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2016年10月30日 (日曜日)

神尾真由子&クルティシェフ リサイタル  (ミューズ)

1477821791672ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第1番
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番
ショスタコーヴィチ:24の前奏曲より10番・15番・16番・24番
チャイコフスキー:「青春は遠く過ぎ去り」(「エフゲニー・オネーギン」より)
チャイコフスキー:メロディ(「なつかしい土地の思い出」より)
プロコフィエフ:行進曲(「3つのオレンジへの恋」より)
ショスタコーヴィチ:ロマンス(映画「馬あぶ」より)
ハチャトゥリアン:剣の舞(バレエ「ガイーヌ」より)
ラフマニノフ:ヴォカリーズ
バッジーニ:妖精の踊り

神尾真由子(ヴァイオリン)
ミロスラフ・クルティシェフ(ピアノ)

(所沢市民文化センター ミューズ)
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初めて行ってきた、ミューズ。ミューザじゃないぜ、ミューズ。所沢まで行ってきたのさ。所沢、小平より遠いぜ。うう。
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何で所沢までわざわざ行ったのか?というと。
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ここのホール、とってもチケット代が安いのである。「ぶらあぼ」でちょくちょく見て「なんでこんなに安いの?」って思ってた。ショパコン実況で見聞きして以来、クルティシェフをナマで聴きたいなって思ってたのだけど、チャンスを逃していた。で、今回は彼のソロコンサートは聞き逃してしまったので、ヨメとのデュオコンサートに行くことに。いや、クルティシェフのソロコンサートは2500円だったのである。これってラ・フォル・ジュルネ並みの安価である。行きたかったなあ・・・でもまた来るでしょ。ヨメが日本人なんだし。
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今日出かけたデュオ・リサイタルはなんとS席で3500円。このコンビ、サントリーで聴いたら8000円、最安でも5000円である。しかもサントリーはブラームスのソナタばっかり。ちょっと敷居が高い。
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でも、私の行ったのは前半はベートーヴェンとブラームスのソナタでちょっとしんどかったものの、後半は楽しい楽しい小曲集だった。なのでコンサート自体はとても楽しめるものだった。
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が。駅からコンサート会場までの道のりが長かった(普段は徒歩10分くらいのようだが)。
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今日はたまたま、このホールのある所沢の航空公園では、市民の大々的なお祭りだったのである。お祭りってことはもちろん知ってたんだけど、あのね、こういう広い公園のお祭りっていうのは私のような大都会住みの者には想像がつかないような巨大なものなのね。
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もう、見渡す限り屋台のテント。なんかおっきなフェスみたいな感じ。そんで、所沢市市民の半分は集まったのではというほど人にあふれており。(まあ・・・渋谷のハロウィンほどじゃないけどね。)
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コンサート会場まで行くのに、間違えて公園の中を通ってしまったばっかりに、「ホールなんかどこにあるの?」って思った。
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で、やっとミューズの前までたどり着いたと思ったら、そこはそこでまたお祭り(レッツ☆ゴー!!ミューズ横丁)をやっていた。地ビールの屋台が何個もあって、ちょっと惹かれたけど飲んだらコンサート中寝てしまいそうだったので我慢我慢。今ちょっと後悔(別に我慢することなかったじゃん。飲めばよかったよう)。
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コンサートまで結構時間があったので、「ガマの油売り」と「バナナのたたき売り」と「七味唐辛子売り」の絶滅危惧種芸人さんたちの口上を堪能して、やっとコンサート。すいませんバナナも唐辛子も何にも買わず。そーいえばチンドン屋さんもいたなあ。
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で、ホールの中。(ラグジュアリーに見えるが)写真で見るよりは現実ははるかに普通な、クラシックのコンサートホールである(よーするに大変写真映えがする)。杉並公会堂に印象は近い。音はよさそう(ネットで見ると「よい」という評判である)。しかし、市民ホールであるからクラシック以外のものもたくさん上演する。演歌歌手のコンサートもやるし、いっこく堂だってやるし、よしもとお笑いライブもやる。「ここでロバートとか中川家とかバンビーノがコントやったりするのか。ダンソン!!フィーザキーとかやるのか」とか胸熱。
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で、コンサート。
席が一階席の19番めだったので、ちょっと音が遠い感。席が少々右側だったのでピアノはすごく聞こえたけど、ヴァイオリンはやや控えめな聞こえ方(もちろん全然聴こえなかったわけではない。残響は長めできれいだった)。席のせいだったのだろうかそれとも楽器のせいなんだろうかわからない。
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ところで今、神尾さんは何の楽器を使われているのだろう。日経のインタビューでは「最近はじーちゃんの形見のカッパって古い楽器を使っている」って言ってたけど、カッパって有名なの(←私はヴァイオリン素人)。ストラディバリとかガダニーニとかガルネリじゃないの。
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神尾さんはシックな黒のドレス。独身時代はもっと派手なドレス着てたのかなあ。なんとも若奥様風情で素敵である。もう一歳児のママだもんね。クルさんも黒ずくめの上下(タキシードや、よく着ている詰襟みたいのではなく、黒いシャツ)。見かけは「今日はソロじゃないんで、黒子に回りますぜ」という感じではあったものの、演奏自体は全然黒子ではなく。ブラームスなど、終楽章ではめっちゃダイナミックで(腰を浮かせて打鍵する)、奥さんを食ってた気が。
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考えると、ああ、やっぱりクルさんのソロのリサイタルに行きたかったなあ。ピアノは「伴奏」などでは全然なく、ヴァイオリンと対等なのがすごい。夫唱婦随というよりは、お互いに化学反応を起こしている感じ(だから神尾さんは彼を選んだんだろうな)。この取り合わせはもっともっと進化しそうな気がする。
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ダンナがロシア人だし、二人ともチャイコフスキーコンクールの最上位ということだからなのか、後半はロシアものがほとんど。印象に残ったのは、ショスタコーヴィチの24の前奏曲からの曲は「いかにもショスタコ」的な不安げなメロディがよかった。あと、ヤッシャ・ハイフェッツの編曲もののプロコと剣の舞が超絶技巧で素晴らしかった。アンコールは2曲で「夢のあとに」と「熊蜂の飛行」。
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サイン会が行われた模様だが、やっぱり行かず。あ、帰りはちゃんと公園の中でなくバス通りを通って帰ったのでスムーズに帰れた。
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今度来日したら、クルさんのソロコンサートに行こう。やっぱり好きだ、クルティシェフのピアノ。ところでお子さんはどっかに預けてきたのだろうか。
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(ちなみに、ミューズだとアンスネスは4500円、ヤルヴィ&カンマーフィルは9000円で行けるんだよ。安いねえ。たぶんどっちも行かないけど。)
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航空公園なので飛行機が飾ってあったりする。次回は「所沢航空発祥記念館」とやらにも行ってみたいものだ。 文章めちゃくちゃでごめんなさい。
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ポーランド・ラジオでザルツブルグのダナエを聴く

