2020年に行ったライヴ!総括
今年は例年よりはライヴは行けなかったなあ・・・とは思ってたけどこうやって並べてみるとこのご時世のわりには頑張って行ったかなあという感じ。数々の催しが中止になったけど、東京春祭とラ・フォル・ジュルネの中止はとくに痛かったなあ。シャーガーさんが来なかったのが・・・一番残念であった、ある意味オリンピック中止よりも・・・(慟哭)。
・第63回NHKニューイヤーオペラコンサート
・マーラー/交響曲第9番 ブルーメン・フィル
・ハンス・ロット/交響曲第1番 オーケストラ ハモン
・ピティナ・ピアノコンペティション特級ファイナル
・東京音楽コンクール本選 ピアノ部門
・未来の音シリーズ/チェルカトーレ弦楽四重奏団 めぐろパーシモンホール
・ブリテン「夏の夜の夢」新国立劇場(初日)
・アンサンブル<ヴェネラ> チェレプニン、伊福部ほか
・能「隅田川」/ブリテン「カーリュー・リヴァー」連続上演「幻」
・ヘンデル/歌劇「リナルド」 BCJオペラシリーズVol.2
・日生オペラ2020 特別編「ルチア〜あるいはある花嫁の悲劇〜」(高橋組)
・藤倉大「アルマゲドンの夢」新国立劇場(最終日)
<ライブ配信・映画館など>
・びわ湖ホールプロデュース ワーグナー/神々の黄昏(無料ライブストリーミング配信)3月7日組
・びわ湖ホールプロデュース ワーグナー/神々の黄昏(無料ライブストリーミング配信)3月8日組
・METライヴビューイング/ヘンデル・アグリッピーナ
・METライヴビューイング/さまよえるオランダ人
コロナ禍の今年を象徴していた上演といえば、ネット鑑賞であったけれどびわ湖の「神々の黄昏」かな。パソコンで見聞きした時のTwitter実況とともに大変楽しめたし、関東人なのでなかなかおいそれと出かけられないびわ湖のリングを初めて見られて(券買って楽しみにしてた方々には申し訳ないが)とても幸せであった。この上演にかかわる方々の数々のドラマもネット等で読んで、それにもとても感銘を受けた。この上演でびわ湖ホールは「菊池寛賞」を受賞されたそうで、おめでとうございますとこの場を借りて言いたい。
あと、それと並ぶ上演が新国立劇場の「アルマゲドンの夢」だと思う。まあ、わたし自身は(アホなので)音楽をすごく楽しんだというよりは、ただただとんでもないものに圧倒された、という感じだったのだけれど。この状況下であの凄い演出の新作の世界初演を日本で観ることができたのはただただ凄いなあと。わたしが見ることのできたもので日本の団体では読響の「アッシジ」と並ぶ歴史的な上演であったと思う。
他にはヘンデルの「リナルド」の上演も質の高いもので、工夫された楽しい演出とオール日本人の独唱者と楽団の熱演が忘れられないものとなった。ヘンデルのオペラが楽しいと思えるようになった意外な一年であった。
あと、コンクールや演奏会などで若い演奏家たちの演奏も楽しめた。若い方もベテランの音楽家の方も、リモートなどで何とか働ける我々と違ってとても大変な状況であったけれど、わたしも(感染には気を付けながら)なるべく行けるものには行ってお金を落としていこうかと思う。(自分では全く職種にはこだわらず就職したが、流通関係はコロナ禍では業績は下がらずむしろ前年より上がった位なので、それだけは不幸中の幸いであった。いやほんと、神様ありがとう。)
今年の更新は今回でおしまい。誰にとっても大変な年だったけど、みんな・・・それぞれ頑張った。生きてるだけで、生活ができてるだけで大丈夫!って思いたい。来年も(どうなるかわからないけど)細々と更新していきたいと思いますのでどうか宜しく。
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