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2017年1月22日 (日曜日)

ニューイヤー・オペラ・ガラ・コンサート 所沢ミューズ

Photoニューイヤー・オペラ・ガラ・コンサート
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髙橋維[ソプラノ]
向野由美子[メゾ・ソプラノ]
富岡明子[メゾ・ソプラノ]
樋口達哉[テノール]
古橋郷平[テノール]
押川浩士[バリトン]
成田博之[バリトン]
赤星裕子[ピアノ]

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オッフェンバック:『ホフマン物語』より「オリンピアの歌」
ビゼー:『カルメン』より「闘牛士の歌」
マスネ:『ウェルテル』より「オシアンの詩」
モーツァルト:『魔笛』より「復讐の炎は地獄のように我が心に燃え」ほか

(2017年1月21日 所沢市民文化センターミューズ)

はるばる所沢まで行ってきた。楽しみにしていたコンサート。このホールの謎の価格設定により、こんなにいろんな声域のアリアがいっぺんに聴けて、どこの席でも2500円(指定席)。まあオケでなくてピアノ伴奏だからこんな価格なのかもしれないけど。あまりの安さに友人も誘って参戦。一階前から12番目のちょうどよい席。客席は売り切れではなかったものの、ほぼ埋まってた感じ。

入力するのが面倒くさくなるくらいいろいろなアリアを歌唱。若手でもすでに舞台で大活躍の歌手さんばかりである。

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残念ながら、出演予定だった鈴木愛美さんは急病とのことで欠席。あれえ、一番楽しみにしてたオランピアのアリアやんないの~~~?ええええと思ったが、同じコロラチュラの高橋維さんが代理で歌唱。また、鈴木さんが歌うはずだった「ラクメ」の有名な二重唱も変更されて、フィガロの「恋どん」に。

高橋維さんは、先日「ナクソス島のアリアドネ」でツェルビネッタを歌ったのを見たんですが、あの難しい役を完璧に歌っていたのでとても楽しみにしていた。凄い技巧のある歌手である。オランピアは最初から人形っぽく男性歌手に担がれて登場。時折とんでもなく高い声を出しながらロボットっぽい動きを交えつつ、見事に歌唱。大変可愛らしかったなあと。

高橋さんはこの日オランピアと夜の女王とミカエラのアリアを歌ったが、全部ドレスも変えてキャラクターも変えてほんとにすごかったなあ。人間じゃない役は人間じゃない風に歌い、ミカエラの時はほんとに人間らしい心の通った歌であった。

バリトンの押川さんは「道化師」のプロローグを仮面をかぶって歌った。途中、シルクハットから布を取り出す等、何故か手品師のよう。いいよね、道化師。

当方、大変なロッシーニオンチなので、チェネレントラのアリアをナマで聴くの初めて。メゾ・ソプラノのコロラチュラ、何とも見事。富岡さんは容姿も可愛らしく(今回女性の歌手は美しい方ばっかりやったけど)、シンデレラにぴったり。ロッシーニが得意とのことで、ちょっとロッシーニ聴いてみたいとか思った。

テノール歌手はお二人出演していたが、まったく違うキャラと声である。以前から大活躍で舞台(ロイキッポスピンカートンなど)で拝見していた人気歌手の樋口さんは、今度舞台で歌うカヴァラドッシのアリアを力強い声で歌唱。声量があり、女性ファンのブラボーがたくさん。また、もう一人のテノールの古橋さんは、まるでエグザイルみたいな風貌なのに、外見とはうらはらな?ハイ・テノールでウェルテルを歌唱。スタイルが良くて今風で舞台映えしそうだ。バロックとか歌ってもいいかもしれない。

男性陣はカンツォーネをいろいろと歌い、4人揃って歌ったときはホントに豪華だなあと思った。皆さんよい声だった。

休憩後、カルメンのハイライト。いかにもカルメンらしい風貌の美しい向野さん、いかにもドンホセらしい樋口さんで。歌唱は素晴らしいものだったけど、こういったコンサートだと、どうしてもカルメンとか有名なものになってしまうのだなあ。おそらくオペラ初めての方でもわかるように、ということだろうけど。

アンコールに応えて、こうもりのフィナーレを全員で歌唱。まあ、そうね、これだよね、と思いつつ。華やかに盛り上がって終了。これ、全部ピアノ伴奏をした赤星さんにも大ブラヴォー。大変だったろうなあ。

毎年やってるのなら、来年も行ってもいいかなって思う豪華さであった。

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公演後、このホールの冊子を貰って帰り道にパラパラを見ていたのだけど、来年に藤村実穂子さんがリサイタルを行うらしい。3500円なんて何という価格なのだろう、世界的大歌手なのに。パユだって4000円で聴けるんだよ。小菅優さんなんて2500円。だのに、フジコさん(ソロ)は10000円、辻井さんのショパコンは12000円。黙ってても客が入るものは高いんだろうか。辻井さんのコンチェルトのコンサートは、バーター?のモネちゃんのタコイチには興味あるけど・・・・日本のオケなのに高いなあ。(まあ、行かないけど。)

所沢ミューズはちょっと遠いのが難だけど音もいいし、券も安くていろいろなコンサートをするので、また行かせて頂きます。ただ、今月末にするよしもとのお笑いは普通の日なので、行けなくて残念。

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コメント

楽しまれたようですね。所沢のホール、僕も一度いってとてもいいホールだと思いました。使い込みが足らない感じはしましたが、都内や近郊のシューボックスでも一番いいところだと思います。
新潟からのアクセスに難があるのがイタいですが。

投稿: IANIS | 2017年1月22日 (日曜日) 18時45分

>>IANISさん

内装はオルガンもある立派なコンサートホールなのに、催し物が公会堂的な感じ(まあ、市民センターだし)なのが特徴でしょうか。券のお値段が安いのは立地条件の悪さですかね。新幹線乗ってここまで・・・っていうのは辛いですね。

投稿: naoping | 2017年1月29日 (日曜日) 13時48分

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