2009年10月22日 (木曜日)

風が強く吹いている 試写会

Getattachment1 試写会に久しぶりに当たったので出かけてきました。なんかブロガー(またはmixi会員)限定みたいな感じで、招待するかわりに自分のブログなり何なりに感想を書いてもらうのが条件だそうだ。

しかし、この映画の鑑賞対象年齢は10代20代女子な感じ(ウチの大学生の姪は喜びそうだ)だが、私のブログときたら、読者対象年齢は(おそらく)30代40代から・・・灰になるまでの殿方・・・である。だのに、こんなところに書いてはたして宣伝になるんだろうか。

とはいうものの、一応規定ですので感想を書いてみよう。

一言でいえば、たった部員10人の弱小陸上部が箱根駅伝に出るという話である。スポコンものである。見事に男の子ばっかり出てくるし、「この大学は勉強してないのか?」とか「女の子はいないのか?」とか数々の疑問が湧いてくる。でも、本当のところ運動部なんてそんなもんなのかもしれない。つか、私は美大しか知らないので駅伝って本当に全然関係ない学生生活を送ってきたんだわね。

駅伝なんて見始めたのここ2~3年だし。でも、2~3年でも見始めてて良かった。全然見たことなかったらきっとこの映画は楽しめないだろう。ちゃんとお正月に見る駅伝の再現に成功していると思った、画面で見る限り。いろんな大学の陸上部の人たちがたくさん出てるみたいだし、エキストラの人もいっぱい。かなり人海戦術な映画である。

Getattachment で、出演者だが、主演の二人のうち小出恵介くんはすでに映画やドラマにいっぱい出てるし(そういえば「JIN-仁-」にもお兄ちゃん役で出てる)CMでもよく見けるから知ってる。もう一人の主演の林遣都くんは初めて演技しているのを見たが、顔がずいぶん小動物系というか「オコジョ」とか「テン」みたいな感じである。今やってる「小公女セイラ」に出ているらしい(もちろん見てないw)。いや本当に可愛いな~と思う。ウチの姪は好きなタイプだと思う。

他は・・・えーと、アフリカ留学生役でダンテ・カーヴァーさんが出ている。ダンテ・カーヴァーって・・・ソフトバンクのCMのおにいちゃんである(ゴメンナサイノトウサン)。なんか山梨学院大学では普通にアフリカ人ランナーがいるから全然違和感ない・・・っつーか黒人さんってぱっと見年齢があんまりよくわかんないんだわね。

Getattachment2 なんか要所要所にキャストが豪華・・・陸上部の監督が津川雅彦さん。他はほんのちょっぴりずつ大物俳優が出てくる。はあ。和久井映見なんか出てたっけ?と思ったら声だけの出演。亀山く~ん(寺脇康文)がちょっとだけ出演、こんだけかい。

・・・ということで、「こんなんで駅伝なんか出れるか~い」と突っ込みを入れてみたくなるものの、映画は結構面白く見れた。さわやかな青春ものである。音楽が千住明で(こういう映画では珍しく)美しく静謐な感じで心に残った。ヘンに流行りな挿入歌を入れたりしないのが良かった。あと、ワンちゃん(柴犬)が可愛かった。

映画 『風が強く吹いている』 10月31日(土)全国ロードショー

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2009年9月12日 (土曜日)

今宵、渡辺はま子

本日ノ夜、樂シミニシテイタ渡邊ハマ子サンノドラマヲヤルノデス。渡邊ハマ子サントイウト、私ガ知ツテイル頃ツテモウスルメノヨウニナツテラシタケド、實ハオジイサンガ米國人ダツタカラ大層オ綺麗ナ方ダツタノデアル。ドラマデハ薬師丸ヒロ子サンガ演ジラレルソウダケド、最初ハ「?」ツテ思ツタ。デモ若イコロハ薬師丸サンヨリ奇麗ダツタナ、写真デ見ルト。

200px1 渡邊ハマ子サンノ歌ハ、大陸歌謡ガ好キダツタカラ結構知ツテルケド、アンマリカラオケデ歌エナイ。難シイ。昔ノココラヘンノ歌手ノ人ハミンナ音樂学校ヲ出テイルカラ、歌モチヨツトシタオペラアリアミタイデアル。渡邊ハマ子サンモ武蔵野音樂学校(武蔵野音大)ヲ出ラレテイルカラチヤント声樂ノ勉強ハナサツテタノデアル。ソンナ歌イブリデアル。



