本人を証明するものがないと入場できない(確認されるのに結構足止めをくらった。そんなに怪しかったかしらんあたし)
・グッズは一人一種類づつしか購入できない。入場時に番号入りの整理券(ウラはグッズ購入券)を配られ、その券の希望商品に〇をつけて窓口に渡して買うというしくみ。購入は一回きりで二回は買えない。
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・・・というように転売屋に売れないよう徹底している。
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しかし、こういう催しに初めて来た私には非常な違和感が。クラシック(でも何でも)の世界では「あ、他の用事ができてコンサートいけなくなっちゃった。代わりに行って!」みたいなことは年中起こる。でも、今回のようなシステムだと買った本人しか入れないことになる。
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それと、お友達にお土産を頼まれた場合に、自分も同じものがほしかったりすることは普通にあると思うの。でも、2つ同じの買えないからダメだよねえ。
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・・・などといろいろ考えたりしたが、現状では犯罪防止のために仕方ないことなのだろう。
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いつもは勝手知ったる他人の家みたいなタケミツメモリアルだが、いつもと全然違う状況に、私はあちこち(物販のために会場に張り巡らされた)紐にひっかかったり柱をなぎ倒したりどったんばったん大騒ぎだった。だって目が悪くて紐が見えないし。物販の係員が長ーい机に何人も(バイトと思われる)並んでいるんだよ。そんな光景このホールで初めて見たわー。普段CD販売の小さい机がちょこちょこあるくらいでしょ、クラシックのコンサートでは。
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あと、最も「いつものコンサートと違う」と思ったのは。
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お客さんがとてもお行儀がいいことだ!!!
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みんなとても静か(こーゆーコンサートが初めてで緊張してるのかもしれないが)。演奏中の私語などもない。楽員さんが舞台にバラバラと出てきただけで大拍手(普通はコンマスが出てきた時までは拍手しないし)。ワーグナーのオペラの時みたいに演奏が終わる前にブラヴォーの奇声を発するへんなおぢさんもいないし、演奏中にうっかり携帯を鳴らす人もいないし、曲の間の過剰な咳ばらいさえもない。お財布やバッグについてる鈴を鳴らしたり、カバンのファスナーをジジジと音を出して開けるおばちゃんもいない。
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あまりにみんなおとなしく微動だにしないので、途中でホントに死んでるんじゃないかと思ったくらい。こんなふうに静かにしてくれるんなら別に服装なんかどーでもいいわ。私の隣のおにいさん、半ズボンにビーチサンダルだったわ。でもいいわなんでもこんなにおとなしく聴いててくれるんなら。クラシックのコンサートだってヘンな服装の人たまにいるもんね、雪駄はいてきたりとか。
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しかし、決して盛り上がってないわけでもなく。最後の最後で「ようこそジャパリパーク」(主題歌ね)を三味線とともに演奏して、三味線のいとうおにいさんが手拍子を促したらちゃんとみんな手拍子もするし、しまいにゃ指揮者が促して「らららら~」からの大合唱(私ももちろん歌った。こないだカラオケで練習した甲斐があった)。最後はスタンディングオベーション。最後の楽員さんが引っ込むまで大拍手。こんなに気持ちのいい客、クラシックでは珍しい。つかほとんどない。
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しかも男性客が9.5割くらいなので(女性少なっ)、トイレがブルックナー演奏会の比でないくらい空いてた。
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ああ、いつもこんないいお客さんだったらなあ、ワーグナーの演奏会。
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ええっと、曲についての感想。私もそこそこのフレンズなのでどの曲がどのシーンとかはほとんどわかるし、それがわかれば面白い。このアニメの曲はそもそもクラシックのオケ用ではないので、どういうふうになるのかちょっと気にはなっていたのだけど、やはりプロの仕事。この企画がいつからなのか知らないけど、編曲とかかなりタイトなスケジュールでやっていたに違いないし(指揮者のツイッターによるとスコアがほぼ揃ったの7月15日くらいらしい)、リハーサルもそんなにやってないと思われる。さすが東京フィル、たいして練習もなしに初見でもすいすい弾けちゃうんだろうな。博士と助手に言わせるなら「ちょいです」みたいな。
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それと、実は私一階席のかなり後ろの方でちょっと音的に心配していたのだけど、さすがはタケミツメモリアル、かなりいい音でちょっとびっくり。いつも真ん中くらいとかバルコニー席とか好んで取ってたけど、後ろのほうが音いいかも。
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というわけで、大変に盛り上がったコンサートであった。たぶんこういうのはもう私は行けないかもしれないので(わかんないけど)、記念にプラスチックのボトルを買った。会社で麦茶作る用にね。ちゃんと東京フィルハーモニー交響楽団と書いてある。帰りにはキーヴィジュアル(↑上のイラスト)の大きなポスターを一人ひとりに下さるという神サービスぶり。お客様は神様だなあとしみじみ思うコンサートであった。
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ただ、少しがっかりしたのは、動物園等のイベントではけものフレンズのキャラクターのパネルが展示してあったりしたので今回もあるかなあと思ったのになかったこと。そういうやつの写真撮りたかったのに。舞台上の照明の演出が凝ってた以外はホントにごくごく普通のクラシックコンサートの風情だった。照明はとても奇麗だった。
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ネット配信は登録が必要でお金もかかるので見なかった(一定期間あとからでも見られるらしい)んだけど、演奏会の模様を(もう一度)見たいなあとか思った。CD出るかなこれ(←結構ノリノリ)。
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あとで知ったのだが、オーイシおにいさん(主題歌の作曲者)が聴きに来てて、号泣してたらしい。でも・・・こんなん泣くよなあ。
 

