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2016年4月 9日 (土曜日)

ジークフリートの予習をする。

今週は土曜出勤なかったので、明日の予習。
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(今年は日曜日のが取れて、本当によかった。もし取れなかったら、普通の日に券取っても行けなかったかもしれない。そのくらいホントに会社が忙しくて。新入社員受け入れとか色々あったし。今月から社名まで変わったのでそれに伴っての色んな変更があり、死にそうだった。もー、勝手に変えないでよ社名。ゴロが悪くて電話をとる時みんなカミカミ。)
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N響ジークフリートの予習はN響ジークフリートで。10年以上前のトーキョー・リングの「ジークフリート」の録画がHDDに残ってたので、それを鑑賞。これがあるので、この古い録画機を捨てることができない(全録画機能のチューナーを持っているので普段全然使ってない)。NHKは発売しないのかな、この映像。
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もうね、指揮者はメルクルなんだけど毛髪がまだ真っ黒で。とっても若くてびっくりした。昨年の「ダナエ」の時とは全然違うわ、髪もお肌もつやつやしてて。それにしてもN響が新国立のピットに入ってたなんて、今考えると信じられないのだけど、ホントに素晴らしい演奏。ワタシ的には伝説のワーグナー演奏の一つ。
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舞台がかなりキッチュでポップだし演出もなるほど的なので、初心者の方にも見やすいのでは。舞台装置ぶっこわしちゃったらしいのでもうやらんのね。
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第1幕
まるで目黒通りの家具屋さんで揃えたみたいなオシャレ家具とポップな壁紙のおうちに住む父子家庭。息子さんは反抗期である。
ミーメが衣裳持ちでコスプレ好きな設定。ハゲデブ胸毛のおっさんなのに(ごめんなさい)、プリチーなエプロン姿からみのもんた風クイズショーの司会者や大学の先生、コックさん姿まで披露。何でそんな服持ってるの。ジークフリートはノートゥングを電子レンジで溶かして冷蔵庫で冷やし固めて叩いて完成。こんなインスタントでいいのかしら。
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第2幕
恐れを教えに親子で森の中へ。森の小鳥さんの可愛さにこの幕は尽きる。ここだけたまーに見たくなって見ることがある。歌手の方もまさかオペラで着ぐるみ着てピアノ線で宙づりになるとは思わなかったろう。
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第3幕
名歌手ハンナ・シュヴァルツが変な化粧で登場。ヴォータンてばエルダを自分で起こしておきながら眠れ眠れとか自分勝手な男ね。ブリュンヒルデもせっかくジークフリートに起こしてもらったのに「水面に自分の姿を映して、それを手で触れると壊れて見えなくなってしまう。だからあたしに触らないで。ほっといて。あんたはあんた自身を愛して」みたいな理不尽なアリアを歌う。親子って似るんだなあ。
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なんやかんや言って、「リング」中唯一最後はハッピーエンド。幸せな気持ちになって帰れる、ワーグナーでは数少ない演目である。初日の評判はかなりよいので楽しみである。
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パソコンがしましま画面だしもう末期症状なので、自分のブログを書くくらいで滅多にパソコンを開けないのだが(ごめんなさい、買い替えるお金は演奏会に回したいので)、久しぶりにブロガー仲間さんのブログに行ってみたら、もうブログはやめられる宣言をされていたのでびっくり。音楽の趣味がかなり被っていて、何度か演奏会や飲み会でお会いしたので、とても残念なのですが・・・また復活されることをお待ちしております(だからお疲れ様でしたとか、さようならは言わないよっ)。私も更新が滞ってますけど、パソコンが再起不能になるまで続けるつもりです・・・たぶん。それか・・・だれかパソコン下さい(←ずーずーしい)。

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