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2019年3月 4日 (月曜日)

映画「グリーンブック」

Green_book_poster昨日休日出勤して倉庫作業(ダンボール箱をえんえんと組み立てていた)したので、本日は代休のはずが午前中に急な打合せが入り半休になってしまった。そのまま帰るのもなんなので映画を観て帰ることに。月曜日はauマンデイなのでauビデオパスユーザーの人は(tohoシネマだけだけど)1100円で映画が見られるのよ。
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てっきり「翔んで埼玉」を観る気満々だったのだけど、私のテリトリーの日比谷tohoでも日本橋tohoでも「埼玉」はやってない模様。なにい?日比谷だの日本橋だの東京のお上品タウンでは埼玉の映画を上演しちゃいけないってわけ?
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しょうがないので、こないだアカデミー賞作品賞と助演男優賞と脚本賞を受賞した「グリーンブック」を観ることに。平日月曜日の昼間・しかもあいにくの大雨なのに、さすがにアカデミー賞効果。前のほうは空いてたけど、意外と他は埋まっていた。地味な映画なのにね~。
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まあ、まだロードショーになってそんなに経ってないんでネタバレはしないけれど、観終わっての正直な感想は「ああ、いい映画だった。でもそれ以上のものはない。」という感じ。おそらく誰が観ても「よかった」と思うだろうし、皆さんにお勧めする。けれど、私はちょっと一ひねりした映画を好む傾向にあるので、この映画はそんなに刺さらなかった。アカデミー賞作品賞とったのにあんまり評判よくなかった「シェイプ・オブ・ウォーター」のほうが私は好きだ。
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最後の最後にハッピーエンドなのがまあ・・・良かったんだと思うけど、私は「ニガー!ニガー!お前なんかこの部屋から出ていけ!」みたいな終わり方を一瞬想像してしまったので、普通にみんなで和気あいあいとして終わったのが・・・まあ、ホッとはしたものの、やはり予定調和的やなあと思ってしまったのだ。どうしたいのだ、私。
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最後は場内からパラパラと拍手が起こり、まあみんな良かったなあみたいな感じで帰ったみたい。私はやっぱり「翔んで埼玉」が観たかったなあと思った。それと無性にフライドチキンが食べたくなり、買って帰った。ケンタッキーのじゃなくてスーパーのだけど。
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なお、この黒人ピアニストさんはジャズを弾いてはいるものの、そもそもはクラシックのピアニストであり(黒人なのでジャズ弾けみたいな事務所の意向)、ジャズだけでなくクラシカルな曲も作っており、映画でも彼の作品「地獄のオルフェウス」の録音のジャケット写真の紹介が最後のほうにある(ストラヴィンスキーが評価?とかなんとか。忘れちゃったけど)。有難いことに音源はYouTubeにUPされているのでご興味がある方はお聴き下さい。最初の曲しか貼らないけど。印象派風のなかなかいい曲よ。

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