2018年11月 3日 (土曜日)

ムンク展 ―共鳴する魂の叫び (東京都美術館)

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.過去記事:ムンク展へ。(2007年)
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これから年末調整やら会社の引っ越しとか(うう涙)とか忙しくなるのでヒマなうちに会社終わってから鑑賞。金曜は8時までやってるのでありがたい。
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上野に向かうと途中で30人くらい?の行列。ああ、フェルメールか。いつもフェルメールは人気だな。えー、こんなんじゃムンクなんか激混みじゃねえの?と怯えたのだけど、とくにそんなに混んでなかった。意外とお子様がいるのねえ・・・と思ったけど、あとで考えてみたらポケモンとコラボしていた。
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ムンク展、やるたんびに鑑賞しているので、何回か見たことある絵もあるし、ムンクが結構何度も同じテーマの絵を描いてるのでホントに同じ絵かは不明。ムンクは発砲事件にあったり精神を病んで病院に入ったり・・・とさんざんな人生だったわりには・・・絵は結構生前に売れてて、生涯独身ながら大きなおうちを買って画家のわりにお金持ちだったという印象。
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私もムンクは好きな画家のひとりではあるけど、「叫び」がクローズアップされすぎてるわりに、他の絵は「そんなに人気出るような感じかな」とか思う。薄塗りで、途中っぽい印象もあったりする。精神を病んでる感がありありだし。いや、そこがいいのかな。
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展示はテーマ別だけどムンクの生涯を追えるようになっており、さすがに「叫び」の周辺は見る人の精神を不安に陥れるようなもやもや絵が多かったが、晩年は落ち着いたのか不安な感じはなかった。1944年まで生きたのに、生涯抽象画には走らなかったのねん。
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2007年に開催されたムンク展も素晴らしかったけど、今回もなかなかよかった。小澤さんの「グレの歌」のジャケット絵の元の油絵の展示もあった。アレ、オスロ大学の講堂の壁画ね。
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一時間ちょいしか時間がなく、もっとゆっくり観たかったがグッズも見たかったのでちょっと欲求不満気味。友達ともう一回観に行こうかな。グッズはやりたい放題で、いつものようにTシャツ買う予定ではあったが(「叫び」のTシャツはさすがに着られないので地味なものにした)。
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なんか調子に乗ってこんなものを買ってしまった。ポテチ好きなのでしょうがない。コイケヤとのコラボ。
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Munch2.
パッケージの表は「まあ・・・そうね」という感じなんだけど、パッケージのウラのほうがいい。
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絵の後方にいる紳士はカラムーチョ食べてたの・・・ひいいいい!!(スッパムーチョバージョンもあったよ)
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家に帰ったら、フェルメールの特集番組やってたので見た。吉田鋼太郎さんが出てて嬉しかったし英語しゃべっててかっこよかった・・・というか私は吉田鋼太郎さんは(おっさんずラブの)部長役よりもそうでないときのほうが好きだなあ。テレビで観た「シラノ・ド・ベルジュラック」とかもすごくかっこよかったし、今やってる「今日からオレは!!」のお父さん役も大好きでキャーキャー言いながら見てる。いつか本物の舞台を観に行きたい。(そういえば会社の女の子が田中圭さんの舞台に当選したそうな。当たるものなのかあ・・・申し込めばよかったな)
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それにしてもフェルメール展のチケット代の高さにびっくり。なのにあんなに混んでる。行かないかもね。
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楽しみにしてた「大恋愛」だが、来週にはムラサキ(木南晴夏さん)が出てくるらしいのでついでに佐藤二朗さんもちょっと出て欲しいなとか思ったけど出るわけないなあ。
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「大恋愛」はアート引越センターが全面協力してるけど、その昔同じ脚本家によるアート引越センターの創業夫婦のドラマがありましてね・・・私全部みたはずなんだけど、意外なほど覚えてなくて、何故か出演者を原田泰造さんと米倉涼子さんと思ってた。そりゃ「奥様は魔女」でしょ。
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それにしても「大恋愛」の第4回最後…ムロさんの「別れよう」で(おっさんずラブ第6回)牧君の「別れましょ」を一瞬想起したけど、次回予告で二人の結婚式シーンを流したので、テレ朝と違いTBSは視聴者に優しいなあと思った。地獄の一週間を過ごさなくて済んだ。

