2018年6月 2日 (土曜日)

ルーヴル美術館展 肖像芸術-人は人をどう表現してきたか (新国立美術館)

Louvre1_2「働き方改革」のお蔭なのか。65日も有給休暇が残っており、上司に消化するよううるさく言われるので非常に肩身が狭い。ちょっとづつでも消化しようと木曜日に半休を取得。午後会社を出たけどとくに予定もない。夜に友人とご飯の約束をしていたが、それまでヒマである。
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ということで、ネットで開催中の展覧会を探して行ってきた。開催初日の翌日だったが、平日のためとても空いていて快適だった。
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ただ、この展覧会は今一つ決め手がないというか、目玉となる作品がない。「これを逃したらもう二度と・・・」みたいな必死感がない。有名な「マラーの死」(マーラーじゃないよ)だって模写(っつーか売り絵)だし。まあ、テーマを楽しむという感じかな。
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古今東西の「肖像」の歴史をテーマに沿ってたどっていくという感じである。
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目玉・・・というかポスターになっているヴェネローゼという画家の「美しきナーニ」という絵は初めて見た。私も「ナーニってなーに?」みたいに思ったが、本当にモデルが誰かわかってないらしい。有名な貴族のナーニ家の人かと思われてこの題名がついてるらしいが、どうもわからんらしい。なんとなーくだけどグンドゥラ・ヤノヴィッツっぽいなあと思った。
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印象に残ったもの。
レンブラント「ヴィーナスとキューピッド」
内縁の妻と子供を描いたもの。何故内縁なの。結婚すればいいじゃない。(←そこか)
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クロード・ラメ「戴冠式の正装のナポレオン一世」
大理石の大きな像である。よくこんなでっかいもの来たなあという感慨にふける。でっかいだけでなく非常に彫刻が優れている。まあ、石で紙のビラビラとか布のひだひだとか表現するようなのは普段見慣れている(でもすごいけどね)んだけど、この像のマントのふちどりの細かい毛皮がホントに質感が毛皮だった!石なのに!凄いと思う。
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あと、「フィデリオ」観た次の日だったので「ナポレオンといえば!ベートーヴェン!タイムリー!」とか思った。
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フランツ・クサファー・メッサーシュミット「性格表現の頭像」
ウィーンのアカデミーの教授だったのに精神を病み離職して自分をモデルにしたいろいろな表情の頭部像を作ったという人。300年以上前にこんな表情豊かな彫刻作ってたなんてすごいなあと思った。もっと近代の作品に思える。
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まあ、結構展示は地味な印象だったのだけど、この日行ってよかったのはたまたまこの展覧会を監修したルーヴルの学芸員のラトルみたいな頭の人が「ルーヴル美術館の肖像芸術」という講演をしてて、それを見聞きしたことである。代表的な展示作品を映し出し、解説をしてくださった。
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フランス語はさっぱりわからないのだけど、通訳をはさみながらのお話しはなかなかお勉強になった・・・最初ちょっと寝てたけど。しかし一時間半もかかった(通訳入れると2倍の時間がかかるけんね)。
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こういう美術展の講演会は普通の日にしかやらないので、たまたま参加できてよかった。贅沢な半休であった。
Louvre2_2
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顔出しパネル。ぼっちだったのでやんなかったけど。
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ここにいらっさるような方は感じていると思うが、最近すごいペースでコンサートやオペラに行ってる。当然お金は減るわけで、節約しなきゃなんない。
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最近よく作るのが貧乏チキンカレー。しかもモモ肉でなく、手羽元である。手羽元は安くて美味しい。胸肉も安いけどパサパサするので煮込み料理は不向きである。手羽先でもいいけど、手羽元のほうが向いている。
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まあ、さほど味は貧乏感はないのだけど(というかかなり美味しいし野菜がたくさんとれる)、一品料理をつくったあと半分残してカレーにするという作業が非常に貧乏くさい。
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Curry1_2
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手羽元肉(4~5本)は縦に切れ目を入れておく(骨から外れやすいように)。塩コショウ・ちょっとしたハーブの乾燥したやつとかをまぶしておく(あれば)。
玉ねぎ(1個)・ニンジン(半分)・ニンニク(2~3かけ)をみじん切りにして、深めのフライパンで中火で炒める(深めのフライパン、1個あると便利。焼くのも煮るのもできる。おすすめ)。
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いい色になったらフライパンの半分に野菜を寄せ、手羽元を入れて両面焼く。
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Curry2_2_3  
焼き色がついたら全体を混ぜ、湯むきしてぶつ切りにしたトマト(1個)とトマトジュース(またはトマト缶)を入れる。ちょっと水を入れ、コンソメ粉を入れる。ローリエの葉を入れる(なくてもいい)。
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(トマト入れる前にシメジとかピーマンとか入れるともっと豪華になる)
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20~30分くらい煮込む。いったん出来上がり。
「手羽元のトマト煮」として半分食べる。一味唐辛子などで辛くしても美味しい。
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ここから二品目。
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肉を鍋から取り出してキッチン鋏とか使って肉を丁寧にひっぺがして鍋に戻す。(これが結構めんどくさいし何よりビンボー臭い)
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Curry4
お水を半カップくらい(適当)入れて、 煮立てる。100円ショップとか業務スーパーで激安で売っているカレーのルーを二かけくらい入れて混ぜてなじむまで煮込む。あればヨーグルトとかガラムマサラ粉を入れるとなお美味しい。
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Curry5_3野菜がたくさん溶け込んだ激うま貧乏チキンカレーの出来上がり。めんどうくさい人は普通にもも肉買ってカレーの箱のウラの作り方の通り作るがよろし。
 

