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2021年2月22日 (月曜日)

映画/マシュー・ボーンIN CINEMA 赤い靴

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映画「マシュー・ボーン IN CINEMA 赤い靴」
(BUNKAMURA ル・シネマ)

今月は私の大好きなイギリスの2つの映画をリメイクした舞台が見られるのでとても楽しみにしていた。一つは「モンティ・パイソン・アンド・ホーリーグレイル」(舞台は「モンティ・パイソンのSPAMALOT」)で、もう一つはマイケル・パウエルとエメリック・プレスバーガー監督のバレエ映画「赤い靴」である。片やお下劣コメディ映画、片や古典的芸術映画のこの2つを同等に並べるなんて、頭が分裂してる人みたいだけど、元イギリスオタクだからどっちも大好きだ。どちらもイギリスらしい。

「赤い靴」はDVDも持っているくらい好きだ(近所の商店街の昔よくあった露店の大安売りで買った)。何ならオリジナルスコアのCD持ってるくらい好きだ(過去記事)。ついでに映画館でリバイバル上映されたのを観に行ったくらい好きだ。当時の特撮を(頑張って)使用した映像もさることながら、ブライアン・イースデールの音楽が大好きだ。(蛇足ながら米アカデミー賞取ったデル・トロの「シェイプ・オブ・ウォーター」は色彩や美術などこの映画に影響を受けた、という情報も。どっちも好きな映画だからなあ)

そんでもって、今回の映画は。イギリスの名振付家・演出家のマシュー・ボーンがこの映画をバレエ舞台化したもの・・・をまた映画化したもの。本当なら昨年日本で舞台上演する予定だったそうだが(知らんかったけど)、このコロナ禍で中止になったらしい。日本のバレエ・ファンの落胆はいかばかりか。

日本には我々オペラ・ファンよりも多くのバレエ・ファンはいるようで、この映画も最初は1日に1回しか上映しなかったのにあまりの人気で1日3回の上演になった。なので有休休暇を取って(別にこれのために取ったわけじゃなくて会社で取得を推奨されているだけだが)事前に予約して観に行ってきた。午前中の一番早い回だったけど結構混んでた。昼間の次の回は満席だったようだ。

私はご存知の通り(←知らんがな)バレエの生の舞台は生涯で4回しか見たことないし、マシュー・ボーンさんについてはミリしらなので、バレエの知識はほとんどない上の感想ですすいません。

事前には知っていたが、大好きなイースデールの音楽はこの舞台では使用されていない。バーナード・ハーマンの映画音楽が使用されているとのことだった。なので最初鑑賞を迷った(普通より価格設定が高かったんで)。しかし「迷った時は観に行け。観ないであとで後悔するよりまし」っていうのがあたしの座右の銘なので、観に行きました。

しかしまあ、観てわかったのは、「あの音楽を使用したら、ほとんどオリジナルの映画と一緒になってしまうから、別の音楽を使用したのは正解」ということ。ハーマンの音楽は、最後の字幕によると「市民ケーン」などの映画から採られたようである。そもそもバーナード・ハーマンも好きな作曲家だったので、それも良かった。

<あらすじ>
踊るために生まれてきたヴィクトリア・ペイジは、レルモントフ・バレエ団を率いる伝説的プロデューサー、レルモントフに才能を見出され、バレエ団のスターとして活躍するようになる。時を同じくして入団した若き作曲家、ジュリアン。若き2人の情熱と才能が買われ、アンデルセンの童話をもとにした新作『赤い靴』に、それぞれプリマドンナと作曲家、指揮者として抜擢される。舞台は大成功、やがて恋に落ちるヴィクトリアとジュリアンだったが、恋愛に溺れるものは、真の偉大な芸術家にはなれないと信じるレルモントフと衝突し、運命の歯車が狂い始めていく。

映画を改めて事前に見てないのでアレなんだけど、作曲家とバレリーナが恋に落ちてレルモントフの元を去ったあと、バレリーナが場末の劇場でアクロバットとかやってるシーンってオリジナルにあったけな~?とか思ったけど、大体はオリジナルの映画をなぞった感じだった。いや、あの映画を全部セリフなしで踊りだけで表現するんだぜ、バレエって凄いよな(バレエ見るたびいつも思うけど)。

