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2019年5月26日 (日曜日)

R・シュトラウス/影のない女 ウィーン国立歌劇場ライヴストリーミング

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R・シュトラウス:「影のない女」

DIRIGENT Christian Thielemann
REGIE Vincent Huguet
BÜHNE Aurélie Maestre
KOSTÜME Clémence Pernoud
LICHT UND VIDEO Bertrand Couderc
DRAMATURGIE Louis Geisler

Der Kaiser Stephen Gould
Die Kaiserin Camilla Nylund
Die Amme Evelyn Herlitzius
Geisterbote Sebastian Holecek
Barak Wolfgang Koch
Sein Weib Nina Stemme
Hüter der Schwelle des Tempels Maria Nazarova
Stimme eine Jünglings Benjamin Bruns
Stimme des Falken Maria Nazarova
Stimme von oben Monika Bohinec
Der Einäugige Samuel Hasselhorn
Der Einarmige Ryan Speedo Green
Der Bucklige Thomas Ebenstein
1. Dienerin Ileana Tonca
2. Dienerin Mariam Battistelli
3. Dienerin Szilvia Vörös
1. Stimme der Ungeborenen Ileana Tonca
2. Stimme der Ungeborenen Mariam Battistelli
3. Stimme der Ungeborenen Virginie Verrez
4. Stimme der Ungeborenen Szilvia Vörös
5. Stimme der Ungeborenen Bongiwe Nakani
1. Solostimme Ileana Tonca
2. Solostimme Mariam Battistelli
3. Solostimme Virginie Verrez
4. Solostimme Szilvia Vörös
5. Solostimme Bongiwe Nakani
6. Solostimme Zoryana Kushpler

(ウィーン国立歌劇場開館150周年記念上演、2019年5月25日)

日本時間の夜中0:30よりストリーミング放送。まあ、OTTAVA.TVにて1650円課金すれば見られたのだが(2019年5月28日23時まで購入可能)、私はamazonプライムに課金しているので、そっち経由で契約して視聴。amazonプライムはいつもAmazonスティックを用いてテレビで見ているので、この映像もテレビで。しかし本当にちゃんと映像が送られてくるのか心配で心配で、カウントダウン1時間前からスタンバってた。今のところ無料期間だから余計心配。あとで気がついたのだが、日本語字幕も操作すれば出てくる。全曲リアタイする予定だったが、いくら最愛オペラでも睡魔に負け、半分くらいで就寝。72時間以内なら何回か見られるので心配はない。

ウィーン国立歌劇場が建てられて150年経った記念の公演。シュトラウスはこの歌劇場ゆかりの指揮者で作曲家であるから、彼の作品がこの記念日に上演されるのは当然かとは思うけど、一番有名な「薔薇の騎士」じゃなくて「影のない女」だというのがまた、意外な感じである。しかし、もしも薔薇の騎士だったらこのライヴナンチャラには私は加入しなかったんじゃないかな。

ティーレマンの「影のない女」というと、ザルツブルク音楽祭で上演されたときのDVDが思い出される。私はもちろん持っているけれど、これがまたヘンテコ演出で、見事な演奏が台無しにに感じられるほどの代物であった。まあ、どんなに酷い演出でも演出の意図さえわかればまだ良さそうなものだが、この上演に関しては意図がわからない。映像でなくてCDで出せばよかったのに。

ザルツブルクの上演もなかなかの豪華メンバーであったが、今回はそれにも増して豪華。主役男性二人はザルツブルクと今回は一緒だが、女性主役3人は総入れ替えである。ザルツブルクでバラクの妻を歌ってたヘルリツィウスは今回はうば役に回った。まあ、このオペラでは皇后とバラクの妻とうば役はどれも同じぐらいボリュームがありそれぞれに難役である。1役だけでも大変なのに2役もマスターしてる、ヘルリツィウスって歌手は改めて凄いなあと。女性3人はそれぞれ日本でも素晴らしい歌声を聞かせてくれたお馴染みの名歌手である。残念ながら私は新国立のサロメに行かなかったので、ニールントは生では聴いてないと思うけど、ヘルリツィウスは飯守さんのパルシファルでクンドリーを歌ってたのを見聞きしたし、ステンメもかなり前にマルシャリンで見た。声はもちろんのこと外見もみんな魅力的だし、とくに皇后役のニールントは輝くような美しさだった。女性3人はパチパチと火花を散らすような歌唱合戦で、もしかしたら男性陣を圧倒してたかも。

