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2015年5月31日 (日曜日)

シマノフスキ/ロジェ王 ROH パッパーノ/ホルテン演出 (2015)

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夕べの夜中にポーランド・ラジオでロイヤル・オペラが今月だか上演した「ロジェ王」を放送するというので、目覚ましかけて起きてみたら時間を間違えていた。半分だけ聴いたけど、YouTubeではもう映像までUPされており(なあんだ)。夕べの睡眠時間を返してほしい。
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ということで、映像も見た。あの、新国立で上演された「死の都」を演出したカスパー・ホルテンの演出。だもんで、何となく似てるところもある。面白い。舞台に鎮座するデカ頭をひっくり返すとロジェ王のおうちなのね。あの頭、よく作ったなあ。
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演出も凄いし、パッパーノの指揮も素晴らしいし歌手もいいのだけれど、とにかくシマノフスキの音楽が物凄い。不思議な魔法みたいな、ゴブラン織のような官能的でエキゾティックで複雑怪奇な音楽。生で聴いたら鼻血出すかも。
(このオペラは、ポーランド語だし演奏も難しそうなので生で観るのは無理そうだなあ・・・本場に行かない限り)
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画像も綺麗で音もなかなかよいので、ヘッドフォンして見てるとロイヤル・オペラハウスにいるみたいな錯覚を起こし(昔、一回だけ行ったけどのう)、一緒に拍手しちゃう。タダでこんなの見せてくれてなんて太っ腹なんだROH。
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映像は前置きが長いので、30分くらいから見るとよろし。

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2015年5月30日 (土曜日)

ネットラジオでポーランド音楽を聴く53

相変わらずパソコンの調子が悪いのでスマホで鑑賞。
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フランシチェク・ブレジンスキ(1867.9.6~1944.8.6)ヴァイオリン・ソナタ
Franciszek Ksawery Brzeziński Sonata D-dur op. 8, wyk. Magdalena Rezler-Niesiołowska –skrzypce, Alina Hayn – fortepian;
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ロマンティックでとてもいい曲だ。ちょっと童謡の「ちょうちょ」のメロディが頻出するが。凄く好きだ。CDほしい。(Acte Prealableから出ているようだ。丁度よく塔にあればいいけど。)
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ヨゼフ・ヴワディスワフ・クログルスキ(1842.1.9~1815.10.12)ピアノ協奏曲
Józef Władysław Krogulski Koncert E-dur na fortepian i orkiestrę, wyk. Regina Smendzianka – fortepian, Orkiestra Polskiego Radia w Krakowie, dyr. Jerzy Gert
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普通の昔のピアノ協奏曲。ま、どうでもいい。
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イグナツィ・コモロウスキ 歌曲集
Ignacy Marceli Komorowski i Wilhelm Troschel Pieśni do słów Teofila Lenartowicza, wyk. Olga Pasiecznik – sopran, Natalia Pasiecznik – fortepian
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心に沁み入るようなポーランド歌曲集。ソプラノの声も美しい。
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エマヌエル・カニア(1827.3.26~1887.3.16) トリオ・ソナタ
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Emanuel Kania Trio-Sonata g-moll na fortepian, skrzypce i wiolonczelę, wyk. Maria Szwajger-Kułakowska – fortepian, Andrzej Grabiec – skrzypce, Paweł Głombik – wiolonczela
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出だしは何となくシューベルトの魔王っぽいかなと。あとはふつうに色々な作曲家の影響を受けた昔の室内楽。つか、前に聴いたことあるなあ。
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ウィトルド・マリシェフスキ(1973.7.20~1939.7.18)交響曲第3番
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Witold Maliszewski III Symfonia op. 14, wyk. Narodowa Orkiestra Symfoniczna PR w Katowicach, dyr. José Maria Florencio
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Maliszewski もともとロシアの人でリムスキー=コルサコフに学んだようだがボリシェヴィキの迫害を逃れてポーランドに出国したとゆー。ワルシャワ音楽院でルトスワフスキの先生もしてたらしい。
曲は・・・やっぱりなんちゃってチャイコフスキーという風情だが、カルウォーヴィチほど「まんまやんけ」感はない。物悲しいポーランド風なメロディとチャイコ風のオーケストレーションの合体。なかなかいい曲である。ちょっと泣けた。日本語ウィキペディアに項目があるのでちょっとは有名なのかな?
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YouTubeで聴ける。
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先日、会社の役員が退任するのでスポーツバーで謝恩パーティが開催された。初めてダーツをやって、「naoちゃーん」などと男子社員の大声援を受けながらも超絶ヘタクソで、何位か忘れたけど景品の電気たこやき機を貰った。なんかどーでもいい景品ばっかりだったのに、自分が欲しいものが貰えてびっくり。
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でも。
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T0131carrythumb1431796010774628 よく考えてみたらタコ自体買うと結構高い気もするし、ウチの近所には「銀だこ」と「あほや」ってたこ焼屋があるんだよね。ちょっと歩けば「頑固蛸」(ここはホントにうまい。一回しか食べたことないけど)もあるし。ウチで頑張って作るメリットは何。作りたてを食べられるってことくらい? ちなみに今日の夕飯はサバの竜田揚げの予定。

