毒展 / 国立科学博物館
やっと年末調整業務が終わり、有給休暇を取った(取らされた)。前から興味があった毒展へ。水曜日だったので若干空いているかと思ったが、わりと混んでいた。攻めた展示だったが、さすがは科博。科学的で真面目な展示である(当たり前だが)。展示は動画や一部の展示以外は撮影可。モルヒネ(アヘン)の展示が何故か撮影不可だったのが印象的だった(注意されてた人を見たので)。麻薬だからかな?
前から「カエンタケ」に興味があり、本物を見てみたかったのでみれてよかった(何かの液に漬けてあって生きてる姿ではないけど)。カエンタケって真っ赤なきのこは手を触れただけで大変なことになる。ちょっとだけでも食べたらもう大変(タヒぬ)・・・。いつか生きている姿が見たい。もちろん触らないけど。
あとは適当に印象に残ったもの。
ゴエモンコシオリエビ。「硫化水素やメタンをエネルギーに変える細菌を腋毛に共成させ、餌として利用するヤドカリの仲間」だと。ふうん、腋毛ね。
スベスベマンジュウガニ。美味しそうな名前なのに毒をお持ちで。テトロドトキシンを持っているとも言われているから、結構猛毒ね。蟹好きなので気を付けなくては。蟹もキノコも大好物なんだけどどっちも毒のある種類があるのね、と気づく。最近はエノキポン酢バターが大好きで毎日のように作って食べてる。
19世紀の英国の医者で殺人者、ウィリアム・パーマー。「毒殺の王子」という別名だったらしいが、正直”王子って顔かよ”って思うわ。親戚や子供など保険をかけて何人も殺したそうな。手に入れた保険金を競馬ですってたらしいから、こういう人を知ると「性善説ってないな」って思う。ミステリーの本場イギリスらしく、この人をモデルにした小説もちらほら。
いろいろな毒に利くお薬。興味があるというか、昔のパッケージや薬瓶を見るのが好きだ(変な趣味)。
グッズはいつものように充実していたが、何故かどれも惹かれず。「毒」とプリントのある毒まんじゅうがあり(もちろん毒など入ってない)、実家のお土産にしようとか一瞬思ったが、冗談が通じなそうな気がしたのでやめておいた。それに上野だったらもっと美味しいまんじゅう売ってそうだし。
これは毒ではないけど、ランチで初めて行った寿司屋。これは1600円、茶わん蒸しと赤だしのお味噌汁がつく。これより安くて1200円で茶わん蒸しなしウニなしってのもあって次回はそれでもいいかな。お寿司とても美味しかったけどどうしてだろう、お水が合わなかったのかな、みそ汁の風味に少し違和感があった。それ以外はコスパ100点です。
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