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2018年10月27日 (土曜日)

「マルセル・デュシャンと日本美術」展(東京国立博物館)

Tohaku9ルーベンス展からの東京国立博物館。シュールレアリズムのデュシャンと日本の仏さんの二本立て。こんな取り合わせで両方見る人って少なくね?まあ、どっちか片方でも見られるのだけど、セットで買うと2000円なので迷わず購入。どっちも見たかったもんでな。券は一緒になって印刷されてる。
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まず、デュシャン。あの「彼女の独身者たちによって裸にされた花嫁、さえも」で有名なデュシャンである・・・・って有名なんだろうか。ちょっとマニアックな美大生なら誰もが通る道(・・・そうでもないのか)である。
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私はこの作品は何かの本で見たんだと思う。今回初めて本物を見て「おおおおっ」と思った(相変わらず意味はわからんけど)。ただの便器にサインしてある「泉」という作品も展示があり。トーハクで便器かあ・・・と思ったけど一階には何故かTOTOの便器の展示もあり。
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Tohaku8
↑「彼女の独身者たちによって裸にされた花嫁、さえも」
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Tohaku7↑「泉」
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まあ作品自体はわりと難解ではあったけれど、なかなか展示も凝ってたし面白かった。いつもトーハクは大体仏像とか昔の日本美術とかの展示で来るけれど、観客は珍しくデザイナーかな?みたいなおされ系おぢさまとか美大生かな?みたいな若い子たち(カッポーではない)がいた。そんなに混んでなかったし、作品のほとんどが撮影可だったので楽しかった。
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まあ、実を言うとデュシャンについてはあんまり詳しく調べたことはなかったので(だって美術学校の時はバウハウスとかタトリンとかが好きだったもんで)、純粋な絵画とか初めて見るものばっかりだった。逆に、最初は普通に絵とか描いてたんだ・・・という発見。
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あと・・・デュシャンって女装とかしてたらしくて、女装の時は「ローズ・セラヴィ」という名前で作品作ってたみたいなことが展示してあって、なるほど結構ナルシスなのね。男が好きとかそういう趣味ではないようだけど。
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展示の後の方は何故か日本の浮世絵とか屏風とかがあり、いまいち関連性がわかんなかった(あたしバカなので)。
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グッズとかはそんなになかったのだけど、デュシャンのブロマイド(絵葉書)がかっこよかったので購入。普通の時と女装のときと。でも女装というよりは若いころの草刈正雄さんみたいだ。
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Tohaku11

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