Webdie_liebe_der_danae_2016_tomas_2ネットのポーランドラジオで今年のザルツブルグで上演されたシュトラウスのダナエを(日本の真夜中に)放送していたのだが、寝過ごしたので第2幕のダナエが固まったところから鑑賞。昨年の二期会で観てからちょろっと流れるだけでグッときてしまうくらいこの曲が好きなので、これ観に行けた日本人ウラヤマシス。
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ウィーン・フィルで(初演のザルツブルグで)この曲聴けるだけで素晴らしい。NHKプレミアムでやってたようだが(うち衛星ないので見てない)映像DVD出ないのかな。ギリシャ神話のはずなのに写真で見るとアラビア?っぽい。やたらみんな頭にかむっているものがでっかくて歌いにくそう。でもザルツブルグにしてはしんどい演出ではなさそう(「影のない女」の演出の酷さよ)。
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キャストは、残念なことにリアルタイムの欧米活躍歌手に疎い私なので、日本によく来るコニエチュニーがジュピターを歌っているくらいで誰も知らない・・・と思ったら、2011年のチャイコフスキー・コンクールの男声部門で優勝したバスのJongmin Parkさん(フツーの会社員みたいな容姿なのにやたらとドスの聴いた低い美声でお笑いの「麒麟」みたいだなと思った人)が4人の王様の一人で出ているのだね。でっかいコンクールで優勝しても活躍しないで消えていく人が多い中、ちゃんとザルツブルグに出演したりしているのを知ると(全く無関係だが)嬉しい。聴けなかったけど。
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メストは比較的さらりとした指揮で、二期会のときに第3幕の間奏曲で号泣したので(いや、私だけでなく周り結構泣いてたし)ちょっと違和感が。こんなもんかあ。そういえば二期会ではなんであんなに感動したんだろ。メルクルでよかったのかな。

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2016年10月23日 (日曜日)

ヴィエニアフスキ・コンクール2016 結果

1st Prize: Veriko Tchumburidze
2nd Prize: Bomsori Kim & seiji Okamoto
4th Prize: Luke Hsu
5th Prize: Richard Lin
6th Prize: Maria Włoszczowska
7th Prize: Ryosuke Suho
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今回あまり聞けてなかったので、よくわからないのだけれど、まあおおよそ予想通りな感じ。岡本さん2位おめでとうございます。Bomsoriさん日本今度来たら聴きに行こうかな。まだタコ1聴いてないんだけど。(タコ1は今回の優勝者より前回2位の小林美樹ちゃんのほうが深い悲しみを感じさせて全然よかったなあ。Verikoさんはあまり感動しなかった。ヴィエニアフスキのコンチェルトのほうが良かったのかもね。)

あと、関係ないけど昨日渋谷で聴いた秋元さんてピアニストもまた聴きたい。本日丸ビル?でラフマニノフ弾かれるらしかったんだけど、どうもワタシ元気がなくて行けなかったす。できればちゃんとしたホールで!

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2016年10月22日 (土曜日)

ステーションコンサートin渋谷

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【第1部公演:弦楽の室内楽】
 ・ヴァイオリンソナタ KV378/W.A.モーツァルト
(聴けず)
 ・ピアノ四重奏曲第1番/G.フォーレ 
 ・岩下 真麻(ピアノ)
 ・香川 明美(ピアノ)
 ・宮本 有里(ヴァイオリン)
 ・浮村 恵梨子(ヴァイオリン)
 ・野澤 匠(ヴィオラ)
 ・飯島 哲蔵(チェロ)
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【第2部公演:ピアノソロ・ピアノクインテット】
 ・練習曲第13番「悪魔の階段」/リゲティ
 ・夜想曲第2番/ショパン
 ・チャイコフスキーのバレエ「眠れる森の美女」による演奏会用パラフレーズ/P・パプスト
 ・ピアノ五重奏曲Op.44/R.A.シューマン 

