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2016年1月31日 (日曜日)

サヴァリッシュ/アンドレア・シェニエ(1956)

Wlcd0197_2 ジョルダーノ:歌劇「アンドレア・シェニエ」
ハンス・ホップフ (アンドレア・シェニエ)
ヨーゼフ・メッテルニヒ (カルロ・ジェラール)
マリアンネ・シェッヒ (マッダレーナ・ディ・コワニー)
エリザベート・レヴ=セーキ(コワニー伯爵夫人)
キート・エンゲン(ルーシェ)
ヴァルター・ベリー(マテュー)
パウル・キューン(密偵)
バイエルン放送交響合唱団
バイエルン放送交響楽団
ウォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
録音: 1956, Munchen, Germany
ドイツ語歌唱、モノラル
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本日、棚の奥から発見。ずいぶん前に半額セールで買って、そのままになっていたらしい。聴いた記憶がない。まあ、もうすぐ新国立でもこの曲上演するらしいし(行く予定はないが・・・わからん)、聴いてみたらなかなか興味深い演奏だったので、感想を。
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ワルハルレーベルの一連のドイツ放送録音のCD化のようである。モノラルながら大変状態がよい。観客の雑音が全くない。なので名アリアがちりばめられたこの曲でも、聴衆のブラヴォーなどは入っていない・・・ので多少寂しい。
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例によってドイツ語歌唱。ワーグナーやシュトラウスのオペラでお馴染みの面々が出演しているため、私のようなドイツ・オペラ好きにとっては全く違和感はないものの・・・普段この曲に慣れ親しんでいるイタオペ好きには、もしかして違和感があるかもしれない。
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ジークフリートやトリスタン、そして「影のない女」の皇帝などの諸役を得意としたホップフなので、ここでも堂々たる歌唱を繰り広げているものの、やや鼻にかかった歌い方は相変わらず。デル・モナコとかドミンゴに慣れている人には違和感あるかも。
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マリアンネ・シェヒのマッダレーナもなんだか(ローエングリンの)エルザとかアラベラみたいな感じで、これはこれで・・・いいのかな、ヒロインなのにそんなに歌うとこないみたいだし。とにかく清澄な歌唱が素敵。
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チョイ役?にパウル・キューンが出てて、彼が歌っているとホントにワーグナーのオペラっぽくなるのが面白い。ヴァルター・ベリーなんかもなんかワーグナーとかシュトラウスみたいに聞こえてしまう。
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とはいうものの、まだ30代前半のサヴァリッシュの超イキのいい指揮はホントに素晴らしい。あんまりこの曲の演奏を色々聴いたことがないので(上記、古いカラスとデル・モナコのCDしか他にない)、ホントはどんなんだかよくわからんのだが、とにかくこの演奏は心震えるというか・・・西野カナのごとく震えるのである。内容がよくわかんなくてもグイグイと引き込まれてしまう。
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こんなイキのいい演奏で実演が聴けるのであれば、高いお金を払ってオペラ・パレスに出かけたっていいかもって思った程。シェニエの有名なアリア「ある日空を見上げて」とか、(歌唱もアレだが伴奏が)きゅんきゅんしてしまう。が、終幕二人で断頭台に向うシーンはなんだかワーグナーのオペラにしか聞こえない。オケも歌唱も。ローエングリンかよ。
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まあとにかくイタリアオペラともまたはフランス革命ともあんまり(全く?)関係ない演奏ではあるが(というか、サヴァリッシュは「ダナエの愛」のライブをCD化してほしい)、まあ1000円くらいだったもんで買って正解だったかなと思う名演?である。
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毎週、深夜番組の「久保みねヒャダこじらせナイト」を楽しみに見ているが、「脳内BGM」の話題でたまに盛り上がってるので(「この行動をするときに必ず頭の中でかかる音楽」を視聴者から募集する、というコーナー。例えばおみくじを引くときに「何が出るかな何が出るかな」の曲が脳内で再生される、等)、私のいかにもクラヲタらしい「脳内BGM」を発表しよう。しかも時事ネタ。
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・ベッキーとゲス絵音が正月に長崎の実家に行った帰りに「ぶんしゅん」に撮られた時の写真を見ると、「トリスタンとイゾルデ」第2幕の、二人の逢瀬がメロートに見つかる場面、クルヴェナールの「お逃げ下さい、トリスタン様!」の音楽が脳内に流れる。
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・ベッキーが謝罪会見している写真を見ると、オネゲルの「火刑台上のジャンヌダルク」の羊とか豚とかと裁判やってる時の音楽が脳内に流れる。
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マニアック過ぎて、番組には応募できないのが難点。あ、ゲスの極み乙女。の曲では「ラスカ」が好きです。