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2018年5月 3日 (木曜日)

ヌード展 横浜美術館

201805013昨日行ってきた。GWのはざまの平日。拍子抜けするくらい空いていた。大丈夫なんだろうか。まあ、とても快適で楽しくみることができた。
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ロンドンでも最も魅力的な(個人的に)美術館、テート・ギャラリーより来日の作品群。まあ、題名から言ってヌードばっかりなのだけれどエロイものもあったり、現代美術のものは芸術というよりも自己表現とかパフォーマンス的なものになり正直、部屋に飾っておきたい部類のものではない。
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200年にわたるヌードの歴史という観点で、本当にいろいろなものが観られて面白かった。1800年代の古い部類のものは神話や物語の一環としての絵が多く、そもそもの裸婦として観てて美しいし、もうちょっと時代が下るとヌードはヌード!それ以外何があるの!みたいにヌード中心になる。
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個人的には1960~70年代が好きなので懐かしいものが多かった。学生時代に美術ガッコの友人から教えてもらった芸術家のものがたくさんあり、懐かしい。ベーコンとかベルメールとかバルデュスとか、美術ガッコ行くまでは知らんかったもんね。
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メープルソープのリサ・ライオンとか、シンディ・シャーマンとか懐かしい~。
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音楽の世界でも、オペラの美術とかやってたホックニーのBLな作品もたくさんあって、ニヤニヤしながら観た(腐女子かよっ)。うーん、最近ドラマ「おっさんずラブ」にハマってしまっているので、ちょっと感覚がおかしくなっている。私は正常なんです!でもブリテンは好きです!
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なお、ロダンの「接吻」のみ撮影可(この記事に挙げた写真は私が撮ったもの)。みんなバシバシ撮ってたけど、インスタに上げるのかね。
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まあ、初公開時はあまりにエロティックで布を被せられてしまったということだが、本物を見て見るとザ・彫刻なのでそん・・・なにエロティックというほどでもないが、肌色とかにしてボカシを入れてみたらどうだろう。
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若干エロティックになったような気がするが。どうだ。
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友人と一緒に行ったので、帰りは当然中華街でお食事。友人が「おすすめの店」とのことだったので楽しみにしていたのだが、食べながら「う、どうしよう。これって美味しいの。私作ったほうがましかも」と思うレベルだったので、感想に困った。しかし帰り道に友人が「なんか味が・・・落ちたみたい。こんなじゃなかったのに。」と言ってたので正直ホッとした。
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中華街で外すとホントしんどいし、友人とか連れて行って不評だとかなり精神にくる(なので「おいしくない」とかあまり言わないようにはしている)。私が県民ホールに行くときにおかゆ食べるお店とか、美術ガッコ時代に友人と行ってたお店(ウラの方にあるすっごくちっちゃくてお店は全然きれいじゃないが味は絶品)とか久しぶりにいってみたくなった。