歌唱とウィーン国立歌劇場管弦楽団の演奏、そしてティーレマンの指揮に関しては、全く文句のつけようのない名演であると(現場にいなくたって)私は思った。作曲者が「全部演奏したら歌手は大変だしお客さんも飽きて帰っちゃうかもしんないから、まあテキトーにカットしてもいいよ」などとカットを容認してたせいで、数多くの色々なカット演奏が存在し、われわれ影のない女愛好家を混乱に陥れていたが、ティーレマンという指揮者はカットなしで演奏してくれるので本当に助かる。そして全曲演奏しても、隙のない高いクオリティで演奏できることを証明してくれた。

そして、特筆してよいのは演出である。この曲の実演や映像を何度か見てきた私なのだが、一回もト書き通りの上演を見たことはない。いつも時代や場所をよそに移した設定のものばかりである。それが功を奏していることもあるけれど、そろそろホフマンシュタールの考えてる通りの設定の普通の演出が見たいものだと思っていたところ。まあ、そもそもホフマンシュタールもはっきり時代や舞台を決めいているわけではないのだけども(東洋のどっかの島国、くらい)。遠い昔に見た猿之助さんの演出やゲルギエフのときの英国人演出によるものもとても面白くてうまく考えられているなあとは思うし大好きだけど。

今回の上演は演出家の思う「初演の頃はたぶんこうだったんじゃないか」という感じの演出だった。ちゃんと台本に書いてあることが舞台に反映されているので、初めて見る人でもわかりやすかったんじゃないかなと。時代こそなんとなく第二次大戦時っぽくしてはあるけど、ナチスが出てくるわけでもないしはっきりは決めてないっぽい。そして、台本だけではよくわからない部分も演出で補っている(と思う)。とくに、最後の方の皇后の苦悩の独白も、初めて見る人は「なんでこんなにこの人苦しんでいるの?」と思うかもしれないけど、「皇后の頭の中」をちゃんと視覚的に再現して(自分が影を諦めれば、バラク夫婦には子供が生まれて幸せになる。でも、バラク妻の影を取ってしまうということは、この二人の子供を奪うことになる・・・)くれているのでそれはとても親切だと思った。

とくにそのような情報はないのだけど、この上演はブルーレイかなんかになるのかな。そしたら是非購入したい。でも、10月にはまたこの演目の上演が予定されていて、そのときは藤村実穂子さんのうばとシャーガーさんの皇帝が予定されているから(実穂子さんのグレ山鳩降板はこのせいか。しかし山鳩は一回私は聴いたので、彼女の演じるうばが映像でも見られるならそっちのほうが私はいいな)、もしかしたらそっちが発売されるのかも・・・そっちのほうが嬉しいなと色々と夢を膨らますのであった。

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2019年5月25日 (土曜日)

激安、紅ズワイガニを食す

近所のスーパーで買った一杯430円(消費税込み)の紅ズワイガニを調理して食べた件。

久し振りに蟹茹で用のデカイお鍋を引っ張り出してきて食塩水を作り、洗った生の紅ズワイガニさんを投入。

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沸騰したお湯でなく、お水から茹でるよ。沸騰から20分茹でて、ざるに取りお水をかける。出刃包丁で食べやすいように捌く。

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味は大変よかったし、蟹味噌もたっぷりで至福の時であったが、やはり値段が値段だけに実入りはやや少なく。千円とかだったら怒っちゃうかもだけど430円で誕生日でも記念日でもないのにこんないい思いが出来るのであればまあ、よかろう。記念日と言えば強いて言えばウィーン国立歌劇場150年記念の大事な日だけどね。

茹でたてはやっぱり美味しいね。

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あと13時間

 

楽しみすぎて踊ってる。

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関係ないけど朝スーパー行ったら蟹売ってたので買ってしまった。何でこんなに安いんだろう。中身はいってるのかな。さっきまで生きてたっぽい。夕飯に食べようっと。

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2019年5月24日 (金曜日)

おうち肉フェス!

