« クリムト展 東京都美術館 | トップページ | 映画「ダンボ」 »

2019年4月27日 (土曜日)

上野の森バレエホリディ「バレエ・フォー・ライフ」

 6e3c27c18cfa4ea0866604e1055f43c3 金曜日のクリムト展のあと、国立博物館の野外でクィーンの曲でバレエをする公演の映画を上映するとのことで(ぶっちゃけそれくらいの知識)、馳せ参じたところ、場所が変更になり文化会館の小ホールになったとのアナウンス。

毎年?だか上野ではバレエホリディと称してお祭りを開催しているようである。クラシック音楽で言うところのラフォルジュルネのバレエ版と言う感じか。私はバレエにはとんと疎いので知らんかった。今回はその前夜祭的なものなのかな。無料とのことでたいへんありがたかったし、正直言って外は寒かったので屋外だったらしんどくて最後まで見られなかったかも。

オペラの引越し公演では昔はお世話になってたNBSさんの主催のようだ。今回のこのバレエ・フォー・ライフという演目は、モーリス・ベジャールの振り付けのモーリス・ベジャール・バレエ団のものである。何でも2020年に来日してこの演目を上演するという。まあ、その宣伝というわけだが、初演は1997年。日本でも翌年には上演をされているようだ。正直言って全然知らんかった。

上演の前に音楽ライターの小田島久恵さんの解説(というか、熱狂的な心の叫び)があり。彼女の文章は何度も(しょっちゅう)読んでいるが、本人を見るのは初めて。性格の良さがよく表れている文章をいつも読まさせていただいているが(彼女が演奏をけなしているのをあまり見たことがない)、本物もとてもチャーミングな女性である。本当にバレエがお好きなんだなあと。

この演目はベジャールがフレディ・マーキュリーの死後に発売したクィーンの「メイド・イン・ヘブン」のジャケット写真を見て、「あれ、この写真オレの地元じゃね?」(大意)と思ったことで、彼らの音楽に興味を持ちクィーンの曲を聞くようになって作られたという。17曲ほどクィーンの曲が使われているが、ボヘミアンラプソディやRADIO GAGAのような大ヒット曲もあるけどアルバムの中の一曲とか地味目の曲も多い。曲の合間にはモーツァルトの曲が挟まれている。

バレエは詳しくないので何ともいえないのだが、前衛的で、とても芸術的だと思った(ヴェルサーチのデザインの衣装もすてきで、靴とか可愛くて欲しくなった)。ベジャールじゃないとこうはできないんじゃないか。そして生前オペラやバレエを愛し、ロイヤル・バレエ団に出演までしたフレディのいるクィーンの曲だからこそ、こんなに芸術的な舞台が生まれたのかなあと。途中で突然ジョルジュ・ドンの映像が挟まれおりちょっとあれって思ったけど、フレディとジョルジュ・ドンって存在自体が似てるなあと思った。どちらも超個性的で、ほかに比べるものがない、という意味で。二人とも同じくらいにエイズで亡くなったし。

ついさっきクリムト展を見てきた目で見たので、どちらも耽美で何故か似ていてとても美しいと感じた。こんな東洋の小さな島国で海外など行かなくても芸術に触れられる上野はいいところだなあと思った(今更)。本物も見られたらいいなあとは思ったものの、来年もクィーンが好きかどうか自信がない。私のブームはクリムトみたいに一生続くものもあるけど、短いものが多いのだ。

571f30f52b474ef5a0d0904225036f04

いつも見慣れている文化会館が随分と様子が違っててびっくりした。ゴールデンウィークはバレエやってるお嬢さんたちとそのおかあさんでごったがえすのかな。

 

|

« クリムト展 東京都美術館 | トップページ | 映画「ダンボ」 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« クリムト展 東京都美術館 | トップページ | 映画「ダンボ」 »