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2018年5月 2日 (水曜日)

ルドン-秘密の花園  三菱一号美術館

この展覧会のサイトによると、香川県民は入場料無料ということだったが(ウドン県だから)、もうこのキャンペーンは終了している。そもそも私は東京都民で何にも関係ないけど。香川県行ったこともないし(徳島はあるけど)。
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ルドンと言えば、代表的な(普通に思い出す)ものは一つ目小僧の絵(キュクロプス)である。私はこの絵には若干トラウマがある。美術のガッコの「美術解剖学」の分厚い教科書に、「一つ目の作成」という項目でこの絵が掲載されていたのである。

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Cucrops .
(↑今回この絵の展示はありません)

その教科書にはルドンの絵の横にショッキングな写真が添えてあった。何でもそもそも人間はお母さんのおなかの中にいるときに最初はルドンの絵のごとき一つ目であり、鼻は目の上にあるというものである。成長するにつれて鼻が上から一つ目の真ん中に降りてきて、一つ目だった目が二つになる・・・というウソのようなホントの話が書いてあった。一つ目ってホントなんだあってその時は思った。(ちなみに美術解剖学の授業は大好きだった)
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今回のルドン展は、そういった(どういった?)象徴主義的な一つ目とか異形のものの絵とかは白黒の版画がほとんどで、油彩などカラーなものはお花や蝶々などの一般的に美しいと思われる(お部屋に飾れるような)絵がほとんど。私は基本的にルドンの色使いは大好きなので(ターコイズブルー、茶色、黄色、赤)、とても癒される感じでよかった。まあ、エキセントリックなルドンが好きな方はもしかして物足りないかもだけど。
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売ってたグッズはとても美しく、とくにハンカチが何種類もあり2種類買ってしまった。部屋に飾ってもいいくらいの美しさ。カタログは売り切れていて、予約して後で送ってもらえるシステムのようだった。まあ、買わないけど(家にたまりすぎてるので)。


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すぐ近くの国際フォーラムに寄ってみたけど、LFJの準備は着々と進んでいるようだった。もうグッズも発売してた。が、残念ながら天気予報によると会期中はあまり天気はよくないようである。屋台の人とか気の毒。

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出かけるまでなんとなくケーブルテレビの市原悦子さん特集を見ていたのだけど、忌野清志郎さんと市原悦子さんの共演ドラマが始まってしまい、なかなか出かけられない・・・そういえば今日は忌野さんの命日。しかし何故この取り合わせ。しかも若干ラブストーリーだぜ。

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2018年4月 8日 (日曜日)

人体展 上野・国立科学博物館

Jintai5金曜日に会社の決算だったのだがなかなかデータが来ないので早退(翌日土曜日に出社)。
せっかく早く帰れるのに何にもしないのもアレなので、上野の人体展へ。昔、有楽町国際フォーラムでやってた「人体の不思議展」に2回も行ったくらいこういう展示は好き。「本物の人間の内臓の展示」もところどころあり、子供にはちょっとグロイものはちょっと隠されて見えないようにしてある。私はこういうのは全然平気なのだけど、小学生の女の子とかは結構グロイと感じるようであった(そういう子供さんを何人も見かけた)。
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ちょっと前に衛生管理士のお勉強に行ったので(受けるかどうかわわからんが)、心臓の働きや膀胱の働きなどは「ああ、知ってる知ってる」と楽しく観た。人間の体は大きな工場のようでとても神秘的である。かなりディープな展示でまともに観てたら3時間はかかりそうだった。私は6時くらいから入ったので8時閉館にはちょっと時間が足りなかった(グッズも買いたかったので)。また友達と観に行ってもいいかなと思う。金・土曜の5時以降は二人で入れば二千円だそうなので。
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美術的にはダヴィンチの解剖の絵とかが何枚かあった。かなり前に庭園美術館?か何かで全部観たので、懐かしかった。また、姪と甥が医学の学校を出たので、こういったナマの人体解剖など普通にやっているんだろうなあとちょっと尊敬してしまう。私はいくらなんでもナマはムリだ。
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定評のあるカハクのグッズだが、そんなに惹かれるものはなく、公式グッズ的なものは買わなかった。ただ、ガチャガチャの「人体解剖ポーチ」はとてもよくできていて、3つも買ってしまった。入れ歯型?のポーチがほしかったのだが残念ながら出なかった。「歯の構造模型ポーチ」はおそらくアイフォンはちょうどよく入るのではないかと思うが、私のケイタイはややでかいので残念入らず。ロキソニンがちょうど入るので、薬入れに。今度歯医者に行く事があったら(ないといいけど)歯医者に見せようと思う。このガチャガチャは人体展に入らなくてもカハクに入れば買える。(ヴィレヴァンにもありそう)
 
