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2020年8月26日 (水曜日)

日本三大浮世絵コレクション(東京都美術館)

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昨日からあきらかに仕事がヒマなので、有給休暇を取って美術館へ。お盆休み取らなかったのでその代わりかな。しかし、お盆休みをもし取ったとしても忌み嫌われる都民なのでどこへも行けない。だもんで行くのは美術館か音楽コンクールだけ。

気温はお盆ほど殺人的ではなかったものの、やはり暑い。奇麗な青空、白い雲。

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気になってた浮世絵展へ。当日朝予約して向かった。平日なのでさほど混んでないし(そこそこ人はいる)、人数制限しているので快適。平均年齢的にはそこまでご高齢の方ばっかりというほどでもない。

日本の三大浮世絵師の作品を集めたのかと思ったら、三大浮世絵美術館(太田美術館、日本浮世絵博物館、平木浮世絵財団)の作品を集めて展示してるっていうことだった。三大浮世絵師って誰だよ、もう。

とんでもない数の展示(450点?)、しかも木版画だから一つ一つの作品は小さいのでじっくりじっくり見てるとすっげえ時間がかかる。いやあ、そんなにじっくり見てたつもりではなかったのに、あっというまに2時間過ぎた。じっくり見たい方は時間の余裕を持って行かれることをお勧めする。

まあ、有名どころは押さえてあるので、国芳とか写楽とか北斎とかフツーに展示してあったんだけど(春画はないよ、ねんのため)、私が印象に残ったのは鳥居晴信?ら鳥居派の絵で。浮世絵の歴史でもちょっと昔のほうみたいなんだけど、歌舞伎役者を描いた絵って普通役者しか描かないのに、舞台後で演奏してる人や義太夫さんも描いてて、それがなんかよかったな。なんかちょっとロートレックの版画を思い出した(っつーかロートレックが浮世絵の影響を受けてんじゃね)。

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(展示してたやつとは違うかもだけど、こんな感じの絵だった。)

あとは、作者とかは忘れちゃったけど「日常使いのグリーティングカード」的なやつはすごく芸が細かくていいなって思った。(夢中で近くで見過ぎて係員に注意された。目が悪いからしょうがないんだよね) 木版画ってカラ刷りするとエンボス加工みたいにできるんだけど、あれで着物の模様にしたりするのいいよね。

グッズ類は充実してたけど、Tシャツはなんかおどろおどろしいので買わず。鍾馗様の手ぬぐい(疫病退治の絵)が売れすぎて予約制になっててワロタ。ありゃ、でも私も欲しかったな。予約しなかったけど。

私が買ったのは、会社で使うメモ用紙と(そんなん別にコピーのウラ紙でええやんと思うけど、ちょっと社内便を送るとき手紙つけるのにいいかなと、そう言って無駄に沢山買ってしまうのだが)、ダイエット中だというのにお菓子を買ってしまった。いやこれほんとにジャケ買いだから。抗えなかった。あっさり釣られた、魚だけに。ぎょぎょぎょ。おからけんぴって何。可愛すぎる無理。

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まだ開けてないけど、あけるとこんな感じ。なんかかわいそう。(って、ふだん魚たべてるやんけ)

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コロナ禍でしょうがないけど、外人さんがぜんぜんいなくて残念だね。外国人観光客が大いに喜びそうな展示だ。しかも、日本語の原題よりも、英語訳を見たほうがわかりやすかったものも。女性の絵なのかと思ったら実は美少年だったり(歌舞伎の女形?)ね。

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