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2022年7月 3日 (日曜日)

映画「ライトスタッフ」(午前十時の映画祭)

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前日「バック・トゥ・ザ・フューチャー」をテレビで見て、ちょっと前のアメリカ映画っていいなあって思ったので同年代のこの映画を日本橋にて鑑賞。日曜なので午前中ながらなかなか席はうまっていた。1983年の映画だが、何しろ長い。193分もある。休憩ないから途中でトイレに行けない。


内容は・・・1950年のNASAによる「マーキュリー計画」の話。宇宙飛行についてはソ連のスプートニクに出し抜かれてしまい、あせりまくったアメリカ政府が選りすぐったパイロットの中から選ばれた7人(マーキュリーセブン)の、宇宙飛行への挑戦の記録である。(映画によると最初はサーファーとか曲芸師とかを宇宙飛行士にと考えてたらしい。今考えると信じられないが)

実話をもとにしているとのことなので(若干脚色もあるらしいが)、ドキュメンタリー要素半分、エンターティメント要素半分な感じである。日本での公開当時はさすがに長すぎたのか、終盤の(わりとどうでもいい)せくしーねーちゃんの月の光ダンスはカットされたようだ。

映画の中で心に残ったのは、宇宙飛行士を選ぶための色々なテストのシーン、なんか長いメスシリンダーみたいなのに息をゴム管で吹き込んで肺活量を競うとか、密室に閉じ込められて急なアクシデントに耐えられるか、とか、チンパンジーと一緒にテスト受けたりするのが面白かった。

この映画はアカデミー賞4部門を受賞したとのことで、作曲賞も獲得している。実は「午前十時」で上映されるまでこの映画をあんまり知らなかったんだけど、音楽だけはしょっちゅうテレビ番組でBGMでかかってたので知っていた。しかし、なんか「チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を微妙に改変したやつなのかな」とか思ってたので、これがまさか普通に映画音楽でしかもアカデミー賞とってるなんて意外だった。だってさサビの部分だけだけどそっくりじゃん。あと、紆余曲折して失敗に失敗を重ねてやっと宇宙飛行に成功したというのに、その時だけなぜかホルストの「惑星」を使用していたのが何だかなあ・・・と思った。いやここが一番の見せ場で作曲家の腕の見せ所じゃないのか!!って思った、監督の指定なのかもだけど。


ちょっと前にNHKの「映像の世紀」で「宇宙への挑戦」みたいなのを見た気がするので、興味深く観ることができた。若干古い映画なのでもちろんアマゾンプライム他でも見られるんだろうとは思うけど、こういう宇宙ものはやっぱり映画館の大きなスクリーンでいい音で鑑賞すると全然違うもんだと思った。(今月「バック・トゥ・ザ・フューチャー」も大画面で見る予定なのでそれも楽しみ)

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ふと思い出しのだが、前にちゃんと映画館で見たクリント・イーストウッドの「スペースカウボーイ」が改めて見たいなって思った。あれは完全にフィクションだけど。

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