 ・秋元 孝介(ピアノ)
 ・山田 香子(ヴァイオリン)
 ・片山 遥(ヴァイオリン)
 ・渡部 咲耶(ヴィオラ)
 ・下斗米 恒介(チェロ)
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今日は、残業続きであまりに疲れていたので、ジョギングはお休み。代わりに会社に仕事に行った(←え)。誰も出勤してなかったのでヴィエニアフスキコンクールのプレイバックを聴きながら仕事をしていたものの、いい加減悲しくなってきたので帰ることに。ちょうど渋谷で無料コンサートをするのを朝ポスターで確認したので、曲目によっては行こうかなと思った。
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でも・・・一般大衆向けにハリーポッターとかジブリメドレーとかばっかだったら行かないもんね。
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しかし調べたらフォーレやシューマンの室内楽をするというので(あら本格的)、行くことに。
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残念ながらフォーレにちょっとだけ間に合わず。結構わかりにくい場所(駅の構内のちょっとした空き地)なのに座席はすでに埋まっていたし、たくさんの人が立ち見。すでに始まってたその演奏はとても美しいものだったので「これはきっといい演奏会」と思った。中に入るとリーフレット(ザルツブルグの写真が懐かしい。また行きたいな)と、タダで聴かせてもらえるだけでも十分ありがたいのに、音符の表紙のついた東京メトロオリジナルのポストイットを貰った(まあ、中身は音符が書いてあるわけではなく普通の黄色いやつだったけど)。
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出演者は芸大生(ほとんど大学院)ばかりなので、演奏は普通にコンクールとかで聴けるようなハイレベルのものである。まあ、場所が駅の構内なのでひっきりなしにスーツケースをガラガラ転がす音、観客が連れている幼児の大声、普通に電車の音、などなどとても演奏を聴く環境ではないし、ピアノもあんまり響きがよくなくて少し悲しい感じはしたものの、弦楽器はわりときれいに響いていたのでよかったなと思った。
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第1部のフォーレはとても魅惑的な曲で(聴いたことあったっけか)、とても琴線に触れる心のこもったいい演奏。心が洗われるようだった(まあ、フォーレだしね)。観客のみなさんもうっとり。私は立ち見だったんだけど、私の前に立ってた西洋人の(たぶん10代か20代前半くらいの)おねいちゃんたち二人が熱心に聴いてたのがなんか嬉しかった。
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大盛況(ブラボー出た)で第一部が終わり、立ち見場所で座って聴いていたおこちゃまたちもぐずってきたところで休憩。帰る人もいてちょっと客席が空いてきたので係員のおにいさんに確認して座ることに。さすが東京メトロ&東急主催のコンサート、満員電車のように座席もぎゅうぎゅう。パイプ椅子は隣の人と密着しそうでしんどい(しかもちょっとヘンな人だった)。
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第2部はピアノ独奏もあるようなので楽しみに待ってたが、まさかのリゲティ(笑)。なぜ弾いたし。リゲティ先生も草葉の陰で「なんでオレの曲が渋谷駅の構内で」とか思ったかも(思ってない)。曲はなんというか・・・なんとも言えない。何故この曲にしたかというと、「演奏会場所が13番出口にあったから13番にした」とのこと。
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でも次はショパンのノクターンと超メジャーだったし、「眠れる森の美女」によるトランスクリプションはとてもヴィルトゥオーゾな曲でわくわくして面白かった。ちょっぴり自動演奏ピアノみたいな趣があり(いい意味で)、アルカンの「鉄道」聴きたくなった。
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↑(参考)バブストの眠れる森の美女
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さてシメは私も大好きなシューマンのピアノ五重奏曲。ああ、もうホントにいい曲だ。まあ、演奏の前に演奏者が「長いけどいい曲なので聴いてください」とか言ってたけど、別に長くないし(我々ワグネリアンにとっては30分くらい一瞬である)。隣の隣の人寝てたけど。
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前の方で席が少し空いてきたので、さきほど見かけた外人のおにゃのこ二人が嬉しそうに座ってたので、よかった。
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大盛況のうちに第2部も終わり。なかなかよいコンサートであった。季節外れのラ・フォル・ジュルネのようだった。質の良い演奏をありがとうございました。皆様これから色々な(もっと大きな)舞台で演奏を聞かせていただけることを期待しております。
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あと、小さな注文ですがリーフレットに曲目だけでもいいんで英語で載せてくれると有難いかなあと。渋谷は観光客も多いから、外人さんも見るかもしれないので。
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全くどうでもいい気づきなのだが、東京メトロ&東急の13番出口から出ると、タワレコが近いことを発見。当然タワレコに行き、シャーガーさんの第九を試聴し(テノール出てくるとこだけ)、気が済んだので買わずに帰ってきた。ケチなのではなく、ウチでは再生できないかもしれんので(悲)。それにしてもやけに早い第九・・・。バッティストーニ飛ばしてるなあ。
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シャーガーさんを見聞きした人の感想として「歌いぶりが三波春夫」とか「調子のよい細川たかし」とか書いてあるのをネットで読んだので、そんな風にしか見えなくなってしまった。何にしろいい声には違いないので可。
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タワレコ、CD売れないんだか、ずいぶんと輸入盤・国内盤ともにワゴンに投げ売りされてたけど、スーザン・ボイルとポール・ポッツがずいぶん余ってた。クラシックコーナーで・・・誰が買うの。

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2016年10月21日 (金曜日)

ヴィエニアフスキ・コンクール2016 第4ステージ

給与計算がきつかったので、まったくコンクールどころではない。いつのまにか第4ステージ。日本人は二人残っている模様。ボムソリちゃんとポーランド美人は残っている。残業続きで体がしんどいので実況で鑑賞する予定なし。(YouTubeで観れるしねえ)
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Schedule – Stage 4 (20-22.10.2016)
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06:00 PM
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Thursday, 20.10.2016
Richard Lin (USA)
Ryosuke Suho (Japan)
Veriko Tchumburidze (Georgia, Turkey)
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Friday, 21.10.2016
Luke Hsu (USA)
Bomsori Kim (Korea)
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Saturday, 22.10.2016
Maria Włoszczowska (Poland)
Seiji Okamoto (Japan)
 
ネットで読んだらVeriko Tchumburidze さんて人が良いようだったので観てみたら、ドラマののだめちゃんがジョージアトルコ人になったような容姿だった(んなあほな)。モーツァルトはとてもきれいないい音で弾いていた(ガダニーニ)。女性に優勝して欲しい。
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https://youtu.be/GjcFXmaBgEQ

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2016年10月16日 (日曜日)

マスカーニ/イリス バッティストーニ

マスカーニ/歌劇『イリス(あやめ)』 (演奏会形式・字幕付)
指揮・演出:アンドレア・バッティストーニ
チェーコ(バス):妻屋秀和
イリス(ソプラノ):ラケーレ・スターニシ
大阪(テノール):フランチェスコ・アニーレ
京都(バリトン):町 英和
ディーア/芸者(ソプラノ):鷲尾 麻衣
くず拾い/行商人(テノール):伊達 英二
新国立劇場合唱団 他
東京フィルハーモニー交響楽団

