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2017年5月21日 (日曜日)

ウルトラセブン

ケーブルテレビでウルトラセブンをやってて第1回を観たのだけど、思いのほか心に響いたので、amazonで見ていた。でもとてもじゃないけど一日では全部見きれなかった。
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この番組は、脚本がしっかりしていて大人が見ても十分鑑賞に耐えるものである(なのでいまだに人気がある)。こないだ観た「シン・ゴジラ」に近い(というか、シン・ゴジラの監督がウルトラセブンに影響を受けているのかなと思うんだけど)。
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セットもよくできており(お金がかかっている)、大人が本気出して作っている感。たまに出てくる裕福な家庭の家具や食器などもレトロ可愛くてとてもよい。アンヌ隊員の女子力高いお部屋もカワイイ(アンヌ隊員ももちろんカワイイ)。車もことさらかっこいい。
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しかし何といっても冬木透さんの音楽が素晴らしい。そもそもクラシック畑の人なので、宇宙SFのシンフォニック音楽として、スター・ウォーズより前の作品かと思うとすごいなあと思う。まあ、「2001年宇宙の旅」の影響はあるだろうけど。
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主題歌も素晴らしい。英雄の調と言われる変ホ長調である。冒頭、シュトラウスのアルプス交響曲のホルンパートに似てるといわれているのは有名だが、私はずっと「は~るかな星が~ふる~さとだ~」の部分の伴奏が千人の交響曲のはじめの方の「スピーリトゥス、オークレアートールヴェーニ」の伴奏に似てると思ってる。まあ誰も言わないけど。これもやっぱり変ホ長調。
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冬木透さんは「牧場の少女カトリ」というアニメのBGMも作られているが、これはほぼ全部シベリウスの音楽からの編曲である。前の方を何話か見てみたけど、カトリのお母さんのライトモティーフはフィンランディアの中間部分なのかな。シベリウス好きな方は見てみて。なんかフィンランド版おしんみたいな話のようなので見続けるの結構つらそうのでやめたけど。
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冬木さんはクラシックの作曲家としては蒔田尚昊という名前だそうで、賛美歌とか宗教曲とか作られている方らしい。
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智恵子抄からの歌曲が美しい。

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ウルトラセブン、最終回はシューマンのコンチェルトが使われているけれど、まだそこまで行ってない。
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たまたま現在やってるウルトラシリーズもテレビの録画に残っていたのでちょろっと観たけど(ウルトラセブンの息子という設定)、色あいがけばけばしくセンスが悪い。ただ、特撮はCGになっててずいぶん進化したなあとは思った。
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先週だか、「タモリ倶楽部」を見てたら、「クラシックのコンサートで使われる珍しい打楽器」の特集をしていて、むちとかハンマーとかウィンドマシーンとかたまーにしか出てこない楽器をレンタルしてくれるお店が出てきた。アマオケさんはきっとこのお店から借りてるんだろうな。もう、番組の企画からどの曲が出てきてどの楽器が出てくるか3秒くらいで分かってしまうわ。マーラーの6番とかアルプス交響曲とか。
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ただ、6番のあのでかいハンマーは楽器ではなくて、ホームセンターで買ってきたやつだそうで、それだけが初耳だった。

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