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2015年5月24日 (日曜日)

おうちでイカ墨パスタ

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GWに友人に貰った「イカの黒作り」。何でもイカの塩辛にイカスミを加えたものだそうである。
黒いのである。とにかく黒い。味は塩辛である。
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これでお手軽におうちでイカスミパスタができる(と、友人が言ってた)。
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<作り方>
・パスタ 100gくらい?
・塩 パスタを茹でる時用
・イカの黒作り(「泉吉」という会社のもの。)
・にんにく ひとかけ(薄切り)
・玉ねぎ 2分の1個(薄切り)
・赤パプリカ 2分の1個
・オリーブ油 大さじ3
・バター 大さじ1?くらい
・鷹の爪 1個
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以上、イタリアンの作り方のセオリーにのっとり、つくる。パスタを茹でる時以外の塩はいらない。
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黒作りはあまりに黒いので、沢山入れるのを躊躇してしまい、あんまり出来上がりは黒くならなかった。でもバターの塩味があるので、これくらいでちょうど良かったかも。おいしゅうございました。
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実は今日はポーランドラジオ・シリーズを更新しようと張りきって記事を書いていたのだが、途中でソプラノのあまりの高音にPCがフリーズしてしまい、保存できなくて泣く泣くあきらめた。「アーーーーアーーーーアーーーー」と止まらず、けっこう恐かった。
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それはそうと、いよいよTwitterを始めようと思ったら、どうも私の携帯番号が他の人に使われているみたいで登録できなかった。それほど熱狂的にやりたいわけでもなかったので、いいんだけど。

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2015年5月22日 (金曜日)