実は。(肉の話題ばっかりでごめんなさい)

会社が移転して遠くなったせいで通勤費が上がり、そのせいで社会保険料が上がってしまいとんでもない安給料になってしまった。このへんのメカニズムについては説明するのが面倒くさいので省くが、とにかく高いオペラやコンサートを楽しむような収入ではなくなってしまった。いや行きますけどね。

というわけで。削るのは衣食住のうちの衣と食。衣は別におしゃれをしなければいいだけである。会社が移転する前は実は私はそこそこおしゃれさんだった。スカイツリー「ソラマチ」が近かったお陰でソラマチバーゲンで安くておされなお洋服をたくさん買ったりしてた。

今は会社が田舎になってしまったのでおされな安い服は売ってない。田舎でおされな服は高い。

で、食費を削るわけだが、近所のスーパーでいつものようにお買い物をしていたらびっくり値段で鶏胸肉を売っていた。桁が1つ違う。そもそも胸肉は安いのだけど、都心で今時2桁で買える肉って凄くないでしょうか。国産ですよ。

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肉フェスだって。こんな肉フェス大歓迎である。有り難くふたパック買ってしまった。例えば普通に子供が何人かいらっさるとかのご家族であれば、これでご馳走が作れてしまうだろうね。

しかし私は一人なのでこのうちのひとパックでも多い。胸肉一枚って結構大きいんだよね。胸肉半分で照り焼きを作成。私的には大ブームの黒酢で。

お肉は分厚いので観音開きとかにして厚さを揃えて、片栗粉を両面に振る。

熱したフライパンにオリーブオイルを敷いて、皮目から両面こんがり焼く。黒酢を回しかけて、みりんと減塩醤油をかけて(うちは豚丼のタレをちょっとかける。ハチミツとかでもいいかも)煮詰めて照り焼きにして、一口大に切って出来上がり。

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とても美味しく出来上がった。片栗粉と黒酢のお陰で胸肉のボソボソ感は皆無。でもなんだかもっと食べたいな、とか思ってしまった。もうすぐ会社の健康診断なので我慢我慢。

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最近加入したウィーン国立歌劇場のライブナンチャラだが、10月からは結構シャーガーさんの出演が多いということに気がついてしまった。色々と想像し過ぎて会社で鼻血が出そうになった。というわけでテンションが上がりすぎて健康診断に悪影響を与えそうで心配である。

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2019年5月23日 (木曜日)

ウィーン国立歌劇場ライヴビューイングに入会してみた。

私は大家さんにより強制的に(というか、マンションのテレビアンテナの調子が悪かったので)ケーブルテレビに加入しているのだがどうも最近専門チャンネル的なものはあまり観なくなってしまった。

唯一楽しみにしていたファミ劇の「本当にあった呪いのビデオ」もなんか嘘くさいと思えて見なくなってしまった。YouTuberの動画のほうがよっぽど本物心霊っぽいしね。なので、一番安い基本料金のコースにした。地上波とBSは観られますが。

で、お金がちょっと浮いたわ!と喜んでいたんだけど。

あれ、Amazonプライム・ビデオの画面にウィーン国立歌劇場の公演が見られるライヴビューイングのやつがあるじゃん、とふと気がついて、中身を見てみたらなんと!何日かあとにティーレマンの「影のない女」の公演があるじゃないか。

で。

何日か考えて、「一ヶ月間無料お試し」に入会したのであった。一ヶ月になる前に退会してしまえば、タダ。たぶんチョンミョンフンのオテロまで観られる。これから色々と観られる演目を見ていたら、10月までうんとガマンすればブリテンの真夏の夜の夢があり、ナクソス島があり、そしてなにより再び「影のない女」がやってくる。それは我が敬愛するワーグナー歌手二人、シャーガーさんと実穂子さんの夢の共演じゃないですか。なので10月にまた入会すればよい。来年はリングもあるみたい。シャーガーさんがジークムントで。

入会したその日がロッシー二の「セビリアの理髪師」であった。生中継?のあともしばらく見られるようで、また今日も観ているが重度のロッシー二音痴の私でもとても素晴らしかった。残念ながら入会が曲の途中だったんだけど、それでも演奏の素晴らしさはわかるし(オケがもうね、本物)、とにかくフローレスの美声に酔いしれた。他の歌手全然知らないけどみんなめっちゃうまかった。あと幕間に放送される「舞台裏」みたいなのも面白いし。ウィーン行ったことある人は懐かしいし、行った事ない人も行きたくなる。私は今すぐ行きたい気持ちになってしまっただ。

