« 東京・春・音楽祭 プラド美術館記念コンサート | トップページ | フェアウェル ”シェイプ・オブ・ウォーター” »

2018年3月31日 (土曜日)

映画 グレーテスト・ショーマン

Greatest友人が観て、「泣いちゃった、本当に良かった。おすすめ」ということだったんので、レディース・デイの日に鑑賞。
.
ヒュー・ジャックマン演ずる主人公「バーナム」の名は何故か、子供の頃から知っていた。小学生の時にマーラーの伝記を愛読していたというヘンな子供だったので、「交響曲第8番」の項で興行主が「これを千人の交響曲と名付けて大々的に宣伝しよう!」と言ったら、作曲者マーラーが「オレの交響曲をバーナム・アンド・ベイリー・ショーにするつもりか」と怒ったっつーエピソード(なにぶんにも小学生の時の記憶なので違っているかもすいません)で覚えていた。
.
映画は本当のバーナムとは違い、若干(というかかなり)脚色しているようで、まず「バーナム・アンド・ベイリー」の「ベイリー」は出てこない。代わりに相棒としてフィリップという人が出てくる。
.
(以下、ネタバレあり)
映画の感想としては、まずほんとに申し訳ないが前にamazonプライムで観たアニメ映画「SING」と筋書が似ている・・・というかほぼ一緒である。どん底の夢見がちな興行主→出演者大募集→いろんな個性の出演者(「SING」では大小いろいろな種族の動物、「グレーテスト・・・」ではいろんな障がいや人種の人々)→舞台は大成功→妨害者による放火(「SING」では水害?)→劇場は崩壊、興行主は差し押さえにあう→ どん底まで落ち込む興行主→出演者が集まって興行主を励ます「また一からやり直そうよ!」「私たちはもう家族よ!」→劇場は建て直され(「グレーテスト・・・」ではテントになった)めでたしめでたし
.
おまけに、どちらも歌の上手な巨漢の女(ひげ女と象)が出てくるのもとてもよく似ている。彼女らの歌の内容もまあ、ほぼ同じだ。「外見なんか気にしないで、自信をもって人生を切り開こう」的な。力強い。(「SING」日本版はMISIAが象をやっており、これはもうものすごく歌うまい。象見るだけでもツタヤで借りてもいい。他は普通)
.
映画を観ている間に、そのことに気が付いてしまった私はちっとも泣けなかった。泣きどころはどこかな。やっぱりひげ女の歌う「This is Me」なのかな。この歌はキアラ・セトルさんの彼女の人生そのものなのかな。
.
まあ、映画は本当にお金をかけてよく作られている。古き佳き(悪しき?)アメリカの風景がよい。根本のテーマは「シェイプ・オブ・ウォーター」と同じだし、大変見やすく退屈しないし音楽もよい。ただ、なにぶんにも私はクラヲタなので、画面はクラシカルなのに音楽はポップミュージックというのが若干違和感。
.
昔のオペラ歌手ジェニー・リンドが出てきてコンサートで歌を歌うけど、やっぱりオペラアリアではなく、新しく作られたポップミュージック。やっぱり悲しき。ミュージカルだからしょうがないのかな。
.
ここ一か月でロード・ショー3本「シェイプ・オブ・ウォーター」と「リメンバー・ミー」と「グレーテスト・ショーマン」)観た。あまり映画館行かない私がこんなに映画観るのってすごく珍しい。観たかったものが全部観られて満足。どれもよかったけど「シェイプ・オブ・ウォーター」が一番やっぱり私にあっている気がした。っていうかまだひきずってる(元ネタの「ウルトラQ」の「海底原人ラゴン」まで観てしまった。音楽好きの半魚人はここからきている)。
.
 

|

« 東京・春・音楽祭 プラド美術館記念コンサート | トップページ | フェアウェル ”シェイプ・オブ・ウォーター” »