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2018年5月 4日 (金曜日)

lfj2018 ゲニューシャス ショパン/ピアノ協奏曲第1番

201605045ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調 op.11
ルーカス・ゲニューシャス (ピアノ)
リオ・クォクマン 指揮 
シンフォニア・ヴァルソヴィア
(5月3日 ホールA)
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そんなこんなで、ラ・フォル・ジュルネが始まった。
ちょっと前(結構前)に会場入りして「題名のない演奏会」の公開収録を見た。私もしかしたらテレビに映るかもしれない。以下の人が登場。
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カンティクム・ノーヴム
中世の地中海音楽?の集団。いろいろと珍しい楽器が登場(紹介はなし)。なんとなく、だけどインド音楽のユザーンさんが混じってても音楽的にはわかんないかも。
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フランス人のピアノデュオの男性二人(名前忘れた)
ドヴォルザークの何かを演奏。
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「題名」に先週だか出てたフランス人のメガネのおにゃのこのピアニスト
サンサーンスのピアノ協奏曲をもとにした何かを演奏。
20歳だというがそんな風には見えない落ち着きっぷり。演奏は見事。ショパコンやチャイコン観戦しとったかからわかるがあれよりヘタなコンテスタント、予選でもゴロゴロいたし、さすがルネなんとかのお眼鏡にかなったピアニスト。日本行きが決まって日本語を勉強したというたどたどしい日本語の挨拶が可愛かった。
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ヴァイオリン弾くちっちゃいおにゃのこ
カルメンの曲を演奏
うまい・・・のかな。うまいにちがいない(←大人の演奏ばっかり聴いているので子供の演奏のレベルがよくわからない)
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石丸幹二(ヴォーカル)
「虹の彼方へ」(日本語)
最近、いろんなところで活躍されている(美術展のイヤホンガイドなど)。
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・・・と、長い前置きはこれくらいにして、ショパン。この曲のゲニューシャスの演奏は(ナマで)聴くの2回目である。一回目はショパコンの入賞者コンサート(2011年)で、ヴィトとワルシャワ・フィルの豪華版。ただ、彼も非常に若かったせいか(ショパコンのときも気になったが)演奏前後に舞台上で非常に落ち着きがない人で気になった。
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LFJで観るのは今回は2度目で、1度目は2014年にソロリサイタルを聴いたけど、その時はすっかり落ち着いていて観ててほっとした。今回の来日では髭を蓄えていて、ラドゥ・ルプみたいな風貌になっていた。トリフォノフもそうだけど、わりとイケメンな感じで売ればいいのに・・・と思うロシア人若手ピアニストは髭生やしがちなのかなあとか思った(フィギュアスケートの王子様キャラ的な男子が突然カリカリな短髪にしちゃうのと同じ?)。
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演奏については・・・なにぶんにもAホールなので、相変わらずトンでもない残響の中で行われており。LFJでしか見たことない謎のマカオ人指揮者の演奏もなんか・・・特に特徴もなく。昨年にヴィト指揮新日本フィルでの演奏(ショパコン審査員のヤブウォンスキ先生のピアノ)があまりに素晴らしくてそれに慣れちゃったのかも。まあ、ぼんやりとした中から聴こえるルーカス君のピアノのテクニックは確かなものはあった。ソロのリサイタル聴きたかったな。
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謎のアンコール曲
201805031_3
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昨年に引き続き、クラヲタ飲み会に乱入(Twitterやってないので約束もなく、ほんとに突然ごめんなさい)。なんかまあ・・・この私でさえ話についていけないほどの濃い方ばかりでねえ。昼間から酒かっくらいながらカントやニーチェの話するとか、どこぞの文豪の集まりかと。
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今年初参加の大学生と思われる(クラヲタとは遠い)おしゃれな感じのカワイイおにゃのこが、演奏会から戻ってきたので「何をお聴きになったの?」と聴いたら、「リゲティ」と答えたのでちょっと引いた。「リゲティって・・・いいんですか?」と聴いてみたところ「リゲティ、好きなんです 面白いです」と答えたので、興味が湧いた(リゲティにではなく、その子に)。

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