(なお、ottavaでもお金を払えば見られるそうです。字幕ありなのかな?よく知らないけど。)

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近々、健康診断があるので、体調を気にして塩分控えめにしたりお酢を飲んだりしているのだけど。やっぱり減塩料理は味気ないなあ、と思うわけです。なので私が編み出した(そんな大層なものではないが)料理がこれだ。

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いやあもう、まるで「世界の〇〇ちゃん」みたいな手羽先ではないですか(全然違う?)。いかにもしょっぱ辛そうでしょう。ところがこれ、塩分ほとんどない。フライパンでこんがり焼き付けたあと、黒酢をまわしかけてみりんとほんのひと垂らしの減塩醤油と隠し味に豚丼のタレをちょっぴりかけて、手羽肉に絡ませながら煮詰めて、あらびきコショウと胡麻をたっぷり振って出来上がりなのだ。黒酢を使っているのでくどそうな見かけと違ってすごくさっぱりとしててコクもあって美味しい。お酢の効果なのかお肉がすごく柔らかくなるし。何よりもも肉よりもずっとお安いのがいいよね。近所のスーパーの安売りで手羽先4本で150円くらい。黒酢はちょっと高いけど健康によいからいいよね。

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2019年5月18日 (土曜日)

映画「クイーンヒストリー」「クイーンヒストリー2」

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クイーンのドキュメンタリーというか、本当にクイーンの歴史を追う映画。内容は評論家などによる考察と、ライブ映像やミュージックヴィデオが半々(話の方が多いかも)。デビューから1980年までを追った「クイーンヒストリー」(便宜上以下「1」と記述)は先月、1980年からフレディの死まで描いたクイーンヒストリー2は昨日最終日だったので残業後慌てて映画館へ駆け込んだ。夜9時からの上演にも関わらず、まあまあ人は入っていた。

先月見た1の方は、まだメンバーが若い頃の映像だったのでさすがにみんな可愛い。私の大好きな曲「懐かしのラヴァーボーイ」の映像が見られて嬉しかった。まあ、この曲YouTubeでも見られるとけど、映画のは別バージョンなのかなあ、ロジャーが帽子かぶってたような記憶が。あの曲可愛くって好き。

まあ、1はあるギタリストさん?のインタビュー映像というか、ブライアンのギターの音の秘密を俺が明かすぜ!みたいな内容が多かったんで、ギターを弾かれるミュージシャンさんには「なるほど」と思えるような内容だったかもしれないけど、私は「あ、そう・・・」という感じだった。まあ、クイーンの音楽の何割かの特徴を示すのはブライアンの演奏するレッドスペシャルだもんね。

映画としては、2の方が見応えがあった。映画「ボラプ」とは重なるシーンもあったが、やはりミニシアターとは言えスクリーンで見られるのはYouTubeで見るのと違い嬉しいし迫力もあった。映像は少しではあったものの、ライブエイドのシーンも「やっぱり本物フレディはかっこいいなあ」と思った。普通に映画館でライブエイドを上映したらどうかな。ホンモノの。

問題となった、ブレイク・フリーの本物もスクリーンで見ると迫力でジワジワくる。フレディの女装は強烈だし、大きな画面で見るロジャーはやっぱりすごく綺麗。あと、私が持っているアルバムの「フラッシュ・ゴードン」の映画もちょっと見られた。なんかあの主人公、カズレーザーみたいね。結局アルバム買ったのに映画は見なかったんだ。

映画「ボラプ」では描かれなかったクイーンが一番ふれたくない件、南アフリカのアパルトヘイトで問題になっていたサンシティで公演をしたことも触れている。当時やや人気が下火になっていたが、その公演によって国際的に問題になり、ロックミュージシャンとしては危機的状況におちいった。ライブエイドへの参加も、周囲の目は冷ややかだったようだ。が、いざコンサートがはじまってみると、他のミュージシャンを圧倒する素晴らしいパフォーマンスで、その後たちまち人気が再燃したという。フレディのエイズの感染はそれよりあとだったから、あの映画は色々順番が違う。あくまで映画なのでいいんだけどね。