Jintai2  「歯の構造模型」と「脳模型」と「頭骨複製模型」のポーチをゲット。全部で6種類あるけど全部ほしいな。小銭やイヤホンや飴玉とか入れるのになかなか使えそうである。
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今年は「東京ハルサイ」のワーグナーは行かなかった。女性に大人気のあの歌手が出演するというのに、意外と本日・日曜日の当日券は出てたようだ。また、1日目の上演のあと主役が発熱して本日は調子が悪かったという話だ(ネットで得た情報なのでよく知らんが)。

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2018年3月10日 (土曜日)

プラド美術館展 

201803097_2実は。
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「シェイプオブ・・・」を観たあと、時間がまだ早かったので上野に出てプラド美術館を見たのだが。
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シェイプオブ・・・があまりに強すぎて、展覧会の絵が入ってこなかったです。いやベラスケス好きだけど。大好きなルーベンスもあったけど。
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それにしても、ベラスケスの絵はどうもフェリペ4世系の下唇出てる顔の人の肖像が多くてなんか・・・宮廷画家なんで仕方ないけど。 あ、ヘッドフォン解説はミッチーであった。借りなかったけど。やはり一日に3演目は(体は平気だけど頭が)キツイのう。
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文化会館の前になんだか飾ってあった昔のお侍さん?の写真展のほうがなんかよかった。趣旨はよくわからぬが、好きだ。
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友人に「そーいえば昨日シェイプオブウォーター観てきたわ~」とLINEしたところ、「どうでした?おすすめ?」と食いついてきたのだが、結構映画にはいつもキビシイ人なので「えっちシーンと血みどろ残虐シーンがあるのであんまり・・・でも私は大好き」とか答えた。ただのヘンな人じゃないか、私。
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映画に出てくる、半魚人を守ろうとするなんちゃら博士が好きなんで(外見が好きなわけではない)、もう一回観たい。いや観ようかなほんとに。博士は、昔のドイツ映画に出てくる博士っぽいですね(なんとなくだけど、カリガリ博士とかメトロポリスとか)。
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「間違ってもカッポーで観ないほうがいい」とネットでよく言われている。しかし、私観た時はとなりのとなりはカッポーだったが、普通だった。(平日でガラガラだったんで、となりととなりのとなりは空席でした)
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トトロ監督の他の映画も見たかったので、「パンズラビリンス」をamazonで観てみたが、とんでもない鬱映画だった。ホントにこれは人に薦められない。ファンタジーというより戦争残虐映画。
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そのあと、気分転換したくてウッチャン吹き替えの「SING」を観てみたが、MISIAの歌が群を抜いて素晴らしかった。それ以上何も・・・
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・・・シェイプオブウォーターはただただ監督の趣味をぶちこんだ映画なんだろうなあ。レコードとか好きなんだろうなあ・・・。
 
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そういえば、前に友人夫婦とナンジャタウンに行ったときに、半魚人のソフビ人形が飾ってあった。友人のダンナさん(NZ人)に「In English,  Half fish man?」 などと聞いてみたが、「No」と言われた。単に直訳しただけだった。
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元ネタの「大アマゾンの半魚人」(1954)を吹き替えも字幕もなしで観たところ、そもそも半魚人なんにも悪くないし、勝手にアマゾンに西洋人が来て半魚人のテリトリーをひっかきまわしてきたのに反撃しただけだし、女の子結構セクシーなかっこしてるし、半魚人がかわいそうにしか見えない。ていうか掃除のおばさんと半魚人の恋ってそもそもどうして(←ふと我に返る)。
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Youtubeでいろいろと考察を見ていたら、この映画で影響を受けている映画が具体的にたくさん挙げられている映像があって大変興味深かった。
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中には私の大好きなイギリス映画「赤い靴」があった。主人公が赤い靴を履いているというのももちろんそうだけど、主人公の住む映画館の上のアパートの窓が「赤い靴」の劇場の中の部屋の窓と同じ半円であることなどが挙げられていた。けれど、私が一番影響を受けているんじゃないかな?、と思うのは色彩かな。一つのトーンの中にさし色(赤い靴の場合は赤と黄色)が効果的にの使われているのがとてもよく似ている。
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2018年3月 9日 (金曜日)