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2018年10月27日 (土曜日)

「マルセル・デュシャンと日本美術」展(東京国立博物館)

Tohaku9ルーベンス展からの東京国立博物館。シュールレアリズムのデュシャンと日本の仏さんの二本立て。こんな取り合わせで両方見る人って少なくね?まあ、どっちか片方でも見られるのだけど、セットで買うと2000円なので迷わず購入。どっちも見たかったもんでな。券は一緒になって印刷されてる。
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まず、デュシャン。あの「彼女の独身者たちによって裸にされた花嫁、さえも」で有名なデュシャンである・・・・って有名なんだろうか。ちょっとマニアックな美大生なら誰もが通る道(・・・そうでもないのか)である。
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私はこの作品は何かの本で見たんだと思う。今回初めて本物を見て「おおおおっ」と思った(相変わらず意味はわからんけど)。ただの便器にサインしてある「泉」という作品も展示があり。トーハクで便器かあ・・・と思ったけど一階には何故かTOTOの便器の展示もあり。
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↑「彼女の独身者たちによって裸にされた花嫁、さえも」
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Tohaku7↑「泉」
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まあ作品自体はわりと難解ではあったけれど、なかなか展示も凝ってたし面白かった。いつもトーハクは大体仏像とか昔の日本美術とかの展示で来るけれど、観客は珍しくデザイナーかな?みたいなおされ系おぢさまとか美大生かな?みたいな若い子たち(カッポーではない)がいた。そんなに混んでなかったし、作品のほとんどが撮影可だったので楽しかった。
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まあ、実を言うとデュシャンについてはあんまり詳しく調べたことはなかったので(だって美術学校の時はバウハウスとかタトリンとかが好きだったもんで)、純粋な絵画とか初めて見るものばっかりだった。逆に、最初は普通に絵とか描いてたんだ・・・という発見。
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あと・・・デュシャンって女装とかしてたらしくて、女装の時は「ローズ・セラヴィ」という名前で作品作ってたみたいなことが展示してあって、なるほど結構ナルシスなのね。男が好きとかそういう趣味ではないようだけど。
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展示の後の方は何故か日本の浮世絵とか屏風とかがあり、いまいち関連性がわかんなかった(あたしバカなので)。
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グッズとかはそんなになかったのだけど、デュシャンのブロマイド(絵葉書)がかっこよかったので購入。普通の時と女装のときと。でも女装というよりは若いころの草刈正雄さんみたいだ。
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ルーベンス展―バロックの誕生(西洋美術館)