フレディのエイズ感染からあとのヒストリーを見るのはとても辛いものだ。ただ、フレディが早くに亡くなったのはとても残念ではあるものの、そのことによって生まれた楽曲がどれも感銘深いものとなったのではないだろうか。映画「ボラプ」のエンディング で流れる「ショーマストゴーオン」はまるでフレディの遺書のようであるし。

なお、この映画(映像)はamazonでも買えるんだけど、おうちの小さいテレビでなくスクリーンで見られる機会があってよかった。なお、クラヲタ的には、評論家の一人が オペラのCDのずらっと並んだ部屋でインタビューを受けており、何の曲のCDが並んでいるのか気になって話が頭に入って来なかった事をお伝えする。

 

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2019年5月11日 (土曜日)

LFJ2019 ペルト/スターバト・マーテル 他

ペルト:何年も前のことだった

ペルト:7つのマニフィカト・アンティフォナ

ペルト:スターバト・マーテル

ヴォックス・クラマンティス(声楽アンサンブル)  ダニエル・キリカル(C-T) ヴォックス・トリオ(弦楽三重奏) ヤーン=エイク・トゥルヴェ(指揮)

ペルトの声楽曲も生で聴くのは初めてかな。これも・・・すごく聴きたかったわけでもなかったけど、ライヒ以外に特に行きたいものがなかったので、「まあ、一つコンサートに行って帰るのもなんか勿体無いし」と思って選んだコンサート。ペルトはまだ生きているようで現代音楽の範疇なのだけど、イージーリスニング的に聴くことも可能だし、静謐な曲調が万人に受け入れられる(ライヒもある意味万人向けなのに何故席残る)数少ない人気作曲家である。

演奏は素晴らしかった。観客もお行儀がよく静かに聴いていた。が、全く自分のことで他の人には関係のないことなのだが、私の隣の席の男性がつけているバンだかエイトフォーだかの匂いがすごくて、ハンカチで鼻と口を押さえながらの鑑賞で若干集中出来なかったのが悔やまれる。隣にいる奥さん、気づかないのかな。あまりない経験。

あと、まあLFJでは仕方ないのだけど、ホールがやはりコンサート向けではなく、ペルト演奏では不可欠の残響があまりなかったのは残念。もしかしてペルトに関していえば悪名高きAホールのほうが残響が凄いので向いていたかもしれん。しかし客が入らないか。

それと、出演者の皆様西洋人で背も高くとてもスタイリッシュな方々で「ああ、やっぱり日本人とは違うな」と若干凹んだりしたのですけど、何故かメガネをかけずに鑑賞しててふと気がついたら合唱の方々がiPadで楽譜を見て歌ってらしたので、ちょっとビックリ。いや、今時珍しくないでしょ、と思うかもだけど、なんか何世紀も前のイコン絵から出てきたような人々がiPad使ってるのってなんか新鮮でかっこいいなと思ったわけで。で、ふと見ると指揮者もなんだかスティーブ・ジョブズみたいな風貌だったので、演奏が終わったら今にも「はい、新しいiPhoneは・・・」とかプレゼンしそうな感じだった・・・なんて思ったのはきっと私だけですごめんなさい。

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LFJ 2019 ライヒ/ディファレント・トレインズ

作曲家・藤倉大が考えるボヤージュ

ライヒ:ディファレント・トレインズ

笹久保伸/藤倉大:マナヤチャナから「Puyu(雲)」

藤倉大:サイレンス・シーキング・ソレス[日本初演]

一番楽しみにしていたコンサート。っていうか、他に楽しみにしていたコンサートがなかった。これってどうなんだろう。主催者側の問題じゃなくて、私の問題かと。実は最近家で音楽を聞くことがあまりなく、コンサートホールに行く回数も以前より減っている感じ。あとで知り合いなどにあったりして話を聞くと、LFJで結構たくさんのコンサートにいっているようだった。なんか私、情熱が減っている? クラヲタの間であんなに話題になってた矢代秋雄さんの交響曲も、まったくノーチェックだったし。

まあ、それはさておき。

私は今年のLFJのテーマが旅になったって知った瞬間から「もしかしてディファレントトレインやらないかな?」って思い、「ぜひやってください!」とこのブログに書いた事がある。(自分のいくコンサートの予定を一切書かない主義なので、演奏が決まった瞬間にその記事は消したけど)てっきり中の人が私のブログを読んでくださってプログラムにしてくれたのかと一瞬思ったけど、どうも人気作曲家の藤倉さんが自ら選んだようで、まあ、同じ事を考える人もいるっちゃいるんだなと思った。

