2017年5月26日 (金曜日)

ミュシャ展 新国立美術館

1495800450416_2_2 やっと行ってきた。残業続きで鑑賞を諦めていたが、あまりに残業が多くてこのままでは法に引っかかる恐れもあるため、会社がフレックスを推奨したため利用して見られることに。給与システムの変更から給与計算のトラブルが多く、本当は全然それどこじゃなかったんだけど・・・スラブ叙事詩はこれを逃したらもう一生見れないだろうと思ったので。
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平日でも一時間待ちはザラという情報だったので(ビッグサンダーマウンテンかよっ)、覚悟していたが金曜の夕方はそんなでもなく。17時半ごろに20分待ちという表示であったが、いざ並んでみると10分くらいで入れた。会社の昼休みにスマホで当日券を買っておいた。紙に印刷するのではなくスマホの画面のバーコードを見せるスタイル。初めてやってみたが、これはなかなか便利だ。モギリのおねいちゃんの所でちゃんと半券もくれる。
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だが、まあさすがに場内は混んでいた。しかし作品がでっかいので人が散らばっていてそんなにコミコミ具合を感じない。っていうか群衆を描いた絵のため、絵を観るお客さん達でさえ絵の一部に見えるくらい。ポスターなどの普通サイズの作品のコーナーのほうが混んでる感。ま、高校生くらいからミュシャのポスター展に行ってるからサラ・ベルナールのポスター等はそんなに珍しくない。まあ、好きなのでちゃんと観たけど。
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で、スラブ叙事詩だが。本当にでっかい。これホントに一人で描いたの。舶来の絵画で観たもので一番でっかいかも。そして結構精密。遠近法の関係で遠くの方は結構ぼんやりと描いているのだけど、そのへんがとてもうまい。
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そんでまあ、全部観終わったときのものすごいずっしり感。まるでワーグナーのリング全部観た後みたいな充実感。その大きさと考え抜かれた緻密さ、本当に圧倒される。そして(チェコの歴史なんか全然わかんねえよ・・・ながら)わかりやすい作風と色彩の美しさ、壮大な演劇をその場で見ているようであった。
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しかし。
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私はこのところワーカホリックな状態だったので、こんなことも考えてしまった。
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・これ、どうやって運んだの?どこの会社が?空輸?梱包とか大変じゃないの?人件費いくら?
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・これを描く場所がよくあったなあ。絵具も、画布もとんでもなくお金かかりそう。やっぱりパトロンがいないと不可能じゃね?(展示の解説によると、そーゆー人がいた模様)
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・この絵の周りの装飾的なバラとかいろいろ。描くのにどれくらい時間がかかるの。時給換算でいくら?
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とか。バカでしょう?
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輸送の面ではこの絵がどんな風に日本に運ばれて来たのかよくわからないが、展示の動画は展覧会のHPにあったのではっとく。こういうのグッとくるのねえ(物流会社勤務のため)。絵の大きさもよくわかるし。
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ちょっとびっくりしたのが「撮影可のコーナー」があったこと。みんなここぞとばかりに撮ってたけど、すごく不思議な感じ。私も珍しさも手伝ってスマホでパチパチ撮ってたけど、実際撮ってどうするの。ふうむ。インスタなどにUPするから、宣伝にはなるよねえ。混むわけだ、こりゃ。
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で、まあ展示は素晴らしくとても感動したのだけれど、危惧していたお土産コーナーのレジの並びっぷりはかなりなものであった。私も最初は何も買わないつもりではいたものの、「せっかく来たのだし、閉館まで結構時間あるから並んで買おうかな」と。この手の展覧会ではレギュラーな絵葉書とかチケット入れとか(何枚持ってるんだチケット入れ)、一筆箋とか(使わないけど)など。マステも二つほど買ってみたがこれはどんな風に使うのだろう。クオリティ高そうだが。普通にシールみたいに使えばいいのかな。透明なケースとか100均で買ってデコったらキレイかもね。
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あと、もぐらのクルテクのグッズがたくさんあったけど、ぬいぐるみはほぼ「ねほりんぱほりん」かと。NHKがパクッたのかな。しかし、クルテクは買わず。あまりの可愛さに負けてアマールカちゃんのタオルを買った。ソニプラとかでも買えそうなのにね。
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展覧会は6月5日まで。並んだり労力は使うが行って損はない。ちょっとしたオペラグラスの持参を推奨(持っている方を見かけて、あれば便利だなあと思ったので)。
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今朝、楽しみにしていたシャーガーさんのコンサートをBSで観たのだけど、アンコールで歌ってくれたジークムントの「冬の嵐は過ぎ去り」の放送がなかったので、たいそうがっかりした。しかし、お金を払ってあの場に居たものだけがあの素晴らしいアリアを聴けたのだ、というふうに考えればいいかなと思った。本当にアレは素晴らしかったなあ。でまあ、シャーガーさんの嫁にデレデレ加減がテレビでもすごい。嫁はちょっとミランダ・カーを意識しているメイクかと。
 

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2017年2月11日 (土曜日)