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支那の夜
http://www.youtube.com/watch?v=aoqXOS9wOiU&NR=1

あゝモンテンルパの夜は更けて
http://www.youtube.com/watch?v=YO5_tMP7nyY&feature=related
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(観た感想)
・はじめの30分くらいは本当に観るのが辛くて(絞首刑シーンが「ダンサー・インザダーク」を思い出した・・・orz)、やめようかと思ったくらいだったんだけど、だんだん引き込まれていきました。

・渡辺はま子さんのお歌はよく存じていたのですが、あのような偉大な功績があったのは今回初めて知りました。同時期の歌手の方はみな同じような活動をしてたはずでしたが、やはり「軍人さんを歌で送りだした」ことで深く後悔して病気やアル中になったりした人もいたくらいですから、はま子さんの行動は(女性なのに)すごいなあと思いました。

・薬師丸ひろ子さんは、はじめはどうかなあと思ったんですが、かなりはまってたと思いました。演技が押しつけがましくなくて自然ですごく良かったです。お歌は(そもそも歌手もしてたんで)お上手でした。合唱の盛んな大学のご出身だからああいった歌い方なのかなあと思ってました。おそらく今回ずいぶんレッスンをされたんだと思う。はま子さんとはまた違った、癒される系な歌い方でもっとたくさん聞きたかったです。ナツメロのCD出したらいいのに。

・ドラマ部分とドキュメンタリー部分の兼ね合いもうまかったと思います。まだご存命の元死刑囚のおじいちゃんがウチの父と10歳くらいしか変わらないので(私、年寄りっ子なので)、「もうちょっと上の年だったら、ウチももしかしたらこういう思いをしたかも」と思ったら身震いがしました。重いテーマだったけど、「ほたるの墓」や「はだしのゲン」みたいに「観なきゃよかった・・・orz」みたいな系ではなかったので良かったと思います。

渡辺はま子/ゴールデン☆ベスト

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2009年9月10日 (木曜日)

デアゴスティーニ・東宝特撮映画コレクション

オペラに続き、今月こんなのも出る。

http://deagostini.jp/ttd/

女なので特撮にはさほど興味はないけど(うそ~)、このところ古関裕而先生のにわかファンなので(実はミューザの古関裕而生誕100年コンサートに行こうかどうしようか当日まで迷った)、「モスラ」ははずせないところだ。ホントに買うと4500円くらいするしな。やはり初回は990円で、「ゴジラ」が買えるぞ。

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ついでだけど、古関先生の「人工衛星空を飛ぶ」って歌は素晴らしい。伴奏の不協和音がカッコイイ。ストラヴィンスキーみたい。さすがリムスキー=コルサコフの孫弟子。

http://www.youtube.com/watch?v=UpAe8n4b3Mo


特撮映画音楽集
http://www.nicovideo.jp/watch/sm5866346

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2009年5月21日 (木曜日)

映画「天使と悪魔」

D16a5722s_2  今、ロードショー中の「天使と悪魔」を鑑賞。すっかり忘れてたが観た日は水曜日。レディースデイだとゆー。窓口で「レディースの方は本日千円となっております」だと。まあ、私「レディース」だったんだ!と改めて確認。

で。

前作「ダ・ヴィンチ・コード」と同じ原作・監督・主演。「ダ・ヴィンチ・コード」は原作本を読んでたいそうはまって友人に貸しまくった覚えが。そもそもダ・ヴィンチの絵が大好きだったから本を読んでも面白かったんだが・・・友人たちはどうだったんだろうか、今考えると。そもそもダ・ヴィンチの絵を知らなかったら、意味ないもんねえ。

それで、映画の「ダ・ヴィンチ・コード」はというと。意外と映画館に観に行かないもので、観たのはこないだテレビで放映したのがやっと。で、うちの14型テレビではたいそう貧相で、ちっとも面白くない。結構原作では「なるほどなあ」と思った部分がかなりはしょられてた気がする。

で、今日の「天使と悪魔」は。原作を読んでない。だから全く先入観なく見れた・・・というか、実際のところ最初のほうは「?」という感じ。あんまりキリスト教のことはわからへんしなあ。(ちなみに、一緒に行った人はバチカンのこともあまりわからんのでそこから説明してしまった。日本人ってこのへんは疎いんだねえ)