そして当日。予約までして買ったわりには券は残っており。やっぱり現代音楽は人気がないのだなあという実感。ライヒも藤倉さんも知らない子連れファミリーも見かけることもなく、非常に快適であった。まあホールは若干響きがコンサート向きではないかなあという気もしたけど。

ディファレント・トレインズ。人生初生ライヒである。舞台に登場する弦楽四重奏団が、あらかじめ録っておいた弦楽の演奏、インタヴューの音声、汽車の音などの録音に合わせて演奏する。なんか不思議に思ったのは、藤倉さんの曲には歌詞を訳したカードが配布されたけれど、ライヒのほうは全くなかったし、曲の内容の説明もほとんどなかったこと。自分で調べろってことなのかな。最初から訳付きの映像で見た人なので(セリフがかなり頭に入っているので最初の「特殊カーペット」とか空耳で頭の中に出てくる)、全く何の情報もなく聞いた人はどんな感想を持ったのだろう。知りたいなあ。まあ、録音と合わせて演奏をしているので「うわあ、やっぱり生演奏は違うなあ」とかそういうのはなかったが、異常な緊張感の中で観客と息を殺して聴いているのはなんか現代音楽らしくていいなと思った。なんかもう、生きてるうちに生で聴けると思わなかったので感激。最後の「more,more」もグッとくるところだが、みんなどう思ったかな。

あとは、藤倉さんの曲が2曲。藤倉さんの曲は前にBSで放送された作品集を聞いていて「こんな感じなのね」という印象。一曲目のギターと作曲家自身によるキーボード演奏で、ギタリストさんはなんかどっちかっつーとユザーンさんとかと共演しそうな風貌だが(違うかな)、演奏は見事であった(よくわかんなかったけど)。ギター好きなので聞けて嬉しかった。

藤倉さんの2曲目が圧巻だった。まあ、私が歌物好きというせいもあるけど、大変良かった。配布された訳を読んだのでまあまあ歌詞も耳に入ってきたし曲に合っていて少年ぽくてステキな詩だなあと思った。何より、歌ったソプラノの三宅理恵さんの声が清澄で大変素晴らしかった。どうも藤倉さんの「ソラリス」初演の時も出演してらしたようだ(行こうかなって思ったまま時は流れて行った)。ライヒを聞きに来ただけだと思ってたけど何故かこの藤倉さんの曲の方が印象に残った。

演奏が終わって、Eホールで無料コンサートを楽しんでから次のコンサートの移動中にエスカレーターで藤倉大さんにすれ違った(そういえば、1日目にもルネ・マルタンとフツーにすれ違ったっけ)。「あんさん天才やーーーー」とか言ってあげたくなったが、もちろん言わなかった。

友人と飲み歩いてたら解説カードがカバンの中でぐしゃぐしゃですが載せますすいません。

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2019年5月 6日 (月曜日)

LFJ2019 丸の内無料コンサート(芸大生 声楽科) 5月5日

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(写真は1日目のもの)

岸野裕貴(テノール)

松平幸、荒木里佳子、今状華乃子、出水巳子(ソプラノ)

朝11時半にぎりぎり間に合い、立ち見。藝大の大学院声楽科の方々による、アリアや歌曲など。まあ、こうもりだのボエームだの普通のポピュラー名曲ばかりだったが、最後の歌手さんがブリテンとウォルトンを歌い、珍しいなと思った。貰ったパンフレットによるとブリテンは「カリプソ」との記述だったが、ウォルトンは曲の発表なくいまだに謎。警笛を吹いたりやけに急いでいるような歌詞の内容だったが、英国歌曲はあまりに情報がすくないのでもやもやする。

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国際フォーラム外での屋台の食事が毎回楽しみだが、今月に会社の健康診断が控えているので、一人の時はサブウェイのサンドイッチ(野菜いっぱい、ドレッシングなし等)を食べていた。GWのため人でいっぱいの丸ビルだが、サブウェイはなぜかガラガラ。ゆっくりできて大変ありがたかったが、あまりに暇そうで店員のバイトのおにゃのこがチャラい男の人たちにナンパされていて気の毒に思った。