(オーチャードホール)
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ああ、私は大好きなイリスをまたナマで聴いてきたんだなあ。ホントに聴いてきたんだなあ(←信じられない面持ちで)。
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実は。
東フィルさんがこの曲をやるって知ったのがつい最近で、気が付いたら2回公演のうちのサントリーのほうの券はとっくに売り切れていた。だもんで、苦手なオーチャードへ。オーチャードだってなんだか後ろのほうしかなくて、どこで聴いてもイマイチなこのホールのため、いっそ今回は見送ろうかと思ったくらい。
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迷った挙句、3階席の端っこの方で。まあまあ舞台は見えるけど、歌手の声は聞こえないかもしれない。ダイナミックなオーケストレーションに負けてしまうのではないかと思った。
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しかし、わりと杞憂だったみたい。声はさすがに遠かったので銭湯の中の遠くで歌っているような感じだったんだけど、皆さん声量がある方ばかりだったのでオケに埋もれてしまうことはほぼなかった。バッティストーニがこういった場に慣れているからうまく調整してるんだろうな、と思う。若いのにえらいね、なんて。
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それにしてもまあ、まるで新国立劇場が引っ越してきたのか、というたっかいレベルの上演である。まず前奏曲から壮大に歌いまくる新国の合唱の凄さよ。世界一じゃねえのここ。先日のワルキューレは合唱ないから、合唱聴けて嬉しかったす。
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あと、イリス役の人はピンチヒッターということだが、私は彼女は初めてではないの。実は2014年の新国立劇場のカババリの道化師のネッダとして出てる。わりと印象はよくて、色っぽい人妻感と力強い声がネッダにぴったりだった。いかにもヴェリズモオペラの声であった。まあ、今回のイリスは世間知らずの少女なので、キャラとしては少し違うのだけどドラマティックな声も必要な役だし、これはこれでいいのかなと。私の持ってるCDも、イリスはイローナ・トコディなので声の系統は似た感じ。
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バッティストーニの指揮する演奏会は初めて。東京フィルの首席指揮者になったとのことなので、これから日本で見聞きすることが増えるのでしょうね。今朝も「題名のない音楽会」で(先週もか)見たところである。テレビの印象ではちょっとドゥダメルと似てるかなあと思ったけど、現物はもっと太ってた。・・・というのは、うちのテレビはアナログ時代のをそのまま使用していて、縦横の対比がちょっとおかしくなっているので、たいていの人はスリムに見えるのである。
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テレビで見たときは「ずいぶん激しい指揮ぶりだな(ちょっと笑えるくらい)」と思ったけど、本物もすごく激しかった。たまに指揮棒を両手で持って振るときがあって、バーンスタインみたいだなと思った。すごくメリハリが効いていて、熱情がこちらにも伝わってきそうである。
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今回は演奏会形式だったのだけど、多少小道具もありいの、ちょっとした演技もありいのという感じだった。背景にはバッティさん自身が選んだというその場面にあった浮世絵が映し出されていた。例のイリスの「大蛸アリア」の時は無論、北斎の「蛸と海女」の絵だった。あれはこの曲の演奏の時しか見たことないんだけど、要は春画でねえ・・・おこちゃまが観客席にいたけど。
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まあ、そういった指揮者の思い入れの強いこのイリスなんだけど、日本を舞台にしたオペラなのに、もう演奏はイタリアしか感じないのね。すっげえイタリアなの。普段は「まあ、イタオペだからイタリアなんだろうな」くらいな感じなんだけどね、日本のオケ。すっごい今日はさらにイタリアだった。こないだ近所のイタリアンの店で食べた、本場で修業したシェフがこさえたピザを思い出した。「もうね~~土台から違うの~~~!粉から違うの~~~!」って言っちゃうくらい。
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それと今まで結構この曲聴いてるんだけど(実演・CD)、「へええこんな表情が」とか気づくことが多かった。ちょっとした強弱の付け方が工夫されてて、ピアニッシモとか効いてて感銘を受けた。
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だもんで。
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実のところ、この曲を結構知っているからこそ、聴き進めていくうちに「このオペラの舞台は日本です。」という事実がどんどん受け入れられなくなってた。目で見える字幕・背景と、耳から聞こえる本場イタリアの音楽が、どんどん私の頭の中でばらばらになってしまってた。
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てなもんでつくづく不幸なオペラである。こんなアホな内容でなければ、音楽は素晴らしいのに。日本人が聴くから余計ヘンな違和感がある。せめてインドとかアフリカとか関係ない国が舞台ならよかったのに。イタリアではきっと蝶々夫人を見聞きするのと感覚は一緒なのだろうな。
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歌手の方はみんなよい声をしていた。日本の方もイタリアの方も。聴こえてくる音楽がとても美味しかった。すべてが・・・すべてが素晴らしかった。あのヘンテコな筋書以外は。
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もういっそ、オペラじゃなくてカンタータとして聴くのはどうかしらん。最後の幕なんて、まるでシェーンベルクの「グレの歌」みたいだ。あの滑稽なくず拾いのテノールの歌、太陽をたたえる壮大な合唱。
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ああ、サントリーで聴ける人がうらやましい。楽しまれ。
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(ところで、家に帰って解説書を読んでたんだけど、この曲の筋書の根底にあるのはギリシャ神話のダフネだと。そう言われてみればシュトラウスのオペラのダフネも、強烈な自我がないまま男の人にホレられて結局受け入れられず月桂樹になってしまうだね。なるほど的ね。)
 

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ヴィエニアフスキ・コンクール2016 第3ステージスケジュール

ろくに第2ステージを聴いてないのに、もう第3ステージ。
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SUNDAY, 16.10.2016
18:00         Hanna Asieieva
18:35          Amelia Maszońska
19:10          Richard Lin
20:15         Arsenis Selalmazidis
20:50        Celina Kotz
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MONDAY, 17. 10.2016
18:00         Ryosuke Suho
18:35         Veriko Tchumberidze
19:40         Luke Hsu
20:15         Robert Łaguniak
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TUESDAY, 18.10.2016
18:00         Amalia Hall
18:35         Bomsori Kim
19:40         Maria Włoszczowska
20:15         Seiji Okamoto
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日本人は周防さんと岡本さんが通過。服部さんはドレスが可愛かったなあと(なにそれ)。
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個人的に素晴らしいと思った韓国のおにゃの子(キムさん)は通過。あたしのこのコンクールのぼんやりとした印象だと、審査員はなんとなくジネット・ヌヴーの影を求めている感じ。暗に熱い演奏の女流ヴァイオリニストを求めているのかなあと(←憶測)。キムさんは最終でタコ1弾くらしいので、残ってほしいわ(何故か応援)。