前作はルーブル周辺・・・つまりパリを舞台にしてるんだが今回はバチカン、そしてローマを舞台にしている。なのでローマを旅行したことのある人はとっても楽しいと思う。行ったことない私でも、サンピエトロ大聖堂やシスティーナ礼拝堂とか、「トスカ」でおなじみのサンタンジェロ城など、観光気分が楽しめてよい。

で・・・。あんまり色々書くとネタバレになっちまうので書かないんけど。結論からいうととっても面白かった。いい意味でアメリカらしい、ハリウッドらしい作品で楽しめた。

アメリカ人ってどんでん返しがよっぽど好きなんだか、「えー?この人が実は悪い人だったわけええ?」「この人は悪役と思ってたのに・・・」というのが前作同様いっぱいある。そのへんはまあ、覚悟しておいたほうがよい。「天使と悪魔」って題名はこのへんもあるのか?

つか、なんか「鉄腕アトムの最終回みたいな感動的な終わり方なのかなあ?」と一瞬思ったんだが。それでは終わらないのがダン・ブラウン。ふへええええ。

で、音楽はハンス・ジマー。「バック・ドラフト」の人だねえ。で、ヴァイオリン・ソロはジョシュア・ベルということです。ん・・・まあだからって本人は出てないけどね。

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2008年7月12日 (土曜日)

インディ・ジョーンズとクリスタル・スカルの王国・など

二週間前に見た、「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」の感想を書こうを思ったんだけど。あまりに前なので、ちょっと記憶が薄いんです。



えーと、その前に。久々にボヤクぞ。

♪ぽ~にょぽ~にょぽにょ魚の子。

最近テレビで耳につくなあ、この歌。映画見に行ってもかならずちょっとずつ進化した形で予告編をやってるね。

しかも。

ぜんぜん興味ないのに、「これがポニョの全身像だ!」とか「ポニョの正体はなんと!・・・」とかいかにもみんながすごい興味を持ってるみたいにテレビや新聞でやってるみたいだけど、実際だれも興味がないんだわな。ポニョ、誰でもいいの、何でも。

エド・はるみが24時間テレビでマラソン走るのくらいどーでもいいの。

日本テレビ、お笑い番組とかは好きなんだけどジブリと24時間テレビとアンパンマン(番組が子供関係だと何かと着ぐるみが登場する・・・「みんなアンパンマン好きでしょ!ほれ!」みたいな)はちょっと鼻につくなあ・・・と思う。やっぱり相棒とドラえもんとクレヨンしんちゃんと家政婦は見たのテレビ朝日のほうが私は好きだな。

あと、映画の話題に戻ると、どうしてもわからんのが三谷幸喜監督のマジック・アワー。

見てもない映画のことを批評してもしょうがないが、あんなにたくさん宣伝して予告とか見たから、大体わかる。

三谷さんは、私と全くギャクのセンスが違う人だ。映画見ても何一つ笑えないで映画館を出てくる自分が目に見えるようである。監督の映画はたぶん、「ラヂオの時間」をテレビで見ただけだと思うんだけど、最後の布施明さんの歌だけが、良かった、うまかった。布施明さんが単に好きなだけかもしんないが。あと、一箇所だけ布施明さんのシーンで笑えるとこがあった。忘れたけど。(そういえば布施明さんが「仮面ライダー響鬼」に出てたのは凄く良かった。「大きな古時計」を熱唱したりとか)

古畑任三郎はたまに見るんだけど。普通に。

映画、あんなに宣伝すれば、みんな「オモロー?」とか思って見に行くんだろう。宣伝にどんなにお金をかけたことか。1800円も出して全然面白くなかったら、同じお金を出してCDの一枚でも買ったほうがよかったと思うに違いない。

まー、見てないのに文句いうのは(やっぱり)どうかと思うが。ごめんなちゃい。

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で、インディ・ジョーンズ。私はこの手の冒険活劇が大好きだ。内容のなさなんてもうどうでもいい。ただ森林を車で突っ走ってくれれば、汽車の上で追いかけっこしてくれれば、洞穴の中で足を踏み外してくれれば、ヘビの池の中にはまってくれれば、白骨死体に遭遇すれば、で、何よりジョン・ウィリアムズの音楽が鳴ってくれれば、もう私は満足である。