マリメッコ展 Bunkamuraザ・ミュージアム

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先週の日曜日に鑑賞。まあ普通に混んでたが、ぎゅうぎゅうってほどでもなく。
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布に興味がなければ、何も面白くない展覧会である。北欧のクッソたっかい布を売る会社マリメッコ社の歴史とともに代々のデザイナーの紹介(日本人も何人か)、そして布地の展示。そしてマリメッコの布でこさえた、昔の私だったら1日あれば完成しそうなむっちゃ簡単服のオンパレードである。まあ、マリメッコは模様がでっかいので、あまりチマチマとしたデザイインの服は合わない。シンプルなデザインじゃないと。
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とはいうものの。ファブリック・フリークの私は楽しいものであった。
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一時期異常にマリメッコに凝ってた。で、今はなくなっちゃったけど渋谷のマルナンって布屋さんではマリメッコ売ってた時期があったのである。そりゃーもう高いものだから、1メートルだか買って、クッション作ってあまり切れは敷物にしたり飾ったりしてた。そういや一人暮らしして買った布団カバーと枕カバーはずっとマリメッコのウニッコ(一番有名なケシの花模様のやつ)である(ただし日本製)。一回も買い替えてない。色褪せもせず。意外と悪くならないものだ。
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というわけで、この展覧会はマリメッコ好き・北欧雑貨好きからすると悲鳴をあげたくなるほど楽しいものだが、まあ・・・そんだけである。お土産のグッズは、絵ハガキぐらいしか買うものはない。あとはウニッコのたっかい食器とかだし、別にマリメッコでない北欧雑貨売ってたけど買える値段ではなかった。まあ、見るのは大変楽しいものだが。友人とキャーキャー言いながら見てた。
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会場で上映されてたマリメッコ社の工場の映像は、係のおねいさんは皆マリメッコの服がユニフォームなようで、一緒に観てた友人は「あああ、ここで働きたい~~~~」とか騒いでたけど、私はいやだな。工場って疲れるんだよね、単純作業で(←現実的)。
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マリメッコは好きだけど、IKEAの布のほうが、めっちゃ安くていいやって思うわ、貧乏人の私としては。IKEA行ってないなあ、遠くてな。
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全く関係ないのだが、明日だか「ユーリ!!!on Ice」のオールナイト上映会をするらしく、声優さんとか原作者とかも出演するそう。で、その催しの券は大人気ですぐ売り切れてしまった。で、日本各地の映画館がその催しのライブビューイングをするらしい。
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会社の女の子(23歳)がそのライブビューイングに行くというので、なんかその会場をちょっと垣間見てみたいな、沼にはまってる女の子たちがキャーキャー言ったり泣いたりするのが見たいな。声援したり歌ったりするのかな、アニメに向かって。別に参加したくはないけど、その会場の雰囲気がどんななのかを見たいな。ライブビューイングをライブビューイングする催しはないのかな。
 
 
 

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2017年1月 8日 (日曜日)

クラーナハ展  (国立西洋美術館)