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2016年10月15日 (土曜日)

ヴィエニアフスキ・コンクール2016 第2ステージ 3日目

いつのまにか、ヴィエニアフスキ・コンクールが始まっていた。もう第2ステージ。日本の子たちも何人か残っており。服部百音さん、寺内詩織さん、周防亮介さん、土岐祐奈さん、中村友希乃さん、岡本誠司さん。おや、服部百音さん出てるのか。みんな頑張ってほしいな。
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(公式サイト)
http://www.wieniawski-competition.com/konkurs-skrzypcowy/en/aktualnosci/acoustic-rehearsals-stage-2/
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わたくしごとだが、パソコンとスピーカーを新調したので、まるで美しいコンサーホールで聴いているかのごとくいい音である。実況はYouTubeで観られて、まったく動作に異常なし、快適である。さすがはインテルcore-i5である(よくわからないけど)。休日の昼間に観られてうれしい。しかし、第3次くらいから夜中になっちゃうんだろうなあ。前回の経験から言うと。
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10:00 Hall Amalia, Michał Francuz, catalogue no. 10
.F. Kreisler: La Gitana
J. Joachim – Romance in B-flat major, Op. 2
M. Ravel: Sonata No. 2 for violin and piano in G major
ラヴェルの途中から鑑賞。パソコンあちこちいじっている間に演奏終了(すいません)
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10:30 Kouznetsova Maria, Hanna Holeksa, catalogue no. 17
.F. Kreisler: La Gitana
P. Tchaikovsky: Meditation
E. Grieg: Sonata No. 3 for violin and piano in C minor, Op. 45
フランス・ロシア人のおねいちゃん。うちのスピーカーのせいなのか、音がふくよか。使用楽器は1830 Raffaele and Antonio Gagliano violin。
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11:40 Kim Bomsori, Hanna Holeksa, catalogue no. 14
.F. Kreisler: Schön Rosmarin
P. Tchaikovsky: Meditation
G. Fauré: Sonata No. 1 for violin and piano in A major
日本の昔のキネマ女優さんみたいに可愛らしい韓国のおにゃの子。
楽器は Joannes Baptista Guadagnini instrument (Turin, 1774)貸与。ガダニーニ芯の強いいい音。チャイコフスキー哀愁があっていいな。フォーレもいいなあ、ド演歌みたいでなんか泣けるわ。ピアノも素敵。ロスマリンもこぶしが効いててよい。前回優勝のソヨンちゃんを思い出す。
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12:20 Lopatina Vera, Olga Kirpichev, catalogue no. 24
F. Kreisler: Caprice viennois, Op. 2
J. Massenet: Meditation from the opera Thaïs
M. Ravel: Sonata No. 2 for violin and piano in G major
ロシアのおねいちゃん。胸の谷間を強調した黒ドレス。
使用楽器はBernardel violin (Paris, 1886).軽い感じの音。日本にも来たことあるみたい。心揺さぶられるものはない。曲のせいかな。ラヴェルこの人に合ってない気が。
..
(休憩)
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16:00 Włoszczowska Maria, Sophia Rahman, catalogue no. 47
F. Kreisler: Romance, Op. 4
G. Fauré: Apres un reve
M. Ravel: Sonata No. 2 for violin and piano in G major

前回、「ヴェンゲーロフ先生特訓回数券」?を貰った涼しい目をしたポーランド美人。少し肥えたか。前回コンクールはややおとなしい印象の演奏だったんだけど、ちっとは指導が効いてよくなったのかしら。ラヴェルのちょっとブルースっぽいところはうまく弾けてたと思った。使用楽器は1715 violin by Pietro Guarneri da Mantua。
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16:30 Nakamura Yukino, Michał Francuz, catalogue no. 31
F. Kreisler: Chinese Tambourine
J. Massenet: Meditation from the opera Thaïs

J. Brahms: Sonata No. 2 for violin and piano in D major, Op. 100
お人形みたいな白いドレスが可愛らしい。舞台に上がる前ににカメラに手を振ったりしている。ブラームスのこの曲はとてもいい曲だと思うけど、私はもう少し重い、熱っぽい演奏が好みだ。クライスラーやマスネはよかった気が。この方ドイツもの選曲多し。

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2016年10月14日 (金曜日)

牛久大仏

茨城出張。でも仕事なので観光なんてないよ。車で行ったけど、営業所の周りはまるでゴルフ場みたい。なーんにもなし。
お昼は普通にとんかつ定食食べた。茨城と千葉のみ存在する「とん膳」にて。まあ・・・とっても美味しかったけど。
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帰りの車の中から見た牛久大仏。 でかい。
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ところで。
このところ私の納豆愛がとまらない。
もともと納豆好きなのだが、だいたいどこのメーカーでも美味しく頂いていた。しかし。最近近所のスーパーにて(客の熱烈なリクエストにより仕入れるようになった)本場茨城の天狗納豆に出会ってから、他の納豆が受け付けない体になってしまった。天狗納豆。なんという柔らかさ。なんという風味。さすがに普通の納豆の値段2倍~3倍するだけある。
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今日、せっかく茨城まで行ったのに、納豆の聖地まで行ったのに、納豆に何にも関係なく帰ってきてしまった。
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結局、近所のスーパーで天狗納豆買った。いつものように。何にも変わらん。
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2016年10月 9日 (日曜日)

飯守さんの「ワルキューレ」 新国立劇場

1475926161602ワーグナー「ニーベルングの指環」
第一日 「ワルキューレ」
【ジークムント】ステファン・グールド
【フンディング】アルベルト・ペーゼンドルファー
【ヴォータン】グリア・グリムスレイ
【ジークリンデ】ジョゼフィーネ・ウェーバー
【ブリュンヒルデ】イレーネ・テオリン
【フリッカ】エレナ・ツィトコーワ
【ゲルヒルデ】佐藤 路子
【オルトリンデ】増田 のり子
【ヴァルトラウテ】増田 弥生
【シュヴェルトライテ】小野美咲
【ヘルムヴィーゲ】日比野 幸
【ジークルーネ】松浦 麗
【グリムゲルデ】金子 美香
【ロスヴァイセ】田村由貴絵
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【指揮】飯守泰次郎
【演出】ゲッツ・フリードリヒ
【美術・衣裳】ゴットフリート・ピルツ
【照明】キンモ・ルスケラ
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団