オーケストラ・ニッポニカ 1958年の交響作品撰

Concert20150517_1_a_3芥川也寸志:エローラ交響曲(1958) 
三善晃:交響的変容(1958) 舞台初演
武満徹:ソリチュード・ソノール(1958)
矢代秋雄:交響曲(1958)
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指揮/野平一郎
オーケストラ・ニッポニカ
(5月17日 紀尾井ホール)
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今週は給与計算の週だったので忙しくてちっとも更新できない。家帰るの夜11時過ぎとか。だもんでずっと感想も書けず。やっと今日は定時に帰ってきた。が、明日は出勤予定なり。
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で。先週の日曜のコンサートの感想。(正直かなり忘れている。)
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おお、作曲家の名前にカタカナが一個もない。こんなコンサートは生まれて初めてである。大丈夫なんだろうか。アウェイ感がハンパない。
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たまたま知人(の知人)から回して頂いた券。正直言って大冒険。でも、一応日本人なのだから、(ドイツもんやポーランドもんばっか聴かないで)日本人の作品も聴かなきゃね・・・と意気込みだけは大いにあったのだが、少々不安。
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でもまあ、聴いてみたらそんな心配するほどでもなかった。
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まずは。芥川さんの作品から。
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芥川也寸志。芥川龍之介の三男である。ちなみに次男の芥川比呂志は俳優である。どっちも(客観的に見ても)イケメンである。どっちかっつーと比呂志さんのほうがお父さんに似てるかと。神経質そうな感じが。
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今回演奏のエローラ交響曲。インドの世界遺産、エローラ石窟寺院群を訪れた際の印象より作曲されたということらしい。実は私、この世界遺産を実家にいた頃にNHK-BSかなんかで見て、いつか行きたいなと思っていたのである。ただ、何ていう建物なのか全然忘れていたのだけれど。
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275pxellora_cave16_001 普通、寺院は何もないところに建物を建築して出来上がるものだが、エローラは逆で、岩山を掘って建造物を作っているのである。なんとカッコイイのだ。軍艦島と張るくらいのカッコよさ。テレビで見てこんなにカッコイイのだから、本当に行って見たらどんなに感銘を受けるだろう。全く楽才のないあたしでもシンフォニーを一曲書けちゃうかもよ。(んなこたあない)でも、スケッチはしたいなあ。
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で、曲の素直な印象。さすがは芥川龍之介の遺品のストラヴィンスキーのレコードで育っただけあって、なんかストラヴィンスキーの匂いがそこはかとなく。ダイナミックで意外と聴きやすい。ウィキペディアにあるようなエロティシズム云々はさっぱりわからんのだが。まあ、芥川はせいぜい「砂の器」くらいしか知らんので、こんなもんだわ、あたしの感想なんて。
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二曲目、三善晃。アニメ「赤毛のアン」の作曲家である。パリのコンセルバトワールで学んだということで、どんな作品でも何かシャレオツな風味に感じる。今回聴かせてもらった曲は、全然関係ないけれど何だか私の好きなアルバン・ベルクの作風に似てるかなと思った。だもんで、前半二曲は意外と聴きやすく、全く眠くなることなく聴けた。大変喜ばしいことだ。
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休憩後。世界的なネーム・ヴァリューでは日本一の作曲家ではないかと思われるタケミツ。何でそう思うかっつーと、ピアノコンクールなんかで外人のコンテスタントが普通に弾いてくれちゃってるからである。
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しかし。
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なんか今回の演奏会の曲は正直あんまり覚えてない。何日も経ってしまったからだろうか。聴きながら考えていたことは、今度どっかで演奏される「ファミリー・ツリー」の語りの人は決まったのだろうか・・・ということで。決まってないんならまた遠野さんでやったらいいんじゃねえの?少女の頃の遠野さんも懐かしいけど、あんなんなっちゃった現在の彼女でも面白そう・・・とか。(どうも決まったらしい・・・日フィルのサイトより)
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最終曲、矢代秋雄。すいませんお名前しか存じあげなくて、作品聴くのまったく初めてである。マニアの間ではネ申的存在である・・・らしい。この人もパリのコンセルバトワールで学んだ人らしく、ナディアたんにも学んだという。曲の印象としては、非常にトゥランガリラである。メシアンの授業も受けたらしいし。トゥランガリラと同じようなメロディも頻出する。最後の楽章など響きがまるでオンドマルトノ。どうしたらあんな響きになるんでしょう。不思議不思議。
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野平さんの指揮はきびきびして、(素人目に見て)とても見やすそうな感じだった。オケの女性は緑や濃い青の服で揃えていたようで、私の好きな色だった。たまたま私も当日似たような色のスカートだったなあ。
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こんなマニアックな曲目にも関わらず、小さめのホールだけどなかなか盛況で。かなり盛り上がった演奏会であった。観客もなんか濃いなあ・・・自分がなんだか凄く薄い人のように感じた稀有な演奏会であった。女子トイレはガラガラだった。
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こんな貴重な演奏会に行かせて頂き、どうもありがとうございました。・・・ってこんなブログ読んでないと思うけど。