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2016年1月17日 (日曜日)

年末年始のテレビ視聴について2016

毎年恒例の年末年始のテレビ番組の感想。・・・と思ったんだけど、芸能ニュースがあまりにありすぎてなんかあんまり覚えてない。2016年始まったばっかりなのに毎日毎日色んなニュースが多すぎ。こういう時って政府が何かよからぬことをウラでたくらんでいるんだって死んだばっちゃんが言ってた(・・言ってない)。
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紅白とガキ使以外の感想。
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・ゴットタンマジ歌選手権
毎年大変楽しみにしており、ヒムコはあいかわらず面白かったし、もう出ないのかと思ってた大竹元マネージャーも出てたのでとても嬉しかったんだけど、ジェッタシー後藤さんは出ないわダークネスは出ないわ、その上劇団ひとりさんが原始人ネタで下ネタだったので凄く不愉快だった。アレもうやめてくんないかな。
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・赤めだか
立川談春さんの自伝をドラマ化。タケちゃんが立川談志さんを演じてたり、勘九郎さんがお父さんの役だったり配役が面白かった。ところでネットで読んだ談春さんの話で、嵐の二宮くんが談春さんを演じるなんてあまりに外見的にかけ離れているんで、これは「東京タワー」でリリー・フランキーさんをオダギリジョーさんが演じたのを超えた、最長不倒だって話を受けて、いや、向井理さんが水木しげるさんを演じたのには負ける・・・とか言ってたのが面白かった。
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・新・映像の世紀 第3集「時代は独裁者を求めた」
年末・・・ってほど年末じゃないけど先日「戦争レクイエム」を聴きに行って、この番組を思いだしたので。何でナチスがあんなことになっちゃったのかっていうのが初めてわかった(い、今頃?)。結構色々ショッキングな映像が多かったんだけど、一番私の心にキタのは、最後のエピソード。ドイツが降伏してブーヘンバルト収容所が解放された時にアメリカの大統領が「将来この行いがでっちあげだと言われないために」この様子を自分の目で見て、映像に残させた。そしてドイツ人達に解放の様子を見学させた。"女性は気を失い、男性は顔を背け「知らなかったんだ」という声が人々からあがった。すると、解放された収容者たちは怒りをあらわにしてこう言った。「いや、あなたたちは知っていた」"
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最近の芸能ニュースについて(蛇足)
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・SMAPが解散するのか?というので日本中で(世界で?)大騒ぎですが、私も別にファンじゃないのに結構ショックを受けている。「SMAPは永遠にあって当たり前」だと思っていたからかもしんない。何か私も解散を阻止する運動に参加したいな、とまで思ってしまうのだけど、実は「世界に一つだけの花」の歌が激しく嫌いなので、このCDを買う運動はちょっとダメだなあ。「セロリ」とかは好き。
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・ベッキーさんはなあ・・・アレだわ。「私の大好きな音楽を作っている人と知り合えて、愛し合うようになって、こんなに彼の事を理解している女はこの世で私だけ!」って思っているんだと思う。でも、えのんさんからしたらベッキーさんのことは「有名なハーフのねーちゃんが自分から近づいてきたラッキー」としか思ってないし、自分の音楽を理解してることなんて男女関係には何の関係もないし、音楽の理解者はどう考えてもヨメだし。そこんとこがベッキーさんはわかってないと思う。

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2016年1月15日 (金曜日)