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夜のクラーナハ展。上野の展覧会はね、金曜の夜行くのがおすすめだよ(←三四郎の小宮さん風に)。もうすぐ終わっちゃうので、金曜の夜定時で上がって慌てて上野へ。あんまり混んでなくて、普通に見られてよろしい。
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クラーナハって、私は昔は「クラナッハ」って呼んでた。日本ではあんまり有名じゃないのかな。私はウィーン美術史美術館でクラーナハの絵は観た。親子でやってるんだよね。トーチャンの絵がほどんどだけど。
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美術史美術館はウィーン旅行で3回ほど足を運んでいる大好きな美術館。1回目は「あー、ここがアルバン・ベルクが足しげく通った美術館か」と思いつつ、ベルクが好きだという「ユーピターとイオ」なんか見つけて喜んでた。2回目はこのクラーナハの「ユディト」を代表に、「首チョンパ系」の残酷絵画と、何故か頻出する「聖ヒエロニムス」という赤い服着たジーサンの絵を探すというわけのわからん鑑賞方法、3回目は世界最大のブリューゲル展だったので、一生分のブリューゲルを観た感。
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だもんで、クラーナハの絵を観ると大好きなウィーンを思い出してうれしい気分になる。ああ、ウィーンのケーキが食べたいよう。ヴィーナーバルトのシュニッツェルが食べたいよう。
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クラーナハもそうなんだけど、最近どうも1500年代の絵ってすげえなって思う。昨年話題になったカラヴァッジョも1500年代だし。ダヴィンチとかボッティチェリもそのへんの前後だよね(ゆるい区分だけど)。だって音楽だってそのへんの音楽は凄いと思うし大好きだけど、結局現代の紙に印刷された楽譜を見て演奏してるじゃない? その点、絵はホントにその今まさに展示されている木や画布に画家が向かってペタペタ描いてるんだよね。まあ、絵はどんどん傷んでいくわけだから、後年いろいろな人が補修とかしてるとは思うけど、500年前の絵ですよ。保存が大変だ。あと運ぶのも大変(物流会社に入ってからそれホントに思うようになった)。
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何を言っているんだ私は。
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今回の展示は日本の大部分の「クラーナハ、君のナハ?」みたいなあんまりよく知らない人にも、この人が美術史においてどのような位置にいる画家なのか、他の画家にどのような影響を与えているのか(半ば必死に)教えてくれる。ピカソやマン・レイやデュシャンなどの現代に近い有名芸術家がクラーナハの絵からインスパイアされた作品を残していて、その展示もたくさんあったし、日本でも影響を受けた作家、岸田劉生や村山知義の絵の展示があった。(実は村山知義のファンなので突然の出現にびっくり、嬉しかったなあ)
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日本のコスプレ界のパイオニア、森村泰昌の写真もあり(ユディトのコスプレで)ちょっと笑った。そういえば美術ガッコ時代のクラスメートに「森村先生の生徒だった」って人がいて、どんな授業なんだろうとか思ったことはある。
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クラーナハは何でも、かなりの速筆で大量生産の画家だったらしく、その辺を揶揄したようなパフォーマンスの展示もあり(中国の画家?をたくさん集めてみんなで一斉にクラーナハの絵を模写したものを壁一面に展示。うまい人もヘタな人もいろいろ)興味深かった。っていうか、ほんとに昔は「売り絵」だったんでしょうな(世界堂的な意味で)。
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その他、一番印象に残ったのが「サロメ」の絵で。可愛いんだよねサロメ。首持ってるけど。
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しかしこの絵の絵ハガキ買おうとしたら、何故か売ってなかった。まあ買ってどうするんだろうとは思ったけど。
それにしてもこの斬首の断面、やっぱり本物を参考にしたのかなあ。グロイよね。本物の絵はもっとグロイよ。
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しょうがないので、ユディトの絵ハガキを購入。でもなんか飾りたくないし、人にも出せないよね。
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全体的にとても充実した展示で、ちょっとした時間旅行みたいな典雅な気分にさせてくれる美術展だった。デューラーの版画の展示も何点かあちこちにあり、「さすがにうまいなあ」と唸った(クラーナハさんには気の毒だが)。
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食欲をなくしたところで(ウソ)、夕飯を買いに上野駅へ。いつものように駅弁を購入。
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1300円とちょっと高価。年末年始あんまりお金使わなかったので、地方の経済を回すぞ。
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二段になっていて、いろんなものが入っている。味は美味しい・・・のだけどどっちかっつーと「ホントに山形行った」感。東京では味わえないような味である。山形行ったことないんだけど、不思議な感覚。例えば北海道の海鮮弁当みたいなの食べても「北海道行った」感ってしないのに。

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2016年9月23日 (金曜日)

ピーターラビット展 BUNKAMURAザ・ミュージアム

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昨日、行ってきた。友人が会社で招待券をもらってくれたので(いい会社である。ウチの会社はそんなことめったにない)ありがたく行かせて頂いた。
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意外かもしれないが、私は幼少期にピーターラビットの絵本で育った。・・・っていうと「さすが、ハイソサエティな英国好きのご両親に育てられたのね」とか思われるかもしれないが、うちはただの大工の家庭である。たまたま母親がピーターラビットの絵本を書店で見つけて気に入って買ってきただけである。
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そもそもピーターラビットの絵本の原本は手のひらサイズのちっちゃなちっちゃな絵本なのだが、私の買ってもらって持ってたのは「ガキがこんなちっちゃな絵本で満足するわけない」と思った日本の出版社が、背景を書き加えて大きく作り直したものである。A4判くらいだったかな。「ピーターうさぎのぼうけん」って題で、ピーターとその兄弟、プロプシー、モプシー、コトンテールがマクレガーさんの農園に紛れ込んで、命からがら逃げ出して来るって内容である(おそらく第一作)。
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私の持ってたその絵本は、とてもきれいにできていて原作の雰囲気を壊すことなく作ってあったから、私と母親はその本が大好きでしょっちゅう読んでいた。小学生のときだか中学生のときだか忘れたけどデパートでやはりピーターラビット展をやってて、母と私は大喜びで出かけた。けれど、原作は本当はホントにちっちゃなちっちゃな絵本で、ちょっとだけがっかりしたのを覚えている。
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昔行ったそのピーターラビット展は全くの子供向けで、原画の展示とかなかったんだけど、今回はベアトリクス・ポターの原画の展示がほとんどである(初めて日本に来たらしい)。昔はそんなに印刷技術は発達してなかったから、この原画を忠実に再現できたかなあ・・・と思ってしまうほど原画は細密であり、濃淡とか微妙である。本当は一つ一つじっくり見たかったものの・・・一つ一つの絵はもちろんとてもちっちゃいものだし、絵本なので一つ一つ説明や文章を読んだりするから、なかなか順番が回ってこない。いやはやホントに混んでいたのである。もっとちゃんと見たかったなあ。ものすごく可愛かったもので。私は猫好きなので猫の絵など本当に悶絶してしまうほど可愛かった。
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印象的だったのは、昔の日本でも翻訳版?と思しき紙芝居と絵本で、紙芝居のマクレガーさんなんて原作とは似ても似つかないし、うさぎもぜんぜん違うし。絵本ではプロプシー・モプシー・コトンテールが太郎・次郎・三郎かなんかになってた・・・ようだった。
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お土産コーナーがこれまた大変で。「この展覧会でしか買えません」というようなものもたくさんあって、一人だったらとめどなく買ってしまいそうだった。でもまあ、友人と二人で「ここは、大人なんだから我慢して、ちょっとだけ記念に買って帰ろう」ということになり。私は「まあ、券はタダでもらったのだから、そのぶん何か買ってもいいよね」とか言いながら、ピーターラビットの絵の入った「そばちょく」を購入。お蕎麦だけでなく、これでお茶とか飲んでもいいかも。ちっちゃくて非常に可愛いので気に入っている。
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ミュージアムから出ると文化村の一画に絵本の中の風景的なものが作ってあり、記念写真を撮れるようになっていた。友人が「(そこに立って)撮ってあげるよ」とか言うんだけど、意味がわからない。私がここで撮っても何になるのだろう。私はうさぎでもないし、ここは湖水地方でもないよ。

