ブルーメンフィルハーモニー 第53回定期演奏会(ティアラこうとう)
ウォルトン:ヴィオラ協奏曲(1962年版)
シベリウス:交響曲 第2番 作品43
指揮:寺岡清高
ヴィオラ独奏:須田祥子(東京フィルハーモニー交響楽団首席奏者、日本センチュリー交響楽団客演首席奏者)
管弦楽:ブルーメン・フィルハーモニー
(7月2日 ティアラこうとう)
いつも入場券をお送り頂きありがとうございます。
ティアラこうとうは久しぶりに行った。久しぶりすぎて「こんな木のホールだっけ?」とか思った。区立の公会堂は最近はどこもかしこもこんな感じで区別がつかなくなってしまったな。
今回は、北欧と英国の楽曲がチョイスされている。プログラムの演奏前に、このオケの指揮を何度かされた桑田歩さんのご逝去にあたり、哀悼の意を込めてシベリウスの「クオレマ」より「鶴のいる情景」が演奏された。大変静謐な美しい曲。
ウォルトンは英国でも好きな作曲家の一人だが、ヴィオラ協奏曲を聴くのは初めて。第2楽章など、ウォルトンらしくかっこよい。ウォルトンの協奏曲は実はチェロ協奏曲もカッコいいのでどっかやってくんないかな。
さてメインのシベリウス2番。こちらのオケでは、前に5番を聴いたかな。うちにあるCDがバルビローリなもので、比べると出だしが大変早い印象。アマオケでも演奏機会が多い曲だけに、楽員の皆さんも慣れているのか落ち着いて聴いていた。いやはや名曲。次の演奏会は何を聴かせて頂けるのか、楽しみです。
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