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2015年5月12日 (火曜日)

美味しいけど教えたくないパン屋

会社の近くに、パン屋を発見したんだが。
これが結構人気店で。
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人気すぎて行列もできてしまうというので、あえて店名はふせる。混んだら困る。なにしろ5人も入るといっぱいになってしまうほど狭小なお店なので。
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しかも安い。今朝、ちょっと早く出社して買いに行ったよ。運が良くてまだ行列はなし。でも店に入ったらすぐに店内はお客さんでいっぱいに。
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惣菜パン、こんなに買っても480円。ヴォリュームたっぷり。メンチカツバーガー、ちゃんとしっかり作ってある感。歯ごたえさくさく。手がかかってるよな~。

アップルパイ、形からアップル。朝買って昼食べても皮はさくさく。リンゴもしっかりしてて沢山入ってる。しかもカスタードクリームも入ってる。どんだけ手がかかってるんかと。
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ポテトとバジルの入ったパンもウマー。ジャガイモがまだ完全に崩れてないのもいい。
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ちっちゃいお店なのに品ぞろえは豊富。店名は教えないぜ。

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2015年5月 5日 (火曜日)

LFJ2015 BCJ カンタータ2曲

J.S.バッハ:カンタータ「神の時こそいと良き時」 BWV106
J.S.バッハ:カンタータ「天の王よ、よくぞ来ませり」 BWV182
ドロテー・ミールズ (ソプラノ)
青木洋也 (アルト)
ハンス・イェルク・マンメル (テノール)
ドミニク・ヴェルナー (バス)
バッハ・コレギウム・ジャパン
鈴木雅明 (指揮)
鈴木優人 (チェンバロ)
(5月4日 ホールC)
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前日、さんざん神に召されてきたのにまた召されてしまった。どんだけ召されたら気が済むのか。
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今年のLFJに行っておいて、一回もBCJに行かないのもどうかな。と思って。鈴木パパと王子の共演。
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初めてなのBCJ。鈴木王子は先日、サントリーホールで遊ぼうのとき横浜シンフォニエッタ振ったのは聴いたけど。鈴木パパは初めて。
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BCJって勝手な想像でおっさんばっかなのかと思ったら(ごめんなさい)、結構新入社員っぽい若いおにいさんも多いのね。
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今さらなんだけど、BCJなんか凄い。独唱者以外は日本人っつー。それって凄い。しかも、ヨーロッパの有名なレーベルから普通にCD出てるし。普通にヨーロッパに演奏しに行ってるし。キリスト教の音楽を日本人が演奏して高い評価。
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マタイに行けなかったので、どういう演奏だったか想像するしかないんだけど、コルボのヨハネの時とは違ってもっと人数が絞られていて、ロマンティックな演奏というよりは本来の教会音楽として切り詰められた演奏だったんじゃないかな。日本人が本来っぽいってのもなんか不思議だけど。
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想像で発言してごめんなさい。マタイは聴いてないのに。
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演奏中、実はこの人たち全員仏教徒だったりして!とかなんか下世話なことを色々考えてしまったが、演奏は全然違和感なくバッハしか感じないのは不思議だ。合唱、少人数でもなかなかいいなって思った。リコーダーの音がなんか懐かしかった。
いずれはちゃんと一万円だか?お金を普通に払って、今度は愛するマタイに足を運んでみたいな。ま、今回はお試しサイズということで。
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今年の有料コンサートはこの演奏でおしまい。バッハを沢山(でもないのかな)聴けてよかった。
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いつも一人でLFJなので、有料演奏会終わってから友人をさそって無料演奏会へ。
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友人は来る途中「なんか派手目な白いモーツァルトみたいな扮装の人を見かけた」だの「なんか町娘的なコスプレをしている集団を見かけた」だの言ってた。私でさえもムッシューP会ってないのにずるい~~。コスプレ集団は「カルメン」の合唱団のようだった。
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色々見聴きするも、屋台はやっぱり激混みだったため、近くのイタリアンへ。『最近、泥酔するとバッハのマタイ受難曲への愛を語りまくって人を困惑させるので今日はしない』と心に誓ったのだが、ダメだった。10年以上付き合いのある友人が実はクリスチャンだとわかり、「えーじゃあもしかしてキリスト好きなの??すごーい、嬉しい!!」などと、まるで密かに好きだったアーティストが被ったくらいの喜び。
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私「えー、じゃあさーキリストが張りつけになるじゃん、洋服とかユダたちが取り合いして、ぱんつだけは布が分けられなくてくじ引きしたの知ってる??」友「うーん??」 私「でもさー、あんまりキリストのことわかんないんだよね。今回結構勉強したんだけど。なんかいい本ないかなあ??」 友「そりゃ・・・聖書じゃないの?」
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しかし聖書を読むなんて敷居が高すぎる(ウチ、真言宗なので)。友「じゃあ『聖☆おにいさん』を全巻貸してあげる」(注:マンガです)楽しみだ。これでもっと受難曲がわかるようにな・・・らないかな?
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国際フォーラムに戻ってまたビールを飲んでいると、人々が何やら行列を作っていたので「もう演奏は終わったのに」と訝しがっていると、どうも会場を飾っていたポインセチアやカーネーションを配っているようだった。別にいらないや、って思ったけど酔った勢いで写真のような可愛いピンクのポインセチアを貰ってしまった。
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今は反省している。(ウチ、日当たり悪いもんで)

