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2015年8月24日 (月曜日)

マーラー祝祭オーケストラ 大地の歌 

ハチャトゥリアン:ピアノ協奏曲変ニ長調
マーラー:交響曲「大地の歌」
井上喜惟指揮/マーラー祝祭オーケストラ
ピアノ/カレン・ハコビアン
今尾滋(テノール)蔵野蘭子(アルト)
(2015年8月22日 ミューザ川崎)
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(前から書いてはいるが、パソコンの調子が非常に悪い。長い記事になると書くのに5時間くらいかかってしまう・・・変換が遅いので。ホント・・・大変なの)
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マーラー祝祭オーケストラさんはマーラー好きな人々なのだろうか(←なんか安易な感想すいません)。初めて聞くアマオケさんである。
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前にも思ったが、「大地の歌」はとても難しい。どうしても歌手とオケのタイミングがずれてしまう気がする。普通に演奏されているのをごくごく普通に聴いているけれど(当たり前だが)、これはきっと大変なことなんだろうと思う。
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で、まずはハチャトゥリアン。全く初めて聞く曲であるし、ピアニストも知らない人である。しかし、頭の中で想像していたハチャトゥリアンのピアノ協奏曲と、ほぼ同じような感じだった。ロシアっぽいような、ちょっとオリエントっぽいような。しょっぱい感じの音楽。(給与計算あけですごく疲れていたので、すいません少しうとうと。でも面白かったです)
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ハコビアンさんはアンコールに自作の曲を弾いた。コンポーザーピアニストなのね。こっちのほうが何故か面白かったす。
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で、大地の歌。
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ここを読まれている(ワグネリアンの)方はご存知の通り、今回のソリストはあらかわバイロイトのヒロインとヒーローである。ただ、いつの間にやら蔵野蘭子様はアルトになっていた。あらかわではブリュンヒルデだったんだけど。まあ、アルトでもワーグナーソプラノの役を歌う方はたくさんいるんだけどね。
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テノールはヘルデンテナーのはずなんだけど。残念、私の席からはオケに埋もれてしまった。とくに第一楽章はテノールには過酷だな。グレの歌とかもそうなんだけど。こういうオケの厚い曲はテノールは難しいね。
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(長く書けないのでこの辺で終楽章へ)
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この長い曲の半分は終楽章で、アルトが歌うことになるんだけど、蘭子様はさすがにドラマティクな表現で大変素晴らしかった。オケもさすが「マーラー」とついた楽団という感じで、マーラーに対する愛を感じられた(じぃぃぃん)。尻上がりによかった。蘭子様のチャイナ風ターコイズブルーのドレスも素敵でした。

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