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2017年11月26日 (日曜日)

メシアン「アッシジの聖フランチェスコ」カンブルラン/読響

Assiji3posterメシアン:歌劇「アッシジの聖フランチェスコ」 (演奏会形式/全曲日本初演)

天使=エメーケ・バラート(ソプラノ)
聖フランチェスコ=ヴァンサン・ル・テクシエ(バリトン)
重い皮膚病を患う人=ペーター・ブロンダー(テノール)
兄弟レオーネ=フィリップ・アディス(バリトン)
兄弟マッセオ=エド・ライオン(テノール)
兄弟エリア=ジャン=ノエル・ブリアン(テノール)
兄弟ベルナルド=妻屋秀和(バス)
兄弟シルヴェストロ=ジョン・ハオ(バス)
兄弟ルフィーノ=畠山茂(バス)
合唱=新国立劇場合唱団
びわ湖ホール声楽アンサンブル
(合唱指揮=冨平恭平)
指揮=シルヴァン・カンブルラン
読売日本交響楽団

(11月26日 サントリーホール)
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アッシジは発売早々券が売り切れてしまい、まったく行ける予定がなかったので前勉強もせず。小澤盤(初発売盤で日本語対訳付き)も実家に置きっぱなし。とにかく見れないのが悔しいのでなるべくアッシジとは無縁の生活を続けてきた。
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それが。
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当日券30枚出るということなので、イチかバチか発売1時間前にサントリーへ。すでに並んでいたものの、数えてみたら前から15番目くらい。まあ、一人2枚づつ買われちゃったらアウトだけど、もしかしてぎりぎりに入手できるかも。そんな感じで(わくわく半分不安半分で)並んでたら。
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見知らぬ女性に声をかけられた。何でも、招待券2枚貰ったものの、1枚余ってて困ってるそうで貰ってくれますか?とのこと。
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えー。1階席1*番目。どう考えてもS席。
もう、めちゃくちゃお礼を言った。もおお「ミラ~クル♪ミラ~クル♪」などと歌いながら踊りたくなってしまうほどの歓喜。
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そんなこんなで。入場できることができました。ホントに最近(こーゆー芸術関係では)ついてる。「怖い絵展」も「運慶展」もそんなに並ばずに入れたしね。
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しかし。私あんまりこの曲慣れ親しんでない。第1幕はなんとか歌える部分もあるくらいたくさん聴いてたけど、第2幕からはほとんど頭にない。なので、第2幕のはじめの方はちょっとうとうと。でもそのあとは意外とちゃんと起きてた。いやー6時間なんて、ワーグナーだったら絶対寝ないんだけどなあ。
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メシアンの曲はトゥランガリラがギリギリな感じ。結構何回かトゥランガリラは実演で聴いてるし、もちろんカンブルランの指揮でだって聴いてる(11年も前だが)。
あとはよくわかんねー。世の終わりのなんちゃらくらいか。
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しかしまあよくこんな曲を演奏したなあと。指揮者もすごいなと思ったけど、オケも合唱団もなんかもう超人的な感じだった。ひれ伏す。いやもちろんこんな曲こさえちゃうメシアンもすげえなと思ったけど。たとえはヘンだけど、突然目の前に巨大なUFOがぐわんぐわん言いながら光を放って現れて、中から宇宙人がわらわら降りてくるくらいの衝撃だった。(未知との遭遇?)
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今までバッハとかワーグナーとか今まで音楽関係で「神様」が出てくる音楽はたくさん見聞きしてきた。でも、本当の意味で人間を超えた「神様」を音(だけ)で表現したのはこの曲が初めてだと思った(私が聴いた限り)。まあ、オンドマルトノなんて電気楽器を使っているから、それは反則かもしれないけど、合唱団の声とかオケの使い方とかなんかもう・・・語彙がない。
この場に居られてよかった。
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歌手の方もみんな素晴らしかった。天使の人きれいだったし声も天使っぽかった。タイトルロールの人も暖かな声が(ホセ・ヴァンダムよりも)とても役にあっていたと思う。皮膚病の人の役の人もよかった(「肌のシミが消えた!」って訳を見て、ちょっとテレビショッピングみたいだなって思った。私の肌のシミも消してもらいたい。)。グッドルッキングガイたち(誰とは言わんが)もよかった。
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Assiji2time_2
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あと合唱団の方々、すげえと。世界に誇れる。読響さんもすごかった。なんかもう、とにかくありがとうございました。ごめんなさいタダで聴いて。
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こないだ、モンテヴェルディのポッペア見聞きして、今日はアッシジ聴いて。オペラ史の「はじめと終わり(まあ終わってはないけど)」を東京に居ながらにして(個人的には4連休中に)体験できたのはホントにミラクルで、どちらも世界に誇れるくらいの名演だった。
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ついでに書くと、お昼ご飯に食べたカラヤン広場の骨董市?で出てたフィッシュアンドチップス屋さんのフィッシュバーガーがすごく美味しかった。 身がぷりぷりで。また食べたいよう。でも、こーゆーのは一期一会なんだよねえ。
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Assiji1tree----
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(追記)
アッシジからもう一週間たちますが、メシアンとモンテヴェルディしか受け付けない特異体質になってしまいました(何それ)。
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まあ、モンテヴェルディはFMで放送されるのでまだ気が済むのですが、アッシジのほうは・・・。読売(テレビ局)の楽団だから、テレビで放送しないのかな、とかDVDになったりしないのかなとか思うのですが、結構死んだばっかの作曲家なので著作権の関係もあるしどうも難しそうな気がします。
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というわけで、唯一持ってる小澤盤が相変わらず実家なので、YouTubeで聴くわけですが、カンブルラン指揮の(2004年パリ)がUPされていたので聴いています。音だけだしライブなのであまり録音よくない感じですが「あ、同じ音がする!同じ演奏だ!」と思って感激。消されるとさみしいので自分で探して。 メガネの~♪
 

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コメント

聴けて良かったですね。
僕は第2幕、特に「音楽を奏でる天使」の美しさに、聴き入ってしまいました。

投稿: IANIS | 2017年11月27日 (月曜日) 21時05分

>>IANISさん

本当に聴けて良かったです。一生ものですね。

投稿: naoping | 2017年12月 2日 (土曜日) 21時05分

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