Rubens2_2_2昨日の金曜日、有給消化のためにお休み。休んだらやっぱり美術館行脚してしまう。
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16日より開催のルーベンス展。TBS主催とあってずいぶん宣伝はされているようだ。午前11時より入ったが平日ながらそこそこ混んでた。そこそこだけど。ちょっと前の「怖い絵」なんかよりは空いてる。
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今日、TBSで特集番組があるようだから明日は混んじゃうかな。
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さてルーベンスといえば「パトラッシュ、僕は見たんだよ。一番見たかったルーベンスの二枚の絵を。だから僕は今すごく幸せなんだよ。パトラッシュ、疲れたろう。僕も疲れたんだ。なんだかとっても眠いんだ、パトラッシュ」でお馴染みのルーベンスである。まあもちろんアニメで出てくるあのでっかい絵は来日してないけど(徳島の国際美術館でレプリカは観たけどのう)、かなりの数のルーベンスの絵が来てたし、ルーベンス以外の絵もとても素晴らしいものばかりだった。
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また、彫刻も素晴らしかった。とげぬき地蔵・・・じゃなくて有名な「とげを抜く少年」もはるばるフィレンツェから来てたし(レプリカだけど)、ベルベデーレのトルソも美術学校のときロビーにあったので懐かしかったし(レプリカだけど)、色々と見ごたえがあった。
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今回の絵の中では、やはりキリストさんとか聖人さんとか描いたやつはすごいと思った。昔、初めてウィーン美術史美術館でルーベンスを数多く観たとき、その大きさと迫力に圧倒されたものである。外国で観た絵の中で今でもナンバーワンである(まあ、ルーブル行った事ないからアレなんだけど)。なんというか、ルーベンスの宗教画は見ると音楽が聴こえるんだよね。
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まあ、ヨーロッパで観るのが一番なんだろうけど、なかなかそうも行かない社畜なので、こんなにたくさん見られるのは大変ありがたい。時間に余裕があったので、2周してしまった。また、ロビーで観られる6分くらいのビデオも大画面ですっごい迫力・・・っていうかあんな大画面映画館並みではないか。西洋美術館いつもそうだったっけ。映像で観られる例の「パトラッシュ、僕は見たんだよ(以下略)」の教会の絵も素晴らしい。
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2時間くらいがんばってもまだ1時くらいだったので他の美術展を連チャンすることに。その前に腹ごしらえ。例によってアメ横でお外の席の安い海鮮丼を食べようかと思ったら観光客でごった返していくら私でもその中に入るのは勇気が。歩き回って大好きな磯丸水産を見つけて、入る。
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いつもバラちらし丼を食べるんだけど(魚の宝石箱や~)、気になってた「生さんまの塩焼き定食」を注文。注文してからメニューに「焼き鯖定食」を発見しちょっと後悔。でもさんま定食も美味しかった!副菜で付いてたメンチカツも揚げたてあつあつで美味しかったし、いつもの生海苔味噌汁も美味しかった。デザートの杏仁豆腐も(ちっちゃかったけど)嬉しかった。それにしても、ルーベンスとフェルメールとムンクがいっぺんに観られる街、上野。しかも海鮮も美味しくパンダも見れるんだぜ。平日も混むわけだよね。(あ、ムンクは今日からです。)
 

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2018年9月15日 (土曜日)

「ミケランジェロと理想の身体」展 (国立西洋美術館)

Michelan1_2終わりが近かったので慌てて金曜日の夜に駆け付けた。雨のせいか?人気ないのか?あまり混んではいなかった。大巨匠ミケランジェロとはいえ、彫刻はあんまり人気ないのかな。
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ミケランジェロ「と」って付いてるので、当然ミケランジェロだけの展覧会ではない。今回のミケランジェロの展示はたった二つ「ダヴィデ=アポロ」と「若き洗礼者ヨハネ」である。あとはギリシャ彫刻とかレリーフとか金属版彫ったやつとかである。ふううううん。
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ミケランジェロを描いた絵とかミケランジェロが像を作ってるのを作った像とかが印象に残った。ミケランジェロって若い時にお友達に?鼻を殴られたとかでお鼻が曲がってる肖像画があった。
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ミケランジェロの作品の二つは、一つはダヴィデなのかアポロなのかよくわかんないまま伝えられたやつらしい。テレビで爆笑問題がやってた番組で観たので知ってたけど、全体的に途中っぽかった。刃物のあと?がガリガリ残ってるし、背中を支える棒っぽいものも残ってる。未完成の美というか。
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もう一つの「ヨハネ」は何でも戦争で爆撃されてバラバラになったやつを、残された写真をもとに復元されたものだという。バラバラになった写真を見てなんか泣きそうになった。人間だったら即死だったろう。でも彫刻なので、みんなの力で蘇った。今もかけらが発見されたらいつでも繋げるようにマグネットでくっついてる式にしてあるらしい。お顔が半分くらいなくなってて再生されたのでほんとにかわいそう。
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Michelan2 あと、復刻版ではあるけど「ラオコーン」の展示があった。これは本物じゃないので撮影自由である。一人で行ったので一緒のポーズ取って写真撮ったりできなくて残念(そんなバカな人はいなかったが)。ラオコーンは全身像じゃない半身の石膏像は受験生にはおなじみで、私も高校の時美術室でよく描いていたものだが(よくあんな勉強で受かったもんだ)、全身像は写真以外では初めて観たなあ。
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「ミケランジェロあんまないじゃん!」とか思わなければ、謎のいい体の像をたくさん観られるので楽しい。あと、意外とギリシャ神話オタク?の女性の方を何人も見かけた。お子さんにネプトゥヌス(ネプチューン)の説明を丁寧にしていたおかあさんとかいて、どういう生活してるのかなと興味を持った。(どんな分野でもマニアやオタクの女性というのはいるものだ。昆虫展にもいるのかな)

