エリザベス女王の崩御に寄せて
エリザベス2世(エリザベスにせい、Elizabeth the Second、1926年4月21日- 2022年9月8日)は、イギリスのウィンザー朝第4代女王(在位: 1952年2月6日 - 2022年9月8日 )、その他14か国の英連邦王国及び王室属領・海外領土の君主。イングランド国教会の首長(英語版)。全名は、エリザベス・アレクサンドラ・メアリー(Elizabeth Alexandra Mary)。
早朝お亡くなりの知らせを聞いたとき、日本に住んでいながら「エリザベス女王の存在のないイギリスを見ることになるとは。」としみじみ思った。会社から戻って、リットン指揮の「戴冠式テ・デウム」のCDを久々に聴いてちょっとしんみり。初めての海外旅行がロンドンだったし、そのときはたまたまバッキンガム宮殿の内部公開の時だったので観ることができた。
イギリス音楽が好きだった(今もだけど)関係上、英国王室関係のCDはちょっとはある。すでに(遠い昔に)ご紹介したCDだけど写真で。昔の記事はいま読むと恥ずかしいんだけど。
エリザベス女王戴冠式のCDは、ロンドンに住んでた友人から(ハロルド・ムーア・レコードで買って)送ってもらったもの。今や映像までYouTubeで観ることができる。便利な世の中になったものだ。ただし、音は全然CDのほうがいい。みんな大好きウォルトンの「宝玉と勺杖(ほうぎょくとしゃくじょう)」もYouTubeだと途中からだし音が悪い。CDはちゃんと全曲入っている。
まあそれにしても戴冠式ってウォルトンやヴォーン=ウィリアムスがまだ生きてた時の映像なんだよなあ、って思うと感慨深い。この時の首相はチャーチルだったし。女王が亡くなった日にBSNHKでワールドニュース見たけど、フランス国営放送のニュースではシャルル・ド・ゴールだのポンピドーだのもはやフランスの施設のほうを思い出すような人が出てきて「すごい昔」感があった。
チャールズ3世が国王になって、お札もお金も切手も?変わるというのが何だかさみしいし、またこの規模で戴冠式が催されるのか、そしたら音楽はまた作曲されるのかな、誰が?アデス?タネジ?パヌフニク(娘)?マシューズ?ファーニホウ?それともマッカートニー?ブライアーズ?タヴナーは亡くなってるし・・・想像がつかない。そもそも現代音楽苦手なので良く知らないんだけどね。
写真はロンドン旅行の時の残りのお札。今はもう変わってるんだろうな(というかもうすぐチャールズ国王の肖像になるのか)。このお札はウィーン旅行の時の10オイロ紙幣とともに何故かいつもの通勤カバンの中に入っている。
| 固定リンク
コメント