ハーディング/戦争レクイエム 新日本フィル

ブリテン:戦争レクイエム op.66
指揮:ダニエル・ハーディング
ソプラノ:アルビナ・シャギムラトヴァ
テノール:イアン・ボストリッジ
バリトン:アウドゥン・イヴェルセン
合唱:栗友会合唱団
合唱指揮:栗山文昭
児童合唱:東京少年少女合唱隊
児童合唱指揮:長谷川久恵
(1月15日 すみだトリフォニーホール)
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仕事にどっぷりでロマンスが不足し過ぎてて、かなり貧乏しすぎたみたいだったので、今年初のすみとりへ。あけましておめでとうダニエル、そしてボストリッジ博士。二人が出演してしかもブリテンなんて、何はなくとも聴きに行かなきゃ。
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この曲をナマで聴くのは「ひい、ふう、みい・・・」と数えてみたら5回目。ブログ始めてからは4回目である。何て多いんだ! 実は最初に行った演奏会の記憶があんまりないんだけど、おそらくイギリス人指揮者でこの曲ナマで聴くの初めてだ。
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目の前には相変わらずひょろっと背の高いボストリッジと、意外と小さい印象のハーディング(すごい身長差だ)。この二人が演奏してると、何だかブリテンとピアーズが生き返って舞台に立ってくれてるみたい。いや、ダニエルとボストリッジはそんな仲ではないでしょうけど。
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そしてまた、演奏が・・・凄いブリテン感なのである。今までナマで聴いてた演奏はそれぞれ素晴らしく、どれも感動はしたものの、「何か違う」感がいつもしてた。ブリテンの曲に聴かれる、ちょっと斜に構えてポケットに左手をつっこんだまま右手で指揮しているような感じ(そんな指揮をブリテンはしてたわけじゃないけど)、あと、耳の後ろを突然羽で触られたようなぞわぞわ感・・・・(←これを理解する人はいないかも)みたいなものが、今までの演奏にはなかった。ブリテンの曲に聴かれるあの独特の「ぱぱーんぱーん」という鋭いトランペットの音が、そしてティンパニーが、ブリテン以外の演奏で初めてブリテンっぽさを感じた。今まで聴いてたナマ演奏はただ「美しい」または「力強い」、「戦争反対」等なアプローチだけだった気が。
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マニアックで、わかる人にしかわかんないんだけど、目の前に浮かぶのは昔映画で見た「夜行郵便列車」の映像だった。ブリテンが映像に音楽をつけたやつね。
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やはり、イギリス人はブリテンの音楽が血となり肉となっているんだろうなあと。それはボストリッジも同じで、もう初演者ピアーズを超えて、詩人オーウェンが降りてきちゃって歌ってる感がある。ほんとに凄い歌手。
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他の歌手、バリトンの人もソプラノの人もいい声だったが、もうちょっとドイツ感、ロシア感が欲しかったところ(バリトンの人ノルウェー人だったけどのう)。
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そして何よりいつも素晴らしい栗友会の合唱。そして東京少年少女合唱隊。これ、アルミンクの時と同じなんだけど、全然アプローチが違う。特に少年合唱がね。アルミンクの時は天使が舞い降りてくる感じだったんだけど、今日のは何かあの世から響いてくる声。少し身震いがした。少年合唱は私の席(一階席)からは全く見えなかったけれど、3階席の後ろのほうで歌ってたみたいです。
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栗友会の素晴らしさはいつも通りなんだけど、昨年聴いた「復活」の時も思ったのだけど、ハーディングの合唱団の使い方は神じゃないかなあ。そもそも凄い実力のある合唱団なのだけど、表現の幅が素晴らしい・・・怒り、悲しみ、そして最後の天国に昇って行くような、荒野に花が咲き乱れるような・・・ホントに信じられないような表現力で、最初から最後まで鳥肌が立ちっぱなしだった。ハーディングの手腕もあるんだろうな。
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そして最後は、曲が終わってからも暫くハーディングは手を下さず、観客もそれに応えて沈黙を守った。かなり長い沈黙だったので、正直お腹が鳴りそうでかなり苦しかったが・・・耐えた。
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ブラボー、大喝采。私の所から全然見えなかった少年合唱団がカーテンコール?ででてきたけど、まさにブリテンの教会オペラの合唱団みたいな白いコスチュームで何か感心した。しかし3階席の人しか見えないんじゃないのかしら。もったいないね。
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素晴らしかった合唱団に感謝と敬意を表し、何人かの観客は合唱団がはけるまで拍手を送り続けた。私も最後まで拍手をしました。本当に素晴らしかった。明日はもっと慣れていい演奏になるでしょう。
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そもそも。開演前のロビーコンサートを目当てで行ったのだが。ボウエンの幻想的五重奏曲は初めて聴いたけど、本当にすごくいい曲だった。イギリスらしさもあり、少し現代の風味もあり。なんかキュンキュンした。バスクラと弦楽器の曲でした。プロの人はやっぱりうまい。