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来年、またびわ湖に行こうと思ったので、友人を誘ってみたが「どうしてびわ湖まで行ってワーグナーのオペラなんか。私はUSJに行きたい。」というので、びわ湖で(一人で)オペラ見て次の日は友人と京都観光、次の日はUSJで遊びまくって東京に帰る、などという無謀な旅行になりそうで怖い。

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2016年8月 5日 (金曜日)

大妖怪展 江戸東京博物館

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7月29日より、金曜土曜は夜9時まで開館しているというので、それを待って参戦。会社から結構近いので、ゆっくり見られて有難い。

版画や屏風絵から埴輪、妖怪ウォッチまで。「大」と付くほどたくさんの展示物でもない気もしたが(途中でかなり展示物の交代があるようだ)、会社帰りで時間的に遅かったこどもあり、子供客はいないしさほど混んでなかったので、かなり快適に見ることができた。

まあ、こういった展覧会は結構出掛けているので、見たことある版画もたくさんあった。でもまあ、生で見る木版画はやはり印刷とは違うもの。日本美術は本当に美しい。

で。

このところはまってるポケモンを彷彿とさせる「へんなもの」も多数見受けられたし、最後に出てきたジバニャンやUSAぴょんたち妖怪ウォッチもホントに可愛くて、写真が撮れないのが残念。

しかし、どっちかというとお子さん向けでもなく、大人のほうが楽しめる印象。幽霊画もリアルで怖いし。

あと、地獄の閻魔大王様も何人か見受けられ、その堂々と鎮座する姿はは何だか笑点の司会者のようだった。いや、昇太さんじゃなくてさ。

こーゆー展覧会に有りがちなお土産グッズは今回もかなりヤバくて。明日お友達にあう予定なので、地獄のお風呂の素みたいなのと、ガチャガチャの缶バッチを買った。多分喜んでくれるかと・・・いやわからない。自分には大人可愛い妖怪Tシャツを購入。ポケモンウォーキングに着ようかなと思う。

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外に昔ながらのポストが。なんか可愛いね。


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2016年6月 4日 (土曜日)