ハリソン・フォード、年はとっているが元気そうだ。まあ、映画とはいえ体がきくこときくこと。

敵から命からがら逃げて、逃げたところが原爆投下実験の現場で「アレ、どうしましょう?」と思ったところで隠れたのが冷蔵庫の中、冷蔵庫ごとふっとんで助かった・・・っていうのが面白かった(←ネタばれ?)。

えーと、今回の作品は舞台が第2次大戦後のアメリカで敵はソ連の軍隊だったりするんだけど、そこのKGB(かーげーべー)のエライ女の人(超能力があったりするんだっけ?)が、エリザベス女王の映画で名高い名女優ケイト・ブランシェット。どうも金髪のイメージがあるんだが、ここでは黒髪でオカッパ頭。ロシア人だから英語もロシア訛り。

うーん、イメージと違う。

で、彼女は何かに似てるなあと思ったら、なんとなく山本モナ。

一回そう思ったら、ずっと山本モナにしか見えなくなった。「がんばれ、モナ!不倫スキャンダルに負けるな!」などと応援。←?

しかも彼女は、どんなに森林でカーレースを繰り広げても、滝の上から落っこちても、崖の上から落ちそうになっても、軍隊アリの大群に襲われても。

次のシーンでは何事もなかったように、カッチリと黒髪ボブスタイルが整っており、軍服の乱れも一切なく。

最後の宇宙人のUFOのシーン(←ネタばれ?)でもきっとまた頭髪は整ったままなんだろうなあ。死んでも。

しかも、登場人物は全然ロケなんかなくて、撮影時はみんなブルーシートの前でチャンバラとかやってんだろうなあ。

だいたい。あんだけいろんな危険なことがあって、一人くらい途中で死んでもいいんじゃないかと思うのに、(インディのごうつくばりな友人は除いて)主要な人物は途中で誰も死なないの。あんな大きな滝の上から落っこちてるのに。

とかなんとか考えながらも、やっぱり見ていてワクワク。ディズニーのアトラクションのよう。

しかし、「この世の中に『インディ・ジョーンズ』を見て面白くない人なんていない」という私の考えはあたってなかった。大きな間違いだった。

一緒に行った人、途中から爆睡しとった。相当退屈だったらしい。

申し訳ない。すべての人が楽しめるわけではないので、注意して頂きたい。



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2008年7月 6日 (日曜日)

アース/潜水服は蝶の夢を見る

目黒シネマは自分の家から一番近い映画館で、新しいのはやらないけれど2本立てで800円くらいで見れる(見れた)。なかなかよい品揃えだったので何年か前まではよく通ったものだったけれど、ここ何年かで1500円になってしまい、ずっと足が遠のいてしまってた。

・・・んだけど、前に見たくて見逃してしまったドキュメンタリー映画の「アース」をやるんで、出かけてみました。

4571147373129_1 まあ、DVDも出ているけど家のテレビは小さいしね。

んー、でもなんといいますか。感想としては「素晴らしい映像だし、よくこんなの撮影したもんだなとは思ったけど。別に、わざわざ見にいくほどでもなかったかな」とも思いました。なんでかっていうと。

私、BBCの動物ドキュメンタリーの映像って好きなもんで、実家にいたときはしょっちゅう見てたんだね。とくに南国の鳥が好きで。母親が(さほど外国人の名前は知らないと思うのに)「今日はアッテンボローさんの鳥をやるみたいだ」とか言って楽しみにしてたので一緒に見てたのを思い出す。

巣にステージをこさえて求愛ダンスをしたり、面白い鳴き声をしたりしてね。あれはほんとにスゴイ。

そういった鳥さんたちも映画に何羽か登場したので(ケツアールとか?)それは面白かったけど・・・まあ見慣れた映像だった。

この映画のウリとしては、音楽にベルリン・フィルを使用しているということである。作曲はジョージ・フェントン。音楽自体はあまり印象には残らない。んだけど、やっぱりソロのヴァイオリンとかチェロとかはあたかもCDで室内楽を聴いているような・・・ものすごいうまいんだわな。

で、まあこの映画のメッセージ「地球が危ない」とか「このままでは温暖化でシロクマが絶滅する」とかはよくわかった。で、今のところクーラーをつけずに生活している(それくらいじゃ何にもならんと思うが・・・心がけは必要)。

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2本立てというのは、いつも片っ方はすごく見たいやつで、もう一本はついでに見なければならない(見たくなきゃ見なくてもいいんだけど)ということが多い。だいたいつまんない映画が多い。