レアンドロ・エルリッヒ展:見ることのリアル(森美術館)

給与振り込み担当者ということでずっと会社で有給休暇が取りづらく、上司から「有給取ってください、あまりに休まなすぎです」と言われ続けていたので、本日急遽有給休暇を取得。しかし何の用事もないので、なるったけ有意義に過ごそうと、午前10時から六本木ヒルズへ。休日はとっても混むからあんまり行かないんだけど。
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そんで、さほど興味はなかったものの、「もしかして休日だったら入れなくね?」と思ったエルリッヒ展へ。なんじゃそりゃ、と思う人もいるかと思うが、もしかしたら「金沢20世紀美術館」にある「スイミング・プール」という展示物の作者だ、といえばわかる人はいるかもしれない。プールの下から水面上を見ることができるアレね。あたしは行ったことないんだけど。
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おそらく見る人の体験型作風なので、場内が混んでいるとなかなか体験しづらい。人がやっているのを見て「へええ」って思うだけであると思う。なので、平日でしかも大雨洪水警報の出てるくらいの足元のお悪い中だったので、とても有意義に過ごすことができた。
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ただ。
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この出し物は一人で行くべきではない。お友達とかカッポーで行くべきであると思う。なんでかっていうと、非常にインスタ映えのする出し物なので、一人で行くと全部スマホ(またはカメラ)を構えた自分しか映らないのである。
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あまりに急すぎて、友人、誘う暇なかった。
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で、まー、以下のような写真が撮れた。
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廃小学校で撮った心霊写真。あ、スマホ構えてるオバケは私です。
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201803092デパートの試着室で撮った写真。でも鏡の向こうは合わせ鏡だよ~ん。
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201803095_2 建物に釣り下がってたり、逆立ちしたりする人々。私は結構普通だけど写ってますよ。
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こんな感じでいろいろ写真を撮ったりしてたんだけど、午後になったら観光客で非常に混みだした。 だので退出。うーん、土日は混みそうだねえ。楽しかったけど。
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とても親切そうに見られる容姿のせいで、駅でよく電車の乗り方を訊かれる。今日も外人さんに麻布十番駅で新宿までの電車の乗り方をきかれたのだが、切符を買ってあげたり乗り場を教えてあげたりしんどかった。ありえないくらいの方向音痴で自分で電車乗るのもおぼつかないくらいなのに。しかも英語しゃべれないし。困るんだよね。

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2017年12月30日 (土曜日)