俺たちの国芳 わたしの国貞

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もうすぐ終わってしまうので慌てて参戦。しかし同じことを考えている人はぎょうさんいるようで、金曜の夜なのに(だから?)かなり混んでいた。木版画なので作品一つ一つが小さいだけに、あまり集中して観ることができない。
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テレビの宣伝がよかったのか、渋谷という土地のせいなのか、普段浮世絵とも歌舞伎ともあまり縁のないような制服姿のJKや女子大生?やら。またはチャラ男とチャラ子のカップルが多く見受けられ。
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「江戸時代の一般市民も、今の渋谷を歩いている若者やワイドショーに釘付けになる主婦やファッション雑誌の占い特集に熱心なOLと大差はない」というテーマがはっきりしていて、とても見やすい展示であったことは高く評価したい。これがもし、ただ国芳と国貞をつらつら並べただけじゃ、観る人は飽きてしまうだろう。観ている人はみんなとても楽しそうで(JK達はキャッキャ言ってたし、小学生のお子さんも絵本を見るように興味深く観ていた)、何か不思議な感じ。外人が多いのかな、と思ったらそんなでもない。土日だったらまた違うのかしら。
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そんでま、私もノリノリで観てたわけですが、そのうち「なんか・・・役者絵の男の人みんな中村橋之助さんに見える」とか「オリラジのあっちゃんがたくさんいる」とか思い出し。
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とくにこの絵。
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なんかもう、見たとたんに「PERFECT HUMAN」が頭に流れてきて止まらない。♪恐れる~な慄く~な的な。あのような男子の群舞のかっこよさって、江戸時代から共通なのかしら(違)。
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あと、夏場に行った「うらめしや展?」でも確か登場した(現代の日本ではイマイチ印象が薄い)浅倉当吾さんも登場。なんか男の人のオバケって女の人のオバケよりも恐くないのねえ。普通のサラリーマン的な感じで。
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美術学校で版画を専攻していたので、もちろん木版画もやったことあるんだけど(ばれんから手作り)、やっぱり職人技というか。こんなに細かいものを木で彫るなんて・・・とまるで信じられない。着物の模様とかすげえ。江戸の印刷技術すげえ。西洋の人もびっくりしてコレ集めちゃったんだろうな。今回の展示、ボストン美術館所蔵だし。
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でまあ、展示物を観るのもかなり大変だった(展示物多い、なのに細かい、人も多い)んだけど、お土産を買うのがもっと大変で。とても魅惑的なものが多いうえに、図録はレジで口頭で申しつけるスタイルだったのでいちいち長い列に並ばなければならず、不便。図録買う専門のレジも作って欲しかったなあ。(珍しく図録買ってしまったぜ。家で眺めても面白そうだったので)
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ガシャポン(ガチャガチャ)は何台も機械が置いてあったのに、2台くらいしか作動してなく、大人がたくさん並んで買う始末。私も二回ほどチャレンジしてみたが、いらんのばっかり当たった。まあ・・・こんなもんか。ゲタの根付なんて何に使うねん。
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夜の9時まで開催されているので、比較的時間に余裕はあったものの、とにかく人が多くて早めに出てしまった。展示は大変面白かった。学生時代に見学に行った版画工房も懐かしかった。
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久しぶりに塔に行って、ずっと買えないでいた「死の都」のDVDを入手(例の新国立の演出のやつね)。ずっと飲まず食わずで徘徊していたので、駅まで歩ける自信がなく(北海道の置き去り児童が水だけで一週間近くいたのはホントに信じられない)、塔の中にあるカフェでご飯を食べることに(10%オフの券貰ったし)。
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私には似合わない、おされカフェ。メニュー見て、入ったことをちょっと後悔。高い。ほとんどの食事が千円以上。しかたないので大好きなハンバーガーを注文。
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結構待たされて、出てきたのがコレ。
1464956434774_2 千円で、何このクオリティ。なんか美味しそうというより美しい。味は勿論美味しかったが、なんというか(ハーブたっぷりのソースのせいなのか)日本の味じゃない感。外国で食べたような味。なんだろう。お口の中だけちょっと旅行気分。おなかいっぱい。やっぱりファストフードのハンバーガーとは別物。
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オペラやコンサートの予約をしなきゃ、とチェックしてたら「きよみずのぶたいからとびおりる」つもりで行く予定だったティーレマンのラインゴールドは全然行けない日(給与計算の日)だったのであきらめた(残念)。一生懸命働いたんだもん、1個ぐらい行ってもいいかなと思ってたウィーン国立も「自分の価値観的に5万も6万も出して行くものだろうか(旅行で現地で観られたら凄いけど)」のでとりあえずあきらめて、とりあえず飯守さんのワルキューレをゲット。前回の教訓を生かし(S席で1階席買ったのに前の座高の高いおっさんの頭で見えなかったクソシネタコ)、2階席の一番前を買った。正面じゃないけどこれで絶対舞台は見える。二期会のナクソスとトリスタンは迷い中。
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今日は新国立のローエングリンの最終日だったようだね。大変よい上演だったようで喜ばしいです。一回も行かなかったけんども。たまたま、タイトルロールとヒロインの出演するDVDを鑑賞(死の都とダナエ)。死の都は新国立のほうが歌手はよかった気がする(←え)。
 

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2016年5月28日 (土曜日)