うまいなあって思ったのは、観客の側から舞台を見ていたのを、劇場の幕がぐるりと回って舞台の演じている側から見せているのが、とても面白かった(って説明してもようわからんと思うけど)。ドリフの回り舞台のもっと簡素化したみたいな感じね(違うかあ)。

マシュー・ボーンの振付はとても独特で、他の舞台もどんなのだかちょっと興味が湧いたし、もしコロナが収まってこの舞台が日本で上演されるのなら、(券が手に入るのかわからんけど)見てみたいな、きっと生の迫力は凄いのでしょうね。

おどりの人々はそんなに知らんのだけど(有名なんでしょうね)、レルモントフ役のアダム・クーパーはロイヤルバレエ団の大変有名な世界的バレエダンサーとのこと(つか、名前は聞いたことあったわ)。イケメンでしたね。作曲家役のドミニク・ノースも素敵・・・というかオペラ歌手のでっかい人々ばっかり普段見てるので(←失礼でしょ!)、バレエの人ってほんとに美しいよね。目の保養。

前日の二期会の「タンホイザー」では観客で外人は見かけなかったけど、今日の映画館ではなぜかドイツ人のマダムたちが何人か(ドイツ語しゃべってただけなんで、オーストリア人かスイス人かもしんね)。日本在住の方かしらん。

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渋谷に行ったので、もう何年も食べてない「一蘭」のラーメンを食べた。前に食べたのがあまりに昔過ぎて、並びに並んで席に着いたあと「はて、味とかどのタイミングで注文するんだっけ?」って思ったくらい。久しぶりに食べて替え玉までして堪能。それはもう美味しかった。


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夜、改めて「タンホイザー」を鑑賞。ウチにある「タンホイザー」はいつぞやか頭が狂って購入した「バイロイト音楽祭33枚組」のサヴァリッシュのやつだったので、さすがに古いなあって思った(だって合唱指揮がまだピッツだもん)。ウィントガッセンの舞台をナマで観たことある人って日本にどのくらいいるんだろう。伝説の大阪公演見た人くらいかな。あたしはないわ、念のため。

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2021年2月21日 (日曜日)

二期会/ワーグナー「タンホイザー」(千秋楽)

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ワーグナー:歌劇「タンホイザー」(パリ版準拠・一部ドレスデン版にて上演)
指揮:セバスティアン・ヴァイグレ
合唱:二期会合唱団
管弦楽:読売日本交響楽団

原演出:キース・ウォーナー
演出補:ドロテア・キルシュバウム
装置:ボリス・クドルチカ
衣裳:カスパー・グラーナー
照明:ジョン・ビショップ
映像:ミコワイ・モレンダ
合唱指揮:三澤洋史
演出助手:島田彌六
舞台監督:幸泉浩司
公演監督:佐々木典子

ヘルマン:長谷川 顯
タンホイザー:芹澤佳通
ヴォルフラム:清水勇磨
ヴァルター:高野二郎
ビーテロルフ:近藤 圭
ハインリヒ:高柳 圭
ラインマル:金子慧一
エリーザベト:竹多倫子
ヴェーヌス:池田香織
牧童:牧野元美
4人の小姓:横森由衣、金治久美子、実川裕紀、長田惟子
(2月21日 東京文化会館大ホール)

千秋楽にやっと参戦。コロナ禍で最初の予定の指揮者のアクセル・コーバーが来日できなかったので、ちょうど読響のコンサートのために滞在中のヴァイグレが代役を買って出て下さった。コーバーはバイロイトでも振ってる指揮者だけど、正直あんまり知らなかった(ウィーン国立歌劇場のネット配信でリングを聴いた程度)んで、あたし的にはどっちでもよかった。

ヴァイグレのワーグナーは以前、春祭でのマイスタージンガーで聴いたけれど、やけにあっさりした指揮だったので「この人のワーグナーとは相性悪いかも」って思ってた。(音楽監督やってるフランクフルトのリングのDVDは良かったけど)

しかし。

ふたを開けてみると、Twitterでは大評判。そもそも読響はワーグナーに定評があったから、よい演奏になることは想像がついたけれど、とんでもない大名演・・・みたいな感想で溢れてた。なので、かなり期待してた。

演出は、キース・ウォーナー。あの「トーキョー・リング」の演出家だが、あのようなキッチュで面白い演出ではない。以前、コヴェントガーデンのウォーナー演出の「ワルキューレ」を映画館で見て、やっぱり新国のとは全然違ったので「あの新国のやつは特別だったのかな」って思った。

