フォン・アイネム/ダントンの死 ウィーン国立歌劇場ライヴストリーミング
ゴッドフリート・フォン・アイネム:歌劇「ダントンの死」
DIRIGENT Michael Boder
REGIE UND LICHT Josef Ernst Köpplinger
BÜHNENBILD Rainer Sinell
KOSTÜME Alfred Mayerhofer
CHOREOGRAPHISCHE MITARBEIT Ricarda Regina Ludigkeit
George Danton Tomasz Konieczny
Camille Desmoulins Benjamin Bruns
Hérault de Séchelles Michael Laurenz
Robespierre Thomas Ebenstein
Lucile Olga Bezsmertna
Saint Just Peter Kellner
Herman Clemens Unterreiner
Simon Wolfgang Bankl
ein junger Mensch Wolfram Igor Derntl
1. Henker Wolfram Igor Derntl
2. Henker Marcus Pelz
Julie Szilvia Vörös
eine Dame Ildikó Raimondi
ein Weib Lydia Rathkolb
(2019年5月29日 ウィーン国立歌劇場)
先日入ったウィーン国立歌劇場のライブストリーミングにて鑑賞。生中継は見なかったが72時間は何回か観られる。
ベルクの「ヴォツェック」(正確にはヴォイツェック)と同じゲオルグ・ビュヒナー作の戯曲によるオペラである。まあ、雰囲気的にはヴォツェックと似た感じながら、音楽はヴォツェックよりは聴きやすい。作曲年はヴォツェックより新しいながらバリバリの無調ではなく、場面場面間の音楽はジャズっぽくもありなかなか親しみやすい。とはいうものの・・・ヨーロッパ旅行でたまたまスケジュールが合ってこのオペラしか観られないよ、という事情がない限り、金払ってまで観ないよなあという印象。今回はちゃんと日本語字幕つきということで貴重なので鑑賞。まだ無料期間なのでありがたい。
話としては(歴史が苦手なのでざっくりした印象しか書けないけど)、フランス革命で活躍した政治家ジョルジュ・ダントンが、ロベスピエールによって仲間とともに捕らえられ、ギロチンで処刑される、という内容である。1幕もので休憩なし。100分くらい?でそんなに長くはない。
ワーグナーの諸役で日本にもよく来てくれる、今や世界中で大活躍のコニエチュニーが主役のダントンを歌っている。彼は10月に上演される「パワーアップ“影のない女”」でバラクを歌うようでそれも楽しみだが、今回はバスバリトン歌手には珍しいタイトルロールなので張り切ってる感じ。肖像画の本物ダントンとなんとなく外見も似ている。あと、お友達のカミーユ役(だと思う)のテノールの人もとっても美声でよいなと思った。あとは、イルディコ・ライモンディが知ってるかなあというくらいであんまりよく知らない歌手。私が最近の歌手を知らないだけなのでゴメンして。
最後はブラヴォーが飛んだものの、観客の「なんだかなあ」感はテレビからも伝わってくる。次はの配信はマスネのマノンでフローレス出るらしい。多分見るかな、あんまり知らないけど。
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健康診断がやっと終わったので、昨日の残業後に一ヶ月ぶりにラーメンを食べた。三代目てらっちょという前から気になっていたお店だが、トンコツラーメンとは言えサッパリとしてクリーミーであまり塩っぱくなくて美味しかった。味玉も美味しかったし。でもコッテリ好きの人にはさっぱりしすぎかも。引き続き塩分控えめ生活をするつもりなのでスープ半分残してしまったが、お店の人怒ってなかったかな。美味しかったので1ヶ月後くらいにまた行きたい。
めん吉ってトンコツラーメンのお店も美味しい。安いし中盛りや大盛りにしても同じ値段なのもいい。餃子もあるので夜のみしたい。サッパリクリーミー系てらっちょと比べてこってり背脂系。
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