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2016年12月13日 (火曜日)

コルンゴルト/ヴァイオリン協奏曲 ブルーメン・フィルハーモニー 第44回定期

Blumen1005e1480605217182_2コルンゴルト/バレエ音楽「雪だるま」より序曲
コルンゴルト/ヴァイオリン協奏曲
ブラームス/交響曲第3番

指揮:寺岡 清高
ブルーメン・フィルハーモニー
ヴァイオリン独奏:白井圭

(2016年12月11日 第一生命ホール)
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招待はがきを頂いて、曲目を見て飛び上がって喜んだコンサート。メインはブラームスの交響曲だが、まあそれは置いといて。大好きなコルンゴルトを二曲も聴けるコンサートなんてなかなかない。
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あとでわかったんだけど、今回の指揮者の寺岡さんは、この日に先立つ12月8日に大阪交響楽団を指揮して以下のような演奏会を行っていたようだった。
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 コルンゴルト:「雪だるま」前奏曲とセレナーデ
       (ツェムリンスキー編)
 コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35
 ツェムリンスキー:交響詩「人魚姫」

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あらまあ。なんという美味しいメニュー。甘党にはたまらない。ホットケーキにプリンとアイスクリーム乗っけてメイプルシロップぶっかけて食べるような。しかもソリストは小林美樹ちゃんと、視覚的にも甘々(彼女の演奏は決して甘々ではないが)。あら羨ましい。関西住みだったら絶対行ってたわ。
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で、東京では(あくまでメインは)ブラームス。ショートケーキにブラックコーヒーみたいなちょうどいいメニュー。しかし私はっていうとブラ3は前もってYoutube聴いて「あ、この曲ね」という程度の認識。コルンゴルトはCD持ってるけどね、雪だるまも。
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招待はがきは二人入れるやつだったので、クラシック超初心者の友人とともに参戦。
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開演前、クラヲタが一度は受ける質問を、彼女より受け付けた。
「前から聞きたいと思ってたんだけど・・・指揮者によって曲って変わるの? 例えば有名な・・・滝川クリステルと付き合ってた人のお父さんとか、有名な人だとやっぱり違うの?」
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回答は人それぞれなので、ここでは略すけど。「世界のオザワ」の一般的認識はこれなの、って驚いた次第。
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さて、本題。雪だるまはコルンゴルトが11歳の時に作曲して、作曲の先生だったツェムリンスキーが管弦楽に編曲した曲である。ということで、メロディはいかにもコルンゴルト的な甘みあふれるものだが管弦楽は師匠ツェムリンスキー風味という小曲ながら贅沢な作品。時節柄、クリスマスツリーがキラキラと輝いているような作風である。雪だるま作ろう!
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そして、メインの(わたし的に)ヴァイオリン協奏曲。全然しらないヴァイオリニストなので、「はてどんなかなあ」と思ったけど、演奏始まってすぐわかった。すごい美しい音であった。そもそも、きっといい楽器なんでしょうね、アマティとか(←テキトーですすいません知りません)。よいホールにほどよく響き、幸せな気分。ウィーンとハリウッドの香りたっぷりのコルンゴルトらしいリッチな演奏であった。
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あらこんな素晴らしい演奏をただで聴かせてもらってごめんなさい。なんでもウィーン・フィルの契約団員をされている方だそうで、2017年の東京春音楽祭にも出演予定である。ごめんなさいソリストに関して言えば私の持ってるギル・シャハム盤と遜色ないような。いやホントに素晴らしかった。ブラヴォーも出た。アンコールはバッハ無伴奏の一曲。これも素晴らしかった。
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ブラームスについては・・・あまり聞きこんでない曲なので感想は略。ただ、こちらのオケはアマオケではトップクラスだと(私は)思っているので、よい演奏だと思われ。
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(いつも素晴らしい演奏をありがとうございます。知り合いいないので全然お礼できなくてごめんなさい)
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アンコールは以下の通り。

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さて、友人とコンサートの帰りは当然食事して帰るわけですが、今まで第一生命ホールは一人でしか行ったことなかったので、たくさんの食べ物屋さんのどこかに入るのを楽しみにしていたが、友人いわく「なんか、ここのビルの中のお店、全然惹かれない」と。で、彼女が行こうと思ってたお店に行った(連れて行かれた)。
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安くて美味しい、そして混んでいる(人気店である)、そしてぎゅうぎゅうで落ち着かない、入り口席はドアが閉まってなくて寒い。店の内装と客の雰囲気は、東京なのに港町のよう。パッと見荒くれ漁師みたいな人(築地が近いからか)がたくさんいた。まるでいのしし亭。あたしの頭の中に「ピーター・グライムズ」の4つの間奏曲が流れまくった。
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モツ煮込みとかブリ大根とか大変美味しかったものの(そんでものすごく安い)、正直、トリトンで(わりとどーでもいい店で)落ち着いて何か食べたほうがよかったなあという気はした。せっかくボーナス出たのにおなか一杯食べて飲んで一人2千円のお会計。うう。ゲンちゃん食堂に行ってみたかったなあ。

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コメント

コルンゴールトの協奏曲、1回だけ実演体験。その後、CDで聴くようになってから、僕を魅了し続ける1曲になりました。「雪だるま」は未聴ですが、天才コルンゴールトの作品だから、きっと美しかったでしょう。今度音源探さねば。
ブルーメン・フィルは、アマチュアの方以外にもプロも混じっているそうですね、水準、高そう。

投稿: IANIS | 2016年12月13日 (火曜日) 23時26分

>>IANISさん

雪だるま、結構YouTubeに転がっているようですね。ウチのCDは作曲者監修のレア盤なのでずいぶん古い録音です。

ブルーメンさんは何度か行きましたがとても上手です。とくに弦が素晴らしいです。

投稿: naoping | 2016年12月18日 (日曜日) 10時39分

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