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LFJ2015  レミ・ジュニエ/バッハ ピアノ協奏曲第5番 他

J.S.バッハ:ピアノ協奏曲 第5番 ヘ短調 BWV1056
ペルト:ベンジャミン・ブリテン追悼のカントゥス
ブリテン:ラクリメ
スーク:セレナード op.6
レミ・ジュニエ (ピアノ)
鈴木康浩 (ヴィオラ)
オーヴェルニュ室内管弦楽団
ロベルト・フォレス・ヴェセス (指揮)
(5月4日 ホールC)
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朝10時の開演。前日11時過ぎ帰宅だったので、結構ハードだ。まあ有楽町まで30分くらいなので(←都会人を自慢)大したことないか。
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なんだかヘンテコなプログラムである。「涙」をテーマとした選曲だというが・・・まあいいや。前日ヨハネ聴けなかったペルトの曲も入っているしよしとしよう。
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昨年ラフマニノフ弾いたレミ君にまた会いたくてこのコマ取ったんだけど。だって他の取れなかったんだもん。前回はあんまり見えなかったので今回は前から3番目をゲット(えへ)。
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レミ君登場。なんだ天使か。バッハを弾いている姿はまるで大天使ミカエルのよう(よく知らんが)。くるくる巻き毛。ピアノは普通にスタインウェイ。この曲は(メジャーな曲じゃのう)ヴァイオリン協奏曲版のCD持っている。バッハって間違えると目立ちそうで難しい。しかしさすがはレミ君、気品のある演奏。育ちがよさそうだ。
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でも。バッハもいいんだけど、本当はショパンとか聴きたかったなあ。来年も来てね。
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2曲目ペルト。ペルトは好きなんだけど、正直どれも同じように聴こえる。鐘の音がカンカン。弦楽ざわざわ。この曲もそんな感じ。ただ、人生初ペルトだもんでうれすい。うーん素敵だ。ちょっとお疲れの体に沁み渡る。
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3曲目ブリテン。読響のもじゃもじゃヴィオリスト登場。正直この曲はイギリス音楽好きにも辛い。最後のほうやっとダウランドさんのメロディになってホッとする。無調苦手なもので。
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スーク(スク)については「スーク・トリオの人だよね」と勝手に解釈していたら、それはこの人の孫の事だったらしい。ややこしいのう。まさかどっちもウィキペディアに名前載るとは親も思わなかったようだ。アメリカ人やお笑い芸人みたいに「なんとかジュニア」とかにすればいいのに。
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セレナードという曲は初耳だが(っていうかスーク自体曲を聴くの初めて)。とても美しい曲で、なんか途中涙が出そうだった。オーベルニュの弦も美味しい水のように澄んでいて綺麗。カルウォーヴィチに雰囲気的に似ているかも。あれも好きだわ。指揮者は力のこもった指揮ぶりで(力が入り過ぎてちょっとけいれんぽくなってて恐かった)いい指揮者なのかな、と思った(よくわからん)。
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色々聴けて、発見も多いコンサートだった。スーク、もう一度聴きたい。

