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2020年11月26日 (木曜日)

ルジツキ/歌劇「カサノヴァ」YouTube

Ludomir Różycki - Casanova (Warsaw Philharmonic Orchestra & Choir, Łukasz Borowicz, solists)

在宅勤務中のBGMをYouTubeで探してたら、わたしにとってポーランドではカルウォーヴィチと並ぶ最愛作曲家、ルジツキのオペラがアップされていた。今まで(ポーランド国内では)有名な「カサノヴァのワルツ」しか知らなかったが、オペラ「カサノヴァ」が全部聴けた! 凄い! 夢みたい! 残念ながら演奏会形式だが。

まあ・・・先日「アルマゲドンの夢」を観に行ったから余計思うのかもだけど、ルジツキの音楽はホントに・・・甘い。甘すぎる。ヨハンとリヒャルトの両シュトラウスも真っ青の甘さである。ウィーンのカフェで色とりどりのケーキを選んでいるよう、何ならウィンナコーヒーに誤って砂糖の瓶の中身そのまま全部入れちゃったみたいな甘さ。

わたしは「ポーランドのコルンゴルト」って思ってる。

オペラの筋書は・・・わからない。遠い昔のプレイボーイのジャコモ・カサノヴァを素材にしたオペラなのかな~という知識しかない。まあ、音楽はとびっきり素敵なので(甘すぎるが)普通に仕事しながら聴くにはちょうどいい。ただ、ワルシャワ・フィルは動画にとんでもなく広告を付けているので見づらい。もうね、プレミアム入ろうかと思ったくらい(これだけのために?)。やめたけど。演奏会じゃなくてちゃんとオペラの舞台にしてくれたらさぞ素敵だったろうな、なんて。

 

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2020年11月23日 (月曜日)

藤倉大「アルマゲドンの夢」新国立劇場(最終日)

藤倉大:オペラ「アルマゲドンの夢」
台本ハリー・ロス
(H.G.ウェルズの同名小説による)
指揮:大野和士
演出:リディア・シュタイアー
美術:バルバラ・エーネス
衣裳:ウルズラ・クドルナ
照明:オラフ・フレーゼ
映像:クリストファー・コンデク
ドラマトゥルク:マウリス・レンハルト
クーパー・ヒードン:ピーター・タンジッツ
フォートナム・ロスコー/ジョンソン・イーヴシャム:セス・カリコ
ベラ・ロッジア:ジェシカ・アゾーディ
インスペクター:加納悦子
歌手/冷笑者:望月哲也
新国立劇場合唱団 
東京フィルハーモニー交響楽団

過去記事:LFJ 2019 ライヒ/ディファレント・トレインズ

<あらすじ>
クーパー・ヒードンは、次なる任務の地、《無限列車》に到着する。そこでは、短期間のうちに四十人以上もの人が行方不明になっているという。クーパーは、鬼殺隊最強の剣士である《柱》のひとり、愛妻のベラと合流し、闇を往く《無限列車》の中で、ジョンソン率いる独裁政治の一派に立ち向かう。夢と現実のはざまで混乱するクーパー。やがて戦争が始まり、ベラは銃で撃たれ息絶える。
(半分くらい鬼滅の刃を混ぜてみました。)

月末にガス点検があり、大掃除に全集中するつもりだったので行かない予定だったが、「こんなブログやってるのにこれを観に行かないのはおかしいと思われるんじゃないか」と思った(いや、別にそんなことはないんだけど)ので慌てて券を購入。

藤倉さんの作品は過去記事にあるとおりにラ・フォル・ジュルネで聴いた。その時聴いたのは「サイレンス・シーキング・ソレス」という英詩による歌曲などで、(自分の感想を見ると)とても気に入ったようだった。だもんで、たぶんオペラもいいんじゃないかな、という期待を持って初台へ。

で、鑑賞後の感想は・・・「うーん」って感じ。現代オペラだということなので音楽的にはある程度覚悟をしていたが、やっぱりなあ・・・という感じ。最初アルバン・ベルク、途中でブリテン、あちこち「中国のニクソン」かな・・・という感じ。現代音楽の世界的レベルってこんななの・・・って感銘を受けた。演奏難しそう・・・。

