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2018年3月21日 (水曜日)

映画 リメンバー・ミー

Coco「シェイプ・オブ・ウォーター」を見てから、頭の中が「映画ってホントにいいものですね」という水野晴郎状態になったので、昨日仕事がそこそこ早く終わったので(定時ではない)行けそうな映画館を探して「リメンバー・ミー」を鑑賞。レイト・ショーだったので思いがけず1300円だった。まあ、会社の福利厚生で券買えばもっと安いのだけれど、コンビニのコンピュータ画面を操作して買わなければならず、そんな時間もなく。
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大ヒット中ということだったが(良く知らんが)、レイトショーということもあってガラガラ。数えてないけど観客は20人くらいかな。とても快適であった。
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ただ、自分の4~5席あけて座っていた女性が、映画が半分くらいの頃ぐしゅぐしゅ泣きだしたので、「どんだけ涙腺ゆるいんだよ」と思って若干醒めたがそれでもおもしろかった。(もしかして花粉症のお薬が切れただけかも。)
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ところで。私が見たのは「字幕版」。アナ雪の続編?と二本立てだったので、始まってすぐ「あ~失敗した」と思った。やっぱり松さん沙也加ちゃんピエールさんでないとだめだこれは。アナ雪だけでも吹き替えで観たいな。歌自体はよかった。内容はたいしたことないけど。本国版の雪だるまさんの声のヴィブラートが苦手だ。
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まあ、「シェイプ・オブ・ウォーター」と違い、子供から大人まで安心して楽しめる内容だったのでテレビでも放送されるであろう。・・・とはいえ、この映画は映画館で観た方がいい。まず、音がよい。メキシコが舞台なので全編ラテン・ミュージックでギターが多用されるので、思いっきり音のいい映画館だとまるでギターの生演奏を聴いているようである。ラテン音楽好き(まあ、私はクラシック音楽なのだが)でギターの音好きにはたまらない。ディズニー映画オープニングで流れる「星に願いを」でさえラテン風編曲でよい。
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あと、映画で出てくる「死者の国」の全景が本当に素晴らしい。ピクサーの映画は結構好きでテレビとかアマゾンプライムとかではいろいろ見ているが、これだけ凝った造りの背景はなかったかも(そんなにアニメに詳しいわけではないのでよく知らんが)。死者の国が映ると「うわああああ・・・(すごい)」ってなる。手がこんでいる。アニメじゃないと再現されない世界。まあ、今はCGでなんとかなるのかもだが。是非映画館で観て。
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ところで、この映画の原題は「COCO」であるという。なんかなあ・・・日本の題名の方がぴったりくると思うんだけど。ココは主人公の曾祖母である。映画のキーポイントとなるので、題名がネタバレになるのでよくないと思う。
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まあ、家族愛がテーマだが私自身わりと親戚関係は好きではなく(子供のころ、親戚が集まる正月が大嫌いであった)、高齢で亡くなった祖母にママ・ココが似ていたのもあり(世界中どこの国の人でも100歳近くなるとあんな感じなのかな)、泣くほどではなかった。.
でも映画にはとても満足。1300円でずっと座ったままディズニーランドに行ってきた感。何しろ音楽が最高。
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その他、ネタバレにならない程度で気づいたこと。
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・イメルダのホネ状態の時がデビ夫人にそっくり。っていうかデビ夫人以外に何に見えるの。声も似てたし。
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・ヘクター(生前)がなたぎ武さんに似てるなあと思いつつ、最後まで私の中ではなたぎさんだった。しかし世間ではナオトインティライミだという。そっちも似ている。
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・フリーダ・カーロが出てきてなんか嬉しい(別にファンじゃないけど、女流画家として昔から興味はあるので)。吹き替え版は渡辺直美ちゃんが当ててるらしいが、ホネ状態は平野ノラさんに似ている。
・エルネスト・デラクルスのホネ状態が太ったフレディ・マーキュリーみたいだなと思った。
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・私の観た字幕版はもちろん英語なのだが、映画を観終わってからYouTubeでいろいろとUPされているラテン・スペイン語吹き替え版(もちろんハイライトだが)を観たが違和感が全くなく、こっちの版で全部観たいくらい。
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この映画見た後だと、トリオ・ロスパンチョスとか聴きたくなる。
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レディスデーであった21日、お台場で2回目の「シェイプ・オブ・ウォーター」をキメてきた。友人が行きたいというので、一緒に観てきた。グロ・エロの点で「見たあと怒っちゃうかも」などと心配していたが、「こんなの大したことない。もっとすごいのかと思った」と。私も2度目だったので、「こんなにゆるいものだったっけ?」と思うくらい。
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友人の感想は最初は「不思議な映画~。何に分類されるの?この映画」ということだった。そうさなあ、SF、ラブストーリー、ホラー、ファンタジー、何でもありなのかな。友人も終わってすぐは「なにこれなにこれ」と言っていたが、だんだんとじわじわこの映画の良さがわかってきたようで、分厚い原作本まで読んでしまった私にはじめはドン引きしていたものの、「その本貸して」とかいうまでになってしまった。
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2回目観て私が気づいたのは、1回目に六本木で観たときに「彼」の体があんまり光って見えてなかったんだなあということ。2回目はお台場だったんだけど、「彼」の体が輝くのがよく見えて美しかった。というかあの輝きが見えないと人の傷を治したり、頭の毛をはやさせたりするという特殊効果がよくわからない。何だったんだろう六本木ヒルズ。後ろの方でもなく結構ベストポジションだったんだけどな。
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そういえば、以前音楽が素晴らしいので見てみた日本未公開のアニメーション映画「ガーディアンズ伝説の勇者たち」だが、よく考えてみたら音楽が「フェイス・オブ・ウォーター」と同じ、アカデミー賞取ったデスプラだった。それどころか製作総指揮がデル・トロだったので、「へえええ」と思った。ちなみにこちらもエンディングテーマをルネ・フレミングが歌っていたりする(歌唱はオペラティック)。
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