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LFJ2019 ボリス・ベレゾフスキーのカルト・ブランシュ

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オール・スクリャービン・プログラム

ボリス・ベレゾフスキー(ピアノ)

曲目が発表されていなかったのと、ウラがマーラーの巨人だったので、最後の最後まで迷って券を取っていなかったのだが、友人がこっちに行くとのことだったのでこちらに参戦。行ってみたらオール・スクリャービン・プログラムだったので嬉しく思ったが、実のところあまりスクリャービンのピアノ曲を知らないので、聴いている途中に一曲だけ知ってるなあと思ったけどあとは知らず。

あとで外に出てアナウンスがあったのだけど、入り口で配られた紙っぺらの曲目ともかなり違ってたらしく、上の写真のような曲目になっていた。アンコールは3曲だかやってくれたものの、出口になにも書いてなかったので不明のままその場をあとにした。曲目が決まってないという理由でこんな人気ピアニストの券が当日まで残っているってのもどうかと。全部スクリャービンなんて滅多にないコンサートで有り難かったけど。主催者側としてどうだろう。

ビールを引っ掛けてからの鑑賞で、若干眠く。隣の隣に座ってた知らない男の人が周りに聞こえるくらいの寝息をたてていたので、数多くいたマダムたちが振り返って睨んだりしていた。演奏は流石に素敵で、トリフォノフの演奏で聴いていたソナタが生で聴けて嬉しかった。

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クラヲタの間で話題沸騰(?)、ホールEの新星堂で山積みになっていたゲルギエフのプロコフィエフ集DVD(激安)を友人がゲット。よく見たらトリフォノフが弾く協奏曲があったので、その組だけ貸していただいた。ゲルギー、トリ君いずれも狂気の名演だったので買えばよかったかな。でも他の交響曲とかはそんなに興味ないしなあ。

翌日はみごとに売り切れていた。

 

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LFJ2019 5月4日無料コンサート (覚え書き)

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東京ユヴェントス・フィルハーモニー管弦楽団

坂入健司郎 指揮 

石上真由子 (ヴァイオリン)

ラヴェル:ツィガーヌ

レスピーギ:「ローマの松」よりアッピア街道の松

(キオスクステージ)

ひょうひょうとした指揮者と、まだ若いチャーミングな女性によるツィガーヌ。まえに小林美樹ちゃんの演奏を聴いたことあるが、難しい曲だよねこれ。演奏は見事。

アッピアは学生時代に演奏したことがあるので、懐かしく聴いた。ダイナミックレンジの大きい曲なので、私の前で立ち見をしていた小学生のおにゃのこたちがびっくりして耳を塞いでたのが面白かった。

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パソナグループ夢オーケストラ

曽我大介 指揮

外村理紗 (ヴァイオリン)

チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲

チャイコフスキー:交響曲第4番 第4楽章

立ち見で途中から聴いたが、大変堂々とした演奏。よく見えなかったが、演奏後の指揮者の話によるとまだ18歳だという。演奏中に観客の男の人がそこら辺の係員の女の子に「あの人は何歳なのですか?え?」と恐ろしく詰め寄っていてただ観客整理をしてるだけの子なのに大変気の毒になった。

おそらく近いうちに(有料の)演奏会とかで見かけるようになるのかな。

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外で食べた美味しかったピザ。

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2019年5月 4日 (土曜日)

LFJ2019 幻想の旅〜チュニジアの砂漠とスコットランドの風景

フロレンツ:交響詩「クザル・ギザール」(赤照の砂漠)

ブルッフ :スコットランド幻想曲

ヤン・ミサ(ヴァイオリン)

リオ・クォクマン指揮/ウラル・フィルハーモニー・ユース管弦楽団(5月3日)

私にとって今回最初の有料演奏会。指揮者がエンヘという人から毎度おなじみクォクマンに変わった。エンへは何でも急病とのこと。アナウンスで「楽しみにしてた方すいません」的なことを申していたけれど、全然知らない指揮者だったし、クォクマンの方が知ってたのでよかったかもしんね。