ゴッホ展 巡りゆく日本の夢 東京都美術館

Gohho1_2♪ゴッホより~普通に~ダヴィンチが好き~~♪(←わたし)
あの、有名なゴッホである。会期は1月8日までと残り少ないので行った。別にさほどゴッホに思い入れはないけれど、一応代表的な展覧会は行かなきゃ。
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年末は忙しい。いやほんとに毎年忙しいんだけど今年はとくに。年末最後の派遣さんの振り込みデータがなかなか来なくて、昨日は本当は有給取ってたのに出勤になり、しかもデータ来なかった。なんかもう一日損した気分。
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フレックスで3時に上がり、上野へ。上野は近いし金曜日は20時までやっているので混んでいてもゆっくり見られるだろう。会社の休み時間にあらかじめスマホで券を取っておいて、美術館でバーコード画面を見せるスタイル。そして半券もちゃんと貰える(館内の他の展覧会も観られるものがあるので貰うように)。券売コーナーかなり混んでいるのでおすすめだよ。
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それにしても、予想通りやっぱり混んでいる。並んで入場するほどではないけどいつもながらコインロッカーがいっぱいである。冬は荷物が多いしねえ。もうちょっと増やしてほしい。
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ゴッホ、ご存じの通り人気がある画家である。絵、一枚億はする画家である。それでもなお・・・生前には売れなかっただろうし(「売ろう」とかそういうのが全く感じられない絵である)、仲良しだったゴーギャンと喧嘩して精神を病み、耳を切り落としたり精神病院入ったりした人である。絵を見ていて、まずしんどい。美大行ってたのに今は給与計算してるわたしからすると、ホントに好きなことだけして、好きなように描いて死んだ感。
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それでもまあ、毎日好きでもない仕事を(まあ、大嫌いというほどでもないんだけど)生活の糧にしている私のギスギスした心を彼の絵は癒してくれる。
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今回の企画は、「日本大好きゴッホ」に焦点を当てたものである。というわけで日本の浮世絵の展示がかなりある(という印象。数的にはどうなんだか)。
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ゴッホは日本の浮世絵を見てから大好きになり、それを模写したり(かなり自己流に)、作品に取り入れたりして「うーんニッポンっぽいね」とか本人は思ってたようだが、日本人の私からすると・・・芸者さんとかのあからさまなもの以外はやっぱり日本ぽくはなくゴッホである。樹木を一本画面の前面に押し出しているのとかはなるほどそんな感じはするけど、それ以外は「そういわれてみれば・・・そうかな」という感じ。
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まあ、そういう絵ばかりではなくやはりゴッホらしい麦畑とかイナカの風景画のほうが私は好きだ。心が落ち着く。深い精神性も感じる。
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ところで、先に書いたとおり仕事であまりに疲れており、場内混んでいるのもあってかなりゆっくり観た(2時間くらいいた)。あまりに疲れすぎてて、絵を見ながら(立ちながら)たまに寝てたのは自分でびっくりした。通勤してて隅田川の橋をわたりながら寝てることもあるくらいだが、睡眠障害の一種だろうか。
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そういえば、今年徳島旅行に行った時に「大塚国際美術館」で観た絵「寝室」が来ていて嬉しかった。これもなんか好きだ。グッズがたくさん売っており、「寝室」を缶にトリミングしたチョコレートを買ってしまった。中身は新年会社の人たちに分け与えて、空いたら素敵な筆箱になりそうである。・・・っていうか、グッズコーナーで売ってた食べ物のうち4種類も買ってしまった。病気だろうか。安くはないのに。
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西洋美術館でやってる北斎展も似たようなコンセプトなので行くといいかなあと思ったけど、友人が年明けに一緒に行こうと行ってたので、昨日は行かず。ゴッホの半券持っていくと北斎が100円安くなるらしいけど、スマホで買うと割引できないしなあ。
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Bentou
夕飯は上野駅で「独眼竜正宗弁当」を購入。ネットで見たらかなり美味しくて有名なやつみたいだったので買ってよかった。いろいろなものが入っていて美味しかった。また食べたい。

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2017年12月 3日 (日曜日)

ソビエト時代のものづくり展

お買い物がてら行ってきた。2日間しかやってないのであまり宣伝もせず。昨日の夜はテルミンの演奏会をしていたらしいが、知らなかったしそもそも出勤してたし。なんせこういうのをしているのを知ったのが昨夜だったので。大変残念だ。
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ソビエト製(ロシア製?)のカワイイアンティーク小物たちは、販売もしていた(撮影可)。展覧会場の奥は入場料払って入り、撮影不可。ソビエト製の電化製品(掃除機とかオープンリールのプレイヤーとかロシア文字のゲームウォッチとか)とか、日用品やマッチ箱ラベルなど。かなりマニアック。クラヲタ的には何もそれ関係はなかったけど(残念)。係の人とちょっとお話しした(重症なロシアオタクは周りに存在することをお伝え)。
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お土産ものも結構販売してた。ロシアのお茶とかかわいい包み紙のチョコとか絵葉書とか。ここはぐっと我慢して食べ物は買わず。ロシア・アヴァンギャルドのポスターをトリミングしたお土産用のトランプが可愛かったし、54枚全部絵柄が違い見て(ニヤニヤと)楽しめそうなので購入。だが、新品で封を開けるのがもったいない。1200円なり。
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2017年11月18日 (土曜日)