しかし演出は面白かったなあ。最初のあのへんな被り物(キモカワイイ?)の合唱団のアカペラで始まるのもなんかキャッチーだし、新国立劇場の舞台機構をフルに活用した地下から上がってくる電車もかっこいいし、途中で始まるカラフルな舞踏会(というか、オスカー・シュレンマー風盆踊り?)も楽しいし。

天使になった瀬戸内寂聴さんみたいないでたちの加納悦子さん、(長年彼の舞台を見続けているが)初めて見るすごい女装の望月さんと、日本人出演者も素晴らしかった。最後を「アーメン」の美しいレクイエムでしめるボーイ・ソプラノの子もとても素晴らしかった。最近、児童合唱とかボーイ・ソプラノが舞台に乗るオペラをよく見るんだけど、みんなうまいねえ。

まあ、正直言って・・・「頭のいい方が世界中から日本に集結して作り上げる天才的な舞台を見たけど、頭が悪すぎてついていけない」っていう感想。原作読んでないけど、(いろいろな感想を読んだところ)結構原作との乖離が多いのかな。最近くじ運いいからサイン入り原作本(HGウェルズのサインはないよ)もしかして当たるかなあ・・・と思ったけど当たらなかった。

コロナ禍中とは言え、演出上はほとんどそれを感じさせなかった。鑑賞中はほとんど忘れてた。わたし的には久しぶりの両隣が座っての鑑賞で(4階席はいっぱいだった)、右隣が大変ふくよかな男性で終始呼吸音が気になったし、左隣の若者は終始寝ていた。わがまま言うようで申し訳ないけど、やっぱり一人おきの着席のほうが気分的に楽だよね。

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マスク会食してみた

昨日、友人と「マスク会食」してきた。テレビで見てて「そんなアホなことできるんかいな」と思ったけど、結構できるもの。食べ物・飲み物を口に入れる時以外はマスク着用。まあ、店内でマスクしてるの、店員さんと私だけだったけど。

人気のお店なので、前日にLINEで予約。日曜だったんで予約しなかったら入れなかった感じ。

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友達に聞いていつか行ってみようと思ってLINEでお友達になってたけど、初めて行ったお店。入場料500円払えば(あとで会計の時に払う)大変格安なお値段でお酒が飲める。だもんで最初に頼むビールも普通のじゃなくて「よなよなエール」を頼んだ。300円くらいで店でクラフトビール飲める。めちゃくちゃ美味しかったな~~。成城石井かなんかで缶ビール見たことあった気がする。

このお店の画期的なところは、注文が客自身のスマホでできること。店員さんが持ってきたバーコードを読み取ると、スマホでメニューが見られて、そのまま店のタッチパネルとして使用できる。そもそも人件費削減のためにこういうシステムを導入したのだろうが、店員と話すことなく注文できるし、店のタッチパネルからの感染の心配もしなくてよい。どこかの会社でシステム組んでくれるのかな。もっと他の店もやればいいのに。

そもそも、ボジョレーを飲みに行ったのだけど、友人の希望でもっと安い赤ワインにした。とてもかっこいいラベル。キリビンビンというオーストラリアワイン。ネットで見たら他にもラベルがあってかっこいい。味もパンチの効いたフルボトルタイプ(と、書いてはみたものの実はよくわからない)で、とても美味しかった。

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お肉酒場なので、牛肉を二種注文。ローストビーフとタンを頼んだ。まあ、お肉は普通の値段。

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ローストビーフはどっちかっつーと生肉に近くてタタキみたい。美味しかったけど。

とにかく酒が安く(ハイボールなど50円!)、食べ物も220円からの安い料理もあり「せんべろ」も夢ではない。しかしせっかくなので肉は食べたほうがいいかな。昨日は食べて飲んで一人4000円くらい?(あまり記憶がないが) また行こうっと。

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NHK朝の連ドラ、「エール」のあとは「おちょやん」という浪花ド根性もの?になるらしいが、今朝見た予告によると、脇役にほっしゃんさん、いしのようこさん、音楽にミュージックソウ・・・何この「銀二貫」臭・・・。また見ちゃうか。宮澤エマ氏のいぢわる継母役が謎キャスティング。

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2020年11月21日 (土曜日)

4連休(わたし的に)

昨日、自主的に有給休暇を取ったので、世間的には3連休のところ4連休になった。でもまあ、別に旅行に行くわけでもなく。友人と「マスク会食」する予定と・・・今話題の・・・ア・・・アレだな。