ただ、舞台美術は違ってもその演出家にはいつも共通した何かがあるような・・・気がするんだよね。ウォーナーは何故か・・・いつもハシゴがあるイメージ。(「トーキョー・リング」の「神々の黄昏」の最初のノルンの場面とか、コヴェントガーデンの「ワルキューレ」にもあった)

今回も絶対ハシゴあるよ!って思ったけど、アレ、舞台中央にある籠みたいなやつ、最後にタンホイザーが昇って行ったからやっぱりハシゴだよね、って誰も共感しなそうだけど自分で納得してた。

で、今回の舞台美術の特徴は、名画みたいなのが何回か出てくるってことかな。舞台の後方に「額縁」的なものがあって、幕開けに「ボッティチェルリかなんかの絵画かな?」って思ってたのが実はヴェーヌスベルクのダンサーが静止してて、音楽とともに踊りだすんだよね。あれはすげーかっこいいなって思った。

あと、タンホイザーが人間界に帰ってきて、領主ヘルマンとかが登場するシーンは、レンブラントの「夜警」の絵を思い出す感じだったし、第3幕の最後にヴェーヌスがはだかのダンサーたちと登場する場面は、ワグネリアンで有名な画家ジャン・デルヴィルの絵画(たくさんの裸の肉体が踊ったりからまったりしてるやつ)ちょっと思わせたな。

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まあ、演出はよくわからないところも若干あったけど(あの男の子は結局何?とか)、全体的に美しくてとても良かった。ダンサーとか合唱団が椅子を舞台上で運んだりなかなか大変そうだなと思った。

歌手は。ダブルキャストだもんでもう一つのほうの歌手の出来栄えは知らんのだけど。今日出演の歌手の皆さんは平均すればかなり良かったと思った。まあ、池田香織さんを目当てに券取ったものの、大沼さんのヴォルフラムも捨てがたく「どうしようかな~」とは思ったものの、私が観た組のヴォルフラムの清水さんも美声でとてもよかった。っていうか全然初めて聴く歌手さんだけど、知れて良かった。

あと、エリザベート役の竹多さんも初めて聴く歌手だったけど、美声だし声量があってすごくよかった。第3幕のエリザベートとヴォルフラムのシーンはとても切ないものなのだけど、二人とも美声で素敵なアリアを聴かせてくれて、ホロリときた。いいなあって思った。そして俺たちのカオリンは言うまでもなく素晴らしい。いつも素晴らしい。何を歌っても素晴らしい。

ところで、私自身はあんまり「タンホイザー」てオペラはワーグナーの中ではあんまり好きじゃなくて、今回観たのはたったの4回目なんだけど、オケと指揮と合唱が素晴らしすぎて、急に遠い昔に観た初めての「タンホイザー」を思い出した。シノーポリのバイロイト音楽祭の引越し公演のね。シェリル・スチューダーの名唱とか、男声合唱団の身振りとか、第2幕の突然遠くから聞こえる合唱とかが急に私の脳裏に蘇った。そして見事にピッチの揃った二期会の合唱団は、あのノルベルト・バラッチュ指揮の祝祭合唱団を思い出した。そのくらい、凄かった。さすがバイロイトで研鑽を積んだ三澤さんのご指導だけある。

しかし、一番凄かったのは言うまでもなくヴァイグレ指揮の読響。流石に常任指揮者だけあって、ヴァイグレがちょっと振って、ちょっと表情を付けるだけで、読響の「こんなですか?」みたいな感じで凄い表現豊かな音楽が繰り広げられる(今回は指揮者とオケが比較的よく見える席だったので良かった)。いやもう見事というしかない。正直ちょっといつも退屈だなって(私は)思ってる「ローマ語り」も、金管楽器の表情がすごく豊かで、全然退屈じゃなかった。

上演が終わったとたんにオケの人々が大拍手してて、それは珍しいなって思ったけど、この上演を救ってくれたヴァイグレへの感謝の気持ちもあったと思う。いや、二期会も私たち聴衆もどんなに感謝していることか。しかもこんな高い水準の演奏で。もちろん私もスタンディング・オベーション。