運慶展 東京国立博物館

Unkei4_2話題の美術展行脚。昨日の夜定時に無理やり上がって参戦。
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7時ちょっと前には博物館に着き、20分待ちだった。すでに人はたくさん並んでいたけど、まあまあすぐ入れた。前に母親と出かけた阿修羅展のときよりは全然まし。夜9時までやっててありがたい(係員の皆様残業ご苦労様です)。やっぱり上野の美術展は金曜の夜に限る。ちなみに通りすがりの「怖い絵展」は30分待ちだった。
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中学校の修学旅行で奈良に行ったとき、興福寺に行った記憶がある・・・というか多分行ったんだろう。初めて京都と奈良へ行ってずいぶんたくさんの仏像を見て、子供ながらにひどく感銘を受けたのを覚えている。で、美術の宿題でものすごい形相でカッと目を見開き口を開けて怒っている仏像の顔のアップを絵葉書を見ながら描いたもんだった。何の仏像か忘れたけど金剛力士の阿形だったかも。
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しかし。当時神童の域にあった私の画力をもってしてもどうしても怖くなく、可愛くなってしまう。母からも「うまいんだけど・・・なんかやっぱりちょっと可愛いんだよねえ」とか言われた。
興福寺で見た仏像で、その時は優しい顔をした仏様よりも、金剛力士像とか四天王とかのほうがかっこよくて好きだった。それは今も変わらない。とくに好きなのは鬼の形相はもちろんのこと、ジョジョ立ち?のようなポージング、隆々とした筋肉。それと本当は一番好きなところは、木を彫って作ってあるにもかかわらず、衣服や紐みたいなのが風をうけてふわっとなっているところだ。
 
今回の運慶展でつるつるした感じの仏像が多いなか、実は一番かっこよかったのは運慶のパパにあたる康慶の四天王だった。運慶の洗練された造形よりやや荒々しいタッチで、圧倒的な迫力で観衆の度肝を抜いていた。女の子たちもみんな口々に「パパの作品のほうがかっこよくね?」と言ってた。なんか棒の先にちっちゃいポットみたいなの持った坊さんたちが何人も座っているのもよかった。五百羅漢寺みたいだったけど。(目黒の五百羅漢寺、昔母と行った時に横尾忠則さんに出っくわしたことあり。)
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あと、印象的だったのは可愛らしい鹿が二頭箱すわりしている木造のまわりで、どっかのおっさんが「鹿のおっ〇いみーちゃったー。鹿のおっ〇いみーちゃったー」と展示物の周りをくるくる回りながら連呼してたことで、こんなカルチュラルな場所で、場末にいるような変態おじさんみたいな人がいることが非常に違和感があり興味深かった。あと、仏像の前で普通に拝んでる人いたけど、「ああ、普通はお寺にいる人たちだもんね」と今更気が付いたりとか。
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場内はもちろんコミコミだったけれど、まあ展示物が立体で後ろからも回って観られたのでそんなにぎゅうぎゅう詰め感もなく。いや、ほんと阿修羅んときは信じられないほどのぎゅうぎゅう状態だったからあれよりは。
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グッズは非常に充実していたが、ガチャガチャのピンバッジを買ったのみ。クリアファイルなど大いに売れていたが買ったあとで「どうして。」って思うことが多いので買わず。Tシャツがなかった。前に阿修羅Tシャツ買ってふつうに着てたけどなあ。全然運慶関係ないけど休日友人に会う約束なのでお土産にちっちゃい風神雷神のゴーフルを購入。あと山本山のお茶漬けセット(海苔を楽しむお茶漬け)も自分に購入。お茶漬け高いだけあって美味しかったです。
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(ピンバッジは写真よりかなりちっちゃいです)
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あと、今更なんだけど運慶ってずいぶん昔の人(1100年代)なんだなあとカタログ見ながら思った。偉大なるミケランジェロよりも300年も昔なのにこの造形。仏像だけでなく普通の人間のお坊さんの彫刻もすぐ動き出しそうなくらいリアル。こんな昔の木でできたものが残ってるのも(木造建築で火事多いのに)素晴らしい。ライティングもかっこよく、影さえも作品の一部のよう。とにかく写真で観るのと全然迫力違うから、あんまり日本の仏像興味ない人も観るとよいと思います。
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Unkei6_2
 

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2017年11月11日 (土曜日)