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LFJ2015 コルボ バッハ/ヨハネ受難曲

バッハ:ヨハネ受難曲BWV245
ローザンヌ声楽・器楽アンサンブル
ミシェル・コルボ (指揮)
(2015年5月3日 ホールA)
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なお、プログラムに独唱者の表記がなかったので、ローザンヌ・アンサンブルのサイトより引用。
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Dimanche 3 mai 2015, 20h30, Hall A
Bach, Johannes-Passion BWV 245
Marie Jaermann, soprano
Jean-Michel Fumas, contre-ténor
Tilman Lichdi, Evangéliste, arias, ténor
Farbice Hayoz, le Christ, baryton
Manuel Rebelo, Pilate, arias, baryton
Ensemble Vocal Instrumental Lausanne
Direction Michel Corboz
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今年も逝ってきた、コルボ先生の宗教曲シリーズ。私はもう3年目か。今年もめでたく成仏してきた。王子のマタイは券取れず、裏番組のペルトに大いに後ろ髪を引かれたりしたものの、結果的には大満足な公演であった。
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前日、あの素晴らしいブラームスのピアノ五重奏で舟こいでしまったので大いに反省。夜8時半の演奏会に備えて、昼間はNHKFMの放送で我慢し(でも、アイーダ見たかったなあ・・・)、夜だけ出撃した。お陰であの大曲でもまったく眠くならず。
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それにしても。マタイじゃなくてヨハネであれだけの人が集まって、みんな対訳まで買って(あたしも買った。持ってるCD対訳ついてなくて)、必死に追いながら聴いている様は、どこの宗教団体かと。いや、キリスト教か。
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まあ、よくわかんないで聴きに来た若者も多いと思われ。ちょっと前勉強してきたオナゴたちの会話を耳にした。「キリストがユダに騙されて・・・どーのこーの」「え、じゃこのエヴァンゲリストってのは何なの?」「え・・・預言者?かな?」 少し違うかな。でも努力は買う。
あたしもあまりよくわからんで臨んだ。人生初ヨハネだ。でもマタイだって2回しか生聴いてないし。
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本日は一階席前から16番目で鑑賞。なかなかよく見える~と喜んでたら、開演直前に前の席にでっかい頭の男の人登場。エヴァンゲリススト様殆ど見えず。スクリーンで鑑賞。
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それにしてもまあ、よくコルボ先生はいらっさったものだ。もう80歳超えてるときく。歩みはさすがによろよろと少し足を引きずってたものの、指揮を始めたらそんなの全然忘れちゃうくらい。椅子は用意されていて座ってらしたけど、気分が乗ってくると?立ちあがって指揮。すげえ。
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いつもながら、合唱のうまさ、まとまりには舌をまく。いつもは少年合唱の録音を好んで聴いているので、大人だと耳ががっかりしてしまうこともあるのだけど、この合唱団はがっかりしない。人数少ないのも一人ひとりが実力のある歌手の集まりだからなんだろう。
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毎年の事ながらなんて美しい。
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独唱者はどの人も魅力的。エヴァンゲリストのテノールの人の美声は奇跡的。ヘフリガーを超えるエヴァンゲリストはいない!(ごめん、ヘフリガーのしか知らないんだけど)と思ってたけど、声の美しさ、表現の多様さにおいて遜色ないと思う。もうそこでキリストの受難を見ているような。
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(モーツァルト歌ってるのを貼っとく)
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カウンター・テナーの人もびっくりするくらい綺麗な声だった。外見は往年のアンドレアス・ショルみたいな?感じでよかった。ツイッターを色々漁ってると、「どう見ても男なのに!声は女!びっくり」みたいなのが多くて面白かった。米良さんだって日本にいるのにね。
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ソプラノの人も可憐な美声でよかった。外見も美しかった(関係ないんだけど)。好きな声だ。モーツァルトのオペラアリアとか色々聴きたい。
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ヴィオラ・ダ・ガンバ弾いてるおねいちゃんも綺麗だった。ソロ素敵だった。
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耳で聴くもの、目に入るものすべてが美しくて、日本でしかも劣悪Aホールで聴いていることなどすっかり忘れ、心はヨーロッパのカテドラルだった。なんかドラえもんかなんかが道具を使って、ヨーロッパで行っていることをそのまんま切り取って持ってきてくれたみたいな奇跡。まあ、本当はマタイを聴きたかった(コルボさんの指揮で)けれど、ヨハネも十分美しい奇跡の傑作であると思った。
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演奏終了後は当然大拍手で。スタンディングオベーションもちらほら。オケや合唱団がはけたあとも拍手は鳴りやまず。最後はコルボさんがちょこんと出てきて拍手にこたえ、終了。いやほんとお疲れ様でした。来年もお元気で来て頂けるよう、心の底からお祈りしております。
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今回、コルボさんはバッハどうも連れてきてるみたいだったんだけど(パンフレットに書いてあった)、バッハの他にキリストの弟子が2~3人来てるかな?みたいな演奏だった。