(2016年 10月8日 オペラパレス)
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昨日行ってきた。大変に評判がよかったのでかなり期待してた。しかも会場に行ってみたらとってもいい席だったので券を取った時の自分に感謝した。A席なのに、2階席で横からオケも指揮者も見下ろせて、舞台も切れることなくよく見える。前回のラインゴールドの時の反省から(頭でっかい座高の高いおっさんがまん前に座ってた)、1階席はもうやめたんだった。
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しかし、自分的にはまずったこともあって。先週の日曜に買ったバレちゃんのパルシファルのDVDを見たばっかりだったものだから。(オペラ歌手にしては)スタイルのよい美男美女の主役(しかも歌もうまい)の映像を見たもんだから。
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「ワーグナーのオペラなんだから外見は二の次」という超お約束がすっかり私の視覚にはもう通じなくなってしまった。だもんでジークムントとジークリンデのカッポーのラブシーンは、なんかもう大相撲の「がっぷり四つ」にしか見えなくなり、困った。どうしよう、ああどうしよう。もう目をつぶって観るしかない(いや、聴くしかない)。
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とか思ってちょいと目をつぶって聴いていたら、あら不思議。グールドさんかっこいいわ。イケボっていうの。声だけ聴いたら、歌いまわしとかジェームス・キングをちょっと思い出し。かっこいい。美声だし。
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脳内はこんなかんじ。
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いや、終幕までずっと目をつぶってたわけではないので安心せい。
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ま、今回ホントに声楽にはホント穴がない。みんなよい。ワルキューレは何回か見ているが、て、日本で観たものでは歌手は一番ではないかな。
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それにしても。
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今年の東京で観れるワーグナー上演の凄さよ。春にはあのジークフリート二期会トリスタンはありいの、この秋はこの新国ワルキューレにウィーン国立のワルキューレ、ティーレマンの塩城ラインの黄金まである。私はスケジュールとご予算の都合であとの二つは残念ながら見送ることになりそうなのだけど、なんだかこれってバブル期みたい。もうね、平野ノラが「おったまげ~~~」って叫んじゃいそうな勢い。はいオッケーバブリー。
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で、今回のワルキューレ。初めて聞いたんだけどヴォータンのグリムスレイがほんとにヴォータン。あんたホントにヴォータンなんじゃないの?って聞きたくなるくらい外見も声もヴォータン。声はハンス・ホッターみたいなソフト路線じゃなくて、どっちかっつーとジョージ・ロンドンかな(違うか)。グリムスレイ、シアトルそのまんま演出リングにも出演していて、ホントにアーサー・ラッカムの絵じゃねえのってくらいヴォータン。でもヨハナーンやってもきっとヨハナーンかと(見てないけど)。
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ブリュンヒルデのテオリン。なんか前に観たときよりちょっと太った印象(ジークリンデほどでっかくないけど)。でも、「ただ声がでっかいだけの人」みたいな勝手な印象が(私は)あったんだけど、全然違ってた。とても人間的で、深い表現。ジークムントを自分で作って運命を作っておいて、うまくいかなくなると娘に丸投げっていう自分勝手で大きな子供みたいなヴォータンを愛しながらも、悩み苦しみ、ジークムントに心から同情して運命を変えてあげようとする。「この女があなたのすべてだと?地位も名誉もいらないと?(意訳)」とジークムントに言う場面はピアニッシモで切々と歌い、観客の心をえぐった。私含めて周りの人結構泣いてた。さすが世界中でブリュンヒルデ歌っているだけある。
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新国立では準レギュラーみたいな扱いのツィトコーワたん。相変わらず可愛らしいわん。声も深くて素敵。山のようにでっかい人々の中にいて、ことさらスリムで小柄に見える。怒り爆発のフリッカをなだめようと、ヴォータンにひょいっと一瞬持ち上げられるツィトコーワたんかわゆす。まあ、こんなに若くて美しい奥さんの言うことだったら神々の長ヴォータンも聞くしかないかな。
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憎まれ役のフンディングのペーゼンドルファーもほんとに憎たらしそうないい声である。外見もなんかフンディングっぽいし(それは誉め言葉なんだろうか)。いやほんと憎たらしいです。そもそもこんなに悪い役ではないと思うんだけど。演出上、ホントにやなやつになってた。
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ジークリンデ役のウェーバーは体格のわりに、かなり走り回ったり頑張ってた。体きく系太った人なのかしら。とてもたくさんのブラヴォー(ブラーヴァ)をもらってたけど、わたし的にはすこーしだけ歌い方にクセを感じる。でも、声はよく出ていたし表現は感動的であったのでよかったのでは。他の歌手がみんな良すぎるから高望みをしてしまうんだね。
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演出。もうこれは昔懐かしの演出って感じである。もういろいろ演出家の自分勝手な演出のものを見ているので、読み替えもなくストレートなものであると私は感じた。第一幕でフンディングの手下がたくさん出てくるのも別に私には普通に見えたし、第2幕で木馬に乗ってるヴォータンが子供返りしているようで可愛かった。結構ネットでは話題となってた第3幕のワルキューレの騎行のシーン(お嬢さんたちがほとんど裸の男性にまたがってるやつね)でも、「別に・・・このくらい普通じゃね?」みたいな感じで見てた。ただ、思ったのは、トーキョー・リングの時のワルキューレ役の歌手さんたちも今回同様大変そうだったなあと。他の劇場ではワルキューレさんたちはただ槍と盾持ってあちこち歩き回ってるだけのが多い気がするのになあ。
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最後の炎の場面は、遠目に観るとホントの炎みたいに見えるけど、よく見ると映像なんだよね。うまくできてる。その昔の日本でのトンネル・リングなんて「ホントの炎を使わなきゃやんないもん」ってゲッツくんごねたらしいね。結局舞台横で消防署が待機してたんだっけ。昔話だねえ。
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あー、で、最後にオケ。私は今年素晴らしいワーグナーを聴きすぎた、日本のオケで。春祭のN響、こないだの読響(トリスタン)。ここらへんはもしかしてヨーロッパの普通の歌劇場のオケ(まあ、単体で活動するドレスデンとかウィーン・フィルとかはまた違うかもだけど)よりうまかったかも。私は飯守さんのファンなのであんまり悪く言いたくないんだけど、東フィルさんだってよいときは凄くいいので・・・今回はうーん感がほんの少し。まあ最後の盛り上げは素晴らしかったので、よかったかなと。
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(こないだの二期会トリスタンの時に、幕間でふつうの観客の男の人がオケピ内で準備中のヴァイオリン奏者の一人に「(オケが)本当に素晴らしい音ですね」みたいなことをおっしゃっていて、これまた全然赤の他人の私が横で「うーん、ホントに」ってうなずいてしまったのを思い出す。)
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まあ、上演は全体的にはまれにみる名演で、「これだけの歌手を日本で見られる幸せを是非!」っていう宣伝文句(Twitterで読んだ)には嘘はない。あと3公演あるのでお金のある方、学生さんとか安く行ける環境にある方は是非出かけられることをお勧めします。(私は今回は2度目はもうなし。金ないし。)
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新国立劇場/ワルキューレ(トーキョー・リング2009)
ケンペ/ワルキューレ(コヴェントガーデン1957)
飯守さんの「ワルキューレ」その1(二期会)
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その他、公演と関係ないこと。
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・新国立はポケストップは何個かあった。でもポケモンは一個も出てこなかった。
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・今回はアンケートに答えるともれなくなんかくれるっていうので、答えてみた。何くれるのかなって思ったら(前に避難訓練のときもらった新国立劇場のウエットティッシュかなって思ったけど)、クリアファイルだった。これからの公演名が書いてあるだけのもんで、何てことなかったけど、裏面が座席表になっててこれは便利だなと思った。(舞台写真とかだったら嬉しかったんだが。)
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・幕間に成城石井で購入した柿の葉寿司を食べたんだけど、美味しかったなあ。帰りにもう一個買って帰ろうかと思ったらもう店になかった。2割引きだったけどちゃんとメイドイン奈良だった。あたしってなんでこんなに柿の葉寿司好きなんだろう。