怖い絵展 上野の森美術館

Dsc_0628昨日(普通のフライデー)。今月も早や残業が15時間超えたので、会社を一時間早く上がって参戦。ついでに友人にも会えないかなあとLINEしてみたら「私も怖い絵行きたい!でも混んでるよ」という返事。へー、そんなに人気なんだ。大丈夫かなとか思いつつ美術館に行ってみたら、まあ人で賑わってはいたものの、意外と「10分待ち」との表示だった。私の前に20人くらい並んでた。

そのように友人に伝えたら「えー。行く行く!!」とのこと。友人によると平日に有給取ったので見に行ったら60分待ちだったので心が折れて帰ってしまったらしい。

まあ、入場制限かかっていたけれど思ったよりすぐ入れた。会場は確かに混んでいたけれど、前に観たミュシャ展ほどでもなかった。なかなか進まなくてイライラすることもあったが、夜8時までやってたのでゆーーーっくり観られた。友人ともめでたく会場内で会って、楽しく鑑賞。

私は読んだことがないのだけど、中野京子さんの「怖い絵」の本で紹介された絵が(まあ、超有名どころはないが)見られる展覧会。展示されている絵はべつにスプラッタとかそういうのでもなく、「この絵は美しく見えるけど、実はこのような意味が・・・」みたいな絵が多い。まあ、見てすぐ「なんか怖い・・・」っていう絵もあるけど。

こういうコンセプトの展覧会であるから、ムンクやビアズレイ、ルドンやモローなど有名どころももちろんいるけれど、7割くらいはメジャー級でない画家の絵の展示である。絵の価値的には玉石混交である。でも、「こんな絵初めてみたわ~」とか「この画家知らんわ~」とか思いながら楽しく観た。

もちろん、中野京子さんの著作を読んでから行ったほうがよいとは思うけど、あまりよく知らないで行ってもまた新鮮な感じがあって楽しかった。本はいずれか買って読んでみよう。

印象的なのは、やはりポスターにもなっている「レディ・ジェーン・グレイの処刑」という絵である。ロンドンのナショナルギャラリー蔵ということなので、私も旅行でそこに行ったはずなんだけど・・・観た覚えがなく本物は昨日観たのが初めてである。中野さんの著作で一挙に有名絵画になった(たぶん)が、実は私はこの絵は前から知っている。昔、朝日新聞の日曜版で絵画をカラーで紹介するコーナーがあり、ある日この絵を一面に載せてたのをみたのである。

その時は衝撃を受けた。絵の内容を知ってもっと衝撃を受けた。こんな内容を絵画にするってのもなんか悪趣味だなあとかこの子かわいそうだなあとか思った。

イングランドの女王となったものの、たった9日間でその座を追われ、たったの16才で首切りの刑に処されたという悲劇の人ジェーン・グレイの処刑のシーンを(もちろん現場を見たわけじゃなくて想像で)描いたもの。ギロチンが発明される前の話である。

この絵、想像よりずっとでっかくてびっくりした。そして10分以上この絵の前でたたずんで観ていた。いやほんとうまい。内容はともあれ。処刑される女王の描写もうまい(目隠しをされているので首切り台を手探りで探しているところとか)し、彼女を支える司祭様の「本当はこんなことしたくないのに」感や斧を持って横で立ってる首切り役も「本当はこんな役いやだ」感も伝わるし。侍女二人の泣き声も聞こえてきそうである。

この絵だけでも展覧会行く価値はあったが、他にもいろいろ面白い絵はたくさんあった。解説を読みながらの鑑賞は、普段の展覧会とはまた違い本当に楽しかった(などと書いてしまうともっともっと混んでしまうので美術ファンには申し訳ない。これ書いている土曜の朝時点で120分待ちだという)。

おみやげ物は当然充実していた。大好きなビアズレイのサロメの(ヨカナンの首に接吻する有名なアレね)Tシャツは欲しかったけど、外に着ていく勇気もなかったので買わず。一筆箋とバンダナを購入。

この絵を久しぶりに展覧会で見て、リアル中二病の時にカラヤンのサロメ全曲盤をお年玉で買って、その解説書にビアズレイの絵があったのを思い出した。この挿絵がいたく気に入り、挿絵の全部入った文庫本まで買って読んだもんだ。懐かしいね。
 
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