画鬼暁斎 幕末明治のスター絵師と弟子コンドル 三菱一号館美術館
三菱地所を見に行こう♪三菱地所を見に行こう♪とか歌いながら参戦(昨日)。暁斎の絵は企画の展覧会等ではよく見かけるものの、まとめて見るのは初めてかも。
今回の展示は暁斎と、その弟子のジョサイア・コンドルに焦点を当てたもの。ジョサイア・コンドルは「お雇い外国人」として来日し、かの有名な鹿鳴館とか岩崎邸とか日本の数多くの建物を設計した建築家である(ざっくりした説明で申し訳ない)。
三菱一号美術館は、もともとはコンドルが設計した三菱一号館という建物をモデルに(老朽化したので1968年に解体)レプリカ再建された建物である。
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さてコンドル。日本愛し過ぎ外国人のさきがけか。写真を見ると今にも「ホワイジャパニーズビーポー!?」とか言いそうな感じだ(んなあほな)。コンドルは暁斎に弟子入りし毎週土曜日にお絵描きのレッスンを受けていたようだが、普通よりかなり高額のレッスン料を支払っていたようだ(パトロン的な)。コンドルの絵の展示もあったけど、インチキ外人風味はぜんぜんなくて、普通に日本人の描いた掛け軸みたいな感じである(うまい)。画号は「暁英」。一瞬「照英」かと思った。
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今回の展示物はまあほとんどは暁斎のものだが、かなり盛りだくさんで点数も多くしかも色々なジャンルに渡っている。まあ鳥とか動物の絵はやや多いのだけど、猫ちゃんの毛とか鳥の羽とかももふもふ感がはんぱない。日本猫、実際はあんなにもふもふしてない。まるで西洋の高級なペルシャ猫みたいな凄いもふもふである。鳥も、あのフクロウ(ミミズク?)のもふもふ感とくるくるした目の表情がなんとも言えず可愛い。魚系も正面から見た鯉の顔がなんともいい。蟹の綱渡りと楽団も、カエルちゃんの戦争?もめちゃカワイイ。動物大好きなんだろうね。.
浮世絵的な?人物画(地獄太夫の絵はまるでSMの女王様のようだ)、腐乱死体の絵とか、春画とか。こんなにいっぱい色々描いてどれも高クオリティ。外國人の方も見に来てたけど、意外とそんなにいなかったなあ。外国人こそ喜びそうな内容なのに。外国人旅行者のみなさん、スカイツリーなんていいから暁斎を見なさいよ。
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春画、実は本物を見たのは私は初めてだ。まあ雑誌とかで見たことはあったんだけど(版画やってたからのう)、あまり・・・描写としては美しいものではないな。こいのぼりの中に入ってその中で♡、的なおもしろい絵もあったものの、大抵はアクロバティックな感じである。絵がちっちゃくてあまりよく見えない上に(目が悪くて)、行列が凄くて(ホワイジャパニーズピーポー!?)あまり覚えてない。カタログ買ってないし。そもそもカタログに載ってるのかどうか不明。
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今回の展示では「夏休みの自由研究でえす」的な必死にメモを取りながら一人で鑑賞してた小学生も見受けられたが、春画はさすがに・・・。なお、お子さんは大人の同伴があれば一応鑑賞は可能のようだ(見せないだろうけど)。
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化け猫ちゃんの絵と一緒に写真を撮れる場所があった。昔だったら率先して撮ってもらったと思うが、やはり恥ずかしくて今回は遠慮。コンドルさんの全身像と並んで写真が撮れるところもあったが、それは撮ってもらった(友人に)。載せないけど。.
ということで、このところ観に行った美術展では一番面白かった。今度「なんでも鑑定団」に暁斎の絵が出てきたら鑑定できそうなくらい沢山見た。あともう少しで終わっちゃうけど、観に行くの躊躇されている方、行く事をオススメする。それと、現在絵を勉強している画学生の方は(もちろん見るだろうけど)かなり勉強になるかと思う。画力が物凄かった。
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友人と何か食べて帰ろうかと思って、前から気になっていた交通会館の立ち飲み屋に入ってみた。とても疲れていたのでピール一杯とたこ焼きでリタイア。しかしたこ焼きは大阪仕込みで大変美味しい上、ビールはプレモルだった(ぷはー)。私がもし会社の帰りに一人で入ってても、みんな見ないふりして下さい。
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