昨日、いつもウォーキングに行く森林公園の紅葉を愛でに行ったのだけど、まだ今一つだった。12月あたまくらいかなあ、東京で紅葉の見頃は。とにかく落ち葉がものすごくて、掃除する人たちが大変そうだった(まあ、わたしの税金もかかっているのだろうけど)。

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本日、お得だったこと。

・最近くじ運がいいので、近所の商店街の福引をやってみたところ、7回引いたけど別に・・・当たらなかった(アレレ)。でも、500円の商品券と缶チューハイ2本、発泡酒2本貰ったのでまあいいかなって思う。ところで一等賞は何だったんだろう。

・近所の商店街ではたまにとんでもない値段の「倒産セール」みたいなのをやっているが、今日もそんなのをやっていたので見に行ってみたら、中国製ながら縫製のちゃんとしたスーツ(ジャケットと共布のひざ下丈のスカートと、黒いロングスカート付き)が1500円で売ってたので買った。あまりの安さに不審に思い、店員さんに「これはどうしてこんなに安いの?キズモノ?」と念のため聞いてみたら「とくに記載はないのでモデル商品では」という答えだった。しかし袋に入れてくれず、持っていた買い物袋には入らなかったので、吊り下げてあったハンガーごと持って帰って大変だった。家で着てみたらあつらえたようにぴったりだった。服にはとくにキズもなく、布を買って自分で縫うより全然安い。そもそもこんなに上手に縫えないし。会社に来て行くのもったいないので、オペラに着て行こうっと。

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あとで調べたら「ラ〇〇ー〇イーン」というコロナ倒産した会社の製品だった。ネットで見るとメルカリ等でかなり見かけたので各地で倒産セールやってんのかな。レディースフォーマルの大手だったようなので確かに物はよい(2~3万?)。早く売りさばかないと倉庫保管費がバカにならないんだろうなあ(倉庫業だもんでそっちの心配)。

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2020年11月15日 (日曜日)

日生オペラ2020 特別編「ルチア〜あるいはある花嫁の悲劇〜」(高橋組)

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ガエターノ・ドニゼッティ:歌劇『ランメルモールのルチア』より(特別編)
高橋 維(ルチア)
宮里 直樹(エドガルド)
大沼 徹(エンリーコ)
金子 慧一(ライモンド)
髙畠 伸吾(アルトゥーロ)
与田 朝子(アリーサ)
布施 雅也(ノルマンノ)
指揮:柴田 真郁
演出・翻案:田尾下 哲
管弦楽:読売日本交響楽団
(11月14日 日生劇場)

そもそもは普通の上演だったはずが(変更前に券取った気がする)、大幅に曲を90分ほどに短縮、せっかくの読響なのに楽器編成も縮小(金管楽器がいないかわりにピアノを入れた)。舞台に出てくるのは、ルチアと泉から出てくる幽霊さんの二人だけ。他のお兄ちゃんとか彼氏とかお付きの人とか影で歌ってて舞台には登場しない。

本来ちょろっと出てくるだけの幽霊さんはこの演出では大活躍で、婚礼衣装の用意をしたりルチアの政略結婚を促したり、乾杯のワインの用意をしたり、結構かいがいしく働く。YouTubeで心霊映像を好きでよく見ているけど、あんなに働く幽霊さんだったらウチに出てくれてもいいな。洗い物とかしてくれそう。

客席は相変わらずの一人おき(このところ緩和されている公演もあるが)。そもそも日生劇場はそんなに大きなホールではないから、A席の2階席前から2番目で大変快適によく見えた。ざっと見て(座れる席は)埋まっているようには見えた。

前もっての準備もあるから、大胆な縮小はしかたないにしろ、正直言って「もうちょっと・・・何とかならなかったかなあ」と思った。実質一人舞台のルチアは荷が重そうだし、すべてのことが個人的に起こるのでお蔭でなんだか最初から最後まで狂乱の場みたいな感じになった。

何よりルチア以外の歌手のファンは悲しい思いをしたのではないだろうか。エドガルド役の宮里さんは大変な美声を響かせていたが、もっと・・・聞かせどころはあるはずなので、ご本人も不満に違いない。私も好きな歌手の一人大沼さんも・・・声も演技もチャーミングな方なのに、カーテンコールで姿を見ただけで全く見えなくて残念。