比べるのも申し訳ないけれど、おととし聴いた新国立劇場の「タンホイザー」よりも数段感銘深いものだった。新国は世界レベルの歌手だったにもかかわらず、全然今日のほうが演奏は素晴らしかったし、感動した。指揮者が違うとこんなに違うのか・・・というか作品に対する向き合い方(もしかして東洋の島国の団体に対する向き合い方かな?)が違ったのかも、と思った。ヴァイグレは日本の団体をリスペクトしてくれているからなのかも。

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2021年2月20日 (土曜日)

おうちラーメン

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このご時世、あんまり外食できないのと外食産業が苦しんでいるのでなるべくお取り寄せをするようにしている。こないだ北海道のラーメンの札麺という会社が「在庫ロス掲示板」に出てたので、「お味見5食セット」を注文してみた。

ぜんぜん宣伝じゃないし、お金も貰ってないけど結構これはお得なセットだと思った。勤め人だから郵送はネコポスなので受け取るために家で待っている必要がないし、常温で3週間くらい持つから(冷凍すればもっと持つ)そんなに気を使わないで済む。

麺はもちもちしてとても美味しいし、有名店に卸しているだけあってお店で食べるクオリティ。味は味噌、醤油、塩、エビ味噌、スープカレーの5種類で、今のところカレー以外全部食べた。どれも美味しかったけど味噌が美味しかったかな。写真は今日(私が)作ったエビ味噌のもの。

ただ。

お店で食べるより圧倒的にリーズナボーなのだけど、いかんせん具は自作しないといかんのがなあ・・・。料理しない人は「やっぱりお店で食べる方がいいかな」って思うかもしれない。面倒くさいよね。

私はこれを機に本気出してチャーシュー作ったぜ。写真のチャーシューは自作のもの。作り方は・・・

・美味しそうな豚肉のかたまりを買ってくる(私はオ〇ゼキで買った骨付きスペアリブのでっかいのを使用)。

・塩コショウして、フォークでざくざく穴をあける。油を引いたスキレットで焦げ目を回りにまんべんなくつける。コショウはあらびき黒コショウでね。

・炊飯器に入れて、半分漬かるくらいの水、醤油、料理酒、みりん、はちみつ、しょうがチューブ、にんにくチューブ、ネギの青いところを適宜。30分くらいひっくり返しながら漬ける。

・普通に炊飯モードで炊く。途中ひっくり返す。

・保温で1時間くらい途中ひっくり返しながら蒸らす。

・・・というようにまあまあの工程ながら、「店かよ」って思うくらい美味しいチャーシューができた。卵は沸騰したお湯に冷蔵庫から出したての卵を入れて8分。丁度いい半熟になるよ。

この麺屋さん、逐一広告メールを送ってくるのだが、なんと私の大好物のトンコツラーメンの宣伝を送ってきた。博多の有名店「博多だるま」の生ラーメン。美味しいんだろうなあ。どうせ博多まで行けないし買おうかなあ迷うなあ・・・。でも食べたことないので食べてみたい。

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最近取り寄せたもの。

・静岡のジャムのスティック包装のセット10本500円(イチゴ、夏ミカン、ブルーベリー)。お店では大人気ですぐ売り切れたそう。私はあまり甘党でないのでジャムはたくさんいらないし、ヨーグルト食べるときに便利。

・北海道の米「ゆめぴりか」。前に「オ〇ゼキ」の大安売りで買って超絶美味しかったので。最近米ばっかり食べて太る。(頑張って貯めたポン太ポイントで購入したのでタダ)

・羅臼昆布のスープセット。今日届いたのでわかめすうぷを一つ食べただけだけど、お出汁が効いてて美味しかった。お手軽なので在宅勤務のときに役立ちそう。

・ちょっと前に買った北海道の「在宅勤務応援セット」に入っていたそば粉パスタを今頃食べてみたが、クリームソースを作って和えたらたいそう美味しかった。ネットで見たら結構高いのねこれ。

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観てないけど、二期会の「タンホイザー」の印象(Twitterより)

