« ハチャトゥリアン「ガイーヌ」他 オーケストラ・ディマンシュ | トップページ | 今、天ぷらが熱い »

2016年9月27日 (火曜日)

オーケストラ・ナデージダ ルビンシテイン、グラズノフ他 ロシア音楽

ルビンシテイン / ピアノ協奏曲 第4番 ニ短調
ラフマニノフ / ヴォカリーズ
スヴェトラーノフ / 3つのロシアの歌
アリャービエフ / ナイチンゲール 
グラズノフ / 交響曲 第4番 変ホ長調
ピアノ:ナターリヤ・コーリチェヴァ
ソプラノ:中村初惠
指揮:渡辺 新  オーケストラ・ナデージダ

(2016年 9月25日 タワーホール船堀 大ホール)
.
前日に続き連チャンでアマオケ三昧。初めて聞くオケだが、こちらはロシアものと北欧ものを専門にされるオケだそうである。考えてみると、ロシアや北欧もの専門のアマオケはたくさんあるのだが、他の国(イタリア専門とか)はあんまりないな。やはり日本人は北の国の音楽を愛する傾向にあるのかもしれない。
.
イギリス音楽専門オケだってあってもいいのにな。
.
船堀というところに行ったのも初めてである。語感や字面から言って釣り掘とかありそうな感じ。ボートレース場とかはあるみたいだが(駅に降りたとたんにギャンブルおっさん臭がすごくしたのはそのせいか)。ホールは駅のすぐ前にあり、ポケモンジムになっているし、のっけからポケモンが大漁であった。ついでにいうと、ホール内は携帯も遮断してないのでポケモンができる(嬉)。そもそもコンサートホールでもないのだろう。ピアノの音はやや硬い印象。
.
ロシアのピアニストが出演するとあって(全く知らないけど)、珍しく前方左側をゲット。ルビンシテインは聴いたことあったかな。こういう「あんまり有名じゃないけど聴いてみると結構いい曲だな」的なピアノ協奏曲が好きだ。ナマで聴けてありがたいし、おそらく一生もうナマで聴くことはないだろう。ピアニストは終始楽しそうで、最後に「ニッポンダイスキ~」と叫んで帰った。かたことの日本語覚えて可愛いな、とか思ったら終演後ロビーで普通に関係者と日本語しゃべってたので、しょっちゅう日本に来ているか日本に滞在したことあるのかも。
.
ピアノ協奏曲の次はロシア歌曲集。大好きなピアノも歌ものも聴けるなんて、なんて贅沢なコンサートなんだろう(券タダで貰ったのに)。しかし、出演の歌手の方は三日前に?喘息を患ったという話で、そういえばあの名曲「ヴォカリーズ」であんなに硬い発声なのも不思議に思ったし残念だなあと思った。普段はもっと清澄なコロラチュラなのだろう(と、思いたい)。しかし、調子悪いながらも高い声はちゃんと出してたので、根性だなあと思った。珍しい曲が多いから代役いなそうだし。
.
意外な名曲というか、掘り出し物だったのはあのエフゲニ・スヴェトラーノフの若かりし頃に作った歌曲である。オーケストレーションもとてもきれいで琴線に触れる感じで、今日のようなお嬢さんが歌うのにお似合いの、とても可愛らしいいい曲だった。どっから探してくるの。
.
最後は交響曲。盛りだくさんである。全く予習しなかったので初耳なのだが、この曲はホントにいい曲で、私のツボをつんつんついてくるので、なんかちょっと泣きそうになってしまった。第1楽章の静かに始まるところから、弦楽器の哀愁のあるメロディ、それから木管楽器が明るいメロディを吹き始めるところなんてとても素敵できゅんきゅんする(←死語)。まあ、派手ではないけど美しいメロディにあふれていて、ヨーロッパの普通の家庭に掛けてある風景画のような風情。
.
アマオケだからまあ・・・とか思うことが普段はたまーにあったりするけど、この日はすごく感動したしいいコンサートだった。まあ、今回はたまたま私の好きそうな音楽が並んでいたからかもだけど。ありがとうございました。
.

|

« ハチャトゥリアン「ガイーヌ」他 オーケストラ・ディマンシュ | トップページ | 今、天ぷらが熱い »

コメント

CDを買い始めたころハマったのがグラズノフでした。すごくいい曲。
実は4番を聴くのは久しぶりなんですが、特に木管のフレーズが琴線に触れるというか、くすぐられますねぇ。
普段は5番、8番を聴くことが多いんですけど、若書きの1番も素敵。ヴァイオリン協奏曲は、さらに傑作だと思います。大好き。

投稿: ぜん | 2016年9月28日 (水曜日) 19時47分

私も隠れグラズノフ・ファンです(別に隠れんでも良いが)。
第4番、いちど生で聴いてみたいなあ。
ヴァイオリン協奏曲も。

投稿: 木曽のあばら屋 | 2016年9月28日 (水曜日) 21時11分

>>ぜんさん

まあ、グラズノフ・ファンでらっしゃるのですね。私は「四季」しかCD持ってないんですけど(たぶん)、交響曲も全曲聴いてみようかなあと思って、5番を聴いてみてるんですけどこれもいいですね。ホント、不機嫌顔のおっさんが作った(失礼)とは思えないほど、チャーミングな曲たちです。

投稿: naoping | 2016年9月28日 (水曜日) 22時40分

>>木曽さん

ここにも隠れファンが(隠れてない)。ナマ演奏素敵でしたよ。「ほんまこれ、いい曲やろ?」「そやろ?なあそやろ?」って言いながら弾いてるみたいでした(とくに関西弁の意味はないですが)。

グラズノフについて、なんか面白い記事を見つけたので、こっそり貼っておきます。

http://yakupen.blog.so-net.ne.jp/2016-07-06

投稿: naoping | 2016年9月28日 (水曜日) 22時44分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/108585/67692926

この記事へのトラックバック一覧です: オーケストラ・ナデージダ ルビンシテイン、グラズノフ他 ロシア音楽:

« ハチャトゥリアン「ガイーヌ」他 オーケストラ・ディマンシュ | トップページ | 今、天ぷらが熱い »