映画「3大テノール 夢のコンサート」
7月21日の上映。
1ミリも興味がなかったのだが、友人が行きたいと熱望したため、券を予約し購入(何故か私が)。この上映のチラシは三善晃のコンサートに行ったときに入ってた。最近わりとコンサートに行ってたが、チラシが入ってたのはその時だけ。だもんで、そんなに人は入ってないという勝手な思い込みから、ガラガラだと思ってた。
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しかし。びっくりするほど人が入っていた。
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初めて行く、九段下のアニエッリホール。そんなホール知らんかったわ。「イタリア文化会館」の地下にあるのである。イタリア文化会館知ってます?わしゃ知らんかった。(すいません、「セトウツミ」って映画見ながら文章書いてるんで若干関西弁混じります)
受付の人、イタリア人だった(べつに聞いたわけではないけどたぶん。)。
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アニエッリホールは370席ほどの中くらいのホール。なかなか奇麗なホールで音もよさそう(映画なのでよくわからんが)。前売り買ったのに自由席なので、行った時にはもう席ほぼ埋まってた。高齢者の方が多かったのは何故。シニアのご夫婦、おば(あ)様同士とかが多かった。
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まあ・・・あの3大テノールである。3人のうちご存命は2人で、ドミンゴはすっかり指揮者になっちまった(のかな?)ので、今現役で歌ってるのはカレーラスだけなのかな。大病したので命が続く限り歌うのかしらん(←想像)。今年の11月に来日公演があるようである。サントリーで一等席が3万5千円からなのでまだまだ残ってるけど大丈夫かな。
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映画は、世界中で開催された「3大テノールコンサート」の模様を(ロンドン、ウィーン、ミュンヘン、ニューヨーク、ラスベガス、東京、南アフリカ)収録したもの。国によっては「お国もの」が歌われていて興味深い。もちろん歴史に残る大歌手なのでどれも見事な歌唱ではあるけれど、白眉はやっぱりカレーラスの歌う「ある日、青空を眺めて」(アンドレア・シェニエ)とパヴァロッティの歌う「誰も寝てはならぬ」かな。あと、「マイ・ウェイ」を歌うカレーラスが若干布施明みがあってよかった。
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まあ、バブリーな感じが懐かしいが、今は現役で(クラシック詳しくなくても誰でも知っているような)こういう超スター歌手がいないんだよなあと悲しい気分になる。指揮者もそうだけど。さみしい感じがした。一緒に行った友人は大感激してたし、最後は拍手まで起こったけど。私は考えさせられるものがあった。
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なお、映像も音も若干ひと昔前感。(それは仕方ないか・・・).
(イタリア文化会館。とってもおしゃれな建物です。イタリア語講座やらいろんな教室が開かれているようで、ちょっと興味あり。)
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なお、この映画は9月1日~21日に恵比寿の東京都写真美術館ホールで公開されるそうなので(私が行ったのは先行上映)、ご興味のあるかたは出かけてみては。
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映画終わってから友人と神保町でランチしたのだが(イル・ヴィゴーレという店。なかなか美味しかったし、異様に安かった)、なんかもう外は暑すぎて3時くらいに帰った。40℃くらいに感じた。命にかかわるので昼間は出かけないほうがいいと思う。
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7月22日13時14分。私の部屋の窓際です。
日陰ですよ。うちは日当たり悪いんですが・・・。家で「絶対零度」(上戸彩版)を見ながら・・・。(なお、温度計はお風呂のお湯を計る用です。)
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暑くて唯一いいことは、蚊がいないことです。私、O型で酒飲み、体温高い方なのでとても蚊に刺されやすい体質なのに、今年の夏は一回くらいしか刺されてない・・・。金鳥さん商売上がったりだ。
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