見える人・見えない人
会社のお盆休みは4日間だった。とくに旅行に行く予定もなかったので、とある日は立川のイケアに初めて行った。立川結構遠いけど、渋谷以外はイケアはどこも遠いので・・・。渋谷は布を売ってなかったのでわたしにとってはどうでもいい店。しかし、需要がないのか立川店も布は本当に種類がなくて、新しくカバンを縫おうと思ったのだけど気に入ったものがなく。本当に何とかしてくれよイケアさん。どこで布を買ったらいいの。
たまたま、友人が近辺に住んでいるので、連絡したら立川駅まで出てきてくれた。適当にお散歩したり、立川の安くて美味しい飲み屋「玉河」に行き、美味しいアルトビールと備長炭で焼いた焼鳥を堪能。また行きたいけど、遠いな。
という感じで1日楽しく過ごしたあと、電車に乗って家へ向かう。歩き回って疲れていたので友人と別れたあとすこしうとうとしてしまった。
どこかに書いたとおもうけど、わたしは「起きているときは全然見えないけど、疲れてたりうとうとしてたりすると普段見えないものが見えてしまう」体質。子供のころからそうで、うとうとしていると周りに知らない人がうろうろしているのをしょっちゅう見ていた。で、目が覚めるといなくなる。みんなそうなのかと思っていたが、自分だけだった。(たまたまその日会った友人は何年か前にご主人を亡くしており、その話をしたら「いいなあ、わたしもダンナに会いたい」と言っていたが、見ようと思ったら見えない、降霊術のようなものはないのでダメだ。)
立川からの帰り、うとうとしてたら電車の走行中に突然開いていないドアからヒョイッと女性が飛び乗るのを見た。びっくりして目が覚めたらもういなくなってた。30代後半~40歳くらいな感じで、着飾ってお奇麗な人だった。嬉しそうに微笑んでいたのか印象に残る。きっとお盆におうちに帰れるのが嬉しかったのだろう・・・というか電車乗るのか、幽霊。
そういえば、YouTubeでかテレビでか忘れたけど、「映画や映像で見る幽霊はなぜみんな髪が長くて白い着物やドレスを着ているのだろう」とかいう話をしていた。わたしの見る幽霊はそういううらめしや~的なステレオタイプの幽霊はいなくて、みんな普通の我々と同じような服を着ていた。もしかしたら幽霊じゃなくて、普通に夢を見ているだけなのかも、とか思ったりもするけど、別に怖くないのでどっちでもいいや。