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2016年1月11日 (月曜日)

クナッパーツブッシュ/パルジファル全曲(1951)Decca

4988005879288_2ワーグナー: 舞台神聖祝典劇「パルジファル」全曲 (1951年録音)
アンフォルタス………ジョージ・ロンドン(バリトン)
ティトゥレル………アーノルド・ヴァン・ミル(バス)
グルネマンツ………ルートヴィヒ・ヴェーバー(バス)
パルジファル………ヴォルフガング・ヴィントガッセン(テノール)
クリングゾール………ヘルマン・ウーデ(バス)
クンドリ………マルタ・メードル(メッゾ・ソプラノ)
聖杯守護の第1の騎士………ヴァルター・フリッツ(テノール)
聖杯守護の第2の騎士………ヴェルナー・ファウルハーバー(バリトン)
アルト・ソロ………ルート・ジーヴェルト(アルト)
第1の小姓………ハンナ・ルートヴィヒ(ソプラノ)
第2の小姓………エルフリーデ・ヴィルト(ソプラノ)
第3の小姓………グンター・バルダウフ(テノール)
第4の小姓………ゲルハルト・シュトルツェ(テノール)
バイロイト祝祭劇場管弦楽団・合唱団
ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)
【録音】
1951年7月、8月 バイロイト祝祭大劇場(ライヴ) モノラル録音
【原盤】
Decca
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パソコンが虫の息なので、ネットが繋がっているうちに更新。なんか今にも死にそうな人に一生懸命遺書書かせている感。
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何を今さら!と思われるかもだが、クナのパルシファルの録音は何種類かあるのである。名盤として名高い有名なフィリップス盤のじゃなくてこれはデッカ盤。よいこのおともだちはきっとご存知だと思うのだが、このCDはタワレコヴィンテージなので塔でしか買えない(他のバージョンだったら買えるのかな)。
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一昨年に行った、あの飯守先生のパルシファル。名演に接したあと酷いパルシファル・ロスに陥り、「やはりクナッパーツブッシュの演奏が近いのでは」と思いつつ(フィリップス盤を)聴いてたんだけど、意外なテンポの早さに「何か違う感」をずっと抱いていたのだった。で、昨年末にたまたまコレが売っていたので、妙にレトロなジャケット(初出時のもの)に心惹かれて購入。
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で。
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なんかこう・・・驚くべきぴったりフィット感。これよこれよね。私が考えてた演奏ってこれなのよね。ゆったり感、神聖感。これぞ私の思っている、欲しかったテンポだった。
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まあ、仕事が忙しくてなかなかいっぺんに全曲聴くことができず、一幕づつとかしか聴いてないんだけど、ホントに素晴らしい。ホッターもナイトリンガーもいないんだけど、歌手の一昔前感が心地よい。そして若々しいヴィントガッセンと年上おねえさん的なメードルがよい。
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録音はモノラルだけど、何と言うかこの落ち着く耳慣れた感じは何だろうと思ったら、プロデューサー&エンジニアはカルショー&ウィルキンソン・コンビだった。ステレオ録音?かと思うくらい優秀で遜色ないと思う。