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もてもて(猫に)

休日ジョギングに行ってる近所の公園に棲息しているノラ猫たち。
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毎週顔を見ているせいなのか、危害は加えないとわかったらしく。やっと今日は寄ってきてくれた。餌をもらっておなかいっぱいで機嫌がよかったからかな。(私は餌やってない)
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なつくとかわいいなあ。このトラちゃんは呼んでないのに来た。
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2016年10月 8日 (土曜日)

私以外私じゃないのだが、勘違いもある。

私以外私じゃないの・・・・で、マイナンバー。(←ちょっと古い)
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私、運転免許証持ってないし、パスポートも住民基本台帳カードも期限切れちゃったんで、自分を証明するものがない。で、マイナンバーカードを作ることに。証明写真を撮って区役所に送ったら、区役所にカードを取りに行く日を何日か指定してきた。土曜日しか無理だったので今日になった。
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で、区役所のロビーに着いたんだけど。
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なんか、弦楽四重奏的な音が聞こえて。きれいなおねいちゃんたちがヴァイオリンとか持って音を出していた。舞台?の前には客席とかも並べていた。「あ、今日はミニコンサート的なものをやるのねえ。いい時に来たなあ。運がいいなああたし」とか思った。耳の肥えた?私が聞いても結構うまい感じの音を出してたのですごく期待できた。
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で。
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マイナンバーカードの手続きをしてやっとカードを入手できたので、あわててロビーまで戻ってきた。「コンサートが始まっちゃう!急がなきゃ!」
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ところが。
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まだコンサートは始まってなくて、相変わらずリハーサル的な音はしていた。で、客席には白い布が掛けられており、何故か壁には十字架が掛けられていた。
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「あっ(察し)。」
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もうちょっとで「(コンサートは)何時に始まるんですか?」とか聞いてしまうところだった。コンサートじゃなくて、もっと厳かな催しだった。♪高砂や~高砂や~♪(ローエングリン的なメロディで読んで)であった。気が付いてよかった。弦楽器、何気にうまいと思ったらプロだった。で、そそくさと立ち去った。現場からは以上です。

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2016年10月 5日 (水曜日)

本日の間違い電話

わたし「ありがとうございます、○○○○(会社の名)です。」
おっさん「どうしたの~、いつもより声が小さいじゃない。」
わたし「え、そうですか?」
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おっさん「そうだよう~。いつももっと声が大きいじゃない~」
わたし「え、いつもこんなですけど」
おっさん「そうかな~。そんなことないじゃない。オレ誰だかわかるでしょ?」
わたし「え、わからないです・・・」(こんな声の人いたっけかな?)
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おっさん「わからない? えーそんなことないでしょ?おれだよおれ。いつもいるはずなのにその部屋にいない人だよ。今日はちょっと喉が痛くて病院に来ているんだけどね」
わたし「え・・・そうですか・・・」(私のいる事務所にはこんなお調子者の人はいない・・・営業所とかにはいるけど)
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・・・不穏な空気・・・
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おっさん「え~とね、わかんないんだったら、また掛け直すわー」
わたし「そうですね~。失礼します。」
(ガチャン)
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明らかに間違い電話なのに、最後まで認めないで電話切ったおっさんはすごいなあと思った。
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来るワルキューレの予習のために(いまさら予習などいるのか?)コペンハーゲン・リングを飛び飛びで見ているのだけど、これは面白い演出だね。「ワルキューレ」の第一幕の最後など「(ノートゥングを)お前が抜くんか~~い」と突っ込みを入れてしまうし、「ジークフリート」のミーメはなぜかアンディ・ウォーホルそっくりだし、北欧おしゃれ家具や食器に囲まれたミーメのおうちはトーキョー・リングを思わせる。歌手もなかなか。テオリンはもちろん、スティク・アナセンもいい。