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先日観た「」が頭から離れない。あれ、本当にすごかったなあ。好みもあるし劇中で「サロメ」を演じたというのもポイント高かったけど、個人的には「カメラを止めるな」よりも面白かったな。センスの悪いポスターに騙されないでたくさんの人に見てほしい。土屋太鳳ちゃんが嫌いな人も観てファンになった人もたくさんいるみたいだしね。

上演が終わらないうちにもう一回観に行こうかなあと思ってる。監督が「絶対零度」の監督だってなるほど納得。質の良い演劇映画なのに、センスの悪い宣伝が本当に惜しい。

あと、エンディングテーマ曲もとてもいいですね。ハスキーな声が好きです。ファンになったわ。


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2018年8月13日 (月曜日)

藤田嗣治展 東京都美術館

2018_foujita_lお盆だというのに出社し、ほとんど人がいない中仕事をしていたが、なんか午前中で仕事が終わってしまったので帰ることに。本当はカハクの「昆虫展」に行きたかったが、何しろ世間は夏休み。小学生であふれかえってるのは想像がついたのでやめた。昆虫別に好きじゃないけど、香川照之さんが監修ということなので。昆活したかったなあ。
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ミケランジェロとどっちに行くか迷ったが藤田氏のほうへ。ミケはまた行こうと思う。
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藤田氏は今年で没後50年だという。今まであまり藤田画伯と向き合うことのない人生だったので、今回ずいぶんたくさんの彼の作品と出会えて本当に良かった。彼の絵はなんか白い裸体とネコちゃんの印象しかなかったし。それだけじゃなかった。ピカソほどじゃないけど、長い画家人生の中で何回か作風は変わっている。
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私にとって藤田嗣治は、あのオカッパ頭の独特の風貌の他には「女性にもてもてのフランス寅さん」のような印象の人だ。なんかずっとフランスに行ってた印象がずっとあったのだけど、そんなでもなかった。帰国してたこともあったし、南米やアメリカに行ってたこともあったという(初めて知った)。南米に行った時はそれなりに南米っぽい絵を描いていたし、帰国してた頃は日本人をモデルにして色々描いていた。でもなんか・・・もうおフランス生活が長かったせいか、描く日本人はどことなく・・・「外人が描いた日本人」という感じがして面白い。何故か沖縄が好きとのことで、平良とみさんみたいな沖縄の「おばあ」を描いたりしてて、「へー、これがフジタ・・・」と意外に思った。アメリカに居た時の絵はあんまりアメリカっぽくないのね。
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しかしまあ、生涯に何人もパートナーが変わったりしてたから(5回結婚?)、よほど女性にもてる人だったんだなと。ピカソみたいだなと思った。あの風貌で何故・・・と色々と疑問がたくさん沸いてきた。きっと魅力的な人だったんだろうな、あんな日本人、フランス人関係なく美女を虜にしてきたんだもんね。
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魅力的と言えば・・・もちろん絵もものすごく魅力的である。藤田画伯は日本人画家の範疇にはないのかな、とも思う。日本人が見てもヨーロピアンな感じが魅力的なのに、ヨーロッパの人が見ても東洋的というかエキゾティックで魅力的なんだろうと思う。
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絵も素晴らしかったけど、人となりにすごく興味を持って、カタログは買わずに「藤田嗣治 手紙の森へ」という新書を購入。本屋さんで買うのと違ってカバーを付けてもらえないので、いつも美術館で貰う朝日新聞の展覧会の号外をブックカバーにしてみたら、なかなか素敵になった。でも手汗かいたらインクが落ちそうだけど。
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ところで、ずっと私藤田”つぐじ”だと思ってたので、今日係員の人が「ふじたつぐはるの展覧会の入場券はこっちでーす!!」と叫んでて「あたし、勘違い?本当はつぐはる?」と思ったけど、Wikipediaを見たらどっちもありみたい。ついでにフランスに帰化したあとも「レオナルト・フジタ」なのか「レオナール・フジタ」なのかも、判然としない。
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外に出ると、上野公園は色々とお祭りをしていたし、上野動物園も8時までやってるみたいだったけど、「ネプリーグ」を見なければならないので、早々に帰宅。「ケンカツ」の出演者が出るからだったけど、もうなんていうか視聴率が悪くてねえ。私の観てるドラマ「ケンカツ」「チアダン」「ヒモメン」・・・みんな視聴率イマイチだ。
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上野に行く前に、日本橋三越で開催の「1980年代展」というのを観た。まあ、知ってることばっかりだったので・・・観ても観なくてもどっちでもよかったかなという感じ。80年代アイドルの展示とかがあって、「そーいえば私の好きな金井夕子さんがいない・・・」とは思ったものの、彼女歌唱力抜群だけどアイドルじゃなかったよね。私は歌唱力重視なので、自分の二大アイドルは本田美奈子さんと金井夕子さんだったわ。
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2018年8月12日 (日曜日)