今回の「潜水服~」は全く知らない映画だったので(かなりアカデミー賞やカンヌをにぎわしてた映画だったらしいのだが、映画詳しくないので)、結構見るまでうんざりしてた。ま、面白かったらめっけもんくらいな。

で、まー見始めて。フランス映画だってことでタイトルバックが結構芸術的で面白かった(レントゲン写真に配役とかの文字が書いてあって、音楽は有名な「ラ・メール」の歌である)。全体的に映像がおしゃれでそのへんは楽しめる。まー楽しむ・・・映画じゃないような気はするが。

原作が出版されてたらしいのでご存知の方もいると思うんだが、こういった内容。

ジャン=ドミニク・ボビーは目覚める。そこは病室。自分が脳梗塞で倒れ、運び込まれたことを徐々に思い出す。医者や看護婦がやってくる。だが、おかしい。意識ははっきりしているのに、自分の言葉が通じない。しかも、身体全体が動かない。唯一、動くのは左眼だけ…。つい先日までは、ELLE誌編集長として活躍し、人生を謳歌していたのに…。そんなジャン=ドミニク・ボビーに、言語療法士アンリエットが、瞬きでコミュニケーションをとる方法を教えてくれる。彼の希望は未来へと向かっていく。

全く予備知識なく見たので、最初何が起こったのかわからない。気がつくと病院のベッドの上。以前、私も入院してたことがあったので、麻酔から覚めて「ここはどこ?」みたいなことは経験済みなのでよくわかるのだが、この編集長さんは言葉を発しているつもりでいるのに、周りには聞こえてない。

この人はなんという苦しい境遇に陥ってしまったのだろう。こういう闘病ものは本当に見るのは辛いもんだ(見ながら早く終わってほしいとか思ってた)。しかし、目の瞬きによって一文字一文字人に伝えられ(よく使う文字をいちいち読み上げて、該当するところで瞬きする。)、血のにじむような努力によってこの人の自伝は完成された。それを映画化したのがコレだ。

編集長役の役者さんは、だれかに似てるな~と思ったらネプチューンの原田たいぞうさんだった。ネプチューンのファンなのでちょっと感情移入してしまった。家に帰ってテレビで「何コレ珍百景」とか見てたらたいぞうさんは元気だったので安心した。

何やかんや言ってひどく心に残り、原作を読もうかなあとまで思ってしまっている。結局はこの映画は見て良かったと思いました。

潜水服は蝶の夢を見る Book 潜水服は蝶の夢を見る

著者:ジャン=ドミニック ボービー
販売元:講談社
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2008年5月25日 (日曜日)

隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS

昨日、品川プリンスで観て来たんですが、何より心配だったのが、雨とはいえ休日のこのガラガラ加減。こんなにガラガラでやっていけるのでしょうか。こないだ観た銀座での「相棒」でも「大ヒット」とかいってるのに金曜の夜でも入りは半分。でも昨日はその比ではなく。会場にいたの10~15人くらい(数えてないけど)。貸切かよ。大丈夫か日本映画。


公式サイト

さて。

この映画、yahooでの評判が賛否両論でひねくれ者の私は見たくなったす。(というか、皆に評判のいい映画って面白くなかったことが多いんで)

もとの黒澤監督のほうは全然みてなくて、比べようがないのでわかんないのですが、これは退屈もせずに全部観ました。ごく普通に楽しく、面白かったです。

スターウォーズのパロディかなみたいな感じであったので(ま、それで観たんだけどね)似たトコを探すのが楽しい。

ワーグナーのリングくらいもスターウォーズに詳しくない自分が残念だが、そんな私でも気が付くとこが色々ある。
仇役の鷹山刑部(椎名桔平)のカッコがすっかりダースベーダー。いや、まねたのはジョージ・ルーカスでしょ。

刀を振り回す音がライトセーバーと似てる。

場面転換の感じが似ている。そのときの音楽の使い方が似ている。

雪姫(長澤まさみ)がレーア姫に(顔も?)似ている。

武蔵(マツジュン)はルーク・スカイウォーカーかも。

雪姫と武蔵がかなり危険そうなエレベータ?に乗って脱出するとこはルークとレーア姫が二人で綱に捕まって?びゅーんと逃げるのと似ている。

六郎太はハン・ソロか?ということは新八(宮川大輔)はチューバッカ?(失礼?)

