« 蟹&生しらす丼を頂く | トップページ | ロンドン・ナショナル・ギャラリー展(国立西洋美術館) »

2020年7月25日 (土曜日)

シュトゥットガルト歌劇場「神々の黄昏」(ネット視聴)

ワーグナー:「神々の黄昏」

Chor: Ulrich Eistert • Musikalische Leitung: Lothar Zagrosek • Regie: Peter Konwitschny • Bühne und Kostüm: Bert Neumann • Licht: Lothar Baumgarte • Dramaturgie: Werner Hintze, Juliane Votteler

Siegfried: Albert Bonnema • Gunther: Hernan Iturralde • Alberich: Franz-Josef Kapellmann • Hagen: Ruland Bracht • Brünnhilde: Luana DeVol • Gutrune: Eva-Maria Westbroek • Waltraute: Tichina Vaughn • Te three Norns: Janet Collins, Lani Poulson, Sue Tachell • Woglinde: Helga Ros Indridadóttir • Wellgunde: Sahrah Castle • Flossilde: Janet Collins • A Bear: Manuel Garcia
Staatsocherester Stuttgart
Staatsopernchor Stuttgart

シュトゥットガルト歌劇場のカミタソなので、てっきり石野繁生さんがグンターで出るのかと期待していたが出てなかった(がっかり)。でも、ずいぶん昔に「影のない女」の皇后で来日したルアナ・デヴォルがブリュンヒルデ、ウェストブロックのグートルーネということなので全部観ることに。途中洗濯したり料理したりで画面見てないところもあるけど。

このリングの他のはワルキューレしか観てないので「ドイツらしいよくわからん演出」という見識で観てたが、なんか一貫性がないなと思ったらどうも全部ちがう演出家らしい。今回はコンヴィチュニーの息子の演出。観客はこういうのに慣れているようで「ハア?」という感じでもなくブーもなく、拍手喝さいでスタンディングオベーションの客もいた。

そうですか。

最初のほうは「まあこんなもんかな」みたいな感じで見てたが、「いやあ・・・なにこれ」と思うのは最後の最後の自己犠牲で。あの長いアリアの途中で、死んでたはずのジークフリートが「あ、アレ?」ってな感じで起き上がり、指環をブリュンヒルデに渡してすたすたと退場。それからどうするのかな?と思ったら幕が降り、(ドイツ語なのでわからないけど、字面から見てたぶん)字幕でこれから起こることをつらつらと説明してあって、曲が終わるまで幕はあがることはなく。その間観客の表情をずっと画面で映していた。

最後のシーンが肝心なのではないのか。これいらないのか。こーゆー「おのおのの解釈に任せる」的なしたり顔の演出がだいっきらいである。ドイツ人ってなんで・・・。

途中途中は面白いところもあったんだけどな。グートルーネとジークフリートがエプロンしてケーキ焼いてたり・・・。

歌手は全体的にはまあまあ。女声はうまい。ルアナ・デヴォルの歌声が懐かしい(うるっ)。ダイナマイト・ボディのウェストブロックも相変わらず美しかった(ちょっとでっかいけど)。ジークフリートは最初のほうは「なんか・・・声が昔ながらのジークフリート・・・かな?」と思ったけど、グンターの家でスーツに着替えさせられてとたんに良くなった。顔はちょっとルネ・コロに似てるなと思った。声は残念ながら全く似てない。

びっくりしたのが(まあ大体びっくりなんだけど)、ヴォーンさんとかいう歌手がワルトラウテやってたんだけど、天井から釣り下がって出てきた。それがまあすっごい太ってた(120キロくらいありそう)んで、あれをささえる綱?針金は相当強いな、と思った。黒人さんらしく深い声でよかった。

退廃シリーズでお馴染みのツァグロゼクはよく盛り上げていたし、いい指揮だった。演出がああ・・・と思わなければ平均的によい上演だったのでは。なお、DVDで発売されてる模様。


----

本当なら、東京オリンピックだったはずなのだが。4連休は東京者らしくほぼ出かけず。友人から飲みの誘いがLINEであったが、こっちから返事を出す前に断ってきた。はあ、まあ・・・この時期に外飲みは危険。マスクせずに人としゃべるなんてできない。

ゴロゴロしているのも何なので、「もうすぐ会社の健康診断だから、ダイエットでもしようかな」と思い「在庫ロス掲示板」で見かけて気になってた「ヘルシーこんにゃくお楽しみセット」を購入。こんにゃくラーメンとかうどんとか、カロリーゼロのフルーツゼリーとかのセットである。しかし、注文してもすぐ届くわけではないので、届くまでの間のぶんをカルディや業務スーパーで買ってきた。実は業スーでもお取り寄せと同じものは売っているのだが(しかも安い)、お取り寄せのと違いあまりバリエーションがないし、何よりコンニャクは大変重いので(たくさん買うと)、やはりお取り寄せが正解。

わりと普通に美味しいのはカルディのこんにゃくそうめん。そうめんとしてではなく、ベトナムのフォーみたいにして食べるのにハマっている。ちゃんと鶏むね肉をお湯でゆでて、すうぷを取ってナンプラーとか入れて、具は干ししいたけともやしとカイワレなど。歯ごたえにこんにゃくっぽさは若干あるものの、おいしい。カロリーはほとんど気にしなくっていい(まあ、にわとりはカロリーちょっとはあるけどな)。最近のこんにゃく麺はほとんどこんにゃく臭くない。

056a721472ac4bc19b33d192fb7c7089

あと、普通の板こんにゃくと黒毛和牛(豊洲市場から取り寄せたシャトーブリアンのオマケでついてたちっさいやつ)2切れを一緒に焼いて、コンニャクに黒毛和牛の味をうつしてこんにゃくステーキにして食べたがなかなか美味しかった。まあこんにゃくだけ焼いて「ビーフステーキですう」と言って食べるのはなかなか難しいもんでな。

いつかこんにゃくパークにも行ってみたい。 


----

手作りマスクを手縫いしている半沢直樹。「ひと針縫ったら、ひと針の半分返す、半返しだ!」


|

« 蟹&生しらす丼を頂く | トップページ | ロンドン・ナショナル・ギャラリー展(国立西洋美術館) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 蟹&生しらす丼を頂く | トップページ | ロンドン・ナショナル・ギャラリー展(国立西洋美術館) »