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第59回 NHKニューイヤーオペラコンサート 2016

[ソプラノ] 安藤赴美子 / 小川里美 / 佐藤康子 / 砂川涼子 / 中嶋彰子 / 森麻季 / 嘉目真木子
[メゾ・ソプラノ] 加藤のぞみ / 加納悦子 / 清水華澄 / 林美智子
[カウンター・テナー] 藤木大地
[テノール] 櫻田亮 / 西村悟 / 福井敬 / 村上敏明 / 望月哲也 / 与儀巧
[バリトン] 上江隼人/ 久保和範/ 黒田博/ 高田智宏
[バス] 妻屋秀和
[特別ゲスト] 首藤康之(舞踊) / 中村恩恵(舞踊)
[オルガン] 鈴木優人
[フルート] 上野星矢
[合唱] 新国立劇場合唱団、二期会合唱団、藤原歌劇団合唱部
[管弦楽] 東京フィルハーモニー交響楽団
[指揮] 山田和樹
[司会] 石丸幹二、高橋美鈴アナウンサー
(1月3日 NHKホール)
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1452479697443_2. 正月早々行ってきた、NHKホール。実はNHKホールに行くの久しぶりのような。N響に行ってもたまたま東京文化会館だったり、サントリーだったり。
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ニューイヤーオペラに行くのも久しぶり。前行った時の司会は黒柳さんだった。・・・って言っても前々前日に紅白の司会をなさってたくらいだから、全く「超昔感」はないが。前も同じ友人と出かけていたので「あたしたちこんなに長い付き合い・・・」としみじみしてしまった次第。
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そうそう、前年末に見たばっかりの紅白があまりにも超ゴーカだったので(舞台装置が)、オペラコンサートのほうはどんなかな~と思ったけど正直、「だいぶ削ったなー」という印象。まあ、帰宅してからテレビで見たらそんなでもない気もした(何しろ相変わらず14型テレビなので)が、ホントに見たら「あの壁一面に貼られたちり紙で作った運動会みたいなお花はなんなの」感。いや、ホントは生花なんだろうけど・・・なんか安っぽい。
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座席は二階席でちょっと右端のほうだったので、舞台袖が丸見え。「なんか舞台裏がよく見えるねー」とか友人と呟きながら鑑賞。司会者がしゃべっている間に一生懸命スタッフが装置を動かしているのを見るのはいと楽し。人気があるんだか、席は売り切れ。
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以下、細かい感想を。(「テレビ中継を見た」という前提で書いております)
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・初めてナマで見る石丸さんはイケメンだったけど、歌わないんだあ、残念。何か歌えばいいのに。
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・歌手の皆さんは舞台で生で見るのと、テレビで見るのとちょっと印象が変わる。テレビで見ると「美しい人はより美しく」「そうでない人は・・・」舞台の方が美しく見えた。
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・福井さんは相変わらず素晴らしい。慣れている感じ。
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・「真珠採り」素敵。与儀さんの美声が聴けて嬉しい。うっとり。二人ともちっちゃい。
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・華澄さんはやっぱり凄い声量だ。迫力でいつも圧倒される。ワーグナーもヴェルディもこなす素晴らしい歌手。
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・シェニエはもう一個のほうのアリアのほうが好きなんだけどなあ。
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・重症のロッシーニ音痴のため「セビリアの理髪師ってこういう話だったんだあ」と勉強になった。生でもDVDでも一回も全曲観たことないし、全曲聴いたことないけど、吉本新喜劇みたいな感じなのね。林美智子さん可愛かったし、みんな素敵だったけど、初めて聴いた櫻田さんが大変美声で良かった。バロックとか聴いてみたい。
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・席が横っちょのせいで鈴木王子があまり見えなくて残念(何回も見てるけど)。オルガンの音はさすがに迫力満点だった。
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・バレエは大変美しかった。テレビだと暗くてあんまり見えなくてアレだったのでナマで見れてよかった。曲もかっこよかった。どこがガンジーなのかわからなかったけど。
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・「エウリディーチェを失えり」はフェリアーので昔よく聴いてたので懐かしかった。あまりC-テナーを聴く機会がないので有難い。友人がいたく感動していた。
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・「女・女・女のマーチ」と聞いて、どぶろっくを思い出したのは私だけではあるまい。レハールのメロディラインがなんか琴線に触れるのだが何故なんだろう。そんなに沢山聴いた覚えがないのに。
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・モリマキさんはずいぶん前にナマで見聞きしたけど、美しさに陰りがないなあ。ナマで聴いたほうが声も素晴らしいです。人気があるのがよくわかるわ。
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・シェイクスピアなんちゃらで何かシブイ選曲になってしまったのが残念。
私があんまりヴェルディの曲を聴かない人だからかもしれんけど。
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・砂川さんは相変わらず可愛い。つか、砂川さん観に行ったようなもんだが。できれば「死の都」のマリエッタのアリア歌ってほしかった(←贅沢)。
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・望月さんはこんな声だったっけか感。
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・日本のジャネット・ベイカー(私はそう思ってる)、加納悦子さんの「ボッペアの戴冠」が聴けるとは!ナマでバロックオペラ聴けると何かお得な感じがする。
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・「ロシアの皇太子」とはまたシブイ選曲!と思ったけど、テレビじゃあんまり伝わらないんだけどこれナマで聴くと伴奏のハープとかチェレスタ?がとても綺麗なの(ホントよ)。
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・音楽の福袋感は否めないものの(いや、何でドイツオペラが一個もないのだ?)、やはりオペラアリアをナマで沢山聴けるのは楽しく2時間があっという間で、ちゃんと時間内に収められる日本人の几帳面さに改めて感心した。