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(もしCDを入手されるのであれば、塔で限定盤ですがかなり安価で売っているので、そちらで購入したほうがいいかと。蛇足ですが。2015.5.6)

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2015年5月 2日 (土曜日)

LFJ2015 ブラームス/ピアノ五重奏曲

ブラームス:ピアノ五重奏曲へ短調 op.34
田部京子(ピアノ)
プラジャーク弦楽四重奏団
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えーと、珍しく室内楽。
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一日目、ひとコマしかコンサート取ってなかったので、一昨日会社の帰りに購入。しかし、ちょっと見間違えてしまって、前のコンサートと時間が一時間以上あいてた。どうやって時間をつぶそう。
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とりあえず、地上でごはん。屋台で何か買っても(今日はロコモコ丼の具をトルティーヤで包んだものを買った。美味しかったけど顔がケチャップだらけになった)座るとこがない。もう・・・なあ。LFJに行ったからって、屋台にこだわるのはもういいかなって思う。交通会館でひょっとこラーメンでも食べたほうがいいかと(しかし、それも混んでるかも)。混み過ぎ。
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で、タベキョンさんのブラームスである。ブラームス、実は大好きなのもあれば全く受け付けないものもある。この曲は結構いいかなって思ってる。
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田部さんは初めて見たんだけど、写真なんかで見る美しく伸びた白い腕とかそのままだし、ホント背の高い美しい人である。ちょっと席が遠かったので、そこで見た感想だけどね。
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田部さんは他の四重奏団とこの曲をレコーディングされているので、得意な曲なんだろう。ブラームス若き日(まだイケメンだった頃)の匂いがぷんぷんする傑作である。
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プラジャーク四重奏団はずいぶん昔から来日したり活躍してる印象。私が画学生の頃、学生オケのヴァイオリンの友人が聴きに行ったという話をしていたので、それで名前は知ってる。
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本当に素晴らしい演奏で、最終楽章なんかスリリングだった。このコンサートに行ってよかったと思った。ただ、何だか昼間周辺をあちこち歩き回り過ぎてくたびれてしまってちょっとうとうとしてしまった。明日はこんなことないようにしよう。ただ、初めてナマで聴くのにこんなにいい演奏でよかったなあ、有難いなあって思った。ルービンシュタインとかポリーニとかCDを聴いてみたいな。
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その他、本日タダで聴いたコンサートのブラームス(ザ・ピンクバッカス)もよかった。交響曲第1番全部やればいいのに。洗足学園のダフクロも迫力があってよかった。いずれも舞台の後ろから聴いたんだけどね。
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カルミナ四重奏団との録音↓

