クナッパーツブッシュ/パルジファル全曲(1951)Decca

アンフォルタス………ジョージ・ロンドン(バリトン)
ティトゥレル………アーノルド・ヴァン・ミル(バス)
グルネマンツ………ルートヴィヒ・ヴェーバー(バス)
パルジファル………ヴォルフガング・ヴィントガッセン(テノール)
クリングゾール………ヘルマン・ウーデ(バス)
クンドリ………マルタ・メードル(メッゾ・ソプラノ)
聖杯守護の第1の騎士………ヴァルター・フリッツ(テノール)
聖杯守護の第2の騎士………ヴェルナー・ファウルハーバー(バリトン)
アルト・ソロ………ルート・ジーヴェルト(アルト)
第1の小姓………ハンナ・ルートヴィヒ(ソプラノ)
第2の小姓………エルフリーデ・ヴィルト(ソプラノ)
第3の小姓………グンター・バルダウフ(テノール)
第4の小姓………ゲルハルト・シュトルツェ(テノール)
バイロイト祝祭劇場管弦楽団・合唱団
ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)
【録音】
1951年7月、8月 バイロイト祝祭大劇場(ライヴ) モノラル録音
【原盤】
Decca
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パソコンが虫の息なので、ネットが繋がっているうちに更新。なんか今にも死にそうな人に一生懸命遺書書かせている感。
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何を今さら!と思われるかもだが、クナのパルシファルの録音は何種類かあるのである。名盤として名高い有名なフィリップス盤のじゃなくてこれはデッカ盤。よいこのおともだちはきっとご存知だと思うのだが、このCDはタワレコヴィンテージなので塔でしか買えない(他のバージョンだったら買えるのかな)。
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一昨年に行った、あの飯守先生のパルシファル。名演に接したあと酷いパルシファル・ロスに陥り、「やはりクナッパーツブッシュの演奏が近いのでは」と思いつつ(フィリップス盤を)聴いてたんだけど、意外なテンポの早さに「何か違う感」をずっと抱いていたのだった。で、昨年末にたまたまコレが売っていたので、妙にレトロなジャケット(初出時のもの)に心惹かれて購入。
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で。
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なんかこう・・・驚くべきぴったりフィット感。これよこれよね。私が考えてた演奏ってこれなのよね。ゆったり感、神聖感。これぞ私の思っている、欲しかったテンポだった。
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まあ、仕事が忙しくてなかなかいっぺんに全曲聴くことができず、一幕づつとかしか聴いてないんだけど、ホントに素晴らしい。ホッターもナイトリンガーもいないんだけど、歌手の一昔前感が心地よい。そして若々しいヴィントガッセンと年上おねえさん的なメードルがよい。
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録音はモノラルだけど、何と言うかこの落ち着く耳慣れた感じは何だろうと思ったら、プロデューサー&エンジニアはカルショー&ウィルキンソン・コンビだった。ステレオ録音?かと思うくらい優秀で遜色ないと思う。
録音はモノラルだけど、何と言うかこの落ち着く耳慣れた感じは何だろうと思ったら、プロデューサー&エンジニアはカルショー&ウィルキンソン・コンビだった。ステレオ録音?かと思うくらい優秀で遜色ないと思う。
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