とは言え、私の推し歌手の一人の高橋さんは、いつも通り大変頑張っていらしたし、高い声も(寝っ転がってとか無理な姿勢でも)絶対に外すことなく決めている。翌日の森谷さんも大いに気になるところだが(もっと情念の深い表現になるではと予想)。清純な声と外見(ちょっと吉高由里子さんを思わせる・・・遠目に)で、観客を魅了していた。血だらけの狂乱の場では私の周りは結構ぐしゅぐしゅ泣いていた。私もだが。

それにしても・・・このルチアという役はなんとかわいそうな役なのだろうか(今更)。まあ、わざわざ一族の仇と恋に落ちたのも運が悪いんだけど・・・。古今東西、気に沿わない相手との結婚とかの設定のオペラは多いわね。ロメジュリしかり、トリイゾしかり。ドラマが作りやすい設定なのかね。

わたし的にはこのオペラは自粛期間中に映像で全部観ただけなので(ネトレプコのとダムラウのって・・・豪華すぎ?)、いつかちゃんとした全曲上演で見てみたいな。

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終演後、ガスレンジを買いに(2つのコンロのうち1つが怪しくなってて、ガス点検が来るのに備えて)ビックカメラへ。お金をおろそうとキャッシュディスペンサーを探していたら、若いお兄ちゃんに声をかけられた。「すわっ!宗教??」(ナンパとか一ミリも思わない性分)と思ったら美容師さんだった。「もしもタダで髪切ってもらえるならいいかなあ」と一瞬思ったけど、「なんか見ず知らずの美容院に行ってコロナになったら・・・」と思い、丁重にお断りをしました。しかし・・・そんなに私ボサボサだったかなあ。

ビックカメラはものすごく混んでて・・・なかなか売り場に着かないわレジの列も階段までつながっていて(まあ、売り子さんが空いているレジまで案内してくれたけど)、オペラよりこっちのほうがメインイベントみたいになってしまった。ああ~人疲れ。

地元に帰って新鮮なキャベツが一玉97円(消費税込)で手に入ったのと、会社の近くで手に入らなかったガチャガチャ(鬼滅のポーチコレクションの禰豆子)が手に入ったのでちょっと機嫌が直った。

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2020年11月10日 (火曜日)

ケチケチ生活にご褒美?

オペラやコンサートに行くお金をねん出するために(ウィーン・フィルなんてまぼろし~~)、ケチケチ生活をまた始めた。最近はローソン100でしか買い物をしていない。ローソン100の冷凍食品は(オリジナルブランドならば)108円である。チャーハンやチキンライスも108円。唐揚げやコロッケもハンバーグも108円。まあ、普通に売ってる冷凍食品よりはパーソナルな量ではあるが、それでも工夫すればお弁当が一食100円前後でできる。

今日は、普段108円の餃子(12個入り)が賞味期限が明日までなので78円になっていた。なんと安い。有難く購入していっぺんに焼いて食べた。安いから物足りないということはなくちゃんと美味しかった。普通に。

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で、あいかわらず毎日がんばってトリマでポイ活をしているが、会社の長距離通勤のお蔭でたまったタンクを回収してガチャを回していたら、なんと100000マイル当たった。

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冗談かと思った。当たるのかこれ。まあ、100マイルで1円なので、10万円貰えるわけじゃなくて千円だけど。しかし、ポイ活で1円だの10円だのチビチビチビチビ毎日貯めてるのに突然千円貰えるのって。すげえな。・・・というわけで、やってみたくなった方、登録するときに下のコードを入力すると5000マイル貰えるのでやってみ~。

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2020年11月 4日 (水曜日)

ヘンデル/歌劇「リナルド」 BCJオペラシリーズVol.2

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ヘンデル:歌劇「リナルド」(セミ・ステージ形式)
鈴木優人 (指揮・チェンバロ)
バッハ・コレギウム・ジャパン (管弦楽)
リナルド:藤木大地(カウンターテナー)
アルミレーナ:森麻季 (ソプラノ)
アルミーナ:中江早希(ソプラノ)
ゴッフレード:久保法之(カウンターテナー)
エウスタツィオ:青木洋也(カウンターテナー)
魔法使い:波多野睦美(アルト)
アルガンテ:大西宇宙(バリトン)
使者:谷口洋介(テノール)
セイレーン:松井亜希(ソプラノ)
セイレーン:澤江衣里(ソプラノ)
砂川真緒(演出)
菅尾友(ドラマトゥルク)
(オペラシティ・コンサートホール)