モネ それからの100年 横浜美術館

Mone1(8月10日)川崎の演奏会から横浜美術館へ。みなとみらい駅ではピカチュウ祭りが開催されており、凄い人混み。世界中からファンが集まったようで、外国語も多数聞かれた。かくいう私は・・・あんなにポケモンGOにハマっていたのに、なんかどうでもよくなってしまった。本当に私のブームは終焉が早い。ピカチュウがなかなか手に入らなくて、初めて手に入った時の喜びは忘れられないが・・・今はそんなでもない。
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友人が横浜勤務のため、待ち合わせて美術館へ。この日は夜8時半まで開館していたので夜モネした。モネはそん・・・なに好きでもないのだけど、昨年行った徳島の大塚国際美術館でモネの「大睡蓮」などのレプリカを観たので展覧会も是非行こうと思った。まあ、たまたま半休取って川崎で演奏会に行ってついでもあったのだけど。
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今回の展覧会はモネの絵はもちろんたくさんあるのだけど、モネの絵に影響を受けた画家や美術家や写真家の作品もたくさんある。「モネ展だからモネばっかりあるのだろう」などと思って出かけるとちょっと困惑するかもしれないし、現代美術が苦手な方はもしかして「うーん」と思う人もいるかも。まあ、一緒に行った友人(徳島にも一緒に行った)も「何これ絵具ぶん投げただけじゃないの?どこがモネ?」と何回か言ってたので、例えば音楽で言えばモーツァルトに影響を受けた現代音楽のコンサートに初心者を連れて行って、意外と無調音楽ばっかりで面食らわせるような感じ?かな(そんなコンサートあるのかな)。
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私は現代美術ももちろんオッケーなので(たまーにダメなのもあるけど)、かなり楽しめた。とくに映像を組み合わせた動く自然の風景の作品は涼し気で、ずっと見入っていた(友人は興味なさそうだったけど)。鈴木理策さんという写真家で、何か展覧会とかしたら行ってみたいなと思った。あーゆー写真撮りたいな。無理だけど。
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他、常設展にあったでっかいカラスのオブジェが異様にツボにはまった。写真撮りたかった。

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2018年6月 2日 (土曜日)

ルーヴル美術館展 肖像芸術-人は人をどう表現してきたか (新国立美術館)