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2015年に行ったライヴ!総括

パソコン不調のため、毎年恒例のシメができなかったのだが、突然またネットが繋がったので、繋がっているうちに作業。またすぐ繋がらなくなるかもだからね。
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2016年1月 9日 (土曜日)

新春海鮮ショー

海鮮丼が食べたい。しかし築地に行く気力もない。柏市場はあまりに遠い。前に築地に海鮮丼食べに行ったら具はおいしかったものの、ご飯が冷たかった。冬の早朝に、冷飯はキツイ。

なので、隣町の魚屋さんへ。隣町にはいつの間にか500円海鮮丼屋さんができてたけど、炊飯器をセットしてきてしまったし。どうせなら豪華なものを作りたい。

いつもの魚屋さんは大変に鮮度がよく、魚がピカピカしている。信じられないくらい美しく太った鯖も美味しそうだったし、この界隈では入手が難しい殻付きの生ガキも心惹かれた。普段では高すぎて買えない金目鯛も手が届きそうな値段だった。しかし初志貫徹して、海鮮丼用にお刺身を三種類選んで780円だかで買えるやつにした。サワラの切り身とクジラの刺身も購入。魚屋でこんなにたくさん買ったの初めて。でも・・・1500円しないくらい。

炊きたてご飯(こしひかり)を酢飯にして、海苔をちぎって紫蘇を敷き、お魚を並べる。鮪の大トロ、ヒラメ、コハダ。魚の鮮度もさることながら、やはりご飯は命。たいへん美味しゅうございました。

追記・・・サワラは味噌漬けにして翌日と翌々日に焼いて食べました。翌々日絶品でした。

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2016年1月 8日 (金曜日)

ブーレーズ死去

ベッキー騒動に紛れて、重要な事を忘れていてふと思い出した。ピエール・ブーレーズが亡くなったそうですね。私のような新ウィーン楽派もワーグナーも好きなオタクにとってはかなり重要な指揮者だった。少なからずCDあるし。中学生の頃は「月に憑かれたピエロ」のレコードをよく聴いてたし。「ルル」も大好きだし。

バイロイトのパルシファルも今でもたまに聴くし。

逆に、マーラーとか振るようになってからは全く聴いてないので、特にファンというわけではないかな。なんというか、「お世話になった先生」と言った感じだろうか。作曲した曲も全く聴いたことない。機会に恵まれない。現代音楽オンチの私でもこれから聴けるようになるんだろうか。