カラヴァッジョ展

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夜のカラヴァッジョ展。
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カラヴァッジョといえば、この看板のバッカスちゃんが有名だが、昔からこの絵の酒の神様の外見はヘンだと思ってた。頭にブドウの木ぶっさした、眉毛が特徴的な丸顔の飲兵衛(シュトラウスのオペラに出てくるバッカスはもっとカッコイイと思う)。突然こんな人が街中で現れたらひくわあ。個人的には俳優の加藤諒さんにコスプレしてもらいたい。
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金曜日は夜8時まで絶賛営業中なので、会社の定時ぴったりにぶっとんでったものの、現地外には意外にも行列が。世界遺産になっちゃったし、みんな考えることは一緒?とか思ったらなんと「いせしまさみっと」の厳戒態勢中だったので荷物検査のために並んでいる列だったのだ。あたしはお腹が空いて「ぐううう」って鳴ってしまうのを防止するため、お弁当の残りの手造りおにぎりを並んでいる最中にもぐもぐ食べた。道の途中で買った80円のペットボトルのお茶も飲みつつ。おにぎりは食べ終わったものの、お茶は半分残してカバンに。そったら、荷物検査でお茶没収されてしまった。なによう、お茶でなんか何ができるっての。しかも「いせしまさみっと」は上野とは全然遠いじゃないの。オバマさんは今日は広島でしょ。金属探知機まで体中わらわらとされて、ここは空港か。
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などと半分不機嫌になりながら会場入り。中は普通の混み具合。展示物は約50点ほどでうちカラヴァッジョの絵は11点ほど。他は同時代の同じコンセプトの画家の絵である。真っ黒の画面に人物や静物に光が当たって浮き上がるというしかけのもので、黒い絵の具の消費量半端ない(たぶん)。無論、同じコンセプトのラ・トゥールの絵なんかもあった。
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テレビでカラヴァッジョのドキュメンタリーを見てたので、こいつがどんなに悪党で、乱暴者で、死刑囚で、銃刀法違反で、逃亡生活を送ってきたかは知ってる(でしょ?)。芸術家イコール善人なんて思ってたら大間違いである。この画家の記録はあまり残ってない・・・残っているのは裁判記録ばっかりというのはドキュメンタリーで言っていた。裁判記録の展示もあった。アーティチョークが油炒めなのかバター炒めなのかもめて、そんなの食ってみればわかるで的な裁判記録もあった。そういえばアーティチョークって食べたことない。
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「この男を見つけたら殺しちゃっていいぜえ」みたいな悪党だったので、いつも死と隣り合わせだった。「ならどうして殺人なんかしちゃうの?なんでどんどん罪を重ねちゃうの?」とか一般市民な私たちは思うけれど、そういった人生を送っていたからこそ、こんな狂気に満ちた絵が描けるのかもなあと思うこともあった。
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今回の一番のハイライトは、新たに発見されて「これカラヴァッジョでしょ」と専門家に認められた「法悦のマグダラのマリア」の絵の世界初公開だったのだけど、コレはもしカラヴァッジョ作でなくっても凄い素晴らしい絵だと思う。作者がずっと手放さずに持ってた(らしい)というのもよくわかる。「こりゃうまく描けたわ~」って思ってたんじゃないかな。古今東西たくさんマグダラのマリアの絵はあるけど、この絵の表情は凄い。死を目前にして宗教によって罪を許された法悦感(いや、キリスト教の知識がバッハの受難曲とかでしかないのでちょっと違ってるかも)。印刷やテレビでは見えなかった(ウチ14型テレビだからかもしれんが)、茨の十字架もくっきりと光に照らされて見えて、感銘深い。真言宗でもこの感じはすごく心に来る。
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あと、カラヴァッッジョの絵で印象的だったのは「トカゲに噛まれる少年」という絵で、「あっ痛ててっ!!」という衝撃感が400年の時を超えて伝わってくる。
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カラヴァッジョの絵以外で印象的だったのは、タンツィオ・ダ・ヴァラッロという画家の「長崎におけるフランシスコ会福者たちの殉教」という絵で、何でも長崎のキリシタンが十字架に沢山掛けられているところを描いたもので、日本史が全くダメな私はいろいろ「???」であった。そんな時代のことようろっぱの人々にも伝わったの?とか。調査が必要。
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6時半に観はじめて、時間切れにならないよう速足で観てたら45分くらいで観終わってしまった。ボッティチェリの時にあまりに作品が多くて時間切れになってしまったので、そうならないようにだったんだけど、カラヴァッジョは結構作品数少なかった。もっとじっくり観ればよかった。残念。
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販売グッズはそんなに色々なく。ワインや食べもの関係が何故か多かったけど、高くて買えなかった。カルディでいいわ、そんなの。
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夜なので、お外の見なれた彫刻たちもライトアップ。なかなかかっこいい。
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夕飯に大好きなメルヘンのサンドイッチを上野で買ったのだけど、いつも買う豚カツサンドのカツが異常に分厚くなっていた。しかも断面の見える部分しか肉がなかった。だったら前みたいに薄い肉にして全面にしてほしいな。美味しかったけど。

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2016年3月 5日 (土曜日)

ボッティチェリ展(東京都美術館)