Louvre1_2「働き方改革」のお蔭なのか。65日も有給休暇が残っており、上司に消化するよううるさく言われるので非常に肩身が狭い。ちょっとづつでも消化しようと木曜日に半休を取得。午後会社を出たけどとくに予定もない。夜に友人とご飯の約束をしていたが、それまでヒマである。
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ということで、ネットで開催中の展覧会を探して行ってきた。開催初日の翌日だったが、平日のためとても空いていて快適だった。
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ただ、この展覧会は今一つ決め手がないというか、目玉となる作品がない。「これを逃したらもう二度と・・・」みたいな必死感がない。有名な「マラーの死」(マーラーじゃないよ)だって模写(っつーか売り絵)だし。まあ、テーマを楽しむという感じかな。
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古今東西の「肖像」の歴史をテーマに沿ってたどっていくという感じである。
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目玉・・・というかポスターになっているヴェネローゼという画家の「美しきナーニ」という絵は初めて見た。私も「ナーニってなーに?」みたいに思ったが、本当にモデルが誰かわかってないらしい。有名な貴族のナーニ家の人かと思われてこの題名がついてるらしいが、どうもわからんらしい。なんとなーくだけどグンドゥラ・ヤノヴィッツっぽいなあと思った。
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印象に残ったもの。
レンブラント「ヴィーナスとキューピッド」
内縁の妻と子供を描いたもの。何故内縁なの。結婚すればいいじゃない。(←そこか)
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クロード・ラメ「戴冠式の正装のナポレオン一世」
大理石の大きな像である。よくこんなでっかいもの来たなあという感慨にふける。でっかいだけでなく非常に彫刻が優れている。まあ、石で紙のビラビラとか布のひだひだとか表現するようなのは普段見慣れている(でもすごいけどね)んだけど、この像のマントのふちどりの細かい毛皮がホントに質感が毛皮だった!石なのに!凄いと思う。
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あと、「フィデリオ」観た次の日だったので「ナポレオンといえば!ベートーヴェン!タイムリー!」とか思った。
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フランツ・クサファー・メッサーシュミット「性格表現の頭像」
ウィーンのアカデミーの教授だったのに精神を病み離職して自分をモデルにしたいろいろな表情の頭部像を作ったという人。300年以上前にこんな表情豊かな彫刻作ってたなんてすごいなあと思った。もっと近代の作品に思える。
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まあ、結構展示は地味な印象だったのだけど、この日行ってよかったのはたまたまこの展覧会を監修したルーヴルの学芸員のラトルみたいな頭の人が「ルーヴル美術館の肖像芸術」という講演をしてて、それを見聞きしたことである。代表的な展示作品を映し出し、解説をしてくださった。
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フランス語はさっぱりわからないのだけど、通訳をはさみながらのお話しはなかなかお勉強になった・・・最初ちょっと寝てたけど。しかし一時間半もかかった(通訳入れると2倍の時間がかかるけんね)。
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こういう美術展の講演会は普通の日にしかやらないので、たまたま参加できてよかった。贅沢な半休であった。
Louvre2_2
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顔出しパネル。ぼっちだったのでやんなかったけど。
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ここにいらっさるような方は感じていると思うが、最近すごいペースでコンサートやオペラに行ってる。当然お金は減るわけで、節約しなきゃなんない。
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最近よく作るのが貧乏チキンカレー。しかもモモ肉でなく、手羽元である。手羽元は安くて美味しい。胸肉も安いけどパサパサするので煮込み料理は不向きである。手羽先でもいいけど、手羽元のほうが向いている。
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まあ、さほど味は貧乏感はないのだけど(というかかなり美味しいし野菜がたくさんとれる)、一品料理をつくったあと半分残してカレーにするという作業が非常に貧乏くさい。
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Curry1_2
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手羽元肉(4~5本)は縦に切れ目を入れておく(骨から外れやすいように)。塩コショウ・ちょっとしたハーブの乾燥したやつとかをまぶしておく(あれば)。
玉ねぎ(1個)・ニンジン(半分)・ニンニク(2~3かけ)をみじん切りにして、深めのフライパンで中火で炒める(深めのフライパン、1個あると便利。焼くのも煮るのもできる。おすすめ)。
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いい色になったらフライパンの半分に野菜を寄せ、手羽元を入れて両面焼く。
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Curry2_2_3  
焼き色がついたら全体を混ぜ、湯むきしてぶつ切りにしたトマト(1個)とトマトジュース(またはトマト缶)を入れる。ちょっと水を入れ、コンソメ粉を入れる。ローリエの葉を入れる(なくてもいい)。
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(トマト入れる前にシメジとかピーマンとか入れるともっと豪華になる)
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20~30分くらい煮込む。いったん出来上がり。
「手羽元のトマト煮」として半分食べる。一味唐辛子などで辛くしても美味しい。
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ここから二品目。
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肉を鍋から取り出してキッチン鋏とか使って肉を丁寧にひっぺがして鍋に戻す。(これが結構めんどくさいし何よりビンボー臭い)
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Curry4
お水を半カップくらい(適当)入れて、 煮立てる。100円ショップとか業務スーパーで激安で売っているカレーのルーを二かけくらい入れて混ぜてなじむまで煮込む。あればヨーグルトとかガラムマサラ粉を入れるとなお美味しい。
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Curry5_3野菜がたくさん溶け込んだ激うま貧乏チキンカレーの出来上がり。めんどうくさい人は普通にもも肉買ってカレーの箱のウラの作り方の通り作るがよろし。
 