過去記事:モンテヴェルディ「ポッペアの戴冠」 バッハ・コレギウム・ジャパン

(すでに大反響で大好評のこの公演。もう1日経ってしまって色々書かれたものを読んでしまったので書くことあんまりないんだけど、まあ一応自分の記録として書くね。)

過去記事はこのBCJオペラシリーズの第1回。そもそも海外キャストも交えてのシリーズのはずが、コロナ禍でオール日本人キャストになってしまった・・・というのはこないだの新国立の「夏の夜の夢」と一緒である。しかし、「夏の夜の夢」が「オール日本人でも結構いけるじゃん」な感想だったのに対し、今回のヘンデル「リナルド」は、「これ、オール日本人でこその上演じゃね?」って思った。

そもそも、私はこの公演の券取ってなくて(気が付いたら売り切れてたんだったかな)、コロナ禍からちょっと緩和状態になったので(一人づつ席を空けなくてよくなったので)券が取れたんじゃなかったかな。前回のポッペアでも歌った、レイチェル・ニコルズが魔女アルミーダ役だったのかー、って後で知ったくらいなんだけど。

最近、欧米で流行ってんだかわりとヘンデルのオペラを見聞きするようになったんだけど、それはネット配信とか映画館だけだったんで、実はヘンデルのオペラを生で観るの初めてである。ヘンデルって、子供の頃は音楽の父?で教科書に載ってて、もこもこのカツラ被って音楽室に肖像画貼ってあるってだけの人だったので、大人になって自分が楽しんで観るようになるなんて予想もしなかった。

とくに、こないだ映画館で観たメトの「アグリッピーナ」はホントに面白くて。舞台を現代に移した大胆な演出で、「あれ、もしかしてバロックオペラって何でもアリなの?」って思った。いやこんな、吉本新喜劇みたいなのでいいの?的な。

なので、今回の「リナルド」の演出は、ちょっと頭の古い?聴衆には受け付けないのかもしれないけど(←失礼?)、私はすぐ受け入れられた。まず、最初の写真のように、このオペラはロールプレイングゲーム(RPG)の中の物語として演出されている。(始めに宅急便の荷物を受け取り、その中にゲームの登場人物のフィギュアが入っている)なので、主役リナルドはこのゲームをやってる「ゲームオタク」の少年、という設定である。

ヒーローのはずのリナルドは、前髪を下ろしてメガネをかけた、「R」の文字のついたTシャツを着ている冴えない風貌だ。こないだ新国立で見た藤木大地さんのオベロン役では「なんかムロツヨシっぽい」って思ったけど、今回は・・・なんか「南海キャンディーズの山ちゃん」みたいだなって思った。でも、声はやっぱりいつもの藤木さんの美声で。

ヒロインのアルミレーナは森麻季さんで、それはもう美しかったんだけど、そもそも主人公のオタク青年はゲームの中のアルミレーナのファンであり、写真集(わざわざ小道具として作った)を持ってたりする。このオペラには3人もカウンターテナーが登場するのだけど、かなり沢山の歌を歌うアルミレーナの父ゴッフレートとその兄弟のエウスタツイオも大健闘。

しかしまあ、考えてみるとカウンターテナーの役は、女声のアルト歌手でもできるわけなので、それこそいろいろな演出ができるわけだよね。

そして、リナルドとアルミレーナの十字軍に敵対するエルサレム軍のカップルは、中江早希さん演じる魔女のアルミーダと、大西宇宙さん演じるアルガンテ。いやほんと、この二人は悪役であったのにもかかわらず、主役を食うほどの勢い。大西さんは半ばこの方が目当てで行ったようなものなんで、あいかわらず立派な押し出しと堂々たる歌唱で素晴らしかったのだけど、正直名前さえ知らなかった中江さんは本当に素晴らしい声と演技で。(まあ、今回は色々と行ってよかったって思う要素はあるものの)今回の一番の収穫は彼女の事を知ることができたこと、かな。

実は、私はB席で舞台を見下ろすバルコニー席だったので、舞台の左半分近く見えなかった。だもんで、ちょっと演出的にわからないところもあったのだけど、それでも中江さんのコミカルな演技(一升瓶をラッパ飲みしたりする)と素晴らしい声は伝わってきたし、いや何でほんとあんなに高い声が出るの。第2幕の怒り狂うアリアは(二人のチェンバロ奏者の超絶技巧の掛け合いと共に)、いやほんと素晴らしかったなあ。思わず禁止のブラヴォー言ってしまった客もいたんじゃない?