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2017年5月21日 (日曜日)

ウルトラセブン

ケーブルテレビでウルトラセブンをやってて第1回を観たのだけど、思いのほか心に響いたので、amazonで見ていた。でもとてもじゃないけど一日では全部見きれなかった。
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この番組は、脚本がしっかりしていて大人が見ても十分鑑賞に耐えるものである(なのでいまだに人気がある)。こないだ観た「シン・ゴジラ」に近い(というか、シン・ゴジラの監督がウルトラセブンに影響を受けているのかなと思うんだけど)。
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セットもよくできており(お金がかかっている)、大人が本気出して作っている感。たまに出てくる裕福な家庭の家具や食器などもレトロ可愛くてとてもよい。アンヌ隊員の女子力高いお部屋もカワイイ(アンヌ隊員ももちろんカワイイ)。車もことさらかっこいい。
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しかし何といっても冬木透さんの音楽が素晴らしい。そもそもクラシック畑の人なので、宇宙SFのシンフォニック音楽として、スター・ウォーズより前の作品かと思うとすごいなあと思う。まあ、「2001年宇宙の旅」の影響はあるだろうけど。
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主題歌も素晴らしい。英雄の調と言われる変ホ長調である。冒頭、シュトラウスのアルプス交響曲のホルンパートに似てるといわれているのは有名だが、私はずっと「は~るかな星が~ふる~さとだ~」の部分の伴奏が千人の交響曲のはじめの方の「スピーリトゥス、オークレアートールヴェーニ」の伴奏に似てると思ってる。まあ誰も言わないけど。これもやっぱり変ホ長調。
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冬木透さんは「牧場の少女カトリ」というアニメのBGMも作られているが、これはほぼ全部シベリウスの音楽からの編曲である。前の方を何話か見てみたけど、カトリのお母さんのライトモティーフはフィンランディアの中間部分なのかな。シベリウス好きな方は見てみて。なんかフィンランド版おしんみたいな話のようなので見続けるの結構つらそうのでやめたけど。
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冬木さんはクラシックの作曲家としては蒔田尚昊という名前だそうで、賛美歌とか宗教曲とか作られている方らしい。
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智恵子抄からの歌曲が美しい。

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ウルトラセブン、最終回はシューマンのコンチェルトが使われているけれど、まだそこまで行ってない。
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たまたま現在やってるウルトラシリーズもテレビの録画に残っていたのでちょろっと観たけど(ウルトラセブンの息子という設定)、色あいがけばけばしくセンスが悪い。ただ、特撮はCGになっててずいぶん進化したなあとは思った。
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先週だか、「タモリ倶楽部」を見てたら、「クラシックのコンサートで使われる珍しい打楽器」の特集をしていて、むちとかハンマーとかウィンドマシーンとかたまーにしか出てこない楽器をレンタルしてくれるお店が出てきた。アマオケさんはきっとこのお店から借りてるんだろうな。もう、番組の企画からどの曲が出てきてどの楽器が出てくるか3秒くらいで分かってしまうわ。マーラーの6番とかアルプス交響曲とか。
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ただ、6番のあのでかいハンマーは楽器ではなくて、ホームセンターで買ってきたやつだそうで、それだけが初耳だった。

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