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2018年5月 3日 (木曜日)

ヌード展 横浜美術館

201805013昨日行ってきた。GWのはざまの平日。拍子抜けするくらい空いていた。大丈夫なんだろうか。まあ、とても快適で楽しくみることができた。
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ロンドンでも最も魅力的な(個人的に)美術館、テート・ギャラリーより来日の作品群。まあ、題名から言ってヌードばっかりなのだけれどエロイものもあったり、現代美術のものは芸術というよりも自己表現とかパフォーマンス的なものになり正直、部屋に飾っておきたい部類のものではない。
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200年にわたるヌードの歴史という観点で、本当にいろいろなものが観られて面白かった。1800年代の古い部類のものは神話や物語の一環としての絵が多く、そもそもの裸婦として観てて美しいし、もうちょっと時代が下るとヌードはヌード!それ以外何があるの!みたいにヌード中心になる。
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個人的には1960~70年代が好きなので懐かしいものが多かった。学生時代に美術ガッコの友人から教えてもらった芸術家のものがたくさんあり、懐かしい。ベーコンとかベルメールとかバルデュスとか、美術ガッコ行くまでは知らんかったもんね。
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メープルソープのリサ・ライオンとか、シンディ・シャーマンとか懐かしい~。
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音楽の世界でも、オペラの美術とかやってたホックニーのBLな作品もたくさんあって、ニヤニヤしながら観た(腐女子かよっ)。うーん、最近ドラマ「おっさんずラブ」にハマってしまっているので、ちょっと感覚がおかしくなっている。私は正常なんです!でもブリテンは好きです!
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なお、ロダンの「接吻」のみ撮影可(この記事に挙げた写真は私が撮ったもの)。みんなバシバシ撮ってたけど、インスタに上げるのかね。
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まあ、初公開時はあまりにエロティックで布を被せられてしまったということだが、本物を見て見るとザ・彫刻なのでそん・・・なにエロティックというほどでもないが、肌色とかにしてボカシを入れてみたらどうだろう。
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若干エロティックになったような気がするが。どうだ。
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友人と一緒に行ったので、帰りは当然中華街でお食事。友人が「おすすめの店」とのことだったので楽しみにしていたのだが、食べながら「う、どうしよう。これって美味しいの。私作ったほうがましかも」と思うレベルだったので、感想に困った。しかし帰り道に友人が「なんか味が・・・落ちたみたい。こんなじゃなかったのに。」と言ってたので正直ホッとした。
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中華街で外すとホントしんどいし、友人とか連れて行って不評だとかなり精神にくる(なので「おいしくない」とかあまり言わないようにはしている)。私が県民ホールに行くときにおかゆ食べるお店とか、美術ガッコ時代に友人と行ってたお店(ウラの方にあるすっごくちっちゃくてお店は全然きれいじゃないが味は絶品)とか久しぶりにいってみたくなった。

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2018年5月 2日 (水曜日)

ルドン-秘密の花園  三菱一号美術館

この展覧会のサイトによると、香川県民は入場料無料ということだったが(ウドン県だから)、もうこのキャンペーンは終了している。そもそも私は東京都民で何にも関係ないけど。香川県行ったこともないし(徳島はあるけど)。
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ルドンと言えば、代表的な(普通に思い出す)ものは一つ目小僧の絵(キュクロプス)である。私はこの絵には若干トラウマがある。美術のガッコの「美術解剖学」の分厚い教科書に、「一つ目の作成」という項目でこの絵が掲載されていたのである。

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Cucrops .
(↑今回この絵の展示はありません)

