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2019年11月24日 (日曜日)

東京アカデミッシェカペレ第58回演奏会 コダーイ「ミサ・ブレヴィス」他

Academischekapelle

O. レスピーギ 「ローマの噴水」
Z. コダーイ 「ミサ・ブレヴィス」
B. バルトーク 「オーケストラのための協奏曲」
指揮:石川 星太郎 東京アカデミッシェカペレ
独唱:中山 美紀(Sop.) 小泉 詠子(Alt.) 藤井 雄介(Ten.) 藪内 俊弥(Bas.)
(BUNKAMURAオーチャードホール)

このコンサートが終わった後友人らと食事に行く予定だったのだが、日にちを一週間間違えていたことに本日気づいた。なんだろうこのそそっかしさサザエさん級。まあコンサートの日にちを間違えなくてよかった。いつも素敵なコンサートありがとうございます。

前回のツェムリンスキーのレアな声楽曲に続き、今回もレアなコダーイの声楽曲。大体コダーイなんて「ハーリ・ヤーノシュ」しか知らないのだが。それにしてもいつもどっからこのレア曲を見つけてくるの。

まずは「ローマの噴水」。「松」でもなく「祭」でもなく噴水。松や祭に比べてドンチャン騒ぎ感が少ないけど、もし1曲目に松や祭だったら盛り上がりすぎてしまうからかもなあ・・・と思いつつ、演奏は噴水感が素晴らしい。水しぶきが凄い感。泉って言ったらやっぱりトレヴィの泉よね(←イタリア行った事ないのであんまりよくわからん)。

次は(あたし的には)メインのコダーイ。どんな曲なの?と前勉強的にYouTubeで2曲目のグローリアだけ聴いてった。なんというかテノールの「前説」的な出だしの独唱が無伴奏で謎の大昔感があってかっこいいと思う。グレゴリオ聖歌っぽいっつーのか。他はなんともいわく言い難いのだけど、適度に盛り上がるなかなかいい曲だった。長さも丁度いいし。ハンガリーっぽいとかコダーイっぽいのとかは不明。そもそもコダーイの作風がよくわからんのだが。

バルトークのオケコンは・・・前もどっかで書いているが、子供の頃にショルティの演奏を毎日のように聴いていたのにもかかわらず、魅力がよくわからず・・・結局はあのクラリネットのソロの部分からばっかりが好きで前半あんまりよくわからないので(ごめんなさい)、演奏の感想とかはあまり(いつも)ないのですが、wikipediaを見るとこの曲はとても演奏難しいそうなのでそれを感じさせないのは本当に上手なんでしょうなあと・・・あ、クラリネットのソロ上手でした。

さて、こちらのオケ(と合唱団)は次回はあの難曲中の難曲「戦争レクィエム」を演奏されるそうなのですが、作曲者でさえ指揮するの「難しい、難しいね」と言ってたくらいなのでアマオケさんが演奏するのは凄い(そういえば私、この曲何回もナマで聴いてるけどアマオケで聴いたことないな)。

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演奏会終わって、渋谷が(いつものように)めちゃくちゃ混んでいたので、メガドンキでタイムセールのお茶缶とかチョコボールとか買って(塔には寄らずに)渋谷を脱出。家に帰ったらえんえんとサザエさんをやっており(アニメも実写も)、ずっと見ていた。松岡茉優ちゃんは「蜜蜂と遠雷」でオカッパ頭だったのは「もしかしてサラオットちゃんを意識したのか?」などと思ってたが(原作読んでないからわからんにょん)、なーんだワカメちゃん役を同時進行してたからかあ~と勝手に納得してた。それにしても重いドラマだった。アニメのほうはロスアンジェルスに行ったりして華々しいのに。ついでに本日のEテレはロス・フィルなのは偶然かな。「未知との遭遇」大好きなので嬉しかった。

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