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昨日、上野のボッティチェリ展へ。金曜日は夜8時までやっているので、東京下町勤務者には有難い。土日にトビカンの人気ハイライト演目に出かける勇気はないし、有給までとって普通の日に行くのもどうかと。いや、それもいいんだけど。
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しかしまあ。定時に上がって地下鉄より上野公園に向うと、いつもながらなんて辺りは暗い・・・。昼間ならひょいひょい歩ける上野公園も、夜になると明かりは少ないのでどこが何かよくわからず。草野球場が見えて文化会館の明かりが見えてやっと・・・トビカンに着くのである。目が悪い上に方向音痴なもので。
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トビカン周辺も暗い。
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しかも。ボッティチェリ展内部も暗い。なんせ500年以上も前に描かれた絵なもんで、光は禁物。保存のためにとにかく場内が暗くて。なんかあたし、鳥目になっちゃったのかと。ビタミンAが足りないのかしら。おかしいわねあんなにニンジン食べてるのに。
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しかし展示は面白かった。昔だなあと。描き方がね、昔なの。人間のフォルムがね。頭の後ろの方、ちょっとへこんでる感。デッサンもちょっとだけ、甘い。しかしこんなに昔なのに、意外と色の保存がいい。青とか退色してない。いい絵具使ってたのかな。さすがメディチ家の庇護を受けているだけあるわね。
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ボッティチェリの描く女の人、独特。すぐわかる。そして独特のポージング。下からぐいっと振りかえる感じ。アレはボッティチェリだなあと。ポスターになってる「聖母子」の赤ちゃんも、まるでボッティチェリの描く独特の美女のように視線がなまめかしい。
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昔の絵なので、木の板に描いてる。だからなんだか真ん中が反ってるのが見受けられる。
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展示は、ボッティチェリのだけじゃなくて、師匠のフィリッポ・リッピの絵と、フィリッポ・リッピの息子のフィリッピーノ・リッピの絵も多く展示。どっちもそれぞれよい。とくに息子リッピの絵はボッティチェリのライバルと言われただけあって、かなりいいし、作風も似ている。ただ、顔の描き方はまた別だな。
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あと、ボッティチェリの工房で描かれた絵もあって、そこらへんは下絵をボッティチェリが描いて、細部は工房の人々が描いたのかな。なので、細部の描写がすんごい。植物とか。一人で描いてるんじゃないもんで、すべてのパートが全力投球で描かれている。
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他にはポッライオーロ?とかいう人の「竜と闘う大天使ミカエル」の絵がかっこよかった。なんか大天使ミカエルとか大天使ガブリエルって名前の響きはかっこいいね、いつも思う。(そんで、こういう宗教画を沢山見ると、マタイ受難曲が聴きたくなってしまう。)
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ボッティチェリの絵はどれも素敵だったけど、とくに「書斎の聖アウグスティヌス」がね、めっちゃかっこいい。ダンディ。宙を見つめて、何かが振ってきそう。展覧会での扱いが地味なのに絵はでかい。しびれるう。
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展示が結構もりだくさんで、もっとゆっくり見たかったのだけど、とても間に合わなかった。1時間半くらいいたんだけど最後のほう駆け足。ちゃんとじっくり見るのであれば2時間は必要。グッズもなかなか素晴らしく、チケットファイルとか缶入りキャンディとか買ってしまった。だめだなああたし(ジークフリート買っちゃったのにい)。しかし、金曜の夜は意外と空いており、普通に見られるのでよいね、おすすめ。展示は4月3日までなのでお急ぎ下さい。西洋美術館でやってる、カラヴァッジョも観たいな。
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画家ご本人も来日。一緒に写真撮らせてくれるよ。紙みたいにうすっぺらい人だった。

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2015年8月16日 (日曜日)

画鬼暁斎 幕末明治のスター絵師と弟子コンドル 三菱一号館美術館

1439689303614_2  三菱地所を見に行こう♪三菱地所を見に行こう♪とか歌いながら参戦(昨日)。暁斎の絵は企画の展覧会等ではよく見かけるものの、まとめて見るのは初めてかも。

今回の展示は暁斎と、その弟子のジョサイア・コンドルに焦点を当てたもの。ジョサイア・コンドルは「お雇い外国人」として来日し、かの有名な鹿鳴館とか岩崎邸とか日本の数多くの建物を設計した建築家である(ざっくりした説明で申し訳ない)。

三菱一号美術館は、もともとはコンドルが設計した三菱一号館という建物をモデルに(老朽化したので1968年に解体)レプリカ再建された建物である。
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さてコンドル。日本愛し過ぎ外国人のさきがけか。写真を見ると今にも「ホワイジャパニーズビーポー!?」とか言いそうな感じだ(んなあほな)。コンドルは暁斎に弟子入りし毎週土曜日にお絵描きのレッスンを受けていたようだが、普通よりかなり高額のレッスン料を支払っていたようだ(パトロン的な)。コンドルの絵の展示もあったけど、インチキ外人風味はぜんぜんなくて、普通に日本人の描いた掛け軸みたいな感じである(うまい)。画号は「暁英」。一瞬「照英」かと思った。
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T02200342_0400062110178094384_2 今回の展示物はまあほとんどは暁斎のものだが、かなり盛りだくさんで点数も多くしかも色々なジャンルに渡っている。まあ鳥とか動物の絵はやや多いのだけど、猫ちゃんの毛とか鳥の羽とかももふもふ感がはんぱない。日本猫、実際はあんなにもふもふしてない。まるで西洋の高級なペルシャ猫みたいな凄いもふもふである。鳥も、あのフクロウ(ミミズク?)のもふもふ感とくるくるした目の表情がなんとも言えず可愛い。魚系も正面から見た鯉の顔がなんともいい。蟹の綱渡りと楽団も、カエルちゃんの戦争?もめちゃカワイイ。動物大好きなんだろうね。
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浮世絵的な?人物画(地獄太夫の絵はまるでSMの女王様のようだ)、腐乱死体の絵とか、春画とか。こんなにいっぱい色々描いてどれも高クオリティ。外國人の方も見に来てたけど、意外とそんなにいなかったなあ。外国人こそ喜びそうな内容なのに。外国人旅行者のみなさん、スカイツリーなんていいから暁斎を見なさいよ。
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春画、実は本物を見たのは私は初めてだ。まあ雑誌とかで見たことはあったんだけど(版画やってたからのう)、あまり・・・描写としては美しいものではないな。こいのぼりの中に入ってその中で♡、的なおもしろい絵もあったものの、大抵はアクロバティックな感じである。絵がちっちゃくてあまりよく見えない上に(目が悪くて)、行列が凄くて(ホワイジャパニーズピーポー!?)あまり覚えてない。カタログ買ってないし。そもそもカタログに載ってるのかどうか不明。
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今回の展示では「夏休みの自由研究でえす」的な必死にメモを取りながら一人で鑑賞してた小学生も見受けられたが、春画はさすがに・・・。なお、お子さんは大人の同伴があれば一応鑑賞は可能のようだ(見せないだろうけど)。
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1439689327913 化け猫ちゃんの絵と一緒に写真を撮れる場所があった。昔だったら率先して撮ってもらったと思うが、やはり恥ずかしくて今回は遠慮。コンドルさんの全身像と並んで写真が撮れるところもあったが、それは撮ってもらった(友人に)。載せないけど。
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ということで、このところ観に行った美術展では一番面白かった。今度「なんでも鑑定団」に暁斎の絵が出てきたら鑑定できそうなくらい沢山見た。あともう少しで終わっちゃうけど、観に行くの躊躇されている方、行く事をオススメする。それと、現在絵を勉強している画学生の方は(もちろん見るだろうけど)かなり勉強になるかと思う。画力が物凄かった。
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友人と何か食べて帰ろうかと思って、前から気になっていた交通会館の立ち飲み屋に入ってみた。とても疲れていたのでピール一杯とたこ焼きでリタイア。しかしたこ焼きは大阪仕込みで大変美味しい上、ビールはプレモルだった(ぷはー)。私がもし会社の帰りに一人で入ってても、みんな見ないふりして下さい。