その教科書にはルドンの絵の横にショッキングな写真が添えてあった。何でもそもそも人間はお母さんのおなかの中にいるときに最初はルドンの絵のごとき一つ目であり、鼻は目の上にあるというものである。成長するにつれて鼻が上から一つ目の真ん中に降りてきて、一つ目だった目が二つになる・・・というウソのようなホントの話が書いてあった。一つ目ってホントなんだあってその時は思った。(ちなみに美術解剖学の授業は大好きだった)
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今回のルドン展は、そういった(どういった?)象徴主義的な一つ目とか異形のものの絵とかは白黒の版画がほとんどで、油彩などカラーなものはお花や蝶々などの一般的に美しいと思われる(お部屋に飾れるような)絵がほとんど。私は基本的にルドンの色使いは大好きなので(ターコイズブルー、茶色、黄色、赤)、とても癒される感じでよかった。まあ、エキセントリックなルドンが好きな方はもしかして物足りないかもだけど。
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売ってたグッズはとても美しく、とくにハンカチが何種類もあり2種類買ってしまった。部屋に飾ってもいいくらいの美しさ。カタログは売り切れていて、予約して後で送ってもらえるシステムのようだった。まあ、買わないけど(家にたまりすぎてるので)。


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すぐ近くの国際フォーラムに寄ってみたけど、LFJの準備は着々と進んでいるようだった。もうグッズも発売してた。が、残念ながら天気予報によると会期中はあまり天気はよくないようである。屋台の人とか気の毒。

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出かけるまでなんとなくケーブルテレビの市原悦子さん特集を見ていたのだけど、忌野清志郎さんと市原悦子さんの共演ドラマが始まってしまい、なかなか出かけられない・・・そういえば今日は忌野さんの命日。しかし何故この取り合わせ。しかも若干ラブストーリーだぜ。

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2018年4月 8日 (日曜日)

人体展 上野・国立科学博物館

Jintai5金曜日に会社の決算だったのだがなかなかデータが来ないので早退(翌日土曜日に出社)。
せっかく早く帰れるのに何にもしないのもアレなので、上野の人体展へ。昔、有楽町国際フォーラムでやってた「人体の不思議展」に2回も行ったくらいこういう展示は好き。「本物の人間の内臓の展示」もところどころあり、子供にはちょっとグロイものはちょっと隠されて見えないようにしてある。私はこういうのは全然平気なのだけど、小学生の女の子とかは結構グロイと感じるようであった(そういう子供さんを何人も見かけた)。
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ちょっと前に衛生管理士のお勉強に行ったので(受けるかどうかわわからんが)、心臓の働きや膀胱の働きなどは「ああ、知ってる知ってる」と楽しく観た。人間の体は大きな工場のようでとても神秘的である。かなりディープな展示でまともに観てたら3時間はかかりそうだった。私は6時くらいから入ったので8時閉館にはちょっと時間が足りなかった(グッズも買いたかったので)。また友達と観に行ってもいいかなと思う。金・土曜の5時以降は二人で入れば二千円だそうなので。
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美術的にはダヴィンチの解剖の絵とかが何枚かあった。かなり前に庭園美術館?か何かで全部観たので、懐かしかった。また、姪と甥が医学の学校を出たので、こういったナマの人体解剖など普通にやっているんだろうなあとちょっと尊敬してしまう。私はいくらなんでもナマはムリだ。
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定評のあるカハクのグッズだが、そんなに惹かれるものはなく、公式グッズ的なものは買わなかった。ただ、ガチャガチャの「人体解剖ポーチ」はとてもよくできていて、3つも買ってしまった。入れ歯型?のポーチがほしかったのだが残念ながら出なかった。「歯の構造模型ポーチ」はおそらくアイフォンはちょうどよく入るのではないかと思うが、私のケイタイはややでかいので残念入らず。ロキソニンがちょうど入るので、薬入れに。今度歯医者に行く事があったら(ないといいけど)歯医者に見せようと思う。このガチャガチャは人体展に入らなくてもカハクに入れば買える。(ヴィレヴァンにもありそう)
 
Jintai2  「歯の構造模型」と「脳模型」と「頭骨複製模型」のポーチをゲット。全部で6種類あるけど全部ほしいな。小銭やイヤホンや飴玉とか入れるのになかなか使えそうである。
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今年は「東京ハルサイ」のワーグナーは行かなかった。女性に大人気のあの歌手が出演するというのに、意外と本日・日曜日の当日券は出てたようだ。また、1日目の上演のあと主役が発熱して本日は調子が悪かったという話だ(ネットで得た情報なのでよく知らんが)。

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