ブーレーズ死去
ベッキー騒動に紛れて、重要な事を忘れていてふと思い出した。ピエール・ブーレーズが亡くなったそうですね。私のような新ウィーン楽派もワーグナーも好きなオタクにとってはかなり重要な指揮者だった。少なからずCDあるし。中学生の頃は「月に憑かれたピエロ」のレコードをよく聴いてたし。「ルル」も大好きだし。
バイロイトのパルシファルも今でもたまに聴くし。
逆に、マーラーとか振るようになってからは全く聴いてないので、特にファンというわけではないかな。なんというか、「お世話になった先生」と言った感じだろうか。作曲した曲も全く聴いたことない。機会に恵まれない。現代音楽オンチの私でもこれから聴けるようになるんだろうか。
ところで。
最近好きでよく聴いてた、ゲスの極み乙女。の一連のスキャンダルですが。(クラシック音楽ブログなのにあえて書いちゃう)
「えー、えのぴょんがこんなことを?もうゲスのファン辞めてやる!」とか「ゲスの音楽はもう聞かない」とか言っている人はいるんでしょうけど、曲の良さと作曲した人の人間性は関係ないと思うんだ。ええ、私は子供の頃からそう思ってきました。
ワグネリアンなので。
| 固定リンク
コメント
ブーレーズさんお亡くなりですね。札幌のキタラでロンドン交響楽団を振った「火の鳥」全曲を聴きましたが、実演以上にフランス国立放送管弦楽団との「春の祭典」のLPが印象的です。この1960年代から70年代初めにかけてはストラヴィンスキーにしてもベートーヴェンの第五にしてもバルトークにしてもワーグナーのリングにしても曲に新しい息を吹き込む勢いがありました。マーラーを録音するころからはnaopingさんのおっしゃる通り普通のベテラン指揮者になってしまった観があります。といっても並みの指揮者でない方にちがいなく、敬意を表したいと思います。
投稿: toutelanuit | 2016年1月 8日 (金曜日) 19時16分
>>toutelanuitさん
ブーレーズ実演聴かれたのですか?羨ましいです。
ブーレーズ、ファンでもないわりにウチにたくさんCDありますが、何か音源を買うタイミングがずれていて、ストラヴィンスキーは何故かコリン・ディヴィスだったり(時代だな~)、グレの歌は未聴だったり、ブーレーズの世に名高い名盤は聴いてなかったりします。
投稿: naoping | 2016年1月 9日 (土曜日) 15時38分
この3連休はブーレーズを偲んで、
「ル・マルトー・サン・メートル」と「プリ・スロン・プリ」と「ノタシオン」を通して聴いていたら、
明日から社会復帰できるかどうか心配になってきました。
しかし妙な曲名が多いな。
そういえばデヴィッド・ボウイも亡くなったそうで。
今夜は「ジギ-・スターダスト」でも聴こうと思います。
投稿: 木曽のあばら屋 | 2016年1月11日 (月曜日) 17時29分
>>木曽さん
こんな記事を書いたのに、三連休はブーレーズを偲ぶことなどせず、ゲスの極み乙女。とクナッパーツブッシュを聴いていました。
私が生まれて初めて行ったコンサートはデヴィッド・ボウイです。クラスメートのお父さんがレコード会社だかに勤めてたので、券を売ってくれました。すごく遠くて小指の先くらいにしか見えませんでしたけど。
投稿: naoping | 2016年1月11日 (月曜日) 18時09分