・とにかくヴァイグレと読響がすばらしい。

・ヴァイグレ日本にいてくれてありがとう。

・ヴァイグレ新国「ワルキューレ」も振ればいいのに。

・ヴァイグレ春祭「パルシファル」も振ればいいのに。

・ヴァイグレこのまま日本の子になっちゃえばいいのに。

ヒマなので、ヴァイグレの「神々の黄昏」のDVDを(そういえば全然見てなかった)途中まで見たけど、指揮もさることながらマーンケのヴァルトラウテが大変素晴らしい。容姿も美しい、歌も凄い。何回か彼女を生で見聞きしてるけど舞台で演じているの初めて見た。コロナ落ち着いたらまた来てね日本に。

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先日新型コロナにかかってめでたく治った友人からLINEがきて、「最近BTSに狂ってる」とのこと。BTSって知らなかったので「BTSはよく知らんけど、最近賀来賢人の舞台を見たよ」と返したら「賀来賢人かっこいいよね!」って盛り上がったので結局良かったです。

 

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2021年2月14日 (日曜日)

ミュージカル「モンティ・パイソンのSPAMALOT」

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ミュージカル『モンティ・パイソンのSPAMALOT』featuring SPAM®
【脚本・詞】エリック・アイドル
【音楽】ジョン・ドゥ・プレ&エリック・アイドル
【原作】映画『Monty Python and the Holy Grail』より
【上演台本・演出】福田雄一

【出演】山田孝之/賀来賢人/小関裕太 
三浦宏規/矢本悠馬/じろう(シソンヌ)長谷川忍(シソンヌ)/新妻聖子

“歌って踊るひとびと”
坂元宏旬 高原紳輔 常住富大 広瀬斗史輝 横山敬 横山達夫 井上花菜 植村理乃 小山侑紀 竹内真里 永石千尋 森加織(男女別五十音順)

(2月13日 東京建物Brillia HALL)

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今回は初めて行くホール。方向音痴なので「いつも行くゲイゲキとは逆の出口」と頭に叩き込んで参戦。新しいからまあ、外見はカッコイイしトイレとかも奇麗だったけど、正直クラシックのコンサートホールに慣れているので、重厚感はあまりなく「うーん、印象としては国際フォーラム?」みたいな感じ。

この日はワーグナーの命日とのことだったが、特に関係なくモンティパイソン。まあ強いて言えば「パルシファル」の聖杯伝説系の話だからちょっとは関係あるかなあ(←こじつけ)。

今月はたまたま、私の大好きなイギリス古典映画二つのオマージュした舞台(片方はコロナ禍のため舞台を映画化したものを上映)を見れるのでこんなご時世でも結構楽しみにしていたのだが、とりあえず「モンテイ・パイソン」は無事に観ることができて本当に良かった(後述するが色々あった)。

「モンティ・パイソンのSPAMALOT」は映画「モンティ・パイソンとホーリーグレイル」をエリック・アイドルがミュージカル舞台化したものである。映画をもとにしたものではあるが、(今日見た印象だと)完全に一緒ではなく何割は違うかなあ、という感じ。

このミュージカルの上演は日本ではもう3回目ということだが、「ホーリー・グレイル」の大ファンの私は、「いつか観に行きたい」とは思っていたものの、ユースケ・サンタマリアさんなど人気俳優が出演することが多いので、毎回大手町に貼ってある巨大ポスターを眺めながら「いいなあ・・・でもきっと見れないなあ」って思ってた。

しかし、今回観に行けることになったのは、幸か不幸かコロナのせいで競争率が下がったお蔭である。とは言え、もちろん当日券なんかないし大入り満員。何かと「見づらい」という前情報が多かったブリリアであったが、2階席の一番前(端っこに近いが)だったのでかなりよく見えた。が、何故か私の席の隣は黒いシートがかけてあり座れないみたいで、もしかして前の観客の頭がかぶって見えない席なのかな?と思った。

私の映画のなかの特にお気に入りのシーンは何より「ニッ!」の騎士と、騎士ロビンの雄姿を称える歌が歌われながら、結局敵が来ると恐れおののいて逃げてしまうところと、人食い狂暴ウサギ、閉じ込められている沼の王子、手足を切られてもなお立ち向かってくる黒騎士などであるが、全部舞台で見ることができて良かった。

特に今回キャスティングされたシソンヌのじろうさんが、「いやホントにオリジナルキャストでしょ」っていうくらいモンティ・パイソンのキャラに合っていて(キンキン声がテリー・ジョーンスみたいよ)、「沼の王子」では相方の長谷川さんと「シソンヌ・コント・ライブ」さながらで「有吉の壁」ファンの私は大喜びだった。

