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2020年3月29日 (日曜日)

おうちでクラシックその11

今日は東京はなんと雪だ(とても寒い)。明日電車動いてるかな。それにしてもワーグナー好きでもさすがにこう毎日毎日だとおなかいっぱい。もちろんワーグナーだけでもなくて若干イタリアオペラも観てるんだけど、こんなに毎日毎日オペラの映像を見聞きしてたことはなかったなあ。人気演目が多いから結構被るし。途中でお風呂入ったりゲームしたり料理したりしてるので全部かぶりつきで観てたわけじゃないけどね。

1.「ランメルモーアのルチア」ペトレンコ指揮バイエルン国立歌劇場 ダムラウ主演 
ドイツの歌劇場らしく、設定は現代に。凶器はナイフじゃなくて拳銃よ。ダムラウの狂いっぷりはやっぱり見事。バイエルンらしいなあと思ったのは、「狂乱の場」で原典通りにグラスハーモニカ(しかも足踏みミシンみたいなアレじゃなくてコップを並べて)をちゃんと使ってたことだ。

2.「神々の黄昏」コーバー指揮 ウィーン国立歌劇場  グールド、テオリン、ガブラー、シュトルックマン、コニェチュニ、マイヤー
よく考えると凄いメンバーなのだがほとんど日本によく来てくれてナマで聴いている歌手ばっかりなんで「日本も捨てたもんじゃないな」と思う。しかも、私だけかもしれないけど新国立でもハルサイでもノルンとかラインの乙女みたいな端役でも日本人の主役級の人(カオリンとかさー)ばっかり出てるから、ウィーンのこういう普通の公演だと「端役は意外とあんまうまくねえな」とか思ってしまう。あと今回たまたまなのかもしれないけど、ジークフリートのホルンコールがしょっちゅう音はずすので、怒りというよりは「ああ、ウィーンのホルンでも音外すんだから日本のオケが外しても怒っちゃいけないな」とか思う。

3.「ニュルンベルクのマイスタージンガー」レヴァイン指揮 メトロポリタン歌劇場 ダッシュ、ボータ
リングばっかり見てるもんだから、序曲なしのオペラに慣れてしまう。マイスタージンガーの前奏曲は好きなんだけど目は結構ヒマなので「ドリフ大爆笑」みたいに爆笑シーンとか流せばいいのにな、観客の笑い声付きで、なんて思った。志村けんさん大丈夫かな。ついでにドミンゴは。

演出はもう見慣れたマイスタージンガーそのものだ。安心安全のメト。(レヴァインだけが安心安全でなかった。)
昔からワーグナー見聞きしていると、このボータでもグールドでも、「いやすっごい太ってるしぜんぜん英雄でもないしかっこよくもないでしょ」みたいな歌手でも登場すれば「これは英雄ジークフリートだ」とか「かっこいい騎士のワルターだ」とか自然に脳内変換できるんだけど、たまに本当にかっこいい歌手(ヨナス・カウフマンとか)が登場すると脳がバグってなんだかわからなくなってしまう。

4.「ローエングリン」コリネリウス・マイスター指揮 シュトゥットガルト歌劇場
石野繁生、ミヒャエル・ケーニヒ、シモーネ・シュナイダー、オッカ・フォン・デル・ダメラウ 

びわ湖のカミタソでグンター歌った石野さんが伝令で冒頭大活躍。他の歌手も素晴らしい。日本で「グレの歌」の山鳩歌ったダメラウがオルトルート。カンブルランの後任、日本で読響振ってるマイスターの指揮も素晴らしい。ただ、衣装がほとんどだっさい作業着なので一瞬ローエングリンが「誰?」ってなる。声はかっこいい。(次の配信は『中国のニクソン』って?)

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ウィーンは無料配信が予定より伸びてしまった。喜んでるのではなくてもうこれはヨーロッパが(世界中が)深刻な事態になっているということだ。無料配信の最後にクライバーの「薔薇の騎士」をやるようで、わたしビデオでは持っていたのだけどDVDは持ってないのでこれはこれで楽しみ。日本で来日公演観た人も、国立歌劇場の舞台の奥行はNHKと違うからみて。そんで私は日本公演だけでなく、主役3人と指揮者以外は全部一緒の公演をウィーンで観てるんだよね。もちろん、ティーレマンの「影のない女」は楽しみ(CDにはなったようだが)。

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