珍曲マニアのためこのプログラムを選んだのだけど、まあガラガラとまではいかないけど若干空席はあり。しかも、私の前の列は「最もクラヲタが恐れる」コンサート初めてらしい幼児とその親たち4人であった。2才か3才くらいの男児と女児と若いお父さんお母さんであり。「我々でも初めて聞くような音楽を何故選んだ」と思った。案の定、曲が始まる前から女児は謎の言葉を発しながら叫び始めた。お母さんに取り押さえられてもがいていた。

一曲目はなんとか持ちこたえ(ギャアギャア泣くとかがなかったという程度)、一曲目が終わると早々4人は出て行った。まあ、それが賢明だよね。小さい子はこんな暗闇で不協和音ばかりの音楽は不安になるだけだ。別に「この音楽祭はこうしたもの」と思っているので幼児の鑑賞については怒ったりはしないけど、子供がかわいそうだな、とは思う。

フロレンツという作曲家は初めて聞いた(名前も)。事前にYouTubeで聞いておいたのでどういう曲かはわかっていた。凄く・・・眠気を誘うような曲である。日本初演というのがよくわかった。私は睡眠が足りていたせいか全然眠くはなかったが、隣にいた見知らぬおっさんは早々に寝ていた。砂漠って行ったことないけど、こんな感じなのかな。まあ、基本的に砂漠は砂しかないし、ただただ暑いだけだと思われるのでそれはよく出ていたかなと。

それにしても、どの段階で指揮者はかわったのだろう。この謎曲(カップヌードルにおける謎肉的な意味で)を急に振ることになってビックリしたんじゃないかな。まあ、名演とかそういうのはよくわからんけど。そもそもの指揮者エンヘも気になるところではあった。

2曲目。こっちは有名な曲なので、ほっとする感じ・・・とはいえじつはこの曲聴くの初めて。ブルッフはヴァイオリン協奏曲は結構好きでCDも実演もよく聞くけど、このスコットランドなんちゃらも同じようにいい曲であった。なかなかおわんない感じがちょっとベートーヴェンみたいだなと思った。ちゃんとした演奏でいい席で生で聴けて良かった。

今回のオケはユースオケとのことなので「どんなかな」と思ったけど、若々しいとてもよい演奏であったと思った。若い女性が多く(とくに弦楽器)、私は女だからアレだけど殿方であれば「若いロシア系の金髪ねーちゃんがたくさん見られて嬉しい」とか思うのではないか(ないか)。知らないオケはどうもこの音楽祭では当たり外れが多いので心配だったけどこのレベルならどの演奏会でもきっといい演奏をするのでは、と想像。例えばマーラーの巨人とか合ってそうとおもったけど、残念ながらタタルスタン。

ヤン・ミサさんも初めて聴くヴァイオリニストかと思うけど(この音楽祭ではお馴染み)、とても伸びやかでよい演奏。楽器もよく鳴っていたしきっといい楽器なのだろう。もっと他の演奏も聴きたかったなと思った。今回あんまり行きたい演奏会が少なくて3つしかとってないんだけど。

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LFJ2019 丸の内オープニング

02fd90427db1413a870b5e92bb7455a4丸の内でのオープニング(5月3日)。令和初のラフォルジュルネ。千住明さん作曲のオペラ「万葉集」より。実はそんなに乗り気ではなく、15分くらい遅刻してしまった。人でいっぱい。今年から立ち見も場所が決められており、通路で立って見ていると係りの人にすぐ注意される。(3回くらい注意されたが、立ち見も人でいっぱいだったので2階に行ったけど、すでにいっぱいで音しか聞いてない)

今まで何度か上演され、聞きに行くチャンスはあったと思うのだけど、現代日本の音楽についてあまり興味なく一度も聴いたことはない。初めて聴いたがとても美しい音楽で、全く分かりにくい所もなく万人受けする感じである。今度演奏することがあったら聴きに行こうかな。

1時間後、藝大のピアノ科の学生さんたちの演奏を聴く。今度はちゃんと立ち見席を確保。演奏はまあ・・・気合の入ったものという感じ。連弾のおにゃのこたち可愛かったかな。

お昼をサブウェイで食べ(フォーラムで一人で食べる気力がない)、国際フォーラムへの通路を見つけて有楽町へ向かう。こんな便利な通路があったのか。今まで大手町駅から丸の内行ってたけど(定期券があるので)、通路の方が早い。にんげんだもの美術館の前あたりに出られる。

 

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