たまたま・・・だが、この舞台は私の好きなものが沢山詰まっていて、まずは「勇者ヨシヒコ」の山田孝之さん(ヨシヒコではおなじみのシーンが出てきたりした)、「今日から俺は!」の賀来賢人さんと矢本悠馬さんとシソンヌ、そして「いつか生の舞台で歌声を聞いてみたい」と思っていた新妻聖子さん、もう私にとってはベストメンバーでしょって思うくらい。

テレビ放送もない舞台上演、下ネタや著作権の関係とかで「これ絶対DVD化無理でしょ」みたいなネタも沢山で「これがナマの舞台の醍醐味だよね」と思った。鬼滅の刃ネタやら色々・・・。

新妻聖子さんは大変素晴らしい歌声を響かせていたが、歌詞はほとんど内容がなくてそれも凄い良かった。「東宝っぽいわ~。帝国劇場にまた出れるわ~」みたいな。第2幕で「出番がなくて~、楽屋でUber Eatsでタピオカミルク注文するところだった~」とかそんなだったけど歌はさすがにうまいな~って思った。

まあ、正直言ってくだらないことこの上ない舞台なのだが、元ネタの映画よりはまとまってたので(映画はもっと意味不明)、良かったと思う。私が思ってたより観客はゲラゲラ笑ってて、ここだけコロナの影響ないのかなあって思って嬉しかった。

あと、(わたくし的には)前日に会社の上司が体調不良で休んで、(上司が)念のためPCR検査受けたんだけど終演後に「陰性でした」との連絡あり、ホッと胸をなでおろした(もし上司が陽性だったら、多分濃厚接触者になるから観に行けなかったかもだし。今後もオペラの券取ってあるし)。あと、家に帰ってこのBlogを書いていたら突然の地震。東京は大したことなかったけど東北は結構強くて(お見舞い申し上げます)、なんかもう色々あったなあって思った。


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スポンサーはSPAM®とのこと。私、そういえばSPAMって買ったことないなあ。今度食べてみようかな。

グッズは色々売っていたが、パンフレット以外は特に何も買わず。パンフレットは何故かワーグナーのオペラかな?と思われるくらい立派な装丁で、2500円もした。SNSによると、日が経つにつれて育つらしいので楽しみ(湿気を帯びて膨らむらしい)。

 

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2021年2月 4日 (木曜日)

在宅勤務のBGM

本日、一か月以上ぶりの在宅勤務だった(1月は法定調書や給与支払報告書の各市町村への送付で在宅はできなかった)。 ちょっと前にどなたかのTwitterで読んだ「在宅勤務の極意」とかいう感じの記事で、「在宅勤務のBGMは自分の選曲より、見ず知らずの人が選んだプレイリストのほうが仕事ははかどる」っていうのが頭にあったので、本日はそれを実行。

そういえば、自分の好きな曲だとそれに気を取られて仕事が進まないな~と思ってたわ。

auユーザーなので、課金はしてないけど「うたパス」を使用。 カラヤン特集とか、まあちょっとだけどクラシックもあるのね、と思い聴いてたけどなんか同じ曲のループですぐ飽きた。

で。 全く興味なしの「のだめカンタービレ特集」を流してみたら、まあこれが素晴らしい。 過去最高に在宅勤務がはかどった。 あまりに素晴らしすぎて、仕事終わってからもずっと流しっぱなし。

何故かCBSソニーのくくりなので(のだめだからか? )、ベートーヴェンの交響曲はほどんどジョージ・セル。 お蔭で初めてセルの第9の第4楽章フルで聴けた。 ついでに「ティル・オイレンシュピーゲル」も聴いた。 (7番は「のだめオーケストラ」っていうのなんで、ようわからん。 飯森さんの指揮らしいのだが、まあよかったけどこれもセルで聴きたかったなあ)

のだめのテーマ曲、「ラプソディ・イン・ブルー」はバーンスタインの弾き振り、いやあいいねえ。 ノリノリ。

ピアノものはだいたいグレン・グールド。 ラフマニノフのピアノ協奏曲は指揮がエサ・ペッカ・サロネンだったりとか。 モーツァルトの交響曲はワルター。 もう、なんかきっと選曲はわかってる人が選んでいるに違いないわ。 次回の在宅勤務が楽しみ。

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