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2015年8月14日 (金曜日)

エリック・サティとその時代展 Bunkamura

1439529679507 渋谷の文化村にて開催の、「エリック・サティとその時代」展。個人的にはサティはそん・・・なに好きじゃないんだけど(かんたんなのを弾くのは好きだ)、あの時代は好きなので念のため鑑賞。最初は例のロートレックだのシェレだの(文化村得意の)ムーランルージュ系のリトグラフポスターが出てきて「またすか・・・」と思うのだが、初めの方だけ。あとは結構サティ臭がする。ただ、シェレは好きだけどね。
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会場にはもちろんサティのピアノ曲が流れていたりするんだけど、「この昔の日本の枕みたいなのは展示物?」とか思って眺めてたら音楽スピーカーだった。色や形的にオンドマルトノやなんかの時代の電気楽器の一種っぽくもある。一個欲しいなあとか思ったけど、買うと結構高いのね。
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<気のついた点>
・「4分33秒」の前身のような、アルフォンス・アレという人の「耳の不自由なある偉人の葬儀のための葬送行進曲」って曲のの楽譜の展示は「おお」と思った。24小節空白のみ。演奏はなし。
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・フランス6人組の紅一点、ジェルメーヌ・タイユフェールの書いた素描(つか、いたずら書き程度)の展示。わたし的には「ああ!!タイユフェールたんが!!」という喜びでいっぱいになったが普通は知らんがな。
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・パラードの再演映像はピカソのキュビズムの絵が動いているみたいで興味深い。まあネットでも観れるけど。
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・「スポーツと気晴らし」のナレーション付演奏の映像はなかなかいい。まあ、演奏会に行ってまで聴こうとは思わんけど。
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・「スライド式クラリネット」だの「鍵盤つきトロンボーン」の絵があったのだが、演奏を聴いてみたい。だが、スライド式クラリネットは吹く所が金管楽器のマウスピースだったので、リード楽器なのにこれじゃ意味ないじゃん。
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・昔のベヒシュタインの展示があり、まあただピアノが展示してあっただけだったのだが、ナマでみるの多分初めてだったので興味深くあちこち見てたら、係のおねいさんに心配そうな顔でみはられてしまった。子供じゃないんだから弾きませんよう。
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・ジョルジュ・ブラックの絵は、私が画学生時代にキュビズムの授業があって、楽しく書いていたものの先生に「アンタはキュビズムをちっともわかってない」って怒られたのを思い出してちょっと暗くなった。
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・いつもながらグッズが魅惑的。スタンランのメモ帳やボールペン(蛍光ペンがお尻に付いていて便利そう)を購入。最近見かけるとメモ帳ばかり買ってしまう。(最近不景気でメモ帳って営業でくれなくね?困るんだけど。コピー紙の裏紙って貧乏くさくて嫌い)
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・スタンランのガチャガチャがあったので一個買った。可愛い子猫ちゃんの絵の缶バッジ。いっぱい買ってカバンにつけて痛バッグにしようぜ(ウソ)。
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東急本店入口に、なんか知らんが「写真に撮ってね!!SNSに載せてね!!」みたいなことが書いてあったので一応載せたけど、サティには何の関係もないよ。カールおじさんかな。

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お盆に渋谷を歩いているとだね。普段は普通に歩いている文化村の入り口とかね、ホントに「何にもねえよ、普通だよ」みたいなとこでもね、ひっきりなしに記念写真撮ってるからね。気をつけないといけないね、私のような東京もんは。

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