ま、スターウォーズほど話はわかりにくくはない。台本も現代劇っぽいし、場面展開もスピーディで退屈しない。

(六郎太が、死んだと思ってた武蔵を見て驚いたときに「ええ~~~??」というのを見て、昼間にNHKの「篤姫」で、お殿様役の人が新婚初夜で篤姫が先に寝てしまったのを見て「ええ~~~??」と言ったのを思い出した。時代劇ではこの言い方はしないと思うんだけど、最近は普通になってるのか?)

CGも結構自然だし。しかし映画というよりも何かのアトラクションみたいな感じで見るほうがいいのかも。何かを得ようと思って見る映画ではない。ただ、映画館だと音響効果が抜群で、ななめ後ろから音がしたり、物凄い爆発音とか効果的で面白い。・・・っつーか、今やそんなの普通なのかもしれんが。

音楽は、とくに印象に残ったものはナイが(まあ、そうそう後世に残るような映画音楽というのは生まれない)、村人たちの火祭りは・・・どうしても・・・モスラ~やモスラ~である。あそこの音楽だけはどうしても耳について離れない。なんかあの場面は日本映画っぽくてハズカシイ(←なんで?)。

惜しいのは、カッコイイ役のマツジュンがひげぼうぼうで美しくなかったこと。あ、でもちょっとマツジュン好きになってしまいました。長澤まさみはこのところ明石家さんまにくっついてたので大っ嫌いになりかけてたが、映画ではカワイイなあと思いました。最近のドラマもいいし。ムリにキャラは作らんほうがエエ。

それと・・・上川隆也さんがどこに出てたのか気づかなかった私。バカ?

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2008年5月 9日 (金曜日)

相棒/劇場版

Wpbthum 昨日はね、サー・アーサー・ブリスの「チェックメイト」って曲を聴いていて、感想を書こうと思ったんだけどあまり気乗りがしなかったので何にも書かなかったの。ごめんね。

ブリスの「チェックメイト」は、ブリスの作品では「色彩交響曲」と並んで代表作だと思う。ブリスは日本では有名な作曲家とは言いがたいが、この曲はもしかして吹奏楽関係でたまに演奏されてるんじゃないかな?「チェックメイト」って言葉はチェスの決まり手のことなんだけど、あまりチェスに詳しくないんでどうゆうもんかは知らないんだ。

・・・・で(話変って)、今日は急に思い立って今ものすごく宣伝している(していた)「相棒」の映画を見に行った。何か・・・宣伝しているわりには客が入ってない(中くらいの大きさの劇場で、半分くらいの入り)ので「大丈夫かなあ?日本映画」とか思ってしまった。つか、本当に今や日本映画はタイヘンそうな感じ(と人に聞く)。

で。

あのう、今回の「相棒」ですが、中心主題はこんな感じ。

・SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サイト)
・東京マラソン(映画では別の名称)
・5年前、日本人の男の子がアルカイダに人質にとられたのに、日本政府は要求にこたえなかったので結局殺されてしまった・・・という事件(国名は架空のものになっているが)。
・チェス。チェックメイト。
・水谷豊の奥さんは蘭ちゃん。(←あまり無関係)

そうそう、何故かチェックメイトって言葉がたくさん出てきたんだよね(もちろん曲は出てこないしブリスには全く関係ないが)。

そんな感じの、全然関係ない事柄が繋がって事件が解決される、といういつもの「相棒」のパターン。

ま、これから見る方もいらっしゃるかもしれんので、あんまりネタバレなことは書かないんだが。要は、インターネットを通じての(犯人と右京さんとの)チェスのゲームがキーポイントなんですね。なんで特命課にチェスが一式あんの?という素朴な疑問はこのさいほっといて。

で、まー、ここは音楽blogだもんで、音楽のことについて触れると、音楽担当は池頼広さんという人らしい。・・・で、映画の冒頭の結構クラシカルな合唱曲・・・オラトリオっぽいのかな?がとってもかっこよかったんですが、アレはなんでしょう? 初めて聴いた感じな曲なのですが、アレもオリジナルなんでしょうか。アレだけでももう1回聴きたい感じがしました。

うーん、それにしてもものすごく金かけましたテレビ朝日。テレ朝マニアとしては(朝と夜、ほとんど10チャンネルを見て過ごすというほどテレ朝好き)次は「スシ王子!」「クレヨンしんちゃん」の映画を観るしかない。勿論、どっちもテレビ番組のほうはよく見てたわよ。ま、映画館に行くかどうかは微妙だけども。

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