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コンサートとは全く関係ないけど一日歩き回っていて、かなり激しい夫婦喧嘩を3回も見た(有楽町で2回、うちの近隣の駅で1回)。GWでたまに一日出歩くと喧嘩しちゃうんだろうなあ。

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LFJ2015 ハート直撃コンサート

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ショーソン:詩曲
ショパン:ピアノ協奏曲第2番
プッチーニ:「ジャンニ・スキッキ」より「私のお父さん」
プッチーニ:「ボエーム」より「私の名はミミ」
ドニゼッティ:「愛の妙薬」より「人知れぬ涙」
ヴェルディ:「ラ・トラヴィアータ」より「乾杯の歌」
イレーヌ・ドゥヴァル(ヴァイオリン)
クレール・デゼール(ピアノ)
アマンダ・パビアン(ソプラノ)
アレッサンドロ・リベラトーレ(テノール)
ロベルト・トレヴィーノ指揮/シンフォニア・ヴァルソヴィア
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ラ・フォル・ジュルネ、一日目。実はもう物珍しくもないのでそんなに色々見たりしない。何も買いたいグッズもない。普通にコンサート見るだけである。
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ラ・フォル・ジュルネらしいコンサートは今まで避けていたのだが、今回泣く泣く券を取った。「歌もの」とショパン2とポーランドのオケときたら行くしかない。何か盛りだくさんである。時間的には短いんだが。
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LFJの発明者であるルネ・マルタンを本日初めて見た。フランス語をしゃべってた(フランス人だから)。ところどころしかわからない、ボンジュールとか。あたしの語学力なんてその程度。
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当初、(私が券を買った時点では)ピアニストは決まってなかったんだが。私はどんな見知らぬ(しかし、現地では旬の)ピアニストがキャスティングされるのか楽しみにしていた。
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しかし。
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前からよくLFJには出ているような、コンセルバトワールの先生みたいな容貌の(いや、現にそうらしい)、正直あんまりフレッシュでないピアニストが現れて。
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ちょっとガッカリ。
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いや、演奏はよかったですが。
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で、正直なところショーソンはあんまり聴いたことなくて(←ええ~~?)
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何の為にこのコマ取ったのわからない。
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でも、我がシンフォニア・ヴァルソヴィアのショパンはほんとに「おらが国の音楽」って自信に満ち溢れててよかったでした。
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で。
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ほんのちょっとアリアを歌ったソプラノとテノール。ソプラノさんは何か今まで出てたヴァイオリニストとピアニストがとってもスタイリッシュな女性だったので、その「体が楽器です」体型にちょっと聴衆引いてた。オペラ歌手見慣れてるはずのあたしも引いてた。しかも、紹介文にはコロラトゥーラ・ソプラノと書いてあったのに、どう考えても違う気がする。堂々たる声であった。
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テノールの人は前もって調べてて、ずいぶんDVDのオペラ収録等では活躍している方のようで。ホントに美声であった。まあお二人ともこのデカイホールはちょっと気の毒だなあとは思ったけど(後ろのほうのお客さん聴こえたのかな?)。
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結局アンコールで乾杯の歌をもう一回歌ってくれて、結構盛り上がった風味。

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