« ロンドン・ナショナル・ギャラリー展(国立西洋美術館) | トップページ | こんにゃくダイエット »

2020年8月15日 (土曜日)

開校100年 きたれ、バウハウス -造形教育の基礎- 展 (東京ステーションギャラリー)

01a20097d2b04b268a1a678032bfbd35

過去記事:バウハウス・デッサウ展

一昨日、自宅勤務だったがあまりにヒマなので(会社で使っている給与計算ソフトの会社がお盆休みで給与計算が回らない。もうホントにこの会社使うの辞めて欲しい。グループ会社全部がみんな思ってるけど)、半休取って東京駅まで出かけた。

もちろんこのご時世なので、思い立って急に行ってぱっと入れるということはない。ローソンチケットで予約してお店で買わなきゃいけない。ただ、この日はちょうど「三太郎の日」であったのでauユーザーは歓喜。

お盆休みのせいか、そこそこ混んではいた。普段上野とかの美術館だと高齢者が多いのだが、そこはバウハウス。デザイナー志望の人とか美大生・専門学校生?みたいな若い人々が多い・・・というか若者しかおらんかった。そうさねえ、普通の絵画展みたいに名画があるわけではないので。バウハウスの教育カリキュラムを見るだけなもんで、興味のない人は全く興味はない。

バウハウスについては、過去記事を見て頂くとして・・・。いやほんと、私はバウハウスと名が付く展覧会があればほとんど観に行ってる(知らんかったのは行ってないが)。なのでほとんどいつも一緒だ。でもいいのだ。バウハウスを感じて、そこにいられるならいいんだわ。ああ、それにしてもバウハウスに留学した日本人がとても羨ましい。あの場にいたんだなあ、オスカー・シュレンマーやグロピウスやファン・デル・ローエに習ったのかな~、と思う。

そんな日本人留学生の展示もそこそこあり。有名な山脇夫妻もまた。中でも注目は山脇巌のコラージュ作品の「ホフマン物語」。そんなに細かくみている人は私くらいかもしれんが、ドイツ語でかかれた関係者紹介の中に指揮者の名に見覚えが・・・確かレオ・ブレッヒとプリングスハイムだったかな。

展示はほんとに・・・教育カリキュラムの展示ばっかりだったのだが、バウハウスを紹介した雑誌や新聞らしきものを細かく読みたいくらいだった。混んでるのであまり場所を占有できず残念。いろいろ面白いことが書いてありそうだったけどな。あとまあ、いつものオスカー・シュレンマーのあのバレエの再現映像も上映。あ、アレって初演はシュトゥットガルト歌劇場なのか。

展示は「手を触れないで下さい」だらけだったのだけど、最後にマルセル・ブロイヤーの有名な椅子に座れた。しかし、私が小柄なせいかおしりが深く沈みすぎてそのまま寝てしまいそうな感じ。あくまでくつろぎ用な感じ。

531fea7d880148dcb1fbc735b9eca259

グッズは色々狙っていたが、結局最近始めたウォーキングの時に着ようと、Tシャツを2枚も購入。なんという散財。しかし美術館にあったやつは(男性用)S/M/Lしかなかったので、自分的にはぴったりなSSはお店(グラニフ)に行かないとな。まあSだとゆったりしてて体形が隠れるのでいいんだけど。モホリ-ナジの名前のついたTシャツを着て運動。なかなかよい。

はて。

創始者グロピウスのWikipediaを久しぶりにみて、改めて思ったのは、結構長生きだったのねん。86才まで生きた。考えてみるとアルマと1911年に結婚(マーラー死んだ年だ)、1923年に離婚。マーラーが51歳で死去、グロピウスのあとに再再婚したヴェルフェルが54歳だかで亡くなったんで、グロピウス離婚してよかったんじゃね?とか思ったり(関係ないかな)。アルマ自身は85まで生きたけどね。

-----

出かける前に見かけた近所のねこさん。模様が習字の墨でちょんちょんって塗ったみたいで可愛い。

2b4bcd8e24e94c98a6f23c09977f289f

|

« ロンドン・ナショナル・ギャラリー展(国立西洋美術館) | トップページ | こんにゃくダイエット »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ロンドン・ナショナル・ギャラリー展(国立西洋美術館) | トップページ | こんにゃくダイエット »