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2016年10月 2日 (日曜日)

シャーガーさんパルシファル

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今日買って今日全部見てしまった。ああシャーガーさん尊い。
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『パルジファル』全曲 チェルニャコフ演出、ダニエル・バレンボイム&シュターツカペレ・ベルリン、アンドレアス・シャーガー、ルネ・パーペ、他(2015 ステレオ) icon

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いつまで聞けるのか知らないけど、シャーガーさんの歌う千人が聴ける。やっぱりルネ・コロっぽい。そんでこのテノール・パートを作曲したマーラーに感謝を捧げたい(←何故)

http://www.rtve.es/alacarta/audios/fila-cero/fila-cero-festivales-verano-euroradio-23-09-16/3732498/

(シャイー指揮。0:13:40くらいから演奏。第二部「マリア崇敬の博士」は1:06:10くらいから。ちなみに藤村実穂子さんも出演。)

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みじん切り器を買う

カレーが大好きなので、一時期セブンイレブンのカレールーを使用していた(値段のわりにかなり美味しい)のだけど、健康のために塩分控え目生活を始めたところどうしても市販のルーはどこのもしょっぱすぎるので、前にずっと作っていたインド風チキンカレーを最近また作り始めた。カルディとかすみとりの前の東南アジア人の方のやってるお店で売ってるカレー粉(MDHチキンカレーマサラ)とガラムマサラ粉を使って作るんだけど、比較的そんなに難しいことはない。
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作り方は、過去に作ってたものよりそんなに凝ってない。健康主義バージョン。
1、タマネギとニンジン、ニンニク、生姜をみじん切りにする。
2、鍋にオリーブ油を入れ、切った野菜を入れて、あめ色になるまでじっくり炒める(30分くらい)。
3、みじん切りにしたトマトと、カレー粉とガラムマサラ粉を入れてよく炒める。
4、鶏肉(もも肉)をテフロン加工のフライパンで焼く(焦げ目を付け、余分な脂を出すため)。カレーの鍋に入れて炒める。
5、ヨーグルトと具がかぶるくらいの水を入れる。市販のブイヨン(コンソメ)を少々と月桂樹の葉を入れる。煮立ったら弱火で暫く煮込む。ごはんにかけてできあがり。

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・・・という感じに非常にシンプルである。塩分控えているので塩はブイヨンに含まれる塩分のみである。ウチはそれさえも減塩のものを使っているのでほとんど塩入ってないかも。でも(私は)美味しい。一般的にはこれにバターを加えるとホントお店のカレーみたいに絶品になると思う。
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しかし。
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毎度めんどうくさいと思っているのが野菜のみじん切りである。玉ねぎ一個とニンジン半分と生姜とニンニクをみじん切りにする。炒めるのはそんなに苦ではないんだけど、切るのがねえ・・・。
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というわけで、出張先の近くの伊藤八日堂でみつけた野菜みじん切り木器を購入。ティファール iconなので決して安いものではない(3000円くらい)けど、これでインドカレー作りが楽になるなら。電動ではなく、ひもを引っ張ると遠心力でカッターがくるくる回って野菜を木っ端みじんにするというシステムである。
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67f33be6117c4406a1379837d1211bc3jpgで、使用してみたものの、まあ楽なこと。生姜とかニンジンは固いので、ちょっと薄切りにしないと刃がひっかかって動かないんだけど、それでも包丁でみじん切りにするより全然楽である。まあ”楽”とは言っても、人力なので引っ張るのはちょいと力がいる。しかし、なんかのトレーニングかと思えば苦ではない。毎週ジョギングしてて足の筋肉はついてきたんだけど腕がねえ・・・と思ってたのでエキスパンダーの代わりと思えばよい。
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トマトも皮ごとみじん切りにできるので栄養面でも万全(トマトのリコピンは皮に一番含まれるとどっかで読んだ)。なお、このみじん切り器はナッツもみじん切りにできるらしいので、次回からは水でふやかしたカシューナッツをみじん切りにしてカレーに入れてみようかと思う。
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(↓出来上がり図)仕上がりは包丁で切ったものよりも細かくなり、より「本物」っぽくなりました。 よくわかんねえか。

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2016年10月 1日 (土曜日)

ジョギングの時に聴きたいクラシック

本日放送の「らららクラシック」の、視聴者への質問のコーナー?で「ジョギング・ウォーキングの時に聴きたいクラシック」っていうのをやってましたね。
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私、現在ジョギングにはまっている稀有なクラヲタなのですが、意外なことにジョギング中には一切音楽聴きません。
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その理由は
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1.ヘッドフォンをして走ると後ろから来る車や人間の気配がわからなくなり、ぶつかる可能性が大である。
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2.ソニーのごっついヘッドフォンしか持ってない。あと、基本的に耳に入れるタイプのイヤフォンが苦手。
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等なのですが、まあもし聴くとしたら何かなあ~~?と考えたのは以下のような感じ。
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・ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 第4楽章

すごく攻撃的になって軽く100Kmくらい走れそう。そんで車にぶつかっても気にしないでそのまま走ってそう。
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・ブルックナー:交響曲第7番 第3楽章
軽快なリズムで走れそう。でも「バケラッタ、バケラッタ」とか言いながら走るので、ヘンな人だと思われそう。
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・ワーグナー:「リエンツィ」序曲
後半のリズムがジョギングのリズムにあっててびゅんびゅん走れそう。でもルードヴィヒ二世みたいな?尊大な人になって他のランナーさんにご迷惑をかけそう。
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・ストラヴィンスキー:「春の祭典」

ニジンスキーのごとく芸術的(変態的?)なフォームで走って町中の噂になりそう。そんで車に轢かれそう。
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・シェーベルク:「期待」

いろんなところを走っているうちに植込みで死体を発見しそう。「助けてー」とか叫んでパトカーに乗せられそう。
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・伊福部昭:SFファンタジー第1番「ゴジラ」

そのへんのごみ箱とか木とかなぎ倒しながらガンガン走れそう。そんで警察に捕まりそう。
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・・・以上、何にしろ物騒なので全然おすすめしません。
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