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2016年5月 5日 (木曜日)

LFJ2016 テンペスト集

シベリウス:劇音楽「テンペスト」op.109
チャイコフスキー:交響幻想曲「テンペスト」op.18
フィビヒ:交響詩「嵐」
ウラル・フィルハーモニー管弦楽団
ドミトリー・リス (指揮)
(5月4日 ホールC)
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クラシック超初心者の友人を連れて参戦。クラヲタ友人に話したら「初心者にこのプログラムはキツイんじゃないの?」と前日言われた。が、「だって。今さらお金払って新世界だの田園だの私が行くと思う?」と反論。初心者友人にしたら「クラシックのコンサートに行ってみたい(つれてけ)」だけなのだから、まあ難解な現代ものに行くわけではないので、大丈夫だろうと思った。
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それに。
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普通なら誰でも知っていると思われる曲に連れて行ってあんまりよく知らなくて、「ええっこんな有名な曲も知らないの?」と驚愕するよりは、「あたしもこの曲聴くのほぼ初めてなんだ~  てへ」っていうほうが、同じ土俵なのだからいいんじゃないかな?と思った。
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普段日本人オケばっかり聴いているので、LFJは外人オケを安価で聴ける貴重な場。「あ~外人がいっぱいだ~」と嬉しくなる。昨日のポーランド人とは何か違う感。女性も昨日の繊細なポーランド美人(?)とか違う、いかにもロシア女な感じ。
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で、曲。シベリウスは何か「曲」というよりは、ただ嵐の激しさを描写しただけのような音の連続。メロディがあるわけでもなく、嵐!嵐!ふえええ、三曲ともこんなだったらどうしよう。
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いやそんな心配は無用。チャイコフスキー大先生は最初は嵐の激しさを描写していたものの、途中からはちゃんとチャイコフスキーらしき綺麗なメロディ(しかも聴いたことない)を聞かせており。あんまり演奏されない曲だけどさすがに音楽室に肖像画が貼ってあるようなレギュラースターティングメンバーたる作曲家の作品である。
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で、今回の券を購入した理由のフィビヒ。名前は聴いたことあるけど曲は知らんな。どこの国の人だろうと思ったらチェコだった。そうねえ、ポーランドの近代の作曲家だったら大体知ってるけどもチェコは穴場なのよね、わたし的に。
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このフィビヒの曲、なかなか私のツボをグリグリするいい曲だった。すこーしだけだが、カルウォーヴィチの曲に似ており。ロウマンティックなメロディに溢れている。ちょっとだけやぼったいのもなかなか好み。もう一回聴いてみたいな、と思ったの期間中だけ?ナクソスのライブラリーで聴けるので何回もリピート。うむ、ハマった。他の交響曲とかも聴いてみたいな。
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最後はなかなか盛り上がって(結構座席は埋まってた感じ、昨日よりは)、ブラボーも出た(サクラかな?)。今回は当たりだなって思った、わたし的には。
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友人はあまり感情を表に表現しない性格なので、二人ともそれぞれ頭に「?」マークを乗っけたまま(私は私で『友人は演奏をどう思ったかな?』と思って)、ホールを退出。わたしはクラシック音楽関係のことなら何を質問されてもまあ、大丈夫だと思っているので「さあ、何かご質問は?」とばかり待ち構えてはいたのだが。
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「あの楽団は有名なの?」とか普通の質問に「んー、その地方では一番有名な楽団(たぶん)だけど、日本ではあんまり知られてなかった。ラ・フォル・ジュルネに出演して知ったくらい」と答え、「ふうん」。が、「あの、あのね、指揮者ってどうして一曲おわるたびに引っ込むの?そんでまた出てくるの?」という質問には「えー・・・・それは多分、慣習だから?昔っからそうだから・・・としか言えない」と困った。そんなこと考えたこともなかった。でもずっと出っぱなしだったら間が持たないよねえ。
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誰か教えてくれ、うまい答えを。
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そのあと、有楽町界隈でご飯を食べてハッピーアワー半額のお酒を飲んでいたところ、それこそそこそこお腹がいっぱいになったというのに、「とんこつラーメン食べたい。とんこつラーメン食べて帰りませんか?」と友人がのたまうものだから、「もう、食べらんないよう」とか思いながら、とんこつラーメン屋を検索。「俺式」というラーメン屋がひっかかったため、東京駅まで移動。
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ラーメンストリートに入っていたため、10人くらい並んでいた。大人しくその列に並んでいると、後ろから20代とおぼしきおにいちゃんたちの英語の会話が。どこの国の人かは不明だが、片方のおにいちゃんは日本のラーメン通らしく、いろんな地方のラーメンを食べているようで熱弁をふるっていた。「長野ではこうで、京都ではこうで」的な。リアル「Youは何しに日本へ」を見たようで、とっても嬉しかった。日本のラーメンを食しにわざわざ日本にやってきていると思ったら嬉しいよね、ラーメン屋さんも。
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ラーメンは意外とこってりしてた。普通に美味しかったが、あの外人さんはどう思ったかすこし気になった。
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(麺は「堅めで」って言ったけど、「バリ堅」って言えばよかったなあとあとで思った。)
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あ、付け加えておきますが、初心者友人は「楽しかった」そうです。何が楽しかったのかは不明だけど(笑)。

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コメント

初めまして。
3日のホールAでドミトリー・リス指揮のウラル・フィルハーモニーを聴きました。
ドビュッシーやグリーグの楽曲は、お馴染みでしたが、細野俊夫の「循環する海」、ヴィクトロワの「青龍」の2曲は、初めての体験。でもこのオケは、なかなかのスキルを持っている印象で、感動的な演奏を披露してくれたように思います。
1階は知りませんが、2階は後方がギュウギュウ詰めにも拘らず、如何せん前方と真ん中はガラガラのスカスカ。拍手も怒涛のように押し寄せるとはいかず、オケに対して何だか気の毒な感じでした。でもそこに居合わせた聴衆は、きっと心の中で熱狂していたと、信じたいです。
指揮者の曲ごとの出入りは、基本、次の楽曲に対峙するために、聴衆の前ではなく、暗い楽屋で気分を入れ換え、新たな気持ちで立ち向かうことと、演奏への賞賛の拍手や歓声に応えるために「ありがとう」という心情を聴衆に伝えるために再び、三再と出ていくのではないかと考えましたが・・。
実は、そんなこと考えたこともないし、どうでもいいわ、というのが本音でした(笑)。

投稿: bb5は最高 | 2016年5月 6日 (金曜日) 03時55分

>>bb5は最高さん

はじめまして、コメントありがとうございます。
ウラル・フィルは前にも聴きまして、なかなかよいオケ(音がでかい?)ですよね。今年はAホールは行きませんでしたが、2階席と真ん中はガラガラということは、A席ばっかり売れてしまってS席は残ってしまったということでしょうかね。まあ、ファミリー達は夕方に帰ってしまうので、夜公演が残ってしまうのは仕方ないのでしょうね。Aホールはクラシックのホールとしては広すぎるのですが、ウラルもこの状況に慣れているかも。

指揮者の出入りについては、そう・・・リフレッシュするためでしょうねえ。あまりこの事に触れた書籍はみたことないんですが昔からそうなんでしょうかね。

投稿: naoping | 2016年5月 7日 (土曜日) 10時30分

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