ところで。

最近好きでよく聴いてた、ゲスの極み乙女。の一連のスキャンダルですが。(クラシック音楽ブログなのにあえて書いちゃう)

「えー、えのぴょんがこんなことを?もうゲスのファン辞めてやる!」とか「ゲスの音楽はもう聞かない」とか言っている人はいるんでしょうけど、曲の良さと作曲した人の人間性は関係ないと思うんだ。ええ、私は子供の頃からそう思ってきました。

ワグネリアンなので。

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2016年1月 2日 (土曜日)

昨年末の紅白が結構面白かった件。

あけましておめでとうございます。本年も宜しくおねがいします。

あいかわらずパソコンはネットに繋がってないのですが、正直「ブログを更新するだけのためにパソコンを購入するのもなんだな」という気もするし、今時はスマホさえあればだいたいなんとかなってしまうので、やっぱりちょっと購入は保留です。ゲームとかしないしね。

パソコンは使えるので、パソコンで文章を書いてコピペしてスマホで更新するということを考えて、実験的にやってみているのですがはたしてうまくいくものかどうか?

さて。

年末年始は体を休めるために家で静かにしていたのですが、結構テレビってそんなに一日中は見れないものです。肉体疲労が蓄積しているせいか、テレビを長時間見ていると寝てしまうのです。年末はいつもどおり「ガキ使」を見ていたのですが、途中で寝てしまいましていつのまにか持田さんの歌になっておりました。大嫌いな蝶野のシーンと、ダチョウの人が出てくる豆絞りの?シーンは観なくて丁度よかった。アレ、面白いんだろうか。

ガキ使はもうネタ切れなんじゃないかなあ。そのあとの「おもしろ荘」のほうが面白かった。気になった芸人は、脳みそ夫という人がまさかのクラシック音楽ネタだったので(モーツァルトが小学生の女子という設定で、クラスにいるのがベートーヴェンとかバッハとかで、ベートーヴェンがモーツァルトに告るが振られるという内容)、もしかしてラ・フォル・ジュルネに使えるかもしんね。ネタは別に特別面白くはなかったけど。ネタはZAZYとかいう人のほうが好きだ。

まあ、例年のならわしで紅白歌合戦はリアタイでは見なかったんだけど、録画で翌日見た。あれはバナナマンの副音声を聴きつつ見るもの。

今年の紅白、凄かった。冷静に考えてみて。生放送であれだけの出し物を一晩で見せてくれるものなど、世界中にそんなにあるもんなのだろうか。ありとあらゆるジャンル、老若男女が出演し、最先端技術を駆使した舞台装置。アレ、生でNHKホールで見たら凄いだろうなあ。トリセツとSuperfly以外は演歌だろうが何だろうが殆ど全部見てしまった。

色々面白いものはあったものの(水森かおりさん、椎名林檎さん、Perfumeさんなど素直に「すげえ~~」って思った)、一番印象に残ったのが森進一さんの「おふくろさん」で、副音声の久保田アナウンサーが何故か号泣していて。どうもおばあちゃんの事を思い出したらしく「あんまり私、いい孫じゃなかったなあって。こんなことならもっと一緒にカラオケ行ったりコンサート連れて行ったりすればよかった」とか言ってしゃくりあげてて、それを森さんの物まねでヒムコが慰めてて、それを聞いててなんだか物凄くおかしくて、爆笑しながらちょっと貰い泣きしてしまった。あと、乱入した西川貴教さんが客席から一緒に大声で歌ったりしてうるさいので途中で警備員に連行されたのも面白かった。

あと、年末の番組で印象に残ったのが、クラシックハイライトで。昨年あんなに数多くのコンサートに行ったのに自分の行ったものが一個も取り上げられなかった(たぶん)のと、プリセツカヤの「瀕死の白鳥」と(東急シルヴェスターの)シルヴィ・ギエムの「ボレロ」はすげえなって思った。

結局箱根駅伝と実業団駅伝に時間を取られるので、あまり色々見てないんですが(大好きな「相棒」も苦手なひなこさんネタなので、どうも気が進まない)、また何かありましたら感想を書こうかなって思い。

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