あと、もちろんBCJの方々の超絶技巧も素晴らしく。とくに大活躍の打楽器の方(稲妻、雨、風なども担当)も素晴らしくて、私なんか「アルプス交響曲」だの「ラインの黄金」だの慣れているはずなのに、稲妻の音にいちいちビックリしたりしました。

それと、私は学生時代にブラスバンドなどでトランペット吹いてたもので、華々しい場面で現れる古楽器のトランペットに大注目。アレ、もしかしてバルブないの?どうやってメロディ吹くの?すごく気になった。だってカウンターテナーの超絶技巧の歌唱と張り合ったりするんだもの。思わずオペラグラスでガン見。

・・・と色々書いてみたけど(まとまらなくてすいません)、今年あんまりオペラみてないけど観たものはみんな良かったです。でも今回はホントに格別。楽しかったなあ。有料のネット配信もあったみたいだけど、本当は・・・それでちゃんと舞台を観たいかな、とも思ったけど我慢我慢。

最後は大拍手がなかなか収まらず。でも、ウィーンでテロがあったせいなのか?(考えすぎ?)若干藤木さんの表情が暗かった気も・・・しました。今は日本にいらっしゃるけど、そもそもはウィーンで活躍されている方だからね。(ウィーン・フィルははるばる日本に来たそうだけど・・・)

しかしまあ、オール日本人キャストならではの演出(外国人勢ではできなかったでしょ)。楽しかった~。行けてよかった。子供の頃は遠い存在だったヘンデルが身近に、バロックオペラがますます好きになった。

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2020年11月 3日 (火曜日)

健康診断の結果。

昨日、9月に行った定期健康診断の結果が会社に来た。おそるおそる見てみると・・・「B」だった。「B」とは「軽度の異常所見を認めるが、とくに問題となるものではない」という程度。何故かずっと「D」だったので、再検査に行かないで済むのは嬉しい(いつも再検査ではなんともない)。しかし、悔しいのは、色々な検査があるなか唯一血圧だけがBで、あとは全部A判定。しかも、血圧も129以下はAなのに130だったってこと。悔しい。

しかしまあ、気を付けなければいけないというのは確かなので引き続き健康づくりをしていこうと思う。やはり朝のウォーキングが良かったのだろう。ウォーキングでポイ活&(家からちょっと遠い)ローソン100通いが良かったのかな。(ところで、ローソン100の鬼滅スタンプが貯まったので、また応募してみたけどやっぱり外れだった。まあ、何回も当たったら「どうして」って思うからちょっとホッとした。でも善逸のアクキーが欲しかったなあ。)

血圧に効くかどうかは知らないけど、ローソン100で玉ねぎが安いからと買い過ぎたので、玉ねぎをまるまる1個「ぶんぶんチョッパー」で刻んでドレッシングを作ったら、自分の中でヒットしたのでずっと作り続けている。レシピは自己流。

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<材料>(いつもの目分量)
玉ねぎ 小さいのだったら1個、大きいのだったら半分
黒酢(りんご酢でも。たくさん使うので業務スーパーで売ってる安いやつで)
エクストラヴァージンオリーブ油(安いやつでいい)
醤油(減塩)
酢・油・醤油は 2:2:1くらいの割合で目分量。油が気になる人は減らしてもいいし、味が足りないようなら醤油を増やす。
はちみつ 一たらし (甘いの好きな人は増やしても)
鰹節 小さいパックの半分~1パック

玉ねぎはみじん切り(または好みで薄切り)し(水にさらさない)、奇麗に洗ったコーヒーなどの空き瓶に入れて他の材料も入れてしゃかしゃか振る。すぐ食べるとつーんと辛いけどまあそれもいいかな。冷蔵庫保存。一晩おくと美味しくなる。鰹節は絶対入れて!1週間くらいで食べきるけど、途中で調味料を増やしてカサ増ししても。黒オリーブを刻んで入れるとピエトロみたいになるかもね(ないけど)。

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ウィーン中心街でテロのニュース。東京より治安がいいと思っているのでびっくり。ニュース映像見て「あ、あの通り知ってる」とか思ったり。留学生とか日本人がいたら親御さん心配だろう・・・あ、反田さんは大丈夫かな。

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