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2017年9月24日 (日曜日)

大塚国際美術館に行く②

最初に観るシスティーナ礼拝堂。本来ならバチカン市国まで行かないと見られないものを東京から一時間ちょい、バチカン「四国」に行くだけでみられる。
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Dsc_0470_li展示物はあまりに膨大なので行ったら1回くらいは鑑賞ツアーに参加したほうがいいように思う。比較的古い時代のものは説明を聴きながら観たほうがいいと思うし、逆に近代とか自分の得意な時代のものは自分で回ったほうが楽しいかと。毎日ボランティアのツアーはやってるみたい(日によってやってないツアーもある)。参加は無料である。ボランティアというから地元の人が結構テキトーな説明をして案内してくれるだけなのかと思ったら、ホントに美術館の学芸員さんみたいな詳細な説明ですごく勉強になった。入場料の中にこのツアーは入っていると思えば全然高くない。
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2時間のツアーに参加し主に古代からルネッサンスくらいまでの美術やら遺跡を観たのだが、絵もアレだが「環境展示」と言われる古代遺跡をそのまま再現した展示はほんとに素晴らしかった。イタリアのポンペイで発掘された「秘儀の間」と言われる展示はシュトラウス好きにはおなじみのアリアドネとバッカスを主題にした壁画でとても親しめた。(いつも思うが、シュトラウスのオペラに慣れ親しんでいると西洋美術がわかりやすい)
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Sunp0161 (トイカメラで撮ったのでちょっとピンボケのアリアドネさん)
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印象的だったものでは、スペインの画家エル・グレコの大祭壇衝立復元と言われるもので、今ではバラバラになっている6点の祭壇画を一つに復元して展示してあるもので、世界初の試みだそうだ。額縁が塗装に金を使用しているということで額だけでも億とも・・・・。だもんで作品には手で触れてもよいけれど額縁には触らないでねということである。ふうん。
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Dsc_0476_13 .
あと、どうしても忘れてはならないのはダヴィンチの「最後の晩餐」。現在イタリア現地にある原画は修復後だけども、ここでは修復前・修復後と向い合せに展示してある。比べるとふうん、修復したことでテーブルの下の足とか、テーブルクロスの四角い折り目とかが再現されている。
何度も言うけど撮影自由なのでこんな写真も撮れる。
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Dsc_0602_li_2,
どこに行ってきたの?外国?というようなこんな写真も撮れる。合成ではありません。ここ何だっけ(忘)。
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Dsc_0499_li.
こんなふざけた写真も撮れる(恥ずかしくなければ)。
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Dsc_0555_li_2.
ゲルニカはこんなにでかい。
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Dsc_0583_li_2(つづく)

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